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花巻市議会 会議録 平成13年  9月 定例会(第5回)-09月17日−02号

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  1. 花巻市議会 2001-09-17
    花巻市議会 会議録 平成13年  9月 定例会(第5回)-09月17日−02号


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    平成13年  9月 定例会(第5回) − 09月17日−02号 平成13年  9月 定例会(第5回) − 09月17日−02号 平成13年  9月 定例会(第5回) 平成13 年9月17日(月) 議事日程第2号 平成13年9月17日(月) 午前10時開議  第1 一般質問   (1) 阿部一男君   (2) 阿部裕至君   (3) 鎌田芳雄君 本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問   (1) 阿部一男君   (2) 阿部裕至君   (3) 鎌田芳雄君 出席議員(32名)    1番  照井明子君      2番  大和一信君    3番  川村伸浩君      4番  阿部裕至君    5番  高橋惠一君      6番  高橋好尚君    7番  戸田 努君      8番  久保田春男君
       9番  小原昭男君     10番  名須川 晋君   11番  笹木賢治君     12番  大石満雄君   13番  戸来 諭君     14番  箱崎英喜君   15番  藤井英子君     16番  佐藤忠男君   17番  古川昭蔵君     18番  高橋安之君   19番  永井千一君     20番  柳田誠久君   21番  鎌田芳雄君     22番  菅原孝二君   23番  平賀大典君     24番  鎌田正旦君   25番  佐藤かづ代君    26番  阿部一男君   27番  高橋 毅君     28番  照井 早君   29番  狩野隆一君     30番  和田幹男君   31番  齋藤政人君     32番  畠山幸治君 欠席議員   なし 説明のため出席した者  市長     渡辺 勉君   助役     佐々木政弘君  収入役    山口紀士君   教育委員長  佐藤昭三君                 選挙管理委  監査委員   太田代誠二君         菊池二十二君                 員会委員長  農業委員会         菅原愛助君   総務部長   高橋 勲君  会長                 市民生活  企画部長   佐藤忠正君          似内久展君                 部長  保健福祉         佐藤 定君   産業部長   平賀 巖君  部長  建設部長   平賀 實君   教育次長   小原 守君  水道事業           参事兼         内舘勝人君          佐々木 稔君  所長             総務課長                 学校教育  財政課長   伊藤隆規君          照井善耕君                 課長 会議に出席した事務局職員及び会議録調製者  事務局長   川村英夫    次長     鎌田裕一  副主幹兼         高橋信宏    調査係長   千葉達哉  議事係長  書記     姉帯 工    書記     冨手花代子  書記     小田島誠志             午前10時00分 開議 ○議長(鎌田正旦君) 皆さん、おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の会議は議事日程第2号をもって進めます。 ○議長(鎌田正旦君) 日程第1、一般質問を行います。  議長に発言通告書が提出されておりますので、順次質問を許します。  念のため申し上げます。  先例により、質問時間は1人につき答弁を含めて60分以内、また関連質問は質問者と同会派の1人に限り、質問の時間10分以内となっております。議員各位の御協力をお願いいたします。  それでは、最初の質問者、阿部一男君。(拍手)     (阿部一男君登壇) ◆26番(阿部一男君) 社民党の阿部一男でございます。  9月議会のトップバッターに指名されました。早速通告に従いまして質問をいたします。当局の要を得た答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、まず最初に花巻市の雇用対策並びに起業化支援センターの問題について質問いたします。  7月に全国の失業率が5%、330万人を超えたことが報道されました。花巻職業安定所から聞きますと、岩手県でも同じ傾向にあるということでございます。特に県内の職安では有効求人倍率は0.44と過去最低の数字であり、全国ワーストスリーに落ち込みました。企業の合理化が相次いでいる花巻地区ではそれが0.22倍と県内でも最悪になっております。  今小泉内閣は構造改革を進め、大企業も含めリストラ、人員削減が横行しております。労働者が職を失うということは生活の危機に陥るということであり、家庭の崩壊など大きな社会問題につながるものです。それだけに今次々に連鎖反応のように行われるリストラ、解雇について私は余りにも安易に企業の単年度経営が赤字だからというようなことで労働者の解雇に踏み切る経営者の姿勢には、企業はもっと社会的責任を果たすべきではないかと感じるものです。このような深刻な雇用情勢でもあり、国も本格的に対応するとしておりますが、花巻市としても可能な限りの対応を求めるものです。  そこで、花巻市としての雇用対策についてであります。花巻市では教育や介護、環境などの分野で地域の雇用が増加するよう、職業安定所など関係機関と連携して雇用拡大に取り組む必要があります。また、市の公的就労事業として生活関連道路、公園などの公共施設整備、学校校舎の改善など地元業者の雇用が拡大になる地域密着型の事業として取り組むべきと思いますが、御所見をお伺いいたします。  また、IT関連事業が軒並みリストラ策をとっておりますが、花巻地域でIT関連事業がどういう状況にあると把握しているのかもお聞きいたします。  次に、花巻市起業化支援センターについてであります。起業化支援センターは平成8年に地域の雇用創出と市内に独立して開業する企業の育成を図るため設置されました。そのため市は起業化支援センターに技術交流室、試験研究室のほか、13棟の貸し工場を設けているところです。  しかし、この7月に当センターに入居の有限会社ミクロワークス社で工場閉鎖、全員解雇問題が起き、賃金未払い、労働基準法違反の問題が発生しました。この事件は花巻市の重要施策である起業化支援センターの抱える問題点を浮き彫りにしてくれました。  そこで、花巻市はまず第一に入居企業に対して労働基準法、労働安全衛生法を守るという誓約書を求めることが必要と思いますが、この点についての所見をお聞きします。  また、入居事業所が労働基準法などを守っているかどうかについて、市は関係機関、いわゆる労働基準監督署などと一緒に定期的に点検する必要があると思いますけれども、この対応についてお聞きします。  そして、さらに市は商工会議所加盟事業所などにも労働基準法及び労働安全衛生法遵守の申し入れを商工会議所に行うこと。並びに市の請負契約業者、たくさんございますが、その業者に対して労働者保護の視点から労働基準法、労働安全衛生法などを守るよう対策をとるべきだと思いますが、どうでしょうか。この点についてお聞きします。  次に、農業問題についてであります。1つは米の緊急需給調整対策についてであります。米余りに対応した緊急総合米対策は、ことしの生産調整面積を全国で過去最大の 101万ヘクタールに拡大したのに加え、豊作時には最大5万ヘクタール追加することにしました。ねらいは需給バランスの均衡による価格の維持安定でございます。花巻市の生産調整面積は2,716ヘクタール、実施は2,821ヘクタールで、105ヘクタール過剰となりました。今県内の米の作柄はやや良であると判断され、緊急需給調整対策が発動されることになりました。花巻市に緊急需給調整対策として配分されるのは143ヘクタールであり、そのうち100ヘクタールについては特別調整水田に配置し、残る43ヘクタールについては、えさ米として販売するという方向でございます。  そこで、えさ米とすることしの場合、市内の農家負担は幾らになるのか。これにどう対応するのか。また市としてこの農家負担について肩がわりをする負担軽減措置はとらないのかどうか。このことについてお聞きします。  次に、転作小麦についてであります。転作小麦は将来本作化を進める作物として位置づけられております。13年産小麦は市内で478ヘクタール作付されまして、95万5,289キロ収穫されたようであります。これから作付されます14年産の作付はさらに増加すると見られております。この二、三年で急速に生産をふやしている米にかわる小麦でございますが、農家は生産、流通、機械設備などの面で苦労に直面をしております。14年産、ことしの小麦の作付規模並びに端米契約、いわゆる販売見通しについてお示しください。  さらに小麦は連作障害にかかりやすいと言われております。作付けられて3年以降に障害が出てくると言われております。その対策はどのようなものかお聞きします。同時に、連作障害対策として、また花巻特産として伸びることが期待されるソバとの輪作についてどういう見通しを持たれているのか、これについてもお示しいただきます。  次に、大きな3番目、教育問題でございます。今、教育においていじめの問題、不登校の問題、そして学級崩壊など身近な問題として心配されております。  私たちは今こそ子供たちを学校も家庭も地域も一体になって育てていかなければならないと思うものであります。そして今、時代を担う子供たちの持つ能力を最大限に引き出すため、30人以下学級の実現が求められているところでございます。去る8月末には山形県高橋和雄知事が来年度から30人以下学級を実施する旨発表いたしました。  また、全国的に見ますと、埼玉県志木市では来年度から学級崩壊やいじめを防ぐとともに、学力向上を図るため、小学校1、2年生を対象に25人学級を実施する方向を固め、県教委と今協力について要請中と聞いております。  そこで、まず第一に花巻市は岩手県に具体化するよう申し入れを行うべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、花巻市独自に30人以下学級を実施するとすれば、市教育委員会の説明によりますと、57学級がふえ、71人の教員の増加が必要であり、経費は4億3,000万円、年間必要と説明を受けたところであります。例えばこれを計画的に低学年から実施するなど、30人以下学級を実現するべきと考えますが、教育長、教育委員会の見解をお伺いします。  2点目に、花巻市の教育予算は平成13年度においては花巻市博物館建設費、若葉小学校建設費などの大事業を抱えたものになりました。一方で日常の学校教育に大事な学校の管理費は小・中学校で520万円削減、教育振興費でも450万円の削減となっております。今後学校教育において施策が不便を来したり、後退することのない財政措置を求めたいと思うわけですが、この点について当局はどのような見通しをお持ちであるのか、お聞きいたします。  3点目に、完全学校5日制に向けた地域での教育環境整備についてであります。来年4月から学校は完全5日制に移行いたします。子供たちが学校という場所から家庭や地域社会の中で育てられていくということになり、まさに時代にかなったものと思います。その際、懸念されるのは、子供たちが地域で有意義に休日を過ごす教育環境整備がなされているのかどうかということでございます。特に子供にとって環境のよい遊び場所確保の問題、地区体育館、地区公民館など、子供たちへの施設開放、学童クラブへの入所条件を緩和し、小学生4年生以上も学童クラブで過ごせる体制づくりなど、こうした整備が求められます。この点についての教育委員会の見解をお聞きいたします。  項目の最後、県立花巻厚生病院と北上病院の統合問題についてであります。去る8月2日に県医療局は花巻厚生病院と北上病院の統合計画を発表いたしました。それを踏まえて、今花巻市は統合病院の設置場所の選定作業に入っているように感じます。私は統合を前提に進むのではなく、県立病院が地域で果たすべき任務を踏まえ、慎重にこの問題に当たる必要があると思います。  その1点目は、花巻市は県立花巻厚生病院の改築整備のため、毎年のように県に要望してきました。ことし3月の県医療局への要望書にも、近年利用者の多様な医療ニーズに対応するためにも診療科目の充実が求められております。ついては早急に改築整備をされ、地域に密着した総合的な医療機関として充実整備を図られるよう要望する、このような要望書を県医療局に出しているわけであります。これまでの市のこうした運動についてどう総括し、これからの運動につなげていくおつもりなのかお示しいただきたいと思います。  2点目に、平成12年2月に策定された岩手県の県立病院等長期経営計画、この冊子でございます。この冊子によりますと、平成11年度から22年度までの12カ年の計画がこの経営計画で示されました。その中では厚生病院は県内9つの広域中核病院として位置づけられており、統合については一切示されておりません。花巻、北上両病院とも単独整備の方向でありました。これは県内13市どの市にも県立病院が設置され、地域に密着した親しまれる県立病院の位置づけ、そのような意味から来ていると思います。当然と考えるものであります。これがなぜ突然変更されて統合になったのか。市は県からどのような経緯があったと説明を受けておりますか。また市はこの問題をどう分析しているのかお聞きいたします。  3点目に、私は県立病院は高度医療体制、住民にとって利便性のよいこと、この2つの条件が最低でも求められる思うものであります。この統合が行われた場合、住民の利便性が失われることが懸念されますし、いずれ統合ということはどちらかの市には県立病院が存在しなくなるということを意味するわけであります。高度医療を目指すについても、最初に統合ありきではなく、当初花巻市長が毎年のように県に要望してきたように、病院を設置し、その中で高度医療を求める。病院の整備を図るということが基本でなければならないと思うわけであります。この点についてどう花巻市が考えを検討してきたのかお伺いいたしまして、私の登壇しての質問といたします。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 阿部一男議員の御質問にお答えします。  現下の雇用情勢につきましては、9月の政府月例経済報告においても引き続き悪化しているとの基調判断がなされている経済状況の中、完全失業率5%を突破するなど、我が国全体を取り巻く状況はまさに深刻な状況に至っているところであります。  また、当花巻地域の雇用環境につきましても、製造業を中心に非常に厳しい状況にあると認識しているところでございまして、政府における早急な雇用対策の展開と、その確実な成果を大いに期待するところであります。市としての雇用対策についてのお尋ねでありますが、地域の雇用が増加するよう、職業安定所等関係機関と連携し雇用拡大に取り組んではどうかとの御提言につきましては、昨年度から花巻公共職業安定所雇用能力開発機構、花巻商工会議所、市内企業や周辺3町等で構成します地域雇用安定会議を組織し、地域雇用の実態把握と雇用安定に係る課題解決に努めてまいっているところであります。  また、国や関係機関が行う各種雇用関連施策の効果的な活用と地域企業個々における問題解決に対処するため、今回新たに地域雇用相談員を委嘱し、企業訪問等による情報収集、助言活動の展開を図るべく今議会に当該経費に係る予算の審議をお願いいたしているところであります。  さらに今後予想される国・県雇用対策施策に迅速かつ効果的に対応するとともに、市内における雇用環境の安定、創出に係る対策等についても、協議検討をすることを目的に、このほど関係部長からなる庁内雇用対策促進会議を設置いたしたところであります。昨今の国内経済の低迷による構造的な雇用悪化に対処するためには、議員御指摘のとおり、公共職業安定所を初めとする国・県等関係機関との連携協調が不可欠でありますので、今後におきましても、市が率先してこれらの課題解決に取り組むとともに、必要な施策の展開に努めてまいりたいと存じているところであります。  次に、市の公的就労事業についての御質問にお答えいたします。  まず、国の補助事業として緊急地域雇用特別交付金事業が設けられておりますが、これは厳しい雇用情勢を背景に、市町村による臨時応急の雇用や就業機会の創出を積極的に推進し、社会全体として雇用安定の構築を図るため、平成11年度から今年度までの3カ年の事業として実施しているところであります。今年度は土地緑化施設環境維持管理事業、情報教育推進員派遣事業、次世代セミナー開催事業の3事業を実施しており、総額2,224万円、雇用延べ人数は1,310人を見込んでいるところであります。今般これらの事業に追加分として830万円、さらに市の雇用創出関連の単独事業として生活道路整備事業や学校施設維持事業を起こし、今議会に当事業の予算の審議をお願いしているところであります。今後も厳しい雇用環境が続くものと予想されますので、今後示される国の雇用施策に適切に対応するとともに、市といたしましても雇用の場の創出に全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じております。  次に、市内のIT関連企業はどういう状況かの質問でございますが、地域製造業の多くを占める電気精密機械関連企業におきましては、現下の半導体不況や大手企業の海外移転等による影響を受けまして、非常に厳しい経営環境下に置かれております。今後大手メーカーにおける経営改革、生産拠点整備等が本格化される状況の中、地域企業へのさらなる影響が懸念されているところでありますが、市といたしましては、地域企業の経営実態の把握に努めるとともに、国・県等関係機関との連携のもと、当市の地域特性に即した支援制度の検討を含めた支援施策のさらなる充実に努めてまいりたいと存じているところであります。  次に、岩手県立花巻厚生病院の統合計画についての御質問にお答えします。  まず、花巻厚生病院の改築整備に係る今日までの市の取り組みと今後の対応等についてでありますが、御案内のとおり、現在の花巻厚生病院は昭和44年に全面改築され、築30年が経過し、施設の老朽化や狭隘化が著しくなったことから、当該病院の改築整備について、市や市議会が合同で重ねて陳情活動を行ってきたところであります。  これに対し県の医療局では平成11年度に策定しました岩手県立病院等長期計画において、平成17年度に設計に着手することを明らかにしたところであります。これを受けまして、当市といたしましても当該病院の早期改築と地域の中核病院としての機能強化が図られ、地域住民の利便性の確保、さらにはまちづくりの観点から地元の意向が十分反映できるよう県に働きかけを行ってきたところであります。  こうした中、去る8月2日に県の医療局より県立花巻病院及び県立北上病院の統合整備についての基本的な考え方として統合整備案が示されたところであり、8月9日には第4回花巻市議会臨時会終了後の市議会全員協議会におきまして、県医療局から同様の内容が説明されましたことは御案内のとおりであります。市といたしましては、県立病院の医師不足が解消されない今日にあって、診療機能やマンパワーを集約することにより、高度かつ総合的な医療機能を有する病院として整備され、より一層地域の中核病院としての機能強化が図られ、地域医療の向上につながるという観点から統合整備計画は評価できるものと考えているところであります。  今後は統合新病院の用地の選定や跡地利用さらには住民の利便性の確保など、さまざまな課題がありますことから、市議会を初め、近隣3町、医師会並びに関係団体などの御意見、御提言をいただきながら、十分検討し適切に対応してまいります。  次に、統合整備が打ち出された経緯等についてでありますが、去る8月2日に示された県立花巻厚生病院及び県立北上病院の統合整備についての基本的な考え方の中で、老朽化、狭隘化が著しい両病院の改築整備の考え方として、両病院とも市街地の住宅密集地にあり、敷地が狭く地価も高いため、現在地での改築が不可能であること、また統合により診療機能やマンパワーが集約され、より高度かつ総合的な医療機能を有することができることなど、県医療局としては統合整備することが望ましいとの判断した経緯を初めて示したところであります。  市といたしましても、これまでの望ましい改築整備のあり方について、さまざまに検討してまいったところであり、また庁内の県立病院改築整備検討委員会でも協議を重ねてまいったところであります。  さらに去る8月27日には花巻地区の住民の方々や関係者団体、有識者等からなる県立花巻厚生病院整備対策協議会を設立し、広く皆様の御意見、御提言を伺ったところであります。この中で、高度医療の充実強化などの観点から、総合的に判断して総合整備が望ましいとの御理解を賜ったところであります。今後はさらに皆様の御理解を賜りながら、より一層高度医療機能を有し、地域で完結する病院を目指し、統合整備が図られますよう働きかけを行ってまいります。  次に、統合されました場合の住民の利便性の確保と花巻北上の高度医療の任務分担についてお答えします。  まず、統合された場合の住民の利便性の確保については、道路や交通機関等の交通アクセスの整備が急務でありますので、県にも強力に働きかけてまいります。また、高度医療の任務分担につきましては、統合により診療機能やマンパワーが集約され、より一層地域の中核病院としての機能強化が図られる観点から、統合整備が望ましいと考えており、この点についても県に要望してまいりたいと存じているところであります。その他のお尋ねにつきましては、教育委員会並びに関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。
    ○議長(鎌田正旦君) 佐藤教育委員長。     (教育委員長登壇) ◎教育委員長(佐藤昭三君) まず、30人以下の学級の実現についての御質問にお答えをいたします。  国や県に対しまして、今までも30人以下学級の実現について要望するとともに、教員定数の改善や加配について要望してまいったところでありますが、義務教育標準法が本年4月から改正され、少人数による事業などきめ細かな指導を行う支援として、今年度は全国で合計4,500人改善され、5年計画が完了する平成17年度には教員1人当たりの児童生徒数が欧米並みの水準に改善される予定であります。  今年度県の教員配置については1学級40人という基準は変わらないものの、学級を複数の教員で指導するTTや少人数授業などきめ細かな指導のための加配がなされ、当市では小学校で7名、中学校で6名の教員が加配され、ほかにもコンピュータ活用や不登校などに対応する教員を含め、24名の教員が配置されて成果を上げているところであり、その数は年々拡充される予定であります。  また、県の単独事業として、集団生活に慣れない小学校1年生に対してきめ細かな指導ができるよう1学期間でありましが、4小学校に4名の講師が加配され、集団生活に適応するための指導を行ってまいりました。  学校は集団生活の中で児童生徒同士が切磋琢磨し、学び会う場であると同時に、教師との心のつながりを大切にしながら、児童生徒一人一人の立場に立って個性や能力を伸ばす場であることから、今後も国や県に対しまして、早期改善について要望してまいりたいと存じます。  次に、教育予算についての御質問にお答えをいたします。  本年度の教育予算は積極的な施策の展開を図った結果、44億4,600万円余りで、対前年比26%増となっておりますが、その要因は博物館並びに若葉小学校改築事業等によるものであります。  また、小中学校費等の学校関係予算につきましても、対前年比62.3%増となったところであります。議員御指摘の学校管理費、教育振興費で見ますと、確かに減額となっているところでありますが、これらの経費には経常的な経費と臨時的な経費があり、平成12年度では学校管理費として宮野目中学校校舎及び屋内運動場の屋根防水工事、矢沢小学校の耐震工事を、また教育振興費については高額備品の更新などを実施しており、これらの事業が終了したことが減額の主な要因であり、学力向上を図るための教育教材費など主要な経費につきましては十分配慮しているところであります。今後とも花巻市教育行政の基本方針に基づき、生きる力をはぐくむ学校教育の推進を図るため、基礎基本の定着と個性を生かす学習指導や豊かな人間性をはぐくむ心の教育など、学校教育の向上に努めるとともに、良好な教育環境整備に鋭意努力してまいりたいと存じます。  次に、完全学校週5日制に向けた地域での教育環境整備についての御質問にお答えをいたします。  完全学校週5日制は子供たちや社会全体にゆとりを確保する中で、学校、家庭、地域社会が相互に連携しつつ、子供たちに豊富な生活体験、社会体験、そして自然体験を通して豊かな心やたくましさを育てることをねらいとして実施されるものであります。  完全学校週5日制に対応するこれからの地域社会は、社会全体がゆとりを持ち、地域の大人たちが子供たちの成長を温かく見守りつつ、時には厳しく鍛える場となるなど、また地域の大人やさまざまな年齢の人たちと交流し、生活体験、社会体験、自然体験を豊富に積み重ねることにより、子供たちをはぐくむ場となっていくことが強く期待されております。  そのためには学校施設の活用、社会教育、文化施設の事業の充実、新たなスポーツ環境の創造などの活動の場の充実や、ボランティア活動、文化活動、自然体験活動等の活動の機会の充実などが求められているところであります。教育委員会といたしましては、青少年アクティブ事業や地区公民館事業の充実、学校施設開放の促進、ふるさとパスポート事業の拡充など、活動の場や活動の機会の充実を図るとともに、地区教育振興協議会等青少年関係団体への支援や子供のための情報誌「ゆうほう」や生涯学習情報誌「まなび」の発行など、子供たちが自主的に活動できるための情報提供に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀産業部長。     (産業部長登壇) ◎産業部長(平賀巖君) 起業化支援センターに入居している企業に対する労働基準法等の遵守を求めることについての御質問にお答えをいたします。  先般の起業化支援センター入居企業の事業整備に関しましては議員御指摘のとおり、賃金未払い等にかかる問題が発生し、その家庭の中で労働基準法に違反する行為等についても明らかになったところであります。  当施設につきましては、全国に先駆けたインキュベート施設としてベンチャー創業を初めとした地域初の産業発信を目的に、製品開発等に係る技術面に着眼した企業支援を行ってきたところでありますが、今般の事業にかんがみ、早速各入居企業に対する雇用管理面の責任確保について、文書による依頼並びに注意を行ったところであります。いずれ今後同様の事案が発生することのないようコーディネート支援業務の中で適切な状況把握と必要な助言、注意喚起に努めてまいりたいと存じます。  次に、商工会議所加盟事業所、市の請負契約業者に対しても労働基準法等を遵守するよう対策をとるべきと考えるがどうかとの質問にお答えをいたします。  申すまでもなく、法に基づいた適切な雇用管理は経営者が当然なすべき義務であり、所管機関である岩手労働局及び労働基準監督署において必要な対策がとられているところでありますが、市といたしましてもこれら関係機関が行う啓蒙指導活動に積極的に参画し、より効果的な対策が図られるよう協力連携してまいりたいと存じます。  次に、米の緊急需給調整対策についての御質問にお答えをいたします。  平成12年度から始まりました水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱におきましては、2つの柱であります需要に応じた米の計画的生産と麦、大豆、飼料作物等の本格的生産の推進を図っているところであります。議員御案内のとおり、平成12年、緊急総合米対策において本市に配置されました需給調整水田約143ヘクタールのうち、100ヘクタールを特別調整水田として、一般の生産調整目標面積から配置することとしておりますことから、残る43ヘクタールを追加処置する必要があります。この追加処置には子実前刈り取り、いわゆる青刈りや主食用米と市場を隔離する方法、いわゆるえさ米処理の方法がありますが、花巻農業協同組合の花巻地域水田営農推進協議会や花巻市水田農業推進協議会において、えさ米として処理していく方針が決定されております。岩手県内では1,800ヘクタールの配置面積のうち、580ヘクタールを特別調整水田、90ヘクタールを青刈り、残り1,130ヘクタールがえさ米処理として取り組まれるものと見込まれております。本市におけるえさ米処理につきましては、43ヘクタールに対応する米の量として230トン、主食用米との差額の総額はおおむね2,600万円と試算いたしますと、農家の水稲作付面積10アール当たりの拠出金が565円となりますが、下位等級米から対象とするなど、米の価格、生産量など本年の収穫が終了しなければ確定できない要素を含んでいるため、農家拠出金の正確な算定は年度末になると存じております。また、この緊急需給調整対策につきましては、過剰在庫の削減によって価格の安定化を図るとするもので、生産者団体が主体的に取り組むこととなっておりますことから、負担軽減処置の考えはないことを御理解賜りたいと存じます。  次に、転作小麦についてお答えをいたします。  平成14年度産小麦の作付規模の見込みでありますが、花巻農業協同組合に申し込まれております小麦の種子の予約数量からの予測では605ヘクタールの作付が見込まれており、出荷予定数量につきましては、幡種前契約が完了していると花巻農業協同組合から伺っているところであります。  次に、小麦の連作障害についてでありますが、既に連作障害と見られる収量、品質の低下した圃場もあり、経営確立助成金としては小麦の半額ではありますが、地力増進作物としてのブロックローテーションを推進してまいりますとともに、花巻農業協同組合並びに花巻農業改良普及センターと協力し、堆肥などによる土壌改良と市単独事業であります麦・大豆生産振興事業で導入助成を行っておりますプラウなど深耕、深堀りによって良品質小麦の生産を推進してまいりたいと存じます。また、ソバと小麦の輪作についてでありますが、賢治の里、ソバ栽培パイロット事業として栽培体系を検討してまいっているところでありますが、より多くの肥料を必要とするものの、連作障害の回避効果も見られ、また、経営確立助成の高度利用加算の対象となることから、小麦の裏作として、ソバの作付推進を検討してまいりたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 佐藤保健福祉部長。     (保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(佐藤定君) 学童クラブの入所条件の緩和についての御質問にお答えをいたします。  現在花巻市内には9カ所の学童クラブに児童数415人が入所し、それぞれの地域で自主的、主体的に地域の実情に合った運営が行われているところでございます。  入所の条件として、国で示しております基準は保護者が労働等により、昼間家庭にいない小学校1年生から3年生までに就学している児童となっておりますが、対象児童の一部に10歳を超える児童も可能であることから、市内の8クラブでは4年生以上の児童も654人が入所をし、運営がなされているところでございます。完全学校週5日制に向けた学童クラブにつきましては、施設の面積要件や専任指導員の配置基準等の課題もあり、個々の運営主体の判断が必要となりますことから、教育委員会や関係機関との連携のもと、検討してまいりたいと存じております。  大変失礼しました、人数のところでございますけれども、65名と訂正をさせていただきいたいと思います。 ○議長(鎌田正旦君) 阿部一男君。 ◆26番(阿部一男君) それでは、ただいまの答弁について再質問をいたします。  まず、1つは最後の方で御答弁いただきました教育問題に関連して、学童クラブのいわゆる学校5日制になった場合の受け入れ態勢についてでありますが、実際上4年生の方も入所されているということをお聞きいたしました。この場合、国からの補助も含めて、現在1人当たり幾らという形の補助があるわけですが、今度の学校5日制になった場合には、4年生以上の子供について学童クラブで預かる場合、その根拠も国にきちんと求めていかなければ、学童クラブの犠牲といいますか、学童クラブ側の、受け入れ側のかなりの強化というのが見られると思います。その意味で国・県にこうした制度的な意味で補助することも含めてきちんと求めていってほしいと思うわけですが、このことについても市当局のお考えをお示しいただきたいと思います。  それから、農業問題につきましては、転作小麦について、これは転作奨励金のうち、経営確立助成、今10アール当たり条件を具備した場合、4万経営確立助成がされておりますが、これが平成15年度で終了するというふうに理解しておりますけれども、この転作小麦あるいは大豆の場合、この経営確立助成の占める位置というのは大変重要なものだと思うわけであります。その意味で農家の方々がこれが現在終わった段階でもまた継続されるかどうか。これがこれからの経営戦略にかかわるというふうに心配しておりますので、この経営確立助成のその後の見通し、どのように把握されているのかお示しください。  また、連作障害対策として、今裏作としてのソバの関係がありましたが、ソバの作付について現在パイロット事業として市当局が一反歩当たり2万円の補助をされているという状態がございます。これで何とかソバの作付を行っているわけですが、これが途切れた場合、途端にソバの作付、いわゆる花巻はソバの産地でございますが、これも足元から崩れるという状態になるわけです。これについてはどのようにお考えでしょうか。いわゆるこの点についてもバックアップ体制が必要じゃないかというふうに考えるわけですが、この点についてのお考えをお示しください。  それから、厚生病院の統合問題につきまして市長から答弁がありましたけれども、この点について用地選定はいつまでという期限が定められているんでしょうか。花巻も北上も用地選定、いわゆる県が市議会の8月8日の県医療局からの管理課からの説明によると、これはあくまでもたたき台ですよと。住民からの意見によってたたき台ですので、変更もあり得るということが回答として出されました。この例は花巻農業高校が花北商高と統合して、花北商高に農業高校の部分を設置をするというのが、県が教育委員会の方で出したわけです。あれと同じだという位置づけであろうと思います。  それがなぜ、もう県が8月2日にこのたたき台を示した途端に用地買収に走るのかということがわからないわけです。というのは、やはり花巻の現在位置が狭いとすれば、狭いと仮定しても花巻市内のこの住民の方々の利便性に適するところというのを選択肢は十分にあると思うわけであります。まして病院にかかられる患者さん方は高齢者の方が多いわけです。高齢者の方が花巻、北上の隣接地あるいは北上に行くとなると、これはバスでしか行けない状態になろうかと思います。あるいはまだもちろん用地は決まっておりませんので、どこということは言えませんけれども、確実にこの利便性が失われるわけです。高齢社会、高齢社会と言っているときに、このような住民の利便性を失われることを放置していいのかということなわけです。この点について市長はどのように考えているのか、先ほど申し上げましたとおり、統合ということになると、花巻か北上には県立病院がなくなるわけです。  県立病院が万が一のことを考えていかなければならない。もちろん市長さんは花巻に持ってくるんだという意気込みで運動をなさると思いますけれども、そのお気持ちは多としながらも、事現実はどちらかということになりますので、その場合には花巻からなくなる。その場合、高齢社会がどんどん進みますよ。これどう考えるんですかということがあります。その場合に単独設置ということは、お互い北上市にとっても、花巻市にとっても、これは重要な選択肢になるというふうに思うわけです。それをなぜ時間もかけないで、もう当局から提案された途端にこのような状態になるのかということが私は問題があると思いますので、それについてお聞きします。  用地選定はいつまでと期限が決められているのか。それから、なぜもっと時間をかけて住民の声を聞かないのかということについてお聞きをいたします。  以上です。 ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) 県立花巻厚生病院の件でありますけど、この前は基本的な考え方が示されたところでありまして、県の医療局としましては、両市から関係団体、関係者、関係の方々から病院についてのいろいろな御提言、御要望を聞いたということで、さらにその病院の姿について詰めて提示をして、この岩手中部県域の方々に両市を中心として提示をしてきて、こういう病院をつくるから用地選定をお願いしたいということの正式な申し入れがある予定になっておりまして、両市が大体そろって出せるころを時期として示したいという考えであると伺っているところであります。  この病院につきましては、高度な医療、そしてまた盛岡にも行くことがないような、ここで完結するような中央病院に近い充実した病院をつくるということでありまして、これにつきましては地域の医療の高度な確保の面から、これは評価できるものだと思っておりますし、高度な医療でありますから、いろいろと医療機関、開業医、機能分担しまして、地域の医療を確保すべきものと思っておりますし、何といってもその今車社会でもありますし、この高度な医療に恩恵を受けるような、速やかな恩恵を受けられるような場所を選定していきたいと思っているところであります。 ○議長(鎌田正旦君) 佐藤保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(佐藤定君) 学童クラブの受け入れ態勢についての御質問にお答えをいたします。  学童クラブの学年にかかわっての助成の御要望でございますが、4年生以上であるから助成の対象にならないということではございませんで、人数のバランス等で助成になるということになっておりますので、それらに対応できるように、今設立しております、教育委員会と一緒になって勉強しております私立学校週5日制充実委員会等の中でも協議をしながら進めてまいりたいと、このように存じております。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巖君) 米の緊急需給調整対策にかかわる、いわゆる経営確立助成でございますが、この緊急対策を実行するに当たりましては、この経営確立助成、これがあるということが大きな前提となって、米の生産調整が行われているということにかんがみますれば、確かに時限的な処置として議員御指摘の15年ということにはなっておりますが、こうした施策が継続されない状況の中では、確かに需要に応じた米の計画的生産とは言いながら農地の有効利用等を、あるいは環境問題から農地の荒廃を招かないようにするためにも、こうした国の制度が存続されることでなければならないと存じておりますので、県あるいはJAともこうした施策の継続につきまして鋭意働きかけてまいりたいと存じます。また、当然そうした施策が継続しない状況の中で日本の農業は成り立たないということは私個人としても言えると存じております。  それから、いわゆるソバの賢治の里、ソバ栽培パイロット事業として実施してまいっておりまして、一定の作付体系が整備されたということでございます。そして、このパイロット事業として実施いただいている団体のほかに、他の農業者もソバの作付を既に実施している方もございます。そうした方々の実績もおおよその方向が見えてきたということでございますので、いわゆる麦との輪作とのかかわりの中でソバの栽培も一定の規模に広がっていくものと予定されておるところでございまして、特にこのパイロット事業にかかわった1アール当たり2万円の助成をさらに拡大していくという考えは現時点では持っておりません。 ○議長(鎌田正旦君) 阿部一男君。 ◆26番(阿部一男君) 再質問の2回目ですので、これで終わりになるわけですが、もう1回お聞きします。  市長は厚生病院の統合問題について、高度の医療と、それから利便性について場所を、そういうふうな場所が選定されるようにということを今答弁されましたが、高度医療については、先ほど私が申し上げましたとおり、また従来花巻市が県当局に申し入れをしてきたとおり、この250人規模の病院、いわゆる中核病院としての中でも、医療の高度化というのは十分求められているわけです。また、実際それが可能だと思うわけです。現に市当局は毎年このことについては申し入れをしてきました。申し入れをしてきたわけですが、まだまだ不十分さはあったと思いますけれども、年々充実してきたものと思うわけであります。その意味で、単独の設置を図る中で、高度医療はできないということはもう即断はできないと思うわけです。時間をかけてやれば十分にそれが可能な面もある。 100%じゃないとしてもそれが可能だというふうに思うわけですが、この点についてはどうなんでしょうか。  また、いわゆる先ほど言いましたとおり、高齢者社会にどんどんなっていくんですよ。その場合に市民の利便性という意味から、統合になるとどうしても不便になると。これは常識的に考えられると思うわけです。この点について再度県に申し入れ、その点についての配慮をどのようにされているのか、これについて再度お答えをいただきたいと思います。  それから、もう一つ、雇用問題についてお聞きいたします。  先ほど産業部長の方からお答えいただきましたが、市長並びに産業部長からお答えいただきましたけれども、それぞれ市でも雇用促進の対策協議会をつくられたということがありました。この場合に働く方々の党の代表であります連合でありますとか、働く人たちの代表を加えながら、生の声を、現場の声を聞くということについてどうなんでしょうか。このまた対策協議会には既に委員として加えられているものか、この点についてのお考えをお聞きいたします。  また、今回の9月の補正予算でも雇用対策が示されたということでありますけれども、継続的にこれからも市として、それぞれの部署から雇用促進、雇用を拡大するための施策について募りながら対策を行うということについてどのようなお考えなのか、この点についてもお聞きいたします。 ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) 病院の統合問題でありますが、別に特に急いでいるわけではありませんで、順次協議会で、あるいは議会で御検討いただき、また市民の方々からも御提案、御意見をいただいて詰めてまいりたいと思っているところであります。ただ、県の考え方もありますので、両市で歩調を合わせていくことは大事でありますし、燃えた時期、そういう時期というのは大事にしていかなければならないというように思っております。  また、病院は今花巻、北上あるわけですが、岩手中部県域の医療の病床数は基準を相当オーバーしておりまして、単独で改築しても今以上に充実するというようにはならないのではないかなとも言われておりまして、私どもから見れば、医療機関それぞれ機能分担をし高度な、ここで完結できるような病院、やはりいろいろな疾患に対応できるような高度な医療が求められておりますので、そういう面に答えていきたいと思っておりますので、御理解、御支援をいただきたいと思っております。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巖君) この雇用対策にかかわる政策推進の中で、労働者、働く側の方々との協議をという御提言ではございますが、先ほど市長からも答弁しました花巻地域雇用安定会議、これ1市3町、それから所管庁が入ってますが、この中にはいわゆる雇用側の関係者も含まれているところでございますが、現時点で具体的な施策についての議論の中にいわゆる働く側の関係者と協議するという計画は持っていないところでございます。いずれ深刻な雇用情勢でございますから、しかるべき場合にいろいろな御意見をちょうだいするということは必要なことと存じております。  それから、新たな雇用対策事業をどんどん創設していくのかということでございますが、この雇用に係る対策についての地方自治体、いわゆる末端市町村における事業の守備範囲というものは極めて厳しいということと考えております。したがいまして、直接生活に密着した事業等の展開に係る予算措置との中での一部創設は可能なものの、抜本的な雇用対策に係るものについては今後国が示してまいります雇用対策いわゆる臨時国会は雇用対策国会というような名を打ってございますので、その中で具体的な施策が示されましたなら、全庁挙げて、その施策を積極的に取り入れ、展開してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(鎌田正旦君) 阿部一男君の質問が終わりました。  これより阿部一男君の関連質問に入ります。  関連質問の方、ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(鎌田正旦君) ないようでございます。  以上で阿部一男君の関連質問を終わります。  次の質問者、阿部裕至君。(拍手)     (阿部裕至君登壇) ◆4番(阿部裕至君) 4番、明和会の阿部裕至です。  今回の一般質問の機会を与えていただき、まことにありがとうございます。順次質問いたしますので、当局の明快なる御答弁をよろしくお願いします。  最初に、ただいま阿部一男さんも質問しておりましたが、県立花巻病院と北上病院の統合整備についてお伺いします。県医療局の統合整備方針案が8月4日に新聞等で報じられました。厚生病院も建築後30年以上も経過し、老朽化が著しく、現在の場所に改築をと市民運動をしていた矢先の新聞報道で花巻市民もびっくりしたと思います。県医療局では統合整備についての基本的考え方として、1点目は厚生病院、北上病院とも老朽化が著しくなってきている。また、両病院とも市街地の住宅密集地にあり、敷地が狭く地価も高い。現在地での改築は不可能。2点目は厚生病院は14診療科中、7診療科、北上病院は16診療科中7診療科が医師1人または診療応援で対応しており、現状の診療体制では救急医療等への迅速な対応が困難。3点目は、岩手中部保健医療圏内の入院患者の16.8%が盛岡保健医療圏内に流出し、中部保健医療圏内での高度特殊医療の完結が求められている。以上の現状と課題が挙げられており、これらの課題を解決するため、1人診療科をできるだけ解消し、新たにリハビリテーション科、麻酔科、病理科を設置し、診療機能及びマンパワーを集約することで、高度かつ総合的な医療機能を有する病院として整備しようと考えており、また災害拠点病院としての施設整備、備蓄倉庫やヘリポートの整備も図られているようです。  そうなると、広大な敷地が必要となってくるわけですが、県医療局から7ないし8ヘクタール必要との説明がありました。市では27日県立花巻厚生病院整備対策協議会の設立総会を開き、候補地を花南地区と花巻南インターチェンジ周辺の2地区を具体案として提示したと新聞に報道されておりました。花南地区を第一候補地に挙げているように受けとめたところですが、その理由として花南地区は花巻、北上両圏域の中心地である花巻市南部であること、国道4号との結節やインフラ整備が容易であること、北上市と隣接するなどであります。もう一方の花巻南インターチェンジ周辺は高速交通体系の利便性を理由に事務局案として提示したと書かれておりましたが、私は花巻、北上両圏域を考えた場合、花巻南インターチェンジ周辺が候補地として立地条件がふさわしい地域と考えます。その理由として、盛岡の高次救急センターを見ますと、市街地にあるため、盛岡インターチェンジを下りてからの時間が非常にかかる。その点花巻南インターチェンジ周辺に設置した場合に、近隣市町村で災害、救急患者が発生した場合、高速道を利用でき、花巻南インターチェンジに近いことから、治療までの対応時間が短時間で済むこと。  2として、JRを利用した通院患者の利便性は花南地域よりも優れていること、花南地域に設置した場合JR花巻駅もしくは村崎野駅を利用し、駅からバスまたはタクシーを利用しなければいけないと思いますが、インターチェンジ周辺であれば花巻駅西口より徒歩でも二、三十分で歩ける場所にあり、立地場所としてはよいと思います。  3として、アクセス道路が整っている。14年度には国道4号花巻東バイパス北側区間が開通される予定ですし、16年度には桜木町中根子線の道路拡幅整備もなされるため、宮野目矢沢地域からのアクセス道路がよくなり、もちろん湯口、笹間、太田、湯本地域からのアクセスも整っています。  また、14年度に沢内までの大曲線も開通となり、沢内湯田からの時間が短縮されますし、釜石までの高速横断道が開通すれば、遠野、宮守、大迫、東和の市町村からの時間も大幅に短縮されます。建設予定地として最良の場所と私は考えるわけですが、市としてどのような考えを持っておられるのかお聞かせください。  次に、厚生病院跡地の活用についてでございます。国・県の施設が当花巻にも幾つかございます。花巻地区合同庁舎も老朽化してきており、建てかえ時期と聞いております。合同庁舎の建設予定地を厚生病院跡地にしてもよいのではないかと考えます。警察跡地のようにいつまでも空き地にしているのではなく、花巻市の考え方を国・県に伝えながら跡地利用、活用をしていただきたい。市の考えをお伺いします。  次に、観光整備についてお伺いします。  花巻市のホームページを閲覧しておりましたら、観光散策の箇所があり、開いてみました。すると、釜淵の滝、大空の滝、勤労者野外活動施設、鳥谷崎公園などが載っており、その中で興味を引かれたのは薄衣の滝でありました。  ホームページの内容は、奇岩に薄衣をかけるように水が落ちてくる様は一見の価値あり、志戸平温泉から徒歩15分と記載されておりましたので、すぐ普段着の格好で車を走らせ、志戸平温泉に向かいましたが、なかなか目的地である薄衣の滝の案内標示板が一向に見当たりません。志戸平温泉で店の人に聞いたら、天王橋を渡って広い道路を行ってくださいと言われ、指示どおり行きました。途中薄衣の滝の案内看板がありましたが、塗装が薄くなり、見にくい看板で車では見逃すのではないかというくらいの薄さでありました。塗装のされていない道路は、草が両側から伸びており、車がやっと1台通れる道を行き、滝の由来が書かれている場所に到着しました。そのときいやな予感がしました。自分の足元を見たらズックを履いてきたのです。目的地の滝まで200メートルは徒歩、100メートルも進んだでしょうか。雨上がりということで川が増水していたと思いますが、川を渡ることができず、一たん家に引き返し、長靴を持って再度目的地に向かいました。目的地まで自然そのもの、余り人の手が加えられていないところであります。滝もホームページに載っていたとおりの滝であり、すばらしい観光場所になると思った次第です。  そこで2点お伺いします。  1点目は案内標示板の設置であります。温泉地の観光スポットとしてPRしていくためにも、少なくとも県道花巻大曲線から天王橋の左折付近に案内標示板を取りつけ、また天王地域にある案内看板をもっとはっきり見えるように塗りかえし、だれもが迷わずに滝までの目的地に行けるような整備が必要だと思いますが、当局の考えをお聞かせください。  2点目は、遊歩道整備についてであります。温泉より徒歩15分の場所にある滝ということで、滝だけ見に行く人、また温泉に入りながら滝を見ようとする人は気軽な履物で来ると思います。水量が少ないときは気軽な履物でも川を渡ることは可能だと考えますが、長靴を履いて見に行く人は少ないと思います。  そこで、遊歩道をつくり、気軽な履物でも滝が見れるようにしたら観光客がもっと増加すると思いますが、考えをお聞かせください。  次に、教育問題についてお伺いします。  ことしの6月に機会がありまして、岩手県言語障害児を持つ親の会宮古大会に出席してまいりました。活動概要を聞きますと、昭和40年に岩手県言語障害児を持つ親の会が結成され、昭和42年に岩手県で初めての言語障害児のための教育施設であることばの教室が釜石市の大渡小学校に開級したと聞いております。現在岩手県内には13市29町6村にことばの教室、7市2町1村にきこえの教室、8市3町に幼児教室が設置されていると聞きました。花巻市には昭和46年湯口小学校に言葉の教室が設置され、同年10月に親の会が結成され、日々活動を行って現在に至っております。当市にはことばの教室が2カ所、若葉小学校と花巻小学校に設置されております。若葉小学校に17人、花巻小学校に26人が通級しておりますし、きこえの教室にはぎんどろ分校に1人が学んでいます。また、幼児教室は当市では設置されておりませんが、矢沢にございます旧花巻市立安野保育園で、親子教室という名で月2回、ことばの教室を実施していると聞きました。  また、イーハトーブ養育センターでも難聴言語障害の指導をしていると聞いております。県内には3つの教室を持っている市町村は盛岡市、宮古市、大船渡市、北上市の4カ所と少なく、その点花巻市では幼児教室はないのですが、旧安野保育園でことばの教室、養育センターで難聴言語障害の指導を実施していると聞きまして、他市町村と比較しても、教育福祉が進んでいると実感してまいりました。大会最後に5項目の決議文が読み上げられ、終了となりましたが、決議文の中で当市ではどうなっているのか疑問を持った2点お聞きします。  1点目は、幼児のためのことばの教室についてであります。現在花巻市では先ほど申しましたが、旧安野保育園でことばの教室を月2回行っておりますが、それで十分なのかと思いました。  障害、特にも難聴言語障害は早期発見、早期指導、教育が鉄則と言われています。月2回のことばの教室だけでは参加したくても、仕事の関係、家庭の都合で参加できない人もいるのではないかと思った次第です。いつでも好きな時間に指導を受けられる体制だとよいのですが、なかなか難しいと思います。幸い親子教室の開設日が週3回、火水木曜日開設してございますので、週2回または1回、ことばの教室を開けないものかお伺いします。  2点目は、ことばきこえの教室を担当する先生方の研修拡大についてであります。当市ではことば、きこえの教室を担当している先生の研修は独自で開催されていないと聞いております。担当の先生方は県難聴言語障害教育研究会主催の研修会に出席していると聞きました。研修会は年2回、6月と1月に開催されており、研究会の収支決算書を見ますと、1校当たり5,000円の負担金と担当教師2,000円の会費が主な資金で活動されているようです。1市3町を見た場合、花巻市に石鳥谷町1、東和町1、大迫町1の5カ所にことばの教室を設置されております。  花巻市が先に立って3町に呼びかけ、1市3町での研修会を開き、先生方の交流の場をもっとふやしていただきたい。また、きこえの教室は1市3町で花巻に1教室しかございません。3町で難聴者が通級できる箇所は花巻、北上の2カ所だと思います。実際に石鳥谷町より1人が長時間かけて通っていると聞いております。3町できこえの教室に通いたいという子供がいた場合、1市3町の研修会を実施しているときこえ担当の先生方の意見交換、情報交換の場となると思いますが、当局の考えをお聞かせください。  最後に環境問題についてお伺いします。ポイ捨ての問題についてであります。昨年9月議会に川村議員が質問しておりましたが、私からも質問させていただきます。  農家にとって道路に面した田んぼで困ることがございます。それは空き缶、瓶、買い物に使用されるビニール袋などが捨てられていることであります。毎年春先に田起こし時期になると、肥料を散布しながら空き缶、瓶などのポイ捨てごみを拾うことから作業が始まり、草が伸びてくると草刈り機で草を刈り始めますが、その草むらに空き缶、瓶が捨てられております。見えるものは拾っておりますが、草に隠れているごみが大変で、夏は朝に草刈りをしておりましたら、草に隠れている空き缶が道路の方に飛んで行ったことがあります。その場所は早起きマラソン、散歩の方で大勢通る道でございます。幸い人や車に当たらないで済みましたが、もし空き缶が当たったらと思うと背筋がぞっとしました。  捨てる人は、軽い気持ちで何げなく自動車の窓から捨てるのでしょうが、草刈りの作業をしている人にとってそのごみが人、物に当たったら作業者が責任を負わなければなりません。作業時は人、車、ごみなどに最善の注意を払って仕事をしておりますが、草に隠れたごみは見にくく、注意しようがないのです。  ジュースなどの飲み干した空き缶、空き瓶処理は家庭に持ち帰り、資源ごみとして収集日に出していただきたいものです。県でも環境美化に向けたごみのポイ捨て禁止条例を9月定例県議会に提案しようと改正の最終案をまとめた結果、新条例に県民生活にかかわりの深い事項として罰則規定はないようですが、ポイ捨て禁止条例が義務づけられそうであります。花巻市では花巻市環境整備計画の市民の環境配慮行動にもごみの投げ捨て禁止が載っておりますが、一向にごみは減りません。市民がどの程度環境配慮行動を知っているのか疑問を抱くところであります。  市ではどのようにして市民にごみの投げ捨て禁止を訴えてゆくつもりなのかお聞かせください。  以上で登壇しての質問を終わりますが、御答弁をよろしくお願いします。(拍手)
    ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 阿部裕至議員の質問にお答えします。  まず、岩手県立花巻厚生病院の統合整備についての移転候補地として花巻インターチェンジ付近との御質問についてお答えします。  御案内のとおり、岩手県立花巻厚生病院の改築整備につきましては、去る8月2日に岩手県医療局から県立花巻厚生病院と県立北上病院の統合整備についての基本的な考え方が示されたところであり、8月9日には第4回花巻市議会臨時会終了後の市議会全員協議会において同医療局からその内容について説明がなされたところであります。  市におきましても、これまで望ましい改築整備のあり方についてさまざまな角度から検討を行ってきたところでありますし、さらに庁内にも県立病院改築整備検討委員会を設け、協議を重ねてまいったところであります。  去る8月27日には花巻地方の住民や関係団体、有識者等からなる県立花巻厚生病院整備対策協議会を設立し、広く皆様の御意見、御提言を伺ったところであります。  お尋ねの建設予定地につきましては、県の基本的な考え方として、花巻市、北上市及び圏域内の各市町村からの利便性のよい場所であること、新病院周辺のインフラ整備等において地元の協力が重要になること、用地については7、8ヘクタールが必要なこと等が示されているところは御承知のとおりであります。  市といたしましては、このような県の考え方等を踏まえながら、県域内の中心的地域や利便性、道路とインフラの整備を考えますと、北上市に近い花南地区や高速交通の利便性が享受できます花巻南インターチェンジ付近と複数の候補地を検討しているところでありますが、具体的な候補地につきましては今後当市議会はもとより、過般設置いたしました岩手県立花巻厚生病院整備対策協議会等の御意見を賜りながら決定してまいりたいと考えているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、統合後の跡地利用については、合同庁舎の移転先との活用を含めて市の考えを県へ伝えながら検討すべきとの質問にお答えします。  花巻地区合同庁舎は昭和38年度に建築され、老朽化とともに行政需要の増大や組織の改編によります振興局業務の拡充等から施設も狭隘化しており、改築整備については毎年行っている国・県統一要望としても陳情しているところであります。県におきましては厳しい財政環境の中で合同庁舎等の整備につきましては、現庁舎を可能な限り活用していくことを原則としているとお伺いしておりますから、当面の間改築や移転の計画は見込まれなものの、改築計画が進められる際には選択肢の一つとして検討されるよう御提案申し上げますとともに、県の総合計画等の位置づけの中で導入可能な施設の展開を図られるよう要望してまいりたいと存じております。  いずれにしましても、市街地の中心から公共施設が移転や廃止等によりなくなりますことは、まちづくりに大きな影響を及ぼすことでありますので、移転後の跡地利用につきましえては地元や関係者の意見も徴しながら、適切に対応してまいりたいと存じております。  その他のお尋ねにつきましては、教育委員会並びに関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鎌田正旦君) 佐藤教育委員長。     (教育委員長登壇) ◎教育委員長(佐藤昭三君) ことばきこえの教室担当者の研修についてお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、ことばきこえの教室担当者の研修として、岩手県難聴言語障害教育研究会が主催し、県内の担当者が一堂に会する年2回の研修会と地区単位の研修会が行われております。花巻地区は北上地区と合同でおのおのが抱える課題についての情報交換や指導法の研修が年間三、四回行われております。また、総合教育センターでは新しく担当する教諭のための特殊学級新任担当者教員研修講座や夏期休業中に行われる言語障害教育講座、必要なときにいつでも研修が受けられる随時研修が設けられており、担当者が適宜必要に応じた指導が受けられるように努めてまいりたいと存じます。  教育委員会といたしましても、小学校1年生担当教諭を対象に、言葉の指導研究会を実施し、小学1年生段階での適切な指導についても配慮しているところでございます。今後は3町にも呼びかけ、情報交換と交流の場をふやしていきたいと考えております。  議員御指摘のとおり、ことばきこえの指導は早期発見、早期治療が大切でありますので、今後とも指導する先生方同士の連携と研修の充実が図られるよう支援してまいりたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀産業部長。     (産業部長登壇) ◎産業部長(平賀巖君) 観光地の整備についての御質問にお答えをいたします。  当市の観光は花巻温泉を中心に宮沢賢治、高村光太郎、新渡戸稲造父祖を初めとする偉人ゆかりの文化遺産、恵まれた自然景観、そして花巻祭りやわんこそばに代表される地方色豊かなイベントなど、多様な資源を活用した観光事業が展開されており、当市の産業活動の中で重要な位置を占めておりまして、今後も積極的な施策の展開に努めてまいらなければならないと存じております。  御承知のとおり、昨今の観光客のニーズは多様化してきており、特に自然環境に対する意識の高まりの中で、地域の自然、歴史、風土に触れたいという傾向が増加してきており、市内には大空の滝やブナ林等の豊富な観光資源に恵まれており、これらの自然環境を守り育て、生かしていくことが重要な課題であると認識いたしておるところであります。  こうした中、議員御指摘の志戸平地区、天王集落先に所在する薄衣の滝につきましては、観光パンフレット及びホームページ等により観光情報を提供しながら、現地誘導標識等の点検、整備不十分で、皆様方には大変御迷惑をおかけしてきたところであり、まことに申しわけなく存じております。これにつきましては早急に設置整備をしてまいります。一方、この薄衣の滝への遊歩道の整備につきましては、国有林地内のいわゆる沢道であり、以前は流れを横切るポイントが2カ所でありましたが、土砂崩れ等による寸断があり、現在4カ所ほどとなっているところであり、岩手南部森林管理署花巻森林事務所と協議し整備を進めてまいりたいと存じます。  なお、この間観光地全体にわたって観光案内標識等の調査、点検を実施し、不備な箇所について改善整備を進めるとともに、貴重な自然、歴史、文化遺産の保全とさらなる活用、新たな観光資源の発掘に努め、より一層本市観光のイメージアップと観光客の利便を図り、誘客の拡大に資してまいりたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 佐藤保健福祉部長。     (保健福祉部長登壇) ◎保健福祉部長(佐藤定君) 幼児に対することばの教室についてお答えをいたします。  当市では幼児期における精神、運動及び言語面の発達の遅れが認められる幼児、もしくは発達の遅れが生ずるおそれのある幼児の自立支援のために、安野保育園跡地に設置しております子供発達相談センターで親子教室及びことばの教室を行い、指導助言を行っております。親子教室は子供とのよい係わりを持つことと、集団生活への適用訓練を目的としており、3歳未満と3歳以上の幼児に分けてグループ指導、個別指導等を週3回開催いたしております。  ことばの教室につきましては、軽度な発音障害を持つ幼児に対し、日常生活における親への指導を主眼として、月2回開催いたしております。お尋ねの言葉の教室の指導回数については、専門の指導員が少ないことから、指導員の確保や指導員の養成に努めながら、父母の要望に答えるよう回数増に取り組んで早期療育事業の推進を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(鎌田正旦君) 似内市民生活部長。     (市民生活部長登壇) ◎市民生活部長(似内久展君) 環境問題についての御質問にお答えいたします。  近年廃棄物の処理等に対する法規制が整備される中、廃棄物の不法投棄は依然として後を絶たない状況であります。特に道路公園河川敷などへのごみのポイ捨ては市民の快適な生活環境が損なわれるとともに、資源循環型の社会経済システムを著しく阻害する要因でもあり、その防止対策に取り組むことは重要なことと認識しているところであります。このような状況の中、岩手県では近年の都市生活型公害やダイオキシンなどの化学物質による環境汚染、さらにオゾン層の破壊などに見られる地球規模の環境問題に対応するため、新たな仕組みの導入が必要との認識から、岩手県公害防止条例の見直しに着手しており、12月県議会に改正案を提案する見通しであります。この改正案にはごみのポイ捨て禁止の義務づけも盛り込まれると伺っているところであります。  市といたしましても、花巻市環境基本計画で市民の環境配慮行動にごみの投げ捨て禁止を掲げ、取り組んでまいったところであります。本来ごみのポイ捨ては市民のモラルやマナーの問題でありますが、市民一人一人が考え、行動するという市民参加のまちづくりの基本にかかわることでもあります。今後も市広報や環境情報誌などを活用した周知や環境フォーラム、環境講座、環境学習会の開催を通した啓発を充実させるとともに、ごみの減量化やリサイクルを実施している商店や事業所をクルクルチャンのお店、事業所として認定する制度を新たに設け、空き缶や空き瓶などの改修ボックスの設置を積極的に推進するなど、あらゆる機会をとらえ、市民への周知啓発に努力してまいりたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 阿部裕至君。 ◆4番(阿部裕至君) 明快な御答弁をありがとうございます。結構、質問したものがうまくいってるのかなという感じでおります。ただ、1点だけお願いしたいことがございます。というのは、観光地、薄衣の滝でございますが、やはり遊歩道を設置して観光客が気軽な履物で行けるように整備した方がもっともっと観光客自身もふえるのではないかと考えております。国有林という難しいこともあると思いますが、市からも呼びかけ、遊歩道を設置していただきたいという要望をしておきます。  以上で終わります。 ○議長(鎌田正旦君) 以上で阿部裕至君の質問を終わります。  これより阿部裕至君の関連質問に入ります。  関連質問の方、ありませんか。  高橋惠一君。 ◆5番(高橋惠一君) 5番、高橋惠一でございます。  阿部裕至議員の質問に関連して2点質問させていただきます。  1点目は公共施設の跡地利用ということでございますが、阿部議員は現在手狭になっている県の合同庁舎を花巻厚生病院跡地に移転するよう提議しておりました。先ほどの市長の答弁を伺っておりますと、この合同庁舎の移転には時間がかかるんじゃないかと、こういうふうなお話でございましたが、仮にそれが実現をしたとすれば、必然的に今度は合同庁舎の跡地利用という問題が浮上してくるわけです。また、平成15年度には花巻農業高校と北上農業高校が統合します。新しい校名はどうなるのかまだわかっておりませんけれども、統合農業高校の校舎は当面の間、現在の花巻農業高校の校舎を使うと、こういうことになっております。  しかし、県でも当面と言っておりますように、早晩統合農業高校の移転新築の問題がより具体化をしてまいります。このことは当市にとっても大きな行政課題となっているのでございます。私は合同庁舎にしろ花巻農業高校にしろ、移転してから跡地利用を考えるということではなく、今からいろいろな角度から検討を重ね、市民にとって、あるいは広域合併を前提に考えて、よりよい跡地利用策を考えていくということが必要ではないのかと、このように思っているところでございます。阿部議員も申しておりましたが、旧花巻警察署跡地のように、長い間更地にしておくようなことがあってはならないと思います。  こうした公共施設の跡地利用について、当局の取り組み方針といいますか、こういったものをお伺いしたいと思います。  2点目は環境問題についてお伺いします。  阿部議員はごみのポイ捨て禁止についての対応策をお尋ねしておりましたが、岩手県ではこのごみのポイ捨て禁止条項や駐車中のエンジンストップ、いわゆるアイドリングストップ条項を盛り込んだ公害防止条例改正案は9月定例県議会に提出し、来年の4月から施行を予定しているとの新聞報道がございました。私はこの条例の中で一般家庭で使用している小型焼却炉の使用と野焼きを原則禁止となることについてお伺いをします。  県でも小型焼却炉の条項については十分な周知期間を置いて施行を遅らせるというふうな新聞報道ではございますが、農村地域では家庭から出る可燃物はほとんど家庭の焼却炉で焼却をしているわけでございます。この県条例が施行されますと、それができなくなると思いますが、また、農家では田んぼの畦畔の草刈りを年に3回ないし4回やっているわけですが、それもほとんどその場で焼却しております。あるいは稲刈り後のわらに田んぼで火をつけると。そうした作業もやっているわけですが、仮にこれが全部だめだということになって、それに伴い、これらの可燃物が全部燃えるごみの収集日に家庭から搬出された場合に、現在の収集体制ではどうなるのか。また矢沢の清掃センターの処理能力で対処できるのか。このことを私は感じているので、お答えをお願いをします。  以上です。 ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) 跡地利用について御答弁を申し上げます。  この公共施設あるいはいろいろな箱物が言いますと、その跡地がとみに重要な課題になって来ているのが通常であります。その経済的な好況のときは国から県、県から市町村、それでスムーズに跡地が買われ、そして利用されてきたところでありまして、このバブル経済がとけましてから、これは本当に厳しくなってきておりまして、そういうのもスムーズにいかなくなってきていると思っているところであります。  この特に花巻市の場合は、跡地利用いろいろ御指摘のとおり、年数もたっているのがありますし、動きがありますので、これらについては十分検討していかなければならないと思っていますし、事務的には昨年以来さまざま観点から検討いたしているところであります。ただ、具体的にはまだ公表できる段階ではないというように思っています。  それから、その利用につきましても、こういう経済環境でありますので、やはり重点的に絞っていかなければならないというように思っておりますし、やはり購入あるいは建物の整備に当たっても、創意工夫をしながら、いろいろな方法を使いながら、整備していかなければならないと思っているところであります。 ○議長(鎌田正旦君) 似内市民生活部長。 ◎市民生活部長(似内久展君) 環境問題につきましての御質問にお答えしております。  まず、この改正の県条例でございますけれども、当初9月の提案でしたけれども、もろもろの事情で12月の県議会の提案ということとなったところでございます。この条例の改正案は焼却行為のすべてが禁止されないということをうたっておりまして、いわゆる風俗習慣上、または宗教上の行事、いわゆるどんど焼きとか、そういうふうなのです。それから、学校で行うキャンプファイアーとか、こういうものですし、それから農業または林業、漁業を営むためにやむを得ない廃棄物の焼却等で日常生活を営む上で通常行われる廃棄物であっては除外という形です。ただ品目的にどれどれというのはまだ出てないようでございます。  それから、いわゆる通称家庭用の焼却炉でございますけれども、これにつきましては、現在使われているものにつきましては、ダイオキシン対策等もございまして、今後高性能のいわゆる焼却炉が開発されると伺っておりますけれども、これにつきましても現在のところは禁止という形でございます。これに伴いまして、いわゆる家庭用焼却炉で焼却されておりますごみにつきましては、当然一般収集という形でできます。  処理能力でございますけれども、昨年度までにいわゆる清掃センターはダイオキシン対策で改造いたしておりまして、現在のところ日量40トン程度の余裕があるということでございます。ですから、仮にそれがすべてではないかもしれませんけれども、現在のところそれで対応できると考えております。 ○議長(鎌田正旦君) 以上で阿部裕至君の関連質問を終わります。  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。             午前11時54分 休憩             午後1時00分 開議 ○議長(鎌田正旦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  次の質問者、鎌田芳雄君。(拍手)     (鎌田芳雄君登壇) ◆21番(鎌田芳雄君) 政研クラブ21の鎌田芳雄でございます。  質問に入る前に、去る9月11日にアメリカのニューヨークやワシントンなど、3都市で極めて悪質なテロリストなどによるハイジャックされた旅客機4機が世界貿易センタービル、国防総省ビルなどに激突する信じられない同時多発テロが発生し、その犠牲となり、一瞬にして命を失われました多くの方々に対しまして、心から御冥福をお祈りいたします。また、障害、被害を受けられました方々に対しましてもお見舞い申し上げますとともに、さらに今なお行方のわからない方々の1日でも早い消息の判明を願うものであります。さて、本来の質問に入らせていただきます。  質問は大きく分けて2点ありますが、初めに大きな項目の1、魅力と活力ある地域づくりのための広域行政についてをお伺いいたします。その中の広域合併推進の決意についてであります。皆様既に御承知のとおり、大船渡市と三陸町の合併は、合併論議浮上から約10カ月という極めて短期間で協定の調印が実現いたしました。これは大船渡商工会議所が気仙は一つという合併提唱、運動してから約15年の歳月がかかったとされておりますが、この間、任意協議会、法定協議会、合併懇談会等を精力的に開催するなどして、首長を初めとする議会に力強いリーダーシップがあったからこそ実現したもので、高く評価するものであります。この後はさらに他の1市1町も加えて県南の沿岸中核都市を目指すのも時間の問題ではないかと思われますが、この点について渡辺市長の御所見をお伺いいたしたいと思います。  昨年6月に花巻地方振興局に広域行政研究会が設立し、また同年8月に花巻市に花巻市広域行政研究会が発足し調査研究がされておりますが、その後の研究経過、成果についてお伺いいいたします。  花巻市新発展計画後期基本計画でも住民の合意形成など、機運の醸成と合併に向けた調査研究が必要としております。また、今までの合併に関する御答弁は一貫して機運の醸成を見てとしておりましたが、機運の醸成を図るために、今まで住民に対してどのようなアクションをとってきたか。この点についてお伺いいたします。  我が花巻地方では6月2日に民間主導型の花巻地方合併促進同盟会が発足して、1市3町の関係者はその実現に向けて精力的に活動しておられます。渡辺市長はこの設立総会に御出席を賜りましたので、その理解度は最高ではないかなというふうに受けとめて、その合併に対する意気込みは強く感じられました。  その結果が9月6日の記者会見での花巻地区4市町の合併を2004年度中の実現を目指して頑張りたいと述べられたものと、心から歓迎し、支援するものであります。  そこで、今後3町に対する働きかけをどのような形でもっていき、3町の首長及び議会、住民の方々の機運の醸成を図られるのか、この点についてお伺いいたします。  8月30日に政府では市町村合併支援プランを示し、市町村の行財政基盤の強化に向け速やかな市町村の再編を目指し、支援することとなっており、支援策の対象は都道府県の合併支援本部が合併重点支援地域に指定した市町村か合併特例法の期限となる平成17年3月までに合併する市町村としていることは御案内のとおりであります。後期基本計画の広域的な地域づくりで花巻地方の合併の推進を掲げておりますが、当然合併特例法の期限を前提しているものと思いますが、この特例法に定められております特典を大いに活用して、合併特例法の期限となる平成17年3月までに合併を推進する決意については、言ったとおり、去る9月6日の記者会見で述べられたとおりでありまして、今回初めて期限を定めて合併に言及されたことは時期的に見て非常によい時期の御発言と高く評価するものであります。  私が所属する政研クラブ21は平成7年の選挙で当選させていただいたときに、21世紀の花巻の発展に向けた政治を研究する政策集団として活動しようとする志を同じくする議員で結成され、会派の名称を政研クラブ21と命名して、合併問題についてはその方向でいくべきだとの意見の一致を見て、会派のイベントなどでも強く訴えてまいりました。今、渡辺市長は合併の実現に向けて決意表明をされ、温度差のある3町との話し合いを進めようとしておりますが、そこにはかなりの困難があろうかと思いますが、我が政研クラブ21はその実現に向けて渡辺市長を応援してまいります。  そこで、3町に対する進め方、ボタンのかけ違いのないようにどのような形で進められるのでしょうか、お伺いいたします。体調には十分注意され、しっかりと取り組まれますようお願いし、改めてその決意のほどをお伺いいたします。  次に、岩手県立花巻厚生病院及び県立北上病院の統合整備についてお伺いいたします。前に登壇された議員と重複する部分がありますけれども、次の2点についてお伺いいたします。県立花巻厚生病院整備対策協議会の協議状況についてお伺いするのが第1点、次に、新病院の用地選定はもちろんのこと、中央官庁、県の出先機関などの庁舎問題等を含めて、岩手中部広域市町村圏事務組合内での総合的な将来を見据えた庁舎建設問題等それらの意見交換などは考えられないか。その点について市長の御所見をお伺いいたします。  次に大きな項目の2番として、快適で住みやすい、過ごしやすい生活環境づくりについてをお伺いいたします。  5項目ありますが、初めに下水道整備計画についてをお伺いいたします。平成12年度末までの下水道整備計画の整備状況について地域別にわかればお伺いいたします。  近いうちに岩手県公害防止条例が改正される予定にありますが、この改正に伴い、県民、市民にも直接的に適正処理の義務が生ずることとなる見込みから、今後の住宅の新築や生活設計、地域の課題整理の上から下水道整備計画を公共下水道事業、農業集落排水事業、合併処理浄化槽設置事業などの事業別に地域別、年度別にその計画をお示ししていただければお示しをお願いしたいと思います。  次に、花巻市道の関連についてです。昨年度来市道の破損が原因で自動車の損害賠償事件が発生しておりますけれども、道路のパトロール体制、郵便局等の情報提供などの方法だけで市道管理が適切にできるか。そういったことを含めて見直す部分があるのではないかなというふうな感じがします。その点についてお伺いいたします。  また、市道の総延長はかなりの距離でありますけれども、その舗装の地域別状況はどうなっているか、これについてお伺いいたします。  さらに現在区長さんたちを通じて舗装の要望などがかなりあると思うんですけれども、その完成に向けた計画はどのようになっているか。それについてもお伺いいたします。  次に、悪臭公害対策についてです。  一般質問するたびにこの問題を取り上げておりますが、一向に改善が見られないように感じられます。ことしもまたかなり強い悪臭が発生いたしましたが、ことしの発生状況、それから花巻市がとったことしの対策、そういったものについてお伺いいたします。  企業に対しましては、改善を約束している事項等がかなりあるはずでございますけれども、その進捗状況について、市の対応はどのようになっているか。これについても合わせてお伺いいたしたいと思います。  どうしても改善が計画どおりいかなかった場合、最終的にどのような対応をするか。被害をこうむっている市民の我慢にも限度があります。岩手県や警察など、関係機関と協力して、適用できる法律等を駆使して、もっと強い姿勢で臨むべきではないか。その考えをお伺いいたしたいと思います。  (4)として市の鳥フクロウの生息状況についてです。花巻市では市の鳥をフクロウと定めましたけれども、指定後の取り組み状況はどのようなものがあったか。また市の鳥のフクロウの生息状況についてその生息に適当な環境の整備についてどのような対策が必要かお伺いいたしたいと思います。  最後に、第5点目、岩手県公害防止条例の改正に伴う廃棄物処理についてでございます。この点につきましては、午前中の阿部裕至議員の関連質問で、高橋惠一議員が質問されておりますけれども、通告どおりに質問いたしたいと思います。  岩手県では現在の岩手県公害防止条例に新たな10項目を盛り込んで改正される予定にありますが、その中で償却行為、投棄行為、生活排水に関する規制、施策などに対し、花巻市としてその対応についてお伺いいたします。  次に、現在花巻市一般廃棄物の収集は市民の御理解もあり、分別されて出されておりまして、排出量が減少しておりますが、これは今まで家庭での小型焼却炉を使用して処分していたことも少なからず影響があると思われます。これが小型焼却炉による家庭での焼却が禁止されることにより、収集運搬に回ってくるごみの排出量の増加が心配されますが、この点についてどのようにお考えかお伺いいたします。  さらに基準値内で処理できる安い家庭用小型焼却炉の採用を含めてごみの処理に関し、防止条例の改正に関しての花巻市の基本的なお考えをお伺いしたいと思います。  以上で、私の登壇しての質問を終わります。御答弁をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。     (市長登壇)
    ◎市長(渡辺勉君) 鎌田芳雄議員の御質問にお答えします。  まず、魅力と活力のある地域づくりのための広域合併推進についての御質問にお答えします。合併という問題は住民が自ら地域の将来を考え、自分の子や孫のために何をなすべきかという視点で考える絶好の機会であり、また、その地域の発展につながる重要な事項であると存じております。大船渡市と三陸町の合併につきましては、三陸沿岸地域の中核都市を目指して、その拠点づくりなど将来のあるべき姿について、さまざま議論した結果、合併を選択されたものと存じており、これまで精力的に新市誕生のために努力されました関係者に心から敬意を表するものであります。  次に、広域行政研究会の研究経過、成果についてでありますが、管内4首長と花巻地方振興局長で組織します花巻地区広域行政研究会におきましては、広域合併のあり方について理解を深めるほか、課題など提起するとともに、二度の講演会においては合併の成功例や合併の必要性についての講演をお伺いし、認識を深めてまいったところであります。今後も講演会やシンポジウムを開催するほか、年内をめどに地域住民に合併に関する情報を広報紙等により提供するとともに、アンケート調査を実施して地域住民の合併に対する意見を把握することとしているところであります。  市の花巻市広域行政研究会におきましては、合併の先進事例を参考に合併の進め方について調査研究するとともに、市民に対する情報提供の一環として広報の特集を掲載したほか、4市町共同の案内板の設置や観光パンフレット、ポスターの作成等の新たな広域的事業を起こし、広域事業のより一層の推進を図り、4市町の一体感の醸成に努めているところであります。さらに今般国が策定いたしました市町村合併法定協議会運営マニュアルや市町村合併支援プランについて理解を深め、その運用について検討しているところであります。今後も市民に対する情報提供や合併の課題、解決方法について鋭意、研究協議を進めてまいりたいと存じております。  また、地区広域行政研究会と市広域行政研究会におきましては、相互に連携をしながら4市町に係る行政サービスの状況、税、使用料、財政状況等をまとめているところでありますが、今後は現状の把握による合併への課題や、その解決策について協議を進め、住民に情報を提供し、合併に対する認識を深めるよう努力してまいりたいと存じているところであります。  次に、住民の合意形成のためのアクションについてでありますが、合併は地域住民の御理解と御協力のもとに自主的かつ主体的に決定していくことが基本であり、そのため住民に合併に対する理解や認識を深めていただくことは極めて大切であると考えているところであります。このため、市政懇談会を初め、広報やホームページにより合併に関する情報の提供、講演会の開催により市民の理解を深めていただくとともに、市政懇談会においては御意見を伺ってまいったところであります。  次に、3町に対する今後の対応についてでありますが、現時点において3町長の合併に対する認識や温度差はありますが、合併の必要性は認識されているものと存じており、すでに大迫町においては庁内に研究会を立ち上げるなど、その対応への動きがうかがえる状況であります。  今後はまずその地域の住民に対し、最も大きな責任を持つ4首長が広域行政や今後の地域づくりについて頻繁に話し合いを持ち、意志統一を図ることが肝要であり、また4首長のリーダーシップによりそれぞれの地域住民の合併への関心を高め、その理解を深めることが重要であると存じております。  一方、花巻地区広域行政研究会におきましても、合併への課題や、その解決策について鋭意協議を重ねるとともに、合併の必要性について認識が一致するよう最大限の努力をしてまいりたいと存じております。  御案内のように、依然として厳しい財政環境の中にありますが、21世紀という新しい世紀を迎えまして、花巻地方の住民に対する行政サービスの向上を確実なものにするために、合併特例法による支援措置や特例措置を活用し、平成16年度中の4市町の合併を実現するために努力してまいりたいと存じますので、議員の皆様の一層の御指導、御協力をお願い申し上げる次第であります。  次に、県立花巻厚生病院整備対策協議会の協議状況についてでありますが、御案内のとおり、当対策協議会につきましては、県の医療局による県立花巻厚生病院及び県立北上病院の統合整備に関連して、住民の利便性の向上と高度医療の充実等に資するため、広く市民の意見を取り入れ、花巻地方の保健医療の充実に寄与することを目的に、8月27日に設立され、第1回対策協議会同日開催したところであります。会議では統合整備案や建設候補地選定について御意見、御提言をいただいたところであります。その内容として、委員の皆様からは施設のさらなる充実や跡地利用を真剣に考えてほしいこと、統合新病院をできるだけ市街地に近い場所に設置してほしいなどの御意見を賜ったものの、総じて統合整備に御異論はなかったものと認識いたしているところであります。また、用地選定については北上市に近い花南地区やまちづくりの観点から現在地に近い場所、また高速交通体系の利便性を考えるとき、花巻南インターチェンジ付近など、さまざまな御意見、御提言が出され、引き続き適切な時期に改めて協議することとしたところであります。  市といたしましては、今後も広く市民の皆様から御意見を伺う中で、県立花巻厚生病院整備対策協議会等において引き続き検討を進めてまいりますとともに、特に候補地については議員の皆様の御賛同を得ながら複数の箇所を決定してまいりたいと存じますので、よろしく御指導、御支援方お願い申し上げます。  次に、国・県機関の庁舎問題等を含めて、岩手中部広域圏事務組合内で総合的に将来を見据えた意見交換との質問でございますが、国や県の多くの機関が当市に設置されていることは、明治以来の歴史的背景や、先人のたゆまぬ努力のたまものであり、今日においても岩手中部圏域の利便性や地理的条件は変わっていないと存じております。市といたしましては、これまでも市内に設置されている国や県の機関の庁舎が改築等の計画を進められる場合には土地利用計画や都市計画との整合性を図りながら、市内の適地に誘導してまいったところであり、これは住民の利便性を確保する上で大変重要なことであると存じております。  このような認識の中で、本年も老朽化や狭隘化が進んでおります厚生労働省所管の施設について市内の適地への移転整備の要望を行ったところであり、市といたしましてもできる限りの協力をいたしてまいりたいと存じております。  国や県の施設をはじめ、公共施設の配置については、まちづくりや市街地の形成に大きな影響を及ぼすものでありますので、現在市内に設置されている施設は市内での整備を基本に対応してまいりたいと考えているところであります。  その他のお尋ねにつきましては、関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀建設部長。     (建設部長登壇) ◎建設部長(平賀實君) まず、下水道整備計画についての御質問にお答えします。  下水道や農業集落排水、合併処理浄化槽等の汚水処理施設の計画的な整備につきましては、本市の中長期の整備目標を定め、この目標の達成のため鋭意整備を進めてまいっております。  御質問の12年度末の整備状況につきましては、公共下水道事業においては昭和54年度より中心市街地の整備を進め、現在は周辺部の整備に移行しており、北部の二枚橋、宮野目、中央部の星が丘、小舟渡、万丁目、中根子、東部の高木、南部の桜町、十二丁目、成田等の整備を進め、累計での処理人口が2万6,733人となっております。  次に、農業集落排水事業では、長根地区、熊野地区、葛・田力地区、湯本南方地区の整備を進め、累計の整備人口が4,394人となっております。さらに合併処理浄化槽は市内一円に設置され、累計の整備人口は5,860人となっております。以上の事業によりまして、12年度末の汚水処理整備人口は3万6,987人となり、整備率は50.8%となっております。  今後の汚水処理の整備計画につきましては、整備目標を平成17年度は72.8%、同じく平成22年度は87.3%に設定し、整備を進めてまいります。今年度こうした中長期の整備目標の達成を確実なものとし、未処理区域の早期解消に向けて事業手法、事業区域の大幅な見直しを実施し、より効率的な整備計画の策定を行っております。  次に、市道の管理状況についての御質問にお答えします。  市道の破損による事故は平成11年度に2件、平成12年度は5件発生しており、市民の皆様方には御迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。  このような事故を未然に防ぐため、常時職員による道路パトロールを行うとともに、平成10年10月に花巻市長と花巻郵便局長との間で道路状況等の情報提供に関する覚書を取り交わし、道路の破損箇所等の情報提供や行政区長及び市民の皆様方からの連絡をいただきながら、その対応に努めてまいっているところであります。  事故の多くは冬期間の積雪による道路の破損箇所の発見が困難な2月、3 月に集中しておりますことから、除雪対応のパトロールはもとより、道路の破損状況把握のための一斉パトロールの強化を図るなど、パトロール体制の工夫をするとともに、あわせて広報等を活用しながら、広く市民の皆様方から道路情報の提供について御協力をお願いし、事故防止に努めてまいりたいと存じます。  次に、市道舗装の地域別の状況はどうなっているかとの御質問ですが、市道は市内の各地域、隣接市町村及び国・県道とを結ぶ幹線道路と集落内及び集落間を結ぶその他市道に分けて市域全体で管理を行っており、地域別の舗装状況を把握するのが困難でありますので、御理解を賜りたいと存じます。ちなみに平成12年度末の道路舗装率は48%となっております。市道に係る改良舗装及び舗装要望につきましては、平成10年度は210路線、平成11年度230路線、平成12年度235路線となっております。その他歩道の整備、道路側溝及び水路の整備につきましても多数の要望をいただいており、要望の多くは市民生活に密着した内容であり、皆様方には御不便をおかけしております。  要望路線の整備の対応については、現地を確認し、周辺の道路環境、車両や歩行者の利用状況等を把握し、順次その整備に鋭意努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 似内市民生活部長。     (市民生活部長登壇) ◎市民生活部長(似内久展君) 悪臭公害対策についてお答えいたします。  最初に、ことしの悪臭の発生状況についてでございますが、工場からの悪臭につきましては苦情件数が昨年度に比較し非常に多くなっております。悪臭発生の原因としては、脱臭炉燃焼温度の管理ミス、遠隔地からの原料搬入による腐敗原料処理、ボイラーの燃焼停止、処理機器の一部破損や故障、さらには河川からの取水ができなくなったことによる水不足、フェザー工場の屋根や壁が破損し、臭気を密閉できない等によるものであり、市ではその都度施設へ立ち入りを行い、管理ミスに対する厳重注意、不足している水の確保や破損している機器、施設の改善を指導するとともに、国・県と合同で調査を実施し、排水施設や浄化施設に対する指導にも関与してきたところであります。  さらに早朝あるいは夜間の立ち入り調査や苦情多発地帯の監視パトロールの実施、悪臭公害防止対策技術参与による立ち入り調査結果に基づく指導、指摘事項の文書改善指導を行ってきたところでありますが、悪臭苦情が絶えないことから、悪臭公害防止対策をとるよう文書による通知を行ったところであります。  次に、約束事項の進捗状況と市の対応についてであります。これまで移転について折衝を重ねてまいったところでありますが、受け入れ先がない状況であります。引き続き移転を要請してまいりますが、まず悪臭発生防止を最優先に、花巻保健所など関係機関と共同で適正な悪臭処理ができる施設や設備に改善するよう指導を強めながら、問題解決に向けて一層努力してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。  次に、市の鳥フクロウについての御質問にお答えいたします。  御承知のとおり、平成12年1月7日にフクロウが市の鳥として制定されたところであります。夜の猛禽類であるフクロウはワシタカ類と同様、生態系、食物連鎖の頂点に位置していますが、その個体数は少なく、環境の影響を受けやすい鳥類であると言われております。  今回の市の鳥制定を契機として、市内におけるフクロウの生息状況を把握するとともに、今後の適切な保護対策の検討に資するため、平成12年4月から平成13年3月まで市民から寄せられたフクロウに関する情報や県の平成7年から8年度野生鳥獣保護調査結果をもとに、市内52カ所の現地調査を行いました。  調査に基づき生息環境、繁殖の可能性についてまとめたところ、繁殖について営巣しているとされる地点が3カ所、過去に営巣または営巣の可能性が高いとされる地点が13カ所、今後繁殖の可能性がありとされる箇所18カ所ありました。フクロウの保護を図ることは地域の生物多様性や人々の環境の保全にとって意義があることと言えます。調査の結果、緊急にフクロウの巣となる樹洞の補修や巣箱の仮設を今年度から行っております。  今後におきましても継続して市内のフクロウの生息調査を行いながら、フクロウが営巣する樹洞のある大木の保全を市民に呼びかける等フクロウがより多く住める自然との共生を目指してまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  次に、岩手県公害防止条例の改正に伴う廃棄物処理対策についての御質問にお答えいたします。  岩手県では環境問題に適切に対応するため、現在の岩手県公害防止条例を見直し、焼却行為、投棄行為等の環境破壊に対する規制の導入や生活排水に関する施策等の環境優先社会経済システムへの構築を基本とする改正案を12月定例県議会に提出する予定と伺っております。  まず、焼却行為、投棄行為、生活排水に関する規制に関し、市としてどう対応するかの御質問ですが、焼却行為によるダイオキシン問題が全国的に取りざたされた平成8年度から、事業系も含めて可燃物の収集が増加しているところであります。この県条例の改正案は焼却行為のすべてが禁止されるわけでなく、日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって、生活環境に与える影響が軽微であるものなどは例外として認められておりますが、通称家庭用小型焼却炉による廃棄物の焼却が新たに規制されますので、収集量はさらに増加するものと想定されます。清掃センターでは施設改良により最大日量40トン程度の焼却能力に余力があることから、これら増加分の処理対応は可能であると推測しております。  また、投棄行為に関する規制につきましては、モラルの問題が重要であることから、啓発運動に努めてまいりたいと存じます。  生活排水に関する施策につきましては、汚水処理対策を積極的に推進するとともに、関係機関に働きかけ、河川等の水質保全及び水質汚濁の防止に努めてまいりたいと存じます。  規制基準内で処理できる家庭用小型焼却炉の助成を含めた廃棄物処理についてでありますが、現在ダイオキシン排出規制に対応できる高性能の焼却炉はありますが、規模が大きく、一般家庭用としては使用されていない状況でありますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(鎌田正旦君) 鎌田芳雄君。 ◆21番(鎌田芳雄君) 御答弁ありがとうございます。  何点か再質問をさせていただきます。  まず、広域合併の関係でございますけれども、先ほどお話ししましたように、市長の考え方につきましては歓迎いたしますし、会派としても応援するということでございます。  ただ、市長みずからが3町の方に出向いて1回だけでなく何回とも足を運んで理解をしていただいて、22カ月以内というマニュアルにある期限はもちろんですけれども、いずれ市長が設定している2004年までの実施に向けてぜひ御努力をお願いしたいということをさらにつけ加えさせていただきたいと思います。  それで、機運の醸成につきましては、先ほどの御答弁の中でいろいろな機会をとらえて市民に向け、アピールをしているということでございますけれども、今月の20何日でしたか、文化会館で1市3町の市、町民を集めた大きな合併に向けての決起大会があるというふうにお聞きしておりますけれども、そういった内容については御承知かと思いますけれども、その会合に向けてといいますか、決起大会に向けて市長の考え方を再度、絶対進めるぞという決意を確認させていただきたいなというふうに思います。  3町に対しましては、断られてもといいますか、理解はしていただいているが、町民の機運の醸成もというふうにお話いただいたところですので、町長を通じた形で町民に浸透していくように市長の方からもぜひリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思うところでございます。  それから、話は変わりますけれども、下水道の関係です。  8月29日の新聞で汚水処理の中期計画案をつくるというふうに予定されているようでございますけれども、いろいろな場面で私たちが住民と話し合いする中で、一体うちらの地区はいつ、下水道がだめであれば農集排が、農集排がだめな地域とかはどうなんだ。いつごろどうなんだという質問をよくされるわけです。したがいまして、何かの会合のときにもお話ししたことがあるんですけれども、この地域はもう下水道計画は立てれませんよとか、この地域は農集排でいきますよとか、地域別にそういった考え方を示してもいいんじゃないかなというふうに思うんです。そうでないと、新しく家を建てる場合に、どういうふうな設計をしたらいいかというふうなところにも影響をしてくると思うんです。そういったことを含めて住宅の新築や生活設計、地域の課題整理上必要だということで御質問をしたわけですので、その考え方について再度お伺いしたいと思います。  最終的な平成22年の整備計画は87.3%というふうな目標を定めて計画を立てるということでしたけれども、その残りの部分はどういうふうになるかなというのをちょっと疑問がありますので、その点も含めてお願いしたいと思います。  それから、舗装の関係については再三取り上げた経緯もありますけれども、これはこの分にしておきたいと思います。  それから、悪臭公害対策です。先ほども言いましたように、一般質問するたびにこの問題は取り上げてきておりますけれども、やはり施設の関係だとか、いろいろな理由で全く進展していないというのが現状です。先ほどの御答弁の中にも文書通知を出したというふうに御答弁ありましたけれども、出した後、いつまでどうするか。そういった具体性がないんですね。具体性がないから表現悪いんですけれども、ずらっとするんでないかなというふうな感じを受けるわけです。したがって、先ほども言いましたように、もっと強い姿勢で県、保健所、警察、そういった関係機関と協力しながら、法に基づいた適切な処置をするべきではないかというふうに思います。改めてその点について決意をお聞きしたいと思います。  それから、フクロウの関係ですけれども、生息状況とか取り組みについてはお伺いしました。環境問題についてはやはり教育の場面でも大きく取り上げなければならないんじゃないかなというふうに感じますけれども、そのフクロウの状況について少なくとも小学校ではどのような教育を、フクロウに関する教育といいますか教えをされているか、ちょっとお尋ねしたいなというふうに思います。  それから、最後にごみ処理の関係です。小型焼却炉、いわゆる家の周りでごみを焼却していたものが例外を除いてまずほとんどだめになるわけです。そうしますと、午前中の御答弁では収集量にはまだ余裕があるので、問題ないよとは言うものの、不便さは感ずる、出てくるわけですので、できれば安い焼却炉が使えれば、なおいいんじゃないかなというふうに思いまして、最後のところに小型焼却炉の採用を含めてというふうにお尋ねしてあったんですけれども、起業化支援センターの中に入っている企業の中でもそういった安い焼却炉を開発するのであれば、支援までしてでも花巻市ではそういった対応をしていってはどうかなというふうな感じをしましたので、質問させていただきましたけれども、その点含めて再度御答弁をお願いしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) 市町村合併についてでありますが、これは4首長が頻繁に積極的に交流を深め、意見交換をしていくことが大事であると思っておりますので、私もそのように努めてまいりますが、1から10までやるわけにもいかない環境づくりというのが大事だと思っておりますので、市の職員の方々はもとよりでありますが、やはり今後経済団体あるいは福祉団体、婦人団体、老人団体等の御協力もいただきながら、いろいろな広域行政について理解を深め、統一的な見解になるよう努めていきたいと思っておりますし、何よりもまた市議会、そして町議会の方々の御理解、そして認識が一番大事ではなかろうかなというように思っているところでありますので、よろしくお願いを申し上げる次第であります。  また、28日には合併の推進の大会があり、また総務省の課長様の御講演もあるというところで、心強く思っているところでありまして、今後も一生懸命皆さんの御支援をいただきながら頑張っていきたいと思っているところであります。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀建設部長。 ◎建設部長(平賀實君) 汚水処理計画につきましてお答えを申し上げます。  先ほども申し上げましたけれども、花巻市の汚水処理計画の目標数値でございますが、平成22年に87.3%の目標を掲げているところでございます。議員御案内のとおり、この汚水処理につきましては、非常に莫大な経費と長い時間かかるという、そのような性格を持っているわけでございますが、昨年12月に国の方からまず公共下水道と農業集落排水の接続が認められたといいますか、そのような接続できるという、基本的にできるというそのような見解が示されたことを受けまして、今年度市では花巻市の汚水処理計画を定めて策定しているところでございます。  この策定の内容につきましては、まず農業集落排水区域の中におきまして、例えばかなり距離が離れた需要家に対しての向かいの管の布設とか、非常に莫大な経費あるいは時間をかけながら整備しているという状況にあるわけでございまして、これらこの農業集落排水地域におきまして、この農業集落排水事業とこの合併処理浄化槽との区分をしながら事業費の軽減と、それから整備期間の短縮に向けた、そのような現在検討作業を進めているところでございます。  それで、22年以降の残りはどうするのかということでございますが、いずれ現在の策定作業の中で事業費あるいは施行期間の短縮等、そういった形で進めながら、未処理区域のそういった早期の解決ということにやはり努力してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(鎌田正旦君) 似内市民生活部長。 ◎市民生活部長(似内久展君) 何点か御質問いただきました。  まず悪臭対策でございます。今まで特に市独自ということじゃなく、一例を申し上げますと、あの施設はいわゆる化製場法に基づく施設なので、これはやはり保健所、県の管轄でございます。あるいは水質汚濁防止法、それから廃棄物処理法、それから消防法、道路交通法、河川法と、このもろもろの法律を適用させながら関係機関一緒になって取り組んできたところでございますけれども、ただ、非常にこれらの法律については規制が厳しくないといいますか、指導程度、いわゆる改善程度のものでございまして、非常にその辺が私どもとしても対応はまず苦慮しているところでございます。  いずれにしても、先ほどもお話ししましたとおり、移転は当然指導していかなければならないと思いますけれども、いずれにしても県内ではかなり悪臭施設という意識が非常に強いものですから、受け入れ先、先ほども話したとおり、かなり折衝した結果、受け入れるところはほとんど拒否されている形でございます。差し当たって、まず当面やはり悪臭を出さないような形でさらにその後において、やはり生産地等に移転という感覚を持っていかなければならないじゃないかなと感じているところでございます。  それから、フクロウのいわゆる教育の問題でございますけれども、一例ですけれども、昨年フクロウ講演会を開いたときに、小中学生からフクロウに対する作文あるいは絵画等を募集して展示したところでございます。これにつきましても、機会あるごとに、あるいは教育委員会とも連携をしながら、フクロウ、非常に個体数が少ないものですから、やはり保護は大切だと考えております。  それから、小型家庭用焼却炉でございますけれども、これにつきましては、非常に今回焼却炉の性能、基準というのがかなり厳しいような状況です。一例を挙げますと、空気取り入れ口の煙突の先端以外にいわゆる煙を出してはならないとか、それから、ごみを入れるときには余り口を開けておかないとか、かなり規制が厳しいものですから、またこれに対応する焼却炉は現在のところ開発されてないという状況です。  起業化支援センターにあります焼却炉を今度開発いたしましたけれども、かなり大規模なもので、大規模といいますか、家庭用としては非常にそぐわないということは対応できないような大きなものでございまして、価格もかなり高価なものと伺っております。 ○議長(鎌田正旦君) 鎌田芳雄君の質問が終わりました。  これより鎌田芳雄君の関連質問に入ります。  関連質問の方、ありませんか。  久保田春男君。 ◆8番(久保田春男君) 8番の久保田でございます。  鎌田議員の一般質問に関連いたしまして何点か質問させていただきます。  広域合併については大変議論の集中するところでございますけれども、私は先ほど市長さんが16年度に合併したいという声明を発表しておるわけでございまして、その間にやるべきことは、今お話を御答弁をいただいたことで理解できるわけでございますけれども、ただ、心配するのは事務的なこと、あるいは3町とのコンセンサス、そういったものが取れる余裕があるのかということを心配するわけでございます。事務的にも2年間はかかるよということでございますから、16年度であれば、逆算をいたしまして15、14となります。今年は13年度もう中盤でございますから、この1年あるいは半年の間に合意形成ができるかということが大変心配しておるところでございます。可能だということであれば、その辺の御所見をお伺いしたいなと思います。  それから、次に、下水道の件についてでございますけれども、かなり50.何%の下水道整備で市民の皆様方が本当に文化的な生活に浴しておるわけでございますけれども、その地域的な整備率ということよりも、私は気にかかっておりますのは、平成7、8年以来私は市が上水道として利用している豊沢川上流地帯の取水水をきれいな水にしておく必要があると言い続けてまいったわけでございますけれども、市内なり、あるいは人口が集まる場所の下水道ももちろん大事ではございますけれども、一番花巻市民の方々が体内に入れている飲料水の絶対的な浄化ということが私は大変必要なことではないだろうかと、そう思います。  これから下水道の計画をつくるに当たりましては、何といたしましても上水道の取水をしている豊沢川上流地帯、これをいち早く手がけてほしいものだなと、そう思っております。このことについてはどういうお考えがあるのかお聞きいたします。  次に、市道の問題でございますけれども、私、最近になって笹間地区から湯本地区、高速道路の上を重点的に歩いてみましたけれども、やはり地域によっては舗装されている地帯と、まだできていない地帯が妙にわかり過ぎる状態にあると、そう思っております。農道と市道との関係、将来この道路はもう既に農道でありましても、生活道路になっておりますから、この環境をどうこれから解決していくのか。市民生活の公平さを市民に味わってもらうためには、やはりそういう行政の道路という行政の中にも市民に対するサービス精神が必要なのではないのかと。偏ってはいけないと、そう思うわけでございまして、この辺の考え方をひとつお聞きしたいなと思います。  あと1点は、先ほど来市の鳥のフクロウのお話がありましたけれども、これはやはり私ども小さいときは、夜の夜中に音がするものですから、鳴き声がするものですから、ちょっと見れば、目玉だけきょろきょろと見えたものですが、最近はそういう実態は余りないということでございます。  たまたま宮沢賢治先生とのつながりが深いものですから、童話村あたりにそういうゾーンをつくるお考えはないかということをお聞きします。ひとまず終わります。 ○議長(鎌田正旦君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) 私の方からは合併についての御質問にお答えします。この広域合併と言うのは本当に全国各地でなされてますけど、結構難しいものだと認識しておりまして、この2年余、まだ時間があるようですが、詰めてまいりますと、結構厳しい状況というか、時間的にも厳しい状況でありますので、職員を叱咤激励してやっていかなければならないと思っておりますし、またいろいろ地域の方々、それからその地域の議会の方々のいろいろ認識の度合いもあるというように伺っておりまして、地方分権におきましては行政の方で何もしないで、認識深め、機運が上がってこないということは、これはやはりサービス精神がないということになりますので、やはりもうぎりぎりのところに来ていますので、私の方からも積極的にかけ声をかけていくべきではないかなというように思っておりまして、市議会の議員の皆様の御支援をいただきながら、一生懸命厳しい状況でありますのを頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鎌田正旦君) 平賀建設部長。 ◎建設部長(平賀實君) 豊沢川上流地域の汚水処理の計画についての御質問にお答えいたします。  平成11年度に豊沢川の上流地域、松倉から西鉛地域にかけましての汚水処理につきまして、国土交通省の特定環境整備事業を導入できるのかどうか、その辺の基礎調査を実施いたしたところでございます。やはりこの地域は旅館等あるいは病院等の事業系の汚水がかなり占める。数値にいたしますと87%の汚水量が見込まれるという、そのような調査結果を得たところでございます。  しかし、こういった大規模な事業所の汚水処理につきましては、かなり合併処理浄化槽等も導入しているというふうなことで、近々中にはこういった公共下水道事業の必要性については今のところ認識を感じてないというふうな、そのような調査結果も出ているところでございます。  したがいまして、この制度によります新規のこの事業評価の上から言いますと、なかなか採択が難しい状況にもあるのかなというふうに感じているところでございます。  したがいまして、今後この上流地域の整備につきましては、現在策定業務に着手してございますが、この汚水処理計画の中でさらに一般家庭の合併処理浄化槽の導入等も含めた中での検討をさせていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(鎌田正旦君) 似内市民生活部長。 ◎市民生活部長(似内久展君) フクロウの市民の目に触れるような方策、将来的にはどうかという話でございます。  確かに以前フクロウは私どももその声を聞いた記憶がございます。ただ、最近やはり環境の変化により、いわゆる先ほど話した生息数が非常に少なくなっているというのが現実の問題でございます。加えて巣穴であります大きな木、それも少なくなってきているというのが現実です。そのような状況でございますので、まずもってそれらの環境整備を図りながら、個体数ですか、巣穴等の整備を行い、ふやすことがまず肝要かなと思います。そのような状況でございます。加えて最近では農薬等によりこれらのエサでありますカエルとかヘビがやはり農薬汚染でされているというのも1つ多くならないような原因というのも伺っております。
    ○議長(鎌田正旦君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巖君) 農道整備の状況についての御質問にお答えをいたします。圃場整備事業等によって新たにできました農道等もあるわけでございますが、圃場整備事業時にその補助事業として一体的に舗装できますのは、従来から1ヘクタール当たり30メートルと、いわゆるヘクタール当たり30メートルの舗装対象ということになって進められておりますので、そこから漏れましたいわゆる圃場整備時に一体的に舗装ができなかった部分については、追って農道整備として計画的に進めているところでございますが、今現在はいわゆる団体基盤整備促進事業、いわゆる農道関連事業といいまして、当花巻管内では豊沢土地改良区におおよそ年間8,000万円程度の事業を実施していただいておりまして、これについては国が50、県が15、市が35%の事業費でもって見ておりますが、8,000万円程度の事業での絶対的な量は限りがございますが、いずれこの圃場整備済区域を中心に関係者、それからもちろん生活道路としての整備の関連もありますから、建設部土木課の方とも協議しながら計画的に進めております。  地域的なバランスについて特別な考えを持っているところではございませんで、計画的に整備を進めていくということでございます。 ○議長(鎌田正旦君) 久保田春男君。 ◆8番(久保田春男君) 大変ありがとうございました。  合併については市長さん、鎌田議員の言葉にもありましたとおり、私どもは平成8年以来、政研クラブ21としての政策を持ちながら、市長さんが8項目にわたって公約をなされた広域合併について、今まで考え通してまいりました。ここまさに機は熟せりと感じておりますから、どうか頑張ってください。質問ではありません。  それから、建設部も産業部もそうでございますけれども、市道、農道との住みわけですね。これはもはや基盤整備も花巻市内は終わりに近づいておりますから、農道が舗装されますと、多分市道管轄という形態をとられると思いますから、この際将来に向けて農道も市道もともに一緒に考えながら経過を組まれてほしいなと、そう思います。  できれば道路マップ、舗装を完了しているところ、してないところ、これは我々議員のためばかりでなくて、市民の皆さんもまさに知りたいことなわけでございますから、できるならばその方向にいってほしいなと、そう思います。  それから、フクロウでございますが、私ども何年か前に、多分建設常任委員会でありましたか、島根県の松江市に行政視察に伺ったことがありましたが、あそこで何かフクロウの保存について大変頑張っておられるところがありましたから、もし参考になるのであれば、将来の子供たちのために宮沢賢治先生とマッチする夢と希望をフクロウにゆだねてほしいと、そう思います。  以上、回答は要りませんので、これで終わります。ありがとうございます。 ○議長(鎌田正旦君) 以上で鎌田芳雄君の関連質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。まことに御苦労さまでした。             午後2時09分 散会...