青森県議会 2012-06-29
平成24年第270回定例会(第6号) 本文 開催日: 2012-06-29
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◯議長(高樋 憲) ただいまより会議を開きます。
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◎ 議 会 報 告
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◯議長(高樋 憲)
議会報告として、第九号「
議員派遣の結果について」をお手元に配付してあります。
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◎ 委 員 会 審 査 報 告
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3
◯議長(高樋 憲) 各
委員長から
委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。
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◎ 各 委 員 長 報 告
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◯議長(高樋 憲) 議案第一号から議案第十号まで、報告第一号及び報告第二号並びに陳情を
一括議題といたし、各
委員長の報告を行います。
総務企画委員会委員長、四十三番
田中順造議員の登壇を求めます。――
田中議員。
5
◯総務企画委員会委員長(
田中順造)
総務企画委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会は、去る二十七日開催し、本会議より付託されました議案八件について審査の結果、議案第四号及び報告第一号については多数をもって、その他の議案についてはいずれも
満場一致をもって原案どおり可決されました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「青森県予算の執行に関する調査等の対象となる法人を定める
条例案について、二五%未満の
出資等法人についても調査等の対象とすべきと考えるが、県の見解を伺いたい」との質疑に対し、「本
条例案は、条例で定め得る
最大範囲で
対象法人を定めることとしたものである。県の出資等が二五%未満の法人については、本条例の
運用状況や今後の
社会経済情勢の変化などを踏まえ、見きわめていきたい」との答弁がありました。
次に、「青森県
附属機関に関する条例の一部を改正する
条例案の内容を伺いたい」との質疑に対し、「
障害者基本法の改正に伴い、
地方障害者施策推進協議会にかわって、審議会その他の合議制の機関として青森県
障害者施策推進協議会を置き、その
担当事務に新たに
障害者施策の
実施状況の
監視事務を追加するなどの改正を行うものである」との答弁がありました。
このほか
一つ、
青森県知事の権限に属する
事務処理の特例に関する条例の一部改正の内容について
一つ、青森県県税の
特別措置に関する条例の一部改正の内容について
などの質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
6
◯議長(高樋 憲)
環境厚生委員会委員長、二十五番
丸井裕議員の登壇を求めます。――
丸井議員。
7
◯環境厚生委員会委員長(丸井 裕)
環境厚生委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会は、去る二十七日開催し、本会議より付託されました議案第七号「青森県
食品衛生法施行条例の一部を改正する
条例案」及び陳情一件について審査の結果、議案については
満場一致をもって原案どおり可決いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「青森県
食品衛生法施行条例の一部改正の目的について伺いたい」との質疑に対し、「国では、平成二十三年四月に、他県の
飲食チェーン店で
腸管出血性大腸菌による
食中毒事件が発生したこと等を受け、
食品衛生法に基づき、食品、
添加物等の
規格基準の一部を改正し、牛の
生食用食肉の
規格基準を新たに設定し、平成二十三年十月一日から施行したところである。本県においても、牛の
生食用食肉の加工、調理をするための専用の場所を確保することなどを内容とした
施設基準を規定し、
食品衛生の実効性の確保を図ることとしたものである」との答弁がありました。
このほか、
条例案の施行日を公布の日とした理由について質疑があり、答弁がありました。
また、陳情の審査結果については、お手元に配付の
委員会報告第一号のとおりであります。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
8
◯議長(高樋 憲)
農林水産委員会委員長、十七番
小桧山吉紀議員の登壇を求めます。――
小桧山議員。
9
◯農林水産委員会委員長(
小桧山吉紀)
農林水産委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会は、去る二十七日開催し、本会議より付託されました議案第八号「青森県
漁港管理条例の一部を改正する
条例案」について審査の結果、
満場一致をもって原案どおり可決いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「県が管理する漁港と市町村が管理する漁港の数について伺いたい」との質疑に対し、「本年四月一日現在で県が管理している漁港は四十八漁港、市町村が管理している漁港は四十四漁港、合計で九十二漁港となっている」との答弁がありました。
このほか、
漁港施設占用料の
特別措置が継続されることによる
漁港施設占用料の平成二十四年度の
軽減見込み額について質疑があり、答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
10
◯議長(高樋 憲)
商工労働観光エネルギー委員会委員長、二十七番
岡元行人議員の登壇を求めます。――
岡元議員。
11
◯商工労働観光エネルギー委員会委員長(
岡元行人)
商工労働観光エネルギー委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当
委員会は、去る二十七日開催し、本会議より付託されました議案一件について審査の結果、
満場一致をもって原案どおり可決いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
「青森県新
産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更の内容について伺いたい」との質疑に対し、「今回の変更は、八戸市が青森県新
産業都市建設事業団に委託している
桔梗野工業用地造成事業及び
八戸北インター工業用地造成事業に係る計画を一部変更するため、
関係市町と協議することとして本定例会に諮っているものである。このうち、
桔梗野工業用地造成事業については、
委託団体である八戸市が長期にわたり売れ残っている団地内の
軟弱地盤地の活用策を検討する中で、
当該区画への立地を計画している事業者の意向等を踏まえ、弾力的な対応が図られるよう賃貸を導入することとしたものであり、また、
八戸北インター工業用地造成事業については、同用地の三号区画五・三ヘクタールのうち、一ヘクタール程度の土地の購入を希望している企業があらわれたことや、近年の企業の意向として、一ヘクタール程度の用地のニーズが高くなっていることを踏まえ、同区画を分割するため、
財政計画の変更を行うものである」との答弁がありました。
このほか、
桔梗野工業用地造成事業の
経営健全化計画の概要等について質疑があり、答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
12
◯議長(高樋 憲) 以上をもって各
委員長の報告を終わります。
ただいまの報告に対して質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
13
◯議長(高樋 憲) 質疑なしと認めます。
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◎ 討 論
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◯議長(高樋 憲) これより討論を行います。
討論は議題外にわたらないよう簡明に願います。
一部
反対討論、二十三番
安藤晴美議員の登壇を許可いたします。――
安藤議員。
15 ◯二十三番(
安藤晴美)
日本共産党の
安藤晴美です。
議案に対する一部
反対討論を行います。
議案三件に反対し、九件に賛成します。
最初に、
反対理由を述べます。
議案第四号「
青森県知事の権限に属する事務の
事務処理の特例に関する条例の一部を改正する
条例案」については、
消費生活用品安全法等の改正に伴う所要の改正を行うものとされています。
消費生活用製品の安全を図ることは大事なことでありますが、これまでこの
事務処理を行うことについて希望していたのは、むつ市と六ヶ所村のみでありました。このたびの
地域主権改革一括法で、希望していなかった市に対しても県から自動的に移譲を押しつけることになります。各市議会での議論も行われず、
地域主権どころか、地域を無視した上意下達と言わざるを得ません。
議案第九号「青森県新
産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議の件について」ですが、これは、
桔梗野工業団地の売れずに残っている
軟弱地盤の四区画を賃貸で貸すというものですが、そもそも
軟弱地盤である地域を
工業用地にすること自体が問題であり、既に県民の血税が一年単位で二十八億円、平成五十五年まで当事業団に貸し付け、八戸市から毎年八千万円負担金が払われることになっています。
質疑でも明らかになりましたが、
軟弱地盤に構造物を設置することから、例えば、
地震発生時などに何らかの問題が生ずれば、八戸市と県に新たな負担が生じる可能性も含まれています。また、県が青森県新
産業都市建設事業団に委託する
金矢工業団地の分譲率一三・七%という事態も大きな問題をはらんでいます。
報告第一号「平成二十三年度青森県
一般会計補正予算」は、当初予算を補正するものであり、中でも、不当に建設費を自治体に押しつける
北海道新幹線鉄道整備事業について、十億円補正減額されたとはいえ、百二十四億一千二百万円もの地方債を発行することになっていますので、反対します。
なお、議案第三号「青森県
附属機関に関する条例の一部を改正する
条例案」については、賛成をいたしますが、
一言意見を付しておきたいと思います。
このたびの青森県
附属機関に関する条例の一部を改正する
条例案については、
障害者基本法の改正に伴い、青森県
障害者施策推進協議会の
担当事務に
障害者施策の
実施状況の監視が追加されたものであります。
障害者基本法改正の目的は、
国連総会で二〇〇六年十二月採択された
障害者権利条約の批准に向けて、
国内法制をその理念、趣旨に沿う形で整備することにありました。
障害者権利条約を特徴づけるものの一つに、
当事者参加があります。しかし、日本の重立った
障害者団体で構成する
日本障害者フォーラム(JDF)は、
障害者基本法の
抜本的改正についての
JDF統一要求書を発表し、
法改正案に対し、その内容は、
障害者権利条約や第一次意見、第二次意見の内容を十分に反映したものになっていないと批判しました。しかも、
障害者制度改革推進会議を開催しないまま、約束をほごにして、内閣府が
改正案原案を了承するという経過の末、当時の菅内閣が閣議決定し、国会提出したものです。
日本共産党は、この
障害者基本法改正に当たって、当事者の意見を踏まえるという
基本原則が貫徹されていないことを批判し、
改正内容も不十分であることから修正案を提案しつつも、基本法の改正には、
地域社会との共生、
差別禁止等一定の前進があり、原案に賛成しました。
幾つかの課題を残しながら、
障害者基本法は改正されました。今後、県としまして、当事者の意見を踏まえるという観点に立った
障害者施策が進められるよう要望申し上げておきます。
最後に、
受理番号第二号「
受動喫煙防止条例の
早期制定を求める陳情書」について、付託された
環境厚生常任委員会で不採択との報告でありますが、ぜひ採択すべきと考え、意見を申し上げます。
日本は、二〇〇七年に開かれた
FCTC締約国会議で、
受動喫煙防止条約に賛成票を投じ、その
実施期限は過ぎております。
青森県内では、飲食店や
宿泊施設(宴会場を含む)、
遊興施設などにおける
受動喫煙は実質的に何も規制されておらず、これを放置し続けることは、二〇一〇年二月の
厚生労働局長通知及び
WHOたばこ規制枠組み条約(
FCTC)
受動喫煙防止ガイドラインに違反することになります。
この
受動喫煙防止ガイドラインには、
屋内全面禁煙のみが
受動喫煙防止対策であり、分煙は認められないこと、飲食店などを含むすべての職場、
公共的施設を例外なく
全面禁煙にすべきこと、罰則を伴う
立法措置を行うことの三条件を明確にしており、欧米のみならず、世界の多数の国で
ガイドラインにのっとった法制化が進められています。
青森県でも、
FCTCガイドラインの三条件を満たした
受動喫煙防止条例の制定を強く求めるものです。
以上、壇上からの一部
反対討論を終わります。
16
◯議長(高樋 憲)
賛成討論、七番
藤川友信議員の登壇を許可いたします。――
藤川議員。
17 ◯七番(
藤川友信) 自由民主党の
藤川友信でございます。
賛成討論を行います。
本定例会に提出され、本日採決に付されますのは、議案第一号から議案第八号までの
条例案八件、議案第九号及び議案第十号の
単行議案二件並びに専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件、二件であり、そのすべてに賛成、同意及び承認をするものであります。
初めに、議案第一号「青森県予算の執行に関する調査等の対象となる法人を定める
条例案」について所見を申し上げます。
本条例は、知事による予算の執行に関する調査等、並びに、その
経営状況を説明する書類の作成及び議会への提出の対象となる法人の範囲を拡大するものであり、法人の経営の一層の透明化及び県予算のより適正な執行が確保されるものと期待するとともに、さらなる
公社改革の推進をお願いするものであります。
また、
地方制度調査会の答申においては、議会の
監視機能の向上も求められているところであり、我々県議会としても、これまで以上に
出資法人等の
経営状況を厳しい目でチェックし、
監視機能を発揮してまいりたいと考えております。
次に、議案第六号「青森県県税の
特別措置に関する条例の一部を改正する
条例案」について申し上げます。
今回の改正は、青森県
復興推進計画、あ
おもり生業(なりわい)
づくり復興特区に定める
復興産業集積区域内における施設、設備の新増設に対し、事業税、
不動産取得税及び
固定資産税の
課税免除を行うものであり、
被災地域における
企業立地や新たな
設備投資、ひいては雇用の創出に寄与するものと期待されるところであります。
県におかれましては、引き続き青森県
復興ビジョンに基づく
創造的復興について、着実に、かつ
スピード感を持ってしっかりと取り組んでいただくよう強く要望いたします。
加えて、我が国が震災から立ち直り、真の復興を遂げるために欠かせないのが、将来にわたり持続可能な
エネルギー政策であります。
本定例会においても多くの議論がなされ、知事からも御答弁がありましたが、本県がこれまで、国の
基本政策である
原子力発電・
核燃料サイクル政策に対し、苦渋の決断をしながら長年にわたって協力してきたという経緯は非常に重いものであり、国家として決定した揺るぎない部分、地域と取り交わした約束は、今後も確実に守っていただく必要があるものと考えております。
今後、国においては、現実的かつ長期的な観点から、責任ある判断をしていただくよう、我々県議会としても国に意見していくとともに、国の対応をしっかりと見きわめていきたいと考えております。
以上を申し上げ、
賛成討論といたします。
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◯議長(高樋 憲) これをもって討論を終わります。
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◎ 議 案 採 決
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19
◯議長(高樋 憲) これより議案の採決をいたします。
議案第十号「青森県
収用委員会の委員及び
予備委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
20
◯議長(高樋 憲)
起立総員であります。よって、本件は同意されました。
議案第四号、議案第九号及び報告第一号、以上三件は
所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
21
◯議長(高樋 憲) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第一号から議案第三号まで、議案第五号から議案第八号まで及び報告第二号、以上八件は
所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
22
◯議長(高樋 憲)
起立総員であります。よって、原案は可決されました。
──────────────────────
◎ 陳 情 採 決
──────────────────────
23
◯議長(高樋 憲) 次に、陳情の採決をいたします。
陳情受理番号第二号に対する
委員長の報告は不採択であります。本件は、
所管委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
24
◯議長(高樋 憲) 起立多数であります。よって、
陳情受理番号第二号は不採択とすることに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。
委員会審査報告書中、
特定付託案件について閉会中の
継続審査の申し出があります。これを
継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
25
◯議長(高樋 憲) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◎ 発 議 案 上 程
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◯議長(高樋 憲) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。
発議第二号を議題といたします。
──────────────────────
◎ 発 議 案 採 決
──────────────────────
27
◯議長(高樋 憲) お諮りいたします。発議第二号は、
提案理由説明、質疑、
委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28
◯議長(高樋 憲) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
発議第二号を採決いたします。
発議第二号「北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書案」、本件の原案に賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
29
◯議長(高樋 憲)
起立総員であります。よって、原案は可決されました。
なお、意見書の取り扱いについては、本職に御一任願います。
暫時休憩いたします。
午後一時二十九分休憩
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午後二時十分再開
30 ◯副議長(相川正光) 休憩前に引き続いて会議を開きます。
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◎ 議長の辞職及び選挙
──────────────────────
31 ◯副議長(相川正光) 高樋憲議長から議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。議長辞職の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
議長辞職の件を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により高樋憲議員を除斥いたします。
〔高樋憲議員、退場〕
33 ◯副議長(相川正光) 辞職願を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
辞 職 願
このたび一身上の都合により議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。
平成二十四年六月二十九日
青森県議会議長 高樋 憲
青森県議会副議長 相 川 正 光 殿
34 ◯副議長(相川正光) お諮りいたします。高樋憲議長の辞職を許可することに賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
35 ◯副議長(相川正光) 起立多数であります。よって、高樋憲議長の辞職を許可することに決定いたしました。
高樋憲議員の除斥を解き、入場を求めます。
〔高樋憲議員、入場〕
36 ◯副議長(相川正光) 高樋憲議員のごあいさつがあります。
37 ◯一番(高樋 憲) 退任のあいさつの機会をいただきまして、まず感謝を申し上げます。
約一年間、皆様方の御指導をいただき、議長の職を全うさせていただきました。一年間、私なりにいろいろ大変勉強になり、感謝を申し上げる次第であります。
今後は、一議員として県民にとって評価される議員活動を皆さんとともに歩んでいきたいと思いますので、一層の御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、あいさつといたします。
大変お世話になりました。
38 ◯副議長(相川正光) お諮りいたします。議長が欠員となりましたので、議長の選挙を日程に追加し、順序を変更して、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
39 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより議長の選挙を行います。
議場の閉鎖をいたします。
〔議場閉鎖〕
40 ◯副議長(相川正光) ただいまの出席議員数は四十八人であります。
会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十五番工藤慎康議員、十七番
小桧山吉紀議員、三十二番山田知議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
41 ◯副議長(相川正光) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕
42 ◯副議長(相川正光) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
43 ◯副議長(相川正光) 異常なしと認めます。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次御投票願います。
〔投 票〕
44 ◯副議長(相川正光) 投票漏れはありませんか。
〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯副議長(相川正光) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
先ほど指名いたしました方々の立ち会いを願います。
〔開 票〕
46 ◯副議長(相川正光) 選挙の結果を報告いたします。投票総数四十八票――有効投票四十四票、無効投票四票。有効投票中、西谷洌議員三十四票、中村寿文議員八票、諏訪益一議員二票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十一票であります。よって、西谷洌議員が議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
47 ◯副議長(相川正光) ただいま議長になられました西谷洌議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。
議長に当選されました西谷洌議員のごあいさつがあります。
48 ◯四十二番(西谷 洌) ただいま高樋議長辞任の後を受けまして、議員各位から御支持、御指名をいただきまして議長に就任することになりました西谷洌です。
三村県政二期八年、青森の姿は大変変わりました。経済不況の中でこのような発展を遂げているやさき、昨年の東日本大震災、大きな痛手を受けた最中であります。
三村知事九年目、この災害に対する復旧・復興に、今までのことをめげずに一生懸命頑張ろうとしているその姿を見て、私も県政発展のために、議長として誠心誠意最大限の努力をしたいと思います。
議員各位、そして、県役職員、マスコミの皆さんも御支持、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
49 ◯副議長(相川正光) これをもって本職の職務は終わりました。
議長と席を交代いたします。
〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕
50
◯議長(西谷 洌) 暫時休憩いたします。
午後二時二十五分休憩
──────────────────────
午後三時再開
51 ◯副議長(相川正光) 休憩前に引き続いて会議を開きます。
──────────────────────
◎ 議会運営委員及び特別委員の辞任及び選任
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52 ◯副議長(相川正光) 西谷洌議員から議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員を辞任したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員辞任の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件を議題といたします。
お諮りいたします。西谷洌議員の議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
54 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
ただいま欠員となりました議会運営委員を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により阿部広悦議員を議会運営委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
次に、ただいま欠員となりました原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により高樋憲議員を原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
57 ◯副議長(相川正光) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
議長と席を交代いたします。
〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕
──────────────────────
◎ 副議長の辞職及び選挙
──────────────────────
58
◯議長(西谷 洌) 相川正光副議長から副議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。副議長辞職の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
副議長辞職の件を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により相川正光議員を除斥いたします。
〔相川正光議員、退場〕
60
◯議長(西谷 洌) 辞職願を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
辞 職 願
このたび一身上の都合により副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。
平成二十四年六月二十九日
青森県議会副議長 相 川 正 光
青森県議会議長 西谷 洌 殿
61
◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。相川正光副議長の辞職を許可することに賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
62
◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、相川正光副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
相川正光議員の除斥を解き、入場を求めます。
〔相川正光議員、入場〕
63
◯議長(西谷 洌) 相川正光議員のごあいさつがあります。
64 ◯二十九番(相川正光) 退任に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
昨年五月の臨時議会におきまして、議員各位の御推挙をいただきまして、副議長という重責を仰せつかりました。
きょうまで滞りなくこうして無事務めることができましたのも、議員各位の御指導、そして執行部の皆さん方の御協力、そして議会事務局のサポートのおかげであります。
心から感謝を申し上げまして、退任に当たってのお礼の言葉にかえさせていただきます。
ありがとうございました。
65
◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙を日程に追加し、順序を変更して、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
66
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより副議長の選挙を行います。
議場の閉鎖をいたします。
〔議場閉鎖〕
67
◯議長(西谷 洌) ただいまの出席議員数は四十八人であります。
会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十五番工藤慎康議員、十七番
小桧山吉紀議員、三十二番山田知議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
68
◯議長(西谷 洌) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕
69
◯議長(西谷 洌) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
70
◯議長(西谷 洌) 異常なしと認めます。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次御投票願います。
〔投 票〕
71
◯議長(西谷 洌) 投票漏れはありませんか。
〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕
72
◯議長(西谷 洌) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
先ほど指名いたしました方々の立ち会いを願います。
〔開 票〕
73
◯議長(西谷 洌) 選挙の結果を報告いたします。投票総数四十八票――有効投票四十四票、無効投票四票。有効投票中、森内之保留議員三十三票、北紀一議員九票、
安藤晴美議員二票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十一票であります。よって、森内之保留議員が副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
74
◯議長(西谷 洌) ただいま副議長に当選されました森内之保留議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。
副議長に当選されました森内之保留議員のごあいさつがあります。
75 ◯三十六番(森内之保留) ただいま議員各位の御推挙により、第七十六代副議長を仰せつかりました森内之保留でございます。
親子二代において副議長を仰せつかったこと、光栄に存じております。
西谷議長のもと、支えながら、スムーズな議会運営、そして、県民の生活向上、幸せのため努力してまいりますので、今後とも御協力のほどよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
76
◯議長(西谷 洌) 暫時休憩いたします。
午後三時十七分休憩
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午後三時三十八分再開
77
◯議長(西谷 洌) 休憩前に引き続いて会議を開きます。
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◎ 議 長 報 告
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78
◯議長(西谷 洌) 先ほど開催された議会運営
委員会において
委員長の互選を行った結果、
委員長に阿部広悦議員が当選したので、御報告いたします。
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◎ 特別委員の辞任及び選任
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79
◯議長(西谷 洌) 森内之保留議員から新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員を辞任したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
80
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件を議題といたします。
お諮りいたします。森内之保留議員の新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
81
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件を日程に追加し、順序を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
82
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
ただいま欠員となりました新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により相川正光議員を新幹線・鉄道問題対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
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◎ 議 員 派 遣
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84
◯議長(西谷 洌) 議員の派遣を議題といたします。
会議規則第百二十三条第一項の規定により、お手元に配付の議員の派遣について採決いたします。なお、本件は二回に分けて採決いたします。
お手元に配付のナンバー一からナンバー三までの海外派遣について、派遣を決定することに賛成の方は御起立を願います。
〔
賛成者起立〕
85
◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
次に、お諮りいたします。お手元に配付のナンバー四からナンバー六までの国内派遣について、派遣を決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
86
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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87
◯議長(西谷 洌) 以上をもって議事は全部終了いたしました。
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◎ 閉 会 あ い さ つ
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88
◯議長(西谷 洌) 知事のごあいさつがあります。――知事。
89 ◯知事(三村申吾) 県議会第二百七十回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今回の議会におきましては、去る六月十四日開会以来、本日まで十六日間にわたり、本議会に提案いたしました青森県予算の執行に関する調査等の対象となる法人を定める
条例案など十二件につきまして慎重な御審議をいただき、それぞれ原案どおり御議決、御同意並びに御承認をいただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程におきまして議員各位からいただきました御意見を十分尊重し、最善の効果をおさめるよう誠意をもって努力していきたいと思いますので、何とぞ一層の御協力をお願い申し上げます。
なお、高樋憲前議長及び相川正光同副議長におかれましては、本日をもってそれぞれ議長、副議長の職を去られることになりました。御在職中の御労苦に対し、心からおねぎらいを申し上げますとともに、県政運営に対する格別の御支援、御協力に深く感謝申し上げます。
また、後任の議長として西谷洌議員が、及び、副議長として森内之保留議員が選任されました。県民の皆様の負託にこたえ、県勢進展のため、ますます御活躍されますよう心から念願をいたします。
以上、閉会のごあいさつといたします。
90
◯議長(西谷 洌) これをもって第二百七十回定例会を閉会いたします。
午後三時四十三分閉会
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