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  1. 青森県議会 2011-11-02
    平成23年全員協議会  本文 開催日: 2011-11-02


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯高樋議長 ただいまより議員全員協議会を開催いたします。    ──────────────────────       ◎ 知  事  報  告    ────────────────────── 2 ◯高樋議長 オーダーメード型貸し工場活用に係るこれまでの経緯と今後の方針について、知事報告を求めます。──知事。 3 ◯三村知事 おはようございます。  それでは、私から、オーダーメード型貸し工場活用に係るこれまでの経緯と今後の方針について御報告を申し上げます。  まず、オーダーメード型貸し工場利用企業として相和物株式会社株式会社サンテクノロジーにおいて合弁会社設立を目指しておりましたが、このたび合弁解消に至り、県議会並びに県民皆様に御心配をおかけしていることについておわびを申し上げます。  最初に、これまでの経緯について御報告をいたします。  オーダーメード型貸し工場につきましては、エーアイエス株式会社が当工場利用し操業してきましたが、平成二十二年十一月二十九日に自己破産手続開始申し立てに至った状況を踏まえ、県では、県民負担を生じさせないことに加え、同社技術継続技術者雇用維持確保を図る観点から、財団法人21あおもり産業総合支援センターと連携し、さまざまな企業に対して貸し工場早期活用を働きかけてきました。  その結果、六ヶ所村に本社を有する相和物株式会社が、貸し工場等利用し生産を行いたい旨の意向を示したところです。  このため、本年二月定例県議会において、同センター貸し工場建設に伴う金融機関借入金債務残高約二十億七千万円、エーアイエス株式会社破産申し立て以降のクリーンルーム維持管理機械設備取得費等約八億三千万円、合わせて約二十九億円の同センターへの貸し付けに係る予算について御議決いただきました。  この際、貸し工場利用企業経営基盤強化策の一環として、合弁会社設立めどがついた段階で、県議会報告した上で、同センターからの金融機関への返済や貸し工場の正式なリース契約を締結するとされたところであります。  その後、貸し工場利用企業として相和物株式会社株式会社サンテクノロジーとの間で合弁会社設立基本合意がなされましたことを踏まえ、県としては、合弁会社設立めどがつき、貸し工場利用企業として経営基盤安定化営業力強化が図られるものと判断し、六月定例県議会に御報告するとともに、本定例会閉会後に、同センター金融機関借入金約二十億七千万円を返済いたしました。  合弁会社設立に向けた協議につきましては、役員構成等会社運営の基本的な事項をめぐり一時的に膠着状態にありましたが、県の調整により、八月以降、両社を初め県及び同センターを加えた四者協議の場が設定されるなど、合弁会社運営方法事業内容について協議を進めるとともに、両社による合弁会社設立意向は変わりがないことを確認してきました。  また、十月上旬に開催いたしました県、株式会社サンテクノロジー協議では、県から同社に対し、速やかな合弁会社設立に向けた必須条件の提示を求めていたところであります。  こうした中、十月十七日に株式会社サンテクノロジーから合弁会社設立を白紙撤回するとの文書が提出されたことを受け、真意を確認していたところ、その二日後に、同社矢次社長から、提出された文書のとおり合弁会社設立について白紙撤回させていただくことを了承願いたい旨の回答がありました。  県としては、この経緯を踏まえ、株式会社サンテクノロジーと相和物株式会社合弁会社設立については困難と判断するに至ったところであり、このような結果になりましたことは、これまで合弁会社設立に向けて関係者努力を重ねてきただけに、まことに残念であると同時に、本合弁会社設立を実現できなかったことにより県議会並びに県民皆様方に御心配をおかけしていることについて、改めて深くおわびを申し上げます。  次に、新たな枠組みについて御報告をします。  県としては、貸し工場利用企業経営基盤安定強化を図り、計画的にリース料を徴収することにより県民負担を生じさせないことが最も重要であるとの認識のもと、合弁の新たな枠組みの構築が必要であると考え、早期の新たな合弁会社設立に向け、あらゆる努力を傾注してきたところであります。
     その結果、今般、群馬県に本社があり、タッチパネル等製造販売を行っている株式会社翔栄と相和物株式会社の間で合弁会社設立に向けた合意がなされ、十月三十一日には両社による共同記者会見が実施されたところであります。  株式会社翔栄は、エーアイエス株式会社の破綻後いち早く貸し工場利用に関心を示していた企業であり、現在、主力製品タッチパネル受注増に伴い、相和物株式会社との商談を進め、十一月には試作品発注等を予定しております。  また、耐久性にもすぐれたタッチパネルを製造し、さらに薄型加工にも成功するなど高い技術力を有するとともに、創業約三十年の実績を有しております。  特に、カーナビなど車載用タッチパネル大手メーカーなどとの取引実績があるほか、世界に数社しかない抵抗膜式ガラス等によるタッチパネルを生産するメーカーであり、同社出荷先の七割が海外を占め、高い収益性を確保しております。  次に、今後の対応について御報告をいたします。  県としては、これまで培ってきた技術継続発展従業員雇用の場を確保していくことが重要であり、今回の新会社設立により、経営基盤安定化営業力強化が図られ、貸し工場の安定的な活用に資するものと考えております。  合弁会社設立後、貸し工場の正式なリース契約に向けて手続を進めることといたしたいところでありますが、正式な合弁会社設立には詳細な手続に一定の期間を要するものであり、また、一方では、現在、相和物株式会社では、百名近い従業員雇用し、貸し工場を順調に稼働しており、十月からは予定どおりリース料を支払っていることを踏まえ、暫定的な措置として取り交わしている貸し工場利用に係る覚書について、十一月末まで延長したところです。  県からの同センターに対する貸付金約二十九億円については、新会社から徴収するリース料等により二十年以内に全額を回収いたします。リース料については、同センターと連携しながら、新会社経営状況同社を取り巻く経営環境等を踏まえ、さらなる早期回収に努めることとしております。また、県は、会計専門家、同センターなどと連携し、定期的に会社経営状況等をチェックするともに、適切な指導等を行うこととしております。  県としては、今後とも、貸し工場における雇用維持拡大技術発展を図ることにより本県の産業振興につなげるとともに、安定的な工場運営体制を構築することにより、リース料を計画的に徴収し、県民負担が生じないよう最大限の努力をしてまいる所存でございます。  以上をもちまして、オーダーメード型貸し工場活用に係るこれまでの経緯と今後の方針について御報告申し上げましたが、御質問に応じ、本職を初め関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。  何とぞ御理解賜りますようお願いを申し上げます。  以上であります。 4 ◯高樋議長 以上をもって知事報告を終わります。  なお、ただいまの報告に対する質疑は十一月八日に行うことといたします。  本日はこれをもって終了いたします。 午前十時九分散会 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...