青森県議会 2010-10-06
平成22年第263回定例会(第7号) 本文 開催日: 2010-10-06
開業まで残された時間はわずかでありますが、我が会派といたしましても不退転の覚悟で国に要請していく所存でありますので、県におかれましても、議会との密接な連携のもと、全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。
次に、議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算案」青森県新
産業都市建設事業団に対する無
利子貸し付けについて見解を申し上げます。
今回、県が同
事業団に対して行う桔梗野
工業団地に係る
支援策につきましては、県も八戸市も設置団体となっている同
事業団の多額の負債に係る金利、一日当たり約二十万円とのことですが、この金利負担によるさらなる債務の増加を一刻も早く食いとめる必要があったことなどから、県の決断は、構成メンバーとして閉塞状況にあったものを打開するため、やむを得ないものと考えます。今後、地元八戸市が行う累積債務解消策の実行が円滑に行われることを期待申し上げます。
さて、最後に知事から報告がありました「六ヶ所再処理工場の工事計画の変更等及び経済産業大臣への要請」について見解を申し上げます。
先般、海外返還廃棄物の受け入れに当たり、我が会派では、本県の持続的発展や恒久的な地域振興につながる電源三法
交付金の拡充とともに、サイクル政策に係る重要な場面では、国に対し核燃料サイクル協議会の開催を求めていくことを強く要請した経緯があります。これを踏まえ、今回の再処理工場の工事計画の変更等に関して、去る九月十日に知事が経済産業大臣に協議会開催を要請したことは、まさに的確な対応であり、今回の報告を了としたいと考えます。今後は、特別
交付金などの臨時的な一時金だけではなく、本県の持続的発展や地域振興に資する恒久的な財源を確保すべく、電源三法
交付金制度の拡充を実現するよう国に対して引き続き求めていくことを要望いたしまして、以上、
賛成討論といたします。
23
◯議長(
長尾忠行) 一部
反対討論、三十六番諏訪益一議員の登壇を許可いたします。――諏訪議員。
24 ◯三十六番(諏訪益一) 日本共産党の諏訪益一です。
議案に対する一部
反対討論を行います。議案十三件に反対し、十二件に賛成します。
主なる反対議案の理由を述べます。
議案第一号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第一号)案」、議案第二十八号「青森県
一般会計補正予算(第二号)案」について。
金矢
工業団地円滑化対策費補助六十三億七千六百万円は、金矢
工業団地の
債務処理に充てるものです。質疑のやりとりで、県としての責任の所在や処し方について、蝦名副知事は、
債務処理を行ったことでけじめをつけたと述べました。問題なのは、団地造成を委託した者、それを受託した者、そして今回、
補助金を提案したのも、いずれも知事でありながら、約六十四億円の負担を負うのが県民であることへの姿勢がみじんもないことです。
桔梗野工業用地の負債の解消策は、
新産事業団からの十三億円の投入がなければできなかったし、それはまた、約六十四億円の
新産事業団への補助がなければできなかったことでしょう。負債増嵩の要因となった地盤沈下に対する八戸市と
新産事業団の協議資料が存在しないことも、責任の所在にかかわる問題です。いずれにせよ、結局のところ、負担をするのは県民と八戸市民であり、そのことに対し、知事は反省と謝罪を含む真摯な
説明責任を果たすべきでありました。
議案第五号、第十五号から第二十号、第二十二号は青い
森鉄道にかかわるものです。
青い
森鉄道への財政支援がどのような見通しを示すのか、今なお予断を持って言える状況にはありません。仮に、ある程度の支援が見込めたにせよ、新幹線建設の地元負担と青い
森鉄道の資産取得や初期投資への重い負担は解消しようもありません。そもそも、地域住民の足を守る鉄道路線の確保は、盛岡以南と同様に国とJRが責任を持って当たるのが筋です。大体にして、JR大湊線、八戸線、津軽線、奥羽本線のそれぞれとつながる東北本線のみが青い
森鉄道として経営分離されるという状況は、極めて変形で異質なものであることを改めて指摘せざるを得ません。
新幹線新青森駅と青い
森鉄道の開業に当たり、その移行が安全で万全なものとなるよう願うものですが、新幹線建設に係る基本スキームには、原則的に同意できないことを強調しておきます。
次に、賛成議案に意見を付します。
議案第十号「青森県中
山間地域等直接支払
交付金基金条例を廃止する条例案」ですが、
交付金の削減につながっていくことのないことを前提にします。同時に、本格的な後継者育成制度の実現、輸入制限、買いたたきの抑制、生産コストを償う価格保障制度の拡充を求めておきます。
議案第十四号「県有財産の無償譲渡の件」です。フェリーが持っている社会的な役割を重視しますが、今回をもって
むつ湾フェリー株式会社が自立していくことを前提といたします。
最後に、六ヶ所再処理工場の工期延期等の知事報告にかかわって意見を述べます。
工期延期に当たり、日本原燃川井社長は、記者会見で次のように述べています。知事からは、今後ともスケジュールにこだわることなく、安全を最優先に進めてほしいとのお言葉をいただきました。今後とも安全を最優先に、慎重の上にも慎重に、一つ一つ着実かつ確実に取り組んでまいる所存であります。今回の工程変更で大幅に竣工時期を延ばすことになり、県民の皆様には大変御心配をおかけすることになりましたが、先ほどの知事のお話をしっかり受けとめ、今後ともじっくりと腰を据えて取り組むこととすると述べました。これは昨年八月三十一日の会見です。
今回、九月十日の記者会見もほぼ同一の基調です。どちらにも共通しているのは、スケジュールありきではなくという知事のお言葉があり、県民の皆様には御心配をおかけすることになりましたがとお茶を濁そうとする。ここにあるのは、同じことが繰り返されてきたことへの反省も、謝罪する意思も毛頭見せなかったことであります。これは、議員説明会での冒頭のあいさつでも同じでした。
まず、事業者と知事が冒頭に言うべきは、スケジュールどおりに進まなかったことを謝罪すること、遺憾の意をあらわすことでした。その上で、なぜそうなったか、これからどうするか説明すべきであります。なぜそうなったかについても、技術的には予期せぬことが起こること、いまだに完成されたものでないことを認めること、技術も安全性も絶対はなく、相対的なものであり、そのことへの謙虚さがなければ、いずれしっぺ返しが来ることを自覚すべきであります。
このことは、核燃料サイクル政策全般に当てはまることで、高速増殖炉、第二再処理工場、高レベル廃棄物最終処分事業等スケジュールがぶれまくり、問題先送りで場当たり的対応が批判されてきました。この事業は、突き進めば進むほど矛盾を拡大し、深刻にするだけです。諸悪の根源は、プルトニウムと超ウラン元素類であり、今、これと縁を切る新たな原子力エネルギーの研究開発も行われています。ここに、改めて核燃料サイクル政策の根本的見直しを要求するものであります。
以上、一部
反対討論といたします。
25
◯議長(
長尾忠行) 一部
反対討論、十二番奈良岡克也議員の登壇を許可いたします。――奈良岡議員。
26 ◯十二番(奈良岡克也) 十二番、奈良岡克也でございます。
社民党・県民クラブを代表して、提出議案に対する一部
反対討論を行います。
今次第二百六十三回
定例会に提出された議案に対する社民党・県民クラブの態度といたしましては、議案第一号、第二号、第五号、第八号、議案第十五号から第二十二号及び追加議案第二十八号に反対いたします。これ以外の議案には賛成することといたします。
それでは、反対する議案に対して、主な反対理由を申し述べてまいりたいと思います。
一つ目は、議案第一号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第一号)案」についてであります。
この
補正予算案には、我が会派が賛成できない案件として、金矢
工業団地の
債務処理に対する助成に要する経費、八戸港ポートアイランド施設整備に要する経費、鉄道施設事業特別会計において、
並行在来線八戸―青森間開業のための施設
整備費、青い
森鉄道における
指定管理者による施設の保守管理に要する経費の債務負担行為の設定、電源立地地域対策補助などが組み込まれているため、この
補正予算案には反対いたします。
二つ目は、
並行在来線青い
森鉄道に係る
補正予算(第一号)案及び議案第五号、議案第十五号から第二十二号についてであります。
並行在来線問題は、国鉄分割・民営化の負の遺産から発生したものであります。整備新幹線建設に伴い生ずる
並行在来線の経営負担をJR会社に負わせず、JR会社の経営を安定させるためにJR経営分離を絶対的な基本スキームとして構築し、これにより関係地方自治体に過大な財政負担を押しつけるというやり方が国によって今日まで貫徹されています。
並行在来線青い
森鉄道は、あと五十九日で八戸―青森間が延伸開業となり、目時―青森間百二十一・九キロメートル、全国最長の第三セクター鉄道として新たなスタートを切ることになっています。しかし、この直前の段階に至っても、国による支援対策の有無はいまだ霧の中であり、
青森開業の初期投資資金、開業後の保守管理費、貨物線路使用料負担割合見直し等に関して、国はおかに上がり、ほっかむりをとろうとしていません。青森県は毎年十六億円の
県費負担を余儀なくされるという試算でありますけれども、本当にこれで済むのかという疑問も消えません。
我が会派としては、そもそも
並行在来線は、国とJRが責任を持って運行することが国の総合交通政策として当然あるべき姿であるという基本的な考え方に基づき、今次
定例会に提出、提案されている
並行在来線問題の諸議案に反対いたします。
三つ目は、
補正予算(第一号)案に組み込まれている金矢
工業団地の
債務処理に対する助成経費及び追加議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」の桔梗野
工業団地に係る累積債務の抑制経費についてであります。
金矢
工業団地並びに桔梗野
工業団地は、青森県新
産業都市建設事業団の経営健全化を図るために経営健全化計画の中でそれぞれの債務を解消あるいは抑制するために対策が講じられるものであります。
金矢
工業団地については、県が事業委託して整備した同団地の
債務処理に要する経費六十三億七千六百万円を無
利子貸し付けから
補助金にかえて県費を投入し、解消を図るというものです。また、桔梗野
工業団地については、八戸市が事業委託して整備した同団地の累積債務の抑制措置として、三十億六千五百万円の県費を投入し、青森県新
産業都市建設事業団の経営健全化を図ろうとするものとなっています。
しかし、両方の
工業団地の事案に莫大な県費を投入して問題を解決しようとする割には、金矢団地の場合は企業誘致や区画の販売努力、桔梗野団地の場合は負債膨張への対処方等に関する説明がいまだ不十分であり、責任体制も不明確な状況にあるのが現実です。
とりわけ、青森県新
産業都市建設事業団には知事を初め部長級幹部複数名が理事として参画していながら、理事会における理事の任務をどのように果たしてきたのか。なぜ、もっと早くアドバイスを含む有効な対策がとれなかったのかなどについて疑問が深まるばかりです。これらについて、多額の県費が投入され、返済が長期間にわたることを考えれば、説明と責任を明確にし、県民への謝罪をしてから対処するべきが本筋ではないかと思います。
最後に、日本原燃株式会社の六ヶ所再処理工場の工事計画の変更等及び経済産業大臣への要請に関する知事報告に対して所見を申し上げます。
この件に関しては、去る九月二十四日に県議会議員全員に説明が行われ、昨日の原子力・エネルギー対策特別
委員会等で質疑が行われましたが、問題がすべて解明され尽くしたかと言えば、必ずしもそうとは言えないと思います。
問題の本質は、六ヶ所再処理工場のガラス固化体製造試験において、現行の国産技術のガラス溶融炉の実験にいつまでもこだわるのではなく、使用済み燃料再処理事業高度化
補助金の事業として進行中の新型ガラス溶融炉が開発されるまでアクティブ試験は中断されるべきではないかということです。
また、再処理工場建設から十七年が経過する中で、工場全体の施設や機器、配管、継ぎ目等に相当経年劣化が進んでいることから、安全性に疑問符が点灯しており、放射能漏れ事故等を引き起こす前にアクティブ試験は中止するべきであるということであります。
さらには、川井社長の十八回に及ぶ竣工延期は今回が最後、不退転の決意で取り組むという発言は、数多くの規定違反やヒューマンエラーを引き起こしている日本原燃の社員や作業員に多大なプレッシャーを与え、事故やトラブル発生の危険性が増大するということも言えるのではないかと思います。
一方、六ヶ所再処理工場の竣工二年延期を受け、国の核燃サイクル政策にぶれを心配した三村知事は、まっしぐらに直嶋経産大臣に核燃サイクル協議会の開催を要請したわけですが、その後、第二次菅改造内閣の新しい経産大臣が誕生しましたが、果たしてこちらには改めて要請に行くのでしょうか。
我が会派は、国の意思を確認する前に、これらの件に関する青森県民の意識を把握するために、ぜひとも早期に県民意識調査を行うべきであると提案するものです。
青森県内においては、本年七月以降、東通原発東京電力一号機の第二次公開ヒアリング、むつ市使用済み核燃料
中間貯蔵施設着工、六ヶ所再処理工場への海外返還廃棄物受け入れ決定など、次々と新たな原子力施設の集積につながる動きが続き、さらには核のごみ捨て場化に通ずる動きがありました。これに大間原発の建設推進、MOX燃料加工工場の建設が始まり、六ヶ所再処理工場が仮に竣工と本格操業が始まれば、六ヶ所村から下北半島一帯が原子力半島と化し、それぞれの原子力施設から大量の核のごみが排出され、青森県内に堆積されることになります。
こうして、今に生きる我々の世代が受け取った原子力マネーと引きかえに、将来の世代の子孫たちに危険な原子力施設とその残骸、そして高レベル、低レベルの核のごみが大量に引き継がれていくことになると思います。これは、未来の世代に対する冒?になるのではないかと心配するものです。
私たち青森県民の多くは、このようなことは決して望んではいないのであります。青森県民の財産は、青い空、青い海、緑の大地であります。この豊かな大自然に根差し、農林水産業を機軸とした産業振興を基盤として、地道に日本の食料基地となることを目指して頑張ることが本県と青森県民の生きる道であると確信するものであります。よって、知事報告には反対することを表明いたします。
以上で、一部
反対討論を終わります。
27
◯議長(
長尾忠行) これをもって討論を終わります。
───────────────────────
◎ 議 案 採 決
───────────────────────
28
◯議長(
長尾忠行) これより議案第二十八号を採決いたします。
議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」、本件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
29
◯議長(
長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
───────────────────────
◎ 動 議
───────────────────────
30
◯議長(
長尾忠行) 次に、中村寿文議員外十名から議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に対する
附帯決議を求める動議が提出され、所定の賛成者がありますので、本動議は成立しております。
議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に対する
附帯決議を求める動議を議題といたします。
本動議を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に対する
附帯決議を求める動議
青森県議会会議規則第十七条の規定により提出する。
平成二十二年十月六日
青森県議会議長
長尾忠行 殿
提出者 青森県議会議員 中 村 寿 文 外十名
以 上
───────────────────────
◎ 動 議 採 決
───────────────────────
31
◯議長(
長尾忠行) お諮りいたします。本動議は、提案理由説明、質疑、
委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32
◯議長(
長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより本動議を起立により採決いたします。
議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に対する
附帯決議を求める動議、本動議に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
33
◯議長(
長尾忠行)
起立少数であります。よって、議案第二十八号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に対する
附帯決議を求める動議は否決されました。
───────────────────────
◎ 議 案 採 決
───────────────────────
34
◯議長(
長尾忠行) 引き続き、議案第一号から議案第二十四号までの採決をいたします。
議案第二十三号「青森県公安
委員会委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
35
◯議長(
長尾忠行) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。
議案第二十四号「青森県土地利用審査会委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
36
◯議長(
長尾忠行) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。
議案第一号「平成二十二年度青森県
一般会計補正予算(第一号)案」、本件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
37
◯議長(
長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第二号、議案第五号、議案第八号及び議案第十五号から議案第二十二号まで、以上十一件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
38
◯議長(
長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第三号、議案第四号、議案第六号、議案第七号及び議案第九号から議案第十四号まで、以上十件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
39
◯議長(
長尾忠行) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
───────────────────────
◎ 請 願 採 決
───────────────────────
40
◯議長(
長尾忠行) 次に、請願を起立により採決いたします。
請願受理番号第二号、本件に対する
委員長の報告は不採択であります。
本件は、所管
委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
41
◯議長(
長尾忠行) 起立多数であります。よって、請願受理番号第二号は不採択とすることに決定いたしました。
──────────────────────
◎ 発 議 案 上 程
──────────────────────
42
◯議長(
長尾忠行) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。
発議第七号から発議第十二号までを
一括議題といたします。
──────────────────────
◎ 発 議 案 採 決
──────────────────────
43
◯議長(
長尾忠行) お諮りいたします。発議第七号から発議第十二号までは、提案理由説明、質疑、
委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯議長(
長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
発議第七号から発議第十二号までを採決いたします。
発議第七号から発議第十二号まで、以上六件の原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
45
◯議長(
長尾忠行) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
なお、意見書の取り扱いについては、本職に御一任願います。
次に、お諮りいたします。
委員会審査報告書中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これを継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46
◯議長(
長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────
◎ 議 員 派 遣
──────────────────────
47
◯議長(
長尾忠行) 議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。会議規則第百二十三条第一項の規定により、お手元に配付のとおり派遣を決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48
◯議長(
長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────
49
◯議長(
長尾忠行) 以上をもって議事は全部終了いたしました。
───────────────────────
◎ 閉 会 あ い さ つ
───────────────────────
50
◯議長(
長尾忠行) 知事のごあいさつがあります。─三村知事。
51 ◯知事(三村申吾) 県議会第二百六十三回
定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今回の議会におきましては、去る九月十七日開会以来、本日まで二十日間にわたり、本議会に提案いたしました平成二十二年度青森県
一般会計補正予算案など二十八件の議案につきまして慎重な御審議をいただき、閉会中の継続審査となりました決算の認定を求める件など三件の議案を除き、それぞれ原案どおり御議決並びに御同意をいただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程において議員各位からいただきました御意見を十分尊重し、最善の効果をおさめるよう誠意をもって努力していきたいと思いますので、何とぞ一層の御協力をお願い申し上げます。
以上、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
52
◯議長(
長尾忠行) これをもって第二百六十三回
定例会を閉会いたします。
午後二時二分閉会
Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...