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  1. 青森県議会 2012-09-19
    平成24年文教公安委員会 本文 開催日: 2012-09-19


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ○開 会  午前11時 ◯山谷委員長  ただいまから文教公安委員会を開きます。  慣例により会議の記録署名委員を指名いたします。阿部委員吉田委員にお願いいたします。  本日の審査案件は、特定付託案件であります。  なお、審査の順序は、警察本部関係教育委員会関係の順に行いますので、御了承願います。  それでは、警察本部関係審査を行います。  特定付託案件について質疑を行います。  質疑所管外にわたらないよう簡明に願います。  質疑はありませんか。──吉田委員。 2 ◯吉田委員  おはようございます。  会議が始まる前にお礼を申し上げたいと思います。おいらせ町で百石祭りがありました。県警の音楽隊に来ていただいて、大変お祭りも盛り上がって、いつも感謝しております。ありがとうございました。  それでは、質問に入らせていただきます。先般視察をさせていただいた中から今回は質問させていただきたいと思います。私は今までに、十勝沖三陸はるか沖東日本大震災と、3回大きな地震を体験いたしました。その体験から、家の中で周りに物を置かない部屋を1つ設けております。それは、いずれの地震のときにも、周りに置いてある家具や物が落ちたり倒れたりしたのを目の当たりにしたからです。今は固定したり、両開きの戸にも工夫をこらして開かないようにしております。  それで本題に入りますが、大間警察署に関して質問をさせていただきます。建物を見せていただいてまず考えたのが、震度5以上の地震のときに職員の方々、また、その警察署に来ていらっしゃる方々の身の安全を守れるだろうかという心配がありました。古い建物は県内にまだまだあると思いますが、非常に狭いスペースで階段の天井まで物置のスペースにしたりして、階段の上り下りをするときに、もしそういう大きな地震が来たら、これ大丈夫なのかなという疑問を持ち、本当に驚きました。それで、このような環境の中でも、署員の皆さんもよく頑張っているなと感心してまいりました。  そこでまず1点目として、現在、大間警察署では、業務をしたり、あるいは住民サービスを行う上で支障が出ているのではと思うのですが、その辺はどうなっているかお聞きしたいと思います。 3 ◯伊藤警務部長
     委員御指摘のとおりですね、大間警察署は昭和51年7月に建築されまして、築36年が経過しております。耐震補強工事はなされておりますが、庁舎や設備、これらは老朽化している現状にございます。  また、建築後の署員数の増加もございまして、装備資機材やパソコン・周辺機器等の増加により、狭隘度も深刻化している状況にございます。  これらによりまして、警察業務におきましては、書類、装備資機材保管場所、これらはもとより、各種相談へ対応するための部屋、それから、重大事件災害発生時における対策本部スペース、これらが確保できない状況になっております。そういったことで、警察活動機動性という面では重大な支障になっているということでございます。  また、住民サービスの面につきましても、来客用駐車場がない、あるいは待合ロビースペースがない、女性専用のトイレを確保できないということで、運転免許更新等で来庁する方々に御不便を強いている、このような状況にございます。  以上でございます。 4 ◯吉田委員  それでは2点目として、大間町長が今後、大間警察署の建てかえを県や県警側に要望していくという新聞報道が先般ありましたが、その必要性について県警察ではどのように考えているかお伺いします。 5 ◯伊藤警務部長  大間警察署におきましては、警察業務及び住民サービスにおいてさまざまな面での支障が生じておりまして、建てかえてこれらを解消する必要性は高いものと認識しております。  また、これに加えまして、事件・事故、災害へ対応するため、早急に警察活動拠点としての機能を高める、こういった必要があること、これらを総合的に勘案いたしまして、県下警察署の中でも建てかえの必要性は高いものと認識しているということでございます。 6 ◯吉田委員  最後、要望になると思いますが、この厳しい県財政の中ではありますが、署員、また、その場を利用する住民皆さんの安全・利便性を考えて、建てかえに向けて県当局との折衝を続け、ぜひ、1年でも早く実現していただければと思います。これで終わります。 7 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。──山田委員。 8 ◯山田委員  1点伺います。子どもに対する暴力的性犯罪者再犯防止対策についてお尋ねいたします。  過日、広島県で発生した、児童をトランクケースに入れて連れ去った事件、非常に理解しがたい事件でありますが、幼い子供に異常なまでの性的な好奇心を持って暴力によって性欲を満足させるという人が大分ふえているように感じます。このような状況から、法務省と、あるいは警察庁では、平成17年ごろから、子供に対する暴力的性犯罪者出所情報を共有する制度を開始していると伺っていますが、そこで、その制度の概要についてお尋ねします。 9 ◯柴田生活安全部長  この制度について説明させていただきます。この制度は、子供対象暴力的性犯罪前歴者による再犯事件が全国的に続発したことを踏まえて、平成17年6月1日から運用が開始されております。  制度の概要ですが、13歳未満の子供に対する強制わいせつ、強姦、集団強姦強盗強姦わいせつ目的略取誘拐刑務所に服役した者が出所する際、法務省から警察庁出所者出所予定日と出所後の帰住先が提供されます。提供を受けた警察では、出所者情報を集約、分析し、出所者に面接するなど、現行の法制下において可能な範囲で、出所者居住確認をするとともに、必要に応じて再犯防止に向けた助言・指導を行うものです。  その後、平成23年に制度が改正され、所在確認の方法を訪問によることとする。また、再犯リスクが特に高い対象者に対しては、同意を得た上で面談を行う等の点が改正され、現在運用されております。  本制度につきましては、子供の安全を守るという大きな命題がある反面、出所者の更生や社会復帰の妨げにならないように配慮していくことが求められております。  以上でございます。 10 ◯山田委員  刑務所に入っていた方の出所情報というのは、当人にとっては個人情報でありますから、当然、慎重に対処しなければいけないと思いますが、反面、社会の安全を守っていく、あるいは子供たちを守っていくという意味では、こういった制度をうまく活用して、犯罪未然防止につなげていくことが大事かなと思います。  そこで、出所情報を参考として、県警察では子供の安全を守るためにどのような対策をとっているのか伺います。 11 ◯柴田生活安全部長  出所情報をもとに警察では、再犯防止措置対象者に対しましては、所在確認、そして面談を実施し、居住確認対象者再犯防止に向けた助言・指導など、必要な支援活動を積極的に実施しております。  また、子供の安全を守るための一般的な諸対策としては、子供対象暴力的性犯罪事案に発展する可能性がある声がけや、つきまとい等、各種事案が発生、または発生が予想される地域のパトロールの強化、そして、児童、生徒保護者学校教育関係者等に対する安全講習会の開催による指導及び広報、地域住民等による自主防犯活動等各種団体への働きかけ、通学路沿いの商店やボランティア運行車両による子ども110番の家、車の運用促進などに努めております。 12 ◯山田委員  結構こういった事件がたびたび発生いたします。どういう方がそういった前歴を持っているかというのは住民の方は当然わからないわけでありますし、本当に1つの事件が起きるとまた社会的な不安が広がると思います。  基本的にはこういった事件を起こす方々というのは、更生というのが、一般的にはなかなか困難ではないかと言われておりますし、ある種の脳の病気といいますか、そういった判断が結構されていると思いますけれども、だからこそ、やはり再犯率も高いですし、こういった方々がまた同じ過ちを地域で起こさないように、しっかりと情報を共有しながら、早めに面談あるいは助言、訪問等を行って確認し、後手後手で、犯罪が起きてからやはりもう少し早めに対処しておけばよかったとならないように、未然防止につなげていただきたいと思います。  私も小さい子供を持つ親として、そういった犯罪者がどこにいるかわからないという不安がありますけれども、しっかりと警察の対応のもとに、安全な地域がつくられていくことを、これからまた要望してまいります。 13 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]  ないようでありますから、これをもって警察本部関係審査を終わります。  執行部入れかえのため暫時休憩いたします。 ○休 憩  午前11時11分 ○再 開  午前11時14分 14 ◯山谷委員長  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  教育委員会関係審査を行います。  初めに執行部から報告事項があります。──橋本教育長。 15 ◯橋本教育長  委員長のお許しを得まして、職員の不祥事について御報告をいたします。  去る8月18日、つがる市立向陽小学校校長による酒気帯び運転という重大な不祥事が発生いたしました。先般、酒気帯び運転をした中学校教諭懲戒免職とし、服務規律の厳正な確保につきましての指導監督を徹底するよう、各市町村教育委員会に対してお願いをしたばかりであるにもかかわらず、管理職員による酒気帯び運転が発生したことは、極めて遺憾なことと考えております。  このため、当該小学校校長に対しまして、処分を行うまでの措置といたしまして、9月10日付で校長職から降任をさせ、新たに校長採用する人事異動を行いました。今回の措置は、本事案が管理職員による不祥事であり、児童や保護者地域への影響が大きいことから、つがる市教育委員会とも協議を行いまして、当該校教育活動を適切に行えるようにすることが肝要であると判断し、このように実施したものであります。  酒気帯び運転をしました元校長に対しましては、今後、事実関係を確認した上で厳正に対処してまいります。  また、今回の不祥事の発生を受けまして、9月5日付で市町村教育委員会及び県立学校に対しまして、教職員服務規律の確保の徹底について通知文書を発出し、本職の「緊急メッセージ」を全教職員に配付し、職責を再確認させること、及び各学校において交通法規の遵守にかかる誓約書を作成するなど、注意を喚起する取り組みを実施すること等を依頼したところであります。  県教育委員会といたしましては、市町村教育委員会関係機関等との連携のもと、今後もあらゆる機会を通しまして指導を徹底してまいります。 16 ◯山谷委員長  ただいまの報告事項及び特定付託案件について質疑を行います。  質疑所管外にわたらないよう簡明に願います。  質疑はありませんか。──山田委員。 17 ◯山田委員  質問に入る前に、ただいまの報告事項につきまして、何回も言ってきましたけれども、またかと言わざるを得ないと思います。再三の服務規律の徹底、指導というお話がありましたけれども、現場先生に届かない。非常にむなしいですし、残念だなと私も思います。この大切な職責に関しての自覚もないし、本当に、何回言ったらわかるのかなと、怒りを禁じ得ません。特に、社会人、そしてまた教員として、学校現場で児童に対して、命の大切さとか、あるいは交通安全についての重要性などを訴えなくてはならない管理職の立場であるにもかかわらず、なんと言って子供たちに示しをつけていくのか。本当に、どの先生もそう思われて、一方の現場先生も非常につらいのではないかなと思いますし、今度こそ、こういったことが起きないように、しっかりとしたメッセージが伝わるように、県教委のほうでも頑張っていただきたいと思います。  それでは質問したいと思います。教員採用試験についてお伺いいたします。  例年、教員採用試験につきましては、各都道府県で春に応募を開始して、夏ぐらいに1次試験、秋に2次試験ということで、合格者採用していく形で、採用試験を行っていると思いますけれども、児童・生徒が学んで育っていく上では、学校教育での教員の役割が極めて大切だと思いますし、その教員採用していく上での採用試験、学力だけではなくて、適性とか、あるいは面接等も見ながら、資質能力をしっかりと見きわめて、有為な人材を確保していく上では極めてこの採用試験は大事だと思います。  そこで1つ目として、本県並びに北海道東北各県、関東各都県の平成25年度の教員採用試験の1次試験の日程についてお尋ねします。 18 ◯奈良教職員課長  本県の教員採用候補者選考試験は、第1次試験、及び第2次試験を実施しており、ことしの第1次試験は7月21日、22日に実施したところです。また、第2次試験は9月22日、23日及び29日に実施することとしております。  他都道県の第1次試験の日程については、北海道が7月1日、東北は、岩手県、宮城県、山形県、福島県が7月21日、22日、秋田県は7月21日から24日まで、関東は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県が7月8日、栃木県が7月1日、7日及び8日に実施しています。 19 ◯山田委員  今御説明いただきましたが、東北は大体7月21日、22日ということで、青森県を初め各県大体同じ時期でございます。関東は大体2週間程度早い、私が調べたところによりますと、北陸とか東海地方も比較的関東地方と同じぐらい、青森県、東北よりは2週間程度早いというのが多いようであります。北海道も早いですけれども。  そういった中で、青森県としていかに有為な人材教員として採用していくのかということで考えますと、非常にこの採用試験は大事だと思います。基本的には併願もできますから、青森県以外の都道府県採用試験も、日程がかぶっていなければどの方も受けられるわけでありますし、また、合格したところに行くのは個人の判断で行けるわけです。例えば、青森県で教員をしたいという人であっても、青森県と関東または東京都で受けて、どちらも受かって、青森県を選べばよい話なのでしょうが、より有為な人材採用していく上で、青森県としても、もう少し採用試験の時期を早めて、有為な人材を採っていくという姿勢を示していくのも大切かなと思います。早くても遅くても優秀な人材は入ってくるという見方もありますし、さっき言った併願のような考えもありますけれども、やはり姿勢として、若干、2週間ぐらい、もう少し早めていくという考えも大事かと思います。  なぜこの7月21日、22日で大体東北地方がそろって、どの県も同じような日に採用試験を行っているのか、私はよくわかりませんけれども、青森県として有為な人材を採っていくという考えをしっかり持って、そのための採用試験をもう少し前倒しをしていく、そういった見直しをぜひ行っていただきたいということを意見として申し上げたいと思います。  次に、本県の教員採用試験実施内容を伺います。 20 ◯奈良教職員課長  本県の教員採用候補者選考試験は、一般選考及び特別選考を実施しております。  一般選考においては、教員としての資質能力適性等を総合的に判断するため、第1次試験では、一般・教職教養専門教科筆記試験及び集団討論を、第2次試験では、模擬授業個人面接適性検査小論文実技試験を行い、多面的な視点から受験者を評価し、選考を行っているところです。  また、特別選考においては、スポーツ、身体障害者社会人の3つの特別選考を実施しております。 21 ◯山田委員  1次試験、また2次試験、それぞれ試験過程をクリアして合格する。そのために頑張っているのが基本と思いますけれども、ただ、この学力に加えて、受験する方の資質能力をどう見きわめていくのかという上で、例えば面接であったり、今言ったような集団討論だったり、あるいは小論文だったり、適性検査であったり、そういったものを行っていると思うのですが、いかにこの資質能力を見きわめていくのかが非常に難しいと思います。受験される方も、大学生として現役として受験する方もあれば、何度か落ちて、例えば非常勤の教師とか、あるいは臨時講師学校現場に携わりながら、時間を惜しんで勉強して受験する方もあると思います。例えば、非常勤とか臨時の先生方学校現場で一生懸命頑張れば頑張るほど、なかなか実際時間がない、そういう中で採用試験をクリアしていくのは大変だと思います。  ただ、みんな公平にやっていますから、その方だけを特別にということはできないと思いますけれども、現場で頑張っている先生方資質能力について、多面的な視点というさっきのお話もありましたが、採用に当たって、そういった部分をもう少し評価をしながら採用していくという考えがあっても私はいいのではないかと思います。  もちろん、非常勤、また臨時講師ができる方と、なかなかそれさえも選んでもらえなかった方もあると思っていますから、そういう部分で、やっていた方とやっていない方、不公平が生じる部分もありますけれども、何をもってその人の資質能力を見るかというときに、30分とか1時間の面接とかそういったものだけで、相当な部分がわかるのかなと疑問に思いますし、多面的な視点ということでいくと、まさに学校現場で頑張っている生徒指導とか、あるいはいろいろな教科指導の部分で、日ごろ頑張っている現場先生方が一番わかっていると思いますし、そういったことをどこかで評価していく採用試験であってほしいなと思います。  すぐに見直しは難しいと思いますが、そういうことをしていくことは、より効果的に、資質能力を持った先生現場採用していく、教職員として本採用していくという本来の考えに近づいていくと私は思いますので、こういった声も相当多いようでございますから、十分に、また少し加味しながら、この採用試験のあり方を中長期的に考えていただきたいということを御要望申し上げて終わります。 22 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。──吉田委員
    23 ◯吉田委員  大津市立中学校2年生の男子生徒の自殺の問題から、毎日のように新聞、テレビいじめの問題が報道されています。一昨晩の12時過ぎあたりのテレビでも、いじめゼロの教室を目指して男性の先生取り組み子供たちの様子が放映されておりました。その先生は、褒めるというか、いいところを見つけてやることを実践しながら、いろいろな場面で一人一人のいいところを引き出して、それを子供たちみんなで認めて共有する。そういうことをやっているうちに、子供先生、それから、生徒生徒の間にすごく信頼感ができて、わかってもらっているとか、認められているというのがあるせいか、今まではいじめがあったけれども、それがなくなったということです。その先生のところに1週間に1回、近所の先生方が来て勉強会をしたり、他の学校でもその先生を講師として呼んで勉強会をしているということでありました。  私がちょっと疑問に思うことは、今、教育ですごく一人一人を大事にする、一人一人の命を大事にすると一生懸命言っていますが、何でまたいじめというのが出てきて、そして、先日の新聞報道でもあったようにふえているのかということであります。これは本当に教育において、それが県の教育委員会に直接関係ないにしても、もっと考えていかなくてはということを非常に感じています。  それと、先日、大間中学校へ視察で伺いました。そこで私は非常にここの学校はすばらしいなと思ったのが、教育方針の中に、まず1番最初に書かれているのが「子どもありき」と書いてあったんです。次に「教師ありき」と書いてあったんですね。その校長先生もすばらしい人であり、やはりメインは子供だと言っていました。  だんだん学年が高くなると、大人の間で違う方向ばかりへ教育のことを考えているのではないのかな。そういうひずみというか、そういうので、今、子供たちいじめとかで悩んだりしているのかな。そしてまた、大津では、警察が来て面接しているそうですけれども、その面接された子供たちのケアをしなければ、子供たちもちょうど気持ちがナイーブになる時期なので、その対応もしていかないと、すごく泣いて大変な子供さんもいるとのことなので、ぜひ、いじめは、なくさなくてはならない。  いつも問題が起きると、教育委員会だ、学校だ、親だって、なすり合いになってしまいますが、そうではなくて、おのおのの立場で、子供を中心に考えていくという姿勢を本当に真剣に考えてほしいなと思って、きょうは質問をさせていただきます。  1点目としては、本県の公立小・中・高等学校、それから、特別支援学校でのいじめの状況を伺いたいと思います。 24 ◯成田学校教育課長  平成23年度の文部科学省の問題行動調査によりますと、本県の公立小・中・高等学校及び特別支援学校でのいじめの認知件数は、すべての校種の合計で762件となっており、前年度と比較し23件の減少となっております。いじめの形態としましては、最も多いのは、冷やかしやからかい、悪口などを言われる、次いで、軽くぶつかられたり、たたかれたりする、仲間外れにされるなどでした。  このことについて、県教育委員会では、庁内にいじめ問題対策チームを組織して、いじめ問題に幅広く対応しております。具体的には、市町村教育委員会学校等からの要請に対し、助言や支援を行うとともに、いじめ相談専用電話を設置し、24時間体制で相談に応じております。なお、連絡先を記したカードを児童・生徒に配付し周知しているほか、関係機関と連携しながらポスターやテレビコマーシャルなどでいじめ防止の啓発を行っております。  また、各学校教職員関係機関が情報交換や協議を行う会議や研修会を開催しております。  さらに、インターネット上のいじめ等を通報してもらう窓口を設けたほか、今年度からいじめのない学校づくり推進事業を立ち上げたところです。  県教育委員会としましては、今後とも、教員指導力の向上や教育相談体制の充実を図るとともに、関係機関等と連絡を図りながら、いじめ未然防止、早期発見、早期対応に努めてまいります。 25 ◯吉田委員  今お話を伺ったところでは、いろいろな対応をしているということなので、ちょっと安心しておりますが、今までいじめがあって、自殺したことで、学校の対応が非常に問題になっていて、その学校ばかりでなく、いずれもなんですけれども、この間も、わかっていたのに親にも教えてくれなかったということもあって、何でこんなに学校の対応が、はっきり言えない事情があるのかどうかわからないのですが、そういうことがあり過ぎるなと思います。  この間、八戸西高等学校でも、親御さんからの相談があって、そのことに対して学校ですぐ対応し、子供たちからも聞き取りで調査した結果、事実がありました。それで、事実がありましたということをきちんと皆さんにお知らせをして、秋の野球大会は辞退しますということを、本当にスピーディーに行い、よかったなと思いました。やはり大人がそういういじめがあったときには、こうやるよというのがないと、そのいじめを受けている子供も、家族も、不信感ばかりで、自分たちの気持ちの行き場がなくなる。八戸西高等学校の対応は非常によかった。みんなこのように正直に言えないものかなと思います。いろんな考え方があって、そういうことを発表することによって、ほかの子供たちが動揺するから言葉を控えたとか理由はあるにせよですね、やはり、そこに学校先生方と親御さんと地域方々が、みんな信頼しながら子供のことを考えてやっていくという体制を強く持ってほしいなと思います。  そして、せっかく命をいただいて、命を大事にしましょうと、県でもいろいろなことをいろいろな場所でやっており、今聞いた中では、いじめの件数は減っているということで、少しほっとしていますけれども、教育の根本を本当に考えてほしいし、また、自分たちも考えていかなくてはならないと思っておりますので、このいじめの問題については心して取り組んでいただきたいと思います。 26 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。──齊藤委員。 27 ◯齊藤委員  何点か質問させていただきます。  今の吉田委員いじめの問題に関連しますが、私から、パソコンや携帯、そういったいわゆるネットを使ったいじめについては、今ふえていると思いますので、若干お伺いいたしたいと思います。  まず、現状、さまざまないじめがありますけれども、ネットに特化した場合、どういった内容のいじめ等々があるのか、県教委で把握していることを教えていただきたいと思います。 28 ◯成田学校教育課長  平成23年度の文部科学省の問題行動調査によりますと、本県の公立小・中・高等学校及び特別支援学校でのパソコンや携帯電話等を使ったいじめの認知件数は、すべての校種の合計で31件となっておりますが、今後このようないじめが増加したり潜在化したりすることを懸念しているところでございます。 29 ◯齊藤委員  一昔前であれば全く考えられなかったネットを使ったいじめですが、ある程度、事例等々把握していらっしゃると思いますので、これらに対して今後どういった防止策、また早期発見策、そういったところをどうお考えかお伺いいたします。 30 ◯成田学校教育課長  県教育委員会では、子供たちのインターネット上のいじめ等を通報してもらう窓口をホームページ上で開設するとともに、いじめの早期発見のため、庁内でインターネット上の書き込みの監視を行っております。  また、今年度からは2カ年にわたって、インターネットを監視する仕組みの普及や、変化の激しい情報ネットワーク環境に対応できる児童・生徒の育成を目指して、いじめのない学校づくり推進事業を実施しております。具体的には、学校と家庭、地域が連携してインターネット上のいじめの監視体制を整備するために、教員保護者を対象とした講習会等を開催しております。また、インターネット上のいじめ犯罪に巻き込まれないように、子供たち保護者の情報モラルを向上させる指導者を育成するために、教員保護者を対象とした講習会を開催しております。さらに、いじめに関する指導の手引きを作成して、市町村教育委員会学校に配付することとしております。  県教育委員会としましては、今後とも関係機関と連携を図りながら、インターネット上のいじめ未然防止や早期発見、早期対応に努めてまいります。 31 ◯齊藤委員  ネットの普及によって、ネットを使ったいじめもそうですが、今お話があった犯罪にも使われている状況がどんどんふえていくと思いますので、適宜、スピーディーに対応していただきたいなと思います。  続きまして、3次後期計画です。毎回、委員会で議論をしてきたのですが、特に岩木高校でお話しさせていただくと、なかなか御理解いただけないのかなというところもあるようです。ただし、佐藤参事は御存じでしょうが、岩木地区で長く続いているお山参詣があります。それに対しても、岩木高校の生徒さんたち七、八十名に毎年参加していただきまして、さらに自分たちの高校の旗を持って6キロの炎天下を歩くという、そういった地域の文化にも非常に貢献してくださっています。  そういったこともあわせながらお伺いしますが、この岩木高校の廃校に関しては、先般、偏差値など、いろいろな切り口で質問させていただきました。今回は、廃止の理由の中に、地元生徒の志願入学状況が少ないからということで、岩木地区ということなのでしょうが、この中身を、もうちょっと詳しく教えていただきたいなと思います。 32 ◯奈良教職員課長  地元生徒の志願入学状況が少ない理由でございますが、3市の学校の募集停止、要するに、青森、弘前、八戸市の学校の募集停止を検討するに当たっては、前期計画においても、青森戸山高校や八戸南高校の募集停止を検討した際、近い場所にある学校に進学する傾向があることから、青森市及び八戸市を3地区に区分して、3地区の今後の中学校卒業予定者数の推移等を考慮して募集停止としたものでございます。  弘前市内には、普通高校の配置状況から、青森市や八戸市のように区分することができないため、旧行政区域である岩木地区の中学校卒業予定者数の推移、志願入学状況等を考慮して、岩木高校を募集停止としたということでございます。 33 ◯齊藤委員  今のおっしゃり方ですと、青森、八戸と違って、弘前の場合は、分けづらいというんですかね、旧岩木ということで言ったのでしょうけれども。地元という定義がまた難しいと思うんですね。岩木高校は御存じのとおり、旧岩木、弘前で言いますと、弘前市と旧岩木町の境界から数百メートルのところにあります。岩木町でいうと限りなく弘前市寄りにあるわけです。地元の中学校と言いますと、旧岩木町の津軽中学校よりも近い弘前市内の中学校もあるわけです。そうすると、これも、合併している以上、旧岩木だけ行政区域を別にして統廃合を考える理由にはちょっとならないのではないかなと思います。  そこで、岩木高校、1学年70人ですが、確かに県教委がおっしゃられる地元からは、平成24年ですと17名の入学者です。その地元と言われる津軽中学校よりも近い弘前市立第二中学校からの12名をあわせると70名のうち29名。さらにそのまた近いところですと、相馬中学校3名、そして船沢中学校5名と、地元の津軽中学校とほぼ同等の距離から考えますと、半分以上が岩木高校に入学しているという現実があります。距離的に地元の中学校よりも近いところから半分以上が入っているわけです。そういったことを考えると、旧岩木だけを過去の行政区域に絞って、地元の入学生が少ないから募集停止にしますという理屈にはならないと思うのですが、いかがでしょうか。 34 ◯奈良教職員課長  ただいま御意見がありましたけれども、必ずしも地元の生徒が少ないからというだけの理由ではございません。まず、弘前市内には普通高校が4校あり、それから、職業学科の高校も2校あり、多くの学校が市の中心部に所在して、交通の利便性もよく、市内各地からも通学が可能となっている状況にございます。  また、岩木高校を除く5校は1学年あたり6学級以上の規模があり、充実した教育内容を提供できる環境となっているということでございます。このような状況の中で、弘前市内の中学校卒業者数の減少に対応した学級減を考えた場合、旧岩木地区においても卒業者数も減っていく状況にございます。そういう状況の中で、可能な限り6学級以上の教育環境を維持し、よりよい環境で学ぶことができるのが望ましいとまず考え、さらに地元からの入学状況と、他校への通学状況もあわせて考えて検討した結果、募集停止という案としたものでございます。 35 ◯齊藤委員  後付けの理由のところの部分は、地域の実情から勘案すると理由になっていないような気がするんですよね。そうすると、1番の理由は、旧3市は6学級が望ましいという部分だけが岩木高校をなくす理由にしか思えてこない。地元の生徒の志願状況であったり、今言ったとおりの入学状況であったり、非常に高いものがあるわけです。倍率だってそうですね。ただ、何度も言いますけれども、地域でも、総論では減ることにはやむを得ないというところは理解していらっしゃいます。そこで反対が起きてくるというのは、この各論の部分に対して地域の意見を聞いていないということで、この署名といいますか、そういうことではないかなと思うのです。  ですから、成案はまだですけれども、これに余りこだわることなく、毎回言っていますが、柔軟な対応をしていただきたいと、今はそこまでいっていないようですけどね。  そこで、もう一点私お伺いしますが、岩木高校の場合、グランドデザインに基づいて前期・後期やっていますね。前期で3クラスから1クラスを減らしています。後期ではなくすと。そうすると、前期では1クラスを減らすだけでよかったという判断をされていたはずです。それが後期になってなくすということになっているのですが、そこに何の違いがあったのでしょうか。例えば、子供たちの人数の推計なんかはそんな大きく変わるわけはないと思いますし、前期で1クラスを減らして、かつ後期でなくすという、そこはどういった考え方の違いが出ているのか、お伺いしたいと思います。 36 ◯奈良教職員課長  中南地区におきましては、前期で約260名の減少に応じて、5学級の減を行う必要があると計画では考えたところでございます。そのような中で、前期の配置状況を見ますと、まずは望ましい学校計画、基本的な考え方に基づき、望ましい学校規模を設計できるかどうかという考え方で、例えば弘前工業高校等を学級減といたしました。あとは、前期の学校配置の状況等から見て、学級減で対応できると見て、学級減を行ったと考えています。  後期は、これまでも申し上げてきたように、6学級減という中で、どのような形でできるかというところで、普通科と職業学科の割合等を考えながら、今回このような形でお示ししたところでございます。 37 ◯齊藤委員  普通科と職業学科、先般も言いましたけれども、割合でいくと全然おかしいのです。普通科を減らすというのは、3市で比べると、普通科の割合が中南は低いんですから、そこはグランドデザインにもあるとおり、普通高校を志願する傾向が強いということですから、それはちょっと理由にならないと思います。地域の事情を勘案という、またわけのわからない、それを理由にしていくんでしょうけれども。  今の話ですけれども、前期で1クラスを減らして、地元の方たちは、私も含め、統廃合や減るのはやむを得ないけれども、岩木高校はこれで残るんだろうなという思いだったんですね。それでまた後期の段階になって今度はなくすということで、事情はあるにせよ、地元の子供たちもそうですし、翻弄されているといいますかね、地域住民もそうですけれども。そういったこともくんでいただきたいと思います。  最後になりますけれども、直接、県教委にお聞きすべきかどうかですが、教育委員の改選がありますよね。まだ任命云々ではないんですが、仮にそういう場合、今こういうグランドデザイン等々からきた3次後期、その委員が変わることによって、整合性といいますか、委員同士の理解といいますか、共通の認識というのは薄れていくのではないのかという気がいたします。当然その辺のレクチャーがあってのことなのでしょうが、委員が変わることによって影響はないものか、その辺をお答えいただきたいなと思います。 38 ◯橋本教育長  教育委員のうち2名が、9月30日をもって任期満了となることは認識をしております。今後、県議会でということになるかと思いますけれども、新しい教育委員が任命されますと、教育委員会としては、まず、これまでの経緯などもきちんと説明をし、状況を把握していただいた上で、教育委員会としてどういうふうにしていくかについては、十分検討をしてまいりたいと考えております。 39 ◯山谷委員長  午さんため暫時休憩いたします。  再開は1時といたします。 ○休 憩  午前11時54分 ○再 開  午後 1時 3分 40 ◯山谷委員長  休憩前に引き続き、委員会を開きます。  質疑を続行いたします。  質疑はありませんか。──阿部委員。 41 ◯阿部委員  教育長、まず、報告事案のことですが、いつもあって大変だなと思っていました。御労苦はわかります。この前、過去5年分の不祥事を調べてもらいましたが、必ずあるんだと思いました。ただし、今回の場合は、校長の職にある、より責任ある立場ということを思うと、教育長がいつもこの委員会で陳謝しながら、そして、こういうことがないようにと何度も言ってきた。しかし、またぞろ、これもまた責任者がということの中で、本当にどうしたらいいかなという我々も感じるところもありますけれども、きちんとした対応をしていただきたいなと思います。その学校子供たちが非常に肩身の狭い思いをしているだろうと思うんです。ですから、教育行政の中で、いつも言っていることの中で、一番きついということになれば、何がきついのか。個人には一番きつい処罰をということになるのですが、組織的にはしからば何が一番きついのか。綱紀粛正という中で、どういうことをお考えなのかなと思って、まず、今回の事件についてですね、教育長の考え方をもう一度お聞きしたい。 42 ◯橋本教育長  今、阿部委員からお話がありましたように、今回の事案は、管理職員によるものという点でも、極めて遺憾ということでございます。教職員の服務につきましては、校長等の管理職員がその所属の学校教職員の服務監督に当たるとともに、当該市町村が設置しています小・中学校の県費負担教職員については、法に基づきまして、その市町村の教育委員会が服務監督を行うということでございます。県教育委員会は、県立学校を管理する事務の1つとして、県立学校教職員の身分の取り扱いや服務監督の管理、また、市町村の教育委員会によります県費負担教職員に対しましても、その服務監督等にかかわって必要な指導助言をしたり、さまざまな基準を定めるような援助を行っているところであります。  例えば具体的に今回の事案で言いますと、つがる市教育委員会が一義的に服務監督をする立場にございます。しかしながら、県費負担教職員でありますので、当然、県教育委員会といたしましては、いわゆる人事をやっているという立場から、任命権者としての責任があるわけでありまして、そういう意味で市町村教育委員会との連携を図りながらやっていかなければならないと考えています。今回の事案でも、つがる市教育委員会では、県教育委員会の6地区の教育事務所ごとに、市町村長の教育長を招集した会議をやった後、つがる市教育委員会としての研修会を数日前というか、10日ほど前に行ったと。それにもかかわらず、こういうことがあったということで、その徹底ができなかったことについては、私もまた責めを負うといいましょうか、徹底していかなければならないと思っているところでございます。毎回この場で申し上げなければならないことは大変心苦しく思いますけれども、もう一度チャンスを与えていただきまして、徹底を図ってまいりたいと考えております。 43 ◯阿部委員  徹底方をよろしくお願いしたいと思います。  さて、県立高等学校の第3次実施計画後期ということで、ずっと質問してまいりました。午前中の齊藤委員の質問におきましても、いろいろ議論をしてきた中で、これは大変語弊があるかもしれませんが、後付けの理由ということで指摘されていた。そうだろうなと私も感じざるを得ない。私は主に藤崎の校舎、そのことについていろいろ言及してまいったものでありますが、教育委員会が統廃合する理由を3つ述べられ、それについて1つずつ議論してまいりました。課長からいろいろな答弁をいただきましたけれども、やはり皆さん方がつくった案でありますから、当然、皆さん方の議論展開というのは当然だろうなと思うので、そこがいつもかみ合わない、どうしてもかみ合わない。そういうことの中で、私は教育行政の一番の主役は子供たちだろうと思うのです。その子供たちのために、ハード面、あるいはソフト面などを教育行政の中で手当てをしていく。また、前進した考え方の中で改革をして、進めていかなければならないというのは、私も承知していますし、子供たちが減ってきているという現実、これも承知しています。しかし、出発のところがね、やはり統廃合というグランドデザイン会議の答申の一番の書き出しで、そういうふうに進めていかなければならないということは確かに示されています。しかし、それだけでなく、統廃合していかなければならないというところの中ですら、グランドデザインでも、小規模校といえども、こういう事情の部分については残していかなければならないということも、また示しているのです。そういうことをいろいろ指摘いたしました。  しかし、計画案をつくった皆さん方と我々は、やはりかみ合わない部分があります。大変残念だなと思いながら、これも教育行政とはいうものの、地方自治法の中での行政の持っていき方でありますけれども、地域のいろいろな声を吸い上げながら、地域の方と同じ目線と言うと、大変また語弊がありますけれども、そういうところの中で進めていっていただきたいと思うのです。  齊藤委員も言っていましたけれども、私も藤崎校舎が、3年前でしたか、前期で示された校舎化となったときに、県のリンゴ農家の育成という大事な宿命を背負った、そういう学校がゆえに、校舎化という形で残してくれたんだろうなと、ありがたいなと思ったのも事実でありました。しかし、後期の段階になって、それをばっさりというところが、いかにも数字のみが先行した、そういう中でのことなのかなと今さら感じております。要望して終わります。  地域の声、教育とはなんぞやということ、その子供たちをまた地域に返していくのです。そういうことの中で、地域とのかかわりを大事にしていただきたい。そういうところに立脚した第3次の後期計画をやってほしい、そう要望いたします。何がしら所感がありましたら、お伺いしたいと思います。
    44 ◯橋本教育長  今、阿部委員からお話がありましたように、また、午前中は齊藤委員からもお話がありましたけれども、地域の声を丁寧に受けとめるということは非常に大事なことと思っております。案が公表されてから説明会の場で、あるいはパブリックコメントや陳情等でも、さまざまな御意見、御要望をお聞きしてまいりました。そういう声を教育委員会のほうに上げまして、これからまた検討してまいりたいと考えております。  ちなみに、県立学校は、大きい学校も小さい学校もあるわけでございますが、学校がある以上は、教員はその学校生徒を入学させた以上、立派な自立した社会人となるべく教育をしているという自負がございます。今後も、学校がある以上はそういう覚悟で取り組んでまいりたいと思いますし、また、地域の声というのは、そういう学校を支援してきた、その学校を大事に考えている皆様方の声だということで、このこともきちんととらえながら、今後、成案の策定に向けて進んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 45 ◯阿部委員  数カ月にわたりまして、この件を議論してまいりました。無礼なことも申し上げたと思います。陳謝申し上げまして、終わります。 46 ◯山谷委員長  ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]  ないようでありますから、これをもって教育委員会関係審査を終わります。  以上をもって文教公安委員会を終了いたします。 ○閉 会  午後 1時17分 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...