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  1. 青森県議会 2010-10-01
    米価下落への緊急対策を求める意見書 開催日: 2010-10-01


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 (可決)          米価下落への緊急対策を求める意見書  米価は既に過去10カ月で1俵あたり約1,000円下落し、1俵あたり1,700円の戸別所得補償を背負った平成22年度産米が市場に流通し始めると、本年も平年作が予想されることから、米価がさらに下落する可能性は極めて高い。  米価下落の原因は、米価下落財政支出拡大持続的連鎖が生じる不適切な戸別所得補償モデル事業にある。コメ生産による収益が過剰に期待されることから、農地の貸しはがし、貸し渋りが起こり、加えて農業農村整備事業予算が6割に縮減されたことと相まって、集落営農促進農業基盤整備が阻害されている現状はこれ以上看過できない。  現下政策をこのまま進めると、いずれ財政的に破綻した戸別所得補償は打ち切られ、農家所得大幅減少消費者は麦・大豆の減産や安全な国産米生産農家大幅減少に直面し、日本農業生産者にとっても消費者にとっても壊滅的な打撃を受けかねない。  政府は直ちにコメ戸別所得補償を見直し、その財源を麦・大豆などの生産促進する政策や、集落営農促進、多様な担い手の育成、コメ過剰在庫解消などの政策を強力に推し進めるべきである。  よって国会及び政府現下米価が下落している現状を真摯に受け止め、現在の農政を抜本的に改め、直ちに政策転換を図るべきである。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成22年10月1日                              青 森 県 議 会 (第263回定例会・発議第2号・山内和夫外27名提出) Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...