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  1. 青森県議会 2010-06-23
    平成22年第262回定例会(第6号)  本文 開催日: 2010-06-23


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(長尾忠行) ただいまより会議を開きます。  本日は、暑い折から、上着を脱いでもよいことといたします。     ───────────────────────       ◎ 委 員 会 審 査 報 告     ─────────────────────── 2 ◯議長(長尾忠行) 各委員長から委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。     ───────────────────────       ◎ 各 委 員 長 報 告     ─────────────────────── 3 ◯議長(長尾忠行) 議案第一号から議案第八号まで及び報告第一号から報告第三号まで並びに請願陳情を一括議題とし、各委員長の報告を行います。  総務企画委員会委員長、四十四番成田一憲議員の登壇を求めます。──成田議員。 4 ◯総務企画委員会委員長(成田一憲) 総務企画委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る二十一日開催し、本会議より付託されました議案八件及び陳情一件について審査の結果、議案第七号及び報告第二号については多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致をもって原案どおり可決されました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「基金に頼らない財政運営及び一定の基金残高の確保に向けて、どのように取り組んでいくのか伺いたい」との質疑に対し、「平成二十年度十二月に策定した青森県行財政改革大綱に基づく財政健全化努力の徹底を図っていくが、自主財源に乏しい本県財政にとっては、地方交付税の充実が何よりも重要であることから、その実現を国に強く働きかけるなどさまざまな取り組みにより、一定規模の基金残高を確保しつつ、収支均衡の実現を目指します」との答弁がありました。  このほか 一つ、職員の仕事と育児の両立支援業務執行体制について 一つ、県有財産の信託の一部変更について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  また、陳情の審査の結果については、お手元に配付の委員会報告第一号のとおりであります。
     以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 5 ◯議長(長尾忠行) 環境厚生委員会委員長、四十七番菊池健治議員の登壇を求めます。──菊池議員。 6 ◯環境厚生委員会委員長(菊池健治) 環境厚生委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る二十一日開催し、本会議より付託されました議案二件及び請願一件について審査の結果、議案についてはいずれも満場一致をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。  「DPC制度による算定方法は、従前の算定方法と何がどのように違うのか伺いたい」との質疑に対し、「従来の入院医療費は、入院患者に行った診療行為ごとの点数を積み上げて算定する、いわゆる出来高払い方式である。DPC制度では、病名と診療行為により定められた診断群分類ごとの一日当たりの点数により算定する入院基本料、投薬、注射、検査等から成る包括評価部分と、手術、麻酔、リハビリ等個別に点数を算定する出来高評価部分とを合算して算定する包括払い方式となる点が異なるものである」との答弁がありました。  このほか、県内でDPC制度を導入している病院、導入しない病院についての質疑があり、答弁がありました。  また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第二号のとおりであります。  以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。 7 ◯議長(長尾忠行) 以上をもって各委員長の報告を終わります。  ただいまの報告に対して質疑を行います。質疑はありませんか。  〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(長尾忠行) 質疑なしと認めます。     ───────────────────────       ◎ 討        論     ─────────────────────── 9 ◯議長(長尾忠行) これより討論を行います。  討論は議題外にわたらないよう、簡明に願います。  一部反対討論、十番安藤晴美議員の登壇を許可いたします。──安藤議員。 10 ◯十番(安藤晴美) 日本共産党安藤晴美です。  議案、報告に対する一部不承認の立場で討論を行います。  報告第一号「専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件(平成二十一年度青森県一般会計補正予算)」については、県債などの最終的な額の承認を求めるものですが、平成二十一年度青森県一般会計の本予算に反対していますので、不承認といたします。  青森県の財政が新幹線建設並行在来線分離に伴う多額な地方負担の影響で困難を強いられています。国及びJRの適切な対応を求めることとあわせ、地方交付税の配分を強化するよう国に求め、地方の疲弊を回避させることが重要だということを強調しておきたいと思います。  報告第二号「専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件(青森県県税条例の一部を改正する条例)」のうち、自動車取得税軽油引取税について十年間の暫定税率は廃止としながら、当分の間、現在の税率水準を維持するというあいまいなものになっています。我が党は、暫定税率をなくすと同時に、環境税を導入し、環境に配慮していくことが必要だと考えています。なお、二〇一〇年度政府予算に盛り込まれた地方税法の一部を改正する法律案の中に、個人住民税扶養控除見直し案が盛り込まれたことは、家計に対する影響が極めて高く、許しがたいことだということを述べておきたいと思います。  八件の提出議案については、すべて賛成しますが、若干意見を付しておきたいと思います。  議案第一号、第二号に関する男性職員が育児休業などをとりやすくし、育児参加の条件を緩和する措置は、少子化対策としても有効であり、昨年の通常国会において全会一致で成立した改正育児・介護休業法に基づくものと認識しています。ただ、現在、男性の育児休業の取得率はわずか一・二三%であること、一方、男性社員の三割超は育児休業をとりたいと望んでいるにもかかわらず申請しづらい雰囲気がある、申請したけれども認められなかったなどの背景が反映されていることです。どれだけ制度の改善が図られても、長時間労働が蔓延する職場では、職場に迷惑がかかるからと制度の活用は進みません。男性も含めて子供と接する時間が十分にとれる時間に帰ることのできる働き方へ転換が求められます。労働時間や年休など働くルールの確立が、公務員、民間を問わず確立される社会にしなければならないと考えます。  議案第四号「青森県県税条例の一部を改正する条例案」のたばこ税の税率を改めるものについては、二〇一〇年十月からたばこ税の税率が千本につき千七百五十円、うち都道府県四百三十円、市町村千三百二十円引き上げられるものですが、政府の税制改正大綱で、たばこ税についての位置づけを国民の健康の観点から、消費を抑制するため、将来に向かって税率を引き上げていく必要があると明記しています。今回の増税を機会に、たばこの被害に苦しんでいる人たちへの対策や医学研究、予防対策などの予算措置を明らかにし、増税分をその財源に充てるなど、国民の健康に資するという立場を明確にすることが必要だと考えます。あわせて、当県においては県南を中心としたたばこ生産者に対する転作支援などを進めていくことや、県民に対する禁煙指導及び厚生労働省健康局長通知に示された今後の受動喫煙防止対策の基本的な方向性として、多数の者が利用する公共的な空間においては、原則として全面禁煙であるべきであるという対策が確立されるよう求めます。  議案第七号「県有財産の信託の一部変更の件」については、青森県会館の売却に当たって、当会館を利用している県人会、観光事務所などが不利益にならぬよう配慮すること、また、売却の条件が不当なものにならぬよう注視することを求めます。  最後に、もう一件意見を付します。  今般、菅直人首相が打ち出した消費税一〇%への大増税についてです。これは暮らしと経済を壊すものであり、絶対に許すことができません。特にひどいのは、今度の消費税増税計画が大企業の法人税引き下げとセットで打ち出されていることです。日本経団連がことしの四月、消費税は…… 11 ◯議長(長尾忠行) 安藤議員に申し上げます。今の発言は議題外ですので、取りやめてください。 12 ◯十番(安藤晴美) 税制に関係していたことだと思いましたので、ちょっと触れさせていただきました。  今回のその消費税の税率引き上げとあわせて、法人税を一五%下げるという問題もありますので、国民の暮らしを守るという立場から、この消費税の増税には私どもは反対だということを申し添えさせていただきます。  このことをつけ加えさせていただきまして、討論とさせていただきます。 13 ◯議長(長尾忠行) 賛成討論、十四番丸井裕議員の登壇を許可いたします。──丸井議員。 14 ◯十四番(丸井 裕) 自由民主党の丸井裕であります。  賛成討論を行います。  本定例会に提出され、本日採択に付されますのは、議案第一号から議案第六号までの条例案六件、議案第七号及び議案第八号の単行議案二件並びに専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件三件の合わせて十一件であり、そのすべてに賛成、承認するものであります。  初めに、議案第一号「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」及び議案第二号「職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案」について所見を申し上げます。  子供を産み育てやすい環境づくりは、だれもが認める大切な施策です。今回の改正は、民間や国に準じて少子化対策の観点から仕事と子育ての両立支援を推進するための見直しを行うものでありますので、職員が制度を積極的に活用できるよう、実際の運用に当たっての配慮をお願いします。また、仕事と子育ての両立は、社会全体の課題でありますので、県におかれては、地域社会全体で子育てを支え合う環境づくりの推進など、本県における子育て支援のさらなる充実に取り組んでいただきたいと思います。  次に、議案第四号「青森県県税条例の一部を改正する条例案」について申し上げます。  今回の改正は、法人県民税について法人税割の税率の特例の適用を延長する等の内容であります。この税率の特例については、子育て支援や高齢者、障害者への福祉サービスなど、社会福祉政策の充実といった県政の重要課題に対応することを目的としているとのことでありますので、県におかれては、この貴重な財源について納税者の視点も踏まえながら、県民が安心して生活できる環境づくりのために、効果的に活用していただくよう強く要望いたします。  次に、本定例会の議論で多くの方が触れられた東北新幹線全線開業に関連して申し上げます。  東北新幹線全線開業は、本県にとっての千載一遇の機会であり、観光・交通面での積極的な取り組みはもちろんのこと、県産品の売り込みや企業誘致の推進などの産業振興に至るまで、さまざまな分野においてその効果を最大限に享受できるよう万全の準備を整えていかなければならないわけでありますから、県としても、関係者と一丸となり、全力で取り組んでいただきたいと思います。その一方で、全線開業と同時にJR東日本から経営分離される並行在来線北海道新幹線の建設に係る地元負担の問題が依然として進展していない点は非常に残念でなりません。  まず、並行在来線については、十二月以降、目時―青森間という非常に長い区間を青い森鉄道線として地域で担っていかなければならないわけですが、現在のままのスキームでは地元は負担に耐えられず、国策である鉄道貨物の走行を含めた路線の安定的な維持、存続は大変困難であると考えております。また、北海道新幹線については、工事費増額や新幹線と貨物列車の共用走行区間におけるすれ違いの問題を抱えておりますが、現時点では、これらの問題が除外された形で国の認可が行われたわけであります。  これらの問題に対しては、本定例会においても地方負担の軽減や国の財政支援の必要性について意見等が出されたわけであります。 15 ◯議長(長尾忠行) 丸井議員に申し上げます。ただいまの発言は議題外でありますので、簡明に願います。 16 ◯十四番(丸井 裕) はい。我々議会としても、これから県と力を合わせ、より一層の支援を求めてまいります。  最後に、議長のお許しを得て、今月二十日、八甲田山系山中での火山性ガスが疑われる遭難事故によりお亡くなりになられた方に、この場をかりまして謹んで哀悼の意を表します。  以上申し上げ、賛成討論を終わります。 17 ◯議長(長尾忠行) 本職より議員の皆さんに申し上げます。議題外にわたる発言が続いております。討論は議題外にわたらないようにお願いいたします。  一部反対討論、十一番古村一雄議員の登壇を許可いたします。──古村議員。 18 ◯十一番(古村一雄) 反対討論はしますけれども、私は遵法精神、議会のルールを守ることにかけては皆さんには引けをとらない、そういう自負を持っている者であります。  社民党・県民クラブ古村一雄であります。  今定例会は、さしたる案件も提出されないだろうという思い込みから、一生のうち一度くらいは賛成討論なるものを試みるチャンスがちょうど来たのではないか、そう思っておりましたけれども、会期に入って、聞くうちに、調べるうちに、いつものあの感情の高ぶりに返ってしまいました。それは、都心の一等地、飯田橋駅近くにある本県にとってはかけがえのない貴重な県有不動産、青森県会館を売り払って二十億円の現ナマを手にしようとする魂胆ありありの丸見えの議案第七号が提案されているからであります。  いわゆる旧東京事務所東京宿泊所は、終戦直後の昭和二十三年に建物つきで土地を取得し、首都東京における県行政の拠点施設として、政府への働きかけや情報収集、情報交換などの役割を担ってきたところであります。その後、東京事務所は、昭和四十四年、都道府県会館に移動しましたが、私どもや県民にとっては気軽に利用できるというものではありません。六月で廃止される東京宿泊所は、四十五年に建てかえし、平成元年には、御承知のとおり、土地信託契約に基づいて運営されてきたところであります。この間、昭和四十七年には観光案内所が、昭和六十年にはあおもり北彩館の前身である風味コーナーが併設、営業へと発展し、形を整えた県産品の販売、宣伝など、他の道府県の店とは見劣りはするものの、本県のアンテナショップの役割を十分に果たしており、経営的にも採算ベースを維持しているところであります。  このように由緒ある、そして、現在もまた価値のある青森県会館は、県の説明によっても経営的には順調に推移しており、年一億五千万円ほどの賃料収入を得て、県の財政にも寄与しているところでありますし、これから当分の間も県財政に貢献する見通しとなっています。  千代田区内の都心の一等地にある青森県会館は、土地面積が二百四十坪程度で、所有するには手ごろな物件であります。特に所在地は、東京不案内の方向音痴の私でさえ、飯田橋をおりて左に曲がることを間違わなければ数分でたどり着ける好位置にあります。緊張を強いられっ放しの首都東京での生活活動、そのど真ん中に県所有の土地があり、利用できる施設があるというだけで、在京の県人あるいは利用する県人にとっては気軽に立ち入る、あるいは振る舞える青森県の施設であるものと私は誇りを持っています。  なのに、早く現金を手にしたいという県は、経済的側面からだけの売却理由をごちゃごちゃ、あれもこれもと並べ立てているだけで、到底私どもは納得できるものではありません。交通の便はすこぶるよい。何よりも、土地も建物も県民みんなが所有する施設であり、周りに気兼ねなく青森言葉で語り合いながら利用できる施設であります。ふるさと納税制度もできるようになりました。青森に思いを寄せ続けている県出身者、在京県人、さらには、親睦交流のために悩み事や困り事の相談、果ては民主党の波多野里奈さんのように、青森県にお世話になったとして恩返ししたいという義理がたい人々のサロンのためにも、当然首都東京における県産品の宣伝や販売、情報の収集、発信などの機能をさらに充実させ、県が所有、運営していくべきではないでしょうか。  私は余り好まない言葉でありますけれども、新幹線開業効果を瞬間的、単発的に終わらせないために、県有を維持して、地味ながらも継続すべき施策と確信しているところであります。行政目的のない県有財産と県当局は強調しますが、一時的な金に目がくらんだのではないかと心配、気がかりであります。幾ら金に困っているとはいえ、処分してはならないものもあるはずであります。貧すれば鈍する、窮すると言いますが、先人、先代が手にした江戸屋敷は手放すべきではなく、より行政目的にかなった有効な活用方策を鋭意県当局は検討すべきと思う立場から、売却目的先にありの七号議案には反対します。  続いて、報告第二号であります。県税条例の一部を改正する条例案にも反対をします。  委員会審議の場においては、質問の機会をつい失念してしまい、大失態を演じました。県税の自動車関連の諸税の課税に当たっては、暫定を廃止して、税率は当分の間水準を維持するという改正であります。暫定とは一時的なものと学校では教わりましたが、自動車取得税では暫定が三十六年間、軽油引取税は三十四年間続いています。それでは、当分の間とはいつまでなんでしょうか。暫定と当分の間では課税期間がどう違うのか、私にはよくわからない。暫定と当分の間のこの件に関してだけは、民主党も、自民党も、そして三村知事も信用できません。  以上二つの提出議案、報告に社民党・県民クラブとして反対の態度を明らかにして討論を終わります。議題外にはわたりませんでしたので、御承知おきいただきたいと思います。 19 ◯議長(長尾忠行) これをもって討論を終わります。     ───────────────────────       ◎ 議  案  採  決     ─────────────────────── 20 ◯議長(長尾忠行) これより議案の採決をいたします。  議案第八号「青森県収用委員会委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 21 ◯議長(長尾忠行) 起立多数であります。よって、本件は同意されました。  報告第二号、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 22 ◯議長(長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  報告第一号、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 23 ◯議長(長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第七号、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 24 ◯議長(長尾忠行) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第一号から議案第六号まで及び報告第三号、以上七件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 25 ◯議長(長尾忠行) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。     ───────────────────────       ◎ 請 願 陳 情 採 決     ─────────────────────── 26 ◯議長(長尾忠行) 次に、請願陳情の採決をいたします。  陳情受理番号第一号及び陳情受理番号第二号は、起立により採決いたします。  陳情受理番号第一号及び陳情受理番号第二号、以上二件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。  ただいまの二件は、所管委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 27 ◯議長(長尾忠行) 起立総員であります。よって、陳情受理番号第一号及び陳情受理番号第二号は不採択とすることに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。請願受理番号第一号は、所管委員長報告どおり採択とすることに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択とすることに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。委員会審査報告中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これを継続審査に付することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ───────────────────────       ◎ 発 議 案 上 程
        ─────────────────────── 30 ◯議長(長尾忠行) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  発議第九号から発議第十一号までを一括議題といたします。     ───────────────────────       ◎ 発 議 案 採 決     ─────────────────────── 31 ◯議長(長尾忠行) お諮りいたします。発議第九号から発議第十一号までは、提案理由説明、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  発議第九号から発議第十一号までを採決いたします。  発議第九号「青森県稲わらの有効利用の促進及び焼却防止に関する条例案」、発議第十号「市町村に対して、稲わらの有効利用の促進を図るための施策の実施と焼却等の処分を防止するための対策の徹底を求める決議案」及び発議第十一号「地上デジタル放送への円滑な移行を求める意見書案」、以上三件の原案に賛成の方は御起立を願います。  〔賛成者起立〕 33 ◯議長(長尾忠行) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。  なお、意見書等の取り扱いについては、本職に御一任願います。     ───────────────────────       ◎ 議  員  派  遣     ─────────────────────── 34 ◯議長(長尾忠行) 議員の派遣を議題といたします。  お諮りいたします。会議規則第百二十三条の第一項の規定により、お手元に配付のとおり派遣を決定することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(長尾忠行) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────────────── 36 ◯議長(長尾忠行) 以上をもって議事は全部終了いたしました。     ───────────────────────       ◎ 閉会あいさつ     ─────────────────────── 37 ◯議長(長尾忠行) 知事のごあいさつがあります。──知事。 38 ◯知事(三村申吾) 閉会のごあいさつを申し上げます前に、議長のお許しを得て、去る六月二十日に青森市荒川の八甲田登山線付近で発生した火山性ガスが原因と疑われる遭難事故で、不幸にしてとうとい命を失われました伊藤実姫さんの御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の方々に対し深く哀悼の意を表するものであります。引き続き、関係機関と連携しながら、事故原因の究明等、今後しっかりとした対応をしてまいります。  それでは、県議会第二百六十二回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今回の議会におきましては、去る六月九日開会以来、本日まで十五日間にわたり、本議会に提案いたしました職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案など十一件の議案につきまして慎重な御審議をいただき、それぞれ原案どおり御議決、御同意並びに御承認をいただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程におきまして議員各位からいただきました御意見を十分尊重し、最善の効果をおさめるよう誠意をもって努力していきたいと思いますので、何とぞ一層の御協力をお願い申し上げる次第であります。  以上、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。 39 ◯議長(長尾忠行) これをもって第二百六十二回定例会を閉会いたします。 午後一時三十七分閉会 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...