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  1. 青森県議会 2012-11-22
    平成24年第272回定例会(第1号)  本文 開催日: 2012-11-22


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長西谷 洌) ただいまより第二百七十二回定例会を開会いたします。  会議を開きます。    ──────────────────────       ◎ 自治功労者表彰状伝達    ────────────────────── 2 ◯議長西谷 洌) 日程に先立ちまして表彰状の伝達を行います。  去る十月二十三日開催の第百四十三回全国都道府県議会議長会定例総会において、議員在職二十五年以上の自治功労者として成田一憲議員が表彰されました。よって、表彰状の伝達を行います。あわせて、知事より記念品の贈呈があります。 3 ◯議会事務局長八島英彦) ただいまより表彰状の伝達並びに知事からの記念品の贈呈を行います。  成田一憲議員、お進み願います。  〔議長朗読〕          表 彰 状                     成 田 一 憲 殿  あなたは青森県議会議員として在職二十五年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります  よってここにその功労をたたえ表彰します   平成二十四年十月二十三日                    全国都道府県議会議長会  〔成田一憲議員表彰状の伝達並びに記念品の贈呈を受ける〕 4 ◯議会事務局長八島英彦) 以上をもちまして表彰状の伝達を終わります。    ──────────────────────       ◎ 新任者紹介
       ────────────────────── 5 ◯議長西谷 洌) 次に、新任者の紹介をいたします。──木村八脩公安委員長。 6 ◯公安委員長(木村八脩) ただいま御紹介いただきました木村八脩でございます。  平成二十四年十月十六日付で青森公安委員長に就任することになりました。職責の重大さを認識いたし、誠心誠意努めてまいる所存でございます。どうぞ諸先生方の御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。  簡単でございますが、就任の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 7 ◯議長西谷 洌) 日程に入ります。    ──────────────────────       ◎ 会期決定    ────────────────────── 8 ◯議長西谷 洌) 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。会期は、本日から十二月十日までの十九日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から十二月十日までの十九日間と決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 会議録署名議員指名    ────────────────────── 10 ◯議長西谷 洌) 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、六番工藤義春議員、三十二番山田知議員、四十二番高樋憲議員を指名いたします。    ──────────────────────       ◎ 議案上程及び提案理由説明    ────────────────────── 11 ◯議長西谷 洌) 知事より、お手元に配付のとおり議案等が送付されましたので、御報告いたします。《登載省略》  議案第一号から議案第三十四号まで及び報告第一号から報告第六号までを一括議題とし、知事の説明を求めます。──知事。 12 ◯知事三村申吾) おはようございます。  本日ここに、県議会第二百七十二回定例会の開会に当たり、上程されました議案の主なるものについて、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと思います。  今回提案いたしました議案のうち、議案第一号から議案第十二号までは、いずれも職員給与改定等に係る補正予算案及び条例案であります。  まず、議案第一号「平成二十四年度青森一般会計補正予算案」について御説明いたします。  この補正予算は、職員給与改定に要する経費について、既計上給与関係費の精査による増減額との調整を行った上、所要額を計上することといたしたものでありますが、給与改定経費には本年十二月支給の期末手当に係る改定経費が含まれており、給与改定関係条例案とあわせて御審議いただく必要があることから、他の経費と分離して提案いたしております。  以下、歳出概要について御説明申し上げます。  このたびの職員給与改定においては、去る十月九日付の青森人事委員会からの「職員給与等に関する報告及び勧告」に基づき、期末手当年間支給割合の引き下げを行うことといたしました。  その結果、給与改定経費としては九億二百九十万円余の減額となりますが、既計上給与関係費の精査による増減額との調整を行った上で、総額三十三億六千八百六十万円余を減額計上いたしました。  なお、知事等特別職職員及び県議会議員期末手当については、一般職職員に準じ、支給割合を引き下げることといたしております。  以上が歳出予算概要であります。  次に、歳入について申し上げます。  補正予算の主なる財源といたしましては、歳出との関連等において、義務教育費国庫負担金を中心とする国庫支出金一億四百六十万円余を減額計上したほか、普通交付税三十二億六千五百二十万円余を減額計上いたしております。  以上が議案第一号「平成二十四年度青森一般会計補正予算案」の概要であります。  議案第二号から議案第八号までは、特別会計五件及び企業会計二件の予算補正に係るものであり、いずれも当該会計支弁職員給与改定に要する経費について、既計上給与関係費の精査による増減額との調整を行った上、所要額を計上することといたしたものであります。  次に、給与改定関係条例案について御説明申し上げます。  議案第九号「特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案」、議案第十号「青森教育委員会教育長給与、勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例案」及び議案第十二号「青森県議会議員期末手当支給条例の一部を改正する条例案」は、それぞれ知事等教育長及び県議会議員期末手当支給割合を改めるものであります。  議案第十一号「職員給与に関する条例等の一部を改正する条例案」は、青森人事委員会からの「職員給与等に関する報告及び勧告」に基づき、職員期末手当支給割合を改めるものであります。  なお、これらの給与改定等に係る議案については、本年十二月支給の期末手当の額等を確定させる関係上、早急に施行する必要がございますので、今後の御審議におきましては格段の御配慮をお願い申し上げます。  次に、議案第十三号「平成二十四年度青森一般会計補正予算案」について御説明いたします。  この補正予算では、公共事業等について国からの割り当て見込み額等に基づき事業費補正を行うとともに、東日本大震災復興交付金基金の積み立てに要する経費ひとり親家庭等在宅就業機会の拡大に要する経費八戸地域における医療産業クラスターの形成に向けた調査、検討に要する経費等について所要の予算措置を講ずることとしたほか、県費単独事業早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することといたしたものであります。  その結果、議案第十三号の補正予算額は、歳入歳出とも九億三十万円余となり、これと既決予算額及び議案第一号の補正予算額とを合計いたしますと、平成二十四年度青森一般会計予算規模は七千百四十七億二千六百十万円余となります。  以下、計上の主なるものについて御説明申し上げます。  まず、公共事業関係費についてでありますが、一般公共事業費については、国からの割り当て見込み額等に基づき、各事業についてそれぞれ増減調整の上、三億二千百二十万円余を計上いたしました。  次に、その他の計上の主なるものについて、款を追い、御説明申し上げます。  総務費については、防災費において、復興交付金事業計画に基づく事業を実施するため、今回提案しております議案第十九号「青森東日本大震災復興交付金基金条例案」で当該基金を設置することとし、基金積立金五億八千七百四十万円を計上いたしました。  民生費については、児童福祉費において、ひとり親家庭等在宅就業機会の拡大に向け、在宅就業業務開拓就業者能力開発等に一体的に取り組む民間主体体制づくりに要する経費として三千百七十万円余を計上いたしました。  環境保健費については、医薬費において、県南地域における産科医療体制機能強化を図るため、三次医療圏に係る地域医療再生計画に基づく八戸市立市民病院産科病床の整備に要する経費に対する助成として千五百四十万円余を計上いたしました。  商工費については、商工費において、八戸地域における産学官金連携による医療機器産業集積拠点化を図るため、医療産業クラスター形成に向けた課題等を調査、検討するのに要する経費として千七百四十万円余を計上いたしました。  以上が歳出予算概要であります。  次に、歳入について申し上げます。  補正予算の主なる財源といたしましては、歳出との関連等において、国庫支出金、諸収入を計上するとともに、繰入金を減額計上したほか、普通交付税二千百七十万円余を計上いたしております。  また、公共工事の施工時期の平準化を図るため、道路事業を中心とした県費単独事業について早期発注を行うこととし、限度額二十億三千五百万円の債務負担行為を設定いたしました。  以上が議案第十三号「平成二十四年度青森一般会計補正予算案」の概要であります。  このほか、上程されました議案の主なるものについて御説明申し上げます。  議案第十四号から議案第十八号までは、特別会計四件及び企業会計一件の予算補正に係るものであります。  その主なるものとして、議案第十六号「平成二十四年度青森鉄道施設事業特別会計補正予算案」は、今回提案しております議案第三十号「公の施設の指定管理者の指定の件」において指定する青い森鉄道指定管理者による施設の保守管理に要する経費について所要の債務負担行為を設定することといたしたものであります。  条例案につきましては、議案第十九号から議案第二十四号までの六件を提案いたしております。  その主なるものとして、議案第二十号「青森道路法施行条例案」、議案第二十一号「青森高齢者障害者等移動等円滑化のための道路、公園施設及び信号機等に関する基準を定める条例案」及び議案第二十二号「青森都市公園法施行条例案」は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による道路法等の改正に伴い、これまで法令で定められていた基準等について、条例で定めるものとされたことから、それぞれこれを定めるものであります。  議案第二十四号「国民健康保険県調整交付金に関する条例の一部を改正する条例案」は、国民健康保険法改正等に伴い、県調整交付金の総額に占める普通調整交付金及び特別調整交付金の割合を改めるものであります。  その他の議案は、議案第二十五号から議案第三十四号までの十件、報告案件は六件であります。  その主なるものとして、議案第二十七号「権利の放棄の件」は、平成十五年三月三十一日に解散して清算中の社団法人青森肉用牛開発公社から、今年度末で返済期限を迎える貸付金に係る償還金支払い請求権の一部の放棄についての協議があり、その内容を慎重に検討した結果、公社清算事務が長期化し、地価が下落している中で、公社が所有する土地について今後も地価の上昇が見込めないことや、評価額を上回る金額で購入する希望者があること、売却後も採草地放牧地として活用され引き続き本県の農業振興に寄与するものと考えられること等を勘案し、迅速かつ経済的に公社の清算が結了されるとともに放棄する請求権の額が必要最小限となるよう、当該協議に応じることが望ましいとの判断に至り、貸付金に係る償還金支払い請求権の一部を放棄するものであります。  議案第二十八号「権利の放棄の件」は、これまで県が貸し付けを行ってきた社団法人青い森農林振興公社青森地方裁判所に提出した再生計画案について、その内容を慎重に検討した結果、県に移管されることとなる分収造林事業公益的機能が引き続き発揮されることとなること、より多くの債権の弁済が得られることなど、当該再生計画案に同意することが望ましいとの観点から、青い森農林振興公社に対する貸付金に係る償還金支払い請求権の一部を放棄するものであります。  県としては、引き続き、公社経営検討委員会初め県議会、市町村、関係団体など各界各層の皆様からの御意見を踏まえ平成二十二年十二月に決定した当該公社経営改革の方向に基づき、平成二十五年四月の分収造林事業県移管に向け、二月定例会において、日本政策金融公庫に対する損失補償の実行に要する予算及び第三セクター等改革推進債許可申請に係る議案の上程を予定していますが、県移管後は、県民共通公共財として公益的機能をより発揮させるとともに、将来の伐採木収入の確保による県民負担の軽減に最大限の努力を払いながら、適切に経営、管理していくこととしています。  なお、これら二件の権利の放棄の件については、各公社が設立され事業を進めてきた長い歴史の中で、結果として県民負担が生じることになったことについて、私自身じくじたる思いであり、県議会並びに県民の皆様に御心配をおかけし、申しわけなく思っております。しかしながら、これらの判断を先送りせず、現実をしっかりと受けとめ、将来の負担の拡大を食いとめる決断をすることが、今、私たちに求められる責任と考えますので、皆様の御理解と御協力をいただきたいと思います。  議案第三十三号「青森公安委員会委員の任命の件」は、青森公安委員会委員加福善貞氏の任期が来る十二月二十六日をもって満了いたしますので、後任の委員として同氏を再任いたしたく、御同意を得るためのものであります。  議案第三十四号「青森公害審査会委員の任命の件」は、青森公害審査会委員の任期が平成二十五年一月三日をもって満了いたしますので、後任の委員の任命について御同意を得るためのものであります。  以上をもちまして、提出議案概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、御質問に応じ、本職を初め関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。  何とぞ、慎重御審議の上、原案どおり御議決並びに御同意を賜りますようお願い申し上げます。    ──────────────────────       ◎ 決算特別委員会審査報告    ────────────────────── 13 ◯議長西谷 洌) 決算特別委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。    ──────────────────────       ◎ 決算特別委員長報告    ────────────────────── 14 ◯議長西谷 洌) 第二百七十一回定例会において継続審査に付されました議案第十二号及び議案第十四号から議案第十六号までを一括議題とし、決算特別委員長報告を行います。  決算特別委員会委員長、三十八番越前陽悦議員の登壇を求めます。──越前議員。 15 ◯決算特別委員会委員長越前陽悦) 決算特別委員会審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、十月三日、第二百七十一回定例会において委員二十三人をもって設置され、付託された議案第十二号及び議案第十四号から議案第十六号までの四議案は、閉会中の継続審査に付されました。閉会中の委員会は、十月十二日、十五日及び十六日の三日間にわたって開催され、採決の結果、議案第十二号は多数をもって可決し、議案第十四号及び議案第十五号の二件は多数をもって、議案第十六号は満場一致をもって認定することに決定いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「平成二十三年度決算において、県政史上初めて県債残高が減少したが、県財政の現状をどのように認識しているのか」との質疑に対し、「基金取り崩し額は行財政改革の努力により減少傾向にあるが、平成二十四年度の当初予算においては十七億円の基金を取り崩さざるを得ず、基金残高はピーク時に比べると一五%程度しかない状況である。また、県債残高は確かに減少したものの、いまだ一兆二千九百八十二億円であり、実質公債費比率は一八%と、まだ極めて高い水準にあり、公債費負担適正化に引き続き留意が必要と考えている。施策の選択と集中を徹底し、経費節減歳入確保、県債の新規発行の抑制といった行財政改革の努力に引き続き取り組んでいく必要があると認識している」との答弁がありました。  次に、「私立高校生等就職支援委託事業の内容と実績、同事業により私立高校が雇用して配置した職員が具体的にどのような業務を行っているのか伺いたい」との質疑に対し、「同事業は、就職を希望する私立高校生に対するきめ細やかな就職支援を行うため、国の緊急雇用創出事業を活用して、社会経験職業経験を有する方を就職指導支援員として配置するものであり、私立高校に対して就職指導支援員の雇用を委託するという内容になっている。平成二十三年度の実績としては、十一校に対して十二人を配置し、総事業費は二千四百九万一千円である。就職指導支援員の具体的な業務は、就職指導教員補助業務であり、就職情報データ処理生徒等への情報提供関係機関・団体、企業等との連絡調整、インターンシップ、就職講話等の準備、運営が主な内容になっている」との答弁がありました。  このほか、 一つ、県境不法投棄産業廃棄物処理行政代執行分に係る収入未済について 一つ、リンゴ経営安定対策事業取り組みについて 一つ、県立中央病院過年度医業未収金について 一つ、東日本大震災からの復旧・復興に向けた取り組みについて 一つ、西北五圏域における自治体病院機能再編成について 一つ、県立郷土館の展示について 一つ、青森基本計画未来への挑戦の推進について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査概要を申し上げ、報告を終わります。 16 ◯議長西谷 洌) これをもって決算特別委員長報告を終わります。  ただいまの報告に対して質疑を行います。質疑はありませんか。  〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長西谷 洌) 質疑なしと認めます。    ──────────────────────
          ◎ 決算議案に対する討論    ────────────────────── 18 ◯議長西谷 洌) これより討論を行います。  討論は議題外にわたらないよう簡明に願います。  一部反対討論、四十七番諏訪益一議員の登壇を許可いたします。──諏訪議員。 19 ◯四十七番(諏訪益一) 日本共産党諏訪益一です。  決算議案に対する一部反対討論を行います。  決算の認定を求めるの件及び青森工業用水道事業会計決算の認定を求めるの件について反対理由を述べます。  平成二十三年度は、東日本大震災からの復旧・復興東京電力福島原発事故から何を学ぶべきか大きく問われた年度であります。復旧・復興への補正予算は第七号まで続き、国庫補助金特別交付金、県債、県の一般財源、繰越金の歳入合計決算額は九百三十六億円となり、歳出は八百十二億円です。これまで補正予算の性格づけについては、生活再建産業復興インフラ復興等対策費が有効に活用され、地元業者への発注によって地元に還元される必要性を述べてきました。同時に、それらの肝心な復興財源が国民の所得税増税が二十五年間、個人住民税の増税が十年間で賄われ、そうした庶民や中小業者への増税は内需をさらに冷え込ませ、復興に逆行すること、一方で、不況でも二百六十兆円という内部留保をふやし続けてきた大企業には法人税を恒久的に五%引き下げた上、時限的に付加税を課すだけで、これでは復興を理由にした庶民増税分法人税減税の穴埋めにされるだけであることを指摘してきました。  なお、政府の東日本大震災からの復興基本方針によれば、地方が負担している復興財源については確実に手当てを行うとされていて、県分の二百八十三億円に対する交付税加算がなされるのか注視する必要があります。大震災から一年八カ月が過ぎ、住宅、中小企業、農林漁業の再建、再生が希望する人たちの願いに真に応えるものとなり、復旧から復興への歩みが確かなものとなるよう願うものです。  平成二十三年度の県債残高は一兆三千二百五十八億円で、二十二年度からは若干減少したものの、臨財債が四百八十八億円と不安定要素が存在し、新幹線の地元負担一千五百九十一億円を含め、押し上げています。交付税措置がされるというものの、政策上の問題で次世代に重い負担を負わせてはなりません。青い森鉄道にかかわる財産取得を十三億円の借金で賄い、なお毎年六億円の負担を強いられる問題点も指摘しておきます。六ヶ所貸し工場にかかわる二十億円の貸し付けの執行後、合弁会社設立が白紙となったのは二十三年十月です。クリスタルバレイ構想の破綻を認めず、取り繕おうとする姿勢に問題があることを改めて指摘しつつ、加えて、六ヶ所工業用水道事業の二十三年度末累積欠損金一億一千二百九十万円がさらにふえ続けていくことへの懸念を表明しておきます。  核燃、原発に依存する財政運営は、福島原発事故に照らして根本から考え直すべきです。平成二十三年度までの累計で電源三法交付金、むつ振興財団からの寄附、核燃料物質取扱税合わせて四千五十四億八千百万円です。政府の革新的エネルギー環境戦略では、核燃、原発から撤退しても国の責任において立地自治体の構造転換を促し、各種施策を優先的、重点的に行うことを明言しています。危険施設の代償から再生可能エネルギーの本格的普及と地域振興という安全なものへの交付金に変えていくべきです。  福島原発事故以来、緊急安全対策として、東通原発の屋上に水素ベントを取りつけました。これは、これまで原発の安全性は五重の壁によって守られているという原発建設の考え方が根本から崩れたことを意味します。水素の発生は極めて危険な状態に陥っていて、逃せば放射性物質を大量に放出します。とめる、冷やす、閉じ込めるという安全原則が崩れた以上、また、それについての説明責任もないまま原発の建設、稼働は許されないのです。福島原発事故から一年八カ月、事態はなお収束せず、冷却し続けなければならないことや、汚染水がたまり続けていくことに苦慮し、そこで働く従業員の待遇の弱体化と次々にやめる人たちが続出、必要な従業員数を確保できないという深刻な問題に突き当たっています。廃炉までには四十年要するとされていますが、果たして廃炉措置がとられるのか。チェルノブイリ原発事故から二十五年たって、なお、再臨界のおそれがあるとして、今ある石棺を新たに鋼鉄製のアーチ型核シェルターで覆う工事が始められているそうです。チェルノブイリの放射能の放出量は五%、福島原発はその十分の一と言われていますが、それが数倍にも及んだらどうなるか、予想することさえできません。  ここに来て、宗教界の中で脱原発が確かな潮流になりつつあります。その特徴は、解決策のない放射性廃棄物を次世代に押しつけるような原発の存在自体を倫理の問題として捉え、かつ、人間としてどう生きるかという文明論の立場に立ち、ぶれることのないこの根源的な二つの視点により、経済効率に固執する原発推進側の論理に真正面から対峙していることです。全日本仏教会の宣言は終わりの部分で、「誰かの犠牲の上に成り立つ豊かさを願うのではなく、個人の幸福が人類の福祉と調和する道を選ばなければなりません。私たちはこの問題に一人ひとりが自分の問題として向き合い、自身の生活のあり方を見直す中で、過剰な物質的欲望から脱し、足ることを知り、自然の前で謙虚である生活の実現にむけて最善を尽くし、一人ひとりの「いのち」が守られる社会を築くことを宣言いたします。」とうたっています。  以上、一部反対討論といたします。 20 ◯議長西谷 洌) これをもって討論を終わります。    ──────────────────────       ◎ 決算議案採決    ────────────────────── 21 ◯議長西谷 洌) これより議案の採決をいたします。議案第十二号「青森県工業用水道事業未処分利益剰余金の処分の件」、本件は委員報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 22 ◯議長西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第十五号「青森工業用水道事業会計決算の認定を求めるの件」、本件は委員報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 23 ◯議長西谷 洌) 起立多数であります。よって、本件は認定されました。  議案第十四号「決算の認定を求めるの件」、本件は委員報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 24 ◯議長西谷 洌) 起立多数であります。よって、本件は認定されました。  議案第十六号「青森県病院事業会計の決算の認定を求めるの件」、本件は委員報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 25 ◯議長西谷 洌) 起立総員であります。よって、本件は認定されました。    ──────────────────────       ◎ 議会報告    ────────────────────── 26 ◯議長西谷 洌) 議会報告として、第一号「例月出納検査の結果について」、第二号「職員給与等に関する報告及び勧告について」、第三号「意見書の処理の結果について」、第四号「新幹線鉄道問題対策特別委員会経過報告について」、第五号「原子力エネルギー対策特別委員会経過報告について」、第六号「議員派遣の結果について」をお手元に配付してあります。    ──────────────────────       ◎ 本会議休会提議    ────────────────────── 27 ◯議長西谷 洌) 本職より提議があります。  お諮りいたします。議案熟考のため、二十六日から二十八日の三日間休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、明二十三日から二十五日までは、県の休日ですから休会であります。  以上をもって本日の議事は終了いたしました。  十一月二十九日は午前十時三十分から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。 午前十一時八分散会 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...