青森県議会 2009-10-09
平成21年第259回定例会(第7号) 本文 開催日: 2009-10-09
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(
田中順造) ただいまより会議を開きます。
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◎ 議 長 報 告
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2 ◯議長(
田中順造)
報告事項を申し上げます。
十月六日開催の
決算特別委員会において正副委員長の互選を行った結果、委員長に
中村弘議員が、副委員長に
丸井裕議員がそれぞれ当選した旨の報告がありましたので、御報告いたします。
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◎ 議 会 報 告
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3 ◯議長(
田中順造)
議会報告として、第九号「原子力・
エネルギー対策特別委員会経過報告書」をお手元に配付してあります。
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◎ 議席の一部変更
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4 ◯議長(
田中順造) 議席の一部変更を行います。
会議規則第四条第三項の規定により、お手元に配付の議席図のとおり変更いたします。
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◎
委員会審査報告
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5 ◯議長(
田中順造) 各委員長から
委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。
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◎ 各 委 員 長 報 告
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6 ◯議長(
田中順造) 議案第一号から議案第二十二号まで及び報告第一号並びに請願を一括議題といたし、各委員長の報告を行います。
総務企画委員会委員長、十七番
熊谷雄一議員の登壇を求めます。―
熊谷議員。
7
◯総務企画委員会委員長(
熊谷雄一)
総務企画委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日開催し、本会議より付託されました議案五件について審査の結果、議案第一号中所管分、第四号及び第十五号については多数をもって、その他の議案については、いずれも
満場一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
「平成二十一年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案について、
消防学校費の
訓練用設備の改修に要する経費の内容について伺いたい」との質疑に対し、「
訓練用設備の改修に要する経費については、今回の国の
地域活性化・
経済危機対策臨時交付金を活用して行う事業であり、市内新城にある
消防学校の
教育訓練施設である
補助訓練棟、
教育訓練用車輌及び
防災資機材保管庫の
改修工事を行うための所要経費を計上したところである。
補助訓練棟は、昭和五十四年に設置された
鉄骨づくりの
訓練用設備であり、
中高層建物における消火、救助等の訓練をするもので、現在、さびや腐食等が進行しており、訓練等の安全を確保するために改修するものである」との答弁がありました。
このほか
一つ、
防災情報通信設備整備事業に係る
整備内容及び整備に要する経費の内訳について
一つ、
私立高等学校授業料軽減補助の
対象生徒数が今回の補正分以上に増加した場合の県の対応について
一つ、
幼児教育緊急環境整備費補助の内容と
積算内容について
一つ、青森県
核燃料物質等取扱税条例の一部を改正する条例案について、暫定税率を導入しなかった場合、再
処理施設に係る
核燃料物質等取扱税の減収はどの程度と見込まれるのか
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
8 ◯議長(
田中順造)
環境厚生委員会委員長、二十四番
山内正孝議員の登壇を求めます。―
山内議員。
9
◯環境厚生委員会委員長(
山内正孝)
環境厚生委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日開催し、本会議より付託されました議案十件について審査の結果、いずれも
満場一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「抗
インフルエンザウイルス薬の備蓄量はどのようになっているのか伺いたい」との質疑に対し、「抗
インフルエンザウイルス薬については、平成十八年度、平成十九年度の二カ年で
タミフル十二万人分を備蓄しており、これに今年度の当初予算及び九月
補正予算による備蓄を合わせると総備蓄量は、
タミフル二十五万九千四百人分、リレンザ一万四千五百人分となる」との答弁がありました。
次に、「青森県
環境保全・
二酸化炭素排出抑制対策基金を活用して行う事業のうち、
地球温暖化対策事業の具体的な内容について伺いたい」との質疑に対し、「今回設置する基金を活用して行う事業は、
公共施設及び
民間施設への
太陽光発電システムや
LED照明の導入、
木質ペレットストーブの設置など、
各種施設の省エネ・
グリーン化や
再生可能エネルギーの導入を推進していくものである」との答弁がありました。
このほか
一つ、青森県
汚染土壌処理業許可申請手数料徴収条例案を提案した経緯について
一つ、青森県
介護基盤緊急整備等特例基金による
事業終了後の対策について
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
10 ◯議長(
田中順造)
農林水産委員会委員長、十六番
岡元行人議員の登壇を求めます。―
岡元議員。
11
◯農林水産委員会委員長(
岡元行人)
農林水産委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日開催し、本会議より付託されました議案二件について審査の結果、いずれも
満場一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「
集落営農推進人材育成事業の内容と事業を減額した経緯について伺いたい」との質疑に対し、「本事業は、
集落営農組織等が効率的な生産体制を確立するため、既存の
農業機械を
整理合理化し、高性能な機械を導入するのに必要な経費の一部を補助する事業である。平成二十一年度は、三
集落営農組織からトラクター、コンバインなどを導入する
事業実施希望があり、その予算を計上したが、実施に当たり
事業計画を精査したところ、二つの組織について、既存の
農業機械の
整理合理化が難しいことから実施を取りやめ、事業費を減額するものである。なお、これらの組織については、
担い手経営展開支援リース事業等、他の事業を活用して、希望した
農業機械を導入できる見込みとなっている」との答弁がありました。
このほか
一つ、りんご
緊急需給調整対策事業費の
活用方法について
一つ、
木質バイオマス活用「冬の農業」
推進事業の目的とその内容について
一つ、
バイオマス資源を活用した県の今後の取り組みについて
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
12 ◯議長(
田中順造)
商工労働エネルギー委員会委員長、十四番
丸井裕議員の登壇を求めます。―
丸井議員。
13
◯商工労働エネルギー委員会委員長(丸井 裕)
商工労働エネルギー委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日開催し、本会議より付託されました議案三件について審査の結果、いずれも多数をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
議案第二十二号「権利の放棄の件」について、多くの委員から質疑が行われ、その主なるものとして、「
再生計画案の認可決定後は、
中小企業高度化資金消費貸借契約の内容はどのように変わるのか」との質疑に対し、「
八戸企業団地協同組合と
アンデス電気株式会社との
賃貸借契約内容を踏まえ、県は、
八戸企業団地協同組合との原契約に基づき、
中小企業基盤整備機構と協議しながら、償還期間などの
契約内容を変更することとしている」との答弁がありました。
次に、「県では、平成十七年度の
高度化資金を貸し付けた後、
アンデス電気株式会社の
経営状況をどのように把握していたのか伺いたい」との質疑に対し、「毎年度、決算書を確認の上、売上高等についてヒアリングを行い、事業の
実施状況、
収益状況について進捗管理を行ってきたところである」との答弁がありました。
次に、「仮に
再生計画案に同意しなかった場合、どのような影響があるのか伺いたい」との質疑に対し、「
再生債務者の
破産手続が開始され、
破産手続に基づく
再生債務者の財産等の清算が行われることとなる。この場合、四百二十七名の従業員が失職するほか、
アンデス電気株式会社と取引のある企業の経営にも影響を与え、また、同社の持つ先端技術や技術者の流出により
県内製造業の
競争力低下も懸念されるとともに、県の債権回収という観点からは、
破産手続への移行により配当がほとんど望めなくなるなど多くの弊害が予想される」との答弁がありました。
また、議案第二十二号については、
委員会審査報告書のとおり、
アンデス電気株式会社に係る
貸付債権については、最大限の回収に努め、
償還状況及び
経営状況について、議会に対し定期的に報告することなどを内容とする附帯決議を可決したところであります。
その他の議案に対する質疑としては、
一つ、
IT活用サポーター活動事業の内容、実施する背景及び目指す成果について
一つ、在伯青森県人会館の
改修内容について
一つ、青森県
グリーン電力証書需要創出モデル事業の内容について
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
14 ◯議長(
田中順造)
文教公安委員会委員長、十五番三橋一三議員の登壇を求めます。―三橋議員。
15
◯文教公安委員会委員長(三橋一三)
文教公安委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日開催し、本会議より付託されました議案三件及び請願一件について審査の結果、議案については、いずれも
満場一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、「
県立学校体育館老朽改築等事業の内容について伺いたい」との質疑に対し、「
県教育委員会では、平成六年十二月に発生した
三陸はるか沖地震を契機として、計画的に
県立学校施設の耐震化を図ってきたところであるが、耐震化をさらに加速するため、
五所川原農林高等学校の寄宿舎など七校十六棟の耐震診断、
八戸東高等学校第二体育館など五校五棟の
改築工事を内容とする本事業を実施することとしたものである」との答弁がありました。
次に、「青森県
銃砲刀剣類所持許可申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例案に関連し、
銃砲刀剣類所持等取締法の改正の経緯、目的について伺いたい」との質疑に対し、「今回の法改正は、平成十九年に長崎県佐世保市で発生した
散弾銃使用による
殺傷事件や、平成二十年に東京都秋葉原で発生した
刃物使用による無
差別殺傷事件等、最近の
銃砲刀剣類等を使用した凶悪犯罪の発生を踏まえ、ダガーナイフなど
所持禁止となる剣の範囲の拡大、
銃砲刀剣類の所持者に対する監督の強化等を主な
改正内容として行われたものである」との答弁がありました。
このほか、環境・
エネルギー教育実習設備等整備事業の内容等について質疑があり、それぞれ答弁がありました。
また、請願の審査結果については、お手元に配付の
委員会報告第一号のとおりであります。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
16 ◯議長(
田中順造)
建設委員会委員長、十八番
相川正光議員の登壇を求めます。―
相川議員。
17
◯建設委員会委員長(
相川正光)
建設委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
当委員会は、去る七日に開催し、本会議より付託されました議案五件について審査の結果、いずれも
満場一致をもって原案どおり承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要を申し上げます。
「
都市計画総務費における
県民協働による
まちづくり推進事業の背景と目的について伺いたい」との質疑に対し、「本県では、平成二十年四月の推計人口が五十二年ぶりに百四十万人を下回るなど、
人口減少幅が拡大傾向にある。このため、県としては、特に衰退が進行している地域を対象に、
県民協働による
まちづくり推進事業により、市町村の
まちづくり計画や地域の
まちづくり活動にかかわる人材の
育成支援を図るものである」との答弁がありました。
このほか
一つ、八戸港の荷役機械の運営に要する経費の内容について
一つ、修繕する
橋形クレーンの設置時期と最近五年間における主な
修繕内容とそれに要した金額について
一つ、今後の
橋形クレーンの更新に係る県の考え方について
一つ、
河川改良費等における
補正内容について
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要を申し上げ、報告を終わります。
18 ◯議長(
田中順造) 以上をもって各委員長の報告を終わります。
ただいまの報告に対して質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
19 ◯議長(
田中順造) 質疑なしと認めます。
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◎ 討 論
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20 ◯議長(
田中順造) これより討論を行います。
討論は議題外にわたらないよう、簡明に願います。
一部
反対討論、二十二番
松尾和彦議員の登壇を許可いたします。―
松尾議員。
21 ◯二十二番(
松尾和彦)
民主党会派の
松尾和彦でございます。
議案に対して一部
反対討論を行います。
議案第一号「平成二十一年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」に反対いたします。
理由は、先日行われました
県社会福祉協議会の
記者会見において発表された、職員による横領の件に関する部分が含まれているためであります。新聞報道によりますと、
県社会福祉協議会は、二〇〇四年度から
生活福祉資金貸付事業の事務を担当していた三十歳
代男性職員が、二〇〇七年十二月から二〇〇九年八月にかけて十九回にわたり
当該事業の償還金計七百四十一万二千三百二十五円を横領したことが判明いたしました。この償還金は、社会的に苦しい立場の方々がその生活の中から捻出された返済金であります。県社協は
記者会見で、内部監査が数年間行われておらず、通帳の管理も元職員一人が担当していたなど、経理事務がずさんだったことを認めております。このようなずさんな管理をなくするということを、
住宅供給公社の事件の際に、県は県民に対して誓ったはずであります。あのときの反省はどこに行ったのでありましょうか。
九月四日から九日までの監査によって最初の不審な経理が発覚してから、いまだに議会に対しての報告はありません。今議会において、
社会福祉資金貸付事業十億一千三百六十万四千円の巨額の費用が審議されているにもかかわらず報告がないということは、議会軽視、
県民軽視以外の何物でもありません。また、議会における公正な審議を阻害する行為でもあります。
説明責任をどう考えているのか、不審に思います。なお、執行に当たっては、
住宅供給公社や他の不正経理など、ずさんな
管理体制の問題が多くの県民から指摘をされている中で、このような問題が発覚した団体への速やかな交付は、到底県民として受け入れられるものではないと考えます。県議会の役割は、公平公正な県政の運営の確保と県民の知る権利に最大限こたえていくことではないでしょうか。本事案への対応については、そのいずれについても反しているものと考えております。
第一号議案は、
県民生活を考える上で必要な予算も含まれておりますが、一カ月にわたって事実を把握していながら、何ら説明がなされてこなかった事実は極めて重いと考えます。定例会の実質的な審議が終了した時点での記者発表にも疑問の念を禁じ得ません。このため、県民への
説明責任を第一と考える民主党は、やむを得ず本議案に反対するものであります。
事業の性格上、社会の弱い立場の人々に対して使われる資金であり、事業の円滑な推進を図るためにも、県からの速やかな調査結果報告が強く求められます。よって、今回の事案の詳細がはっきり説明されるまでの間、議会としてこの件について議決を行うのは適当ではないと考え、我々
民主党会派は反対を表明するものであります。
以上です。
22 ◯議長(
田中順造)
賛成討論、二番
高橋修一議員の登壇を許可いたします。―
高橋議員。
23 ◯二番(
高橋修一) 自由民主党の
高橋修一であります。
賛成討論を行います。
本定例会に提出され、本日採決に付されますのは、議案第一号から議案第七号までの
補正予算案七件、議案第八号から議案第二十一号までの条例案十四件、議案第二十二号の単行議案一件並びに専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件一件であり、そのすべてに賛成、承認するものであります。
初めに、議案第一号「平成二十一年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」について申し上げます。
今回の
補正予算は、国の
補正予算に基づく
経済危機対策関連経費が中心であり、また、これに関連する多くの
基金設置条例も提案されているところであります。この
経済危機対策関連の予算は、六月定例会で既に議決している三百三十三億円余の対策とともに、現下の経済・雇用情勢の改善や
県民生活の安心確保につながるものであり、一日も早く県民の皆様にその効果が届けられることを期待するものであります。
なお、先日、政府による
補正予算の
見直し状況が発表されております。地方向けの予算には大きな影響はないようでもありますが、その詳細は明らかになっておらず、また、現在も
見直し作業は進められており、いまだ地方の現場を不安にさせている状態が続いております。また、これから政府が行おうとしている改革には、
県民生活に直結するものが含まれておりますが、急激な政策転換に伴う地方へのさまざまな影響が憂慮されるところであります。
事は
県民生活に直接かかわることであり、県におかれては、県民の声、地方の実情をしっかりと届けていただくとともに、先日の
一般質問で
森内議員がおっしゃられたように、我々県議会としても、これを最優先に考えた対応が必要であると考えております。
次に、本議会を通じて多くの議論がなされました
原子力政策に関連して申し上げます。
本定例会には、
核燃料物質等取扱税の改正に係る条例案が提出されておりますが、
使用済み燃料の
貯蔵プールが
貯蔵許可量に近づきつつある中、六ヶ所再
処理施設においては
アクティブ試験が終了せず、先般、その竣工時期を一年二カ月延長する
工事計画の変更が国に届け出されたところであります。これにより、現行の課税方式では来年度以降の税収の確保が困難な状況となったため、今回の改正に至っているものであります。
この
アクティブ試験の状況や再
処理施設の竣工時期等については、県議会として、去る九月二十九日に開催された原子力・
エネルギー対策特別委員会において、
事業者側の対応をただしたところでありますが、
阿部議員の
一般質問に対して、知事からも改めてお答えありましたとおり、
ガラス固化試験については、スケジュールにこだわることなく、安全の確保を最優先に進められることが重要であり、県におかれては、引き続き、県民の安全・安心を第一義に対処いただくとともに、我々としても、関心を持って今後の国及び事業者の対応を注視していきたいと考えております。
最後に、
アンデス電気株式会社の
再生計画案への同意に伴う、中小企業
高度化資金の債権放棄について申し上げます。
この件については、本議会において多くの、そしてさまざまな議論がなされました。
アンデス電気株式会社という特定企業のために多額の資金が貸し付けられ、これを放棄しなければならない事態に至った原因や、その責任の所在を初め、今後の債権回収に長期間を要すること、
アンデス電気株式会社の再生の見通し等について、多くの議員が県の認識、対応等をただしたところであります。
ただ、一方では、今回の
アンデス電気株式会社の
再生計画案が白紙となり同社が破産することとなれば、これによる多くの雇用が失われ、県内の雇用情勢へのさらなるマイナスの影響も予想されるところであります。また、この融資制度自体は、県内中小企業の育成や地域経済の発展のための大きな支えとなってきたことも事実であり、中小企業を取り巻く情勢が厳しい中、本制度が担うであろう役割は理解するところでもあります。しかしながら、我々としては、多くの県民が日々懸命に暮らしている中にあって、国民、県民の税金で賄われた本資金による多額の貸し付けを一企業のために放棄するという判断を選択しなければならないことは、まことに遺憾であります。
県におかれては、どのような理由があったにせよ、この結果を招いた責任を重く受けとめ、このような事態が二度と起こることがないよう、誠心誠意取り組んでいく必要があると考えるものであります。
このため、今後の中小企業
高度化資金の貸し付けに当たっては、中小企業はもとより、県民の理解を得られる運用が求められるところであり、先日開催された
商工労働エネルギー委員会において、多額な中小企業
高度化資金の貸し付けに当たっては、中小企業の置かれている状況に十分配慮するとともに、審査体制のなお一層の充実に努めること、そして貸し付け先のフォローアップ体制のなお一層の強化充実に努めること、さらに
アンデス電気株式会社に係る
貸付債権については、最大限の回収に努め、
償還状況及び
経営状況について議会に対し定期的に報告することを内容とする附帯決議案が提出され、可決されたところであります。
県におかれては、この趣旨を重く受けとめ、真摯に対応いただくことをお願いするものでありますが、我々県議会の総意として、本会議においてもこれを決議すべきと考えるものであります。
以上を申し上げ、
賛成討論を終わります。
24 ◯議長(
田中順造) 一部
反対討論、十一番安藤晴美議員の登壇を許可いたします。―安藤議員。
25 ◯十一番(安藤晴美) 日本共産党の安藤晴美です。
議案に対する一部
反対討論を行います。
議案六件に反対し、十七件に賛成します。
主なる議案の反対理由を述べます。
議案第一号「平成二十一年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」について。
今回の
補正予算は、国の
経済危機対策関連経費と救急勤務医・産科医の確保、リンゴ価格の維持安定などに係る経費の予算措置をしたものとなっています。
経済危機対策関連の
補正予算については、成立した国の予算を有効に使う必要がありますが、国の
補正予算そのものに問題があるという立場であります。
二〇〇九年度
補正予算は、総額約十四兆円に上る巨額の税金を投じながら、大企業には大盤振る舞い、国民には一回限りのばらまき、それらのツケは消費税増税で国民に押しつけるというもので、日本共産党は反対しました。一部には、地方公共団体への配慮などとして、〇八年度第二次
補正予算とあわせ、不十分ながら、自治体での雇用や暮らしの対策に活用できる財政措置も含まれ、青森県においても緊急経済・雇用対策、産業振興対策及び生活安心対策の三つの施策が提案されました。しかし、いずれも次年度以降も継続されるものではなく、一時的か、あるいは三年間を支出の期限とするものです。これでは、それぞれ必要な施策の効果を十分検証することはできません。
議案第四号「平成二十一年度青森県鉄道施設事業特別会計
補正予算(第二号)案」については、新幹線の地元負担、並行在来線経営分離の方針に対して従来より反対しています。
議案第二十二号「権利の放棄の件」について。
県が
アンデス電気株式会社に対する直接債権七千三百二十九万円及び連帯保証債権五十六億七千四百十四万円を放棄する提案でありますが、県が行った中小企業
高度化資金の貸し付けが全体で七十四億六千二百八十六万円、そのうち十七年度だけで五十一億七千六百九万円に及び、これだけの設備投資に対する融資及び運営診断、アドバイスが妥当なものであったのか、その判断と責任が厳しく問われるものとなっています。また、県は、
八戸企業団地協同組合が
高度化資金により取得した施設設備を
アンデス電気株式会社に賃貸することにより得られる賃貸料から年間三千万円の債権を回収すると言うが、約二百年に及ぶものであり、現実からかけ離れた議論と言わざるを得ません。よって、関連する議案第五号「平成二十一年度青森県小規模企業者等設備導入資金特別会計
補正予算(第一号)案」とあわせ反対いたします。
議案第十五号「青森県
核燃料物質等取扱税条例の一部を改正する条例案」について。
日本の核燃料政策は、
使用済み燃料のすべてを再処理し、取り出されたプルトニウムを燃料として利用する。諸外国から核武装を疑われないように、発生したプルトニウムはすべて使ってしまうという技術的、経済的、社会的現実を無視した原則が、困難の原因になっています。
その困難の状況の一つが、再処理工場の一年二カ月に及ぶ十七回目の竣工延期であります。ガラス固化体の製造技術と運転する人間の技術が未確立ということが証明されました。既に経費は三倍の二兆一千九百億円に達しました。今回提案された
核燃料物質等取扱税の改正案は、こうした日本の核燃料政策のひずみが生み出した結果の苦肉の策であります。今、青森県がとるべき姿勢は、国に行き詰まっている核燃料政策を見直すよう提言することだと考えます。
ウランのかわりにトリウムをまぜた燃料を軽水炉で燃やすトリウム発電所が注目されています。最近、米国では、超党派でトリウム・サイクル検討の法案を議会に提出しようとする動きもあるようであります。低炭素社会を目指すオバマ政権は、その手段として原子力発電に高い優先順位を与えてはいません。また、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の建設計画と国際パートナーシップの国内プログラムとしての新再
処理施設の建設中止も注目すべきです。
最後に、今議会に提出された意見書について一言申し上げます。県民の皆さんの切実な声が反映された四本の意見書が否決されたことは大変残念です。特に生活保護の母子加算の復活を求める意見書は、国民的に共通する思いであり、民主党連立政権の合意ともなっているものです。一日も早く実現させなければならない重要課題であり、全員一致で採択されるべきであったと考えます。
なお、きょうの新聞報道で明らかになりました
県社会福祉協議会の貸付金の償還金横領事件に関して、国、県の補助金及び指導監査にかかわっている県として、今議会で中間報告など何らかの報告をしてしかるべきでした。そのことを強く指摘させていただきます。
以上、意見を述べ、一部
反対討論といたします。
26 ◯議長(
田中順造) 一部
反対討論、十三番奈良岡克也議員の登壇を許可いたします。―奈良岡議員。
27 ◯十三番(奈良岡克也) 十三番奈良岡克也でございます。
社民党・県民クラブを代表して一部
反対討論を行わせていただきます。
まず、今次第二百五十九回定例会に提出された第一号から第二十二号までの議案に対する社民党・県民クラブの態度でありますが、反対する議案は、第一号、第二号、第四号、第五号、第十五号、第二十二号の六議案であります。これ以外の十六議案には賛成することといたします。
それでは、以下、議案に対する主な反対理由を申し述べて一部
反対討論とさせていただきます。
第一点目は、議案第一号「平成二十一年度青森県
一般会計補正予算(第二号)案」についてであります。
平成二十一年度の国の
補正予算が成立したことを受け、県は平成二十一年度
一般会計補正予算(第二号)案として二百三十八億円余りを計上しております。
今回の
補正予算案は、国の経済危機対策としての
補正予算を受ける形で、
経済危機対策関連経費について所要の予算措置を講じ、公共事業及び国庫補助事業等について事業費の補正を行うとされています。ですが、青森県内では、中小企業の倒産、リストラが相次ぐ中で、完全失業率は第一・四半期推計で七・九%、七月有効求人倍率も〇・二七%といずれも全国最低を記録し、八月末での新規高校卒の求人も四一%減という極めて厳しい雇用情勢となっています。県内経済の底上げを図るためには、雇用対策を拡大する方向性が求められています。私は、
一般質問で、商工労働部がもっとリーダーシップを強め、県庁各部局横断的な雇用対策を講ずるべきだと強調いたしました。しかし、今回の県の
補正予算案では雇用対策が極めて弱く、青森県基本計画未来への挑戦にある最重要戦略キーワード「雇用の創出・拡大」の方向に合致していないと思いますので、これを代表例として議案第一号に反対いたします。
ところで、昨日八日、
県社会福祉協議会のずさん経理が発表され、本日報道されました。委員会を含めたすべての質疑が終わった時点での公表は、何らかの意図があるものと勘ぐられても仕方がないものと思います。県は、今次九月
補正予算案において、生活福祉基金として十億円、特例つなぎ資金として五千五百万円、三年分を一括して県社協に交付するとしていますが、
補正予算案が可決されても、事件の全容解明と県社協のずさん経理の体質が改善されるまでは交付を凍結すべきであります。ただし、生活福祉資金を待ち望んでいる
県民生活に支障がないよう、県は早急に事務手続を進めるべきでもあります。
第二点目は、議案第二号「平成二十一年度青森県港湾整備事業特別会計
補正予算(第一号)案」についてであります。
県のこれまでの港湾行政は、コンクリート行政というべき手法で港湾整備事業がなされてきたと考えます。具体的には、八戸港における埠頭用地等の用地造成を行ってきておりますが、これまで整備してきた港湾用地や施設の利活用状況から判断すれば、これはまさに無駄な公共事業の典型であり、こういう事業に回す予算があったらもっと雇用対策に振り向けるべきと思いますので、議案第二号には反対いたします。
第三点目は、議案第四号「平成二十一年度青森県鉄道施設事業特別会計
補正予算(第二号)案」についてであります。
これは並行在来線青い森鉄道の八戸―青森間開業に向け、並行在来線指令システム整備等の経費として計上されています。しかし、並行在来線には、整備新幹線建設着工の条件に、並行在来線のJR経営分離を認めろとした当時の国のスキームが地方の財政を苦しめている根源であることから、国が総合交通政策の一環として、並行在来線第三セクター鉄道会社の安全運行に責任を持つことが本来あるべき姿であります。並行在来線に対する国の支援策はとっくに提示されているはずのものですが、自民・公明連立政権はこれをなし遂げることができずに、さきの衆議院選で政権交代となり、その全貌はいまだやみの中にあります。よって、新政権に対して早急に国の支援策の実現を図る努力が求められるところです。国がおかに上がった状態で、いたずらに県の出費だけがかさむという姿では、この議案第四号には賛成できません。
第四点目は、議案第四号「平成二十一年度青森県小規模企業者等設備導入資金特別会計
補正予算(第一号)案」及び議案第二十二号「権利の放棄の件」についてであります。
アンデス電気をめぐる問題については、既に多くの議員がこれを取り上げ、県側のこれまでの答弁では、
高度化資金の融資の審査に瑕疵はなかったを繰り返し、百年に一度の経済危機が原因だとして、県民に心配をかけたことへの謝罪のほかは、結果責任に対する明確な見解表明は最後まで何もなく、これでは、昨年のリンゴ、花の品種登録取り消し問題や不適正経理問題と同様の議論経過であり、県側の結果責任のとり方は依然として取り残されており、県民は納得できないことを強調しておきます。また、企業再建の最高責任者である社長ポストが不在の状態で果たして再生計画が進むのかという心配があり、不測の事態に対処する際に、顧問と社外取締役三名及び現専務という体制が世間一般で通用するのかという疑問が増幅していることを指摘いたします。こうした状況下で、債権回収計画が二百年という長きにわたるのは極めて非現実的であり、将来の世代に問題を先送りすることで現体制の責任を回避する便法であります。よって、これに関する二つの議案には反対であります。
第五点目は、議案第十五号「青森県
核燃料物質等取扱税条例の一部を改正する条例案」についてであります。
六ヶ所再処理工場の竣工計画が一年二カ月延期されたことに伴い、全国の原発から六ヶ所再処理工場に使用済み核燃料の搬入ができなくなり、搬入分の核燃料から核燃税の税収が確保できなくなることへの対応策として、再処理工場
貯蔵プールの貯蔵核燃料に対する税率を六・六倍に引き上げて増税をするやり方については、核燃税を徴収する県と支払う日本原燃の双方で合意すれば税率変更が可能と言われますが、余りにも御都合主義ではないかと思います。日本原燃の側には、放射能の不安や危険を与える代償として、危険手当を支払うという負い目があり、そこに
アクティブ試験がトラブル続きで十七回も竣工延期をするという弱みが生じています。一方の県には、日本原燃の弱みにつけ込む強みが生じたことで、課税期間の途中でも貯蔵核燃料の税率を変更して税収を確保してしまえという魂胆が透けて見える気がいたします。
知事が今回の大幅な竣工計画の延期という事態の中で、スケジュールにこだわることなく、じっくり腰を据えてと話していますが、これには再処理工場が稼働する可能性が否定されない限りにおいては、同工場が動こうが動くまいが、県としては核燃税が予定どおり入ればそれでオーケーだと言っているように私には聞こえます。今回の税率値上げは、県側の浅ましい気持ちがにじみ出ているようであり、一県民として実に情けなく、恥ずかしく思うところであります。また、日本原燃がこの税率値上げを負担に思えば、電力業界が電気料金に転嫁することが考えられ、結局県民に負担がつけ回しをされる可能性が高くなると思います。県財政だけの問題では決してなくなるわけであります。
六ヶ所再処理工場は一年二カ月の竣工延期となりますが、工場全体の経年劣化が進み、いつ大事故につながるかわからないという危険があります。もはや操業をあきらめ、県は、核燃税や原子力マネー依存から早急に脱却し、
再生可能エネルギーに政策を転換する時期に来ていることを訴え、議案第十五号には反対であることを申し上げて、一部
反対討論を終わります。
28 ◯議長(
田中順造) これをもって討論を終わります。
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◎ 議 案 採 決
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29 ◯議長(
田中順造) これより議案第二十二号を採決いたします。
議案第二十二号「権利の放棄の件」、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
30 ◯議長(
田中順造) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
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◎ 動 議
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31 ◯議長(
田中順造) 次に、山内和夫議員外四十一名から議案第二十二号「権利の放棄の件」に対する附帯決議を求める動議が提出され、所定の賛成者がありますので、本動議は成立しております。
議案第二十二号「権利の放棄の件」に対する附帯決議を求める動議を議題といたします。
本動議を職員に朗読させます。
〔職員朗読〕
議案第二十二号「権利の放棄の件」に対する附帯決議を求める動議
青森県議会会議規則第十七条の規定により提出する。
平成二十一年十月九日
青森県議会議長
田中順造 殿
提出者 青森県議会議員 山 内 和 夫 外四十一名
以 上
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◎ 動 議 採 決
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32 ◯議長(
田中順造) お諮りいたします。本動議は、提案理由説明、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33 ◯議長(
田中順造) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより本動議を起立により採決いたします。
議案第二十二号「権利の放棄の件」に対する附帯決議を求める動議、本動議に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
34 ◯議長(
田中順造) 起立総員であります。よって、議案第二十二号「権利の放棄の件」に対する附帯決議を求める動議は可決されました。
次に、ただいま可決されました附帯決議について知事より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。―知事。
35 ◯知事(三村申吾) ただいまの附帯決議につきましては、これを重く受けとめ、その御趣旨を尊重して対処してまいりたいと存じます。
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◎ 議 案 採 決
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36 ◯議長(
田中順造) 引き続き、議案第一号から議案第二十一号まで及び報告第一号の採決をいたします。
議案第一号、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
37 ◯議長(
田中順造) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第二号、議案第四号、議案第五号及び議案第十五号、以上四件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
38 ◯議長(
田中順造) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第三号、議案第六号から議案第十四号まで、議案第十六号から議案第二十一号まで及び報告第一号、以上十七件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
39 ◯議長(
田中順造) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
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◎ 請 願 採 決
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40 ◯議長(
田中順造) 次に、請願の採決をいたします。
請願受理番号第四号、本件に対する委員長の報告は不採択であります。
本件は所管委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
41 ◯議長(
田中順造) 起立多数であります。よって、請願受理番号第四号は不採択とすることに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。
委員会審査報告書中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これを継続審査に付することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
42 ◯議長(
田中順造) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◎ 議 員 派 遣
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43 ◯議長(
田中順造) 議員の派遣を議題といたします。
会議規則第百二十三条第一項の規定により、お手元に配付の議員の派遣について採決いたします。なお、本件については二回に分けて採決いたします。
お手元に配付のナンバー一の海外派遣について、派遣を決定することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
44 ◯議長(
田中順造) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
次に、お諮りいたします。お手元に配付のナンバー二の議員研究交流大会について、派遣を決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(
田中順造) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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46 ◯議長(
田中順造) 以上をもって議事は全部終了いたしました。
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◎ 閉 会 あ い さ つ
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47 ◯議長(
田中順造) 知事のごあいさつがあります。―知事。
48 ◯知事(三村申吾) 県議会第二百五十九回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今回の議会におきましては、去る九月二十四日開会以来、本日まで十六日間にわたり、本議会に提案いたしました平成二十一年度青森県
一般会計補正予算案など二十六件の議案につきまして慎重な御審議をいただき、閉会中の継続審議となりました決算の認定を求める件など三件の議案を除き、それぞれ原案どおり御議決並びに御承認をいただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程におきまして議員各位からいただきました御意見を十分尊重し、最善の効果をおさめますよう誠意をもって努力していきたいと思いますので、何とぞ一層の御協力をお願い申し上げます。
以上、閉会のごあいさつといたします。
49 ◯議長(
田中順造) これをもって第二百五十九回定例会を閉会いたします。
午後五時五十四分閉会
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