• "社会資本総合整備交付金"(1/1)
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  1. 八戸市議会 2021-03-18
    令和 3年 3月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会-03月18日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年 3月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会-03月18日-01号令和 3年 3月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会   港湾・都市基盤整備推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和3年3月18日(木)午前9時59分~午前10時26分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 令和2年度防災対策事業の実績について   2 まるごとまちごとハザードマップ標識の設置について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  冷 水   保 君  副委員長 高 山 元 延 君  委 員  髙 橋 貴 之 君   〃   苫米地 あつ子 君   〃   夏 坂   修 君   〃   工 藤 悠 平 君   〃   松 橋   知 君
      〃   山 名 文 世 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  市民防災部長        秋 山 直 仁 君  建設部長          八木田 満 彦 君  市民防災部次長市民課長  大 坪 和 広 君  建設部次長道路建設課長  畠 山   智 君  建設部副理事兼港湾河川課長 盛 田 貴 仁 君  防災危機管理課長      下 村 晃 一 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主幹 見 附 正 祥  ──────────────────────────────────────    午前9時59分 開会 ○冷水 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾・都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 令和2年度防災対策事業の実績について ○冷水 委員長 それでは、令和2年度防災対策事業の実績について報告願います。 ◎下村 防災危機管理課長 おはようございます。  それでは、令和2年度防災対策事業の実績について、タブレットの資料により御説明申し上げます。  まず、1のコロナ禍における避難所開設運営訓練でございますが、自主防災組織及び市職員に対し、避難者滞在スペースの適切な区割り及び受付、誘導や資器材の使用法等について連携した訓練を行うとともに、関係者との知識の共有を図ることを目的に実施いたしました。  (1)の実施日時は、令和2年10月11日日曜日の午前8時から正午までで、(2)の実施場所は、八戸市立根城小学校でございます。  (3)の参加人員は、84名で、根城小学校教員根城地区連合町内会自主防災会の皆様、市職員が参加いたしました。  (4)の訓練項目につきましては、①受付の設置、避難スペース区割り等を行う避難所設置訓練。  ②受付での健康状態避難所従事者衛生用品装着等の確認、発熱者濃厚接触者への対応要領の確認などを行う避難所受付誘導訓練。  ③段ボールベッドテント等組立て要領の確認を行う段ボールベッド等設営訓練を実施しております。  なお、当日の訓練の様子につきましては、約20分に編集した上で、市ホームページに動画をアップしております。  資料の次のページを御覧いただきます。  当日の訓練の様子を上段半分に掲載しております。  資料をお戻りいただきまして、次に、2のコロナ禍における災害対策本部開設運営訓練――災害図上訓練でございますが、コロナ禍において、地震と津波が起こった想定の下、災害発生時の災害対策本部従事職員対応行動を訓練するとともに、災害対策本部員会議を試験的にウェブ会議により実施するなど、八戸市災害対策本部設置運営マニュアルの検証、改善を図ることを目的に実施いたしました。  (1)の実施日時は、令和3年2月5日金曜日午前9時から16時30分までで、(2)の実施場所は、市庁舎内、避難所通信システムを保有する避難所でございます。  (3)の参加人員は、130名で、陸上自衛隊第4地対艦ミサイル連隊海上自衛隊第2航空群、航空自衛隊第3航空団、八戸海上保安部八戸警察署八戸消防本部八戸圏域水道企業団の皆様、そして市職員が参加いたしました。  (4)の訓練項目につきましては、①災害対策本部の開設、維持、運営。  ②災害対策本部員会議態勢の確立及びウェブでの本部員会議の実施。  ③関係機関及び庁内関係課との連携。  ④物資集積や新たに避難所を増やさなければならないなどの課題に対応する各種調整会議の実施でございます。  なお、資料の次のページの下段半分に当日の訓練の様子を掲載しております。  以上で説明を終わります。 ○冷水 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆夏坂 委員 1番目のコロナ禍における避難所開設運営訓練と、まさに今のコロナの中で、実際に災害が起きた場合の訓練、非常に大事な重要な複合災害に備えるという意味では、本当に大事だと思うのですけれども、実施場所根城小学校で行った経緯という部分と、それから実際に当日訓練を行った上での課題といいますか、そういった見えてきたものがあれば教えていただければと思います。 ◎下村 防災危機管理課長 夏坂委員にお答え申し上げます。  まず、今回の訓練場所の選定の経緯でございますが、幾つか候補がある中で、当初、今年度総合防災訓練根城地区で行う予定としておりまして、昨年度末からそれに向けた打合せ等々を重ねていたというようなことで、今回、コロナ禍における避難所開設ということで、初めての訓練でしたが、打合せ等を含めて、そういった流れの中でスムーズに実施できる場所ということで、根城地区に相談させていただきました。  そして次に課題ということでございますが、まず、改めて避難所開設につきましては、コロナ禍における備蓄品といいますか、段ボールベッドであるとか、そういったものをまず一度開けて組み立ててみるということについて、初めて経験したというようなことであるとか、あと、段取りよく受付を設置して、そして受入れ、検温であるとか、そういったものの役割などを頭の中でそれぞれ皆さん知識、理解していても、それを実際に行動することにおいてやはり戸惑いがあったようでございます。  あとはやはり避難所開設において、対応する要員の数がやはりここは多くなるなと、具体にじゃあ何人をどのように設置していくかということについては、市民課避難所開設の必要な人員等について打合せをしているところですが、まだそういった3点ほどが課題として、誰もが感じたことであります。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 分かりました。ありがとうございます。  この根城小学校、もともとその訓練の場所ということで、その流れの中でということだったのですが、やはりそれぞれの地域、場所によって災害が起きた場合の被害の出方であったりとか、そういったものは違うわけでございますので、理想は根城小学校だけじゃなくて、全域的に訓練ができればそれにこしたことはないわけなのですが、ただ、当然手間もかかるわけなのですけれども、なるべく同じような訓練をもう少し全域的に広げていければ理想的なのですけれども、今後そういった見通しといいますか、ほかの場所でもというお考えはいかがでしょうか。 ◎下村 防災危機管理課長 お答え申し上げます。  まず、今後各地域において自主防災会も非常にこの件に関しては対応していかなきゃいけない必要だというお考えの下で、今打合せさせていただいているのですが、当日は参加者84名という話をしましたが、ほかにも48名ほどの見学者もいらっしゃいました。そこはほかの小学校教頭先生であるとか、市内の他校の、あとは他地域の自主防災及び町内会長、あとは国土強靭化連携中枢都市圏の他町村の職員の方々も実は当日来て、御覧になっていただいて、夏坂委員の言うように、ぜひ自分たちの地区でもやっていきたいというふうなお話もありましたので、まずは第1段としてホームページに動画をアップしましたが、実際に今度は備蓄品を開けてみる等々のことはやっていきたいと思っていました。また、そういった相談のお話も来ておりました。  以上でございます。 ◆夏坂 委員 ぜひ可能な限り広げていただいて、各地区で訓練ができるように支援をしていっていただければと要望して終わります。 ○冷水 委員長 ほかにありませんか。 ◆松橋 委員 今のコロナ禍の時期に、こういう訓練をされたことを私は大変評価したいと思います。これ、ちょっと特徴的なのは段ボールベッド等設営訓練をやったところに私は関心があるのですけれども、これからこの避難所はこういう段ボールベッドを使うことになっていくと思うのですけれども、10年前の3・11のときの避難所ではこれを使われたのかどうかと、それから今後はこういう段ボールベッドが主流になっていくのか、あるいは訓練はやったのですけれども、当市ではこのベッドの、こういう段ボールの備蓄が現在あるものなのか、これから対応していくものなのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。 ◎下村 防災危機管理課長 松橋委員にお答え申し上げます。  まず、3・11、10年前に段ボールベッドを使っていたかどうかにつきましては、ちょっと私のほうで把握はしてはいないのですが、ただ、いろいろとお話や資料等を見ますと、学校でありますと運動用のマットを使ってあるとか、あと毛布等をいろいろと使いながら、避難生活を送られていたというようなことは資料等で見ております。  今後段ボールベッドの使用が主流になるかということでございますが、いろいろな備蓄品に関しましては、段ボールベッド以外にも折り畳みベッドであるとか、そういったものもございます。また、避難所での仕切り仕切り板のみならず、室内で使うテントで仕切っていくというようなものもありますので、まず、こういったものをそろえていかなければいけないのだと、今後コロナ禍における避難所感染対策というのは常に行っていきながら対応していかなければいけないという考え方の下で、開設準備をしていかなければいけないと考えております。  そうした備蓄品対応状況、3つ目でございますが、今年度に入りまして、今松橋委員から御質問のあったような対応ができる備品としましては、段ボールベッドを600台、あとは折り畳みベッドを500台、あとは大型扇風機を80台、あとはテントの間仕切りを900張り等々準備をしております。その他サーマルカメラであるとか、フェースシールドや、あとはアルコール消毒液マスク等も準備しておりますが、こういったものを順次そろえていきながら、ただ、段ボールベッド等避難所でのストックしておく場所といいますか、そういったもののそれぞれの避難所と相談しながら順次今言ったような備品を配置、配備させていただいているところです。  以上でございます。 ◆松橋 委員 ありがとうございました。  600ぐらい今ベッドというお話ですけれども、それが足りるのか足りないのか分かりませんが、備蓄スペースの問題もあると思いますけれども、また、この前テレビで見たのですけれども、段ボールのトイレ、これとセットで、ベッドセット仕切りセットで設置することによって、本当にプライベートなあれが確保されるというようなものをテレビでやっておりましたけれども、やはり生活の中でトイレというのは大変重要ですので、そういうのも含めながら、十分検討していただいて、避難者スペースも、ここの趣旨にもありますように、適切な確保をしながら、健康管理するためにそういうふうな備品が必要だと思いますので、検討していただければと思います。私もこのホームページの動画を見たのですけれども、大変手際のよい訓練をされて、段ボールも手際よく設置されている状況が動画で映されて、すごいいい訓練だと思いましたので、ぜひとも今後ともそういう体制をしっかりと整えていただきたいということを要望して終わります。 ○冷水 委員長 ほかにありますか。 ◆苫米地 委員 とっても大事な訓練だったと思います。また、見学した方もいらっしゃったということでよかったと思っています。  動画についてもほかの自主防災会の方々もだし、避難される方もこれまでとは違う流れがあるということで、見ればイメージができるということで、大事なことだと思いますので、これからも何かあったらぜひこういうふうに広報をしていってほしいと思います。  それで、段ボールベッドのことなのですが、こういうふうに訓練で使った段ボールベッドは一度組み立てたらその後はどのようにするのでしょうか。 ◎下村 防災危機管理課長 苫米地委員にお答え申し上げます。  また畳み直して戻せますので、再度利用したいと考えております。 ◆苫米地 委員 分かりました。単純な疑問だったのでそのようにしていただければと思います。  それでまた折り畳みベッドであるとか、テントも一定数そろえるということでしたので、段ボールベッドも大事だけれども、ほかの避難所の様子を見ていると、案外テントというのがプライバシーを守るとか、感染予防のためにいいのかというふうな気もします。また、テント段ボールベッドを組み合わせて使えばいいのだと思うのですが、この前ちょっとお話を伺ったときに、需要がすごく多くてなかなかすっと入荷をしないというようなこともあったと思いますので、そろえるのであればどれを優先的にそろえるのがいざというときにいいのかというところをちょっと検討していただいて、計画的にしていただきたいということを要望申し上げて終わります。 ○冷水 委員長 ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○冷水 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わりますが、私から一言だけ要望を、お願いをいたします。  というのは、学校の冷房工事を今後進めていくことになっているのですが、その間、扇風機対応をするというふうな構想がございまして、所管課が違うのですけれども、いわゆる冷房工事が終わると、扇風機が必要なくなると思います。今扇風機の話が出ましたので、そうした準備したものを所管課が違うのですけれども、有効活用できるように御検討をお願いを申し上げたいということだけ要望しておきます。  ──────────────────────────────────────  2 まるごとまちごとハザードマップ標識の設置について ○冷水 委員長 次に、まるごとまちごとハザードマップ標識の設置について報告願います。 ◎盛田 副理事兼港湾河川課長 それでは、まるごとまちごとハザードマップ標識の設置について御説明いたします。  タブレットの4ページを御覧ください。  1、概要について御説明いたします。  初めに、当市では昨年3月、市内全10万戸に対して想定最大規模高を条件とした浸水想定区域などを表した洪水ハザードマップを配布しておりますが、このたび、この洪水ハザードマップをもっと身近に感じていただけるよう、まるごとまちごとハザードマップ標識を設置することとしました。このまるごとまちごとハザードマップ標識は、洪水ハザードマップのさらなる普及、浸透と、住民等の水害に対する危機意識の醸成を図ることを目的としており、大雨による想定浸水深などを内容として、今月末までに設置完了を予定しております。  2、事業費について御説明いたします。  事業費は、152万9550円であり、財源内訳は、国の防災・安全交付金が75万円、市の一般財源が77万9550円となっております。  3、設置箇所について御説明いたします。  標識の設置箇所は、津波の高さと混同させないように、洪水と津波の想定浸水深を比較し、洪水のほうが大きくなる地域、当市では沿岸部から離れた地域の中で、日常的に地域の住民や市外からの来訪者が多く利用する施設を設置箇所としました。  設置箇所は、表に整理しました①JR八戸駅東口、②JR長苗代駅、③イオン八戸田向店④新井田川水防センター⑤島守市民サービスセンター⑥新井田川水辺の楽校の6施設であり、各施設周辺における想定浸水深、対象河川を明記しております。  次のページを御覧ください。  洪水ハザードマップにプロットした①と②の位置でございます。  次のページを御覧ください。  こちらは②、③、④の位置でございます。  次のページを御覧ください。  ⑤、⑥の位置でございます。  次に、5ページ目を御覧ください。  主な設置イメージでございます。ここでは、①JR八戸駅東口における標識設置イメージとなります。この場所は、大雨で馬淵川が氾濫すると最大約1メートル浸水する可能性があります。左上の写真は、現地に標識を設置した際のイメージとなります。  右側の図は、標識の内容であり、大雨で馬淵川が氾濫すると最大で1メートル浸水する可能性があることを日本語と英語の2か国語で記載しております。
     波型のマークは、国土交通省が作成した、まるごとまちごとハザードマップ作成手引きの中で定められている洪水の図記号であり、注意を引くことや、分かりやすさに配慮したものとなっております。  図の右下の二次元コードは、スマートフォンなどで読み取ると、下段の浸水想定区域指定緊急避難場所等の情報を入手できるよう工夫がされております。  6ページを御覧ください。  こちらは⑤島守市民サービスセンターにおける標識設置イメージとなります。この場所は、大雨で新井田川が氾濫すると、最大約11メートル浸水する可能性があります。左上の写真は、現地に標識を設置した際のイメージとなります。想定浸水深が約11メートルと大きいことから、11メートルの箇所にマーク想定浸水深の情報を盛り込んだ標識を設置、目線の箇所に説明文やマーク、二次元コードを盛り込んだ標識を設置することとしています。  ここで実寸大の模擬標識を御覧いただきたいと思います。  こちらが島守サービスセンターに設置する標識と同じ大きさの模擬標識となります。11メートルの箇所に設置する大きさは、縦75センチメートル、横60センチメートル、目線の箇所に設置するほうの大きさは、縦50センチメートル、横33センチメートルとなります。  想定浸水深が6メートルの記載になっておりますが、模擬標識でありますので、御了承ください。  最後に、市としましては、まるごとまちごとハザードマップ標識の設置を市民の皆さんに広く周知する必要があると考えておりますので、設置完了後は、プレスリリースするとともに、市のホームページや広報はちのへを活用して情報発信に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上で説明を終わります。 ○冷水 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。 ◆髙橋〔貴〕 委員 設置箇所6か所ということでしたが例として挙がっている八戸駅前のところですけれども、場所的に少し目につきづらいかと私の感触ではあるのですけれども、今後箇所数を増やすとか、そういったお考えはあるのでしょうか。 ◎盛田 副理事兼港湾河川課長 髙橋委員の御質問に回答させていただきます。  令和2年度は6か所設置になりました。これは社会資本総合整備交付金を活用して設置することにしていましたので、予算の制約があってこの6か所にとどめたものです。今年度設置した6か所について、市民の声を聞き、有効性を確認して、令和3年度以降の設置に反映してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◆髙橋〔貴〕 委員 分かりました。  あとそれから、状況にもよるのでしょうけれども、避難所までの経路とかもできれば見たときに文字でもいいのでしょうけれども、地理的知識の少ない方が見たときに、また、地図を見て歩くのが苦手な方とか、そういった方もいると思いますので、やはりそういった災害時というのはパニックになりがちだと思いますので、できれば避難経路までどういうふうな経路で歩けばいいのかということも今後、御検討いただいて、可能であれば、このマップのところに文字でも追加いただければいいかと思いますので、今後検討していただきたいと思います。  以上です。 ○冷水 委員長 要望でいいですね。ほかにございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○冷水 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  最後に、今定例会において特別委員会の諸般の報告がありますが、報告内容については、委員長に一任願います。  ────────────────────────────────────── ○冷水 委員長 これにて港湾・都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時26分 閉会...