青森県議会 2011-11-21
平成23年総務企画委員会 本文 開催日: 2011-11-21
25
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか。──
花田委員。
26
◯花田委員
おはようございます。
FDA(フジドリームエアラインズ)
青森・
名古屋線の2便化に向けた
働きかけについて質問をさせていただきます。2点お伺いします。
FDAが7月から
運航を始めた
青森・
名古屋線は、
運航開始から4カ月が経過しましたが、この間の
利用状況についてお伺いします。
また、ここに来て2便化が話題となっておりますけれども、その背景と2便化の
実現可能性についてお伺いします。
27
◯山谷交通政策課長
FDAの
青森・
名古屋線につきましては、7月2日から1日1
往復で
運航を開始し、7月中は不定期で9日間、8月からはデーリーで毎日
運航しております。
8月以降の
利用率は、8月が79.7%、9月は72.2%、10月は74.5%となっています。特に、9月の
搭乗率は、
FDAが就航している
路線の中では、
松本・
札幌線の83.2%、
松本・
福岡線の72.4%に次いで第3位の高い数字を残しています。
現在、
FDAは76人乗りのエンブラエル170型機を3機、84人乗りの同175型機を2機保有し、
名古屋小牧から
福岡に1日5
往復、熊本に2
往復、
青森、いわて
花巻に各1
往復、
静岡空港から
福岡に2
往復、
札幌千歳に月・水・金の週3日、鹿児島に火・木・土の週3日で各1
往復、このほかに、
福岡・新潟間、
福岡・
松本間、
松本・
札幌千歳間に各1
往復、合計10
路線に1日
当たり15
往復を
運航しています。
FDAの
関係者の話では、11月中に新たに1機を導入し、
慣熟訓練や
機体整備のローテーションを調整した上で、来年の春から6機体制で
運航する予定であるとのことです。この1機ふやすことで新たに1日
当たり3
往復の
運航が可能となります。
県では、
FDAに対し、これまでも2便化について
要望してきましたが、先般、10月7日に
岩手県庁を訪れた
FDA鈴木会長が
新聞記者の取材に対して、「増便を真剣に検討しており、
青森、
花巻のどちらかになる」といった2便化の
実現に関した
発言があったことについて
報道されております。
以上です。
28
◯花田委員
次に、11月3日に
知事が
県内経済団体の
皆さんとともに
FDA鈴木社長に
青森・
名古屋線の2便化を要請しましたが、そのときの
要請内容と
FDAの回答、2便化の
実現に向けた感触についてお伺いします。
29
◯山谷交通政策課長
この
青森、
花巻のどちらかになるとの
FDA鈴木社長の
発言を受けまして、県では、
三村知事を先頭に、
青森商工会議所副会頭、みちのく銀行副頭取、
青森銀行常務取締役、
青森空港ビル社長から成る
ミッション団を結成し、11月3日、この日は文化の日でお休みでしたけれども、社長に時間をとっていただき、夜7時から
FDA本社のある静岡市において、
青森・
名古屋線について、
花巻・
名古屋線とともに2便化するよう
FDA鈴木社長に
要望を行いました。
要望では、昨年10月末まで
JALが1日2便体制で
運航していた
青森・
名古屋線は、
本県と
名古屋圏との経済・
観光面等での交流を長年に渡り支えてきた
路線であり、
運航の再開は
県民の悲願であったことから、就航後の
利用率が非常に高く推移しており、同
路線の
重要性が改めて認識されたこと、しかし、一方で、現在の1日1
往復の
運航ダイヤでは、ビジネスや観光での
利用者を十分に吸収し切れていない面があり、これまで
JALが
運航していたときの年間11万人もの
利用実績を踏まえると、2便化により
提供座席が今の2倍になった場合でも高い
搭乗率でこれを吸収できることを説明いたしました。
これに対し、
鈴木社長からは、これから
冬期間の
利用状況を見ながら
青森・
名古屋線の2便化について真剣に検討したい。また、12月20日から1月9日まで
青森・
名古屋線に
臨時便を就航させることとしており、その
利用実績を参考にしたい旨の2便化に向けた前向きな
発言があったところです。
以上です。
30
◯花田委員
ありがとうございました。いち早くその2便化を進めていただけるように
要望いたします。
そしてまた、例えば
名古屋のあたりの若い人は、
青森と言ったら非常に雪が豊富ですから、それにあわせて、
スキーあるいはスノーボードをしたいと思っている若い
人たちがたくさんいると思うのです。そういう
人たちは
青森を越えて北海道に行ったりしています。そういった客を何とか
青森に引っ張ってこれるような広告の周知も含めて
要望をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
31
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか。
32
◯工藤(慎)副
委員長
関連。
33
◯滝沢委員長
では、副
委員長。
34
◯工藤(慎)副
委員長
今の
花田委員の質問の最後の
要望について、
冬期間の
利用についての
お話がありました。せんだって我々
常任委員会で
FDAを訪問した際、
冬期間の
利用増進に向けて
FDAの当時の
取り組みとして、各地区からの
スキー客の取り込みをやられたという
お話を聞いてきました。
FDAからは、
本県における
スキー場の
運営者サイドでの対応ができないという回答があった旨の
お話があったわけです。
観光にかかわるところは、
所管外になるのですが、その
お話を聞いた我々
常任委員会の
執行部サイドとして、商工とのその意見交換なり、今後の
取り組みについての共同体制等を含めた
取り組みについてお伺いしたいと思います。
35
◯山谷交通政策課長
ただいまの御指摘につきましては、ことしの10月から11月にかけて、
FDA社内において、
冬期間に九州からトランジット(乗り継ぎ)で
東北方面に来るお客様用の商品をつくる。その際の
スキー客、スノーボード客ということで県内の
スキー場、ホテルに声がけをしたそうです。そのときの回答としては、例えば10人以上であれば対応できるけれども、個人のお客様で2名、3名とかそういった少人数であると、なかなか空港まで送迎というのは難しいという回答があり、
青森県の
スキー場は、この冬の
FDAの商品にはのらなかったという経緯がございます。岩手の場合は、安比とかかなり大規模なホテル、
スキー場がございますので対応が可能なようだったのですが、
本県の場合は、
スキー場の規模、ホテルの規模も小さいので、そのお声がけがあった段階ではちょっと難しいという答えを出してしまったようです。
この点に関しましては、基本的に
スキー場と空港間の送迎バスの問題で、観光
事業者、
スキー場経営者の経営判断になるのですが、この問題につきましては、観光国際戦略局としても、もう既に問題意識を持っておりまして、連携しながら、再来年の冬に向けてその
利用者確保の観点からもいろいろ検討し、工夫して、知恵を絞っていきたいと考えております。
以上です。
36
◯工藤(慎)副
委員長
今後の
取り組みについて
お話しいただきました。これは
所管外ですので、私の意見として1つ聞いていただきたいのですが、現在の旅行人数というのは団体ではなくて個人なのです。これはもう周知の事実であります。観光局でも、それについては数年前から取り組んでいると聞いております。地元の意識啓発は必須でありますし、また、
青森空港を拠点としたいろいろな
取り組み、取り込みについて交通政策課として取り組んでいるわけですから、
関係部局と部局横断的な
取り組みをぜひお願いしたいと思います。
以上でございます。
37
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか──
工藤委員。
38
◯工藤(義)
委員
関連した質問ですが、
青森・
名古屋線の2便化が実現する場合、いろいろな条件が示されていますが、
実現するとすれば、正式決定の時期、また、その前後のこれからのスケジュール、動きを伺いたいと思います。
39
◯山谷交通政策課長
今後の2便化に向けた動き、スケジュールでございますが、この2便化に向けましては、保有機材が現在の5機体制から6機体制に増加する来年3月25日から始まる夏ダイヤでの実施が可能性として高いものでございます。飛行機の業界は、ウインタースケジュールとサマースケジュールという、年に2回大規模なダイヤ改正があるのですが、その夏ダイヤ、3月25日からの可能性が高いものと思われます。
そのためには、現在、
FDAにおいて、
青森・
名古屋線を含む全
路線の便数やダイヤについて検討しているところでありまして、ことし1月下旬までにはどうするのかを社内的に決定し、国土交通省に届け出をした上で発表するというスケジュールになっております。
40
◯工藤(義)
委員
前回、
FDAへ調査に行ってから、副
委員長と
お話ししたとき、当然向こう側としては、通年で2便にするのは
冬期間が非常に問題だと。冬はどうしても、客足が落ちると。そのとき副
委員長と言っていたは、向こうだってこっちへ回せば
往復になるので、
青森県もそういう
対策を練ってくれという
お話だったので、さっきの商工観光とも連携していくのでしょうが、最後の質問として、
青森・
名古屋線については、東日本大震災からの復興支援を目的として
花巻・
名古屋線とともに
運航を開始したわけです。この2便化の
実現に向けて、今後、その
花巻とライバル
関係になるとも想定されます。
FDAが両方2便にしてくれればいいのですけれども、その
花巻との
関係について、県はどのようなスタンスで臨むのか伺いたいと思います。
41
◯山谷交通政策課長
答弁の前に、先ほどの答弁で、私、ことし1月に決定すると申し上げましたけれども、来年1月に決定し国土交通省に届け出をするというスケジュールになっております。訂正いたします。
花巻との
関係でございますが、この
青森・
名古屋線の就航が
実現した背景といたしましては、
FDAが、東日本大震災で甚大な被害を受けた
東北地方への復興支援の一環として
名古屋小牧空港と
東北地方とを結ぶ
路線を確保する、そのために
花巻・
名古屋線とともに
青森・
名古屋線が就航したという経緯がございます。
このようなことから、県としては、今後の震災復興を加速させるためにも両
路線の充実が必要であると考えておりまして、
青森、
花巻ともに2便化できるよう
FDAに
要望しているところでございます。また、岩手県においても、両
路線とも増便するよう
FDAに
要望しております。
これは、我々
青森県の
要望書でございます。この中には、「同じく
運航を開始した
花巻・
名古屋線とともに」というフレーズがございます。そして、こちらは岩手県の
要望書でございますけれども、この中にも「
青森・
名古屋小牧線とともに」というフレーズがございます。そういった形で、今後も引き続き、両
路線の充実を図るため、岩手県や就航先であります愛知県と連携、協調しながら、
FDAや国、国土交通省等に
働きかけていきたいと考えております。
以上です。
42
◯工藤(義)
委員
十分わかりました。ぜひとも頑張って、何とか2便になるように
働きかけてほしいと思います。
以上です。
43
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか。関連。
44 ◯
奈良岡委員
関連です。関連して
要望を。
45
◯滝沢委員長
どうぞ。──
奈良岡委員。
46 ◯
奈良岡委員
御存じのとおり10月の27日
名古屋を訪れて、
FDA内山副社長さん、それから総務
部長、空港担当の方と営業本
部長等々がいらして、お目にかかりました。2便化については、個人的な理解ですが、私は、
会社としての
FDAの反応はよかったのではないかと。
帰り際に、ちょうど副社長さんがいらして、立ち話をしたのですが、立ち話なので、私も申し上げることがあいまいかもしれませんが、再来年、伊勢神宮の遷都のお祭りがあるそうです。それで、その前年、つまり来年と再来年に大きくお祭りをすると。そこで、先方から言われたのは、
青森からおよそ200名規模で伊勢神宮を訪れておりますという
お話でした。その200名の方々が、ぜひ
名古屋便を使って、地元に協力を呼びかけてくれないかということですので、先ほど副
委員長がおっしゃったように、これは観光のほうとの連携になるのか、そこはお任せをいたしますが、伊勢神宮の参拝客をターゲットにした情報の収集、また、
利用を何とかお考えいただければと思います。
なお、できれば、私が言ったことが間違いないかどうか、
FDAにお確かめいただければありがたいと思います。
以上、
要望です。
47
◯滝沢委員長
要望ですね。
48 ◯
奈良岡委員
はい。
49
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございませんか。
山谷交通政策課長。
50
◯山谷交通政策課長
ただいまのお伊勢、伊勢神宮のことに関して、実は、県内にはお伊勢講という風習といいますか、習わしといいましょうか、この講というのは恵比須講とか頼母子講とかの講で、
皆さんがお金を積み立てをして、そのお金をもってお伊勢参りに行くという、そういったものがあると。その県内における元締めといいましょうか、世話役といいましょうか、それをつがる市長がなさっているという情報を入手しております。せんだっても
知事が、何らかの会合の際に、つがる市長と一緒になったときに、そのお伊勢参り行くのであれば、ぜひ
FDAを使ってくれという話をしたと聞いておりますし、我々といたしましても、今後そういったグループなりに
FDAの
利用促進を
働きかけていきたいと思っております。
以上です。
51
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか。──伊吹
委員。
52 ◯伊吹
委員
私は、別の航空
会社のことを。実は、今
JAL便が羽田から
青森に戻ってくる際に、12時台、3時台、6時台の次が最終の7時台なのです。都内で仕事、会合等があって戻ってくるのに、6時台の次7時台というのは結構きついものがあるとの声もありまして、これもすぐ変えられるものではないと思いますので、次のダイヤの見直し等に向けて、
県民の利便性に資するような方向で御検討いただくようにできないものかと思っているのですが、いかがでしょうか。
53
◯山谷交通政策課長
まず、羽田便の増便につきましては、今羽田の発着枠の
関係がございまして、我々としても、
JALに対しては
働きかけを行っております。
ただ、現実問題で申し上げますと、
JALが今経営再建の途上にあるため、一応来年を目途にもう一回上場するのだと。経営再建するという中においては、増便イコール機材回しの
関係で、なかなか今の
状況では回せる機材がないという回答をいただいております。
その中で、その増便よりは、むしろ機材の大型化のほうが、すべての便は無理なのですが、特に
利用者の多い便については、大型化のほうが増便よりは現実味があるのではないかという答えをちょうだいしております。
54 ◯伊吹
委員
私の言い方がまずかったのですが、増便もさることながら、増便というよりは、ダイヤ編成、例えば最終便の時間をもう少し後にずらすとかできないものかと。つまり、6時台、7時台とびちびちにつながるよりも、もう少し余裕があったほうが最後帰ってくるときに余裕があるのかなと、そういう意味なのですが。
55
◯山谷交通政策課長
その件に関して、現在、羽田発18時45分ですか、1209便、その後が50分のスパンで最終便の1211便になっておりまして、確かに伊吹議員御指摘のとおり、ここは時間が短過ぎるということは問題点として認識しております。
今実は我々は、
JALの
青森支店といろいろと勉強をしております。1211便、最終便でございますが、新幹線の最終とお客様をとり合っているという現実がございます。それについて、もう少し柔軟な運用ができないかということについて
JALと後ろにずらす方向での検討を進めているところでございます。
以上です。
56 ◯伊吹
委員
ぜひ御検討を進めていただきたいと思います。
もう一点、私のほうから今度は、実は
東北新幹線全線開業から間もなく1周年を迎えます。そこで、ことしは東日本大震災もございました。今ようやく本当に戻りつつあるなという感じもして、きのうもかなりにぎわってはいたのですが、この開業1周年を迎えるに当たって、記念イベントなり、何かお考えになっているような迎え方等があればお聞かせいただきたいと思います。
57 ◯千葉新幹線・並行在来線調整監
伊吹
委員御指摘のとおり、昨年12月4日に新幹線が全線開業したわけですけれども、その後の大震災によりまして、当初我々が期待していたとおりの新幹線効果を獲得できていないというのが現状でございます。ただ、9月23日に新幹線が平常運転に再開した後は、秋の観光シーズンということもあったのですが、前年度に比べても50%近い盛岡以北の
利用者となっているとJRから聞いております。ですから、当初我々が想定していたように新幹線のお客様が実際ふえていると思います。
ただ、観光シーズンでしたので10月がそれぐらいあったと。ただ、これを継続してこの冬も同じような
利用客を獲得していかなければならないということは、我々
関係者もそうですが、地元の観光
施設なども皆同じように思っているところだと思います。
それで、1周年を迎えるに当たって、再度、その全線開業をもう一回スタートさせるという意気込みで、観光局もそうですが、我がほうとしても、
関係の
青森市、あるいは七戸町とイベントなりそういったものを今計画して、その開業の前後に盛り上げようということで取り組んでいるところです。
58 ◯伊吹
委員
しっかり、これをやっていただきたいと思います。
それともう一点、これは一度前に御指摘させていただいた冬の
対策、きのうもかなり冷え込んでいまして、風が吹きさらしになっていると。待合室は一部、屋上階に作っていただいた部分はあるのですけれども、やっぱり足りません。きのうも、子供が外で寒い中震えていることもあったりして、その後の整備
状況を御
報告いただきたいのですが。
59 ◯千葉新幹線・並行在来線調整監
昨年初めての冬を経験した新
青森駅でございますけれども、そういった初めての冬ということで、JRでも応急的に昨年は措置したわけです。これが十分でなかったということは、JRも当然同じような認識でございます。
それで、ことしの冬に向けましては、今、
委員御指摘になりました待合室は新幹線からおりて在来線に向かう改札と、そのコンコースを通って降りる間のところに待合室を設置いたしました。ここはちゃんとした壁で覆って、風が当たらないように個室になっている待合室で、冷暖房完備です。ただ、今御指摘のとおり、狭いということで、いすが30数席ということで、立って入る方も入れれば50名程度は入れるかもしれませんが、それでも足りないということかもしれません。
ただ、以前は在来線に乗り込むためにホームに降りなければいけなかったのですが、ホームに降りる手前に、何時何分どこ行きという表示を新たに電光掲示板で設置し、コンコースの中でも待てるようなこともすると聞いております。
また、ホーム上でも、津軽新城側、西側のほうですね。このホームをある程度囲うような形でそういった防風壁を設けたいと。ただその1面ではなくて、囲うようなコの字型になるようなことも今計画していて、12月の中旬ごろまでには設置したいということですので、昨年に比べて相当な効果が出るのではないかと考えております。
60 ◯伊吹
委員
委員長、
要望。
61
◯滝沢委員長
伊吹
委員。
62 ◯伊吹
委員
よろしくお願いします。
それで、消防法上の問題もあるとは思うのですが、できれば、あれだけ広いコンコースですので、ちょっと座って待てるようないすを置いていただくということもまた提示していいのかなということと、今囲うというのがありましたが、できれば、列車の乗降する部分を両サイドに風が吹き抜けないような工夫を将来的には検討していただきたい。それは難しいかもしれませんが、雪国ならではの
状況にどう対応するのかということはお願いしたいと。
それと、最後に1点、これは
要望なのですが、実は、おもてなしという点では、お声がけも大事なんだと思うのです。最終の新幹線から降りてきたときは、みんな結構疲れて戻ってきています。あるいは、観光でいらっしゃっている方々も、いよいよ
青森だなという思いで降り立つわけです。そうしたときに、無言でお出迎えというよりは、ようこそいらっしゃいました、あるいはお帰りなさいといったお声がけとともに、できれば、何かしら
青森らしさでもいいし、イメージアップをするような音楽、BGMが何か流れているということだけでも、その場の雰囲気を変える効果があるのかなと思います。それがどういった音楽がいいのか。個人的にはジャズなどがいいんじゃないかと思うのですが、三味線でも日中はいいでしょう。ただ、夜中帰ってきたときに、にぎやかなというよりは静かにお出迎えするみたいなことがいいのかなという思いもありますし、そのようなことも含めて、おもてなしの
あり方について、ぜひ、この間
お話があった協議会等もあるかと思いますので、そういった場でぜひ御検討を進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
63
◯滝沢委員長
ほかに
質疑はございますか。──副
委員長。
64
◯工藤(慎)副
委員長
ただいまの伊吹
委員の
JALについての質問について関連して、引き続き関連でお伺いしたいと思います。
先ほど御答弁の中に日本航空の経営再建の
お話がありました。現状どのような段階にあるのか、もしおわかりであればお聞かせ願いたいのですが。
65
◯山谷交通政策課長
財務の面、お金の面、負債の面の整理については残念ながら情報は入手しておりません。しかし、
JALのいろいろな方の
お話の中で、来年度きちんと整理して再生
JALとしてスタートすることを前提に、既に事務レベルでは、新しいスタートを切ることを前提に、その
路線であるとか機材回しとかの勉強をもう始めているという
状況だそうです。
66
◯工藤(慎)副
委員長
JALは、大型機材の売却、機材の小型化、それと就航
搭乗率、機材を小さくすれば当然
搭乗率は大きくなりますから、それを目指しているという話を聞いています。
これは再建前の
お話ですけれども、三沢空港の例だと思います。三沢空港の東京便、1日4便、
往復で8便あったわけですけれども、現状は3
往復、6便のみです。なぜこうなったのか。以前から
お話しさせていただいているのですけれども、
JALがよくやる手なのです。三沢空港で、利便性を悪くして
搭乗率を下げることによって減便するという手をやったのです。同じようなことが
青森空港でならないように注視していただきたい。経営再建中を理由にやる可能性があるわけです。再建の前でもやっていましたから。前からその話はさせていただいていますので。
以前、3年ぐらい前ですか、この
常任委員会で全日空へ
要望したときの回答が、羽田のスポット枠の増加に応じて全日空さんも考えると。ダブルトラック化という話はあったのですけれども、いまだにないわけです。その点を含めて再度またアプローチしていただきますようにお願い申し上げます。
以上です。
67
◯滝沢委員長
ほかにございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
ないようでありますから、これをもって
企画政策部関係の
審査を終わります。
以上をもって、
総務企画委員会を終わります。
なお、12月13日、14日の両日にかけて陳情を今調整中でございます。
委員の皆様方には後ほど決まりましたら御案内いたしますので、よろしくお願いします。
以上でございます。
○閉 会 午前11時54分
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