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  1. 青森県議会 2010-06-18
    選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書 開催日: 2010-06-18


    取得元: 青森県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 (可決)          選択的夫婦別姓制度導入に反対する意見書  選択的夫婦別姓制度導入は多くの問題点が指摘されている。たとえば、国家基礎的単位である家族の絆の問題、夫婦別姓を選択すれば、必ず子供は両親のどちらかとは違う「親子別姓」となる。また、一度夫婦別姓を選択した後は、子の姓は夫婦のどちらかに統一され、その後の変更は認められない。  また、他人から見ても誰が親子関係なのか分かりにくい状況が生じ、戸籍や住民票の記載も紛らわしいものとなる。そして、学校や会社や一般社会においても姓で呼び合う文化・習慣が多い中、夫婦親子別姓になることは、特に子供に与える影響が深刻なものになると思われる。親子関係をめぐる痛ましい事件が起きている今日において、更に家族一体感を喪失してしまわないか懸念される。  また、現行制度における女性の社会進出に伴う不都合については、旧姓の使用範囲を拡大する法整備などによって解消していくべきと考える。  現在、選択的夫婦別姓制度について政府・与党内において意見統一がなされておらず、最近行われた世論調査においても反対が賛成を上回っているという結果が出ている。まさに国家根幹部分に関わる問題について拙速に結論を出すことは許されない。  よって、日本の伝統文化家族の絆を崩壊させる恐れがある選択的夫婦別姓制度導入することのないよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 平成22年6月18日                               青 森 県 議 会 (第262回定例会・発議第2号・山内和夫外24名提出) Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...