国の補正予算につきましては、引き続き
情報収集に努めながら、適時適切に
対応し、県の予算に反映させるよう努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
23
◯古村委員
政権がかわっても、12月に公表した予算要求概要、例えば
健康福祉部であれば新規
事業は4つの
事業で6,000万円羅列されているんだけれども、これらの見直しとか、変更、あるいは廃止、こういう事態はないと、粛々と25年度の県の当初予算に計上して査定を受けるでしょうけれども、計上をしていくということになるわけですか。
24
◯工藤健康福祉政策課長
そのとおりでございます。
25
◯古村委員
それで、国の25年度当初予算、まだ明らかになっていないわけですけれども、この予算については県の当初予算との兼ね合いでどうなるものなんでしょうか。というのは、県の当初予算に反映されるものなのか、それとも県は6月の補正予算は原則として提案しないということになりますけれども、国の予算編成がおくれていますので、6月補正で国の当初予算に絡んで提案するということになるものか、この辺についても興味がありますので、お知らせいただきたいと思います。
26
◯工藤健康福祉政策課長
お答えします。
現在、国の予算案が示されていない現状では、県への影響について申し上げることはできませんが、報道等によれば、
平成25年度予算の成立は5月の連休明けになるとも言われておりまして、国の動向を注視しつつ、
情報収集に努めながら、補正等も含め、適切に
対応してまいりたいと思います。
以上でございます。
27
◯古村委員
最後になりますけれども、民主政権から自公政権に移ったことによって、
健康福祉部の所管する
事業の中で何が一番、大胆に変わるのか。というのは、新聞なんかで見れば、生活保護費とか何とかって出ていますけれども、その辺で予測というんですか、恐らくこうなるだろうというものが部長、次長のところであれば、示唆をしていただければ助かります。
28
◯江浪健康福祉部長
確かに報道などによりますれば、いろいろな方針なども示されているところでもございますし、また、昨年末に行われました選挙に当たりましては、各党からもいろんなマニフェスト、方針などが示されているところであります。ただ、いずれにしましても、これから国で予算を編成していく過程の中で、最終的な国の方針というものも定められることになろうかと考えておりますので、現時点でこの分野がということを今、申し上げる段階にはないものと考えております。25年度予算案の編成に向けた国の動きをしっかりと見ていきたいと思っております。
29
◯丸井委員長
ほかに
質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
ないようでありますから、これをもって
健康福祉部・
病院局関係の審査を終わります。
執行部入れかえのため、暫時休憩いたします。
○休 憩 午前11時37分
○再 開 午前11時40分
30
◯丸井委員長
休憩前に引き続き
委員会を開きます。
環境生活部関係の
特定付託案件について審査いたします。
質疑は、所管外にわたらないよう願います。
質疑はありませんか。──
古村委員。
31
◯古村委員
健康福祉部にも同様の質問をしたんですが、
平成25年度の予算編成は、政権交代によっておくれています。緊急経済
対策とか何とか言われていますけれども、果たしてこの当初予算は県予算との兼ね合いでどうなるのかという観点からの質問であります。
まず最初に、国は緊急経済
対策を盛り込んだ2012年度補正予算案を決定しましたが、
環境生活部に関係する予算は計上されているのか。というのは、青森県では既に12月の時点で各部局からの予算要求の内容が公表されておりますので、これらが見直し、廃止、あるいは新規ということで追加しながら知事査定を受けて2月議会で提案に至るものかどうかというところに興味を持っているところであります。
32 ◯林
環境生活部長
今回の緊急経済
対策を盛り込みました国の補正予算案に関しての御質問でございました。
委員からもお話がございましたように、国におきましては1月15日の閣議で、緊急経済
対策を盛り込んだ
平成24年度補正予算案を決定したところでございます。今回の国の補正予算案における
環境生活部に関係する主な項目といたしましては、地方消費者行政活性化基金の上積みとして60億円、海岸漂着物
地域対策推進
事業として100億円、そのほか、原子力発電施設周辺
地域における防災
対策の充実・
強化として129億円が挙げられるところでございます。
これらにつきましては、現在、制度の内容、都道府県への予算の配分方法、配分額など、詳細について関係省庁に確認するなど
情報収集に努めているところでございます。
あわせまして、今回の国の補正予算案の内容につきましては、予算編成中である県の予算に反映させるべく、現在、各関係省庁に確認するなど
情報収集に努めているところでございまして、残された時間の中で適時適切に
対応してまいる所存でございます。
33
◯古村委員
低炭素・循環型ライフスタイルの推進関係など8
事業で7,600万円ほど、既に新規
事業として予算要求していますけれども、この政権交代で、特に原発を徐々に認知をしていく、再度認知をしていくという政権になったわけですけれども、こういうのも含めて、
環境生活部の新規
事業は、このまま見直しをする必要がなく、あるいは廃止、取り下げることもなく、そのまま当初予算に計上していくということで理解していいんですか。
34 ◯林
環境生活部長
現在、来年度の
平成25年度当初予算の編成中でございますけれども、今、
委員から御
指摘がございましたような関係の
情報は特に入っておりません。ただ、先ほど申し上げました国の補正予算案に計上されたものの中には、
平成25年度当初予算において
対応が必要になるものもございます。
一例を申し上げますと、先ほど申し上げました地方消費者行政活性化基金の上積みに関する
対応についてでございますが、県の地方消費者行政活性化基金は、設置期間が
平成25年3月31日までと条例で規定されてございます。したがいまして、基金条例の改正により設置期間を延長する必要が生じるということがございます。また、あわせて
平成24年度2月補正予算に、当該基金に上積みする国からの交付
予定額を計上した上で、この当該基金を財源として
実施する
事業につきましては、
平成25年度当初予算に計上することが必要になるところでございます。
このような形で、我々としては各省庁の
情報を十分に収集いたしまして、適切に
対応してまいる所存でございます。
35
◯古村委員
環境生活部の予算要求額が
平成24年度に比べて大体35%ぐらい減額していると。これは県境産廃なんかが、事実上、
事業が終結の方向に向かっていることもあるだろうけれども、それにしても、予算要求額が105億円程度というのは、随分、めり張りがないというんですか。まあ、お金があればいいという問題ではないと思いますけれども、それにしても、原発の安全性とか、いろいろ言われていますので、これらについて、新規の手だてをしていくお考えは持っているものなんでしょうか。
36 ◯林
環境生活部長
当部の来年度予算は、これから編成が終了して表面に出てくるわけでございますけれども、予算要求の段階で
委員から御
指摘もございましたように、来年度で県境産廃の廃棄物の撤去が終わり、その後、管理という段階になることが主な原因として、来年度の当部の予算規模が縮小するような形になっていることは事実でございます。ただ、
委員からも御
指摘がございましたように、いろいろな形で当部の課題というものはかなりのものがございます。そういったものに我々としてはめり張りをつけて
対応していくべく、今、予算編成を行っているところでございます。そして、あわせて原子力に関する部分でお話がございましたけれども、御存じのように、原子力発電所にかかわる、今の原子力規制
委員会での動き、そして、そのほかサイクル施設等への今後の検討など、原子力規制
委員会の決定を待たなければ予算計上ができない部分もございます。したがいまして、繰り返しになりますけれども、そういった国の動き、決定
状況に、随時、適切に
対応してまいる必要があるものと考えてございます。
37
◯古村委員
環境生活部は、どちらかといえば県民生活を維持していくという部分と、それから
環境面、言ってみれば何となく尻拭いというんですか、後始末をするという行政の面も強いわけですけれども、例えば浪岡のダイオキシン問題は、中核市である青森市が所管をすることになるんでしょうけれども、しかし、浪岡以外に9つですか、12ぐらいの町村の事実上廃止状態になっている最終処分場は果たしてどうなのかというのもありますし、先般、
委員会で
調査をした八戸市の不適正処理された産廃がそのままになっている。県がいろいろ手を尽くしたけれども、法的に取り得る手段が限られているということもありますので、これらの産廃、あるいは一般廃棄物等の
対応についても、県は
平成25年度から何らかの手だてを講じるための予算措置が必要ではないかと思っていますので、改めて2月の議会、予算特別
委員会等で議論したいと思っております。
どうもありがとうございました。
38
◯丸井委員長
ほかに
質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
ないようでありますから、これをもって
環境生活部関係の審査を終わります。
以上をもって
環境厚生委員会を終わります。
○閉 会 午前11時48分
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