• "魚市場整備"(1/1)
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  1. 八戸市議会 2021-02-19
    令和 3年 2月 経済協議会-02月19日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年 2月 経済協議会-02月19日-01号令和 3年 2月 経済協議会   経済協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和3年2月19日(金)午前9時59分~午前10時30分 第2委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 所管事項報告について   1 八戸企業立地促進条例の一部改正(案)の概要について   2 産業団地造成事業に係る経営戦略策定について   3 小中野地区荷さばき所D棟について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  立 花 敬 之 君  副委員長 岡 田   英 君  委 員  間   盛 仁 君   〃   髙 橋 貴 之 君   〃   久 保 しょう 君   〃   三 浦 博 司 君
      〃   夏 坂   修 君   〃   森 園 秀 一 君 欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  商工労働観光部長         磯 嶋 美 徳 君  農林水産部長           上 村 智 貞 君  商工労働観光部次長産業労政課長 小笠原   了 君  水産事務所長           茨 島   隆 君         他関係課長  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 山 道 隆 央  ──────────────────────────────────────    午前9時59分 開会 ○立花 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから経済協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 所管事項報告について ○立花 委員長 それでは、理事者から所管事項について報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。  皆様にあらかじめ申し上げます。  今般の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、所管事項報告については、報告案件に関係する部署が入室して順次説明をし、報告終了後は退席することとなりますので、御了承を願います。  ──────────────────────────────────────  1 八戸企業立地促進条例の一部改正(案)の概要について ○立花 委員長 初めに、八戸企業立地促進条例の一部改正案の概要について報告願います。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 それでは、八戸企業立地促進条例の一部改正案の概要について御説明申し上げます。  初めに、資料では、下側の四角囲みのほうにございます企業立地促進条例の概略でございますが、この条例は、産業立地の促進と産業構造高度化により、産業の振興と雇用の拡大に資することを目的として、昭和59年に制定して以来、当市の企業誘致における優遇制度の柱の一つとして運用しております。具体的な奨励措置といたしまして、第3条に規定する立地奨励金操業奨励金雇用奨励金設備投資奨励金の4種類の奨励金交付制度を設けてございます。  資料の上段のほうに戻りまして、今回の改正の理由でございますが、本条例は、本年3月31日でその効力を失いますが、今後も企業誘致を巡る都市間、地域間競争に対応し、当市への企業立地を促進していくためには、奨励金制度を継続する必要があることから、その有効期間を2年間延長し、令和5年3月31日までとするものでございます。  改正の内容は、条例附則第2項に規定する有効期間平成33年3月31日から令和5年3月31日に改めるものでございます。  最後に、施行期日は、公布の日を予定しております。  なお、この一部改正案は、市議会3月定例会に議案として提案予定でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○立花 委員長 ただいまの報告について御質問ございませんか。 ◆久保〔し〕 委員 昭和59年からということですけれども、この一部改正の2年間延長は今回初めてなのでしょうか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 これまでの改正の期間的なお話ですけれども、昭和59年9月に5年ごと、5年間の時限の条例として制定いたしまして、その後しばらく5年ごとでやっていたところでございます。平成21年3月、この年はリーマンショックとなった年でございましたが、平成21年3月以降2年間延長の条例改正を行っておりまして、今回も同じく2年延長の改正とするものでございます。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 そうしますと、2年間ということですから、今改正すれば2年間についてのそれぞれの奨励措置4つありますけれども、何件ぐらいあるものでしょうか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 令和2年度、今年度の交付見込みで申し上げます。  立地奨励金につきましては、3件で、金額にいたしますと約1億円程度が見込まれているところでございます。  操業奨励金につきましては、6件で、約1000万円ほどが今年度見込んでいるところでございます。  同様に、雇用奨励金は1件で、約九百数十万円。  設備投資奨励金は、2件で、約1億3000万円程度を令和2年度、まだ途中ではございますけれども、現時点で見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 そうすると2年ごとなのですけれども、増えているんですか、それとも減っているとか、同じぐらいとか件数的にはどういうふうになっているのでしょうか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 お答え申し上げます。  4つの奨励金で、各年度で設備投資なんかのほうの増減とかあるわけですけれども、近年、平成27年以降は全部の4つの奨励金交付件数で申し上げますと10数件で推移してございまして、平成20年代前半に比べると10数件ということで増えている状況でございます。  以上でございます。 ○立花 委員長 よろしいですか。他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○立花 委員長 ないようでございますので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  2 産業団地造成事業に係る経営戦略策定について ○立花 委員長 次に、産業団地造成事業に係る経営戦略策定について報告願います。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 それでは、産業団地造成事業に係る経営戦略策定について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。  まず、1の策定の目的でございますが、平成31年度より特別会計を設置して、事業を進めております産業団地造成事業は、地方財政法で定める公営企業宅地造成事業に該当し、健全な経営を図るための経営戦略策定が求められております。経営戦略は、公営企業が将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営基本計画であり、国から経営戦略策定の要請がございまして、こちらを踏まえて、土地の造成から処分までについて計画的かつ合理的な経営を行うことにより、当該事業経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組むためのものでございます。  参考といたしまして、経営戦略策定に係る国の要請についてお示ししておりますが、平成28年1月26日付公営企業三課室長通知経営戦略策定推進についてにおいて、公営企業の全ての事業において、平成32年度までに経営戦略策定することが求められているところでございます。  2の計画の内容につきましては、別紙となります八戸産業団地造成事業経営戦略のとおりでございますが、概略について、後ほど御説明いたします。  3の計画期間につきましては、令和3年度から令和14年度までの12年間としております。  4の公表につきましては、本協議会終了後、市ホームページにおいての公表を予定しております。  次のページに参りまして、八戸産業団地造成事業経営戦略の概要につきまして御説明いたします。  まず、1の事業概要でございますが、事業形態として、当事業は、八戸北インター第2工業団地造成するものでございます。  策定の趣旨ですが、総事業費土地売却単価造成工事完了の前のため、未確定でということではございますが、国の策定要請令和2年度までとなっていることを踏まえ、令和元年度に行いました実施設計により算出した事業費を基に事業の健全な経営に資するため、経営戦略策定するものであります。  2の将来の事業環境ですが、土地造成・処分の見通しとして、土地造成工事は、令和2年度から令和6年度の見込みでございます。  次に、土地の処分として、約24.3ヘクタールの分譲用地につきましては、令和6年度中の分譲開始を予定しており、その後は、近年の北インター工業団地の年3ヘクタールほどの売却実績から試算いたしまして、令和14年度までの8年間での売却を見込んでおります。  3の経営基本方針でございますが、効率的な施工等により、建設改良費の縮減を図り、分譲用地売却単価の抑制に努め、また、造成後の分譲に向けて、企業誘致セミナーの実施、企業立地に向けた情報発信企業ニーズの把握、立地企業に対する支援など、売却促進に努め、早期の企業立地を推進していくことで、安定的な資金を確保し、健全な経営を図ることとしております。  4の投資財政計画でございますが、投資平成31年度から令和6年度まで6年間の建設改良費を約57億円と見込み分譲用地造成を行います。  財源につきましては、建設改良費の財源として、公営企業債を発行いたします。  令和6年度の分譲開始後は、令和7年度から14年度までの8年間で、全区画約24万平方メートルの用地売却を予定し、収入全体といたしまして、約58億4000万円を見込んでおります。  また、投資以外の経費につきましては、支払い利息及び造成完了後の維持管理費として約1億4000万円を見込んでいるところでございます。  次に、5の経営戦略事後検証改定等に関する事項ですが、今後、投資財政計画に基づき、毎年度進捗状況を管理するとともに、3年から5年に一度見直しを行ってまいります。  また、社会経済情勢変化等に対応し、必要に応じて見直しを行うこととしております。  次ページ以降は、総務省が定めた様式に基づき作成した経営戦略の全文を添付しておりますので、後ほど御確認いただければと存じます。  以上で説明を終わります。 ○立花 委員長 ただいまの報告について御質問ございませんか。 ◆久保〔し〕 委員 新聞などの報道とかもありますけれども、この前も報告していただいたのですけれども、桔梗野工業団地だとか、それから北インター第1工業団地造成で、県のほうと、それから赤字の部分については補填して、それでチャラにするというような形で解決しているのですけれども、そういう点では今までの造成は、私からすれば失敗ではないかと思うのですけれども、そういう失敗の部分についての教訓を生かして、失敗しないようにどうするかという形で造っていると思うのですけれども、そういう失敗をどういうふうに改善するのだということについては、話し合われたのでしょうか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 桔梗野につきましては、これまでも市議会等々のほうで経緯等について事業団に確認したけれども、軟弱地盤地が入ったことについてなかなか明確な説明がなかったというようなことを御説明申し上げていたところで、それにつきまして平成22年度以降、これまで進めてきた経営健全化支援金等々で解決しつつ、前向きな解決を図るということで進めてきたところでございましたが、こちらの第2工業団地につきましては、そうしたことがないように、このような経営戦略等々を定めまして、しっかり総事業費、それから総収入、これらを見込んで進めるということでございましたので、現時点では失敗しないように進めていきたいと思います。 ◆久保〔し〕 委員 金額的に見ると、6年間で建設改良費を57億円、そして収入は58億4000万円ということで、投資以外だと1億4000万円かかるということになれば57億円と1億4000万円で58億4000万円、トータルではあるんですけれども。ただ、平成31年度以前にお金がかかっていると思うんですけれども、それは入っていないんですか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 お答え申し上げます。  ただいまの57億円プラス1億4000万円足しまして、58億4000万円ですが、こちらは特別会計のほうの経費でございまして、平成30年度までは一般会計のほうで事業を実施させていただいてございましたので、こちらの数字には入ってございません。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 前に聞いたときは80億円とか、90億円ということだったので、ちょっとそれの30億円ぐらいが一般会計だということになれば、そうすると、その80億円だとすれば57億円だと赤字になりますけれども、その分が市の借金というか、持ち出しという形になるということでしょうか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、前回までに事業全体といたしまして約85億円の事業費ということでお示ししていたかと思っております。御指摘のとおり、ただいま特別会計で、事業期間全体では58億4000万円、それからその前にお示しした実施計画のベースでは、そのうち造成にかかる57億円が以前に説明いたしました85億円に含まれているものでございます。この差額となります約28億円ぐらいになるのですけれども、こちらは一般会計道路築造ですとか、公園ですとか、こちらのほうを実施する経費、それから発掘調査の経費なんかも含まれておりますけれども、こちらにかかる経費ということで今回の経営戦略からは別としているところでございます。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 商売とすれば、経費があって収入があってとんとんにするか、あとは少し多めに儲けるとか、そういう考え方を持っていると思うのです。当然、道路とか公園ももちろんそうなのでしょうけれども、それはそれで、ここを売るための施設だから、その分としての経費がかかって、それを上乗せして料金としてトータルゼロとか、マイナスか、あとマイナスじゃなくてプラスにするか、そういう考え方は初めからないということですか。 ◎小笠原 商工労働観光部次長産業労政課長 お答え申し上げます。  今、経営戦略策定する時点での考え方でございますが、特別会計でいわゆる用地造成に係る分について全体で12年間で約58億4000万円となってございます。これについて一般会計繰入れと分譲ということでペイするということで進めてございまして、特別会計の分だけを土地売却で解消すると、今のところそういう計画になってございます。  以上でございます。 ◆久保〔し〕 委員 もう少し経営戦略的にはあまり市民の持ち出しがないように考えていただきたいということなのですけれども、あと、もし12年間かけて売れ残っていけば、この維持管理費も1億4000万円が増えていくという形になってくるんじゃないかと思うんですよ。だからそこら辺も売れ残りのないように計画どおりやるというような形を進めてもらいたいと思います。  以上です。 ○立花 委員長 ほかにございませんでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○立花 委員長 ないようでございますので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  3 小中野地区荷さばき所D棟について ○立花 委員長 次に、小中野地区荷さばき所D棟について報告を願います。 ◎間 水産事務所副所長 それでは、小中野地区荷さばき所D棟につきまして、今月末に工事竣工を迎えますことから、改めまして整備概要及び事業経緯について御説明申し上げます。
     まず、1の整備概要について御説明申し上げます。  名称につきまして、整備期間中は、小中野地区荷さばき所D棟としておりましたが、今後は、八戸市第二魚市場とし、通称荷さばき所D棟といたします。  今回新たに整備した施設は、3階建の管理棟、一部2階建の荷さばき所屋外フォークリフト置場となっております。  建設工事費は、本棟工事21億4000万円、電気設備工事3億9000万円、機械設備工事5億円を合わせて約30億3000万円でございます。  次に、事業経緯でございますが、平成28年度にD棟建設地館鼻地区から小中野地区に変更する事業計画の承認を国から受け、整備に向けた実施設計及び地盤調査を行いました。平成29年度は、既存上屋解体撤去工事排水路移設工事を行い、平成30年度には、施設規模見直しを行う修正設計を行っております。その後、令和元年8月から工事に着手し、令和3年2月25日で竣工予定となります。  今後のスケジュールでございますが、開場に向けた準備作業を進め、令和3年4月の上旬に供用を開始し、5月1日には、コロナ感染症に配慮した形で記念式典の開催を予定しております。  以上で説明を終わります。 ○立花 委員長 ただいまの報告について御質問ございませんか。 ◆久保〔し〕 委員 オープンに先立っての委員や議員の内覧会みたいなものはあるのでしょうか。 ◎間 水産事務所副所長 日程はまだ未定でございますが、議員の皆様には一度見てもらいたいと思ってございます。  以上でございます。 ○立花 委員長 よろしいですか。  ほかにございませんか。 ◆森園 委員 時間もまだあるようですから、少し確認をさせていただきたいと思います。  今回、このD棟が完成したということでございまして、長きにわたりましてこの八戸漁港流通構造改革、この整備事業がこれで全てたしか終わると思うんですけれども、本当に長い、いろいろなこともございましたけれども、今回でD棟が約30億円ということでございました。今までA棟B棟C棟を建ててきたわけですけれども、岸壁の工事ですとかそれに付随する工事もいろいろございました。せっかくですから、それぞれ幾らずつかかったのか、おおよそで結構でございます。全体の金額でどのくらいかかっているのかお知らせいただけますか。 ◎間 水産事務所副所長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。  約で申し訳ございませんが、災害復旧費もあるのですけれども、A棟の場合は約21億8500万円程度です。災害復旧費で10億円ぐらいかかっておりまして、A棟では32億円ぐらい。B棟増築棟を最初建設しましたが、B棟増築棟で5億2000万円、B棟改築棟で11億2000万円、C棟は25億4600万円、D棟今本棟工事以外にもいろいろかかっておりますけれども、38億円ぐらいと、トータルで102億1200万円ぐらい、災害復旧費を含めますと114億3800万円ぐらいかかってございます。  以上でございます。 ◆森園 委員 あとはそれに対する岸壁の工事なんかがありましたよね。 ◎間 水産事務所副所長 青森県で岸壁工事をやってございますが、約44億1000万円ぐらいです。  以上でございます。 ◎茨島 水産事務所長 荷さばき所整備は市で進めておりまして、今、間が説明したとおり114億3800万円、県ではそれぞれ荷さばき所の前の岸壁の耐震化工事を中心に進めておりまして、県の整備費につきましては約44億1700万円となっております。合計しますと、158億5500万円、総事業費ということになるかと思います。  以上でございます。 ◆森園 委員 分かりました。ありがとうございます。  国と県から総額で158億5500万円交付された、これは大変大きな事業だったわけでございます。先ほど災害復旧の費用のお話も出ましたけれども、やっぱり合計で十数億円出ているんですね。私、ちょうど議員になったときの当初の計画としては、地震があったりして、少し変更があったりしたのはちょっと残念ではあったんですけれども、今、私たちには毎月漁獲量なんかの報告もずっと出てきています。漁獲も、私がちょうど30年前に八戸に来たときは大変活気を呈していまして、すごい量が取れていたんですけれども、最近はずっと去年は6万トンとこの間出ました。大変、これは全国的に銚子なんかでも見るとやっぱり大分減っているかと、これは全国的な問題だということで思っています。ここら辺については、ちょっとこの一市場でどうのこうのということではなかなかできないかもしれませんけれども、当然これは事業を支援する事業収益事業ではないというのは私たちも十分分かっています。ただ、A棟なんかに関しては、なかなか当初の計画ができていなくて、多くの課題を議員の皆さん方がいろいろ指摘をしているわけでございます。この158億5500万円ですか、この事業を私たちは、八戸水産都市、海から拓けた水産都市でございますので、ぜひこの158億円かけたこの施設を有効に今後活用していただくよう、これから改善計画も県の意見を入れて出すのだと思います。ぜひそういったことを皆さんに本当に心より要望いたしまして、終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。 ○立花 委員長 ほかにございませんか。 ◆髙橋〔貴〕 委員 今現在、第1魚市場、それから第3魚市場A棟B棟C棟ということで運用されておりますけれども、このD棟が完成をして、供用が開始になることで、水揚げの状況、そういったものがどのように変化するのか、概要でよろしいですのでお知らせください。 ◎間 水産事務所副所長 委員にお答えいたします。  D棟の役割なんですけれども、主に底びき網と沿岸漁業で取ってくる魚を扱うところになります。館鼻は基本イカ水揚げ拠点になります。第1魚市場まき網の拠点になって、サバとかイワシだとかのまき網漁船が主に第1魚市場で扱いますので、D棟に関しては、本当にその日に取ってきた鮮魚だとか、活魚だとかになりますので、市場が毎日活気があるような場所になります。  以上でございます。 ◆髙橋〔貴〕 委員 以前、境港市のほうを視察させていただきまして、あそこでも新しい魚市場整備をしている途中なのですけれども、魚市場のシンボルマーク的なものをつくったりだとか、結構市民にPRするような取組をしながら町全体で水産に関心を持っていただくような取組も進められています。八戸市も魚市場整備これで全て完了するわけでありますので、今後そういった市民、または県外の漁業関係皆さんにも認知をいただくようなそういった取組とか、今の段階で計画しているものがあればお知らせいただきたいと思います。 ◎間 水産事務所副所長 整備が終わることでどうだということでは今はないのですけれども、八戸市には前から八戸市の前沖さばブランド推進協議会があって、八戸の前沖さばをアピールしてきていただいております。あとはイカの水揚げ日本一ですので、八戸市の魚にも指定されたことからイカとサバが一番八戸市の顔になりますので、それも踏まえながらA棟も使いながら、高度衛生管理が行き届いた荷さばき所がそろうので、そこを使って水揚げされたものとたまたま昨年は八戸市のブランド戦略会議というのを立ち上げましたので、第一歩としてはワインとのコラボレーションのものを支援していく形で今は取り組みますけれども、あとは今後に当たってはそれにとどまらず、今委員がおっしゃったように、どんどん売り込んでいくことになっていくものですから、運営審議会なり魚市場の水産振興会議なり、業界の方々からの意見をどんどん取り込んで、ブランド化も含めて協議しながら支援していければと考えております。  以上でございます。 ◆髙橋〔貴〕 委員 ぜひそういった取組をお願いしたいと思いますし、全体的に今、水産の水揚げが厳しいのが日本全体で起きている現象だと思いますけれども、水揚げ量は少ないということは逆に言えば、それだけ価値があるということですので、ぜひ八戸の市場に多くの船が荷揚げをして、水揚げをしていただけるような取組を今後お願いしたいと思います。  以上です。 ○立花 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○立花 委員長 ないようでございますので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました案件は全て終了いたしました。  ────────────────────────────────────── ○立花 委員長 これにて経済協議会を閉じます。  御苦労さまでございました。    午前10時30分 閉会...