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  1. 青森県議会 2013-03-22
    平成25年第273回定例会(第9号)  本文 開催日: 2013-03-22


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(西谷 洌) ただいまより会議を開きます。    ──────────────────────       ◎ 議   長   報   告    ────────────────────── 2 ◯議長(西谷 洌) 報告事項を申し上げます。  去る三月七日に行われた選挙管理委員及び補充員の選挙において当選された方々から、それぞれ当選承諾書が提出されましたので、御報告いたします。  次に、三月十二日開催の予算特別委員会において正副委員長の互選を行った結果、委員長相川正光議員が、副委員長夏堀浩一議員がそれぞれ当選した旨の報告がありました。    ──────────────────────       ◎ 新  任  者  紹  介    ────────────────────── 3 ◯議長(西谷 洌) 新任者の紹介をいたします。柿崎光顯選挙管理委員長。 4 ◯選挙管理委員長柿崎光顯) ただいま御紹介いただきました柿崎光顯でございます。  去る三月十八日開催した選挙管理委員会組織会におきまして委員長に選任されました。ごらんのとおりの浅学非才の身ではございますが、選挙の適正な管理執行はもとより、投票率の向上にも意を用い、明るい選挙推進のため邁進する所存でございます。  県議会議員皆様方には、何分の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして、挨拶といたします。どうぞよろしくお願いします。    ──────────────────────       ◎ 議   会   報   告    ────────────────────── 5 ◯議長(西谷 洌) 議会報告として、第七号「東日本大震災対策特別委員会経過報告について」をお手元に配付してあります。    ────────────────────── 6 ◯議長(西谷 洌) 日程に入ります。
       ──────────────────────       ◎ 委 員 会 審 査 報 告    ────────────────────── 7 ◯議長(西谷 洌) 各委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。    ──────────────────────       ◎ 各 委 員 長 報 告    ────────────────────── 8 ◯議長(西谷 洌) 議案第一号から議案第四十九号まで及び請願を一括議題とし、各委員長報告を行います。  予算特別委員会委員長、二十九番相川正光議員の登壇を求めます。──相川議員。 9 ◯予算特別委員会委員長相川正光) 予算特別委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る三月十二日に委員二十三名をもって設置され、これに議案第一号から議案第十六号までの十六件の予算議案が付託されました。  十三日から十五日までの三日間にわたり審査を行い、採決の結果、議案第一号、議案第二号、議案第四号、議案第九号及び議案第十六号の五件については多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「人口減少下においてどのように地域力を再生、創出していくのか伺いたい」との質疑に対し、「人口減少高齢化が進み、地域活力の減衰が危惧される中、地域力を再生、創出していくためには、地域コミュニティー活性化を図り、地域がみずから描いた将来像の実現に向けた主体的な取り組みを促進することで、地域が元来持つ、人を育て、文化、伝統、生業(なりわい)を生み出す力を引き出していくことが大変重要であると考えている。その取り組みを円滑に進めるためには、県や市町村を初め、地縁団体NPO法人など、地域を構成する多様な主体が人と人とのきずなにより連携、協働しながら、地域の総力を挙げて、人口減少に伴うさまざまな課題に対応していくことが必要不可欠である。今後、これまで以上のスピードで人口減少高齢化の進展が予測されていることを踏まえ、県では、積極的に市町村等と連携しながら、地域資源を最大限に生かした生業(なりわいづくりや地域の魅力の向上など、地域の自立した特色ある取り組みを促進することで、地域力の再生、創出を図っていきたいと考えている」との答弁がありました。  次に、「がん検診受診率を向上させるためのこれまでの取り組みについて伺いたい」との質疑に対し、「本県のがん検診受診率は、平成二十二年の国民生活基礎調査によると、胃がん検診が三二・七%、大腸がん検診が二八・二%、肺がん検診が二八・四%等と、おおむね全国平均を上回っている状況だが、今年度策定中の第二期がん対策推進計画において、がん検診受診率の目標としている五〇%以上の達成にはなお一層の努力が必要と考えている。県では、がん検診受診の効果的な普及啓発を進めるため、毎年、市町村健康福祉関係主管課長会議において、市町村ごとがん検診受診率について情報提供を行っているほか、去る一月三十一日には、がん検診受診率の高い山形県の担当者を招き、市町村検診実施機関等がん検診関係者による課題や取り組み等を話し合う意見交換会を開催したところである。また、青森県がん情報サービスがん検診有効性に関する医師のインタビューを掲載しているほか、県内全市町村がん検診の日程や場所を掲載する等のインターネットによる情報提供も行っている。今後は、地域で保健活動に従事する保健協力員によるがん検診等の受診の個別勧奨を一層推進していくための体制整備や、来年度弘前大学に設置する予定の寄附講座と連携して、健康づくりに取り組む市町村等の人材を育成することとしている」との答弁がありました。  このほか 一つ、子供と女性のセーフティー対策事業取り組みについて 一つ、青森ライフイノベーション戦略推進総合対策事業取り組みについて 一つ、深浦産クロマグロの消費促進取り組みについて 一つ、電源三法交付金交付状況について 一つ、十和田湖の冬季誘客について 一つ、県債の残高について 一つ、下北地域道路整備について 一つ、次期青森基本計画の策定について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 10 ◯議長(西谷 洌) 総務企画委員会委員長、四十三番田中順造議員の登壇を求めます。──田中議員。 11 ◯総務企画委員会委員長田中順造) 総務企画委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日に開催し、本会議より付託されました議案七件及び請願一件について審査の結果、議案第二十八号から第三十号まで及び第四十六号については多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  まず、「職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案について、改正の趣旨及び退職手当支給水準引き下げるに当たって、職員の人生設計に対しどのように考慮したのか伺いたい」との質疑に対し、「国では、国家公務員退職手当水準が民間の支給水準を約四百万円上回るとの人事院の調査結果を受けて、平成二十五年一月一日から国家公務員退職手当水準引き下げを実施したところである。本県の退職手当制度は、これまで基本的に国に準じた制度としてきたことから、本県においても改正することとしたものである。また、退職手当支給水準引き下げるに当たっての職員の人生設計に対する考慮としては、国が国家公務員への退職手当支給水準引き下げるに当たって、民間企業が大幅な引き下げを行う場合は段階的に行うのが一般的であること。引き下げを一度に行うことにより、退職後の職員の生活設計に大きな影響等を及ぼし得ることなどを考慮して、過去の引き下げ時と同じく段階的な引き下げを実施することとしたことや、他の都道府県の対応状況等を踏まえて、本県においては段階的に引き下げを行うこととした。また、引き下げの実施時期についても、本年度の退職者に対しては既に現行水準退職手当額により退職後の生活設計を立てていること等を考慮し、平成二十五年四月一日としたものである」との答弁がありました。  次に、「障害児福祉手当に関する事務、社会福祉法人及び社会福祉施設指導監査に関する事務等について、県内全域東青地域県民局の所管に集約するとのことだが、ほかに集約を検討している業務があるのか伺いたい」との質疑に対し、「現在のところは具体的に集約を検討している業務はないが、今後もより効果的な業務執行体制の構築に向け、地域県民局担当業務については、行政サービスの低下を招かないことを前提としながら、それぞれの担当部局と協議し、集約化可能性などの検討を進めていくこととしている」との答弁がありました。  このほか 一つ、包括外部監査における主な指摘事項の内容及び県の改善措置等について 一つ、青森県環境影響評価審査会担当事務について 一つ、弘前市に権限移譲する旅券事務について 一つ、起債について許可の申請をするの件について 質疑があり、それぞれ答弁がありました。  また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第一号のとおりであります。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 12 ◯議長(西谷 洌) 環境厚生委員会委員長、二十五番丸井裕議員の登壇を求めます。──丸井議員。 13 ◯環境厚生委員会委員長(丸井 裕) 環境厚生委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日開催し、本会議より付託されました議案十三件及び請願一件について審査の結果、議案第十七号から議案第二十二号、議案第二十五号、議案第三十六号及び議案第四十二号は多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  まず、「地域主権改革関係条例案の制定により、施設の財政負担職員配置及び利用者負担額サービス水準はどうなるのか伺いたい」との質疑に対し、「特別養護老人ホームについては、法令改正に伴い、国の省令で示された参酌すべき基準である一室当たりの定員について、これまでの四人以下から一人に改正されたのに対し、県では、これまでの基準と同内容の特例を定めることとしていることから、施設の財政負担職員配置について、基本的には今までと変わることはないものと考えている。利用者にとっての負担額サービス水準の点についても、人員、設備及び運営に関する基準をこれまで同様としていることから、基本的には現状と変わるものではないと考えている」との答弁がありました。  次に、「養育医療の事務が市町村権限移譲されることによる市町村の事務や経費負担について伺いたい」との質疑に対し、「市町村への権限移譲により、中核市として既に事務を行っている青森市を除く三十九市町村では、養育医療の給付に係る事務を新たに行うこととなる。また、養育医療費負担割合は、国二分の一、県二分の一が、国二分の一、県四分の一、市町村四分の一となり、市町村負担分については地方交付税措置されることとなっている」との答弁がありました。  このほか 一つ、地域主権改革関係条例案を提案した趣旨等について 一つ、非紹介患者初診料の引き上げの内容及び理由について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第二号のとおりであります。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 14 ◯議長(西谷 洌) 農林水産委員会委員長、十七番小桧山吉紀議員の登壇を求めます。──小桧山議員。 15 ◯農林水産委員会委員長小桧山吉紀) 農林水産委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日開催し、本会議より付託されました議案第三十四号「青森県漁港管理条例の一部を改正する条例案」について審査の結果、満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「青森県漁港管理条例の改正による漁港施設占用料についての変更はないのか伺いたい」との質疑に対し、「現在、引用している青森県道路占用料等徴収条例による道路占用料の額は、水管などの外径の大きさにより単価を定め、この単価に設置する水管などの長さを乗じて算出しており、新たに制定された青森県道路法施行条例においても、その算出方法や単価などはこれまでと同一のものとなっている。このようなことから、今回の改正で引用する条例は変わるが、占用料算出方法や単価に変更がないため、改正による影響は生じない」との答弁がありました。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 16 ◯議長(西谷 洌) 商工労働観光エネルギー委員会委員長、二十七番岡元行人議員の登壇を求めます。──岡元議員。 17 ◯商工労働観光エネルギー委員会委員長岡元行人) 商工労働観光エネルギー委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日開催し、本会議より付託されました議案二件について審査の結果、いずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「青森県職業能力開発促進法施行条例の制定を踏まえ、県は今後どのように職業訓練を行っていくのか伺いたい」との質疑に対し、「県はこれまでも、公共職業訓練施設内で行う職業訓練については、国が示す大枠の基準を遵守しながら、細部については企業や地域ニーズ等を踏まえた内容を設定してきており、平成二十三年度の就職率は八八・三%と高い効果を上げているところである。また、民間教育機関を活用した委託訓練では、医療、介護、経理事務IT分野など幅広い分野の職業訓練を実施し、多様な求人・求職ニーズへの対応に努めており、平成二十三年度の就職率は六六・七%と、現下の厳しい雇用情勢の中、一定の効果を上げている。今後も企業訪問等により企業や地域ニーズの的確な把握に努めることとしているが、今般の制度改正によってより柔軟な職業訓練内容の設定が可能となることから、見直すべきところは見直しながら、公共職業訓練充実強化を図っていきたい」との答弁がありました。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 18 ◯議長(西谷 洌) 文教公安委員会委員長、十八番山谷清文議員の登壇を求めます。──山谷議員。 19 ◯文教公安委員会委員長山谷清文) 文教公安委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日開催し、本会議より付託されました議案五件について審査の結果、いずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「青森県警察職員定員条例の一部を改正する条例案の概要について伺いたい」との質疑に対し、「警察庁において、平成二十五年度当初予算で地方警察官増員要求をしたものであり、本県には十二人が配分される予定である。配置先は、警察庁増員要求項目と本県の治安情勢を踏まえ、サイバー犯罪取り締まり強化検視体制の強化及び暴力団対策の強化の三つの業務に配置することとしている」との答弁がありました。  また、「青森県高等学校定時制課程及び通信制課程修学奨励金貸与条例の一部を改正する条例案について、修学奨励金貸与額は具体的にどうなるのか伺いたい」との質疑に対し、「現行の貸与額の月額一万四千円について、公共交通機関を利用する生徒に対しては、通学費用相当額に応じて段階的に月額一万八千円まで増額するものであり、勤労と学業の両立を目指す生徒の修学を促進することができるものと考えている」との答弁がありました。  このほか 一つ、青森県風俗営業許可申請手数料等徴収等に関する条例の一部を改正する条例案の概要について 一つ、青森県立学校設置条例の一部を改正する条例案において、閉校となる県立高等学校の対外的な周知方法や卒業生へのサポートについて 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 20 ◯議長(西谷 洌) 建設委員会委員長、二十八番熊谷雄一議員の登壇を求めます。──熊谷議員。 21 ◯建設委員会委員長熊谷雄一) 建設委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る十九日開催し、本会議より付託されました議案三件について審査の結果、いずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「青森県低炭素建築物新築等計画認定申請手数料等徴収条例の制定の背景について伺いたい」との質疑に対し、「都市の低炭素化の促進に関する法律の施行により、市街化区域等内において二酸化炭素の排出抑制に資する低炭素建築物新築等をしようとする者は、同計画の認定を申請し、所得税等の減税や建築物容積率の緩和が受けられることとなったことから、認定申請に係る審査手数料を徴収するため条例を制定するものである」との答弁がありました。  次に、「同条例による申請件数の見込みについて伺いたい」との質疑に対し、「青森県の認定区域は、青森市、弘前市及び八戸市を除く区域となっており、平成二十五年度は、一戸建て住宅五十件、住宅以外の建築物十件、合計六十件の申請を見込んでいる」との答弁がありました。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 22 ◯議長(西谷 洌) 以上をもって各委員長報告を終わります。  ただいまの報告に対して質疑を行います。質疑はありませんか。  〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(西谷 洌) 質疑なしと認めます。    ──────────────────────       ◎ 討           論    ────────────────────── 24 ◯議長(西谷 洌) これより討論を行います。  討論は議題外にわたらないよう簡明に願います。  一部反対討論、二十三番安藤晴美議員の登壇を許可いたします。──安藤議員。 25 ◯二十三番(安藤晴美) 日本共産党安藤晴美です。  議案に対する一部反対討論を行います。議案二十三件に反対し、二十六件に賛成します。  主なる議案の反対理由を述べます。  議案第一号「平成二十五年度青森県一般会計予算案」について。  知事説明によれば、国の補正予算等関連の平成二十四年度二月補正予算を一体で編成したと述べています。これらの補正予算が震災からの復旧・復興に有効に役立つようにすべきです。しかし、同時に国の政策と連動して消費税増税実施TPP交渉参加、原発再稼働を許すようなことになれば、どの分野においても復興に水を差すことになり、そして何よりも、青森県の農林水産業を初め、青森県の経済を損なわせる結果となってしまいます。知事は、阻止する構えで先頭に立つべきと考えます。  その上で、政策上の問題点を幾つか指摘させていただきます。  県債発行額は、分収造林事業に係る日本政策金融公庫への損失補償費を第三セクター等改革推進債の発行百三十億円で対応し、地方交付税の置きかえによる臨時財政対策債四百八十五億円を含め千百二十一億円となり、県税額に迫っています。基金取り崩し額は前年度比六十四億円増の八十一億円で、年度末の基金残高は、政府が地方公務員の給与削減を要請し、地方交付税の配分額を減額した影響七十億円を想定したとはいえ、百八十三億円まで落ち込む見込みです。  県税千百四十五億円のうち、核燃料物質取扱税が百五十二億円に上り一三・三%を占めるとともに、電源三法交付金四十五億四千万円を活用して、弘前大学医学部入学生特別対策事業、西北五地域保健医療圏自治体病院機能再編整備事業、弘前中央高校校舎及び五所川原工業高校校舎建築事業など、医療、教育など二十の事業が原発マネーによって行われるなど、ゆがんだ予算編成となっています。
     デフレ回復と基本的な税収引き上げに必要なことは、働く世帯の賃金引き上げと雇用の拡大、中小企業対策などであります。  職員の給与費削減は、民間への連動、地域経済や職員のやる気にも影響を及ぼすものであり、これ以上強行してはならないと考えます。また、学校で働く臨時講師のいわゆる空白の一日問題での解決を年金機構の見解に沿って解決すべきです。  私立高校に対する一人当たりの経常費補助単価は、国からの補助単価が上がっている一方、県の上乗せ分を減らし続けていることから十年間変わっておらず、私学関係者を落胆させています。知事は就任から人材育成を重要な柱としてきたが、私立学校への経常費補助の単価は十年間一円も上がっていない。私学の置かれている状況を直視してほしいとの声が上がっています。  議案第十七号、十八号、二十号及び二十一から二十三号については地域主権一括法に絡んだ条例案であり、この法律には、最低基準の引き下げや要件緩和、人員削減、民営化の促進、国のナショナルミニマム保障における責任と財政負担の縮減が意図されており、反対するものです。  議案第十九号「青森県新型インフルエンザ等対策本部条例案」は、国の新型インフルエンザ等対策特別措置法案に基づくものですが、危機対策として、強権的に集会や施設を制限することについて懸念が寄せられており、国民的な議論が不足しているという問題点があります。  議案第二十五号「障害者自立支援法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例案」は、改められた障害者総合支援法に基づくもので、障害者の範囲に難病患者を加え、身体障害者に限られていた重度訪問介護の対象を重度の知的障害者、精神障害者にも拡大されることなどが盛り込まれていますが、障害者も加わった総合福祉部会が提言した障害者を権利の主体として明記することや支援の無料化などが新法に盛り込まれていないことなどの問題があります。  議案第二十八号「青森県知事の権限に属する事務の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案」については、パスポート窓口を弘前市に権限移譲させるというものであり、県民の利便性が向上されるという一面もあります。しかし、開設される予定の弘前市駅前分庁舎は、ビルの運営会社がビル全体を四億数千万円で購入し、その三階フロアを弘前市が六億一千百万円で購入したものであり、整備事業費は全体で八億一千三百万円にも及び、パスポート窓口を含めた分庁舎開設について、市民の間でも意見が二分されています。また、人件費の負担を弘前市に負わせることにも異議があります。  議案第二十九号「職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案」は、国家公務員退職手当法の改正に準じ、官民格差約四百万円の退職手当水準引き下げを行うとするものですが、そもそも国家公務員退職手当削減法案は、昨年十一月十六日、衆議院解散のどさくさに紛れてほとんど審議すらすることなく強行成立させたものです。こうした乱暴な引き下げについて、国に準ずるということが大原則と言われても納得できるものではありません。  議案第三十六号「青森県病院事業条例の一部を改正する条例案」は、県立中央病院の非紹介患者初診料の額を千五百七十五円から二千百円に改めるというものでありますが、皆保険制度の原則は、すべての診療を保険診療で受けられるようにするというものであり、二百床以上の病院に非紹介患者初診料を徴収できることとした国の制度自体に問題があると考えます。また、どこの医療機関に行くかを選択するのは患者の自由であり、今回の値上げが受診抑制につながり、病気の重症化を生まないか懸念されます。  議案第三十八号「青森県学校職員定数条例の一部を改正する条例案」について、このたびの改正内容は、法定数に合わせ、児童生徒数の減により合計二百九十三人の学校職員を減らすというものです。今日的問題になっているいじめによる子供の自殺を防ぎ、教職員の精神性疾患などでの休職者を減らすという課題に取り組むべきであり、今こそ、教職員の数を減らさず、一学級の児童生徒数減のために活用する決断を図るときです。  諸外国の一学級生徒数は、アメリカ、ドイツ二十四人、英国三十人となっており、日本のおくれが目立ちます。前政権が五年間で全学年を一クラス三十五人にするとした約束を自民党政権がこれをほごにしたのは許されません。  議案第二十六号「青森県地域県民局及び行政機関設置条例の一部を改正する条例案」については、社会福祉法人及び社会施設の指導監査に関する事務等について、県内全域東青地域県民局に集中させ、より充実した指導監査を図るというものであり、社会福祉法人での不祥事などが相次ぐ中、指導監査の強化を図ることは重要と考え、賛成します。しかし、これを突破口に県民局の縮小を図るようなことがないよう意見を付しておきます。  最後に、知事報告にあった茂木経済産業大臣への確認・要請についてにかかわり、一言意見を述べさせていただきます。  東京電力福島第一原発事故は、収束にはほど遠く、敷地内での日々ふえ続けている放射能汚染水の処理問題は深刻で、あと二年ぐらいで貯蔵タンクの置き場がなくなるという事態です。東電は、海洋放出を狙っており、放射性トリチウムを含む汚染水を海洋に大量放出すれば、海洋生物に取り込まれ、最終的には人間が体内被曝するという深刻な事態になります。  茂木大臣が、原子力規制委員会による安全性の確認を前提として再稼働を進めていくといいますが、七月までに策定するという新安全基準は、事故原因もいまだにわかっていない中でのものであり、消防車や電源車を配置するなど、対症療法的な対策を並べたにすぎません。このような緊急対策での原発再稼動など絶対に許されません。  特に本県の東通原発、大間原発、六ヶ所の再処理工場はすべて敷地内及び近くに活断層の存在が指摘されており、厳重な調査が求められています。十月に完成予定の再処理工場は、十九回も竣工延期を続けてきたものであり、取り出したプルトニウムを使うはずのもんじゅもトラブルでとまっていることを考えれば、技術、安全性、コストを考え、核燃サイクルはとめるべきと考えます。  高レベル放射性廃棄物は、地下三百メートルの地層に埋めるとしても、放射能が十分に下がるまで数万年もかかるのです。こんな恐ろしいものをどれだけのお金を積まれても、手を挙げる自治体は出てこないというのが実態です。  知事が基本姿勢として掲げる安全・安心ですぐれた農林水産物を育む日本一健康な土ときれいな水づくりを県内外、外国にもアピールするのであれば、原発も核燃もなくす以外ないということを申し上げ、一部反対討論といたします。 26 ◯議長(西谷 洌) 賛成討論、四番寺田達也議員の登壇を許可いたします。──寺田議員。 27 ◯四番(寺田達也) 自由民主党の寺田達也です。  賛成討論を行います。  本定例会に提出され、本日採決に付されますのは、議案第一号「平成二十五年度青森県一般会計予算案」を初めとした議案第十六号までの予算案十六件、議案第十七号から議案第四十二号までの条例案二十六件、議案第四十三号から議案第四十九号までの単行議案七件であり、そのすべてに賛成及び同意するものであります。  これらのうち、まず、議案第一号「平成二十五年度青森県一般会計予算案」について見解を申し上げます。  未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から早くも二年がたちました。県は、平成二十四年度を復興元年と位置づけ、三村知事を先頭に、さまざまな分野における復旧・復興に全力で取り組んでいただきました。その結果、震災直後のあの状況からは想像もできないような目覚ましい復旧・復興を遂げたものと実感しております。  港湾、漁港などの主要インフラ施設はほぼ復旧が完了し、被災した漁船もその八割以上が再取得を果たしました。瓦れき等の災害廃棄物の処理も年度内に完了の見通しとなっているほか、観光客の入り込み数も震災前の水準にまで回復しております。また、震災による離職者の雇用、被災中小企業へのグループ補助や金融支援も最大限の対応をしていただいた結果、求人状況の好転、倒産件数の減少に着実につながっているものと考えております。  さらに、県外からの避難者の受け入れ、被災三県への応援派遣など、東北全体の復旧・復興にも力を注いでいただいているところであり、三村知事を初め、職員の皆さんの復興にかける真摯な姿勢と、この二年間のひたむきな御努力に改めて敬意と感謝の意を表するものであります。  また、平成二十五年度当初予算においては、防災公共の取り組み推進、防潮堤の整備、漁船の避難対策、石油燃料の安定供給対策、物流拠点機能の強化など、震災の教訓を生かし、復興ビジョンの着実な推進を図るとともに、単なる復旧にとどまらない創造的復興に向けた取り組みについても数多く盛り込まれており、その成果に大いに期待するところであります。  その他の重要施策においても、六次産業化や地域経営など、攻めの農林水産業の推進、輸出、海外ビジネスの促進、ライフ分野などの本県の強みを生かした成長産業の創出、育成、金融円滑化法の終了に対応した中小企業金融対策、白神山地の世界遺産登録二十周年や三陸復興国立公園の指定、そして、北海道新幹線開業を契機とした全県的な観光振興、救急医療や地域医療の充実強化など、新年度予算は、我が自由民主党青森県支部連合会との政策協定及びこれに基づく知事への要望を踏まえ、県政のあらゆる重要課題に積極果敢に対応し、具体の施策推進を図られたものと受けとめるとともに、三村知事の県政に対する強い思いも感じたわけであります。  そして、その三村知事が就任以来懸命に進めてきた行財政改革の取り組み、この地道な努力があったからこそ、震災対策はもちろん、このような積極的な予算編成が実現できたものと大いに評価するところであります。  三村知事におかれましては、どうかこれまで以上に強いリーダーシップを発揮され、また、執行部におかれましても、新年度予算における各種施策の効果が最大限発揮されますよう、万全の対応をお願いしたいと思います。  次に、議案第二十九号「職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案」について見解を申し上げます。  本条例は職員の退職手当支給水準引き下げるものでありますが、国に準じた取り扱いであり、他県においても同様の対応としていること。段階的な引き下げや、実施時期を平成二十五年四月一日からとするなど、職員の将来設計や、いわゆる駆け込み退職の防止等に配慮したものであること、また、職員組合からも理解を得ていることなどを踏まえ、賛成するものであります。  ただし、職員の待遇について一点お願いしたいことがございます。今回の退職手当引き下げに続いて、職員の給与削減も検討されていると聞いております。その検討に当たっては、最もお金のかかる子育て世代の経済的負担に配慮していただきたい。なぜなら、子育て世代は、少子化・人口減少対策、消費の拡大など、本県が抱える課題解決のための最重要プレーヤーであるからであります。こういった子育て世代に大きな負担とならないよう、最大限の配慮をぜひともお願いしたいと思います。  最後になりますが、今月をもって退職されます職員の皆様方には、長年の県政への御尽力に心から敬意を表しますとともに、今後の新たな人生における御活躍を祈念申し上げたいと思います。  以上、賛成討論といたします。 28 ◯議長(西谷 洌) これをもって討論を終わります。    ──────────────────────       ◎ 議   案   採   決    ────────────────────── 29 ◯議長(西谷 洌) これより議案の採決をいたします。  議案第四十八号「青森県人事委員会委員の選任の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 30 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。  議案第四十九号「青森県監査委員の選任の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 31 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。  議案第十六号及び議案第二十八号、以上二件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 32 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第一号、議案第二号、議案第四号、議案第九号、議案第十七号から議案第二十三号まで、議案第二十五号、議案第二十九号、議案第三十号、議案第三十六号、議案第三十八号、議案第三十九号、議案第四十一号、議案第四十二号、議案第四十五号及び議案第四十六号、以上二十一件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 33 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第三号、議案第五号から議案第八号まで、議案第十号から議案第十五号まで、議案第二十四号、議案第二十六号、議案第二十七号、議案第三十一号から議案第三十五号まで、議案第三十七号、議案第四十号、議案第四十三号、議案第四十四号及び議案第四十七号、以上二十四件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 34 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。    ──────────────────────       ◎ 請   願   採   決    ────────────────────── 35 ◯議長(西谷 洌) 次に、請願の採決をいたします。  請願受理番号第一号及び請願受理番号第二号、以上二件に対する委員長報告は不採択であります。  以上二件は、所管委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 36 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、請願受理番号第一号及び請願受理番号第二号は不採択とすることに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。委員会審査報告書中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これを継続審査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 発  議  案  上  程    ────────────────────── 38 ◯議長(西谷 洌) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  発議第五号及び発議第六号を一括議題といたします。    ──────────────────────       ◎ 発  議  案  採  決    ────────────────────── 39 ◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。発議第五号及び発議第六号は、提案理由説明、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより発議案の採決をいたします。  発議第五号及び発議第六号、以上二件の原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 41 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。  なお、意見書の取り扱いについては本職に御一任願います。    ──────────────────────       ◎ 各常任委員会委員選任    ────────────────────── 42 ◯議長(西谷 洌) 各常任委員の選任を行います。  お諮りいたします。常任委員については、委員会条例第五条第一項から第三項までの規定により、お手元に配付の常任委員会委員選任名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、常任委員はお手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 議会運営委員選任    ────────────────────── 44 ◯議長(西谷 洌) 次に、議会運営委員の選任を行います。  お諮りいたします。議会運営委員については、委員会条例第五条第一項及び第三項の規定により、お手元に配付の議会運営委員会委員選任名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員はお手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 特定案件議会運営委員会付託    ────────────────────── 46 ◯議長(西谷 洌) 次に、議会運営委員会に対する特定付託案件を議題といたします。
     お諮りいたします。四月一日からの議会運営委員会に特定案件として、「次の議会の会期、議案等の取り扱いその他の議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について」を付託し、これを委員の任期の満了の日まで閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  以上をもって議事は全部終了いたしました。    ──────────────────────       ◎ 閉 会 あ い さ つ    ────────────────────── 48 ◯議長(西谷 洌) 知事の御挨拶があります。──知事。 49 ◯知事(三村申吾) 県議会第二百七十三回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今回の議会におきましては、去る二月二十二日開会以来、本日まで二十九日間にわたり、本議会に提案いたしました平成二十五年度青森県一般会計予算案など、七十四件につきまして慎重な御審議をいただき、それぞれ原案どおり御議決並びに御同意をいただき、まことにありがとうございました。  その執行に当たりましては、審議の過程におきまして、議員各位からいただきました御意見を十分尊重し、最善の効果をおさめるよう誠意を持って努力していきたいと思いますので、何とぞ一層の御協力をお願い申し上げます。  以上、閉会の御挨拶といたします。 50 ◯議長(西谷 洌) これをもって第二百七十三回定例会を閉会いたします。 午後一時五十八分閉会 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...