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  1. 青森県議会 2010-07-21
    平成22年建設委員会 本文 開催日: 2010-07-21


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-04
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1 ○開 会  午前11時00分 ◯森内委員長  ただいまから建設委員会を開きます。  慣例により会議の記録署名委員を指名いたします。神山委員山内委員にお願いいたします。  本日の審査案件は、特定付託案件であります。  特定付託案件について質疑を行います。  質疑議題外にわたらないように願います。  質疑はございませんか。──畠山委員。 2 ◯畠山委員  おはようございます。  それでは、八戸港のコンテナヤードについてお伺いをいたします。  八戸港のコンテナ貨物取り扱い量増加していると。国際物流ターミナルが手狭になっていて、そのために他の港に貨物が移ってしまう心配があると、こういった報道がございました。八戸港は北東北拠点港湾として、この地域の産業と生活を支える重要な役割を担っております。これまで、八戸港への航路開拓に多くの努力がされてきておりますので、これを無にするような事態になってはならないと、このように考えます。  で、以下質問してまいりますけれども、まず、八戸港のコンテナ取り扱い量推移について伺います。 3 ◯木浪港湾空港課長  平成21年1月から12月までの八戸コンテナ貨物取り扱い実績については、20フィートコンテナ換算で4万161本となったところであります。前年と比べますと、平成20年の取り扱い実績が3万6,241本であったことから、本数で3,920本、率で約11%の増となっております。  また、本年の状況についてでございますが、港湾統計によりますと──6月分はまだ出ていないのでありまして──1月から5月までの取り扱い実績を見ますと1万8,987本となっており、前年同期では1万6,786本であったことから、本数で2,201本、率で約13%の増となっております。
    4 ◯畠山委員  11%、13%という2けたの伸びということで、なかなかこういう数字は最近見ないわけですね、右肩で上がっていくというのが。  そのコンテナ取り扱い量がふえている要因についてお伺いいたします。 5 ◯木浪港湾空港課長  コンテナ貨物がふえている要因についてでございますけれども、紙・パルプ及びトナーカートリッジなどの文房具類の輸出がふえているということが原因となっておるものというふうに考えられます。(「トナー、どこだそれ……」と呼ぶ者あり) 6 ◯畠山委員  トナーはどこですか。 7 ◯木浪港湾空港課長  弘前市の工場、某、企業名はちょっと控えさせていただきます。 8 ◯畠山委員  トナーはそういうことで、紙・パルプという話もありました。これは八戸であろうと思います。  これまで港湾管理者としてどのような施設整備を行ってきたのか。最初に言いましたけれども、手狭になっているということでございますので、これまでの対応について伺います。 9 ◯木浪港湾空港課長  これまでのコンテナ取り扱い量増加対応した施設整備としましては、平成20年から21年度にかけて、八太郎地区号埠頭コンテナヤードを0.7ヘクタールを拡張し、全体として、現在、5.4ヘクタールとなっております。また、冷蔵冷凍コンテナ増加対応しまして専用コンテナを22個増設し、コンテナ総数を62個としてございます。(後刻訂正あり)  あ、済みません。失礼。  専用コンテナと言いましたが、専用コンセントを22個増設し、コンセント総数を62個としております。失礼しました。 10 ◯畠山委員  冷凍冷蔵用コンセントの話だったようであります。  コンテナの先ほどの取り扱い量、2けたで伸びているという報告でした。また、今後もこの伸びが期待されるわけでございますけれども、港湾管理者として、今後の対応について伺います。 11 ◯木浪港湾空港課長  コンテナ貨物量は、企業ヒアリングなどから今後増加していくことが見込まれ、現状の取り扱い可能量と想定しております約5万TEUにこの1ないし2年の間に達すると見込んでおります。  そのため、当面は、既存隣接地などの有効活用をする方向で検討しております。さらに、新たなヤード拡張についても、今後のコンテナ貨物量の動向を勘案しながら検討してまいります。 12 ◯畠山委員  ありがとうございました。 13 ◯森内委員長  ほかに質疑はございませんか。──安藤委員。 14 ◯安藤委員  おはようございます。  最初に、県営住宅家賃についてお聞きします。県営住宅家賃滞納額推移について、過去3カ年の状況をお伺いします。 15 ◯楠田建築住宅課長  家賃滞納についての御質問でございます。  県営住宅家賃滞納額の過去3カ年の推移につきましては、平成19年度末の累積滞納額は1億6,534万円、平成20年度末には1億7,569万円、平成21年度末には1億9,280万円となっております。 16 ◯安藤委員  年々滞納額がふえているという深刻な事態ですけれども、この滞納額がふえているということを含めて、その理由をどのように分析しておられるでしょうか。 17 ◯楠田建築住宅課長  滞納額が年々増加している理由ということで、いろいろな理由は考えられると思いますけれども、主な原因としましては、長引く景気の低迷によって雇用情勢が悪化し、どうしても家賃支払いが困難になるという方がふえてきておるのではないかというふうに見ております。 18 ◯安藤委員  先日、新聞にもこの滞納の問題が出ておりましたが、この新聞記事の中で、債権回収専門とする民間会社を8月に決めるという、記事の中にそういうことが載っていましたので、債権回収専門とする民間会社というのはどういうところを想定されているのか、そして具体的にどのような効果をねらっているのか伺いたいと思います。 19 ◯楠田建築住宅課長  債権回収会社についての御質問でございますけれども、具体的な会社名につきましては、こちらは、既に退去された方の滞納をされている家賃回収目的とするものでございまして、具体的な滞納回収方法等につきましては、具体的な方法を提案いただいて、具体的にそれで業者を決めるというふうな手続になりますので、具体的な会社というのは想定はしておるということではございません。  ただし、こういった債権回収につきましては、法務大臣の登録を受けるようということで、その登録業者の中から選定するということになるというふうに考えております。 20 ◯安藤委員  そうしますと、既に退去している、今住んでいる方を対象ではなくて、もう既にそこには住んでいない方で滞納をしている方の分を回収するということ、そういう理解でよろしいんですか。 21 ◯楠田建築住宅課長  先日の記事に出ておりましたいわゆる債権回収会社、サービサーというんですけれども、そちらで委託を考えているのは退去者に対しての債権回収を想定しております。ただし、現在お住まいの方につきましては、引き続き各県民局のほうの担当を通じて納付指導等を行いまして債権回収に努めていきたいなというふうに考えております。 22 ◯安藤委員  ちょっと繰り返しになりますが、既に退去されている方に対しての滞納についても、これまでも支払いをするようにという取り組みはされてきたわけですか。 23 ◯楠田建築住宅課長  当然そういった努力はしておるところではございますけれども、どうしても退去された後に転居を繰り返されたりして、どうしても行き先がわからないという方も出てきておりますので、そういった方を、それぞれ会社ごとのノウハウはあると思いますけれども、フォローといいますか追跡を行って、所在を調べた上でそういう債権回収、具体的な回収そのものではなくて、債権を支払ってくださいというような督促文書を出すとか、そういった業務を発注する予定でございます。 24 ◯安藤委員  その督促状を、払い込む先を探すとかというふうなことにもなるのかと思います。くれぐれも過剰なやりとりが企業によってなされるというふうなことがないように留意もしていただきたいなというふうに思います。  次の質問ですが、滞納家賃に係る請求について、入居者の場合と保証人の場合の手続をお伺いしたいと思います。 25 ◯楠田建築住宅課長  滞納家賃請求についての手続ということの御質問でございますけれども、これら請求事務につきましては、青森県営住宅等家賃滞納整理事務処理要領に基づいて行っております。  まず、入居者に対する請求の具体的な手続につきましては、滞納してから1カ月目に、家賃未納であることをお知らせする県営住宅家賃未納通知書を送付します。さらに滞納3カ月目には、期限までに納付がない場合に連帯保証人への請求住宅明け渡しを求めることがあるという内容の県営住宅滞納家賃納付催告書を送付することとしております。  文書以外にも、電話訪問等により納付指導を行うこととしております。納付指導におきましては、家賃減免制度分割納付が可能であることなどを説明しており、滞納額が大きくなる前に滞納が解消されるよう努めておるところでございます。  それでも滞納が6カ月を超えた場合につきましては、支払い能力があるにもかかわらず納付に応じない滞納者の方につきましては、住宅明け渡し請求を行うこととしております。明け渡し請求によっても住宅を明け渡さない方につきましては、明け渡し請求訴訟を提起することとなりますが、それでも和解等に応じていただけない場合には、裁判所に明け渡し強制執行を求めるということになります。  次に、連帯保証人の場合についてでございますけれども、滞納3カ月目に、連帯保証人から入居者納付指導をすることを依頼する文書を送付することとしております。さらに、滞納の6カ月目には、連帯保証人として滞納家賃を支払うように要請する連帯保証債務履行要請書を送付することとしております。その後は、3カ月置きに連帯保証債務履行要請書を送付することとしており、債務の解消に努めているところでございます。 26 ◯安藤委員  その連帯保証人の方にも、滞納が3カ月超えると納付指導というものを送付するということですが、その後は要請書を送っているということなんですが、実はこの質問をする機会になったのが、ある相談でした。  5年ほど前に連帯保証人になっているがゆえに、多分今説明されたような要請書が来たということだと思うんですが、滞納額50万ほどを支払ったそうです。そして、その後も、入居者本人が払える状況がないために、その方がずっと家賃を払ってきたということで、自分生活もかなり困難を来しているという中でそういうふうなことが繰り返され、これからもずっと払えるような状況になっていないものですから、これからもずっと自分が払っていかなくちゃいけないかということに思い悩んで、うつ的な症状もあらわれているというふうな深刻な相談でした。それで、その連帯保証人滞納があるとそこまで支払う義務があるのかということで、疑問に思ったということがきっかけでした。  今の答弁によりますと、要請書通知を出すということでしたので、その部分が、保証人家賃納入法的義務はどのような理解でよろしいのか、伺いたいと思います。 27 ◯楠田建築住宅課長  先ほどの50万円という事例につきましては、具体的な事例は少し調べましたが、具体的な事例はちょっと把握はできなかったのでございますけれども、そういった御心配かけているということについては大変申しわけないというふうに考えております。  保証人に具体的にどのような義務が発生するのかという御質問でございますけれども、県としましては、家賃滞納が発生した場合におきましては、まずは確実な債権回収を図るという目的がございますので、そのため、入居時に2名の連帯保証人を求めております。これら連帯保証人に対しましては、一般的な民法上の債務履行が必要になるというふうに考えるところです。 28 ◯安藤委員  民法上の債務履行というその理解としては、民法上ということですので、支払う道義的な必要性はあるけれども、それをしないと連帯保証人が法的に何か訴えられるとか、そういうふうなところまで踏み込まれるということはないということでよろしいでしょうか。 29 ◯楠田建築住宅課長  具体的な法的措置をどうするかということでございますが、まずは、やっぱり入居者滞納されているということがまずそもそもの根本原因でございますので、確かに民法上は、連帯保証ということでございますので、滞納者、主たる債務者と同等という位置にはなるんですけれども、まずは入居者の方に払っていただくというのがまず第一だと思いますので、できるだけそういった連帯保証人の方からいただくというような場面が発生しないように、事前にそういうことが起こらないように努めておりますので、今後もそういうふうに進めていきたいなというふうに考えております。 30 ◯安藤委員  私に相談した方は決してうそをついているわけではなく、実際にそういうふうな事例があったというふうなことでしたが、このように連帯保証人の方から県に相談をされるというふうな事例はどんな状況でしょうか。 31 ◯楠田建築住宅課長  具体的な相談事例というほどではないかもしれませんけれども、何といいますか、当然3カ月、6カ月あたりのそういった文書を受けて、これは何でしょうかという相談とか、そういったものは当然寄せられておりますので、具体的な納付相談ではないかもしれませんけれども、そういった事例はあるということは認識しております。
    32 ◯安藤委員  その際に、連帯保証人役割と、どういうところまで滞納に対する連帯保証人のありようといいますか、そういうのをやはりきちんとお話ししていただきたいなというふうに思っております。  それで、まずその滞納された方が、みずからが解決するということが一番重要なわけですけれども、その際に、減免制度があるということもしっかりと知る必要があると思うわけです。私が受けた事例についても、減免制度を活用すれば、きっとその対象になったケースではないかなというふうに思っていますが、そういう制度を多分知らないで今日まで来たというふうに思われます。  そこで伺いたいんですが、県営住宅家賃減免について、制度概要と過去3カ年の実績をお伺いします。 33 ◯楠田建築住宅課長  家賃減免制度概要実績についての御質問でございますけれども、まず、県営住宅家賃そのものについてでございますが、県営住宅低額所得者のために整備された住宅でございますので、家賃入居者収入に応じて設定しており、基本的に民間住宅に比べてそもそもがまず安くなっているというものでございます。さらに、離職、病気災害等によって家賃支払いが困難な方々への救済措置としまして、家賃減免制度を設けているところでございます。  家賃減免の具体的な手続についてでございますが、青森県営住宅家賃等減免及び徴収猶予に関する要領を定めておりまして、この要領に基づきまして、世帯収入減免対象となる基準額を下回った場合や年度の途中において世帯収入入居者の失業、病気災害等により減少した場合など、入居者収入状況に応じまして、決めております家賃に対して20%から100%を減免することができることとしております。  実績につきましては、過去3年分の家賃減免についてでございますけれども、減免を受けた世帯数であらわしますと、まず、平成19年度が369世帯平成20年度が377世帯平成21年度が440世帯となっております。 34 ◯安藤委員  減免対象者も年々ふえているという状況のようですが、この減免制度について、入居者あるいは滞納者に対して周知はどのようにされておられるでしょうか。 35 ◯楠田建築住宅課長  この減免制度につきましては、まず、新規入居者に対しまして入居時に「県営住宅入居のしおり」というものを配付しておりまして、その中で、まずそういう減免制度があると、具体的な制度概要について説明をしております。さらに、滞納者に対して納付指導等面談等を行いますけれども、そういった面談電話等指導の際にそういった減免制度があるということを説明して、周知を行っているところでございます。 36 ◯安藤委員  そういう過程を経た状況下でもよくわからないという方もあるのが実態だと思いますので、やはりこの減免制度についても親切に制度周知を図っていただきたいというふうに思います。そして、滞納者が減るような社会状況になるということも必要なわけですけれども、十分滞納者との面談といいますか、状況をよく把握しながら滞納の解決に図っていただきたいというふうに思っております。  次の質問に移ります。大和沢ダムについて伺います。  大和沢ダムは287億円の事業とされていたものなんですが、それを県としては中止の方向を打ち出しております。というふうに理解しているんですが、この大和沢ダム建設事業の今後の方向性についてお伺いしたいと思います。 37 ◯加藤河川砂防課長  大和沢ダム建設事業は、岩木川水系大和沢川の洪水調節と、土淵川及び腰巻川への環境用水の補給を目的として、平成5年度より実施計画調査中の事業でございます。  これまでの調査結果から、弘前市街地等の下水道整備が急速に進み、土淵川及び腰巻川の水質が大幅に改善されたことから、両河川への環境用水の補給の必要性がなくなったと判断し、今年度の青森県公共事業再評価等審議委員会に中止の方向で提案して、御審議いただいているところでございます。  今後とも、大和沢川の治水対策は必要でありますので、河川改修を進め、県内の同規模河川並みの治水安全度を確保することとしてございます。 38 ◯安藤委員  青森県公共事業再評価等審議委員会にその旨を伝えたということなわけですが、その審議内容についてはどのようになっているか。そして、再評価審議委員会での最終的な結論はいつごろ出ることになるんでしょうか。 39 ◯加藤河川砂防課長  再評価委員会が今までに2回行われてございます。第1回目の会議で、県の中止の意向及び事業概要、それから環境等の現状につきましての御説明をさせていただいてございます。第2回目の審議では、詳細審議をする箇所としまして大和沢川が計上されてございまして、次回、現地調査をして審議をすることとなってございます。そして、結論でございますけれども、その答申は今年度11月ごろと聞いてございます。 40 ◯安藤委員  この委員会の議事録、1回目の議事録をちょっと読ませていただきましたが、この審議の中で、今、最初に答弁していただいた目的の中にちょっと触れられてはいなかったんですけれども、治水の問題についても委員の方から質問が出されていました。この治水の問題については、ダムの中止でどう対応していこうと考えているのか伺いたいと思います。 41 ◯加藤河川砂防課長  大和沢川の治水対策についてどう考えているかということでございます。大和沢川では、昭和50年8月20日や昭和52年8月5日の大雨で洪水被害をこうむってございます。このことから、昭和57年度から平成8年度にかけて、平川合流点から上流2.2キロ区間で河川改修事業を行っていましたが、平成9年度以降は休止してございます。  県では、ダム事業を中止した場合でも大和沢川の治水対策は必要であると考えており、河川改修事業を復活させ、昭和50年や昭和52年の洪水が起こってもあふれることがないよう河川改修を進め、県内の同規模河川並みの治水安全度を確保することとしてございます。 42 ◯安藤委員  そうしますと、河川改修事業で、ダムをつくらなくても洪水を起こすことはないような対策が講じられるということでよろしいわけですか。 43 ◯加藤河川砂防課長  ダムを中止する方針でございましたけれども、当然、ダムを計画するときに、河川改修とセットで計画してございましたので、河川改修を進めることによって周辺と同規模の河川の治水効果は上げられると考えてございます。 44 ◯安藤委員  その前の答弁で復活をするというお話でしたが、平成9年まで改修工事されていたのを復活するというお話でしたので、ちょっと私の理解の仕方が間違えていたんでしょうか。要するに、河川改修事業を一時取りやめていたけれども、ダムを中止することで復活をするというふうな理解でよろしいですか。 45 ◯加藤河川砂防課長  委員御指摘のとおりでございます。 46 ◯安藤委員  川の周辺に住んでいる方たちにとってはやはり洪水の問題が一番心配なことだというふうに思いますが、住民への説明については今後どのようになされていくのか伺います。 47 ◯加藤河川砂防課長  大和沢ダム中止についての地元住民への説明ということでございます。去る5月27、28日の2日間にわたりまして、大和沢川沿線の12町会、約4,000世帯の方々にお知らせし、住民説明会を開催してございます。2回の住民説明会に参加いただいた方は、町内会長など地域住民を代表する方々を含めて総数で17名でございました。住民の方々からは、今後も突発的な災害はあり得るため、治水対策をしっかりとお願いしたいという要望はありましたが、ダムを中止することに対しての反対意見はありませんでした。  また、5月の説明会に来ていただけなかった方々に、より一層理解を深めていただくため、来月になりますが、大和沢川沿線の全世帯にチラシを配付し、御意見や御要望をいただきたいと考えております。 48 ◯安藤委員  十分住民の方たちの納得いく説明と、そして意見を十分組み入れていただきたいというふうには思います。  次の質問ですが、大和沢ダム建設事業を中止した場合の土淵川の環境改善について、どのようにするのか伺いたいと思います。 49 ◯加藤河川砂防課長  大和沢ダム建設事業を中止した場合の土淵川の環境改善についてお答えします。  地元の方々からは、土淵川の水質が改善されたことは理解しておりますが、夏場の渇水の時期には土淵川の水量が不足し、水深が浅くなる時期があることから、川らしい流れを望む声がございます。  土淵川では、平成7年度から平成17年度にかけて、第1期工事として、人家連檐部の野田橋から徒橋までの1,060メートル区間におきまして、河岸や瀬、ふちなど変化のある自然的な河道を創出し、かつてのように人々に親しんでいただけるような川にするための整備を完成しております。  そして、平成21年度からは、第2期工事として、上流の土手町を含む中心市街地である徒橋から寺沢川合流点までの1,120メートル区間に着手しており、低低水路の整備を行うなど川の水量感を感じていただけるように、また、低低水路のわきには散策を楽しんでいただけるよう遊歩道を整備するなど、環境改善を図っていくこととしております。 50 ◯安藤委員  環境改善の整備について、すぐ周辺に住んでいる方はもしかしてそう言うかもしれないんですが、弘前市民の方たちが、その整備はどういう意味があるのか、余りよく理解されていないのが実情です。確かに川に親しむということはもちろん有効だなというふうに思いますが、それが水の水量が少なくなることにかかわった工事であるんだということや、それから生物などにいい影響をもたらすというふうなことなど、余り十分な理解がされていない。こういうふうな工事は本当に必要なんだろうかという思いを持っておられる方もいるんですね。ぜひ、その環境改善というその整備事業がどういう意味があるのかということをぜひ地元の方たちに周知していただきたいなというふうに思っています。  それから、弘前市が県に対する重点要望事項の中に大和沢ダムの建設を求める事項が1つ入っているわけですが、先日も弘前市のその説明会に臨んできたわけですが、弘前市長がおっしゃっていたのは、もし中止をするのであれば、その代替案を明確にしてほしいんだというふうなお話をされていましたが、その代替案というのが、今お話にあった土淵川の環境改善というのもその一つになるのかなというふうに思いますが、弘前市長の言うその代替案ということに対して県はどのようなお考えを持っておられるか伺いたいと思います。 51 ◯加藤河川砂防課長  まず、弘前市が重点要望していることに関しての件はどのように対応するのかでございますけれども、弘前市には、土淵川や腰巻川の水質が改善され、両川への環境用水を補給する必要性がなくなったと判断し、大和沢ダム建設の中止の方針を青森県公共事業再評価等審議委員会に諮っていることをお伝えしてございます。  そして、ダムを中止した場合でも、土淵川の徒橋から寺沢川合流点までの区間については、低低水路や遊歩道を整備して環境改善を図っていくなどして説明し、理解を求めていくこととしてございます。  そして、低低水路と申し上げますのは、水量は減少するんではなくて、要するに従来と同じ水量でございます。ですが、広い川幅で水が流れますと薄い水になる、それから流速も落ちます。ということで、水が滞留することによっていろんな環境に対する悪さをするということでございますので、その水を、真ん中のほうに、1つ断面をつくりまして、そちらを流すことによって水量感は出ますし、それなりの流速、それから、水が少ないときにでもそこの水路できれいに流れるという状況ができますので、そういうものをまずやりまして、状況を見ながら、その環境の変化の状況等ですけれども、昔のようにユスリカが発生するとか、そういうことも含めて今後も見ていくということで、その後、課題があれば再度検討するということにしてございます。 52 ◯安藤委員  ぜひ、その低低水路という手法で改善していくというお話があるわけですので、弘前市側とも十分意見交換をしながら納得のいく形で事業を進めていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  3点目の質問に移ります。  洪水ハザードマップについてです。今、全国で、異常気象と言われる中で、川のはんらんなど大きな災害が発生しておりますが、青森県内においてのハザードマップの県内の作成状況について、どのようになっているのか伺いたいと思います。 53 ◯加藤河川砂防課長  洪水ハザードマップの県内の作成状況でございます。  平成17年度の水防法改正により、国及び県は、洪水により相当な損害を生ずるおそれのあるものとして指定した河川について、浸水想定区域図を作成し、区域を指定することとなっております。また、市町村は、浸水想定区域の指定があったとき、伝達方法、避難場所などを定め、洪水ハザードマップ等により住民へ周知することとなってございます。  洪水ハザードマップ作成の必要な市町村は、弘前市など県内30市町村あります。平成22年7月現在、29市町村が作成・公表済みとなってございます。残る青森市──1市でございますけれども──につきましては、浸水想定区域図の作成が平成21年度に完成したことから、今年度に公表する予定と聞いてございます。 54 ◯安藤委員  青森県の中で一番の大きな都市である青森市が21年度に完成したというのは、何か取り組みが少しおくれているのではないかなと思うんですが、30市町村が対象になっているうち、青森市だけがおくれていたというのは、それはどんなふうに見ておられるんでしょうか。 55 ◯加藤河川砂防課長  青森市はなぜ今になったのかということでございますけれども、洪水ハザードマップは、県が作成する浸水想定区域図をもとに市町村が作成することとなってございます。青森市が関係する沖館川など8河川の浸水想定区域図の作成・公表が完了したのが、今申し上げましたように平成21年度でございます。今年度には公表できると聞いてございます。  その浸水想定区域の公表時期でございますけれども、平成19年度以前には、重要というんですか、市街地を流れます堤川、駒込川、新城川を浸水想定区域は設定してございます。21年度になりまして、浪岡川、それから天田内川、それから沖館川、それから西滝川、野内川の浸水想定区域を指定してございますので、そういうものがまとまった段階での青森市がハザードマップを作成するという流れでございます。 56 ◯安藤委員  住民側からすれば、ほかのところは同じような状況のもとでも既に終わっているのに、青森だけがおくれているというのはちょっと疑問に感じたわけですけれども、とにかくハザードマップをきちんと住民の方に周知徹底して、日ごろの心の準備というか、そういうものもきちんと図れるように各市町村に指導していただきたいというふうに思います。  そして、避難場所設置がこのハザードマップには盛り込まれておりますが、この避難場所設置の基本的な考え方について伺いたいと思います。 57 ◯加藤河川砂防課長
     国土交通省の「洪水ハザードマップ作成の手引き」というものが、こういうものでございますが、ございます。これによりますと、避難場所は、浸水範囲外に存在する建物のほかに、浸水深が50センチメートル以下であれば1階建て以上の堅牢な建物、浸水深が2メートル程度であっても、2階建て以上の堅牢な建物であれば避難場所として適用可能とされています。  ただし、避難場所が孤立する場合も想定して、救難・救護について検討しておく必要があるとされてございます。  また、避難のための十分な時間を確保できない場合は、計画された避難場所に避難することは必ずしも適切ではなく、自宅の2階や近隣の安全な建物への避難などについて記載することが重要であるとされてございます。 58 ◯安藤委員  私も弘前市のハザードマップを見せていただいたんですが、岩木川の岩賀地域というところが洪水指定地域になって、浸水想定地域になっていて、避難場所がない地域なんですね。それで、今答弁にあったように、ここの岩賀地域は、避難場所がかなり遠い時敏小学校というところになっていますので、お年寄りであれば、そこまで歩いて例えば行くとしたらかなりの時間がかかる。自動車でもちょっと時間がかかるという離れた場所にありますので、避難する時間も、避難できないようなそういう状況の場合はどうするのかということが非常に重要だと思うんですが、そういう地元の方たちがそういう認識をきちんと持っているか。早い避難誘導であればここに避難するのだけれども、最近のようなかなり強い大雨が降ったりしたようなときに、避難場所に行くよりも、違う方法で安全な場所に逃げるというふうなことも必要なんだというふうな、そういう住民に対する懇切丁寧な指導というのがなされているのか、そういうふうに思うんですが、その辺についていかがでしょうか。 59 ◯加藤河川砂防課長  まず、事例に出されました岩賀地区でございますけれども、弘前市洪水ハザードマップ、今御指摘のこれでございますけれども、これによりますと、弘前市岩賀地区は、岩木川の堤防が洪水により破堤した場合、2メートルから5メートルの浸水深、水のかぶる深さでございますけれども、浸水深になると想定されます。  岩賀地区の避難場所は、今御指摘のように時敏小学校となっております。避難場所は約3キロメートルと離れているため、やはり委員御指摘のとおり、早目の避難が大事なことだと思ってございます。時間がない場合は2階や高台へ避難することが記載されてございます。  そして、今の2階等につきましても、この弘前市のハザードマップの中に記載がございまして、こういうページがございます。これにございまして、避難のための十分な時間を確保できない場合や避難場所への移動が危険と感じられた場合には、近くの高台や建物の2階以上などの安全な場所に避難しましょうということで市としては住民の方々にお知らせしているところでございます。 60 ◯安藤委員  その辺の、これを配付すれば済むという問題ではないので、懇切丁寧な指導をひとつやっていただきたい、それを市に指導していただきたいということと、あわせて、住民の方からこういう御意見寄せられています。そういうふうな場所については、例えば3階建てぐらいの頑丈な、逃げられるような建物をあらかじめつくっておくというのも一つの方法ではないかというふうな御意見いただいているんですが、そういうことについてはどんなように受けとめられるでしょうか。 61 ◯加藤河川砂防課長  委員が今御指摘になりましたような高い建物というものについての政策、国の政策とか県の施策としては、まだない状況でございます。委員の意見も参考としながら、今後、防災危機管理については十分検討してまいりたいと思います。 62 ◯安藤委員  ぜひ検討していただきたいと思います。  それからもう一つ、この岩賀地域にはキヤノンなどを含めた工業団地も一帯含まれているんですね。そこにはかなり多くの労働者がそこで働いているわけで、建物自体は頑丈なものだと思いますが、避難誘導といってもかなり大変なことだなと思いますが、こうした大きな企業に対しては、このハザードマップに関する日ごろの訓練とか指導とかいうのはどのようになっているか、伺いたいと思います。 63 ◯加藤河川砂防課長  岩賀地区は御指摘のように工業団地でございますが、工場では、まず第1に早期避難ということで、安全な自宅等に帰るということになります。時間がない場合は会社の2階への避難が考えられると。それにつきましては、先ほどお示ししましたこのハザードマップの内容のとおりでございまして、こういう方向企業のほうでも検討していただければと思いますし、同様なこういうマップは行っていると思いますので、そういう御理解でよろしくお願いいたします。 64 ◯安藤委員  実際に瞬時に対応が迫られるような大変な事態が起きたときには、例えばこの工業団地などは多くの労働者が、駐車場までも結構ある、離れているんですよね。広い駐車場があちこちあるわけですが、自宅に帰るという、そういう行動にも、もしも洪水が発生するような事態になったときには十分さまざまな点を考慮しなくちゃいけないと思いますので、ぜひ、最近の異常気象ということも含めて安全対策を各自治体が講じることを県としても指導していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  あともう一点、最後の質問に移ります。  主要地方道、弘前環状線弘前市撫牛子4丁目交差点から田舎館方面への交通安全対策について伺います。当該箇所の道路拡幅と歩道整備の見通しについて伺います。  実はここの点について、住民の方から切実な要望が出されております。現状について、このように書かれています。  近年、自動車の激増によって、道路を歩くことは危険きわまりない状況に陥っている。県道である本道路においても例外でない。特に朝の出勤・登校時間帯は渋滞が著しく、常盤や川部、豊蒔方面から弘前市内に入ってくる車で渋滞し、平川にかかる豊平橋のほうまでのろのろ運転の状態となっている。しかも本道路には定期バス運行道路にもかかわらず歩道がなく、幅員も約5.5メートルそこそこ、また、道路は直線でなく、カーブがかっているため見通しが悪く、高齢者は道路を横切って向かいの家に行くことも容易ではない現状にある。早くこのことを解消してもらいたいと念願している。特に冬場になると、ひどいときは道がU字型となり、滑って歩けなくなってしまうという、こういう深刻な状況だと訴えられています。  そういう状況ですので、早い道路拡幅と歩道整備が必要だと思いますが、その見通しについて伺いたいと思います。 65 ◯三上道路課長  道路の拡幅や歩道整備に際しましては、交通量、それから歩行者の利用状況、地元の協力体制などを勘案しまして、優先度の高いものから整備を進めているところです。  この箇所の整備につきましては、まず地域の方々の御協力が必要不可欠なことから、地元弘前市とともに状況把握を行いまして、地元の協力体制も含めた整備の可能性について検討してまいりたいと考えております。 66 ◯安藤委員  弘前市とも協力しながら状況把握ということですけれども、ぜひ一日も早くそれが実現できるように、地元の方の協力も仰いで、道路の拡幅が実現できるように力を入れていただきたいというふうに思います。  一応県の認識としては、優先的にここはもう整備が必要だという認識ではあるということでよろしいでしょうか。その確認をさせていただきます。 67 ◯三上道路課長  優先度って、地域の、弘前市からの、市内でもいろんなところを抱えていますので、弘前市からの要望を受けたものを優先順位と考えておりますので、残念ながらここはまだ弘前市の要望は上がっていませんので、県として、まだ優先度は高くないというふうにとらえていますが、その辺、弘前市と協議しながら、本当のところを聞いて、地域の協力体制等も含めてもう一度弘前市と確認をとって、その優先度について再検討したいというふうに考えています。 68 ◯安藤委員  地元の方たちの切実な要望ですので、弘前市に対しても声をこれからもっと上げていただくようにもお話ししたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そして、この道路の件なんですが、当面の対策として、地元の方の要望なんですが、用水路がちょうど道路に走っているんです。その用水路に冬場だけ、冬場だけということないんです、冬場に雪を捨てさせてもらえると、狭い道路に両端雪がかなりたまる状態なので、そこに捨てさせてもらいたいという要望も出されています。そこで、当面の対策として冬期間の既存側溝への排雪について伺いたいと思います。 69 ◯三上道路課長  この地区に隣接する路線に、既存側溝に融雪溝のふたがつけられておるようですが、このふたにつきましては、融雪溝として整備されたものではないという事情があります。現状で委員おっしゃるところの側溝に雪を捨てた場合には、用水路として使用されているところもありますので、そこに雪が詰まって水があふれることも予想されますので、冬期間の水量ですとか下流の状況、その辺を調査しまして、投雪が可能かどうか検討してまいりたいと考えております。 70 ◯安藤委員  聞いた話によりますと、そこにつながる、今お話にあったように、県道沿いで、既に雪を捨てるような取り組みがされていまして、そこではうまくいっているというお話ですし、それから、今要望を出されているところについても、冬場、幾分水がたまっているような状況で、これを有効活用させてもらえればというふうなことですので、ことしの冬よく調査してということですので、十分住民の方の御意向も聞いていただきながら調査を進めて、でき得るならば住民の方の要望に沿っていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 71 ◯森内委員長  ほかに質疑はございませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり]  ないようでありますから、これをもって審査を終わります。  以上をもって建設委員会を終わります。 ○閉 会  午後 0時00分 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...