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  1. 青森県議会 2010-12-07
    ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)総合対策を求める意見書 開催日: 2010-12-07


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 (可決) ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)総合対策を求める意見書  ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)は、致死率の高い「成人T細胞白血病ATL)」や、進行性の歩行・排尿障害を伴う「せき髄疾患HAM)」等を引き起こします。国内の感染者数キャリア)は100万人以上と推定され、その数はB型・C型肝炎に匹敵します。毎年約1000人以上がATLで命を落とし、HAM発症者は激痛や両足麻痺排尿障害に苦しんでいます。一度感染すると現代の医学ではウイルスを排除することができず、いまだに根本的な治療法は確立されていません。  現在の主な感染経路は、母乳を介して母親から子ども感染する母子感染性交渉による感染であり、そのうち母子感染が6割以上を占めています。このウイルスの特徴は、感染から発症までの潜伏期間が40年から60年と期間が長いことです。そのため、自分自身キャリアであると知らずに子ども母乳で育て、数年後に自身発症して初めて我が子に感染させてしまったことを知らされるケースがあります。この場合、母親の苦悩は言葉では言い表せません。一部自治体では、妊婦健康診査時にHTLV-抗体検査を実施し、陽性の妊婦には授乳指導を行うことで、効果的に感染拡大を防止しています。  平成22年10月6日、厚生労働省は、官邸に設置された「HTLV-特命チーム」における決定を受け、HTLV-抗体検査妊婦健康診査の標準的な検査項目に追加し、妊婦健康診査臨時特例交付金に基づく公費負担対象とできるよう、通知を改正し、各自治体に発出しました。これにより全国で感染拡大防止対策が実施されることになります。そのためには、医療関係者カウンセリング研修キャリア妊婦等相談体制充実を図るとともに、診療拠点病院の整備、予防治療法研究開発国民への正しい知識普及啓発等の総合的な対策の推進が不可欠です。  よって政府におかれましては、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)の感染拡大防止に伴う「HTLV-総合対策」を推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望いたします。                   記 一、医療関係者地域保健担当者対象とした研修会を早急に実施すること。 一、感染者および発症者相談支援体制充実を図ること。 一、発症予防治療法に関する研究開発を大幅に推進すること。 一、国民に対する正しい知識普及と理解の促進を図ること。 一、発症者への支援福祉対策を推進すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成22年12月7日                              青 森 県 議 会 (第264回定例会・発議第12号・山内和夫外40名提出) Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...