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  1. 青森県議会 2012-11-21
    平成24年文教公安委員会 本文 開催日: 2012-11-21


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ○開 会  午前11時 ◯山谷委員長  ただいまから文教公安委員会を開きます。  慣例により会議の記録署名委員を指名いたします。阿部委員奈良岡委員にお願いいたします。  本日の審査案件は、特定付託案件であります。  なお、審査の順序は、警察本部関係教育委員会関係の順に行いますので、御了承願います。  警察本部関係の審査を行います。  初めに、執行部から報告事項があります。──山本警察本部長。 2 ◯山本警察本部長  11月6日、警察署でのパワーハラスメント事案の発生に伴い、警部を減給100分の10、3カ月、巡査部長を減給100分の10、1カ月、警部補を戒告の懲戒処分とし、署長を本部長注意といたしました。  このような事案が発生したことはまことに遺憾であり、深くおわび申し上げます。  本事案の概要を御説明いたします。県内の警察署の警備課において、警備課長51歳、係長57歳、主任33歳の3人が、部下職員32歳の業務上の不手際が改善されないことに業を煮やし、本年7月ころから、部下職員の尊厳を著しく損なう暴言や、辞職願、始末書の作成の指示、さらに課長は数回にわたり、部下職員にたたく等の暴行を加え、包丁等を一時示すなどしたものであります。  県警察といたしましては、今後、警察職員による非違事案が発生することのないよう身上把握、指導・教養を強化するとともに、警察署長等による各課の巡回、相談・通報制度周知徹底、職員の家族に対する協力の呼びかけ、各幹部による巡回指導の実施等を徹底して、組織を挙げて再発防止に取り組んでまいる所存でありますので、委員の皆様におかれましても、引き続き、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして私からの御報告といたします。  以上でございます。 3 ◯山谷委員長  ただいまの報告事項及び特定付託案件について質疑を行います。  質疑は所管外にわたらないよう簡明に願います。
     なお、答弁者は、挙手の上「委員長」と呼び、次に職名を言って発言を求めてください。  質疑はありませんか。──工藤委員。 4 ◯工藤委員  ただいま本部長から、警察署の幹部によるパワーハラスメント、いわゆるパワハラ事案の発生、処分に関する報告がありました。ただいまの御説明によりますと、若手警察官を一日も早く一人前にしてやりたいという理想と、なかなか思うように指導の結果が出ないという現実のギャップから指導がエスカレートしていったという結果から発生したものであると感じております。部下をたたいたり、このたたくという程度にもよりますけれども、包丁などを示すというのはさすがにやり過ぎだと感じる部分もありますが、一人前にするために厳しく指導をしていくというのは今後も必要であると考えます。  そこで、若手警察官を一人前にするために、県警察としては、今回の事案を踏まえ、どのような方針で指導を行っていくのかを伺います。 5 ◯伊藤警務部長  工藤委員の御質問にお答えいたします。  若手警察官につきましては、第一線の現場におきまして、幾多の機会に悪と直接対峙したり、また、厳しい環境の中で警戒警備に当たり、適正な職務執行を行い、県民を守っていくという崇高な使命感と誇りのもとにみずからの職務を全うしていくという高い意識を堅持させることが必要であります。  そのためには、何事をも恐れない、正しく強い警察官を育成するため、時として厳しい指導をしていくことも必要でありますが、この指導に当たりましては、若手警察官の特性を理解した上で、個々の性格・能力をしっかり把握し、それぞれに適した指導・教養、これを行っていくほか、指導・教養による効果の検証、さらなる能力向上を図るためのサポート、これらを行っているところでございます。  また、指導監督者であります署長等幹部に対しましても、間断のないしっかりとした指導・教養を行うために、パワーハラスメント等の行き過ぎた指導と、業務遂行上必要かつ適切な指示、正当な教育指導、これらの差異について教養を実施いたしまして、若手警察官の行動、これに改善すべき点がある場合には、指導者が強く指導することをためらわないようにすることによりまして、誇り高く、使命感に満ちた青森県警察の育成に取り組んでまいりたいと思います。 6 ◯工藤委員  指導というのは本当に難しいと思うんです。先ほどの説明にもありましたように、理想と現実のギャップ、それから時代の変化というのも恐らくあると思うんです。今の子供たちを教育していきながら、その過程の中で、これからの警察官を育てていくという、この間委員会でも警察学校を視察させていただき、そこでの教育の実態も見た中で、やはり本当に厳しい指導をしているという思いはしております。ただ、そこの熱血指導という部分とパワハラという部分、その境目は非常に難しいラインもあるとは思うんですが、大切なのは、部下職員を一人前に育てて県民の安全・安心を守ることであり、育てる中で愛情というものも必要な部分もあると思います。  警察の仕事というものは、一般の社会人よりも数段高い模範の意思、それから仕事に対する情熱、さらには正義感、それを達成するための体力が求められていると思います。したがって、若手を指導する立場にある上司、先輩の皆さんは、そういった指導に責任を持って取り組まれていると思います。これからもその理想の達成のために、難しいとは思いますが、そこら辺をきちんと配慮した上で若手警察官の指導に一層励んでいただければと思います。  以上です。 7 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。──吉田委員。 8 ◯吉田委員  おはようございます。  今月の8日、9日と県内調査をさせていただきました。大変勉強になることがあり、そして、八戸警察署水上警備派出所では、3.11のときの警察官の行動、活動等いろいろお話を伺って、本当に責任を持って仕事に取り組み、最後まで自分たちの使命感で頑張っていたと聞きまして本当に感動いたしました。先ほどのお話もありますけれども、そういうふうに頑張っておられる方もおりますので、その指導のところはぜひ頑張って、いい警察官を育てていただければと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。大きくは、振り込め詐欺の防止対策についてお伺いいたします。  先日、県内に住む高齢者が振り込め詐欺と同じような手口でだまされて、450万もの現金を取られたという報道がありました。最近のこの手の詐欺に関する報道を見ていると、以前からのオレオレ詐欺のような典型的な手口ばかりでなく、投資話で人の気持ちをあおり立て、気づいたときには大金をだまし取られていたという本当に巧みな手口がふえてきているように感じます。このような詐欺事件の被害に遭わないようにするためには、まずは、県民の皆さんに、最近発生している事件の特徴や被害防止のポイントなどを広く知らせる必要があると思います。  そこで質問いたします。ことしになって発生している振り込め詐欺や、それに類似する詐欺事件の特徴を踏まえ、被害防止のために県警察において取り組んでいる対策についてお伺いいたします。 9 ◯柴田生活安全部長  吉田委員の質問にお答えします。  県内における本年10月末までの発生状況ですが、架空請求還付金等の振り込め詐欺の発生は8件、被害金額が約1,717万円、未公開株や有価証券外国通貨購入メーカーに現金を振り込ませる等の振り込め詐欺、振り込め類似詐欺は19件、被害金額が7,383万円で、前年同期と比較しますと、振り込め詐欺は8件、約716万円の減少、振り込め類似詐欺は11件、934万円の増加となっております。  特徴としましては、振り込め類似詐欺の発生が目立っており、被害者は高齢者が多く、1件当たりの被害金額も高額となっております。  県警察では、対策としては、「必ずもうかるは詐欺」と、これを合い言葉に、証券業協会消費生活センターと連携した街頭キャンペーン老人クラブ等高齢者関連団体に対する情報提供乳飲料メーカーと連携した宅配による注意喚起チラシ配布等広報啓発活動を強化しております。  また、振り込め詐欺同様に、水際作戦としましては、金融機関職員による被害未然防止を図るための声がけ訓練、万が一、だまされた場合でも被害額を縮減するATM利用限度額の引き下げの推奨などの対策を行っております。  さらに、最近ではレターパックといった特定の封筒で金額を現金郵送させる、こういう手口が散見されております。本来現金を送付することができないことから、販売事業者に対して、現金は送付できないものである、これを購入者に注意喚起を図るように依頼しております。 10 ◯吉田委員  ありがとうございます。知らないことばかりで、びっくりいたしました。いつも被害に遭うのがお年寄りということで、本当に気の毒に思いますので、今おっしゃったような対策を一層強化しながら、そしてまた地域との連携もとりながら、なるべくこういう方がいなくなるような努力をしていただきたいと思います。  それでは続きまして、交通事故の抑止についての質問をさせていただきます。  今月に入ってから県内では悲惨な交通事故が相次いでいるようで、残念ながら事故によって亡くなられた方もことしは既に50人を超えてしまったというお話を聞きました。そういう中で、また取り組みを一生懸命やらなければならないなというときに、飲酒運転の摘発が100件を超しているという新聞も読みまして、どうしてこれは減らないのだろうなと。その意識改革を本当にしなければならないなということをすごく強く感じました。  県警察では、このほど5年ぶりに交通死亡事故多発非常警報を発令して警戒活動などを強化しているとのことですが、これから本格的な冬の季節を迎え、雪が降り始めますとますます事故がふえていくようにも思います。  そこで質問をいたします。年末に向けて、悲惨な交通事故を1件でも防ぐために、県警察ではどのような対策に取り組んでいくのかお伺いいたします。 11 ◯小林交通部長  吉田委員の御質問にお答えいたします。  御指摘のとおり、10月末から11月前半にかけて、高齢者が関係した、あるいは薄暮時間帯にかけて交通死亡事故が多発したほか、死亡事故には至らなかったものの、生命の危険を伴う重傷事故が相次いで発生したところであります。  交通事故死者数につきましては、11月12日現在、前年同期に比較して8人増の51人となりまして、このままいけば昨年の死者数54人を上回りかねないということで、11月12日付で、30日までの19日間、本部長名による「交通死亡事故多発非常警報」を発令し、県警察の総力を挙げて交通死亡事故の抑止を図ることとしたものであります。  非常警報の発令を受け、高齢者及び薄暮時間帯における交通事故防止対策活動重点として、高齢歩行者に対する保護誘導活動、薄暮時間帯における街頭活動、各警察署と連携した本部勤務の警察官による交通指導取り締まりなどを実施しております。  また、12月中は、年末年始における特別警戒取り締まり及び11日から20日までの10日間展開する「冬の交通安全県民運動」を通じ、関係機関・団体等と連携した街頭活動広報啓発活動のほか、高齢者に対する交通安全指導飲酒運転交差点関連違反など悪質・危険性の高い違反に重点を置いた交通指導取り締まりを強化し、悲惨な交通事故を1件でも抑止すべく、全力で取り組むこととしております。  以上でございます。 12 ◯吉田委員  今週に入ってから、私の住んでいるおいらせ町では、防災無線で夕方の時間に、早目の点灯、それから、夜出かけるときには反射板をつけたものを身につけましょうとか、それから、運転者の人は、本当に今事故が多くなっているので、慌てず、きちんと交通のルールを守って運転してくださいというのをちょうど夕飯の支度をしているあたりに一生懸命に放送しております。今おっしゃったように地域との連携ということで、各警察署で、いろいろなことを使ってもいいので、みんなの意識を高めていくということもすごく大事なことなのではないかなと思いますので、事故を起こした人も、それから事故に遭った人も、本当にいいことはないので、今後も大変かとは思いますが、一生懸命事故を1件でもなくするように努力していただけたらと思います。  終わります。 13 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。(「委員長、関連」と呼ぶ者あり) 14 ◯山谷委員長  工藤委員。 15 ◯工藤委員  今の交通事故の件だったんですが、交通事故死亡事故に関しての、いろんな事故があると思うんですけれども、大概が運転者、もしくは歩行者による起因ということが多いと思うんですが、その事故の内容として、例えば、運転者に責任があるだろう、そのほかに道路とかそういった設備・施設の構造等による原因というものも考えられるということもあると思うんですが、事故が発生した場合の原因調査というのはやられているんでしょうか。 16 ◯小林交通部長  交通事故に関しましては、ドライバーはもちろんですけれども、あるいは歩行者についても、場合によっては信号無視ということもあります。また、交差点形状で見通しが悪い、あるいは通学路で、横断歩道がちょっと必要な箇所についていないとか、いろんな場面が想定されております。そういったことで、教育委員会等と連携しながらの緊急点検、あるいは重大事故が発生した場合は、2次点検プロセスということで、その事故がほかの場所で同様に起きないかということで点検を加えて再発防止を図っているというところであります。 17 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]  ないようでありますから、これをもって警察本部関係の審査を終わります。  執行部入れかえのため、暫時休憩いたします。 ○休 憩  午前11時19分 ○再 開  午前11時22分 18 ◯山谷委員長  休憩前に引き続き委員会を開きます。  教育委員会関係の審査を行います。  初めに、執行部から報告事項があります。──橋本教育長。 19 ◯橋本教育長  県立高等学校教育改革第3次実施計画後期につきまして御報告を申し上げます。  県教育委員会では、パブリックコメントや説明会などでいただいた御意見、要望、数多くの署名、そして委員の皆様方の御意見につきまして一つ一つ検討をしてまいりました。  検討においては、将来高校生となる小学校や中学校で学んでいる子供たちにとっての教育環境の充実ということを第一に考えるという共通認識のもと、これまでの第3次実施計画の基本的な考え方を押さえながらも、いただいたさまざまな御意見をどうしたら計画に反映できるか、ということを念頭に、教育委員会会議におきまして検討を重ねてまいりました。  後期計画では、地域の実情や、後期計画の後に生徒急減期があることを考慮しまして、柔軟な学校配置としております。一方で、学級減による対応だけでは充実した教育活動を進めることが難しくなってきていることから、統合も含めた学校規模・配置を進めることによりまして、活力ある教育活動を維持していかなければならないと考えております。  それでは、計画案からの主な修正内容につきまして御説明をいたします。  まず、西北地区中里高校と三八地区の田子高校につきましては、学級減を行い、1学級募集としますが、そのあり方につきましては、次期計画の検討の中で方向性を判断することとし、後期計画期間内におきましては校舎制に移行しないことといたしました。  次に、中南地区弘前実業高校藤崎校舎につきましては、計画案では27年度の募集停止、28年度末閉校としておりましたが、藤崎校舎募集停止の前に、柏木農業高校においてりんご科の特色ある教育内容を取り入れた教育活動を実施することにより、中南地区りんご栽培教育がより充実したものとなるよう確実に引き継いでいくため、十分に準備を整えることとし、募集停止実施年度を平成27年度から29年度に変更いたしました。  次に、岩木高校につきましては、中南地区では、今後も生徒の減少が続く中で、各高等学校の活力ある教育活動と生徒が切磋琢磨できる教育環境を維持するために、可能な限り望ましい学校規模になるよう学校を配置し、地区における高校生の教育環境の充実を図る必要があることから、計画案どおり岩木高校募集停止することとしました。  このほか、三八地区の八戸北高校南郷校舎募集停止とその他の高校の学級減につきましては、いずれも計画案どおりとしております。  以上が主な変更点でございますが、このことを含め、パブリックコメント等におきましていただいたさまざまな御意見や御要望に対しまして、県教育委員会の考え方をお示しした上で、実施計画とともにホームページで公表しております。  このたびの後期計画の策定に当たりまして、委員各位を初め県民の皆様方から多くの御意見をいただきましたことにつきまして、この場をおかりいたしまして感謝を申し上げます。また、計画の実施に向けまして今後とも御意見を伺いながら努めてまいりますので、御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  以上で報告を終わります。 20 ◯山谷委員長  ただいまの報告事項及び特定付託案件について質疑を行います。  質疑は所管外にわたらないよう簡明に願います。  なお、答弁者は、挙手の上「委員長」と呼び、次に職名を言って発言を求めてください。
     質疑はありませんか。──吉田委員。 21 ◯吉田委員  11月8、9日に県内調査を行いました際にいろいろ学ぶことがありました。そして、母校が廃校になることがいかに関係者にとっては大変なことかという思いを山田委員の案内で非常に強く感じました。また、おととい、そして今、御報告をいただきました。やはり県としても生徒が授業を受ける環境を考えた結果であると捉えました。今後も、地域県民のため、そしてまた子供たちのために、意見を十分聞きながら進めていっていただきたいなと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。11月9日、八戸第一中学校を調査させていただきました。生徒も教師も、明るく落ちついた環境の中で勉学に励んでおりました。特に、地域と密着した学校経営は大変学ぶことがありました。その中で、私の目を引き、一瞬びっくりしたのが、胎児の体内発育の図が廊下に大きく張られていたことです。私の子供が小学校のときに受けていた性教育の授業は、先生方も少々遠慮がちで、なぜかぎこちなさがありました。それで、中学校の廊下にこのような図が張ってあってと思い、ちょっとびっくりして、校長先生に聞きましたら、子供たちは素直に受け入れて、本当に命の大事さというのを感じているようですというお話をいただきました。  そこでお尋ねします。本県において性に関する指導はどのように行われているのか、伺いたいと思います。 22 ◯花田スポーツ健康課長  学校における性に関する指導は、児童生徒の人格の形成と豊かな人間形成を究極の目的とし、発達の段階に応じて、自他の性に関する正しい認識及び望ましい人間関係を築く能力を身につけ、人間尊重の精神を基盤とした適切な意志決定行動選択ができることを目標としております。  各学校では、体育・家庭科を初めとする教科や道徳などにおいて学習指導要領に基づいた指導を行っているほか、特別活動や総合的な学習の時間を活用し、「いのちの講話」や「赤ちゃんふれあい体験学習」など、医師や保健師等と連携した取り組みも行われております。  また、県教育委員会では、教師向け指導資料を作成・配布し、各学校での主体的な取り組みを推進するほか、教職員等を対象とした「性に関するセミナー」の開催などに取り組んでおります。  以上です。 23 ◯吉田委員  それらの取り組みによりどのような効果があったのか、お伺いいたしたいと思います。 24 ◯花田スポーツ健康課長  取り組みによる効果でございますが、現在、各学校では地域や学校の状況を踏まえたさまざまな取り組みが行われており、このことが少なからず児童生徒に対し性に関する正しい知識を身につけさせるとともに、望ましい人間関係を築く能力の育成にもつながっているものと考えております。  なお、県内の県立高校において、産婦人科医等を講師として性教育講演会が実施されており、昨年度は70校で実施されました。講師の先生からは、性行動を容認する中高生が以前よりも減っている、また、異性に対する思いやりを持った考え方がふえてきているという状況であると伺っております。  県教育委員会といたしましては、今後とも、学校・家庭及び地域社会との連携を図りながら、児童生徒の発達の段階に応じた性に関する指導の推進に努めてまいります。 25 ◯吉田委員  本当に大事なことでありますので、私たちの年代だと余り触れないでということがあったんですけれども、そういうときにやはり傷つけられるのは女の人が多かったなと思っておりますので、これからは本当に人間尊重という意味でも、それから、子供を本当に産んで育てるということがいかに意義あることかということも感じられるように、この性教育についても一生懸命取り組んでいただきたいなと思います。  終わります。 26 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。──阿部委員。 27 ◯阿部委員  先ほど教育長から、今回の第3次実施計画の後期、この決定がされたということで御報告を承りました。私は、きょうもお話をさせてもらいましたけれども、教育委員会のあり方ということで質問をしたいと思うのですが、申し上げたのは、本来、教育長の立場というのは、教育官僚、事務方として、いろんな計画を立てながら、いろいろな仕掛けをしながら、それを教育委員会に提案して審議してもらうということであり、その方針づけ、決定づけというのは教育委員会で決まるわけですよね。この辺のところは、そうだと思っているんですけれども、教育長、まず、そこからいきましょう。 28 ◯橋本教育長  事務局は案をさまざま提示をいたしますが、教育委員6人による教育委員会ということで合議をし、一つの方向性というか案を決定するという仕組みになっております。 29 ◯阿部委員  そうですよね。ということで、今回決定された第3次実施計画後期というのは、教育委員会がこういうふうに決めました。ですから、本来であれば、教育委員会の委員長がここにいて、いろいろ議論してまいりました、こんな問題もありましたという、教育委員会委員長もしくは職務代行者が参りまして、こういう決定になりましたという報告を我々にするのが何となく筋が通っているのではないのかなと思うんですけれども、教育長の考え方はいかがですか。 30 ◯橋本教育長  委員長が御説明するということも考えられるわけですけれども、一つの案が決まったということで事務方で整理をしておりますので、私も教育委員の一人として同じ考えでおりますので御説明を申し上げております。 31 ◯阿部委員  教育委員会というのは何かと言えば、行政委員会であると。その教育行政をつかさどる、そういう委員会であるということになっています。もちろん独立して、一般行政から一定の独立性を持った委員会であるということなんです。教育長そのものは一人の構成メンバーです。教育委員会を開催するには、委員長もしくは定足数に満ちた委員が出席していないとその委員会は開くことはできませんよという決まりもあるわけです。教育長は出なくても委員会は開けるんです。本来、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条第4項では職務代行者ということが決まっている。教育委員長の職務代行者を決めているんです。ですから、教育委員長が出席できない場合は職務代行者が出て会議を統括していくわけです。運営していくわけです。教育長は何も出なくてもいいんです。そういう一人なんです。  ただ、教育長は行政の事務のまとめ、私もこの委員会で何回も言ってまいりました。事務をまとめて、そしてそれを教育委員会に上げていって審議する。事務をまとめる、そういう職務がここの皆さん方がいる教育行政の、先ほども言いましたけれども、皆さん方、教育官僚の務めなんです。  おとといも話をしましたけれども、後ほどまた話をします、レイマンコントロール。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の中で、教育委員のメンバーを、このメンバーを構成員としてつくっていきなさいと。メンバーというのは、教育行政に専門にかかわる人は1人なんです。あとの5人というのはレイマンなんです。素人を入れるということなんです。それは何かと言えば、やはりいろんな地域の民意を、教育行政を専門にやってきた、そういう感覚でない人が、地域のいろんな意見や考え方や、そういうものを教育委員会の場へ持ってきて議論する、そして、その民意を聞きながら教育行政そのものを取りまとめをしていく、そこにレイマンコントロールという、そういうものが出てくるんです。  私は、今回のこの決定に至ったときの、これは教育長に聞くのはちょっとやぼなんですが、委員会を主催する委員長に聞かなければならんのかなとは思っていますけれども、そういう議論の形成の仕方、そういう中で何やらレイマンコントロールが発揮されなかったのかなという感じがしているんです。いろいろその議論を尽くせば何ですけれども、そういう気がしています。ですから、ある程度の議論はさせていただきますけれども、それ以上ということになれば教育長が答える何ものも、責任もないということになってしまうのではと思っていました。  そこで、それはそれとして、きょう我々は第3次実施計画後期の説明を受けました。事実、教育長が記者会見して述べたのはおとといでした。もう発表した。その後のいろいろな先ほどから申し上げています民意、一般の人たち、あるいは地域の人たち、そういうところからいろんなお話を聞かされています。19日の記者会見のときの新聞報道ですが、やむを得なかったと。それから、総合判断なんだという教育長のコメントが出ています。総合判断とは何ぞや。お聞きします。 32 ◯橋本教育長  今回もたくさんのさまざまな県民の方々から御意見、御要望、署名等をいただいております。しかしながら、小中学校と違い高等学校の場合には、以前、議会でも答弁をさせていただいておりますけれども、まず、学区が県下一円でありまして、主に、例えば中南地区であれば中南地区の学校に行くという傾向が強いということで、そのようなことでこの計画を立てておりますけれども、その地域の住民の要望ということで考えるのではなく、やはり全体、全県にわたって、県立高等学校はどうあるべきかという基本的な考え方に基づいて全県的な視野で判断をしていく。そのときに、子供たちの将来の高校生の教育環境の充実という点から言えばどうであろうかということを第一に考えることでありまして、さまざまな御意見を教育委員会会議に出して、その角度から総合的に見たときにどのような結論に至るのだろうかということで進めたということでございます。  やむを得ずと言いましたのは、募集停止、統合等になる学校の関係者の皆さんの思い、これは十分に教育委員みんながそのつらさ、大変さ、悲しみ、そういうことは十分に存じているところでありますけれども、それをおきながらも、学級減での対応ということがもうできない状況になっているということでやむを得ず統合、募集停止ということをやらざるを得ないという判断に至ったということでございます。 33 ◯阿部委員  これは、先ほど来から申し上げておりました、教育委員会の決定です。今述べられたのは教育長の考え方です。教育委員会そのものも、教育長が集約された、そのことで結論ができているんですか。改めてあえて聞かせてもらいます。  それから、先ほど、やむを得ずということはわかります。新聞にも書いてあったのですが、廃校になったところの地域の方々のこと、生徒のこと、いろいろな方々の思いの中には重いものがという中でやむを得ず、これはわかります。しかし、決定を下す者がやっぱりこういう、ちょっと切った先の緩んだ、ではどういうことだったのかなと我々にはまだ感じられるんです。  それから、総合的判断の意味もまた今聞かされましたけれども、ちょっと納得できない。未来の高校生の教育環境が充実するにはどうしたらいいのかということの中で総合的な判断をしたということ、これはコメントです。先ほどの教育長の答弁は県下ということの部分を言っていましたので、そういうこともあるのかなという気はまたあえてしましたけれども、その質問は後段におきます。  まず先ほどの一番先の質問、教育委員会そのものの考え方の集約ができた結果なのかということを改めて、多分できたからこうなっているんだと思うけれども。  それから、もう一回、総合的な判断というのは。もっと砕いた、具体的に、抽象的なものではなく、こうなんだよということで初めて地域も納得するんですよ。教育環境の充実する総合的判断、全然わかりません。 34 ◯橋本教育長  まず、私のコメントに関してでありますけれども、これは、やむを得ずという言葉をとってきょうも御報告をいたしております。ですから、これは教育委員の総意でありますし、委員会としての考え方を今回もお示ししております。  やむを得ずという言葉をつけましたのは、この協議の中で、教育委員は誰しも、その学校がなくなる、そういう痛みというもの、そういう方向にやるということは、本当にやりたくないというか、大変なことだと思っているというお話とか、ミーティングとか休憩とかそういう中であった。しかしながら、やっぱり私たちがやるべきことは、将来ますます少子化が続く中にあって、小中学校の上に立ち社会に巣立っていく子供たちが、自分の進路志望に、進路実現のために教育内容を設定する学校でなかったり、それから、さまざまな学校行事や部活動、集団の中で心をたくましくしていく、そういう教育活動ができる一定の規模の学校にしていかなければならない、そういう思い、これをまずやはり第一に考えるべきであろう。  そうしますと、あそこの学校、ここの学校、A校、B校、C校というふうに学級減、学級減とやっていきますと、確かに学校は小規模校の学校がいっぱい残って、どんどん残って、市部でもそういう状態になっていきますが、そうすると、入るまでは選択肢はいっぱいあるわけですが、いざ入ってから、自分がこのような大学に行きたい、このような方向に行きたいとなったときにその教育内容が設定できないという学校であるということよりは、やはり選択肢は、少し学校数は減る、けれども、入ったときにさまざまな進路実現ができ、充実した、切磋琢磨した活動ができる、そういう学校をつくるほうがいいのだということを第一にして、そして全県的な視野から改革を行うべきであるという結論に至ったということでございます。 35 ◯阿部委員  教育環境の充実ということを言われています。しからば、県教委が考える成案、議論されているうちは、これは教育官僚たちがつくったものでいろんな方向性とかいろんな問題があったが、それが今成案としてということであれば、それはもう教育委員会が認めて出してきているわけです。ですから、さっきも申し上げましたけれども、本来であれば、教育委員6人のメンバーの中の委員長、あるいは青森県教育委員会会議規則第5条で選任されている職務代行者が発表すべき問題だと思うんです。皆さん方がつくった案を皆さん方がまた言うというのは何かしら、やはり落としどころが最後はそこだったんだなと感じてしまう。組織は組織としてそういうふうに使うべきだと思うんです。  そこで、また話が返りますけれども、教育環境の充実と申していますが、教育環境の充実とは何なのか。そこはどういうふうに考えているのかということになるんですけれども、これはグランドデザイン会議ということになってまいるんだろうと思います。そこで教育環境の充実ということの議論がありますから。そこなんだろうなとは思うんですけれども、教育環境を充実させる、繰り返しますけれども、高校生の教育環境を充実させるということで総合的に判断したということですので、1つずつ区切って今聞かせてもらっていますけれども、しからばその総合判断した一番の理由はということになれば、教育環境を充実させるにはどういう姿がいいのかということで言っていますので、教育環境が充実するということはどういうことなのかお聞かせ願いたい。 36 ◯橋本教育長  先ほどの繰り返しになるかもしれませんけれども、教育環境というのは、実際に今、小学生や中学生である子供たちが高校に入って、その入った後、それぞれの進路実現ができる、あるいは社会人、小学校、中学校の上に教育を受けて社会に出ていく、その自立のための準備という段階において、さまざま心を豊かにし、友達同士の語り合い、そういうことを切磋琢磨していくという、子供にとって入学してからの教育環境を充実させていくという観点を第一にしていることでございます。 37 ◯阿部委員  ちょっと意味がわからない。大変不勉強で申しわけないけれども、教育環境、教育を受ける、もっと踏み込んだ答弁をされたらどうか。19年につくったグランドデザイン会議の中で、どういう規模なのか、どういう環境なのか。環境というのはそういうことだろうと思うんです。その中で、こういう規模でなければならないということはきちんとうたっています。そういう答弁になるのかなと思ったんだけれども、何となくぼかさせられた、ぼかした。そういう教育環境の充実という本当に基本になるところがきちんと伝わってこない。勉強するのによい、そういう環境、当たり前です。そういうことを言っているのではないでしょう。統廃合の問題のところまで今行っているんですから。その教育環境、もう一度。教育環境の充実というのは何なのかと。もっと具体的にわかるように答弁してください。 38 ◯橋本教育長  第3次実施計画の基本的な考え方は確かに高等学校グランドデザイン会議の答申を踏まえたものでありますけれども、それを踏まえて、第3次実施計画の基本的な考え方に基づいてこの改革の案を成案としております。  繰り返しになりますけれども、教育環境の充実というのが、子供たちが高校に入学してからの教育活動を活力あるものにしていく、これが基本と考えております。 39 ◯阿部委員  そういうお答えであれば次の質問をせざるを得なくなるんですけれども、グランドデザインの中でも、やはりある程度の規模校、そういう規模を持った学校でないと、という書き出しがございますし、それに伴って、市部であれば6学級とか郡部であれば何学級とかという、その規模のところまで記載しております。そこの中でも、私は前にも、このグランドデザインについていろいろ議論させてもらいました。確かに大まかに、大きく看板を上げることについては統廃合ということもきちんとうたっています。統廃合していかなければならない、教育環境をそういうものにしていかなければならない、それが子供たちのためだとうたっていますよ。しかし、グランドデザインには、されど、小規模であってでも残していかなければならない部分もありますよ、ということもきちんとうたっていますよね。  そういう中で、今度整合性が問われる問題を私は今質問するんですけれども、皆さん方が教育環境をつくっていかなければならない、充実させていかなければならないという議論の中で、今1学級ということで、校舎として残る学校が出てまいりました。これもきちんと書いています、交通の便の関係とかで。これは、いろんな理由をつけると思えば何でもつけられますよ。校舎化になっている学校そのものというのは皆さん方が考えられている適正な規模校なんですか。 40 ◯橋本教育長  先ほど報告のところでも申し上げましたように、必ずしも望ましい学校規模にならないことがあるので、今回は柔軟な学校規模・配置としたと申し上げたところでございます。小規模校のよさというのは確かにあるし、私どもも、教育を担っている以上、子供たちに何かつらい思いをさせてはいけないわけですから、それなりに教員の配置などにも努めているところではあります。しかしながら、例えば、今回の案につきましては、中里高校田子高校について1学級規模にしていくわけでありますけれども、他の県立高等学校に通学するというのが、大体1時間半以上はどうしてもかかるだろうということであればなかなか難しいと考えられると判断をしたところがございます。 41 ◯阿部委員  だから、それが皆さん方が言われている教育の環境を充実させた学校なんですかということを聞いているんです。どうなんですか。 42 ◯橋本教育長  繰り返しになりますが、教育環境の充実というのは、子供たちが学校に入学してから活力ある教育活動ができるようにするという意味でございます。 43 ◯阿部委員  そこの中で、いろいろこれまでも議論してきましたよ。だから、そういう1学級、校舎化になっている学校は皆さん方から見れば適正な規模校ではないわけでしょう。クラブ活動も思うように進まない、野球部は15人も、バスケットでも、選手が5人、かわりが5人となればとか、我々はそういう議論をしてきたのです。だから統廃合していかなければいけないんだ。わかっています。生徒たちが少なくなっていくというのはわかっていますよ。何回も議論してきました。それは承知していますという中で、まだ本題に入っていないのですが、まずあなた方が考えている教育環境を充実する、そういう規模校に、今残された学校はなっているんですかと私は聞いているんです。  グランドデザインの中にも確かにありますと何度も言っています。適正な学校規模を維持するため統廃合することにより地理的条件から他の高等学校に通学することができない生徒が出てくる。この場合はやはりその機会を得させるために確保していこうじゃないかということ、きちんとわかっていますよ。しかし、あなたたちが考えている適正規模校ではないでしょう。教育環境が充実した学校ではないでしょうということを私は聞いているんです。 44 ◯橋本教育長  現在の基本的な考え方からすれば望ましい学校規模ということも例示をしているわけですが、柔軟な学校規模配置にしているわけで、そうならない学校につきましても我々としては鋭意努力をしてまいりたいと考えているところであります。 45 ◯阿部委員  だから、いろんな教育の機会を子供たちに与えていくという中で、やはり遠いところ、そういうことであったら、それでいいんだよ。私は、皆さん方が考えている教育規模にはなっていないかもしれないが、教育というのはそういうものではない。きちんと割ったものではない。いろんな柔軟性を持ちながらやっていく、まずようやくそこに立ってもらえたのかなという気がしているんです。さっきの議論をもうちょっと進めます。  そういうふうに教育委員会が進めてきた2次、3次、前期と進めてきた。適正な規模、それらを求めながら、教育環境の充実という、そういう旗印で進めてきた中で今回後期の計画が発表がされました。これは教育政策課にも話をしてあるのでわかっていると思います。これは弘前市の教育委員会がいろいろ出された資料です。皆さん方はとっているはずであります。
     この中で、私はまだ端的なところまで議論はしていませんよ。藤崎校舎の話は一つもしていない。それは後ほどにとっておきますから。後期計画に県教委が定めた望ましい学校規模達成率、皆さん方が望ましいとしているんですよ。けれども、例えば東青、望ましいと思うのは75%だ。しかし、25%は皆さん方が考えるところでは適正ではない。競合させるような教育方針の中ではなかなかそこまではいかないというのが、東青ではこの計画の発表された段階で25%残ります。西北では、計画達成したものが40%ですから、あなたたちが3次の後期をやるための大きなグランドデザインの中で、教育環境の充実ということも求めながら統廃合を進めてきた結果になっていても、まだ望ましいと思うところが40%しか行っていない。今回の中里高校もそうです、残ってしまった。深浦校舎も残ってしまった。そういうことをすれば、また60%が残るという感じ。上北では達成が67%、残ったのは33%。下北では達成が60%、残ったのは40%。三八では望ましいと言ったのは38%で、残ったのが62%。あなたたちから見ればまだ環境が充実だと言えない学校が残っているということですよ。そこでさっき総合的な判断ということを聞いた。県下全体のことも見ながらと教育長がおっしゃっていましたから、今県下のことを言ったんです。  ただ、今回のこの後期の計画を行えば100%に、あなたたちが計画した望ましい学校規模、それが100%達成する地域がある。それが中南です。よそにはまだこんなに残っていますよ。それでもいいじゃないかという思いがあると思うんですよ。さっきも言っています。地理的にそういうことであれば、本当にここに残しておかないとだめだなと。私は、それでいいと思うんですよ。ですからこうやって残っていてもいいんだと思う。しかし、中南だけは100%あなた方、教育官僚の皆さん方の計画でこうなった。それを教育委員会が追認した、ということを、私から見ればそういうふうに見える。委員会がそういう動き方の中にあったのではないのかなということ。だからさっきレイマンコントロールのことを言って、まだその議論に入っていない。これから入りますけれども。こういう望ましいのも、あっていいじゃないですか。みんな100%達成することでもないでしょう。いろんな思いのあった学校が残っていていいじゃないですか。いいと思いますよ。3次の後期を決定したときの、この総合的に青森県を考えた場合の結果、形はこうですよ。どう思いますか。 46 ◯橋本教育長  この案につきましては、事務局の案を教育委員会が追認して決めたのではありません。十分検討をしていただき、議事録も公開されていますのでごらんいただければわかりますけれども、むしろ教育委員からは、望ましい学校規模に早くできるのであればしたほうが、将来の子供たち教育環境の充実にはいいということが大方の意見でございました。例えば、中南地区が100%になるということでございますけれども、これは大変地理的に交通の利便性がよいという問題もありましょうし、一方、なかなか達成していない例えば西北であれば、先ほど阿部委員からお話がありましたように、地理的にも南北、東西に長い地区であります。そういう地理的な環境の中で学級減により小規模校がだんだん残っていった、各町に残っていったという背景もあるわけです。中南地区につきましては、現実として中学生が301人この期間に減少するということは事実でありまして、6学級を減らさなければならない。ですから、望ましい学級規模に整えられるのであれば、それは将来の子供たちにとってよいということでございます。  方法としては、6学級減にしなければならないわけですから、他の今6学級の規模がある学校から1学級減らして数を合わせていくことも可能と言えば可能でありますけれども、そうしたときに、実際入ったときに、理系に進もうか文系に進もうかというときに、なかなかそういう教育の充実ということが図られないのではないかと。そういうさまざまな方面から判断したときに、望ましい学校規模に整えられる条件が中南地区はあるということでそういう判断に至ったということでございます。 47 ◯阿部委員  ということは、形づくり、皆さん方はやはりその形づくりの中でどういう教育がされていくのかというところには踏み込んでいなかったんだ。この後また質問していきますけれども、例えば、オンリーワンの、日本でたった1つしかないその学科、そういうソフト的なところは話されていなかったんだなという、あえて今教育長の答弁を聞いて、なるほどな、まず形づくりがありきだったのかなという思いがしたのですが。  教育長、勘違いしないでください。わかっています。これはさっきも言いましたけれども、生徒数が減って、30年以降になればもっと減っていく。中南地区であっても10学級から12学級も減らしていかなければならないという現状が起きてくる。これは各地ですよ、三八でも上北でもどこでもそういう減少期に、激減期に入っていく中での学校づくり、環境の充実、教育の充実ということで私も議論をさせてもらう。それは承知している。けれども、残すべきものは残していいんだと、私はそういう議論を今展開しているんですよ。残すべきところはやっぱり残して、そういう教育環境をそこに置いて、これはたった40人しかいないかもしれない、35人しかいないかもしれない。しかし、今教育長も言っているように、地理的にも距離的にも遠くて通学はできないとかということになっていけば、やはり考えてやっていかなければならない。ハード的な部分の中でもそういうことを考えていかなけらばいけない。  それと同様にソフト的なことなのです。日本で唯一、たった1つしかない、そういうところで教育を受けさせる、教育の機会を与える。そして、それも青森県の基幹産業だ。その担い手をつくっていく。卒業してすぐリンゴをやるかと言えば、違いますよ。前にも言ったけれども、卒業生の実家で農家をやっている親たちは40代で、まだ精いっぱいやっていますよ。だから、おまえは別なところに就職して社会を見て来いと。おのずと農業に従事する卒業生が少なくなる。ああいう数字はまやかしですよ。  まあそれはそれとしましても、わかっています。激減していくんだということはわかっています。何とかしなければならないというのも自分でもわかっています。ただ、今、私が議論させてもらっているのは、そのハード的な、もう距離的にどうにもならないと、そういうところを残したらいいじゃないか。それが、教育委員会が、ここを適正規模にすべきだと。形はそうしていかねばならないんだという恐ろしい議論をしている。そういうことを今の教育長の答弁でわかりました。  皆さん方のこの答申、これを見ながら、前にも何回も言っている。コミュニティー、これは地域ですよ。地域から県立の高等学校がなくなっていけばコミュニティーの一つの大きい問題、そのことが外れてしまうから、地域のコミュニティーの振興のためには、本当に地域としては必要として願うことは当たり前だと思います。しかし、ここにもきちんと書いている。コミュニティー振興のために小規模の高等学校を維持するのではないと書いてあるんです。コミュニティー振興のために維持するのではない。  地域が積極的に高等学校にかかわる場合は、コミュニティー振興ということではないですよ。地域が積極的に高等学校にかかわる場合は、これは予算的な、財政的な部分も出てくるのかもしれない。しかし、何もそういった議論は全然しませんでしたからね、今回は地域の議論を。何もやっていないんですから。地域が積極的に高等学校にかかわる場合、高等学校の教育力が高まるものと期待されることから一定の小規模校でも残す方向が望ましい、きちんと書いています。  しからば、地域が積極的に高等学校にかかわる場合という文言が入っていますけれども、次の質問は、その確認をされてこういうものをつくったのかどうなのかということなんですよ。 48 ◯山谷委員長  午さんのため、暫時休憩いたします。  休憩後は、答弁から始めたいと思います。  再開は1時15分にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○休 憩  午後0時18分 ○再 開  午後1時15分 49 ◯山谷委員長  休憩前に引き続き委員会を開きます。  質疑を続行いたします。  答弁を求めます。──橋本教育長。 50 ◯橋本教育長  小規模校における地域のかかわりということについてお答えいたします。  現状で申し上げますと、たくさんの小規模校がございますけれども、各学校では、地域の方々からさまざまな教育活動の指導、それから課外学習への支援、通学に関する支援など、それぞれの学校において内容は異なりますけれども、支援を受けながら教育活動の充実を図っているところであります。  今後につきましては、教育委員会の会議等でも、地域のそういう小規模校のあり方については、有識者を交えた全県的な視野からしっかりと論議をしていただくということも必要ですし、そこでの地域のかかわり方、支援についても十分に検討されるべきであります。  今後、生徒急減期が予想される次期計画については、このことも大きな課題として有識者を交えた会議で検討し、それをもとにまた計画を立てていかなければならないと思っております。 51 ◯阿部委員  今後の話は後ほどまた問題提起をさせていただきますけれども、私が今問題にしているのは、今回のこの成案の問題についての教育委員会のかかわり、それから、そのバックにはグランドデザインという答申があって、それに基づいた高校改革の後期という認識をしており、先ほどの休憩前の質問は、今回のこのことを審議していった中で、地域がかかわりを持ちなさいよと書いてはあるものの、どうされたのかなという質問だったはずなんです。  地域が積極的に高等学校にかかわる場合は、高等学校の教育力が高まるものと期待されることから、一定の小規模校でも残す方向が望ましいという、これ終わりですよ。終わりということはまとめですよ。グランドデザインはこういうまとめをしている。その中で今回の、これ平成19年に出ているものですから、今回の取りまとめに当たって、私は地域がいろいろ積極的にかかわったと思っています。中南地域の8区域の首長たちも集まりながら議論もしたし、いろいろなところの中で、教育委員会へ話を聞いてくれといろんな発信をしてきたはずなんですよ。それを捉まえての私の今の質問なんです。地域がかかわる場合というそのかかわり方を何となく排除したのではないのかなという思いがありますので、その思いがあって今質問しているんです。  地域が積極的に高等学校にかかわるという中で、教育委員会としては、もちろん皆さん方は成案をつくってきたところだから、そこの教育委員会、決める部分の機関、行政機関とその地域との間の中で、皆さん方が防波堤になって、地域の心が、民意が教育委員会に届かなかったのではないかという危惧をしていましたのでこの質問をさせてもらったんですけれども、教育長はどのように考えますか。 52 ◯橋本教育長  グランドデザイン会議からの答申を踏まえまして第3次実施計画の基本的な考え方を策定したところであります。ですから、そのようなことは大変大事な視点と考えております。そういう地域の方々があって、さまざまな、特に小さい学校で活力ある教育活動ができているということもあるかと思います。  教育委員会においては、そういうことも踏まえながら、望ましい学校規模になるように、できる限り学校配置を進めるということでありますけれども、地域のさまざまな実情なども考えますと、望ましい学校規模には今回はならないというか、次の生徒急減期ということも見込まれていることを考慮して柔軟な学校配置をしていくという方向性を出したところでございます。 53 ◯阿部委員  集約しますと、今の教育長の答弁を聞きますと、平成30年以降、激減期になる。それを捉まえて、いろんな地域からのいろんな申し入れや、いろんなものはあるかもわからないけれども、30年以降にターゲットを絞って、だからいろんなことを、30年以降になればもっと激減になるから地域の話は、ということに聞こえたのですが、そう聞いていいんですか。激減期のところを捉まえて今回の3次の後期をやったと。しかし、その3次後期が済んで、平成30年からもっと激減してしまうと。地域の話だけ聞いてそのことをするわけにはいかないという、そういうふうに私は今聞いたんですけれども、そこをもうちょっときちんと言ってください。これ大事なところですから。 54 ◯橋本教育長  いつでも地域の声を聞くと、伺うということは大事なことではありますが、それはさまざまな御意見があるのでありまして、そういうものを総合的に判断して教育委員会が一定の方向を出して、今回も成案に至ったということであります。 55 ◯阿部委員  しからば、最初の質問になりますけれども、地域がかかわる、これはグランドデザインにきちんと書いてあります。その地域のかかわりを教育委員会事務方が何か絶ち切ったような気がしてならないんです。何で地域とのかかわりを持たなかったのかなということの中で私は今質問をしているんです。現実を踏まえて、そういうことが多々ありました。地域からの申し入れが教育委員会に上がっていっていない。その中間に教育官僚があって、そこの中が防波堤になって。私は具体的にわかりやすく言っているつもりなんですが、そういう気がしてなりません。地域では、会わせてくれ、意見を聞いてくれ、意見の交換をしましょうというアプローチが何度もあったはずです。それをかかわりを持たないで、公式な発表をする前までは、明らかに校名を推測できる書類を出していながら、校名はあくまでも伏せてきた。伏せてきたがゆえに議論が進まなかった、この委員会でも。各地域でも同じですよ。だから、各地域でみんな手を挙げた、議論をさせてくれと。教育長に会わせてくれ、話をさせてくれ。そう聞いておりますし、現実も見ております。しかし、かたくなにその門はあかなかった、そこを聞いていたんです。こうやってグランドデザインの中に、かかわりをということは書いていながら何で閉ざしたんですかということを私は今聞いているのです。 56 ◯橋本教育長  繰り返しになるかと思いますが、地域のかかわりというのは、さまざまな教育活動についての支援、あるいは課外学習への支援、通学などにかかわる支援など、子供たち教育活動を充実するための支援ということで考えておりますし、それは、今も各学校においてさまざまな支援が行われております。具体的に例えば一部例を申し上げますと、藤崎校舎におきましては同窓会長さんがリンゴの講師として栽培技術の指導などに来られているということは承知しておりますが、ほかの学校でもさまざまな支援をして、小規模校においても大変充実した支援をしております。それを、一律のものでこういう支援ということではなく、各学校がやっているということでございます。 57 ◯阿部委員  議論がかみ合いません。その地域からいろいろ要望があった。それが本当に教育委員会に届いているのかどうなのかという、その不安があると私は言っているんです。そういうことはありませんよと。きちんと地元の方々との話し合いをしましたよ。教育委員のメンバーが行って話し合いもしましたよと。それで今回のこの結論になってきたんですよと。教育長も、その後も何度もその場に引っ張り出されて、何度も行って何回も説明しましたと、こういう事実があるのかどうなのかと言っているわけです。 58 ◯橋本教育長  それぞれの学校関係者、あるいは市町村長さん方からも御要望などもいただいており、直接お会いをして意見交換などをする機会を設けております。また、先ほども、繰り返しになりますけれども、小中学校と違って地区が限られているわけではないという実情もございますので、市長会、町村会、市町村長が全員、一部欠席の方もございましたけれども、そういう会として説明の機会を設けさせていただき、その場で意見交換をさせていただいております。また、例えば弘前圏域であれば、教育部門を担っている教育長さん方との懇談も行っておりますし、意見をお出しいただくということは我々としては大事なことだということで受けとめさせていただいておりますし、それをきちんと教育委員会でも報告をし、文書にして、このようなところからこのような御意見があったということを上げさせていただいて、それを教育委員会の場に出しております。後ほど議事録等を確認していただければと思います。 59 ◯阿部委員  今の答弁を当事者の方々に報告すれば、がっかりします。言われている市町村長との意見交換というのは、市町村長会議だったわけでないですか。そこにいて形式的な形の中でのやりとりだったじゃないですか。具体的なこの問題について圏域の中でお話ししたいと教育長へアプローチが行っていますでしょう。されなかったじゃないですか。されなかったですよ。その方々に、教育長は何度も何度もお話ししたようですよということを言えば、ええっと言いますよ。答弁というのは後々まで引きずっていくんですよ。今された答弁というのはちょっと解せない。協議をして、形だけの話で、それを今捉まえて十分話し合いをしたというようなこと。だから、話し合いが不十分だからあえて、きちんとお話ししましょうと。協議会を持ちましょうと。そういう動きがあったんじゃないですか。私は聞いていますよ。しなかったじゃないですか。  それから、私は今、何度もこのグランドデザインのまとめの話をしていますけれども、きちんと書いていますよ。さっきも教育長が言っていますけれども、地域の協力がない限り、地域の学校の特徴のある教育の推進というのはできませんよ。だから地域の方々も一緒になってというわけです。  けれども、私は、さっきも言いましが、決してコミュニティーの振興のためにということはやりませんよと。それで結構ですよと。コミュニティーの振興ということでない、学校教育そのものというのは。そこの周辺の地域の方々が学校教育にかかわることによって教育力が高まると私は思っているんですよ。だったらそことのコミュニケーションがあってもいいのではないですかということを私は言っているんです。  今回のこの決定をされるとき、教育委員会そのものは、地域からのいろんな、協議会をしましょう、それから、いろいろな意見の交換をしましょうというアプローチがあったにもかかわらず、それに応えていない、私はそういう気がしてなりません。現実そういうふうに見させてもらってきました。  しかし、先ほどの教育長の答弁でしたら、きっちりと地域とのコミュニケーションはとってきたと、そういう答えでありましたので、そこは確認の意味でもう一回答弁願います。 60 ◯橋本教育長  地域の方々の御意見、御要望等をしっかりと受けとめていくと、これは私どもはしっかりとやっていかなければならないし、今後も、実施に当たってそういう姿勢を持つということは大事なことだと思っております。ただ、その場で何か結論を得るという、つまり、我々としては、教育委員6人の合議による教育委員会で決まってまいりますので、移動というか、40市町村あるわけですから、そういうことになってきますと、1つの地域の考えだけで結論が出るということはないことだと思います。全県的な視野から総合的な判断ということで最後の結論が出るのであります。  ですから、意見をお寄せいただくのはありがたいことですし、例えば中南地区でいきますと、藤崎町長さんとも要望書をお出しいただいたときにお会いをしておりますし、それから、弘前市長さんは、県への重点要望というところでさまざまなお話を伺っておりますし、事務方としても、知事からのアドバイスもあり、文書でしっかりとやりとりをしたほうがいいのではないかということでしたので、どのような御質問か、それに対しての回答などもさせていただいております。  先ほど阿部委員がおっしゃったことは、どのお話なのかと思って、ちょっとわからないでおりましたけれども、私どもとしては、新たな何かお考えがまとまったのであれば、いかがかということで、事務方でも、幾つかのそういうことについて、やりとりをしていたさなかであったというお話も受けているところであります。ですから、成案が決まったからこれで終わりということではありませんので、これからも何か御要望とか御意見があれば、それをしっかりと受けとめ、教育委員会会議に、このようなことがこういうところからあったということは出していかなければいけないと思います。そういうふうに考えております。 61 ◯阿部委員  どういう箇所でということの答弁でありました。40の市町村会議のとき、それから知事の応接室、地域の要望活動のとき、そういう形式的なところではそういうやりとりはあったでしょう、したということを聞いていますから。その後の段階で地域のいろいろな思いを投げかけても、答えとして返ってこない。  そして、もう一つ言います。今、教育長が、新しい何かしらが決まるものがと言っていますけれども、そういう決まるものがなければ会議をやっても無駄だと思っているんですか。 62 ◯橋本教育長  決して無駄ということはございません。 63 ◯阿部委員  だから、やられたらよかったんだろうと思うんです。かたくなに、新しいものが何も出てこない、今のままではやっても無駄だ、それでなくなった会議もあったんですよ。どういう議論をしてきたかということにとやかく言っても、もう形として出てしまって、この方針の中で進まれている。ただ、今、幸いに、これからもいろいろな要望を聞いていきましょうよと。そういうところでは、まだかすかに希望を持つけれども、結果は、岩木高校募集停止で、計画どおり。それから藤崎校舎については2年先延ばしですが募集停止の閉校、そういう最後が見えているわけですよ。  そういう中で、平成30年を過ぎれば、大変な、本当にもう全県的な、それこそ総合的な考え方をしなければならない、そういう問題を突きつけられると思う。そのときは総合的ですよ。この話も捉まえて総合的な判断をしたとはいうものの、県内でこれだけあるじゃないかと。何で中南だけなんだと。さっきもそういう議論をしましたけれども、本当にもっと民意に寄り添った議論をしなければ。あなたたちは違います。あなたたちは教育官僚の中できちんとした事務の整理をしながら、教育委員会に出しているわけで。しかし、教育委員会そのものはもっと民意に寄り添った議論展開をしなければならないし、地域の声も聞かなければ、聞きに行かなければならない。説明会を十何カ所でやった。誰一人として委員会の委員が出ていない。残念至極ですよ。その後行ったかというと、行っていない。おざなりに藤崎校舎柏木農業高校のハード的なところに委員会が行ったというパフォーマンスは見せられた。しかし、そこの民意とは何も相対していない。それではレイマンコントロールができるわけがない。  それは教育長に言ったってどうしようもない。教育長そのものも6人のうちの一人のメンバーで、これはあなたに言うことではない。やはり教育委員会を主管する責任がある人にこれは言わなければいけないなとは思っています。民意に寄り添う、今、いじめの問題の中から教育委員会のあり方というのは問われている。何を言われているかといえば、民意に沿ってくださいということ。そのことを最後に取りまとめられている。いじめの問題とこれとは違いますが、教育委員会のあり方としては同じ問題を内蔵していると思う。  いろいろ議論をしてきましたけれども、抽象的な、総合的な判断、一番最初この問題を論じたときは奈良課長と議論をした。あのときは藤崎校舎が何で廃校になるのか、そういう中で3つ問題点、あのように具体的に出してもらえれば、この問題はそうでしょう、こうでしょうという議論はできる。しかし、総合的な判断となれば教育委員会の判断だから、あなたたちが上げていった問題提起を教育委員会が承認したということになっていきますから、総合的な判断、何ぞやと。いろいろやりとりしましたけれども。  それで、このまとめ、今後ですよ、今後。今度は4次というところへ入っていく。皆さん方がまた案をつくっていく。そういうときの、心得と言えば大変あれですけれども、私はぜひこうしてもらいたいという思いで今議論をしておりますが、もちろんグランドデザインにもきちんと書いています。しかし、このグランドデザインは平成19年に考えたものですから、本来は、今回成案を出すときも、当然しなければならなかったことが書かれてある。何と書いてあるか。地域に貢献する人材を育成するための有効な方策と捉え、連携を円滑に進めていきなさいと。多くの関係者との共同が必須との認識から、連携協議会等の組織づくりについても各論に記述している。協議会をつくっていろんな話を聞いていきなさい、そして結論を引き出しなさいということを書いてあります。一番最後を読んでいますよ、あなたたちのバイブルのグランドデザインの17ページ。連携協議会等の組織づくりについても、つくっていきなさいということですよ。多方面にわたる幅広い連携実現の機関車役になりなさいと。その中で教育委員会は中心的な役割を果たしなさいと書いていますよ。第4次のことではなかったんです、これ。今回の3次の後期、前期の問題にあってもこれをつくってきちんと協議しなさいと。住民の意見も聞きなさい、住民の民意に沿ったような議論をしなさいと。まあ、もう出てしまった。  4次の議論をするために連絡協議会等の組織づくりをしながら、民意を聞きながらやっていかないと次の激減期は大変ですよ。もっと問題が起きてきますよ。6地域に連絡協議会があってもいいのではありませんか、民間の方々を入れながら。そこへ絶えず教育委員会が出かけて行ってそこで話をして、そうしたらいいだろうと私は思うんですよ。しかし、本来は、今回の3次で出された問題を集約していくのにも必要だった。4次に対してどういう見解を持っているか、最後にお聞きします。 64 ◯橋本教育長  阿部委員からお話があったとおり、次期の生徒急減期に対応するということは青森県の県立高等学校をどのようなところに配置し、どのような教育の内容を行っていくか、今以上に大きな課題であると考えております。そのためには、県教委だけで案をつくるということは、これはできないことであります。各界、各層、さまざまな関係者、今回も地域の、学校関係者等を中心に地域の方々から御意見を伺っておりますが、小学校の子供を持つ保護者層、若い年代からももっと我々が意見を聞く、あるいは産業界、さまざまな大学等との関係、さまざまなNPO、まちづくり、さまざまな有識者を委員とする検討会議を組織し、そこで小規模校のあり方なども含めてどのように考えていったらいいのかということを考えていくことをお約束を申し上げます。  なお、先ほど連携協議会のお話が出ましたが、グランドデザイン会議においては、中高・高大連携という具体的な連携協議会をつくれということでございまして、これは、実際、中高一貫教育の推進等でそのような協議会をつくり、進めていたところでございます。 65 ◯阿部委員  広い視野の中で連携協議会ということを提案させてもらいました。確かに中高大、この連携ということではあります。しかし、議論を成熟させて、議論を落とすところに落とすにはやっぱりそういう、広いと私は言いましたけれども、そういうものが必要だと思う。そういう中で、まだいろいろな議論はあるんだと、要望も聞いていくと、教育長からの答弁もいただきましたし、そしてまた、思いというのは、私も、ここにいられる教育に携わっている官僚の皆さんも同じだと思います。子供たちのためにという思いでやっておられると思います。  おとといも私、最後に発言しましたけれども、日本唯一のりんご科、いろいろなものを柏木農業高校へ引き継ぐためにどういう方法がいいのかということで、時間が足りず2年先送りしたという教育長の答弁でもありましたが、何とか、りんご科というものをね、本当に青森県にしかないんです。そういったことを残すソフト的な、ハード的なものは募集停止、閉校がもう明らかにされた時点でありますが、その中で何とかりんご科、これは残していただけるようにお願い申し上げまして、長い時間使いました。ありがとうございました。  以上で終わります。 66 ◯山谷委員長
     ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]  ないようでありますから、これをもって教育委員会関係の審査を終わります。  以上をもって文教公安委員会を終わります。 ○閉 会  午後1時50分 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...