花巻市議会 > 1999-12-16 >
12月16日-06号

ツイート シェア
  1. 花巻市議会 1999-12-16
    12月16日-06号


    取得元: 花巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    平成11年 12月 定例会(第5回)平成11年12月16日(木)議事日程第6号平成11年12月16日(木) 午前10時開議 第1 委員長報告 第2 議案第68号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて 第3 議案第69号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第4 議案第70号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 第5 議案第71号 平成11年度花巻一般会計補正予算(第4号) 第6 議案第72号 平成11年度花巻水道事業会計補正予算(第1号) 第7 意見書案第5号 30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書の提出について 第8 意見書案第6号 聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書の提出について本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告 日程第2 議案第68号 人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて 日程第3 議案第69号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第70号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第71号 平成11年度花巻一般会計補正予算(第4号) 日程第6 議案第72号 平成11年度花巻水道事業会計補正予算(第1号) 日程第7 意見書案第5号 30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書の提出について 日程第8 意見書案第6号 聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書の提出について出席議員(32名)   1番  照井明子君      2番  大和一信君   3番  川村伸浩君      4番  阿部裕至君   5番  高橋惠一君      6番  高橋好尚君   7番  戸田 努君      8番  久保田春男君   9番  小原昭男君     10番  名須川 晋君  11番  笹木賢治君     12番  大石満雄君  13番  戸来 諭君     14番  箱崎英喜君  15番  佐藤かづ代君    16番  佐藤忠男君  17番  古川昭蔵君     18番  高橋安之君  19番  永井千一君     20番  柳田誠久君  21番  鎌田芳雄君     22番  菅原孝二君  23番  平賀大典君     24番  鎌田正旦君  25番  木村幸弘君     26番  阿部一男君  27番  高橋 毅君     28番  照井 早君  29番  狩野隆一君     30番  和田幹男君  31番  齋藤政人君     32番  畠山幸治欠席議員  なし説明のため出席した者 市長    渡辺 勉君  助役    佐々木政弘君 収入役   山口紀士君  教育委員長 佐藤昭三君 教育長   谷地信子君  監査委員  太田代誠二君 選挙管理委        農業委員会       菊池二十二君       菅原愛助君 員会委員長        会長 総務部長  高橋 勲君  企画部長  佐藤忠正君 市民生活         保健福祉       佐藤 定君        柳原賢一君 部長           部長 産業部長  平賀 巌君  建設部長  田村悦男君              水道事業 教育次長  小原 守君        内舘勝人君              所長              総務課長 財政課長  佐々木 稔君       本舘康司君              補佐会議に出席した事務局職員及び会議録調製者 事務局長  川村英夫   次長    根子俊一 議事係長  高橋信宏   調査係長  千葉達哉 書記    菊池郁哉   書記    冨手花代子            午前10時00分 開議 ○議長(畠山幸治君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第6号をもって進めます。 ○議長(畠山幸治君) 日程第1、委員長報告を行います。 最初に、決算特別委員会に付託中の議案第60号平成10年度花巻一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第61号平成10年度花巻国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号平成10年度花巻老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号平成10年度花巻公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号平成10年度花巻下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号平成10年度花巻都市計画事業花巻周辺地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号平成10年度花巻農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを一括議題とし、同委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長 大石満雄君。    (決算特別委員会委員長 大石満雄君登壇) ◆決算特別委員会委員長大石満雄君) 12月3日の会議において、決算特別委員会に付託されました次の決算の審査の結果を御報告いたします。 付託された議案は、議案第60号平成10年度花巻一般会計歳入歳出決算の認定について、議案61号平成10年度花巻国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号平成10年度花巻老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号平成10年度花巻公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号平成10年度花巻下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号平成10年度花巻都市計画事業花巻周辺地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号平成10年度花巻農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての7件であります。 本特別委員会は、議長を除く全員で構成されたものであり、審査の経過につきましては、既に御承知のとおりでありますので省略し、結果のみ御報告いたします。 それぞれの決算は、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ございませんか。照井明子さん。 ◆1番(照井明子君) ただいまの委員長報告のうち、議案第60号平成10年度花巻一般会計歳入歳出決算及び議案第61号平成10年度花巻国民健康保険特別会計歳入歳出決算についての反対討論をいたします。 議案第60号につきましては、開発優先の行政を推進する中身となっております。そのために、自治体本来の住民の安全を守り、健康を守り、生活を守り、福祉を守るという行政実現への大きな障害となったままでございます。また、開発優先行政のために生じた市債もふえ続けているにもかかわらず、抜本的見直しもされず、莫大な市の借金をどうするのかという市民の不安にこたえたものになっておりません。 議案第61号つきましては、国民健康保険税はこの不況が市民の暮らしを圧迫させ、滞納者がふえているという点では、当局も認めざるを得なかったわけですが、抜本的見直しは講じられておらず、高い国保税の市民の声にこたえたものとなっておりません。 以上の点で第60号議案、第61号議案に対して反対といたします。 ○議長(畠山幸治君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 議案第60号及び議案第61号は反対がありましたので、起立により採決いたします。 最初に、議案第60号についてお諮りいたします。平成10年度花巻一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定すべきであるとするものであります。本決算委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(畠山幸治君) 起立多数であります。よって、議案第60号は委員長報告のとおり認定することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) 次に、議案第61号についてお諮りいたします。平成10年度花巻国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定すべきであるとするものであります。本決算委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(畠山幸治君) 起立多数であります。よって、議案第61号は委員長報告のとおり認定することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) 次に、議案第62号平成10年度花巻老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号平成10年度花巻公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号平成10年度花巻下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号平成10年度花巻都市計画事業花巻周辺地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号平成10年度花巻農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての5件に対する委員長報告は、それぞれ認定すべきであるとするものであります。 各決算委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号から議案第66号までの各決算5件は、委員長報告のとおり認定することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) 次に、文教福祉常任委員会に付託中の第15号請願30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求めることについて、第16号請願聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求めることについてを一括議題とし、同委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長 狩野隆一君。    (文教福祉常任委員会委員長 狩野隆一君登壇) ◆文教福祉常任委員会委員長狩野隆一君) 本委員会に付託されておりました第15号請願並びに第16号請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 請願の趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりであり、本会議において紹介議員から詳しく説明がなされておりますので、省略させていただきます。 この2件の請願につきましては、今定例会初日の会議において、本委員会に付託され、12月10日にそれぞれの請願提出者参考人とし、招請するとともに、当局から関係部長教育次長並びに関係課長の出席を求め審査を行ったところであります。 初めに、第15号請願30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求めることについて、提出者花巻市四日町三丁目13の10、岩手県教職員組合稗貫支部支部長伊藤修悦君外1名、紹介議員花巻市議会議員木村幸弘君、同じく阿部一男君であります。 参考人からは、いじめ、不登校、学級崩壊など、子供や学校を取り巻く情勢から、現在の学級編制及び教職員配置基準少子化進行等により実態に合わないということや、これまで以上に教職員子供たち1人1人を理解し、行き届いた教育を進めていくためには重要であるといった説明がありました。 行政当局からは、教育関係団体においても、さまざまな形で国や県に要望しているということでありました。 以上のことを踏まえて、審査を進めた結果、子供たち1人1人の個性を伸ばすために、行き届いた教育環境の整備が重要であり、請願提出者の願意は十分に理解できるものであるということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。 次に、第16号請願聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求めることについて、提出者、石鳥谷町好地8地割59番14号、聴覚障害者を差別する法令の改正をめざす岩手対策本部花巻支部長 岩沢貢君。紹介議員は、花巻市議会議員大石満雄君、同じく柳田誠久君、同じく戸田努君、同じく菅原孝二君、同じく平賀大典君、同じく高橋毅君、同じく佐藤忠男君、同じく高橋安之君であります。 参考人聴覚障害者であり、手話通訳を通しての説明でありました。その説明によりますと、聴覚障害者並びに耳が不自由な子供たちのためにも、法律から耳が聞こえない者、口が聞けない者というような障害者に対する差別や偏見を助長するような条項を見直ししてほしいといった内容でありました。 行政当局からは、花巻市としても障害者計画を推進しており、心のバリアフリー化を含めて、聴覚障害者の方々にも進んで事業に参加していただきたいとのことでありました。 以上のことを踏まえて、審査を進めた結果、門戸を開いて社会参加のチャンスを広げ、障害を乗り越えられるようにしていくことが重要であり、請願提出者の願意が十分に理解できているものであるということで意見の一致を見、採択の結果、全会一致をもって採択すべきものであると決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 ただいまの委員長報告に対し質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。
    ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 第15号請願30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求めることについて及び第16号請願聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求めることについてに対する委員長報告は、それぞれ採択すべきであるとするものであります。 委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、第15号請願及び第16号請願委員長報告のとおり採択することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) お諮りいたします。それぞれの委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の規定により閉会中の継続審査申し出があります。この件名は、お手元に配付している一覧表のとおりであります。それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第2、議案第68号から日程第8、意見書案第6号までの7件については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、日程第2議案第68号から日程第8意見書案第6号までの7件については委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第2、議案第68号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 佐々木助役。    (助役登壇) ◎助役(佐々木政弘君) 議案第68号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてを御説明申し上げます。 人権擁護委員小田島富彦氏は、平成12年2月14日をもって任期満了となりますが、再度人権擁護委員として推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づきまして、議会の意見を求めようとするものであります。 人権擁護委員は、人権擁護活動を行うことを任務としておりますが、今回推薦しようとする小田島富彦氏は、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解があり、人権擁護委員適格者と認められます。 以上で御説明を終わりますが、よろしくお願いを申し上げます。終わります。 ○議長(畠山幸治君) 本案は人事案件でありますので、先例により質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 ○議長(畠山幸治君) お諮りいたします。議案第68号人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについては、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案による者を適任と認めることに決しました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第3、議案第69号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 高橋総務部長。 ◎総務部長高橋勲君) 議案第69号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 人事院は本年8月11日、国会と内閣に対し国家公務員の給与について報告し、あわせてその給与を本年4月から平均0.28%、1,054円改定するよう勧告をいたしました。その後、政府は国家公務員給与について、人事院勧告どおり実施することを閣議決定し、11月8日国会へ給与法改正案を提出し、11月18日同法案が可決成立されたところであります。 また、岩手県におきましては、10月8日に県人事委員会から県議会議長及び知事に対し、職員の給与に関する報告及び勧告がされ、県職員国家公務員の改正に準じ、本年4月1日にさかのぼり、国と同様に行政職給料法の改定と諸手当の改定について勧告がなされ、昨日の本会議において勧告に基づいて原案のとおり可決されたところであります。 当市におきましても、地方公務員給与国家公務員の改定に準じて改正措置を講ずるべきであるという国等の指導に基づき、当市一般職の職員の給料表及び諸手当について改定するため、条例の一部改正を提案するものであります。 改定内容の概略でございますが、1つには給料表の改定、2つには職員手当の改定でありまして、内容といたしましては宿日直手当及び期末手当の2種類でございます。 初めに、給与改定の資料について御説明いたします。 給与改定資料は2冊ありまして、右上に括弧第69号議案資料その3、その4となっております。その3の資料は、人事院民間給与調査結果、人事院勧告、県の民間給与調査結果、人事院勧告など、国及び県の内容を資料としたものであります。その4の資料は、当市の給与改定の資料でございます。また、議案第69号資料条例案要綱及び新旧対照表についても、あわせて御参照くださるようお願いいたします。 以下、条例改正内容について、順次御説明申し上げます。 期末手当支給割合の改正の方式でございますが、公布日から施行する一部改正と、平成12年4月1日から施行する一部改正の双方があることから、公布日から施行する一部改正等について第1条で規定し、さらに平成12年4月1日から施行する一部改正について第2条で規定しているものであります。 まず、改正条例の第1条から御説明いたします。 第14条の第1項についてでありますが、宿日直手当の規定であります。内容は、勤務1回の宿日直手当を4,000円から4,200円に、半日の日直と引き続き宿直となる場合の宿日直手当を6,000円から6,300円に、半日の宿日直手当を2,000円から2,100円にそれぞれ改めるものであります。 第18条第2項は、期末手当支給月数でありまして、勧告のとおり3月期の支給月数を100分の55から100分の50に、12月期の支給月数を100分の190から100分の165にそれぞれ改定しようとするものであります。 次に、別表第1の給料表の改定でありますが、議案の15ぺージにありますように、行政職給料表の全給料月額人事院勧告のとおり改定しようとするものであります。 次に、改正条例の第2条でございますが、第1条で改正した平成11年度分の期末手当支給月数平成12年度以降について、さらに人事院勧告のとおり改定するものであります。 次に、附則について御説明いたします。 附則の第1項は施行期日でございますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。ただし宿日直手当につきましては、平成12年1月1日から施行するものであります。 附則の第2項は条例適用期日についてでありますが、給料表等平成11年4月1日にさかのぼって適用しようとするものであります。 附則第3項から第7項までは給料の切替等の関係でございまして、事務手続上の規定になります。 附則第3項は、給料表の最高の号級を超えた職員については何級何号ではなく、監査額で給料の額を定めるということであります。 附則第4項から第7項までは、新たに一般職の職員の給与に関する条例の適用を受けることとなった職員の給与の定め方についての規定でありまして、新たに任用されるとか、異動があって一般行政職給料表が適用されることとなった職員で、12月期にこの条例の附則第8項に規定する期末手当と同等と認められる期末手当を支給された者の給料の額等の運用の規定であります。 附則第8項は期末手当の額の特例でありまして、12月の期末手当の支給の基準日は12月1日であり、条例改正がこの基準日以降となるため、改正前の支給月数によって期末手当を支給するという規定であります。 附則第9項は、12月に支給される勤勉手当人事院勧告に基づく支給月数を超えることとなるため、この差額を3月に支給される期末手当から減じて支給するものであります。 附則第10項は給与の内払いの規定、第11項は規則への委任規定であります。 なお、議員並びに常勤の特別職教育長におきましては、議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例、常勤の特別職給与及び旅費に関する条例花巻教育委員会教育長給与及び勤務時間等に関する条例において、期末手当が支給されることとなりますが、その支給方法一般職の職員の例によるとされておりますので、この条例の規定が適用となるものであります。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 議案第69号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第4、議案第70号職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 高橋総務部長。 ◎総務部長高橋勲君) 議案第70号職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 人事院は本年8月11日、国会と内閣に対し国家公務員給与について報告及び勧告を行っておりますが、その中で近年、少子化傾向が進展する中で、安心して子育てに専念できる環境づくりへの社会的要請が高まっておりますが、公務員についても民間において育児休業者に対する特別給支給状況を考慮し、より円滑な育児休業の取得にも資するよう期末手当勤勉手当等基準日育児休業をしている職員について、勤務実績に応じて期末手当勤勉手当を支給できるよう措置を講ずるよう勧告しております。 これを受けて政府は、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を国会に提出し、11月18日同法案が可決成立されたところでありますが、同法案の附則第18条で、地方公務員育児休業等に関する法律の改正が行われております。 また、岩手県におきましても、県人事委員会から職員の給与に関する報告及び勧告がなされ、育児休業等に関する法律の改正を受けて、県職員についても職員の育児休業等に関する条例の改正案が12月3日県議会へ提出され、昨日の本会議で原案のとおり可決成立されたところであります。 当市におきましても、地方公務員給与国家公務員の改正に準じて改正措置を講ずるべきであるとする人事院の勧告に基づき、期末手当勤勉手当等基準日育児休業している職員についても、期末手当勤勉手当の支給を行うため、条例の一部改正を提案するものであります。 改正する条例の内容でありますが、第1条中第5条第2項の次に、第6条の2を加えることにつきましては、地方公務員育児休業等に関する法律が改正され、6条の2が新たに加えられたことによる改正でございます。 第5条の次に、第5条の2を加えることにつきましては、期末手当の支給の基準日育児休業をしている職員のうち、基準日以前の一定の期間内において勤務した期間のある職員には、その基準日に係る期末手当を支給するという規定であります。 第5条の2第2項は、給与条例第19条第1項に規定する勤勉手当基準日育児休業している職員のうち、基準日から一定の期間内において勤務した期間がある職員には、その基準日についての勤勉手当を支給するという内容であります。 なお、支給される割合については、基準日が3月1日または6月1日にあっては、基準日以前3カ月以内の在職期間に応じて、また基準日が12日1日にあっては、基準日以前6カ月以内の在職期間に応じて、それぞれ100分の30から、100分の100までの割合で支給されることになります。 また、第9条の改正は、第5条の2を加えたことによる文言の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、第1項ではこの条例の施行日を平成12年1月1日からとしております。 第2項では企業職員につきましても、地方公務員と同様に期末手当勤勉手当等基準日育児休業をしている職員にも期末手当勤勉手当の支給ができるようにするため、職員の育児休業等に関する条例の改正を行うものであります。 以上、よろしくご審議の上、御決定賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 佐藤かづ代さん。 ◆15番(佐藤かづ代君) ちょっと伺いますけれども、育児休業をとっている者という職員となっておるうち、男性がとっている、あるいはとった、法が成立してから取得された男性職員はいらっしゃるでしょうか。 ○議長(畠山幸治君) 高橋総務部長。 ◎総務部長高橋勲君) お答えいたします。 男性職員については今のところございません。 ○議長(畠山幸治君) 佐藤かづ代さん。 ◆15番(佐藤かづ代君) 先ほどの説明の中にもありましたように、少子化傾向が進展する中での要請があって、この法律ができたというその背景があり、またより円滑な取得に資するようという御説明もありました。 そこで、私は育児をする役割としては、やはり男女がその責任を担わなくてはいけないとふうに思っております。それで本来、女子が取得して進めるところをとりかねるという状況のときに、夫あるいはパートナーである男性がとれないと、とりたくてもとれないという状況は、やはりこれはより円滑な取得には資することがならないし、共同参画型社会の促進を阻むものであると思います。当職員の中におきましても、男性も親としての責任を全うしたいという要望があるときには、やはりとりやすいような状況をつくっていただくということが必要ではなかろうかと思います。 その点に関しての御見解をお示しください。 ○議長(畠山幸治君) 高橋総務部長。 ◎総務部長高橋勲君) お答えいたします。 ただいまの御質問のとおりで、そのような形で進められることができますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(畠山幸治君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 議案第70号職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第5、議案第71号平成11年度花巻一般会計補正予算 (第4号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 高橋総務部長。 ◎総務部長高橋勲君) 議案第71号平成11年度花巻一般会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。 補正予算書1ぺージをお開きいただきたいと思います。 本補正予算は、ただいま御決定をいただきました給与改定等に伴う所要額を計上したものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出にそれぞれ284万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ289億8,746万9,000円とするものでございます。 内容といたしましては、給与改定に伴う一般職の給料、職員手当等を3,493万1,000円減額し、また新陳代謝分の給料592万2,000円を減額したほか、時間外勤務手当に2,568万4,000円、退職手当負担金に1,951万4,000円及び社会教育指導員等報酬132万6,000円の追加などが主な内容でございます。 なお、本補正予算の歳入につきましては、普通地方交付税249万1,000円と、県支出金を見込んだものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いをいたします。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 質疑の方法は歳入歳出それぞれ一括して行います。 歳入について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、歳入を終わります。 ○議長(畠山幸治君) 次に、歳出に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、歳出を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 議案第71号平成11年度花巻一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第6、議案第72号平成11年度花巻水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 内舘水道事業所長。 ◎水道事業所長(内舘勝人君) 議案第72号平成11年度花巻水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 予算書の1ぺージをごらん願います。 第2条でありますが、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額のうち、収入第1款水道事業収益を1,035万円増額し、総額を16億4,983万5,000円とし、支出の第1款水道事業費用を985万3,000円増額し、総額を16億1,387万2,000円とするものであります。 第3条につきましては、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、予算第8条に定めた職員給与費を2億2,629万9,000円とするものであります。予算の詳細につきましては、予算実施計画により御説明申し上げますので、2ぺージをごらん願います。 収益的収入の増額につきましては、1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益の増額によるものであります。 次に、3ぺージの収益的支出の増額でありますが、1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び上水費、2目配水及び給水費、4目総係費に係る給与改定を含む人件費の整理によるものであります。 なお、税抜き後の収入及び支出の補正予定額は同額となるものであります。 5ぺージ以降につきましては、省略させていただきます。 以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 議案第72号平成11年度花巻水道事業会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 ○議長(畠山幸治君) 日程第7、意見書案第5号30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書の提出について、日程第8、意見書案第6号聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書の提出についてを一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 狩野隆一君。    (狩野隆一君登壇) ◆29番(狩野隆一君) 先ほど採択の御決定をいただきました第15号請願30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求めることについて、第16号請願聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求めることについてに伴う意見書案でございますので、それぞれ原案のとおり御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(畠山幸治君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(畠山幸治君) これより採決をいたします。 意見書案第5号30人以下学級を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書の提出について、意見書案第6号聴覚障害者社会参加を制限する欠格条項早期改正を求める意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(畠山幸治君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第5号及び意見書案第6号は原案のとおり可決されました。 ○議長(畠山幸治君) 以上で本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 ○議長(畠山幸治君) これをもちまして平成11年第5回花巻市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。            午前10時53分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 花巻市議会議長   畠山幸治 花巻市議会副議長  久保田春男 花巻市議会議員   笹木賢治 花巻市議会議員   大石満雄 花巻市議会議員   戸来 諭...