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青森県議会
>
2009-09-14
>
平成21年議員説明会 本文 開催日: 2009-09-14
平成21年議員説明会 名簿 開催日: 2009-09-14
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平成20年度決算特別委員会(第1号) 資料 開催日: 2009-10-06
平成19年文教公安委員会 名簿 開催日: 2007-09-18
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青森県議会 2009-09-14
平成21年議員説明会 本文 開催日: 2009-09-14
取得元:
青森県議会公式サイト
最終取得日: 2023-01-04
↓
最初
の
ヒット
へ(全 0
ヒット
) 1 ○開 会 午前10時01分
◯田中議長
本日は、
三村知事
、
日本原燃株式会社川井社長
、そして
議員各位
の
皆様方
におかれましては、本日の
説明会
に当たり、それぞれの
日程等
を
調整
いただきまして御参加いただきましたことを心からお礼申し上げる次第でございます。 それでは、着座をさせていただきまして随時
説明
をさせていただきます。 ただいまから、再
処理施設
の
竣工
時期
変更等
に関する
議員説明会
を開催をいたします。 去る9月1日、
三村知事
より、再
処理施設
の
竣工
時期
変更等
について
議員
への
説明
の場を設けていただきたいとの御要請がありましたので、
地方自治法
第100条第12項に基づく
協議
または
調整
を行うための場として、本日、
議員説明会
を開催した次第であります。 なお、質疑については9月
定例会
や今後設置される
原子力関係
の
特別委員会
で行うこととしますので、本日の
説明会
はあくまでも
説明
のみでありますことを御了承願います。 それでは、
知事
から
説明
があります。──
三村知事
。 2 ◯
三村知事
おはようございます。本日はお時間をいただきましてありがとうございます。 それでは、私から御
説明
申し上げます。 第10回
核燃料サイクル協議会
において、
アクティブ試験
に関して、私から
確認
・要請した
項目
についての
取り組み状況
及び本年5月1日に
指示
した高
レベル廃液漏えい事象
を踏まえた
第三者機関
の
評価
結果等について、7月28日、
日本原燃株式会社鈴木代表取締役
副
社長
から私に
報告
がありました。 私から
鈴木
副
社長
に対して、
アクティブ試験
に係る
確認
・
要請項目
について、
ガラス固化試験
については、国内の
学識経験者
を集めた
ガラス固化技術研究評価委員会
や
れんが材料
の
専門家
からの意見、
助言
を得るほか、
オールジャパン体制
で
研究開発機関
との
連携
をとることに加え、国外の同じ形式の
溶融炉
を持つドイツやアメリカの
研究機関
からの
情報取得
、さらに、
フランス・アレバ社
からも支援・
助言
を得ながら、ぜひともそれらの
知見
を反映してじっくりと取り組むこと。
組織
の有機的な
連携
の構築については、再
処理事業部特命担当
を有効に活用し、各部署における十分なコミュニケーションを図り、
社長
が
先頭
に立ってしっかり
改善
すること。
企業体質
の変革については、これまでの
工程優先
の
建設
型から、
運転
・
保守優先
型の
組織
へ改正し、
現場
での
リスク管理能力
、
技能レベル
の
向上
を図ること及びこれから行う
組織改正
に向けた
取り組み
により、常に安全が最
優先
であるということを
組織
全体に浸透させること。
トラブル
の
再発防止
については、
安全技術担当
を各課に設置するなど
再発防止
のための体制を整備することに加え、
リスク評価
の
技術
を
向上
させる
教育
を行い、個々人の
リスク察知能力
も
向上
させ、これらをきちんと進めることにより、同じ過ちを繰り返すことなく、
トラブル対策
に万全を期すこと。 また、
第三者機関
による
監査
及び
評価
結果について、
原子力技術協会
による
特定評価
の結果、
改善策
の
内容
及びその
実施状況
はおおむね妥当、ロイド・レジスター・ジャパンによる
特別監査
の結果、
指摘事項
、
観察事項
はないとされているが、それぞれ
要望事項
や
期待事項
が掲げられているので、これらをきちんと
取り組み
に反映し、
品質保証活動
の
向上
に向けてしっかりと
対応
することを要請しました。 次に、8月31日、
川井社長
から私に対して、同日、
原子炉等規制法
に基づき、再
処理施設
の
竣工
時期を本年8月から
平成
22年10月へ
変更
する旨、国に対して届け出たとの
報告
がありました。
私から
川井社長
に対して、
核燃料サイクル協議会
において、
アクティブ試験
に関して
確認
・要請した4
項目
について
取り組み
を着実に進めていくこと。 再
処理事業
に携わる
協力会社
も含むすべての社員に
品質保証
を徹底させるため、
先頭
に立って取り組むこと。
核燃料サイクル
は我が国の
原子力政策
の基本であり、これを確立していくためには、六ヶ所再
処理施設
について、安全の確保を第一義に、当面する
課題
を1つ1つ着実に解決し、しっかりとした
安定運転
を実現することが求められており、今後とも、
スケジュール
にこだわることなく、安全を最
優先
に進めることを要請しました。 なお、
川井社長
からは、原子力安全・
保安院
から、
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
における
使用済燃料等
によって汚染されたものを適切に処理するため、可能な限り
早期
に
改善
を図るよう
指示
を受けた旨の
説明
があり、これにつきましても適切に
対応
するよう求めたところであります。 私は、
アクティブ試験
については、今後とも、
スケジュール
にこだわることなく、安全を最
優先
に進めることが重要であり、国及び
事業者
の
対応
を厳しく見きわめつつ、慎重かつ総合的に対処していきます。 以上、御
説明
といたします。ありがとうございました。 3
◯田中議長
次に、
日本原燃株式会社
から
説明
を願います。──
日本原燃株式会社川井代表取締役社長
。 4
◯川井日本原燃株式会社代表取締役社長
おはようございます。
日本原燃
の
川井
でございます。 本日はお忙しい中、大変貴重な時間をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。また、日ごろから
議長
を初め
県議会議員
の
皆様
におかれましては、
当社事業
に格別の御理解と御
指導
を賜り、重ねて御礼を申し上げます。
社長
に就任してほぼ1カ月が経過し、その責任の重さを痛感するとともに、身の引き締まる思いをしているところでございますが、県民の
皆様
の御期待に何とかおこたえすべく
誠心誠意全力
で取り組んでまいる
所存
でございますので、ぜひよろしくお願いいたします。 私の
最大
の使命は再
処理工場
をしっかりと
竣工
に持っていくことであり、そのための
課題
を1つ1つ解決していく
所存
であります。 再
処理工場
は、
使用済燃料
の剪断、
溶解
、分離、精製、そしてウランや
MOX粉末
の製品をつくる
工程
、すなわち
工場
の主
工程
につきましてはその
安全性
と
運転性能
の
確認
を終了しており、残るは高
レベル廃液
の
ガラス固化
の
工程
のみとなっております。 この残された
試験
を完遂するためには、安全第一に、着実かつ確実に進めていくことが必要であると考えております。微力ではありますが、全身全霊で職責を全うしてまいります。ぜひ御
指導
のほどよろしくお願いいたします。 本日は、8月31日に国に届け出ました再
処理工場
の
工程変更
と、9月7日に国に
報告
いたしました
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
における
使用済燃料
によって汚染されたものの
取り扱い
につきまして御
説明
させていただきたいと思います。 再
処理工場
の
竣工
時期につきましては、ことしの1月に、2月の
竣工
から8月の
竣工
に
変更
いたしましたが…… 5
◯田中議長
社長
、着座してよろしいですよ。 6
◯川井日本原燃株式会社代表取締役社長
ありがとうございます。 再
処理工場
の
竣工
時期につきましては、ことしの1月に、2月
竣工
から8月
竣工
に
変更
いたしましたけれども、その後の
現場作業
の
状況
を踏まえ、今後の
工程
を精査した結果、
竣工
時期を来年の10月として、8月31日、国にその旨を届け出るとともに、
知事
並びに
議長
にも御
報告
させていただきました。 今回の
工程
で大幅に
竣工
時期を延ばすことになりましたが、安全を最
優先
に、慎重の上にも慎重に、1つ1つ着実かつ確実に進めてまいりまして、再
処理工場
の
竣工
に向けてしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 また、今回の
工程変更
に伴いまして、
先行操業施設
として運用しております
使用済燃料
の
受け入れ
・
貯蔵施設
における
作業
で発生した廃材とか紙とか
ウエス
とか
作業着
といったような汚染されたものについては、同じ
施設
の
貯蔵建屋
の中で保管しておりますが、
保管スペース
が非常にタイトになってきておりまして、
本体
の
施設
内に
相当数
を仮置きしていることから、8月31日に、国から可能な限り
早期
に
改善
のための
措置
を講ずるようにと
指示
を受けまして、去る9月7日に
対策
を取りまとめて国に
報告
し、あわせて県にも御
報告
させていただきました。 この後、これらの
内容
につきまして、この詳細を再
処理計画部長
の
中村
から御
説明
をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 7
◯田中議長
中村日本原燃株式会社
再
処理計画部長
。 8
◯中村日本原燃株式会社
再
処理計画部長
再
処理計画部長
の
中村
でございます。 まず、お手元の
資料
2に基づきまして、
工事計画
の
変更
と今後の
作業内容
について御
説明
いたします。失礼ですが、着席して
説明
させていただきます。 2ページをごらんください。これまでの
ガラス固化施設
の
試験運転
の経緯を
説明
します。 一昨年の11月、
ガラス固化施設
の
アクティブ試験
を開始しました。しかしながら、
溶融炉
の
安全運転
が実現できず、12月に
試験
を中断しました。その
原因究明
を行い、
安定運転条件
に関する検討結果を20年6月、国に
報告
しました。7月、
試験
を
再開
しましたが、
最初
の
ガラス流下
の際、
溶融炉
の
流下停止事象
が発生しましたことから、この原因を突きとめ、10月に
試験
を
再開
しました。
再開
後、
試験
は順調に推移しましたが、不
溶解残渣廃液
の供給を開始した24日から徐々に
ガラス
の
流下性
が低下しましたことから、
溶融炉
に
攪拌棒
を入れて
回復操作
を実施しました。この
作業
の途中で
攪拌棒
が炉内にひっかかるという
事象
が発生したため、炉が冷えるのを待ち、12月に炉内を
観察
を
観察
したところ、
攪拌棒
の曲がりを
確認
しました。また、炉内を詳細
観察
したところ、24日に
天井れんが
の一部損傷を
確認
しました。 その後、
攪拌棒
の
改修等
の
復旧作業
を実施している中、本年1月、高
レベル廃液
の
漏えい事象
が発生するとともに、
漏えい
後の
保守作業
などに関して
保安規定違反
との指摘を原子力安全・
保安院
から受けました。 これらの
課題
につきましては、現在、全社を挙げて
対応
しているところでございます。すべての解決には相当の時間を要すことから、3ページに
記載
のとおり、再
処理工場
の
竣工
時期を本年8月から来年10月に14カ月延期することとしました。
工程変更
の基本的な考え方でありますが、安全を最
優先
に、
アクティブ試験
及びその
再開
に必要な
復旧作業
に、慎重には慎重を期して、1つ1つ着実かつ確実に取り組むことを
基本方針
としました。 具体的には、これまでの
試験
、
セル内作業
の
実績
を踏まえ、付随する
リスク
を洗い出し、その
対応策
をあらかじめ講ずること。(2)、今後の
試験
、
操業
に向けて、高
レベル廃液
の
漏えい
に伴う一部
設備
の劣化に対処するため、
固化セル
内の
機器
の
点検
を徹底的に行うこと。(3)、
ガラス固化施設
の
試験
に万全を期し、念のために
東海
村にある六ヶ所村と同じ
溶融炉
を活用し
データ
の収集、分析を行うこと、としました。
竣工
までの
作業
は大きく分けて、3つの
ステップ
に進めます。4ページをごらんください。
最初
のステッフは、本年12月までを
目途
に、
セル内機器
の
点検
、
れんが
の
回収
、
溶融炉
からの
ガラス
抜き出しを行うというものです。
セル
内の
洗浄作業
につきましては、この土曜日から
再開
しました。この
作業
が終わり次第、2)、
セル内機器
の
点検
。3)、
溶融炉
の
熱上げ
・
れんが回収
。4)、
ガラス
の抜き出し、
炉内観察
と進める
予定
です。 これらの
作業
に伴う
リスク対策
としまして、
右側
に
記載
のとおり、2)、
セル内機器
の
点検
では、
点検
後の
機器
に、
機器
の交換に備えてあらかじめ
予備品
を確保する。3)、
れんが
の
回収
では、
回収装置
の
モックアップ試験
と
改良
、
回収訓練
の徹底、複数回の
れんが回収
期間を設定するなどを講ずることとし、既に
回収装置
の
試験
、
改良
、訓練に着手しています。 これらの
作業
の
具体的方法
を示します。5ページをごらんください。
左側
の図は、
ガラス固化試験
での
点検
・
保守作業
の方法を示しています。図の1)は、人の立ち入ることのできない
固化セル
内での
点検
・
保守
には
パワーマニピュレータ
を用いて行う様子を示しています。一方、図の中の2)は2カ所についていますが、この穴はふだん閉まっています。これをあけて
セル
内の
設備
を外に運び出し、
作業員
が直接
保守
することもできます。 6ページをごらんください。左上に
記載
のとおり、
固化セル
内には約400の
機器
が設置されています。このうち、高
レベル廃液
の
漏えい
により影響を受けた
可能性
のある
機器
220を
点検対象
とし、
外観観察
、
絶縁抵抗測定
、
作動確認
を行います。これまでに約8割を終了していますが、残り2割と既に終了した8割の一部について念のために
点検
する
計画
です。
右側
には
セル
内の
洗浄作業
の様子を示しています。
洗浄
は、
パワーマニピュレータ
と
高圧水
を用いて慎重に進めております。現在、
機器
の
点検
・
調整
を行うため一時中断しておりますが、今後、図で黄色に示しております
ブスバー
──これは
溶融炉
に電気を供給する電線でありますが、この
洗浄
を行う
予定
です。 7ページをごらんください。
左側
の図に示すとおり、
れんが回収装置
を
溶融炉
の上部から炉内に挿入し、
装置
の先端についている
れんが回収治具
を用いて
れんが
を
回収
します。
右側
には
回収装置
や
れんが
をつかむ
治具
の
写真
を示しています。 8ページをごらんください。第2
ステップ
の
作業内容
ですが、来年7月までを
目途
に
溶融炉
内の
残留物除去作業
と
セル内機器
の
点検
を行います。
左側
に
記載
しておりますように、炉内から
ガラス
の抜き出しが終了後、5)、もう一度
セル内機器
の
点検
を行い、その後、6)、炉内の
残留物
の
除去作業
を行い、
炉内観察
を行います。そして、
ガラス固化試験
に入る前に、念には念を入れて、7)、
セル
内
点検
を行います。 これらの
作業
に伴う
リスク
に対しましては、図の
右側
6)に
記載
のとおり、炉内の
残留物
が前回──これは昨年2月中旬から3月にかけて実施しましたが、その際の2倍残留しているかもしれないとして
除去期間
を設定することとしました。また、あわせて、現行の
除去装置
に加え、これまでの
知見
、
実績
を踏まえて高
効率除去装置
を開発し、現在、この
装置
の
改良
と
操作訓練
を進めています。 9ページをごらんください。
残留物除去装置
の
概要図
と
写真
を示しています。
左側
が昨年使った
装置
です。キツツキのような
装置
で
溶融炉
に付着した
残留物
を
除去
します。
右側
は新しく開発した
装置
を示しています。
残留物
の
除去
を効率よく行えるよう、
ダイヤモンドカッター
を先端に装備するとともに、
除去
した
残留物
の
回収
を高速で実施できるように、2つの
装置
を分離して
溶融炉
に設置することにしました。 最後に第3
ステップ
の
説明
です。10ページをごらんください。来年10月を
目途
に
ガラス固化施設
の
アクティブ試験
を実施します。
最初
に、8)、
溶融炉
の
熱上げ
を行い、続いて9)、
ガラス固化試験
を行います。
試験
に際しましては、上に
記載
のとおり、まずは不
溶解残渣
を含まない高
レベル廃液
から
試験
を
再開
し、
データ
を取得しつつ、最後に不
溶解残渣
を含む高
レベル廃液
の
ガラス固化試験
を行う
計画
です。これらの
試験
が終了し次第、
アクティブ試験報告書
を国に提出し、国における審議の後、再
処理工場
の
竣工
となります。 この
ステップ
におきましては、図の
右側
に
記載
のとおり、
ガラス固化試験
に万全を期すため、
東海
村の
モックアップ試験設備
を活用し、あらかじめさまざまな
運転条件
を模擬して
データ
を取得し、これを
ガラス固化試験
に活用していく
所存
です。 引き続きまして、
資料
3に基づきまして、8月31日、原子力安全・
保安院
からちょうだいしました
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
における汚染されたもの──
廃棄物
のことでございますが、これの
取り扱い
に関する
指示
への
対応
について御
説明
いたします。 2ページをごらんください。
左側
に
記載
のとおり、
使用済燃料
の
受け入れ
・
貯蔵施設
は
平成
11年に
操業
を開始しました。この
施設
の
管理区域
内の
作業
で使用した木材、紙、
ウエス
などにつきましては、
ドラム缶
などに封入後、
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
に附属する第1低
レベル廃棄物貯蔵建屋
に
貯蔵
してきました。しかしながら、第1
貯蔵建屋
がほぼ満杯となったことから、現在、低
レベル廃棄物
は、
ポリエチレン製
の
収納袋
に入れた後、
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵建屋
などの
管理区域
内に仮置きしています。
写真
の上段が、
ドラム缶
や
ボックスパレット
と呼ばれる
容器
に
廃棄物
を封入し、第1
貯蔵建屋
で保管している
状況
です。下の
写真
は、
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵建屋
において
廃棄物
を仮置きしている
状況
の
写真
です。
写真
では、
廃棄物
は
収納袋
に入れて、
メッシュパレット
と呼ばれる鋼製のかごに詰めておさめています。 このような仮置きにつきましては、
安全確保
を図る観点から、
汚染防止対策
、
被曝防止対策
、
火災防止対策
などを定めた
社内マニュアル
を制定し、毎日の
巡視点検
などの
措置
を実施しています。 現在の
廃棄物
の
状況
を左下の表に示しています。表の上段に
記載
のとおり、第1
貯蔵建屋
は
貯蔵能力
1万3,500本に対して
保管量
が1万3,332本まで達し、一方、
受け入れ
・
貯蔵建屋
などの仮置きは約8,100本相当となっています。 3ページをごらんください。
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
で発生した
廃棄物
は、
右側
の図に青色で示した
建屋
のうち、一番
右側
の第1低
レベル廃棄物貯蔵建屋
に保管するとともに、その左にあります
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵建屋
などに仮置きしています。これらの
廃棄物
は、
左側
の文章の一番上に
記載
のとおり、再
処理本体施設
が
竣工
した後は、図の下に示しております
本体施設
に附属する低
レベル廃棄物処理建屋
での
焼却処理
または第2低
レベル廃棄物貯蔵建屋
での
貯蔵
を
計画
しています。 これまで再
処理工場
は
竣工
時期を何度も
変更
しましたが、
試験運転開始
後は延期の幅が
最大
でも6カ月でありましたことから、
竣工
さえすれば仮置き
廃棄物
を
本体側
の
施設
に移動できるとの判断から仮置きを継続してまいりました。しかしながら、8月31日、再
処理工場
の
竣工
を14カ月延期したことから、原子力安全・
保安院
から、
廃棄物
の仮置き期間が長くなることについて抜本的な
改善
の
措置
を図るよう
指示
を受けたものです。
当社
といたしましては、原子力安全・
保安院
の
指示
を真摯に受けとめ、
状況
の
改善
を早急に図るべくその
対策
を取りまとめ、9月7日、国に提出するとともに、県御当局に
報告
いたしました。 続きまして4ページをごらんください。
貯蔵庫
の容量を上回るまで仮置きをしてしまった要因について御
説明
します。
平成
13年の
定期点検
の際に、多量の
廃棄物
が発生しましたので、これを
ドラム缶
などの
容器
に詰めるまでの間、一時的に仮置きをしていました。その際、安全に仮置きをするという観点から仮置き
マニュアル
を制定し、その後、
廃棄物
の
発生量
に合わせて仮置きエリアを拡大してきました。また、
マニュアル
に基づく
作業
であるため、特に問題のある行為という認識はありませんでした。 一方で、先ほど申し上げましたように、再
処理工場
が
竣工
すれば仮置きが解消できると考え、
貯蔵庫
の容量を上回っていたにもかかわらず、これを問題視せず、また、
経営層
までこのような
状況
について情報共有していなかったことも判明しました。したがいまして、
工程遅延
に対しまして、
貯蔵庫
の増設といった
抜本対策
を行わずに来てしまったというのが
現場
の実態であります。 このような要因に対しまして、
再発防止対策
として、(1)、
廃棄物
の
発生予測
、
処理計画
を
評価
するよう
社内規定
を改正すること。(2)、管理職は
廃棄物
に関するこのような
リスク
を洗い出し、
回避方策
を検討し、
事業部長
による
マネジメントレビュー
に
報告
すること。(3)、中間管理職に対する
教育
を行うこと。(4)、(2)の
評価
結果を
社長
によるトップ
マネジメントレビュー
の
インプット項目
とし、
経営層
がチェックすること。(5)、
品質保証
室の行う
監査
に、
書類チェック
だけでなく、必要に応じて
現場
の
観察
を追加するという
対策
を実施していくこととしました。 5ページをごらんください。
保安院
からの
指示文書
への
対応
を御
説明
します。まず(1)、
廃棄物
の
保管廃棄能力
の
向上等
の
措置
を可能な限り速やかに行うようにとの
指示
であります。これに
対応
するためには、
資料
に
記載
しております
対策
を講じていきたいと考えています。 1)は、現在、
廃棄物
を仮置きしている
使用済燃料受け入れ
・
貯蔵施設
の
建屋
内に
保管廃棄場所
を新規に設定しようというものです。2)は、現在
アクティブ試験
中の再
処理本体施設
の
廃棄物貯蔵庫
であります第2低
レベル廃棄物貯蔵建屋
の一部を先行的に使用し、仮置きしている
廃棄物
をこちらで保管しようというものです。3)と4)は、新規の
貯蔵建屋
を
建設
するという
対策
です。
資料
には
記載
しておりませんが、
当社
は、
操業
に伴い発生する
廃棄物
に
対応
するため、
計画
的に
貯蔵庫
を増設することとしています。現在、第3低
レベル廃棄物貯蔵建屋
を増設すべく国の
安全審査
を受けていますが、この
貯蔵建屋
は
建設
に長期を要するなどの理由から、仮置き
廃棄物
への速やかな
対応
に適していないと判断しました。このため、第3
貯蔵建屋
に先立ち、速やかに1)から3)の
対策
を進めるべく、
設計変更許可申請
の
準備
などを開始しました。 続きまして、(2)は
改善策
が確保されるまでの
措置
であります。この
対策
のポイントは、1)、袋に詰めています仮置き
廃棄物
を
ドラム缶
などの
容器
に封入すること及び2)から4)の
対策
により仮置き
廃棄物
の
量そのもの
を減らすことです。 まず2)でございますが、現在、第1
貯蔵建屋
に保管されている
ドラム缶
の中には、紙や布を
収納袋
に詰めて、この袋を
ドラム缶
に入れたものが多数あります。紙や布を入れた
収納袋
には
すき間
がありますので、この
すき間
を減らせば
ドラム缶自身
の
すき間
が広がります。そこに仮置き
廃棄物
を入れて封入することにより仮置き
廃棄物
を減らします。1)と2)の
対策
については、
作業
を開始、またはその
準備
を開始しています。 3)の
対策
は、仮置きしている
廃棄物
の中に
アクティブ試験
で発生した
廃棄物
があることから、これらを再
処理本体施設
の
廃棄物処理施設
に移送し、量を減らそうというものです。 4)は、2)の
対策
により容積が減少した
廃棄物
の一部について、再
処理本体施設
において
焼却試験
を行うというものです。3)と4)の
対策
には
保安規定
の
変更認可
などが必要になりますことから、その
準備
を開始しています。 (3)、
廃棄物発生量
の低減も(1)を確保するまでの
措置
であります。
平成
11年の
操業開始
以降これまで、さまざまな
廃棄物発生量低減対策
を講じてまいりましたが、さらに徹底し、
管理区域
内の養生シートの再利用、ゴム手袋の再利用、環境
改善
工事、安全
点検
などの必要な工事以外の延期といった
対策
を実施してまいります。 6ページには、参考としてこれらの諸
対策
を実施したときの仮置き
廃棄物
などの流れを示しましたが、
説明
は割愛させていただきます。 私からの
説明
は以上でございます。ありがとうございました。 9
◯田中議長
これをもって、再
処理施設
の
竣工
時期
変更等
に関する
議員説明会
を終わります。 ○閉 会 午前10時29分 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの
先頭
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