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花巻市議会 会議録 平成 9年  3月 定例会(第1回)-03月10日−03号

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  1. 花巻市議会 1997-03-10
    花巻市議会 会議録 平成 9年  3月 定例会(第1回)-03月10日−03号


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    平成 9年  3月 定例会(第1回) − 03月10日−03号 平成 9年  3月 定例会(第1回) − 03月10日−03号 平成 9年  3月 定例会(第1回) 平成9年3月10日(月) 議事日程第3号 平成9年3月10日(月) 午前10時開議  第1 一般質問   (1) 箱崎英喜君   (2) 和田幹男君   (3) 小原昭男君   (4) 木村幸弘君   (5) 高橋綱記君 本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問   (1) 箱崎英喜君   (2) 和田幹男君   (3) 小原昭男君   (4) 木村幸弘君   (5) 高橋綱記君 出席議員(32名)
       1番  古川昭蔵君      2番  佐藤かづ代君    3番  菅原孝二君      4番  畠山幸治君    5番  齋藤政人君      6番  和田幹男君    7番  小原昭男君      8番  鎌田芳雄君    9番  名須川 晋君    10番  笹木賢治君   11番  高橋 毅君     12番  菅原愛助君   13番  木村幸弘君     14番  阿部一男君   15番  高橋 浩君     16番  平賀大典君   17番  狩野隆一君     18番  箱崎英喜君   19番  柳田誠久君     20番  大石満雄君   21番  久保田春男君    22番  永井千一君   23番  八重樫正嗣君    24番  多田昌助君   25番  鈴木悦雄君     26番  高橋安之君   27番  平賀 等君     28番  鎌田正旦君   29番  高橋綱記君     30番  照井 早君   31番  佐藤嘉一君     32番  藤原一二三君 欠席議員   なし 説明のため出席した者  市長     渡辺 勉君    助役     大沼 勝君  収入役    佐藤堅孝君    教育委員長  佐藤昭三君  教育長    佐藤重利君    監査委員   千葉昭典君  選挙管理委         菊池 武君    企画部長   藤戸忠美君  員会委員長  総務部長   堀田保夫君    民生部長   佐々木政弘君  産業部長   佐藤 脩君    建設部長   平賀 巖君  消防防災         宮森誠悦君    教育次長   高橋 勉君  部長  福祉事務            水道事業         柳原賢一君           菅原喜代隆君  所長              所長  総務課長   高橋 勲君    財政課長   堀岡正康君  農業委員会         高橋文雄君  事務局長 会議に出席した事務局職員及び会議録調製者  事務局長   山口紀士     次長     高橋勝昭  議事係長   平賀政勝     調査係長   高橋信宏  書記     伊藤幸子     書記     市村 律             午前10時3分  開議 ○議長(鈴木悦雄君) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の会議は議事日程第3号によって進めます。 ○議長(鈴木悦雄君) 日程第1、一般質問を行います。  本日の質問者は、箱崎英喜君。     (箱崎英喜君登壇) ◆18番(箱崎英喜君) 公明の箱崎英喜でございます。  通告に従いまして順次質問いたしますので、明確な御答弁よろしくお願いいたします。  第1にクリーンエネルギーの活用推進についてであります。  ソーラーシステムの活用推進をどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。  地球の温暖化など、エネルギー消費が環境に与える影響は非常に大きなものがあります。こうしたことから、我が国においても、地球環境問題への対応と、さらなる省エネルギー、新エネルギーの活用が求められております。全国で省エネルギー運動の一つとして、ソーラーシステムの導入が盛んに行われていますが、コストに大差がないならば、環境保全の面からも積極的に市営住宅や福祉施設等の公共施設にソーラーシステムの活用を検討すべきではないでしょうか。  次に、環境に優しい新エネルギービジョンの策定に取りかかるべきものと考えますが、市長の御所見をお伺いいたします。  次に、このたび新しく開発された電気自動車は、ニッケル、水素、電池使用の世界初の一般市販車の電気自動車として、従来の電気自動車と比較し高性能であります。1回の充電で走行距離は200キロメートル以上であり、充電は家庭のコンセントでオーケーだそうです。そこで、本市の車両にこの電気自動車を導入して環境パトロールなどに使い、環境保全と市民意識の高揚を図るべきものと考えますが、市長の御所見をお伺いいたします。  次に、福祉の充実についてであります。  24時間巡回型ホームヘルプ事業の早期導入についてお尋ねします。  本当に在宅介護の負担を軽減するためには、本格的なホームヘルプサービスの充実を図らなければならないと思います。寝たきり高齢者の介護者に対するアンケートでは、ホームヘルプサービスを知っているが利用しないと回答した人のうち約90%がその理由を、手続方法がわからない、あるいは手続が面倒だ、あるいはサービスの内容がわからないと答えている。こうした点から、事業についてもっとわかりやすく、きめの細かい徹底が求められていると思います。したがって、本市においても24時間巡回型ホームヘルプ事業の早期実施を行うべきでありますが、御所見をお伺いいたします。  次に、在宅サービスを縦割りではなく総合的に供給するためには、保健福祉分野の職員間で要介護高齢者の情報を共有することが必要であり、コンピューターによるネットワークが大きな役割を果たすと考えますが、御所見をお伺いいたします。  次に、(3)ですが、障害者や高齢者用の医療用品、例えばベッドとか車いす、義具その他のものの購入に際しては、購入者の自由な選択に任せるよう配慮すべきものと考えますが、御所見を伺いたいと思います。  (4)ですが、障害者や高齢者が医療サービス、その他さまざまなサービスを受ける際に、その手続が面倒くさいと利用者の多くの方々が感じているようであります。しかも、その事務を担当する職員の方にも負担がふえていると言われております。何とか簡素化できないものか、御所見をお伺いいたします。  次は(5)番目ですが、公共施設に障害者用のトイレを整備するべきでありますが、計画的に整備する考えがあるのかどうか、また、整備の際、利用者の側からの要望をよく聞いてつくるべきと考えますが、いかがでしょうか。  次は(6)番ですが、高齢者や障害者の通院などを支援するため無料のシルバーシャトルバスを運行させてはどうか。この質問に対しては先日、阿部議員の方から質問がありましたので割愛いたします。  次に、3番ですが、若者定住促進策についてであります。  湯口地区に進められている低廉な住宅団地の建設について、市民からは、随分遅いという不満の声が出ておりますが、その進捗状況と今後の見通しはどうなっているのか、お尋ねいたします。  また、若者を定住させるということは、それが結婚、出産につながっていくということで、少子化対策でもあるということでありまして、重要なことであるわけであります。花巻市新発展計画にも記されておりますが、定住促進や居住継続等の具体的な支援策についてお示し願いたいと思います。  以上、登壇しての質問を終わります。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 箱崎英喜議員の御質問にお答えいたします。  まず、クリーンエネルギーの活用推進についてのお尋ねでありますが、クリーンエネルギーは地球規模の環境保全のため、また、限りある鉱物エネルギーの代替エネルギーとして、今後ますます重要になるものと存じております。ソーラーシステムについては、民間施設や一部公共施設においても導入されており、設置コストやメンテナンスの繁雑なこと等から普及には難しい面もありますが、今後、一層の普及促進に努めてまいりたいと考えております。  次に、新エネルギービジョンについては、岩手県において平成9年度に策定すると伺っておりますが、花巻市といたしましては、県における新エネルギービジョンを受けまして、地域住民への啓蒙活動等を推進してまいりたいと考えております。  なお、電気自動車については、今なお研究開発途上にあり一般化には至っておらない状況と言われておりまして、導入コストや効率的にもなお改善の余地があるものと言われておりますので、導入にはもう少し時間が必要であると存じております。  次に、福祉の充実についての24時間巡回型ホームヘルプ事業の導入についてお答えいたします。  これまでの在宅における要介護老人へのホームヘルプサービスは、昼間の滞在型が一般的でありまして、深夜は家族の介護にゆだねられていることから、介護を担う家族に大きな負担を強いる状況にあると伺っております。したがって、24時間巡回型ホームヘルプ事業の導入は、これからの在宅介護にとってますます重要となってきており、国のモデル事業として盛岡市が実施しておりますが、県においては来年度から県単独事業を創設する予定と伺っております。したがいまして、当市においては関係機関、関係団体との調整を図りながら、県費の導入による事業の展開に鋭意努めてまいりたいと存じます。  その他のお尋ねについては、関係部長から答弁いたさせますので、ご了承願います。 ○議長(鈴木悦雄君) 民生部長。     (民生部長登壇) ◎民生部長(佐々木政弘君) 在宅福祉サービスのコンピューター化についてお答え申し上げます。  今後の在宅サービスを総合的に供給するためには、御質問の関係職員間の情報の共有化ということは大変大事なことと認識をいたしております。現在でもひとり暮らし老人、痴呆性老人、寝たきり老人、老人世帯等の情報は、市福祉事務所、保健センター、社会福祉協議会、在宅介護支援センター等で援助カルテという形でファクスで交換しながら共有化をいたしておりますが、早い機会にコンピューター化に必要なデータ入力や、個人情報等の課題から検討してまいります。  次に、障害者用の医療用品の購入のことについてでありますが、障害者の日常生活や社会生活の向上のため必要な補装具の交付事業は、当市では交付及び修理について契約をしておりますが、契約を結んでいない業者からの補装具を購入したいという希望がある場合、審査の上、公費での負担をいたしております。  次に、障害者や高齢者がさまざまなサービスを受ける際に申し込み手続が面倒であり、簡単にできないかということでありますが、各種申請用紙の様式についてはほとんど申請者に住所、氏名、生年月日、家族の氏名欄等の記載のみをお願いし、その他の部分については担当職員が聞き取りや代筆で作成をいたしております。また、一部の事務手続については、今後可能な範囲で簡素化を図っていきたいと考えております。  次に、公共施設の障害者用トイレの整備についてお答えいたします。  障害のある方が社会参加等により外出した場合の支障は、トイレの利用もその一つであると伺っております。これらの整備については、設置主体が異なりますが、市としては財政状況を勘案しながら、計画的に整備を心がけてまいりたいと思います。また、利用者の要望を聞くべきではないかということでありますが、そのように努めてまいりたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。     (建設部長登壇) ◎建設部長(平賀巖君) まず、湯口住宅団地建設の進捗状況についての御質問にお答えいたします。  湯口住宅団地につきましては、計画以来、農業振興地域の除外、農地転用に係る事前審査等に相当の時間を要してまいりましたが、昨年7月、これら調整が完了したことを受けまして、岩手県住宅供給公社と地権者会の間で土地売買価格について協議し、合意に達したことから、8年度内に契約完了を目途として鋭意、用地買収、補償契約事務を現在進めているところであります。  一方、現在は団地造成に係る実施設計に着手しており、1期分12.1ヘクタールの造成工事は本年9月に着工いたしまして、10年度完成の予定となっております。なお、分譲については平成10年9月開始いたしまして、平成11年4月の入居を予定しているところであります。  次に、定住促進に係る支援策についてでありますが、現在実施している制度といたしましては、勤労者住宅資金貸し付けがございますが、これは金融機関に資金を預託いたしまして、融資枠を確保する中で住宅建設を支援しているものであります。  さらに、優良木材住宅資金利子補給補助がございますが、これは一定量の県産材を使用した木造住宅を建設、または購入した方に対し、住宅金融公庫が通常融資に加え割り増し融資を行い、加えて県が公庫融資資金に対し利息の一部を一定期間補給して支援しているところであります。  また、公営住宅の建てかえ等の整備を引き続き実施するとともに、特定優良賃貸住宅制度等の導入についても調査を進めてまいります。  一方、住宅金融公庫の各種の割り増し融資制度の適用範囲を充実すべく検討を進めてまいりたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 箱崎英喜君。 ◆18番(箱崎英喜君) では、再質問させていただきます。  電気自動車についてでございますが、この電気自動車を買う場合、国、県、市からの補助金というのは出るんでしょうか。この電気自動車は本体価格が495万円なそうです。充電器が10万円ほどで、岩手県内ではまだ導入されていないようですが、小学生たちが大変興味を持っているようですので、試乗車会などを開催して童話村で走らせるなどして、環境教育の一環とするというのはどうかなと思いますが、御所見を伺いたいと思います。  それから、24時間巡回型ホームヘルプ事業についてでございますが、前向きに検討していくということでございますが、その前段階に12時間ケア体制への取り組みについては検討されているのでしょうか、お尋ねいたします。  それから、(3)の障害者や高齢者用の医療用品の購入に関してですけれども、役人や業者が福祉を食らうという問題が最近発覚しておりますが、世間の目が相当厳しい時代になっているところから、利用者から批判されないよう慎重に対応していただきたいことを申し述べておきたいと思います。  それから、(4)の件でございますが、さまざまな、例えば医療費の、今、還付方式になったんですかね、あれが非常に面倒くさいと言うんですが、それを何とか簡素化できないでしょうか、お尋ねいたします。  (5)番の障害者用のトイレ整備でございますが、利用者の話によりますと、現在設置されている障害者用のトイレはほとんど使い物にならないということであります。そういうことで障害者の意見をよくよく聞いていただきたいと、また、今後、計画されている公園にも設置されるよう要望いたします。  まず以上、お願いします。
    ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 再質問にお答えします。  電気自動車の補助でございますが、補助はないというように伺っておるところでございます。環境保全のためにその試乗会等、これはまことにすばらしい御提言でございますけれども、先ほども御答弁いたしましたように495万円、あるいはすばらしいものは800万円という自動車がございまして、役所の財政事情から見れば本当に厳しいようなものでございますし、やっぱり市民の方々からも御理解を得ながらしなきゃならないと思っているところでございます。参考までにお話ししますと、県内ではまだ東北電力に3台しか入っていないという状況でございまして、やはり行政は冒険するわけにはいきませんが、慎重に対応してまいらなければならないというように考えておるところでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 民生部長。 ◎民生部長(佐々木政弘君) ホームヘルプ事業の12時間体制の検討はしているかという再質問でございますが、現在は、原則的にはホームヘルプ事業は8時半から5時までというのが標準的な派遣の時間帯でございますが、早朝あるいは夕方等に、夕方等の場合は7時ころまで、早朝も7時ころからの要請等にはおこたえして派遣をしていると、こういう状況にございます。  それから、医療費の還付方式についての、もう少し簡素化できないかということでございますが、例えば、高額療養費等の請求あるいは療養費等の請求等があるわけでございますが、これについては今の方式が国、県等の指導で今の方式で行っておりますので、この簡素化についてはなお研究する必要があるというふうに考えておりますが、非常に難しいというふうにお答えを申し上げておきたいと思います。  それから、トイレの利用者の要望を聞いてということでございますが、これは先ほどお答えいたしたとおり、意見等を聞きながら今後の整備には十分反映するように努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 箱崎英喜君。 ◆18番(箱崎英喜君) それでは、最後の若者定住促進策について少しお尋ねします。  低廉な住宅団地を400戸分つくるということでございますが、1区画何坪ぐらいなものなのか、また、坪単価は何万円ぐらいと考えておられるのか、お聞きしたいと思います。長期低成長時代に入りまして余り給料も上がっていないという状況、あるいは消費税も今度4月から上がるようなことでもありますし、そういったようなことで400戸完売は非常に厳しいんじゃないかなと予想されるわけで、心配してお尋ねしているわけでございますが、いかがでしょうか。  それから、もう一つは、中心市街地への住宅を促進するため、特定優良賃貸住宅制度というのがあるそうですが、これはどういうことなのか、家賃補助をするというように理解してよろしいんでしょうか。このような支援策が若者たちに余り知られていないようですので、周知徹底を図るべきだと考えますが、いかがでしょうか。  以上、質問して終わります。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。 ◎建設部長(平賀巖君) 湯口住宅団地に係る処分区画面積の大きさでございますけれども、おおむね70坪から、現状によると思いますが、100坪以下ぐらいになろうかと思います。今後、現地の建設工事に合わせながらの区画の形状も考えてまいりたいと、こう思っています。  それから、処分価格につきましては、当然買収費、それから工事費等を勘案しながら単価が構成されるわけですが、でき得る限り低廉なものにしたいという前提のもとに、現在、花巻市も一部団地内の整備にかかわる助成と申しましょうか、一部工事を負担するという形で低廉に押さえようとしておりまして、現在、坪幾ら、平方メートル幾らという形で公表する段階にはございません。  それから、中心市街地への定住を促進するための特定優良賃貸住宅でございますが、これは一般の民間の企業者が住宅を建設しましたものを、市が公営住宅として借り受け、そして住宅困窮者に対してそれを貸し付けるわけですが、その際、一般住宅は公営住宅より高いわけですから、一般の企業者から借り入れる際に貸し付けとの差額については国の補助をいただくというような形の中で、その市街地の定住を促進するという政策でございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で箱崎英喜君の質問を終わります。  次の質問者は、和田幹男君。     (和田幹男君登壇) ◆6番(和田幹男君) 新風クラブの和田幹男でございます。  施政方針に対する内容を中心に質問をいたしてまいります。  その前に、平成8年度は賢治生誕百年祭という記念すべき事業が行われた年でもありました。役職員一同、そして市民総参加のもとに、成功裏に終わることができましたことに対し、心より敬意と感謝を申し上げるものであります。  また、今年度において退職されます職員の方々に対しましても、長年にわたり行政職に従事され御活躍されましたことに対しまして、市民を代表してその御苦労に心より感謝申し上げまして質問に入らさせていただきます。  渡辺市長は、昨年8月、市長に就任されましてから7カ月を経過しておられるわけでございますが、この間、市長はほとんど体を休めることなく、ただひたすらに市長職務に専念される一方で、意欲的に市民との対話に努められておりましたが、その御苦労は大変大きいものと思われます。私どもはその苦労に対し敬意をあらわすものであります。渡辺市長は、去る3日の平成9年度の施政方針について所信表明をされましたが、渡辺市長にとりましては9年度は実質的な初年度の施策方針でありましただけに、市民はもとより、近隣市町村関係者はその施策に対し強い期待と関心を寄せて注目してきたところであります。私もまたその一人でもありました。一つは、花巻市発展計画に沿って来るべく21世紀を展望した基礎づくりを強調されていることでありますし、また、政治に臨む姿勢として、市民とともに歩み、そして市民との信頼関係がある行政を進める信念と勇断を持った実行型の基本姿勢を打ち出し、渡辺カラーをにじませているように感じます。  そこで、お伺いをいたしますが、渡辺市長は県の中枢におられまして外部から花巻市を見てこられたと思いますが、これから21世紀の新時代に向かってどのような花巻のまちづくり、あるいは人づくりをしようと考えておられるのか、お伺いをいたします。  もう一点は、安全な水の供給についてでありますが、これには何といっても志戸平温泉を含めた南温泉峡の下水道の整備が不可欠であると思われますが、市はどのように取り組んでいかれるのか、このことを具体的にお伺いをいたします。  次に、花巻警察署の移転後の利用の考え方についてお伺いいたしますが、今年の10月に新しい警察署が小舟渡に新築移転されますが、それに伴って岩手県交通安全協会花巻支部並びに花巻地区安全管理者部会も一緒に隣接地に移転が予定をされております。移転後は敷地面積も広く駐車場も十分確保され、市民へのサービスも十分に満たされるものと思いますが、残された跡地の利用をいち早く打ち出さなければ末広町付近は人通りがなくなり過疎化が一段と進んでいくように感じられます。それは、今までは少なくても1日に七、八十人の免許の更新の人たちでにぎわってきたからであります。  そこで、お伺いいたしますが、花巻市は移転後の警察跡地に対しどのようにかかわっていかれるのかをお聞かせください。  次に、東北本線西側の防犯体制のあり方についてをお伺いいたしますが、現在、西口方面は緩やかではありますが住宅の建設もふえ、花巻南高等学校及び東高等学校の建設に伴い人々の流れが変わってきているように感じます。そうしたことを見てみますときに、警察署が移転をされますと、本署そのものは地域割りはありませんが、駅前交番の果たす役割は大きくなってくると思われます。駅前交番が受け持っている世帯数はおおむね6,200から6,300世帯ぐらいと聞いておりますが、駅前交番の本来の役目は、駅の乗降客の安全とお客様への情報サービスの提供にあると思います。そうしたことを考えてみますときに、駅前交番は現在9人体制で3交代をとっておられますが、今後におかれましては増員もしくは松園町交番も含めた西口に10人ないし十二、三人体制の交番の建設が望まれるところでありますが、花巻市はその考え方に対してどのように取り組んでいかれるのか、お伺いをいたします。  次に、西口広場及び周辺整備についてお伺いいたします。  その一つは駐車場での自転車の盗難についてでありますが、昨年1年間に自転車の盗難は、駅前については68件、西口に至っては87件と伺っておりますが、その中には乗り捨てられる自転車もあると思いますが、この盗難防止のために花巻市はどのような対応を考えておられますか、お伺いをいたします。  次に、西口ロータリー周辺の見直しについてお伺いいたします。  JR花巻駅東口周辺は、レインボープロジェクトによる事業によって花巻の新しい顔としてすばらしい都市景観が築かれましたが、一方、西口を見ますと裏口的イメージ景観に思われますが、区画整備事業がなされたとはいっても夜は街灯も暗く、通勤者でにぎわうはずの西口駅前は暗い町並み形成であると思われます。そこで、駐輪場にしております東北本線沿いの土地を含めて再開発を図る考えをお持ちでしょうか、お伺いをいたします。  次に、通学路の街灯の設置の見直しについてお伺いいたしますが、市内小中高等学校通学路の街灯の見直しでありますが、個々の学校は申し上げませんが、夜の見回りなどをされまして調査をし、順次整備を進めていってもらいたいと思います。特に、花巻北中学校の東側の東北本線沿いの通学路、また、西口から松園町間の自転車道、花巻南高等学校の東側のアクセス道等は特に暗い感じをいたしますので、県とも話し合いをされ速急に解決できるよう望むものであります。当市にいたしましてもどのようにかかわっていかれるのかをお伺いいたします。  以上で質問を終わりますが、簡潔な御答弁を御期待申し上げまして、終わらさせていただきます。どうもありがとうございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 和田幹男議員の御質問にお答えします。  まず、21世紀に向かっての花巻の町づくり、あるいは人づくりについての御質問にお答えします。  当花巻市は、御承知のとおり、豊かな緑に恵まれまして、また、あちこち自然や歴史に富んだ町でございまして、今日まで市民の皆様のたゆまぬ御努力により着実に発展してきているところでございます。私はこの発展を基礎に、21世紀に向けまして市民の方々が花巻に生まれ育ち、花巻に住んでよかったと感ずるように、美しい自然や歴史を生かしながら、活力と潤いがあり、安全で住みよい町づくりに努めてまいりたいと考えております。このため、花巻市の新発展計画に基づきながら、確かな財源見通しのもとに、さらに創意と工夫を凝らしまして、各分野にわたる施策を積極的に推進してまいりたいと存じております。  次に、人づくりについてでありますが、21世紀に向けて活力ある産業の発展を図り、長寿社会に対応した地域社会を築くため、創造性豊かな人材の育成が重要な課題であると認識しております。そのため、市民の方々が生涯学び続ける学習社会の構築に努めてまいりますほか、各審議会、委員会等への女性の方々や若者の積極的な登用を図るなど、市政への幅広い参画を通じまして、市民が十分に持てる能力を発揮できる条件整備をし、人づくりに努めてまいりたいと存じます。  次に、花巻南温泉峡地区の下水道整備についてお答えいたします。  花巻南温泉峡地区の下水道整備につきましては、公共用水域の水質保全はもとより、同地区を流れる豊沢川が御指摘のように上水道の主たる水源でもあること等から、花巻市新発展計画の前期基本計画の中でも重要な調査事業の一つとして位置づけており、今後、調査検討を進め、地域関係者の協力を得ながら、整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  次に、ロータリー周辺の見直しについてでありますが、御案内のとおり、近年の駅西地区における住宅及び店舗の建設が進んできており、駅西口広場の利用者も年々増加する傾向にあります。現在、駅西地区にはまだ多くの未利用地も散在しておりますので、今後ますますの発展とあわせ、駅西広場利用が増大するものと予想されることから、将来的には御提案の駅西口広場利用者の利便に供するための整備が必要となるものと考えております。  また、駅西通りが全体的に暗いとの御指摘でありますが、さきに申し上げましたとおりまだ未利用地もあり、住宅及び店舗が連檐していないことも要因と考えられますが、今後適切に対応してまいりたいと存じます。  その他のお尋ねについては、関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鈴木悦雄君) 企画部長。     (企画部長登壇) ◎企画部長(藤戸忠美君) 警察署跡地の利用についてのお尋ねでございますが、現在、花巻警察署の用地のほとんどは県有地でありまして、基本的には移転後も県において当地域の活性化につながる活用策が講じられることを期待しているところでございます。  また、駅西地区の防犯体制のあり方についてでありますが、御指摘のとおり、近年、駅西地区は定住人口の増加、高校の西地区移転等によりまして、防犯対策は重要な課題となっていると認識しております。したがいまして、住民が安心して住めるような体制整備について警察当局に要望してまいりたいと考えてございます。  次に、通学路の街灯の設置の見直しについてでありますが、街路灯の整備につきましては、夜間の安全確保や明るい町並み形成の面からも重要な課題であり、従来からその整備に努めてまいったところであります。今後も増設に努めるなど、安全確保を図ってまいりたいと存じております。  また、夜間照明の点検についても、道路パトロールの充実に努めるとともに、行政区長を初め、住民の積極的な情報提供をいただきながら、改善に努めてまいります。  なお、御指摘のありました花北中学校東側の通学路のうち、東北本線沿いにつきましては新年度に整備したいと考えておりますし、自転車道への設置につきましては、市道との交差点部を中心に整備してまいります。また、県道分につきましても県と協議してまいりたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。     (建設部長登壇) ◎建設部長(平賀巖君) 西口広場及び周辺の整備についてのうち、駅西口駐輪場の自転車の盗難についての御質問にお答えいたします。  まず、その実態でありますが、御指摘のとおり、駅西駐輪場における平成8年の1年間の自転車盗難は87件となっております。この自転車盗難については、自転車の無断使用、いわゆるちょっと借りる的な意識であり、犯罪であるとの認識が欠如していることに大きな原因があると言われております。まさに犯罪であることの意識づけが根本的な防止策と存じます。加えて、盗難防止のための二重ロックあるいは両輪施錠等、自己管理についても啓発していくことが必要であると考えております。市といたしましては、毎日午前6時45分から8時15分までの間、整理整とんを目的とした見回り人を配置しており、花巻駅前交番連絡協議会におきましては、自転車盗難防止パトロールを定期的に実施していただいているところであります。なお、西口駐輪場には昨年の6月に照明灯3基を設置したところでありますが、照明灯の故障等は速やかに対応するとともに、関係機関と協議しながら、施設の改善等、盗難防止に効果的な施策について検討してまいりたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 和田幹男君。 ◆6番(和田幹男君) それでは、再質問させていただきますが、今、大変丁寧にお答えをいただきましたが、この旧市街地の町並み形成といいますか、空き家といいますか、これらをどのようにこれから図っていくのかということが一番の課題かと思うんです。これもいつも議会に出ていますけれども、こうしたことのもし具体的な話し合いなり商工会議所とのあれもあると思いますが、その辺についてひとつお願いをしたいと思います。 それから、南温泉峡の下水道のことですが、もちろん発展計画にも載っていますが、何年ごろに調査に入るのか、それでやっていかれるのかというようなことを、これはいろいろ考え方があると思いますが、農集排もそのとおりですけれども、市長もおっしゃっているように全くの水源地でございますから、それにやっぱり病院もあれば温泉もあるというようなことですから、これはやはり何といってもこのことが解決されれば相当数、投資もしていかなければなりませんけれども、水の安全という面では非常に確保されるのかなと、そう思います。そのことをお伺いいたします。  それから、警察の跡地ですが、もちろん私もそういう答えがくるでしょうと思っていました。県の土地ですから。ですけれども、やはりそういった形でもう10月に行き先がわかっているわけですから、ですからやはりそれは県の方に出向いて、そういったようなことの今後の予定なり、使用目的なりというものを聞きながら、やっぱり花巻市としてもそれなりの対応なり意見を申し上げるなり、そういうような形でやっておくことが、これは普通そういうことが必要だと、私はそういうふうに認識していますが、その辺についてもお伺いします。  それから、自転車の盗難ですけれども、これは今、当局も認識されておるとおり、正直言って乗り捨てがほとんどなんですよね。ですから、それをどのようにするかということは、これなかなか難しいと思うんですが、これ全くの私の一つの、皆さんに笑われるかもしれませんが、案ですけれども、例えば花巻市で市の自転車を購入するというか、今いっぱい自転車古いのありますから、それを例えば黄色に塗りまして、黄色い自転車は花巻市の自転車だと、そういうことで駅前なりいろんなところに何台かずつ置きまして、それを乗り捨てる。そうすることによって、例えばさっき二重のかぎのロックの話もありましたが、かぎをかけている人はまたそれを行った人が使うと思います。意地悪してかぎをかけて使わせないかもわかりませんが、いずれかぎのないものはまたそこから自由に必要な人はどこかへ持っていってもいいというようなことでもすれば、多少そういう面では省けるのかなという、これは私なりの考え方ですけれども、そういう御検討がなされてもいいのかと思いますが、その辺のことについてもお伺いをします。  それから、駅の西口ですけれども、今、大変いいお答えをいただきましたが、ロータリーの分と、あとは都市計画なされましたけれども、あそこのところまだまだ変電所もあります。あれを動かすのは大変ですが、あそこの方々何軒かに御理解をいただければ、もう少し駅西という暗いイメージじゃなくして、本当におりても西口も開けたなというような感じを持たれるようになると思うんですが、その辺は一つ今後の課題だと思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。  まず以上、その点についてお伺いをします。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 花巻南温泉峡の下水道の関連でございますが、これはまことに重要なことでありまして、その調査は早い機会にと思っておりますが、その予定といたしましては、9年度に区域の見直しを進めまして10年度からその調査をしてまいりたいと思っておりますし、やはり今度は整備しましても利用率の関係がございますので、地域の方々の御協力も得ながら進めてまいりたいというように考えておるところでございます。町の発展につきましては、西口広場でございますが、これは東口、西口両方発展することが理想でございますが、時間はかかりますけれども、その状況に沿って鋭意整備に努めてまいりたいというように考えておるところであります。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。 ◎産業部長(佐藤脩君) 市街地におきます空き店舗対策のお尋ねがございましたので、お答え申し上げたいと思います。  議員おっしゃいますように、空き店舗が市街地に目立ってきておるわけでございまして、これをどうにかして町のにぎわいを取り戻したいというふうなことでもって、会議所と協議しながら会議所に空き店舗の情報センターを設置し、こういった情報を収集いただきながら、新年度におきましては空洞化対策の新規の資金制度なども設けながら、関係機関ともども取り組んでまいりたいと思ってございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。 ◎建設部長(平賀巖君) 盗難と申しますか、放置自転車等の有効利用についての御提案がございましたが、放置自転車は一定のルールに基づきまして一定の期間保管、そして処分しておるわけですが、いずれそうした自転車の有効利用につきましては、議員提案のことも含めまして関係方面と協議してまいりたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 和田幹男君。 ◆6番(和田幹男君) それでは、町の空き店舗の件ですが、これは空き店舗を活用するのに資金を出すと言ってますけれども、資金出したって多分だめ、だめということはないですけれども、根本的に町並み形成を変えるというような考え方に立たないと、これは相当数お金がかかると思いますけれども、やはりだめではないのかなと私は思うんですよ。やっぱり人が来なければ商売にならないわけですから、やはりどんどんどんどん郊外型になっていくわけですから、そのことを基本的な考え方で持っていかないとだめだと思うんですよ。これはまた別な人が入っても商売にならなければ補助金だけもらったって、資金を借りてやったって同じだと思うんですよ。ですから、そういうことをいろんな方々を交えながらこれをやっていかなきゃだめだと、そういうふうに私は思いますから、もう一度その辺のことについてお伺いいたします。  それから、南温泉峡の下水道はこれは10年度に調査するというようなこともうたってありましたが、本当にこれは相当数の費用もかかると思います。今、市長さんが心配されているのは加入率の問題もありますが、あの下水道はやはり施工してから3年以内というようなことで、これは強制でもないですけれども半強制的に加入というようなことでお願いしているわけですから、本当にお金かけた以上に戸数が少なかったりしていろいろあると思いますが、ただ、一番大事なことは、温泉峡の排水なりいろんな面もありますし、病院等もあるわけですから、それなりな、個人的には企業としてとかはやっているわけですけれども、いずれ速急にこれはやられることを私は望んでおきます。  まず、そのことについてお伺いをいたします。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 花巻南温泉峡の下水道の関係については議会の応援もいただきながら、また、いろいろ調査の促進に努めてまいりたいというように考えておるところでございます。  また、空き店舗対策につきましては、基本的な考えでございますが、まず、その地域の方々の自助努力が私は必要だというように考えております。また、行政といたしましては街路の整備とか、あるいはカラー化とか、電線地中化とか、側面的な御支援をしてまいりたいと思っておりますし、また、町の方々もいろいろ御懇談をいただき、あるいはイベントを考えるなり、何かいろいろユニークなまちづくりに努めてほしいというように思っておるところでございます。行政としても今年度それで空き店舗対策の支援制度なり、あるいは若手リーダーの養成なり、いろいろと予算につきまして今議会にお願いしているところでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 企画部長。 ◎企画部長(藤戸忠美君) 警察の移転跡地の活用につきましては、私どもも非常に大きな関心を持っているところでございまして、まだ県の方からは特別な話というものはないわけですけれども、十分地元のいわるゆる町づくりという観点から意向も聞き、また、県の警察署の方とも協議しながら勉強していきたいと、このように考えてございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で和田幹男君の質問が終わりました。これより和田幹男君の関連質問に入ります。  関連質問の方ございませんか。  菅原孝二君。 ◆3番(菅原孝二君) 3番の菅原です。ただいまの新風会派の和田議員に関連させて質問をさせていただきます。  質問いたしますのは駅西口の課題についてでございますが、私も西口の問題につきまして日ごろからいろいろと心配している一人でございまして、西口の広場及び周辺の整備、並びに私が昨年の9月に質問いたしました駅舎、西口の改札所の問題について質問をさせていただきますが、いずれ西口広場が周辺から西口一体につきましては、市長が御認識のとおり、大変人口が集積していると、あるいは宅地その他店舗も、あるいは文教的な学校施設も集積しているということで、新しい西への町並み形成が図られつつあるという認識を持っているということでございまして、私も将来はもっともっとこの一帯が西の方へ整備されていくんであろうと、整備されるというか、人口集積がされていくんであろうというふうに認識している一人でございます。そうであればやはり先ほど以来の議論のように、西の夜の部分とかあるいはそうした部分で暗いイメージであってはいけないし、東口は御承知のとおり、レインボー計画で大変すばらしく様相を変えているわけでありますけれども、どうしても西口が裏というようなイメージ的な印象を、他県から訪れて来る方がそうした印象を持っているということもございますし、都市計画をする際にもある識者の方が、西口はどうなるんだというようなことも、ある席で語っていることも記憶しているわけでございまして、やはりもう一度、都市計画は第5次で終了いたしまして宅地化は進められているわけでありますが、今、進めている東口と同様にこの鉄道沿いに再度再開発といいますか、再整備をしてもう少し有効な土地利用を図って、都市的な施設を東西に一つつくっていくことが大変すばらしい拠点性を発揮できるんじゃないかというふうな考えを持っているわけでございます。特に、今、市長が未利用の土地が結構あるということで、私もいつもあそこを通っているわけですが、特に、日本たばこ産業の所有地でございますか、大分広い敷地があるわけでございますが、依然その後そのままの状態にあるというような状況もございます。特にあと、ある方から電話で御指摘をいただいたんですが、やはり西口でちょっとネックになっているのが東北電力の変電所で何とかできないものかというようなことも御指摘される市民の方もあるわけでございまして、東北電力の変電所を移転するということになると大変膨大な、あるいは東北電力のいろんな送電の関係で大変難しい問題があろうかとは思いますが、やはり本格的にあの辺を整備するというのであれば、そうしたことも検討をされてしかるべきではないかというようなことも申し添えて、この点についてのお考えをお伺いをいたしたいと思います。  それから、もう一点は駅舎の関係でございますが、駅舎の西口改札口を設置していただきたいということを、西地区の区長さん方からの要望も市政懇談会でお話があったかと思いますけれども、いずれこの西口をといいますか、花巻駅の乗降客が今1日平均で八千数百人あると、新幹線駅は4,500人ぐらいだと思いますけれども、いずれ在来線にも利用されている方大変多いわけでございまして、特に西からの地下道ありますけれども、やはり利用者も多いということで、西のそうした発展的な環境から考えてみても、やはり西口の利用を、利便性を高める上でも改札口の設置ができないかということで、恐らく調査は若干はされているのではないかというふうに思っておりまして、実は雫石町が今、秋田新幹線ということで開業されまして、あの駅舎が大変すばらしいモダンな建物に変わってございます。正面北口と南口を橋をかけまして両側から出入り口ができるというような建物をつくっているわけでございまして、話に聞きますと前吉田市長も何かこれをモデルにしたらいかがかということでJR社からのお話があって、一度ちょっとお話しに行った経過もあるというふうにも伺ってございますけれども、いずれそうした形式、あるいはまた別なモデル形式もあろうかと思いますが、そうした西口の窓口としてそうした駅舎の改造についてどの程度JR社に御要請なり協議をされているかと、その点について2点お伺いしたいと思います。 ◎企画部長(藤戸忠美君) 駅西地区の整備に関してただいま御質問をちょうだいいたしましたが、まずこの駅舎の関係でございますが、西口改札所を設置するということ、これは従来から花巻市の課題になってございまして、現在JRといろいろ勉強を重ねておりまして、今、議員お話しありましたような雫石等もモデルにしながら、今、勉強しておりますが、ただ単に西口へ改札をつくるということだけではなくて、花巻駅の場合相当の改築を伴うということでございまして、それらを含めまして調査を継続しておるというところでございます。  それから、先ほど西地区の問題でたばこ産業の関係の跡地活用等のお話もあったわけですが、基本的には市街地中心部にある広大な空地でございますので、日本たばこ産業の方に、所有者の方に有効な活用をしていただくように強力に申し入れをしたいなと、このように今、考えているところでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。 ◎建設部長(平賀巖君) 駅西広場を中心とした再整備という形での御質問がありましたが、先ほど市長も答弁しましたように、いずれ駅西地区が今後ますます発展する中ではそうしたための整備が必要となるものという前提ではおりますが、今、具体的にそのことについての整備計画云々という段階には至っておりません。 ○議長(鈴木悦雄君) 菅原孝二君。 ◆3番(菅原孝二君) 駅舎関係で一つ先ほど雫石の例を出したんですが、この方式は、私も実際に雫石駅を議会前にちょっと調査といいますか、見てまいりましたし、町役場の企画調整の方ですか、その方に電話でその内容についてお話を伺ったわけでありますが、その前にまたJR社ともちょっとお話をしたわけでありますが、いずれ地元負担が伴うということで、これがやっぱり市が取り組めない原因だというふうに思っておりますが、いずれあの雫石の場合は総事業費で10億円、10億7,000万円ほどのお金をかけたということで、その中で地元負担が大半ということで10億3,000万円だと、JR社負担が4,570万円ということで、JR社負担施設はもちろん改札所とか待合室とか事務所というところでございまして、そういうことで大変膨大な、花巻市の場合にも予想されるわけでありますが、しかし、この必要性というものを十分認識されまして、この財源をひとつ、大変、一昨日以来の議会での、財政が将来に向けても厳しいという状況の中でこうした質問をするのもなんではございますが、やはりこれからの東口と西口が同じような顔を持って東西に発展できるような、町づくりは鉄道から発展しているという従来の経過もあるわけでございまして、最も人が往来するところだというふうに思っておりますので、やはりその便宜を図る意味からも、あるいは花巻の一つのシンボルというふうな形でこの駅舎、あるいは思い切って改造駅ビルというようなことも御検討されまして、花巻駅をもう少し見直していく方に御検討をしていただきたいと、そのようなことをちょっと要望いたしまして、質問にさせていただきます。  以上です。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で和田幹男君の質問を終わります。  次の質問者は、小原昭男君     (小原昭男君登壇) ◆7番(小原昭男君) 政研クラブ21の小原昭男でございます。  まずもって3月定例会において質問の機会を与えていただきましたことをお礼申し上げます。  渡辺市長におかれましては、8月就任以来、精力的に職務に取り組まれ、花巻空港の拡張や行財政改革の一環としての機構改革や市債の繰り上げ償還など新体制づくりに努力されていますことを、一市民として喜ばしく思うとともに、変わり行く時流に対応し新しい花巻を構築されますよう願うものであります。  それでは、あらかじめ通告しておりました内容について順次進めてまいりますので、適切なる御回答をお願いいたします。  まず、新年度予算の特徴とその傾向についてお伺いいたします。
     この件につきましては、特別委員会で検討されますとともに、さきの質問者が取り上げられていますが、発展計画への対応とハード事業に対しソフト事業の比率が上がったように見受けられる点、そして消費税率の上昇による市民生活への影響と、特にそれが大きいでありましょう生活弱者に対して市としての手当を考えられないものか、お伺いいたします。  二つ目として、農業問題についてお尋ねいたします。  ウルグアイ・ラウンド条約締結以後、日本の農業にとっては、ミニマムアクセス導入による外圧が厳しく、ただでさえ担い手の少ない産業の行く末が案じられるところであります。  (1)農業問題の中心である営農に対する行政支援について。  農地の集積と集落営農についての進捗状況と、認定農業者や担い手育成事業に対する現状はどのようになっているでしょうか。現在は、農水省予算で支援体制がとられていますが、施設の更新時期に達したときの支援体制をどのように考えられているか、お伺いいたします。  (2)食材の生産から見た農業について。  行政と農協は生産農家と消費者の仲介役としてコンセンサスをとり、消費者が真に求める食材の方向を見出すべきで、生産者と消費者がそれぞれに持つ問題についてどのような形で連携していくのか、体制づくりが必要と思います。現在は食材に対する安全性に関心が集まってきていますので、そうした指導についても考えてほしいと思います。  (3)環境保全に対する農業について。  環境保全についてはひとり農業の問題だけではありませんが、多収穫、高品質を求める余り環境に対する安全性と、農地としての恒久性について配慮が欠けていたのではないかと思います。食物はもとより動物さえも地上に生存する微生物の働きにより生命が保たれていると思えば、共生の重要性を殊のほか感じさせられるところであります。このような土壌微生物の量が極度に落ち込んでいることから環境破壊が進み、農地としての恒久性にブレーキをかけていることも事実であります。その対策として有機農業が取り上げられていますが、一部の農業者の問題ではなく、行政、農協などの組織的な取り組みがなければ自然破壊を食いとめることができないと思いますが、どうお考えでしょうか。  次に、生産廃材の処理について。  生産される農産物は、食に供される部分は必ずしも全部とは限らないし、米などはそのよい例で、自然からの恵みは米だけではなく、わら、もみ殻、米ぬかがあることは言うをまたないところです。これらは再生産に対する貴重な資源であることを見直すべきであり、有機農業はここから始まると言っても過言ではないでしょう。これら資源の有効活用をする方法はいろいろ工夫されていますが、有効な堆肥づくりは土壌微生物の増殖を図る大きな力となることであり、環境破壊から免れ生産される食材は、食味の改善もできて安全食材として消費者に供給できるならばこれほどのことはなく、行政の力をもって事業展開を図るべきだと思います。  次に、農業資材として利用されている廃プラスチックの処理がどのように行われているか、お聞きしたいと思います。  前回もこの点に対してはお聞きいたしましたが、依然として河川に散乱している現状を見るとき、回収の徹底が必要と思われるからです。  三つ目として、国、県の河川事業に対する市の対応について。  (1)北上川歴史回廊構想と市の対応についてお伺いします。  平成7年に建設省岩手工事事務所より、北上川流域の活性化と川を軸とする市町村の連携を図るべく構想が打ち出されましたが、国の河川事業が花巻市内に導入されることについて、また、賢治ゾーン周辺に事業展開がなされようとしていることについてどのように考えられるか。1月に開かれた水辺プラザを語る会において、事業展開については一地点だけではなく条件さえ整えば複数的取り組みも考えたいとの回答でしたが、イギリス海岸以外についてはどうお考えでしょうか。水沢の後藤市長が代表されている北上川流域の首長会議の進捗状況はどのようになっているのでしょうか。  (2)中心市街地を流れる大堰川の役割として、県事業導入に対して当局ではどのように考えられているでしょうか。そして、何よりも利用されるでありましょう地域へのコンセンサスをどのようにとられたのでしょうか。  4、花巻南地区地方拠点整備事業について。  (1)今後における花巻市の対応について。  現在、第1段階の残りを整備中ですが、当初計画された完成年次の後退を余儀なくされている状態であります。その第1点として、技術面だけではなく財政支援を考えてほしいと思います。本事業は北上市とのアクセスを強固なものにするために始められたものであり、早期に完成してほしいものであります。  (2)当整備地内には拠点施設として産業文化交流センターが計画されていますが、大規模整備のことゆえ組合で立ち上げた施設以外に公共施設導入をお願いしたいと思います。施設については市の財政に関係しないものを導入してほしいと思いますし、以前開発された地域について見ますと、依然として保留地が処分されていない状況を見るにつけ、花南地区開発は受益面積が広いだけに保留地の面積も大きくなると思われますので、自主財源となるこれらの土地処分について公共事業の導入を考えてほしいと思います。  (3)環境整備の一環として史跡公園の設置を考えられないか。  大規模開発について公園整備が義務づけられていますが、不動上諏訪地区は、縄文後期、平安、江戸と三つの時代を経過した遺跡が出土しており、各年代ともに多くの人々が集落を形成していたことが実証されています。しかも、出土品の量は非常に多く、当時の生活がしのばれます。子供たちへの遺産として、また、先住者が生活した様子を後世に伝えるためにも公園整備の一つとして取り上げてもらいたいと思います。当局のお考えをお示しください。  以上、新年度予算、農業問題、河川事業、花南地区整備について質問いたしました。御回答をよろしくお願い申し上げます。  最後となりましたが、経験も浅く不勉強なものでございますので、今後におきましても先輩諸兄並びに当局の御指導をいただきますようお願い申し上げ、質問を終わります。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 小原昭男議員の御質問にお答えします。  まず、新年度予算の編成に当たりどの部分を強調し、新発展計画に基づく諸施策に対応したかとのお尋ねでありますが、本市の財政を取り巻く環境は地方交付税等の伸びが期待できない状況に加えまして、公債費の大幅な増加が見込まれるなど、厳しい状況にあると認識しているところであります。このような中にあって、市民の要望や提言にこたえるため、平成9年度地方財政計画等を指針として行政改革に積極的に取り組むとともに、財政運営の健全化に留意しながら、公共下水道等の普及拡大による快適な生活環境の整備を初め、ホームヘルパーの増員やいわゆるエンゼルプランの策定、救急医療施設の整備に対する支援策等総合的な福祉施策の充実、農業や商工業、観光の振興等市民福祉の向上を図るため、花巻市新発展計画に基づく諸施策の実現に努めたところであります。  次に、ソフト事業に対してのお尋ねでありますが、各種の施策を展開する過程では、ややもすればハード事業に目を向けがちになりますが、私は、市民の交流を盛んにする環境づくりとして、市民相互が心の触れ合いや連帯感を高める必要があるという認識のもとに、平成9年度の予算編成ではハード事業の積極的な推進と相まって、可能な限りソフト事業を計上するよう努めたところであります。今後とも市民の方々の要望や提言を踏まえまして、ソフト事業についても積極的に取り上げていきたいと考えているところであります。  次に、消費税率の上昇による市民生活への影響についてどう思うかとの御質問でありますが、市民にとって従来よりも税の負担が重くなる、いわゆる増税感が大きくなるものと認識しているところでありますが、このたびの消費税法等の改正に伴う消費税率の引き上げは、地方分権の推進、地域福祉の充実等のため地方税源の充実を図る観点からも措置されたものと存じております。これには国から弱者への方々には臨時福祉特別給付金が交付されることになっておりますが、消費税は地方固有の財源として地方消費税交付金の配分のほか、地方交付税の原資として交付税特別会計に法定算入されることにもなりますので、その趣旨に沿うよう、より一層市民福祉の向上を図るため、その施策の展開に努力してまいりたいと考えております。  次に、環境保全農業の取り組みについてでありますが、議員が御指摘になりましたとおり、労働力不足や兼業化等の進行によって生産効率性を求める余り、化学肥料等の過剰施用等によって土壌劣化を来していることも否めない事実であります。したがいまして、農業の持つ物質循環機能を生かしながら、生産性との調和に留意しつつ土づくり等を維持しながら、持続可能な農業の展開を図っていくことが重要であると考えております。市といたしましても、JA、関係機関との協議の上、有機栽培や減農業、減化学肥料栽培等の実証圃を設置し、その結果を検証しながら健全な土づくりに努めるなど、環境保全型農業の推進に取り組んでまいりたいと存じます。  次に、国、県の河川事業に対する市の対応についての御質問にお答えします。  平成9年度から人と水とのかかわりの再構築を目指す国の第9次治水事業5カ年計画がスタートいたしましたが、県ではこの事業計画にあわせて岩手の川づくりプランを策定したところであり、市といたしましては、これら国、県の河川整備事業に積極的に参画しながら、自然との触れ合いの場、そして地域のシンボルとしての川づくりに努めてまいりたいと考えております。  一方、本治水事業計画の中での目玉事業として、北上川歴史回廊事業が計画されておりますが、この事業は、北上川流域の歴史的な遺産をモチーフに、地域の交流拠点水辺プラザを河川沿いに整備しそのネットワーク化を図り、北上川流域圏の連携と交流を促進しようとするものであります。本市では宮沢賢治が命名したイギリス海岸周辺が想定されておりますが、整備手法等につきましては、建設省岩手工事事務所が設置しましたイギリス海岸を考える懇談会の提言等を踏まえまして、広く市民の声を聞きながら関係機関と協議を進めてまいりたいと存じております。  次に、この水辺プラザの複数の取り組みについてでありますが、基本的には歴史的な遺産としての水辺プラザが構成できる地区の調査が必要でありますが、この整備に係る遊歩道、駐車場と河川利用の利便施設は市町村が設置するものでありますので、将来の市の財政事情も勘案しながら検討する必要があると考えております。  次に、北上川流域の市町村長懇談会の進捗状況についてでありますが、本懇談会は北上川流域の市町村長が地域の風土、文化を生かしながら交流、連携を促進し、豊かで快適な地域づくりを進めようとするものであり、本年1月、懇談会の設立に向けた世話人会が発足いたしたところであります。  次に、花巻南地区地方拠点土地整備事業に係る今後における当市の対応についてのお尋ねについてお答えします。  御案内のとおり、花巻南地区は北上中部地方拠点地域基本計画の中で広域的な産業、文化交流拠点地区として位置づけられております。花巻南地区の開発は花巻地域の均衡ある発展と、北上中部地方拠点地域における花巻市あるいは花巻地方の役割を実現するためにも重要であり、その先導的役割を担い、既存市街地と花巻南地区を結ぶ都市計画街路や仮称山の神藤沢町線、仮称不動大橋の架設を初め、区画道路等の公共施設を整備する不動上諏訪地区土地区画整理事業が現在施工されているところであります。今後も都市基盤整備の有効な手法であります土地区画整理事業を実施することについて、関係地権者の御理解と御協力により合意形成がなされた地区につきましては、国、県の補助事業の導入に努め、技術援助はもとより、花巻市土地区画整理事業助成要綱に基づき財政支援を行い、計画的に事業の推進を図ってまいりたいと考えております。  その他のお尋ねについては、関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。     (産業部長登壇) ◎産業部長(佐藤脩君) 農業問題につきましてお答えいたします。  まず、営農に対する行政支援でありますが、ウルグアイ・ラウンド対策費など国の補助事業はすべて構造政策と連動しておりまして、認定農業者等担い手農家への一定以上の農地集積が前提条件として実施されているところでございます。当市におきましても、担い手育成型圃場整備事業等の基盤整備を初め、整備済み地区の償還金に対する農家負担軽減を図る支援事業等のほか、認定農業者等が経営改善を支援する事業、農用地の利用調整を図るための農用地利用調整特別事業等の国庫補助事業を実施しているところであります。また、集落営農推進のための農業機械リース事業等の県単事業を初め、市単独事業として農地流動化促進対策事業、認定農業者経営基盤強化対策事業、水田農業体質強化事業の各種施策を展開してまいったところであります。農地集積については12集落から農用地利用改善団体の申請があり、平成8年度に先導的利用集積事業が3集落、集積面積が36.6ヘクタールの実績がありますし、集落営農については2年間のモデル集落を7集落設定し、それぞれ農用地の利用集積や土地利用集積を行っているところであります。  次に、補助事業で取得した農業機械や施設の更新については、それぞれ事業主体において減価償却費を積み立て対応するほか、融資事業との活用によって農家負担を軽減するため支援してまいりたいと存じます。  次に、食材の生産から見た農業についてでありますが、現在の生産流通体制はJAの一元集荷による市場出荷が主流を占めておりまして、消費者の顔が見える流通には至ってはおりませんが、市内においてもJAや民間の産直施設が運営され、生産者と消費者の信頼感が高まり好評を得ておりますので、市としてもこれらに対する側面的な支援をしてまいりたいと考えております。  次に、わら、もみ殻等生産廃材の処理につきましては、貴重な有機質の再利用として稲わらは水田にすきこみ、10アール当たり必要有機質の50%を賄っておりますし、もみ殻につきましてはJA花巻市のカントリーエレベーター及びライスセンターから排出されるおよそ1,500トンの乾もみは利用者には無料で、それ以外の者には初回加入金だけで利用できるようになっており、主に畜産農家に供給されておりますので、畜産農家で生産される完熟堆肥が耕種農家の農地に還元できる体制づくりについて、さらにJA花巻市とも協議してまいりたいと存じます。  次に、農業用廃プラスチックの処理につきましては、JA花巻市が実施しております農業用廃プラスチック等適正処理推進事業により、本年度はJA各支所に持ち込まれた43トンを産業廃棄物処理業者に委託して処理しておりますが、御提言いただきました趣旨に沿いまして、平成9年度におきましても引き続き農家に対する啓発を推進し適正使用してまいりたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。     (建設部長登壇) ◎建設部長(平賀巖君) 中心市街地を貫く大堰川の役割と事業導入に対する考え方についてのお尋ねにお答えいたします。  中心市街地を還流する一級河川大堰川は、岩手県が管理する都市河川であり、上町のエセナ前の交差点から吹張町の旧中央公民館までの560メートルの区間について、今年度より大堰川河川再生事業に着手していただいたところであります。河川再生事業は河川環境が著しく劣悪な河川を自然豊かな川らしい川に再生し、防災にも配慮した個性ある地域づくりと豊かな生活環境を創設することを目的としております。また、市があわせて施工します大堰川筋プロムナード整備事業は、既成市街地の活性化に役立てることをねらいとし、大堰川の河川空間を生かし、河川沿いに歩道や休憩施設などの整備を行い、多くの市民の方々が潤いと安らぎを感じられる水辺空間を創造し、市街地の回遊性を創出する事業であります。このようなことから大堰川河川再生事業と大堰川筋プロムナード整備事業を一体的に進める必要があるため、地域住民の意見を反映させるための組織として花巻土木事務所が設置しました、魅力ある大堰川を考える会の提言を伺いながら、県と市が一緒になり、実施計画を進めているところであります。平成9年度は大堰川河川再生事業に係る用地買収、補償事務を関係地権者の御理解を賜りながら、両事業の円滑な推進に努めてまいります。  次に、花巻南拠点地区内への公共施設の導入についてのお尋ねにお答えいたします。  当拠点地区の整備は、単に住むだけのベッドタウンを造成するのではなく、働き、学び、憩うなど多彩な機能を備えた定住拠点の形成を目指す観点から、開発予定区域内に拠点施設として産業の高度化と市民の生活、文化交流の支援機能を有する、仮称産業文化交流センターの建設が計画されているところであります。このセンターの規模や内容、事業手法等は未定でありますが、当地区の基盤整備の進捗状況を視野に入れながら、広く検討してまいらなければならないと考えております。また、御指摘のとおり、公共的な施設の導入は市街化の促進に重要な役割を担うものと認識しており、関係機関と提携しながら検討してまいりたいと存じます。  次に、花巻南地区地方拠点都市整備事業に係る環境整備の一環として史跡公園の設置を考えられないかという御質問についてお答えいたします。  現在、組合施工で実施されている不動上諏訪地区土地区画整理事業区域内にある不動遺跡につきましては、平成6年度から花巻市教育委員会において発掘調査を実施しております。現在、調査と発掘結果の整理を並行して進めているところであり、今後、教育委員会と協議しながら適切に対応してまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 小原昭男君。 ◆7番(小原昭男君) 再質問いたします。  一つは営農支援についてでございます。  ハードの支援に対して利用計画や経営の近代化を図るためのソフト支援も考えられているかどうか、お伺いします。  それから、廃プラスチックの処理については、産業廃棄物の扱いになるわけですけれども、これらの処理はどこで行われているか、また、処理単価は幾らぐらいになるか、お聞きしたいと思います。  それから、三つ目として花南地区の整備事業についてですけれども、接点であります飯豊に農業研究センターが盛んに今、造成され、完成をほとんど間近にしているわけですけれども、そういった農業研究センターに関連するような施設の導入を花南地区の整備事業の中に取り入れられないものか。以前におきましては吉田前市長が、生物工学研究所ですか、そこの職員の官舎をということもいろいろ聞き及んでおりますけれども、それもなかなかうまくいかなかったようでございますが、今度こういう大きな施設ができることによって、それの何らかの関係で利用できるようなそういったような施設も考えられないものか、ひとつお伺いしたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 私の方から花南地区の整備に関連しまして、農業研究センターの関連でございますが、これは議員御指摘にありますように、職員の宿舎についてはまだ決まっておりませんでしたので、私も就任早々以来、花巻への人口の定着のために陳情した経緯がございますが、いろいろその計画が練られておりまして、今後何ができるかというのはまだちょっと不透明でございまして、県との接触を重ねながら、誘致できるものあるいは花巻に定着できるものについては研究し、要望してまいりたいというように考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。 ◎産業部長(佐藤脩君) 営農集団に対する支援の中にソフトのものというお尋ねがございましたですが、先ほど御答弁申し上げたのは、ハードをメーンにした御答弁の内容でございますが、ソフト面につきましては、ハード部分についた、要するに事務費的なもの、あるいは事業を醸成するためのいろいろな協議とか研修とかというふうなもの等々が、さらにソフト事業というそれぞれ事業の中に入っておるわけでございますし、また、新年度におきまして御協議申し上げたいと思っているものの中には、農村女性のの起業化支援でございますとか、あるいはいろいろな事業を誘導する場合に各種のソフト事業を考えておるわけでございます。  それから、廃プラスチックの処理の流れでございますけれども、先ほど申し上げましたように、JA、支所の段階にとりあえず農家から持ち込みまして、それらを収集する業者、究極は江刺にございます施設に持ち込まれるんだろうと思っておるわけでございますが、ただいまお聞きしてあるところ1トン当たり5,500円ということで聞いてございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 小原昭男君。 ◆7番(小原昭男君) 北上川の歴史回廊構想についてですけれども、国の事業ではありますけれども、市当局の構想とかそういうものを組み入れることができるのでしょうか、その辺お聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。 ◎建設部長(平賀巖君) 北上川歴史回廊整備構想でありますが、先ほど市長も答弁申し上げましたように、基本的には建設省が今度の第9次河川整備5カ年計画の中に水辺プラザとして取り入れたものでありますが、実質建設省が実施しますのは河川敷地内のハードな部分、低水護岸、緩傾斜地と申しましょうか、そうした部分でありまして、それに付随する河川利用施設は花巻市、いわゆる地元がそれを担当することになりますので、当然それらの整備にかかわっては花巻市の意向、あるいは花巻市の住民、あるいは関係方面のいろんな意見を聞いて整備していくものと考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 小原昭男君の質問が終わりました。これより小原昭男君の関連質問に入ります。  関連質問の方ございませんか。  鎌田芳雄君。 ◆8番(鎌田芳雄君) 8番鎌田でございます。  小原議員に関連して農業問題についてお尋ねしたいと思います。  農業問題の支援につきましては、先ほど産業部長さんの方から詳しく農協とJAと協力しながら手厚い支援をしているというふうな御回答、これは理解いたしました。その点についてですけれども、農地の集積とかそれから集落についての指導をそれぞれやった実績はかなりの成果を上げているわけですけれども、そういった実績について、そのような恩典の受けていない地域に対してはどのような対策といいますか、対応を今後していくおつもりか、その指導体制についてまず1点をお聞きしたいと思います。  それから、経営規模の拡大に関連してでございますけれども、先行きが不透明な部分もあってなかなか規模拡大とか、新しく就農する方々も希望はあるんだけれどもいまいち踏み込めないという方もあるようですけれども、そういった者に対する支援でございますけれども、農水省では今までの制度を利用しながら、離農する方の農地を公社がそれを10年間貸し付けし、健全な経営をした後その農家に安く売るというような制度を今度つくるような報道が新聞でされておりますけれども、そういったことについて花巻市ではどのようなお考えを持っているか、特に新規就農者に対する支援と、それから経営規模拡大を希望する農家に対する支援、この点をどのように今後考えていくか、基本的な姿勢についてお尋ねしたいと思います。  それから、朝日新聞社でこの前アンケート調査した結果が新聞報道されておりますけれども、減反制度についてです。現在の減反制度について県内の8割の市町村は問題があるというふうな認識をしているけれども、現行の制度で割り当てられた目標を達成せざるを得ないというふうな結果が出ているようですけれども、花巻市ではこのアンケートに対してどのような回答をしているか、ちょっとお聞きしたいと思います。新聞報道によりますと、各項目について回答するようになっておりますけれども、花巻市の欄を見ますとその他というところに回答しておるようで、その内容が全然見えてこなかったので、その点をお聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 減反に関連しますマスコミ報道の点について私の方からお答えします。  その考え方としまして、米の過剰基調の中で生産調整の実施により価格の安定を図ることは避けることができない措置だというように考えておりまして、農家の所得の確保を図るためには、全国の市町村及び生産者団体が力を合わせてそしてやっていくべきものでございまして、現在のとも補償等を活用しながら地域ぐるみでその調整活動を推進していかなければならないというように答えておりまして、あの文章の、あれは電話でございまして、問題だとか、あるいはこれしかないというようなことも言われておりまして、お答えは今お話ししたような考え方で答えているものでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。 ◎産業部長(佐藤脩君) 鎌田議員からお尋ねがあった内容にお答え申し上げたいと存じます。  まず、第1点の支援体制、支援内容ということでございまして、この関係につきましては、関係機関がいろいろ問題を持ち寄る中におきまして、それぞれ市は市、農業委員会は農業委員会、それからJA花巻市がございますし、それから県の指導機関もあるわけでございまして、市とJA花巻市がつくっております農業振興公社というふうな中での農地の集積なり、これの運用というふうなことをしておるわけでございまして、いずれ今後花巻市の農業を展開する場合に、集落農業というものなわけでございますが、いずれ今77の集落形成をいたしまして、その中で先ほど御答弁申し上げた農地の流動化については、あくまでもそのモデル事業というふうな内容で取り組んでおるわけでございまして、それらをさらに77集落にできる限り波及させながら取り組んでまいりたいと思っておるわけでございます。  それから、規模拡大がある反面、後継者等々の関連で離農ということの対策でのお尋ねがございましたが、いずれ先ほど議員からお話がございましたようにまだ情報の域しか出ておりませんので、今後、情報を収集しながら取り組んでまいりたいと思っておるわけでございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 鎌田芳雄君。 ◆8番(鎌田芳雄君) はい、わかりました。いずれ新しく農業をやりたいという希望の方もあるわけです。そういった方については、いろいろ制度上制約が多くて取り込めないという方もあるわけです。法律とか制度とかそういったものについて難しい部分もあるかと思いますけれども、花巻に定着し農業をやりたいという方もあるわけですから、そういった方々については、何回も言いますけれども支援をお願いしたいという希望を申し上げて終わります。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で小原昭男君の質問を終わります。  昼食のため、午後1時20分まで休憩をいたします。             午前11時57分  休憩             午後 1時21分  開議 ○議長(鈴木悦雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  次の質問者は、木村幸弘君。     (木村幸弘君登壇) ◆13番(木村幸弘君) 社会民主党の木村幸弘でございます。  あらかじめ通告をしております項目に従いまして順次質問をいたします。当局の明快な、そして積極的な御答弁をよろしくお願いを申し上げます。  第1に、行政改革に関してお伺いをいたします。  その1点目は、花巻市行革大綱が昨年3月に策定された中で、事務事業の見直しにおける民間委託の推進という課題について、行政の運営上からはさまざまな民間委託が実施をされ、一定の成果が上げられているものの、民間委託の大きな意義として効率性の追求という視点からとらえた場合に、随意契約方式によって行われるようなケースについては、果たして行財政の効率化や民間活力を引き出していると言えるのかどうか。例えば、長期間にわたって更新をされているような委託業務の場合は独占化という状況を生み出し、なれ合いの温床とならないのかという点や、また、工事発注に当たって専門的な技術や能力にかかわる事業の随意契約は相手方の言い値が適正価格であるかどうか、客観的な判断材料に乏しい状況もあり、そうした点についてどのような考え方で契約を行うのかなど、随意契約の現状とそのあり方を含めてお伺いをいたします。
     また、一方では、委託先の雇用の安定と労働諸条件の確保という点から見た場合に、行政の効率性一辺倒だけの対応であっては、事業者の負担を増大させ、そこに働く者への影響も重大であります。特に、労働時間40時間制施行が目前に迫っている中で、日給月給制を敷いている企業が多いことや、パート労働者が大半を占めるような事業運営しかできない等々の現実的な企業の実態を見るとき、効率性だけに目を向けた民間委託というものは、結果的に市民の生活や所得水準の向上に逆行しかねない問題も含んでおり、競争原理の中にも最低限度、委託に当たって保証されるべき諸条件を十分に考慮した対応が求められると思いますが、この点についてお伺いをいたします。  2点目は、公共工事、事業の着手、完成などの節目節目において、日本の伝統的行事あるいは慣行として行われる安全祈願祭や完成祝賀会等の神事のほかに、飲食等により関係者をもてなすということが行われます。ただし、これは協賛会等が実施主体となって、地域の方々や当該事業にかかわる関係者が行うケースが多いわけですが、しかしながら、行政のかかわりや施工業者のかかわりなどもあって、応分の負担が求められるのが実態であります。そして、その負担というものは結果的に事業費全体の枠の中に加味され、あるいは施工業者もそうした経費を必然的に算入をしなければならない実態にあると思われます。したがって、伝統的な慣行、風習であると言ってしまえばそのとおりでありますが、とかく公共工事、公共事業にまつわるさまざまな問題が指摘される中において、あるいは全体的な財政運営の見直しが言われている今日の中で、事業費もしくは飲食経費等の抑制の方向についても検討する必要があると思われますが、この点についてお伺いをいたします。  3点目は、行政改革大綱などにも見られるように、例えば5項目の視点が提起をされておりますが、その大半は見直しと適正化という表現にとどまり、行革イコール縮小、抑制という意味で一般的にマイナス思考、切り捨てといった考え方に置きかえられてしまいます。しかし、私は本来行革とは今までのさまざまな制度疲労を修復しあるいは見直しをする中から、時代にマッチした新たな施策を生み出し、展開するという意味を持っていると考えるとき、市民は、ただ行政がスリムになることを望むだけではなく、さまざまな市民のニーズに新たにどう対応してくれるのかという期待を持っているのだと思います。そこで、本市においては新たなる市民サービスの向上と充実という点から、どのような施策の実現を目指そうとしているのか、新発展計画や9年度予算とのかかわりなどを含めてその考え方をお伺いいたします。  次に、第2の規制緩和への対応についてお伺いいたします。  この規制緩和に対する問題は、昨年12月5日、政府の行政改革委員会、規制緩和小委員会がまとめた報告書に基づいて、これを地域、地方の立場から考えたときに、その及ぼす影響をどのように受けとめ、どう対応するのかという点で質問いたしたいと思います。  1点目は、規制緩和によって企業の競争は一層厳しさを増すことが予測されます。特に、地方の地場中小や地方展開のみの企業にとっては、中央大手や海外資本の進出や参入により、その競争力において、まさに民間レベルにおけるスクラップ・アンド・ビルドによって、さまざまな影響がもたらされると思われます。  今度の報告ではさらに交通運輸産業への影響等地域にかかわる問題も含まれており、さらに報告書の総論の中で、消費者利益の観点に立って、非効率な既存事業者の温存を避け、活力ある新規参入者を歓迎すべきだと強調されております。この中で言う非効率な既存事業者とはいわゆる資本力のない、力のない中小の企業を指し、活力のある新規参入者とはいわゆる中央大手を含めた、まさに資本力に力を持った企業が進出をしてくるということを裏づけるものとなっています。この考え方は現実に、商業の実態を見れば明らかなとおり、これが全産業に及ぶようなことになれば、中小零細、地場産業は一層厳しい状況に置かれ、地域経済にとってもダメージを受けることになります。このようなことから、公共交通や交通運輸産業、商業関係等への影響について、どう対応しようとするのか、また、無原則な規制緩和に対する中小零細や地場産業の育成と支援というものを確立し、一定の歯どめを地方の立場から関係機関に強く訴え、求めていくべきだと思いますが、お伺いをいたします。  2点目は、女子の時間外、休日、深夜労働の規制を男女均等化を阻害するとの理由から撤廃の方向で論じられております。しかしながら、こうした規制撤廃だけが先行することによって、現実的な女子労働者の就労環境や諸条件の整備、あるいは少子化対策が叫ばれる中において子育て支援対策等がまだまだ立ちおくれていることを考えると、規制撤廃そのものの是非も十分な論議が必要でありますし、また、早期に具体的な子育て支援策や女子労働者の労働環境面の整備について取り組むべきだと思いますが、お伺いをいたします。  また、発展計画に示されております花巻市児童育成計画の策定とは、具体的にどのような施策の展開を目指しているのか、あわせてお伺いいたします。  3点目に、公立小中学校における学校選択制の弾力化についてお伺いいたします。  この問題はさまざまな論議を経て一応、今度の報告においては現行制度枠内において選択機会の拡大を図るとしておりますが、もしこれが現実的になし崩しの方向で進められるとすれば、義務教育のあり方そのものが根幹から崩れかねない問題になろうかと思います。特にも、現在、学校、地域、父母の連携による社会教育の充実が求められているとき、特定の学校への集中や過疎と過密の問題などを引き起こし、地域社会へも重大な影響を与えることになります。あるいは学校間による必要以上の競争化、序列化を招くなど、義務教育の公正、公平さを損なうおそれもあります。そうした点からこの学校選択制の弾力化についてどのように受けとめ考えておられるのか、お伺いをいたします。  また、現在、具体的にどのような事例に対して対応しているのか、あわせてお伺いをいたします。  次に、第3の質問でございますが、昨年の渡辺新市長就任に当たって、さまざまな山積する市政課題について引き継ぎを受けられたわけですが、現段階においてこれらの継続、引き継ぎ課題がどのような状況にあり、今後どのように展開をされていくのか、お伺いいたします。  特に、全体的な進捗状況という点では、既にこの間の議会における論議等で明らかになっている点、施政方針演述や行政報告、新年度予算の中で明らかにされてきた課題もありますが、今後の見通しについてお伺いをいたします。  また、通告しております以下のそれぞれの具体的項目についても、今日の現状と見通しについてをお伺いいたしたいと思います。  なお、そのうち花巻CATV出資問題については、その経過と結論を行政報告で伺いましたが、次の点について質問いたします。  1点目は、出資要請の具体的な取り下げ理由がどういう理由であるのかについてお伺いいたします。  2点目は、今後の対応として単にCATVをテレトピア構想の中心にという以外に、市の具体的ビジョンが明確になっておらず、CATVの経営改善に協力するというふうにありますが、具体的にどのような計画、予定を持っているのかについてお伺いをいたします。  次に、第4として児童生徒の健全育成についてお伺いいたします。  1点目は、スポーツ振興における児童生徒の指導等に対する、身体発達面や健康管理などなどに配慮したその体制の確立についてであります。  平成11年にはインターハイが本県において開催されることや、本市ではスポーツキャンプ村の開設等々、その振興策が着々と進められておりますが、こうした活動が活発化するにつれ選手育成には底辺の拡大が叫ばれ、選手層の低年齢化も著しく進んできております。しかし、最近言われることは、中学時代まですばらしい活躍をしながら、あるいは将来が期待をされていながら無理がたたって体を壊すなどの事例も出ていることを聞いております。成長期における専門的な指導のあり方がスポーツ関係者や学校関係者などを対象に求められていると思います。そのような点からスポーツ医学等に精通をした指導員、インストラクターを確保し、あるいは養成をするなどして、専門的な見地から関係者に対する定期的な知識の普及活動や指導を行い、あるいは現地指導に当たるなど児童生徒の健全な身体発達や生涯スポーツの育成を支援し、さらには、スポーツキャンプ村の利用団体へのフォローなどに取り組むなど、そうした考え方で取り組みを進めるべきだと思いますが、お伺いをいたします。  2点目は、現在推進されております小中学校へのパソコン教育にかかわって、より楽しくより視野を広げた実践的な学習を行うための充実化が求められていると思います。過日紹介されておりました若葉小のインターネット交流については、民間のNTTの支援によって取り組まれているものですが、現在、市内各小中学校においても創意工夫したパソコン教育やあるいは国内や国際的な交流を積極的に取り組んでいる学校もあり、そうした活動を支援する意味で各学校にもインターネットによる交流事業等の推進に向けた施設整備等の支援と、あるいは場合によって相手方が当然出てくるわけですから、そうした相手方への補助等も確立をしながら推進を図っていくべきだと思いますが、お伺いをいたしたいと思います。  以上で私の一般質問を終わらせていただきます。よろしく御答弁をお願い申し上げます。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 木村幸弘議員の御質問にお答えします。  まず、行政改革に伴う新たな市民サービスの向上と充実についてでありますが、行政改革によります市民サービスの一つとして、組織機能の見直しにより市民生活に直接関連する組織体制として、民生部の再編を行い、新たに市民生活部を設置し市民相談等の窓口機能を強化するほか、保健と福祉の有機的な連携を図るため新たに保健福祉部を設置することとし、関係条例の改正を本議会にお願いしているところであります。特に、高齢者の保健、医療、福祉の連携を強化するため、高齢者の総合窓口として高齢者相談室を新たに設置するなど、限られた財源の中で必要なサービスの提供に配慮したところであります。また、平成9年度においては経常経費の削減を図りながら、印鑑証明、住民票発行の自動化や地図情報システムを導入し、市民サービスの向上を図ることとしたほか、特に保育料の軽減、ホームヘルパーの増員、ガイドヘルパーの設置、いわゆる地方エンゼルプランの策定等に取り組むこととしているところであります。  次に、継続、引き継ぎ課題の施策の展開状況についてのお尋ねにお答えします。  まず、全体的な課題の進捗状況についてでありますが、おおむね順調に進展しているものと考えておりますが、特にその中にあって賢治生誕100年記念事業が多くの方々の御協力により成功裏に終了することができましたほか、懸案の花巻空港拡張整備計画の国の第7次空港整備計画への採択や花巻流通業務団地の事業計画調査地区への採択、そしてスーパーやまびこ新花巻駅停車、さらには東北横断自動車道釜石−秋田間における未着工区間の格上げなど、一定の進捗を見ているところでございます。そのほかに博物館の建設、シルバーワークプラザの建設、駅前活性化施設の整備、用途地域の拡大の見直し、緑の基本計画の策定など、引き継いだ課題につきましても、今後、鋭意課題解決に向けて取り組んでまいりたいと考えているところであります。  次に、株式会社花巻ケーブルテレビの出資取り下げの理由についてのお尋ねでありますが、先般の行政報告でも申し上げましたとおり、去る1月28日付で会社より取り下げ申請が出されているところであります。会社側のその理由といたしましては、まず、第1点といたしまして、昨年の予算審議過程において市出資以外の増資計画、年度ごとの事業計画が不明確であるとの指摘に対し、鋭意努力しましたが今年度中には思うような進展が図られないこと、そして第2点目としまして、新たな観点から経営基盤強化策を考えた場合、出資要請しておりました8,000万円を見直し、改めて検討した上で有利な制度を導入するための出資要請をしたい旨の内容であります。こうした状況を踏まえまして市といたしましても会社の経営状況や現在までの取り組み状況などから、現状においては出資することが困難であると判断しまして申し出を受理したところであります。  次に、今後の花巻ケーブルテレビの経営改善にどのように協力するかとのお尋ねでありますが、ケーブルテレビ事業が当市のテレトピア計画の策定及び地域情報化の推進の中で中心的な役割を担うものであると考えておりますことから、会社側に対し顧客ニーズの把握と経営指導等の助言を行ってまいりますほか、例えば、国の新世代ケーブルテレビ施設整備事業等の有利な事業導入が図られるような体制づくりについて協力支援してまいりたいと存じております。  その他のお尋ねについては、教育委員会及び関係部長から答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鈴木悦雄君) 教育長。     (教育長登壇) ◎教育長(佐藤重利君) 小中学校における学校選択制の弾力化についての考え方をお答えいたします。  平成9年1月27日付で文部省初等中等教育局長から、通学区域制度の弾力的運用に関する通知を受けております。それによりますと、地域の事情に即し、保護者の意向に配慮していくとともに広く周知を図ること、こういうふうになってございます。教育委員会といたしましては、現在の学区を基本としながら、指定された学校に通学することが困難な事情がある場合には、保護者の意向に十分配意しながら対処しているところでありまして、具体的には花巻市立小中学校に就学すべき者の指定学校の変更に関する取扱要領を定めまして、これによりまして対応しているわけでありますが、具体例を幾つか申し上げますと、小学生で保護者が共働きで、保護者にかわって児童を保護する者がいないため、保護者の勤務場所に近い学校、こういう場合、それから保護者にかわって保護する祖父母等の居住する学校に近い学校に通学させたいというふうな場合、そしてまた、小学6年、中学3年、いわば小中学校の最高学年で転居等により指定学校が変わった場合には、卒業年度ということでありまして、この点についても配慮しているところでございますし、特にも、最近は登校拒否傾向等さまざまな問題を持っている子供さんの場合には、保護者の意向を十分に尊重しながら丁寧に対応しているところでございます。  次に、児童生徒の健全育成にかかわってのお答えを申し上げます。  まず、児童生徒のいわゆる成長期におけるスポーツ指導のあり方についてでありますが、議員御指摘のとおり、スポーツ活動は児童生徒のより望ましい心身の発達を促すために行われるものでありますから、その指導に当たっては児童生徒個々の心身の発達状況を的確に把握し、適度な活動を課すことが重要であり、そのために現在行っておりますのが学校医師会、学校歯科医師会、学校薬剤師会の先生方からスポーツ活動の身体発達に与える影響等について専門的な御指導をいただきながら、学校保健会あるいは小学校、中学校体育連盟の先生方と協議をしながら、児童生徒の望ましいスポーツ活動のあり方についての研修を深め、より適切な指導が展開されるよう体制づくりに努めているところでありますが、今後もこの体制づくりに努力してまいりたいと、こう思っておりますし、スポーツ医学等に精通したインストラクターの確保、養成につきましては、この体制の強化の中で検討してまいりたいと、こう思います。  次に、現在、独自にインターネットによる国際交流を進めている小中学校の支援についてでありますが、現在は市内の全小中学校に1人1台の割合でインターネットが可能になるコンピューター本体の導入及び更新を進めているところであります。インターネットによる交流の推進につきましては、御案内のとおり今年度若葉小学校に電話回線を増設し、NTTの協力を得てこねっと・プランを導入し、昨年の11月27日から稼働を開始したところでありまして、具体的には沖縄県の前田小学校と交流を実践したところでありますが、この若葉小学校の先導的な研究実践の成果を見ながら今後検討してまいりたいと、このように思ってございますし、相手方への補助につきましては考えておらないところでございます。  以上であります。 ○議長(鈴木悦雄君) 総務部長。     (総務部長登壇) ◎総務部長(堀田保夫君) 行政改革に関する御質問にお答えいたします。  まず、随意契約の現状とそのあり方についてでございますが、平成8年度の民間委託等の随意契約の主なものは、老人短期入所委託、ホームヘルパー派遣事業、在宅介護支援センター事業、老人デイサービス事業、身体障害者措置、精神薄弱者措置、し尿くみ取り、予防接種、胃・大腸がん等検診事業、定住交流センター、新花巻駅駐車場、日居城野運動公園、技術振興会館等々公共施設の管理、さらに、文化会館の各種後援、市税の課税計算等電算処理など多種多様にわたっておりまして、これらが随意契約のほとんどを占めております。随意契約はただいま申し上げましたようなその事務の性質や目的が競争入札に適しない場合に、地方自治法施行例の規定に基づき契約を締結しているところでございますが、随意契約は一般競争入札を建前とする契約方法の特例方式でありますので、御理解を賜りたいと存じます。また、随意契約であっても競争入札に付する場合と同様予定価格を設定し、適正な価格によって契約を締結しなければならないものでございます。今後におきましても、民間委託は引き続き行ってまいりますが、委託に当たりましては行政運営の効率化と市民サービスの向上に十分配慮し、適正な管理監督のもとに行政責任の確保とコスト比較に留意するとともに、民間委託の効果が財源の節減のみならず民間活力が増進されるように努めてまいりたいと存じます。  また、委託契約先の労働環境につきましては、基本的には労使の問題と考えておりますが、関係機関と連携を密にしながら適切な指導をし、協力をお願いしてまいりたいと存じます。  次に、安全祈願祭等の簡素化と業者負担の軽減についてのお尋ねでございますが、安全祈願祭等は業者が自主的に行っているものでございまして、当然設計の費用の中には計上されないものでございます。いずれ簡素化と経費の節減は必要なものと認識しているところでありますので、今後とも十分配慮してまいりたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。     (産業部長登壇) ◎産業部長(佐藤脩君) 規制緩和につきましてはマスコミ等により報道されておりますが、その詳細はわかりかねる部分もありますが、各分野に及ぼす影響は種々多様であり、重大な関心を持っているところでございます。今後、規制緩和が実施されることにより地域の産業、経済や市民生活に及ぼす影響を的確にとらえながら、地域の実情に即応した住民の意向に配慮し、地場産業の育成、地域商工業の振興に対処してまいるとともに、必要に応じ国等関係機関に要望してまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 民生部長。     (民生部長登壇) ◎民生部長(佐々木政弘君) 女子の労働時間規制撤廃に伴う子育て支援等についてお答えをいたします。  女子の時間外、休日、深夜労働の規制が撤廃されますと、女子の労働時間の範囲が拡大されることから、保育ニーズについても変化が見られるものと思われます。現在、女性の社会進出等により仕事と育児の両立支援のため、乳児保育、延長保育、一時的保育等の特別保育事業を実施しているところでありますが、さらに、今後とも保育ニーズを的確に把握しながら子育て支援策の充実に努め、育児休業制度の普及などを関係機関とともに指導、啓発に努めてまいりたいと思います。  次に、児童育成計画の基本姿勢等についてでありますが、策定の基本的な考え方として、子供を産み育てようとする希望を持つ人々が子供を安心して産み、健やかに育てることのできる社会環境の整備を図ることを目的としながら、当市の地域性や特性を考慮し、また、子育てにかかわる関係機関、団体等と十分協議を重ねながら策定に努めてまいりたいと考えております。また、その内容については、実態調査、ニーズ調査等を通して十分検討し、また、花巻市発展計画や岩手県子育てにやさしい環境づくり対策指針等と整合性を図りながら考えてまいりたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 木村幸弘君。 ◆13番(木村幸弘君) 再質問させていただきます。継続、引き継ぎ課題の中から、市長からはそれぞれの項目についてはなお引き続きこれから検討していくというふうな御答弁で終わったわけですが、いわゆるシルバーワークプラザ以下、緑の基本計画までの各項目について、現状とそれから具体的にどういう内容の経過を検討しているのか、その辺について再度お伺いをしたいと思います。  それから、随意契約、行革にかかわる問題としては、今、部長の答弁を聞いたわけですけれども、確かに基本的にその性格上から非常に競争入札をしにくいというふうな特殊な部分も多分にあるわけです。ただ、長年にわたってずっとこれが恒常化しているというふうな現状から言うと、随意契約とはいえ、基本的にさっき部長が答弁したとおり、これは特別の方式であって、基本は競争入札が基本でありますから、そういった意味ではその更新の都度、やはりきちんと予定価格を設定していると、あるいは契約をするについてもその契約を行う価格等が本当に適正なものであるのか、常に点検をする必要があると思います。その点検のやり方といいますか、更新の際にどういう観点でこの随意契約を継続しながらやっているのか、その点をもう少し具体的にお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、いわゆる予定価格の関係で言いますと、入札制度にかかわってくる問題だと思うんですが、予定価格に対していろんなケースがあるようなんですね。ただ予定価格よりとにかく安ければそれでいいという考え方で契約をする場合、それから予定価格により限りなく近い形の中でそれに対して契約を行う場合というふうなことがあるというふうに聞いておりますが、その辺の予定価格に対する入札価格のその関係、それはどういう物の考え方に立ってそういうやり方が行われているのか、そういうふうな点についてお聞かせを願いたいというふうに思います。  それから、もう一つは、いわゆる完成祝賀会等にかかわる飲食経費の問題でありますが、確かに契約業者がその分も最初から予算に組み入れているとかそういうことはないというふうに思います。しかし、そうした中においては事業者も結局いろんなそういう祝い事をやる中でさまざまな負担を強いられているのはこれは事実としてあるわけですから、そういった意味では逆に言えば、そういうものが算入されていない分だけ事業者に余計な負担がかかっているというふうなこともあろうかと思いますし、それから市が直接に主催者になっている祝い事などもこの間あったように記憶しておりますけれども、そういった部分を含めてやはり今のこういう時代の中で縮小というものは現実の問題として考えていく必要があると思いますけれども、再度お伺いをしたいと思います。  以上の点についてまずお願いします。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 私からは引き継ぎ課題について御答弁申し上げます。  質問通告では通告はありましたけれども、質問があった分にだけ答えたということでございまして、今シルバーワークプラザの計画でございますが、花巻の花巻シルバー人材センターは年間1億8,000万円の事業実績がございまして、県下では一番活動しているところでございます。それで、このシルバー人材センターの会員は高齢者が作業それから技能の研さん、研修、会議等を行う活動の拠点の施設でございまして、現在、中央公民館を利用しておりますが、狭隘でございますし、老朽化が著しいと、そして平成9年度にその整備を計画しまして当初予算で計上をお願いしているところでございます。この施設が整備されますと高齢者の福祉の増進、そして能力を活用しました地域社会づくりが期待されるということでございまして、また、市民にとりましてもまことに老人の方々の生きた経験と体験を生かしていけるというように思っているところでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 総務部長。 ◎総務部長(堀田保夫君) 随意契約等の更新の際の価格の設定あるいは適正化に関してお答えを申し上げますが、まず、更新等の際から申し上げますと、先ほど答弁した主な例で申し上げますが、福祉関係にかかわります委託につきましては厚生省の基準を参考にしておりますし、し尿くみ取り等の委託につきましてはくみ取り料金等が条例でその単価が定められているわけでございますので、それらを基礎として設定をしております。  また、公共施設の管理委託等につきましては、前年度の実績を参考にして、消費者物価指数等の経済指標等を参酌をして予定価格を設定しているところでございますし、また、その他類似のもの、あるいは他にも同じような業者がある場合におきましては、複数の業者から見積書を徴しましてそれらを参考にしながら予定価格を設定しているところでございます。予定価格と入札価格の関係についてのお尋ねもございましたが、請負あるいは委託の場合につきましては、予定価格の範囲内ということが経済原則といいますか、そういった場合の取引の基礎になるわけでございますし、逆に例えば競売に付す場合とかあるいは市有財産の処分というものもあるわけでございますが、そういったような場合にはむしろ予定価格を上回る方に落札すると、そういったような基本的な関係にございますので、御理解をいただきたいと思うわけでございます。  それから、安全祈願祭あるいは完成祝賀会等の簡素化についての御質問でございますが、先ほど御答弁申し上げましたように、やはりそういったものにつきましては簡素化あるいは経費の節減に努力をしていく必要があるというふうに考えているところでございますし、最近におきましては市が主催するような祝賀会等につきましては、従来の食糧費を伴うようなものにつきましてはできるだけそれを省略するようにしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。 ◎建設部長(平賀巖君) 用途地域の拡大見通しにかかわっての御質問にお答えしますが、現在、花巻南地区の一部と空港周辺の一部についてその見直しをしておるところでございますが、いずれそれらの地区は流通業務団地あるいは沖田地区の区画整理事業等の関係の事業展開を予定しておるところでございますので、早期にその土地利用調整を図るよう努力してまいりたいと存じます。  それから、緑のマスタープランにつきましては、御存じのとおり花のはなまくまちづくり計画あるいは緑のマスタープラン、その他緑にかかわる計画の中で事業を実施してまいっておりますが、いずれ、もとより花や緑の美しい景観は市民に安らぎを与えるということで大変重要な課題でございますので、今後は関係の機関あるいは市民、さらには近隣市町村との調整も図りながら、さらには関係上位計画との整合を図りながら、この計画を早期に整備してまいりたいと、こう考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 木村幸弘君。 ◆13番(木村幸弘君) 一つは、今、総務部長さん答弁いただいたその入札価格の関係ですけれども、その予定価格の範囲内というその表現がどの程度の許容範囲といいますか、ただ安ければ、とにかく安いほどいいんだという考え方に基づいた契約になっているのか、それとも、あくまでも行政が設定をしたその予定価格に限りなく近い範囲内での判断で契約をされるのか、そのことをやはりきちんと聞いておきたいなと思います。というのは、いわゆる労働諸条件にも当然かかわってくる問題だと思うんですよ。いろんな競争原理の中でとにかく安く仕事をとるということになれば、勢いその安い価格でとった仕事は一体どこでそのツケが回っていくのかということを考えた場合には、当然そこに働く労働者も含めて全体の事業者そのものも、非常に厳しい条件の中で仕事を請け負うというふうなことにもならざるを得ないと思うんです。その辺のところが心配されるというふうなことで、その予定価格の範囲内の考え方、もう少しお伺いしたいと思います。  それから、ケーブルテレビの問題であります。今後の対応等を含めて御答弁をいただきましたけれども、先ほどの取り下げの理由の中で、改めて会社側とすれば経営基盤強化を図りながら、新たな出資要請というものを考えていきたいというふうな今の御答弁でございました。そうしますと、いずれまた出資のお願いという形で花巻市に対して出てくることが考えられるわけですけれども、やはりこのテレトピア構想そのものが花巻市においてまだ具体的にその計画が全然示されていないんですよね。このケーブルテレビ問題が議論された段階から、1年前になりますけれども、このときからこの問題、いわゆるケーブルテレビ会社に出資ありきで始まって、後からそのテレトピア構想なるものが何かとってつけたようについてきたというふうな感じがしてなりません。そういう意味で本当にこれからテレトピア構想の中心にケーブルテレビをきちんと据えていくんだということをずっと言っているわけですけれども、その具体的なものが依然として市の立場から明らかになっていない以上、また新たな出資要請をされた場合にその出資要請の中身そのものが本当に適正なものであるのか、あるいは花巻市がテレトピア構想に位置づけているものとその出資要請の中身が合致していくのか、その辺のところをきちんとしておかないと、いつまでたってもこの問題が具体的な方向に進んでいかないんじゃないかというふうに思いますので、その点についての考え方をお聞きしたいのと、それから8年度当初予算措置したことが今回いわゆる取り下げと、予算を減額するという形で結論を出したわけですけれども、やはりあれだけの昨年の予算委員会の中で議員各位が大変な意見を申し上げ議論をしてきたこの問題について、一定の途中で中間報告の中で既にこの出資は難しいというふうな内容の報告はいただいておりますけれども、改めて今回の行政報告で減額補正するというふうなことになったことについて、当局のいわゆる当時のこの問題に対する調査検討不足といいますか、見通しの甘さといいますか、そういったものが指摘されるわけですけれども、その点について、市長並びに助役はかわられたわけですから、当時の経過、経緯を御承知している部長からその辺のところについてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 今後のテレトピア構想、花巻ケーブルテレビに対する対処でございますが、やはりしっかり勉強しましてそのテレトピア構想を頭に描いて、そのしっかりした基礎のもとに花巻ケーブルテレビの出資要請を受けまして、それは各分野からしっかりした詰めをもって議員の皆様に審議をお願いしてまいらなければならないし、それが基本だと思っておりますので、そういうような取り進め方をしてまいりますので、よろしくお願いしたいと思っております。  それから、契約の関係ですが、一般論でございますが、委託する場合、いろいろな単価とか法律の諸制度、最賃をもとにしまして積算したもので、その中の範囲内でその予定価格をつくるのが当たり前でございまして、例えば盛岡でありましたような1円とかそういうのではちょっと物ができないと思いますので、常識的に見て、社会的に見てこれはできる可能性があるという範囲で最低のものを落札にしていくというようなのがこの契約の一般的な考え方であろうというように考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 企画部長。 ◎企画部長(藤戸忠美君) 花巻ケーブルテレビへの出資の問題につきまして、予算措置したことに対する調査不足ということの御指摘にお答えしいたしますが、情報化社会が進展する中で地域の情報基盤整備が重要な課題となっておりまして、当市における情報化のニーズに対応するためには、その中心的な役割を担うケーブルテレビの充実を図る必要がある。また、市内における情報格差の是正を図るためにも、既に一定の基盤ができております花巻ケーブルテレビの充実が急務でありまして、そのためにはテレトピア指定を早急に受ける必要があるというように判断いたしましたことから、議員御指摘のような状況を招いたものでございまして、今後は十分調査検討の上、対処するようにしてまいります。 ○議長(鈴木悦雄君) 木村幸弘君の質問が終わりました。これより木村幸弘君の関連質問に入ります。  関連質問の方ございませんか。  佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 御答弁の中でちょっと理解できないものがありましたので、何点かお伺いします。  今、直近の御答弁ですとケーブルテレビの充実計画が必要だということでしたけれども、先ほどの市内の小学校のインターネットの導入については電話回線を導入するというふうに教育長答弁されたんですけれども、このときに東京都の三鷹市などでは市立の全小中学校に導入されており、また、電話回線よりも容量が大きくて情報伝達が早いということでケーブルテレビの事業が導入されてきているわけですが、花巻市が例えば、当面研究実践をしていくという御答弁ありましたけれども、これが全地域につながった場合に電話回線でやっていくのか、それともさっき言ったケーブルテレビを充実させていく、あるいはテレトピア構想にもし参入するんであれば、それと関連づけて電話回線ではなくCATVでやっていくという方向は検討されなかったのか、導入部分じゃないところで検討するのかということを私ちょっとお聞きしたいと思っておりました。  それから、前後しますけれども、最初の質問の中の規制緩和と行革に絡むんでしょうけれども、私は議員になったときに、ちょっときつい言葉で申しわけないんですけれども、午前中の箱崎議員の言葉の中にもございましたが、市の事業を委託する場合に寄ってたかってその行政の事業を食い物にしていく、ちょっと大変申しわけない、言い方悪いんですけども、そういう現状を私は感じておりました。そういうことからすると競争原理が働かないところ、働きにくいところへ事業を委託する場合には、やはり適正な価格であるということのチェックが必要なわけですね。そのチェックの透明性をどう高めていくかということが私は問題だと思います。先ほどは問題の管理監督するというふうに御答弁ありましたけれども、どのように透明性を高めていくかということについてお伺いします。  それから、行革に絡んで3点目の質問で、木村議員が制度の疲労を見直す、あるいは市民サービスの向上と充実という点からというふうに質問された答弁の中に、組織の改革を行っているという、さまざまな試みがされているという答弁がございましたが、その中でも特に市長は人材の育成ということを重点施策として掲げられておりましたので、女性や若者の参加という観点から女性の参加をどのように具体的に求められていくのか、民間の活力は行革には欠かせないということで、その中の特に女性の参加をどのように確保していくのかということをお伺いしたいと思います。これは市長が常々言っておりました市民参加が必要ということの市民の中の女性でございます。  それから、教育長の方にお伺いしたいんですけれども、さっきのインターネットの件と関連しますけれども、当面は研究実践の課題ということですか、それやられるんでしょうけれども、私が一番危惧するところは、子供たちが誤った情報あるいは間違った情報、インターネットというといっぱい雨の降るように入ってくるわけですから、それをどのように取捨選択して自分の発信能力を高めていくようなそういう方向に事業を持っていくかということはとても大事なことだと思うんですけれども、この事業を進めるに当たってのマイナーな部分というんですか、悪影響の部分というんですか、それについてどのようにお考えになっているのか聞きます。特に、こういう機器が進歩すればするほど増加する間接体験というんでしょうか、疑似体験というんでしょうか、それが実体験と混同してしまうということが間々あるわけでして、その辺の対応はどのように進めていくかということをお伺いします。  それから、学区の緩和性についてですけれども、市長の答弁の方からは、広く周知を図ると、そしてその運営にかかっては取扱要領に即して行うという御答弁をいただきましたけれども、木村議員の質問は、要するにこれはあくまでも教育委員会の姿勢でありまして、実際世の中は、例えば都市部では既に私学志向が起きておりまして、これはもう始まっているわけですよね。どんどんやっているわけですね。それで、きのうの新聞にも載っておりましたが、宮崎県に続いて宮城県も六・六制の中高、同じようになるんでしょう、中高一貫の学校を設置するという方向出ておりまして、そうするとそれがどこに来るかはともかくとして、そういう学校が入ってくればその入った子供たちの学区はどうするかということも問題になってくるわけですね。そうするとこの規制緩和と並んで当然今までの学校と地域のあり方に対して不安を感ずるのは当然だと思いますね。その件に関して私は学校と地域という、地域の軸足を学校あるいは教育委員会どこに置くのだろうかと、その観点をお伺いしたいと思います。まずこの点についてお願いします。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 私から女性の方々の社会的な活躍についてお答えします。  これは、社会的にもこれから高齢化の社会を迎えますと、やはり女性の方々の活躍がなければ活力のある社会は築けないというように考えておりまして、私は行政としてはやはり審議会への登用あるいは委員会への登用など、いろいろ女性の方々の活躍する場に出ていただきたいと思っております。ただ、急に出るにいたしましても数に限りがあると思いますので、やはり今後はそのリーダの方々の養成をしていく必要があると思っております。また、庁内におきましても女性の方々の役職員の登用、これもやはり、特に先端行政におきましては市民に対する優しさ、いたわりという面から、男性よりも行政としては必要欠くべからざるそのものがあるというように思っております。ただ、一般的に役所とすれば女性の方を採用しますと、庶務会計とかそういうところに置きまして、急に登用させようと思ってもできないものでございまして、やはり同じレベルで入った限りは男性と同じような職場で鍛えながら、そういう覚悟を持っていただきながらそういうような登用を図っていきたいというように考えているところでございますので、御理解を賜りたいと思っております。 ○議長(鈴木悦雄君) 総務部長。 ◎総務部長(堀田保夫君) 適正価格の問題でございますが、委託も含めましたいわゆる請負関係につきましては、これは経済活動でございまして地方公共団体も民間企業と何ら変わることのない経済活動を行うわけでございますので、そういう意味で先ほど御答弁申し上げましたようなさまざまな側面から適正な予定価格を設定して、その範囲でお願いをするわけでございますので、やはり財源の有効な活用ということから考えますと、そういった予定価格を上回るようなことはできないわけでございますので、そういった点で御理解をいただきたいと存じます。 ○議長(鈴木悦雄君) 教育長。 ◎教育長(佐藤重利君) 的確な答えになるかどうかちょっと自信がありませんが申し上げます。  最初はインターネットに限らずいずれコンピューター等さまざま情報が今後ますますはんらんしてくるわけでありますから、その情報を的確に選択する能力が学力の中心の一つに据えられてまいらなければならないと思っておりますから、その点の教育は強化してまいらなければならないと思います。現実的には、学校に今、若葉小学校が研究的に始めておるわけでありますが、実際には今やっておりますのは沖縄とは1回、花巻のつららだとかわんこそばだとか賢治等を紹介しながら、向こうからは家のつくりとか空手クラブなんかで4年生が交流したということでございますが、今、実際にやっておりますのは、まず先生がその操作になれることを目的に学級独自で勉強しているということと、それから来年度どう計画的に活用するかということについていろいろ検討を加えているというところでありますし、これまでは実際に活用した例はホームページなんかを見せているようでありますが、各地の様子とか各地の学校の児童会の活動の状況とか、特にたまごっちなどというのが盛んにいっぱい情報が入っておりまして、これはどう扱えばいいのか困ったというような状況はあるようでありますが、しかし、これは学校に限らず各家庭それぞれのところで、いわばはんらんする情報から自分に最も必要な有用な情報をどう選択するかという能力が家庭、学校、地域社会含めて検討してまいらなければならない大きな課題だと、そんなふうに思っておりますので、いろいろお知恵を拝借したいと、こう思っております。  それから、学区の、学校選択の弾力化ということでありますが、これにつきましては、これも分権推進委員会とかあるいは地方教育審議会とか教育課程審議会、さまざまなところでいろんな話題が出ておりまして、今、盛んに意見を言っている状況であります。確かに六・六制というようなお話も随分テレビなんかでも登場してまいりました。しかし、こうするという結論が出ているものではございませんし、私どもとしてはこの指定校の問題につきましては、ちょっと経過を申し上げますが、既に昭和57年からこのことについては花巻市では保護者、子供さんの事情によっていろんな状況を聞きながら対処してまいっているわけでありまして、特に平成5年4月1日からはいじめとか不登校の問題で非常に悩んでいるお子さんもおりましたから、このことについてさらに徹底して適切に対応できるようなことで、要領も変えたりしながら対応しているわけであります。病気でその学校には通えない学校もございます。そういう場合もありますし、それから実例では確かに、これはもう少し申し上げますが、不適応の子供については余り、私としては市町村こだわらないでどこかの町や村でこういう子がいてどうだという場合には、それにも応じながら、現在も通っている、そしてきちっと適応している子供もございますし、あるいはよそへお世話になっているのもありますし、それはごく弾力的に、要するにその子供が本当の意味で学校に適応して順調に成長するかどうかというようなことを決め手にして対応しているつもりでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) インターネットについてはマイナーな部分の用意というのは、地域と家庭と協力しなければいけないわけですけれども、私たちが制度を導入してもそれ以上に子供たちのパワーが強ければやっぱりこれは、それこそたまごっちじゃないですけれども押さえ切れないところあるわけですね。ですから、導入に当たってはこの影の部分についての注意もぜひ十分やっていきたいと思いますし、先ほど教育長が答弁の中で先生が操作になれることというふうなこともありましたけれども、現実には子供たちがなれ親しむところから学習活動を豊かにするという、もう少し踏み込んだところまで今はいっているわけですけれども、そうしますと例えばホームページを作成したりつくり直したりとか、あるいはメールアドレスを発行したりという、そういう作業が先生に要求されてくると思うんですけれども、それが今の教師に、何でもかんでも引き受けるということで過剰な負担になっていくことを考えると、それに対する指導というか手当ても必要じゃないかなと思うんですけれども、これに対しての御用意はどのようにされているのかなということをもう一遍お伺いします。  それから、地域との連携ということでお伺いしたんですけれども、もちろん花巻市には小中学校に私立はないわけですけれども、近隣の都市部では既に地域を超えた学校があるわけです。そこでは地域の軸足というのは単に今までのような人員的なものからもっと広がりを持っているわけですね。花巻市も例えばそういう学校がないからといって未来永劫にないということはあり得ないわけですから、いずれ市民のニーズが高まってくればそういうものが六・六制の中で要求してきたりすることを考えれば、これまでの人為的な地域社会への関係でなくて、人間関係的な開かれた地域との関係というものを私は求めていく必要があるんじゃないかと思います。そういう意味で地域の軸足ということを言わさせていただいたんですけれども、そのような観点で学区の緩和ということをお考えになったことはないんでしょうか。
     この2つだけお願いします。 ○議長(鈴木悦雄君) 教育長。 ◎教育長(佐藤重利君) 先生方が仕事が多くなるので手当をということ、給与、そういう意味の手当でございますか。(「委託するのか、先生にさせるのか。」の声あり)今インターネットあるいはパソコン等入って確かに先生の仕事もふえているかと思いますが、これについては特に手当を支給するということでなしに対応してまいりたいと、こう思っております。ちょっとわかりませんが、委託というような話が出ましたが、確かにコンピューター本体が入りましてもソフトがないというとこれ用をなしませんし、仮に先生がソフトを45分分、いわば1単位時間つくるには30時間を要すると言われておりますから、私どもとしては自前のソフトが本当は理想なわけでありますけれども、市販のよりいいソフト等で授業内容を高めてまいると、そんなふうにしてまいりたいと思っております。  それから、中高六年体制ということについては意見が出ておりますが、これにつきましてはそういうことが望ましいという方もいらっしゃるわけでありますし、しかも、県下に1校とか2校とかというお話もありますが、私としてはそういうことではなしに、もし本当にそれが望ましいのであれば、全小中学校すべきでありまして、特定のところへ一つ二つそういうものをつくることが本当にに子供たちの教育に益するかということになりますというと問題は多分たくさんあるだろうと、こう思いますから、そういうお話が出た場合には私なりの意見も申し上げることになると思います。  以上でございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で木村幸弘君の質問を終わります。  次の質問者は、高橋綱記君。     (高橋綱記君登壇) ◆29番(高橋綱記君) 日本共産党の高橋綱記でございます。  最初に、市長の施政方針の内容についてお伺いをいたします。  初めに、本年度の政府予算案が衆議院を通過いたしました。消費税の増税5兆円、医療保険の改悪2兆円、特別減税の廃止2兆円、合わせて9兆円に及ぶ国民負担増が押しつけられようとしております。9兆円を4人世帯で割ってみますと1世帯当たりおよそ30万円に及ぶ負担増でありまして、これほどの国民への負担転嫁をした政府はかつてなかったと言われております。しかも、衆議院段階の審議の中で、消費税の増税をしなくても税の使い道を安定させていくことができる。これは、例えば40兆円に及ぶ公共事業費が諸外国に比べて30%以上も高い、これを徹底して見直すことによって5兆円あるいはそれ以上の財源を編み出すことができるということが明らかになり、政府自身もそうしなければならないと答弁をするに至りました。医療保険の改悪につきましても、薬価の異常に高い状態、特に新薬の値段が医療保険財政を圧迫しているということが明らかになり、政府自身もこの薬価の問題、新薬の問題の改善を図らなければならないと答弁するに至りました。しかしながら、これほど、9兆円の国民負担増の論立てが崩れ去ったにもかかわらず、1円の修正もなしに衆議院を通過させたということは、大変重大な問題だと考えるわけであります。  こういう状況の中で地方自治体は今、何をしなければならないのかという点が大変大きな問題になるわけでありますが、この国民負担増を軽減させるために市民生活防衛、負担軽減の立場から市政をどのように運営していくのかということが問われていると思うわけであります。そして、地方自治の本来あるべき姿は地方自治法の第2条にありますとおり、住民の安全、健康、福祉の保持を第一義とすることにあるわけでありまして、住民の暮らし、福祉を守り発展させる新年度方針になっているのかどうかという点も試されているものと思います。  そして、国から地方に至るまでさまざまなむだな事業、みえを張った事業、無理な事業、こういったものが見られるわけでありまして、市民生活改善運動の中で使われている無理、むだ、みえのない、そして市民の要望や市民生活に密着した予算編成となっているかどうか、この点も鋭く問われなければならないと思います。市長の施政方針演述やこの間発表されました予算編成の内容を見まして、ホームヘルパーの増員、身体障害者ガイドヘルパーサービス事業、ふれあいポケットわたぼうしの新設、保育料の父母負担の軽減、こうした前進面の方針が示され、私どもも本当にこれは大事にしていかなければならないと考えられるものがあります。商工部門にもシルバーワークプラザの設置や、市債の問題では金利の高い時期の市債の一括返済に取り組むなど見るべきものがあります。こうした点を本当に力強く進めていってほしいと願うわけでありますが、その一方で、心配しなければならない問題もたくさんあるのであります。  まず、消費税が5%になることによる市民への各種手数料、使用料への転嫁が軒並み発表されております。市民負担を軽減させるどころか一層強化するものと言わなければならないわけでありますが、これはやむを得ざる措置と言えるものかどうか大変疑わしいものであります。そして、福祉も農業も、商店街活性化対策についてもさまざまな施設整備とともに、所得向上につながる実のあるものに変えていく必要があると考えるものであります。そういう点では老人福祉を初めとする福祉関係の手数料や使用料を無料にして市民の負担を軽減させる問題や、福祉問題で大きな焦点となっている寝たきり老人とその介護者への生活保障的な措置が緊急に必要になっていると考えるものでありますが、そうした問題への取り組みはいまだに検討がなされていないように見えますが、どうなっているのでしょうか。  そして一方で、大型開発が依然として優先されて予算編成がなされているように見えます。多額の費用を要する北上川流域テクノポリス開発計画、北上中部地方拠点都市地域整備事業、こうしたものは市の負担を極力圧縮する方向で見直しがなされていかなければならないものと考えます。きのう、きょうの一般質問でも出されておりますように、既に開発されている市内の工業団地やあるいは住宅団地、都市計画地域内にいまだに利用されていないところがたくさんあります。花巻第二工業団地、充足率がいまだに60%に達していない問題や、新幹線の新花巻駅前の土地区画整理事業についてはさっぱり住宅建設が進んでいない。そして、既に開発が終わったところでも多くの空き地が散らばっている。こういう状況の中でさらに新たな開発が必要なのかどうか、そして本当に必要であればその範囲は一体どこまでなのか、しっかりした見きわめが必要になっているわけであります。今、下水道事業などのように一気に事業の進捗を図っていかなければならない問題を抱えている中で、市民の財政を赤字をふやしていくということは、後年度負担が大きくなって増税やまたまた手数料の大幅な引き上げやこうしたことが行われなければならなくなってくるわけであります。こうした問題で市長が本当に真剣に取り組んでいく必要があると考えるわけでありますが、これらの問題について明快な御所見をお伺いしたいと思います。  施政方針演述の中で、また質疑の中で花巻城を中心テーマとする博物館建設について、その建設場所の決定を見たことが報告されました。宮沢賢治童話村に建設をするというお話でありましたが、私はこれは大変問題があるというふうに言わざるを得ません。質問通告をした段階では多くの市民が要望をし、また、寄附をして建設を要望している問題であり、今日まで延びてきたわけでありますから建設を急いでいく、そのために土地問題を含め市民の御協力を仰ぐべきだということで市長の見解を求める予定でありました。しかし、場所問題が発表された以上、また質問の内容も当然変わってくるものと思います。私は城下町がつくる城を中心とした博物館については、この町の歴史、文化をこの城下町に息づかせる、そういう態度で建設場所を選定する必要があると思います。城下町には陣屋の跡ですとか、鍛治町、材木町、大工町、中小路、一日市、四日町、こういった非常に特徴のある地名が残っているわけであります。これが城下を構成していると思うわけでありますが、博物館の建設場所はこの城下のどの部分にあって、この博物館から西を見れば、北を見れば、東を見ればこの城下町の全体像がわかる、そして現在地はどういう町民あるいは武士が住んでいた場所であった。こういうことがしっかりとわかるものでなければならないと私は考えております。そういう城下町の土地勘のあるところにつくって町の発展をこの博物館から見守っていく。つまり歴史、文化を城下町に息づかせる場所にこの博物館を建設するべきだというのが私の考えであります。そして、この間、花巻市内の旧商店街の衰退をめぐりましてさまざまな議論が起きております。その中には、花巻市の町には観光客が来て見れるようなものがない、何とかして200万人も訪れている観光客を市街地に誘引する方法はないのか、こうした町の人々の多くの期待があったわけであります。こうしたものにもこの博物館は活用されてしかるべきだというふうに思うわけであります。童話村、宮沢賢治と花巻城は相乗効果を生めるものだという御説明がありました。確かに宮沢賢治は冬のスケッチなどで花巻城との深いかかわりがその作品の中にあるわけであります。しかし、花巻城と宮沢賢治がかかわり合いが深ければ深いほどこの町の中に花巻城の周辺に博物館をつくっていくというのは私は当然の行くべき道だというふうに思うわけでありまして、関係が深いから遠いところに持っていくというのは全く論外の説明と言わなければなりません。こうした点も含めまして博物館の建設場所については再考を求めたいと思います。そういう意見をお話をしておきまして、長い時間をかけて審議をし結論を出した問題でありますので、意見として聞いておくということでも結構でございますが、今後多くの市民からこの問題で指摘がなされていくだろうと思いますので、よろしく御検討をお願いしたいと思います。  次に、第2番目の1市3町の合併の問題について御質問をいたします。  ここ数年の3町の動きを見ておりますと、それぞれ特色ある独自性を強め発揮してきているという状態が明らかとなってきていると思うのであります。石鳥谷町では酒、杜氏の問題などを中心にして道の駅をつくり、そして新たな活性化に向かってさまざまな事業の整備を行っておりますし、大迫町については早池峰神楽などを中心といたしまして、この地域の活性化のためにダムの建設などにも積極的に取り組み、新しい町並みの形成も進めております。東和町に至ってはこの間の減反問題に対する新たな対応に見られますように、町の生きるべき方向を見定めてそれに対する東和町独自のあり方を探求しているのであります。こうした3町の動向の中で花巻市は3町と一緒に合併を計画しているわけでありますが、この花巻市の合併攻勢に対し3町ともに大変な警戒心を強めているという状況があらわれております。それは議員で構成する市政調査会の中でも率直に反映されておりますし、3町の町長さん方との対話の中でもこうした問題は極めて率直に出されてきているという状況があります。花巻市が合併攻勢をかけることがむしろ北風となって彼らの心を閉ざしていく、そういう状況になっていると言わなければなりません。これは本当に慎重を期して進めていく必要があると思いますし、むしろ合併を前提とした関係ではなくて、それをやめ、それぞれの自主性をお互いに尊重していく、相互協力、共存共栄、むしろ花巻市の方が行政的にさまざまな援助、協力をしていくという関係をしっかりと定着させることこそ今、重要になっていると考えますが、これらの点について市長の御所見をお伺いいたします。  また、この間、北上中部地方拠点都市地域指定をめぐって2町が外されたことについて、2町からさまざまな発言が出ております。その内容は、結局花巻市が見限ったとか、花巻市から見捨てられたとかそういう話になっているのでありまして、極めて聞き捨てならない問題であります。一体この経過の中に問題がなかったのかどうか、改めてお伺いをいたしたいと思うのであります。  次に、福祉行政の充実についてお伺いをいたします。  前段のところでも御質問を申し上げているところでありますが、花巻市の老人保健福祉計画、いわゆるゴールドプランについては、市民のさまざまな不十分さに対する指摘その他はあるわけでありますが、いずれにしてもこれを達成していかなければならないものと思うものであります。このゴールドプランの進捗状況についてお尋ねをいたします。前の方あるいは2日間の一般質問の中でいろんな方がこの問題を取り上げているわけでありますが、ホームヘルパーの増員につきましては既に市長の方からも御答弁をいただいております。54人フル稼働の体制になるのは一体いつになるのかという点。  それから、デイサービス事業の展開の見通しですが、ことしから矢沢で始まるということでありますが、残る3つの地域についてどのような計画になっているのか、お伺いをいたします。  それから、特別養護老人ホームや養護老人ホームの花巻市における充足の状況がどのような状態になっているのか、現在の待機者の状況、今後の見通しなどについてお伺いをいたします。  次に、福祉関係では最も深刻な問題とされている在宅介護制度の充実についてお伺いをいたします。  寝たきり老人の福祉手当について真剣な検討を進める必要があると思います。既に首都圏などの先進都市では月額数万円という寝たきり老人に対する福祉手当が支給されておりますし、そのほかにさまざまな形で敬老祝い金、見舞金、そういったものが支給されておりまして、当市の状況を考えますと私は人権問題に触れるのではないかと思うくらいの差がついてしまっているということをこの間指摘してまいりましたが、まさにそういう状況であります。在宅介護者に対する手当につきましても、生活保障的なものを考えていく必要があると思うのでありますが、どのようにお考えになっているか、お伺いをいたします。  それから、福祉関係の手数料については、この制度がある限り2年に1度ぐらいの規模で毎年のように値上げが行われているわけでありまして、この手数料については廃止を検討する必要があるのではないかと考えますが、現在までの取り組みの状況、到達点をお伺いいたしたいと思います。  それから、高齢者が活発に生活をしていくためには、今議会でもいろいろ議論をされておりますが、通院、買い物、あるいは福祉事務所やさまざまなところに出かける、友達のところに遊びに行く、そういう生活を保障するための福祉バス、これは現在の路線バスを利用して十分に間に合うわけでありますので、低料金あるいは無料で高齢者が行動できるようなものにしていく必要があると思うわけでありますが、どうお考えになっているか、お伺いをいたします。  それから、足が弱くなったり腰が弱くなったりして歩行が困難になってきているお年寄りにとって手押し車が大変助かる、役に立つということが明らかになっておりまして、さまざまな機会に手押し車のサービスとかが行われているようであります。県内のある町、私ちょっとどこだったか忘てしまいましたが、新年度から手押し車に対する半額助成を行うという自治体が生まれているようであります。こうした問題も参考にしながら、お年寄りが活発に生活できる条件を整備していく必要があると考えるわけでありますが、どのようにお考えになっているか、お伺いをいたします。  次に、第4番目の就農の活性化を図る方策、農業問題についてお伺いをいたします。  この間、農業再生議員連盟や農協、さまざまな団体がシンポジウムや講演会に取り組んでまいったわけであります。その中で共通して指摘されている問題として、世界の食料事情が大変窮屈になっておりまして、5億人とも言われる、ある方は8億4,000万人の飢餓人口があると言う方もおりますが、世界に広大な飢餓人口が広がっている中で、日本が減反をし輸入をするということが果たして許されるのか、こういう指摘が行われております。過般の岩手日報の論説委員長のお話の中でも、日本の食料を守り農業を存続させていくために、所得補償的な制度も大いに考えていかなければならないのではないかというような発言もなされました。こうした識者の方々の意見を尊重し、花巻市の農業の実態に即して考えてみましても、今、農政の根本的な転換が図られなければならないときだというふうに思います。東和町の町長が自治体による強制的な減反をやめるということを発表して全国を震撼させました。岩手県や県の農協中央組織、さまざまな行動を行って何とかして減反を続けるように動いているわけでありますが、現在までのところ東和町の町長さんはそれに耳を貸さず、強制的な減反はやめるということを一貫して主張しているようであります。今の農家を守るためには減反をやめれば守られるというものではないことは明らかであります。しかし、農家の最大の不満が減反であることも紛れもない事実であります。問題は、私はこれほど苦しめられている農業に若者が積極的に挑戦できる条件をどのようにしてつくっていくか、農業後継者が安心して誇りを持って農業に取り組んでいく条件をどうやってつくっていくか、このことに限ると思うわけであります。そうした点で考えてみますと、ことし新年度から九戸村が農業後継青年に月額15万円の所得補償をすることを決定したと言われております。これは大変重要な問題だと思うわけであります。胆沢町では全農家を対象に500万円の上限の超低金利の融資制度を開始する、金融機関から借りれる見込みのない農家を対象にして500万円の融資をするという新しい制度をつくりました。このようにして県内各地で農業生産を守り農業を守っていくためにさまざまな努力をしているのでありますが、こうした問題に当市は積極的な取り組みをする必要があると思うのでありますが、どのようにお考えになっているのか、お伺いをいたします。  あわせて、今、農協が大消費地の生協などと大型の産直を行っているわけであります。それと機を同じくして花巻の農民組合が東京の消費地の婦人団体と米を中心とする農作物の産直を開始しておりまして、既に3年を経過し、その実績も大きくなってきており、花巻市の米が大変おいしいと高い評価を受けているのであります。農協などが取り組む大消費地団体との大型産直の奨励を進めていくことはもちろん大事な問題でありますが、小規模な産直、小さい生産者団体と小さい消費者団体との産直に対しても支援、奨励の措置を講じていくべきだと考えますが、この点についての御所見をお伺いいたします。  次に、消防防災についてお伺いをいたします。  阪神・淡路大震災の教訓がさまざまなところで取り上げられているわけであります。この間、消防署の主催による意見発表会があったわけでありますが、その中でも言われておりますように、現地でのアンケート調査の結果によりますと、どの方に、だれに救われたかというのに対して、8割以上の人が近所の方に救われました。だれが火を消してくれたか、これも8割以上が近所の方々であったというのであります。この点を私は非常に重視をしなければならないと思います。ビルが倒壊し電信柱が倒れ、消防自動車は出ようとしてもあちこちに火災が発生しどこに行ったらいいかわからない、優先順位もつけられないような大混乱の中で、頼りになるのは結局町内会など隣近所の人々であった。この事実から本当にとうとい教訓をつかんでいかなければなりません。この間ある方がおっしゃっていましたが、電気、水道、ガス、電話などはライフラインではなくてパイプラインだ、本当のライフラインというのは生命を守ってくれる温かい地域社会の人のつながりである。私たちが今、求めなければならないのはパイプラインではなくて本当のライフラインであるということを申しておりました。今、私たちは消防署を中心にしてこのライフラインづくりに真剣に取り組んでいかなければならないというふうに思います。そういう点で町内会や隣り組、町の小さな班組織、そうした場所で人命を救助するためのさまざまな相談会、勉強会、あるいは訓練の機会、こうしたものを広範に持っていく必要があると思うのであります。そのために消防署を先頭にした大活躍が期待されなければならないわけでありますが、現在の消防署の状況を見ますと、花巻空港に3人毎日派遣するのにも四苦八苦している状態ですし、火災が発生しても救急車と消防車が出てしまえばもう人が足りなくなってしまう。そういう花巻消防署の実態であります。現在、増員計画を取り組み中でありますが、これを前倒しして実施し、新たな増員計画に取り組むべきではないかと考えますが、この点について市長の御所見をお伺いいたします。  また、小中学校の空き教室の問題が学童保育などの問題で今いろいろ取りざたされております。空き教室の防災センターとしての活用についても考えてみる必要があるのではないかと思います。阪神・淡路大震災におきましても多くの学校が避難場所になりました。この避難場所に食料や寝具、食器類や炊事のための火気類などが保管されておれば災害のときに大いに役に立つものと思いますし、その保管物品を児童生徒に見せ、学習をさせるということも大変大事な場所ではないかと思います。小中学校の空き教室を利用した防災あるいは災害復旧、そうした教材の展示、あるいは実物の保管、そうしたものに活用していくことも重要ではないかと考えますが、その点についてお伺いをいたします。  最後に、子供たちの自主性、積極性を育てる教育について申し上げておりましたが、これは今回省きたいと思います。  以上で私の質問を終わります。よろしく御答弁をお願いいたします。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。     (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) 高橋綱記議員の御質問にお答えします。  まず、平成9年度の施政方針の中での特に市民のための予算編成になっているかとのお尋ねでありますが、このたびの消費税法の改正に伴う消費税率の引き上げは、地方分権の推進や地域福祉の充実等のため地方税源の充実確保を図る観点からも措置されたものと存じております。したがいまして、市政の運営に当たりましては、その趣旨を踏まえ財源の重点的、効率的な配分に努めながら、行政サービスや福祉サービスをいかに市民に還元していくかが重要であると認識しているところであります。このため、市民の暮らし、福祉の充実については65歳以上の弱者の方々の対策として臨時福祉特別給付金が事前に給付されるほか、快適で暮らしやすい生活環境づくりとして生活関連道路の整備はもとより、下水道や新たに創設しました市単独事業の合併処理浄化槽等による下水道処理の普及拡大を図るとともに、容器包装リサイクル事業に取り組むなど住環境の整備に努めてまいる考えであります。  また、保健福祉の充実については、市民一人一人が健康で生きがいのある人生を送ることができるようにすることが重要な施策の一つでありますので、救急医療体制の整備を支援するとともに、健康フェスティバルの開催、南城学童クラブの整備、ホームヘルパーの増員、重度視覚障害者等の社会参加のお手伝いをするガイドヘルパーの設置などの措置を講じたところであります。  産業の振興につきましては、効率的で収益性の高い農業経営体制を築くため、新岩手農業再編総合対策事業を初め、農村女性の方々の起業化支援事業を展開することとしたほか、商店街の活性化を図るため、空き店舗対策として新たな支援制度を創設するとともに、花巻機械工業団地の拡張整備に対する支援に取り組むこととしたところであります。  また、消費税法等の改正に伴い使用料等の改正をお願いしているところでありますが、これは施設を利用することなどにより受益のある方に応分の御負担をお願いしようとしたところであります。  また、今後の財政運営につきましては、市民の方々の御理解と御協力のもとに市政懇談会や特定課題懇談会を開催しまして、市民の要望や意見を市政に反映させるとともに、引き続き事務事業や補助金等を見直すなど、財政運営の一層の健全化に努めながら、行政改革を着実に推進してまいりたいと考えているところであります。  次に、博物館の建設場所を花巻城跡にとの御提言でありますが、博物館はやはり交通の利便性や自然環境に恵まれた場所で、駐車場の確保の観点を考えゆったりとくつろげるスペースの確保ができるところが適切であると考えておりますし、また、賢治を育てたのはまさしく花巻地方の風土、歴史、文化でございまして、その童話村地内の賢治記念館等の相乗効果が図られると思っております。また、博物館は利用しやすい、利用されやすい場所が適切であると思っておりますので、庁内の博物館建設検討委員会から提言を受けた場所が適切と考えているところでございます。私も広島あるいは館山、高知等のその中心地の場所の博物館は見ているところでございます。  次に、1市3町合併問題についてでありますが、地方分権の高まりや自治体間で福祉対策など共通の課題が出てきている中で、自治体間の垣根を超えた広域行政を推進し、幅広い行政サービスに努めることが今後ますます必要であると考えております。こうした中で昨年12月に1市3町の首長懇談会を開催し、花巻地方の発展と福祉向上のため積極的な連携と信頼関係を深めることがますます必要であると認識しているところでございます。  次に、拠点都市地域の指定から石鳥谷町と大迫町が外れた経緯に問題がなかったかとのお尋ねでございますが、本地域指定については花巻地方、さらには岩手中部地区の恵まれた拠点性を生かした一体的な地域振興を図る観点から、その指定に向けて県及び関係機関に強力に働きかけたところであります。しかしながら、既に御承知のとおり、石鳥谷町と大迫町が指定から外れたところであり、まことに残念に思っているところであります。今後におきましては、北上中部地域開発整備促進協議会を中心に、この地域の一体的な振興が図れるように努めてまいりたいと存じます。  次に、合併の推進よりそれぞれの自主性の尊重、相互協力、共存共栄の路線をしっかりと定着させることこそ重要との御提言でありますが、地方分権が推進される中で地域の特性と恵まれた資源を活用し、効率的な行財政運営を行うことが今後ますます必要であると考えております。したがって、当面する広域的な諸課題や将来に向けた地域振興に資するため、今後とも連携強化に努めてまいりたいと存じております。  なお、その他のお尋ねにつきましては、教育委員会並びに関係部長より答弁いたさせますので、御了承願います。 ○議長(鈴木悦雄君) 建設部長。     (建設部長登壇) ◎建設部長(平賀巖君) 大規模開発事業等の見直しについてのうち、北上中部地方拠点都市地域についての御質問にお答えいたします。  この北上中部地方拠点都市地域を構成します4市4町は、それぞれの地域特性を生かした拠点地区の整備を進めており、これら拠点地区が持つ都市機能を相互に連携させながら、北上中部地域の拠点性を高めることとしているところであります。これら事業は北上中部地域及び本市の発展にとって重要な事業でありますので、今後の中長期的な財政事情を勘案しながら、その整備に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木悦雄君) 民生部長。     (民生部長登壇) ◎民生部長(佐々木政弘君) 花巻市老人保健計画の進捗状況についてお答えいたします。  ホームヘルプサービスにおいては、来年度花巻市社会福祉協議会、社会福祉法人大谷会に常勤ヘルパーを増員することといたしておりますし、また、デイサービスでありますが、施設設置目標8カ所に対し、現在4カ所、ことしじゅうには5カ所となりますが、今後、中学校区に1カ所の割合で整備の予定であります。今後、順次建設をしてまいりたいと考えております。  ショートステイについてでありますが、目標21ベッドに対し27ベッドありますので目標は達成しておりますし、特別養護老人ホームについては、入所者数200人に対し現在215人でありますので、進捗率は107. 5%という状況になっております。  次に、在宅介護制度の充実についてお答えをいたします。  まず、寝たきり老人福祉手当と在宅介護者の生活保障についてでありますが、寝たきり老人等を家庭で介護している方々は、介護のため思うように働けないという状況はあると思いますが、要介護者には障害基礎年金、特別障害者手当があり、なお、介護している方々には介護手当があります。また、介護には個人差があり、生活保障は難しい状況であります。  なお、当市の介護手当は月額5,000円でございますが、県内では最高額となっておりますので、当分は現行のままでまいりたいと考えております。  次に、諸手数料の廃止についてでありますが、国の基準により各種福祉サービスの派遣、利用手数料は所得等に応じて負担をいただいております。今後も利用者負担の原則に基づきお願いいたしたいと思っております。  次に、高齢者が活発に生活できる条件整備についてお答えをいたします。  福祉バス制度の導入については、サービスの提供の仕方等かなり多くの問題を抱えており、引き続き研究させていただきたいと思います。  次に、手押し車への助成でありますが、この用具は高齢者が外出するときにつえがわり及びいすに利用されております。高齢者の自立支援として必要なことと考えますが、利用状況等を見きわめながら今後の研究課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。     (産業部長登壇) ◎産業部長(佐藤脩君) 農業問題のうち、まず若者が積極的に農業に挑戦できる条件をつくる必要性についてでありますが、1995年農林業センサスを見ますと、花巻市における10代から30代の若者の就農者数はわずか8. 6%となっておりまして、今後の花巻市の健全な農業の維持発展を図る上で、若者が農業経営に定着できる体制づくりは緊急の課題でございます。若者の就農を支援する制度としては無利子の就農支援資金があり、その中に就農研修資金と就農準備資金があります。就農研修資金については一定の要件を満たせば償還免除措置が講ぜられる制度であり、ほかにも低金利の各種制度資金や補助事業があります。その活用を進めるほか、農業が魅力ある職業として他産業並みの労働時間で、より以上の所得が確保できるよう、経営改善の支援についてもなお一層努めてまいりたいと考えております。  次に、世界の食料情勢について、爆発的な人口増加や発展途上国の経済発展に伴う食生活の向上、砂漠化や地球温暖化の影響による耕地面積の減少、水不足など食料消費の増大と食料供給の減少要因のミスマッチが顕在化してきており、食料問題は将来的に大きく危惧されております。また、国内においては先進国最大の農畜産物輸入国として食料自給率が低下しており、さらに、高齢化の進展により担い手農業者が減少し耕作放棄地の増大も懸念されております。こうした中で、農地を荒廃させず効率的に活用していくためには、担い手の育成が重要かつ緊急な課題と考えておりますので、今後とも認定農業者を中心とした集落営農を推進し、食料の安定生産及び安定供給に努めてまいりたいと存じます。  次に、転作については、米の過剰基調の中で需給バランスを保ち、ひいては価格の安定を図る趣旨からして必要な対策と考えておりますので、今後とも農業団体と連携を図りながら、農業者の全員参加による自主的な取り組みによって、所得補償要素が含まれているとも補償制度を十分に活用しながら、目標面積の達成と地域農業の振興を図ってまいります。 ○議長(鈴木悦雄君) 消防防災部長。     (消防防災部長登壇) ◎消防防災部長(宮森誠悦君) 消防防災計画についてお答えいたします。  災害が発生した場合は、自分たちの地域は自分たちで守るという連帯意識に基づいた、地域住民の御協力による防災活動が重要と考えております。また、組織としては防災活動を担えるのは消防団でありますが、日ごろから近隣の人々との交流を通じてあらゆる機会をとらえて防災意識の普及指導に努めてまいります。  次に、職員体制についてでございますが、消防施設の整備とともに順次計画的に充実を図っているものでございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) 市長の初めての通年予算が発表されまして、中身をいろいろ検討させていただいたわけですが、その中で、今、建設部長も話しておられるわけですけれども、私も指摘したわけですが、開発プロジェクトの中で実際なかなか思うようにいっていないというのが幾つかあるわけです。それらのものが過剰な期待のもとに財政を投入してつくられたという内容が見られるわけなんですけれども、それらの問題がまだ解決しないまま新しい開発に着手をしているという状況があるわけでして、幾つかの問題が本当にこれでいいのかなという点が心配されるんですけれども、中長期的財政事情を勘案しながら整備に努めるという、非常に模範的な答弁をいただいているわけですが、内容を今この不況が長引いているという状況の中で、もう一度やっぱりきちんと見直すべきものは見直す必要があるのではないかというふうに思うんですが、状況によって見直すという場面を想定しているのかどうかですね。あるいは想定していない場合でも、場合によっては見直す必要も出た場合には見直しますというふうな態度でおられるのかどうか、まずその点についてお伺いをいたしたいと思います。  それから、農業の問題で若干お尋ねをしたいわけですが、今、本気になって農業を再建していくということになりますと、相当なてこ入れが必要じゃないかと思うんですね。本当に有能な青年が農業に一生を投じて自分の人生間違いなしという取り組みをさせれるだけのものを、私は今、本当に真剣に考えていかなければならないと思うんです。東和町は自主減反、自主転作という方針は出したわけですが、これだけでは、早い話、何の解決にもならないじゃないかと思うんです。その周辺までびしっと整理をして、農家の方が稲の増産にも本気になって取り組める、あるいは人によっては他の作物に大転換をするというふうな環境があって初めて自主転作の方針は実現していけるものだというふうに思うわけなんですが、それらの点について、今の認定農業者制度で本当に自覚して認定農業者になっている方が果たして何人いるのかということなんかも含めまして、現状の打開策にはならないのではないかというふうに思うんですが、その辺のところ、ちょっと話が抽象的になり過ぎて私も大変なんですけれども、大規模な投資をしてラン系統のポットの栽培を、花の栽培を提唱しているわけですが、その事業の見通しはそれでは具体的にどうなのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 市長。 ◎市長(渡辺勉君) 事業の推進についてお答えいたします。  御案内のとおり今、経済が停滞してまだ回復基調にないということで、税収等あるいは交付税が伸びないわけでして、いろいろとそうしますとやっぱり借金に頼って後年度負担をしながら事業を進めなければならないというわけでございますが、それがやはり適正、その時々によって課題にしなければならない場合もあるとは思いますが、後年度の財政負担を見ながらやっていくのが必要だと思っているところでございます。それから、今まで議会の御協力を得ながらやってまいりました事業につきましては、これは市民にとって、市勢の発展にとって、市民の福祉にとって私は大事だと思っているところでございます。ただ、財政事情を見ますと4年度から6年度ぐらいまでは起債の発行が前年対比20%強いっているものですから、そして7年度が55%ぐらいで、その償還が今度は2年か3年据え置きできますものですから、いろいろ財政事情が特に厳しいという状況になってまいるだろうと思っております。ですから、やはり国、県の特定補助金を導入し、有利な起債を導入しながら、事業については優先度、緊急度を加味しながら推進していかなければならないというように考えておりますので、御理解を賜りたいと思っております。 ○議長(鈴木悦雄君) 産業部長。 ◎産業部長(佐藤脩君) 農業振興公社で栽培しておりますランについてのお尋ねがございましたので、お答え申し上げたいと存じます。  いずれ県等から支援をいただきながらシンビジウムの育成施設、硬質ビニールハウスでございますけれども、それらを建設し、しかも現段階におきましては、このシンビジウムを育成する場合に開花を見るまで3年ほどの時間がかかりますから、いずれ最初の期間はこの施設でもって育苗する段階になってあるわけでございます。それで、これを西南地区の方々、意欲的な農家の方々に苗を配分してこれから開花を見るという段階がございますし、また、このシンビジウムだけですというと植物特許と申しますか、そういった部分での問題があるというふうなこと等もございまして、デンドロビウムということでそういった花等の導入も図りながら、この技術を向上させながらデンドロビウムにつきましても花に取り組む農家の方々をさらに発掘しながら、花に転換していただくということでただいまやってございます。 ○議長(鈴木悦雄君) 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) 小中学校の空き教室の問題で追加して質問をしたわけですが、突然言われた問題ですので答えも大変かと思うんですが、考え方の方向として、市長でもいいですし教育長でもいいですが、どのように考えるか、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 教育長。 ◎教育長(佐藤重利君) 子供たちが具体的にああいう大変な事態のときにどう対処するのか、どういう心構えでいることが必要なのか等々について学習することについては、大変大事なことだと思っております。しかし、学校の教室が即そういうふうな体制をとれるかどうかについては、今後十分に検討しないというと何とも答えが出しかねると思いますから、少し勉強させていただきたいと思います。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上で高橋綱記君の質問を終わります。 ○議長(鈴木悦雄君) ここで本日をもって退任される監査委員の千葉昭典氏から退任のごあいさつがございます。千葉さんどうぞ。     (監査委員登壇) ◎監査委員(千葉昭典君) 一言ごあいさつを申し上げます。  本日をもちまして任期が満了いたしまして、監査委員を退任いたすことになりました。2期8年にわたりまして皆様方から温かい御指導、御支援を賜ったところでございまして、心から厚く御礼を申し上げたいと存じます。在任中はいろいろな問題もございましたけれども、精いっぱい仕事に取り組みができて満足をいたしておるところでございます。今後も在任中の思い出を大切にいたしながらまいりたいと思ってございます。  今後ともひとつよろしくお願いを申し上げまして、簡単でございますが退任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(鈴木悦雄君) 以上もって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会といたします。             午後3時40分  散会...