音更町議会 2019-09-24
平成30年度決算審査特別委員会(第4号) 本文 2019-09-24
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開議(午前 9時29分)
◯副委員長(不破尚美さん)
おはようございます。
本日、方川委員長が所用のため、遅参する旨の届出があります。委員長にかわりまして私が議事進行を務めさせていただきます。御協力のほどよろしくお願いします。
報告します。ただいまの出席委員は17名で、定足数に達しております。
本日の
決算審査特別委員会を開会します。
第7款建設費を議題とします。
説明を求めます。
鈴木建設水道部長。
2 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
おはようございます。
それでは、7款建設費について御説明させていただきます。決算書の118ページ、119ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の25ページから28ページ、決算参考資料の27ページから28ページにつきましてもあわせて御参照願います。
それでは、1項1目都市計画費でございます。決算額は1,162万535円で、前年度より約200万円の増は、
都市計画マスタープラン策定準備などに係る委託費の増などによるものでございます。
次に、備考欄に記載した項目の主なものについて御説明いたします。
都市計画審議会費につきましては、審議会委員12名分の報酬及び費用弁償で、審議会2回を開催したところでございます。
開発行為審査等事務費につきましては、木野大型商業施設、それから大雪森林組合、音更町役場など開発行為などの審査や道庁協議に要しました旅費、需用費等及び過去の開発行為におきまして設置されました花園地区の雨水浸透処理施設が10年を経過したものについて、経年性能調査としての浸透試験を行ったものでございます。
スマートインターチェンジ検討資料作成委託料につきましては、長流枝地区に本線に直結する形式での
インターチェンジ設置に向け、これまで検討してまいりました整備効果、事業費等の一部修正や精査を行い、国による
準備段階調査地区採択に必要とされる関係機関との協議資料を作成したものでございます。
都市計画マスタープラン等検討委託料につきましては、上位計画の第6期音更町総合計画の策定に合わせた令和2年度の町の
都市計画マスタープラン策定に向け、30年度はその前段として町の現況把握、課題整理等を行ったものでございます。
公共施設案内標識修繕料につきましては、点検において劣化が確認されました標識5基の部分的修繕を行ったものでございます。
帯広圏広域都市計画協議会負担金につきましては、北海道が令和2年度に定める都市計画区域の整備、開発及び保全に関する方針及び区域区分の定時見直しの基礎調査に合わせまして、帯広圏1市3町で構成されます協議会による補足調査等に係る負担金でございます。
2目都市整備費でございます。決算額は8,215万425円となったところです。
物流団地通につきましては、IC工業団地西側の町道音更下音更西3線で改良舗装351メートルを実施したものでございます。
2項土木費、1目道路橋梁管理費でございます。決算額は5億4,038万5,417円で、前年度より約2億5,600万円の減につきましては、降雪量が前年度より少なかったことなどによります除雪対策費の減などによるものでございます。
日額臨時職につきましては、道路維持作業員3名分の賃金でございます。
道路橋梁応急補修費につきましては、町道の部分的な舗装補修、雨水ますや縁石等の修繕、街路樹の剪定、植樹ますの除草、路肩やのり面の草刈り、路面清掃、区画線整備を実施したものでございます。
舗装長寿命化修繕工事費につきましては、舗装道路9路線、延長4,623メートルのオーバーレイ等を実施したものでございます。
道路砂利敷委託料につきましては、主に農村部における砂利道への砂利の補給、路面整正を実施したものでございます。
雪道安全対策費につきましては、液状凍結防止剤や滑りどめ用焼き砂の購入費用と町道共栄幹線ほか1路線のロードヒーティング3カ所分の電気料でございます。
除雪対策費につきましては、車道約977キロメートル、歩道約156キロメートルの除雪を24事業者、車両74台により実施したものでございます。なお、30年度の累積の降雪量につきましては106センチメートル、出動日数は延べ37日、うち全車両の出動は1回でございます。
道路台帳整備委託料につきましては、町道の整備に伴う台帳の補正を行ったものでございます。
道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護組合20組合のうち、302.4キロメートルの草刈りを実施した10組合に対する交付金でございます。
120ページ、121ページをお開き願います。
2目公園管理費でございます。決算額は1億8,007万1,650円で、前年度より約2,500万円の増となっております。こちらにつきましては、十勝が丘公園など公園再整備費の増などによるものでございます。
日額臨時職につきましては、公園管理作業員2名分の公園の開設期間であります4月から11月までの8カ月間の賃金でございます。
公園緑地管理費につきましては、管理委託料として公園並びに緑地等、土木課で所管しております108カ所、96.79ヘクタールの草刈り、清掃などの管理を実施したものでございます。
公園管理交付金につきましては、町内会及び老人クラブ等15団体が行う15カ所の公園等の管理に対する交付金でございます。
修繕料につきましては、フェンス、ベンチ、照明などの公園施設の修繕を実施したものでございます。
公園再整備費につきましては、共栄つつじ公園ほか6公園の遊戯施設の更新、緑陽台こすもす公園のトイレ水洗化、十勝が
丘公園プロムナード改修工事などを実施したものでございます。
3目河川管理費でございます。決算額は282万4,128円となったところです。
樋門樋管管理費につきましては、士幌川や然別川など8河川の樋門樋管88基の管理費で、そのうち84基につきまして51名の方に管理を委託しており、残りの4基につきましては町が直営で管理をしております。
普通河川維持管理費につきましては、宝栄沢川ほか2河川の応急修繕を実施したものでございます。
次に、4目道路橋梁整備費でございます。決算額は3億9,008万4,810円で、前年度より約1億2,800万円の増は、宝来東4号道路、
音更市街北入り口道路の歩道、橋梁長寿命化修繕などの工事費や道の駅関連の道路調査、設計費などの増によるものでございます。
道路橋梁改良工事費につきましては、住宅地内道路再整備の改良舗装17路線、延長1,719メートルのほか、排水整備1路線、歩道整備3路線を実施したものでございます。
122ページ、123ページをお開き願います。
宝来東4号道路につきましては、改良舗装226.83メートル及びこの道路ののりどめのための擁壁工を実施し、平成30年度で事業は完了してございます。
橋梁長寿命化修繕事業につきましては、君知橋ほか2橋の橋梁主要部材の修繕工事、上然別橋ほか4橋の修繕設計を実施したものでございます。
音更下音更西3線道路整備費につきましては、道の駅関連の町道整備でございまして、用地取得のための用地確定測量と新緑橋のかけ替えのための道路構造物設計を実施したものでございます。
次に、5目地籍調査管理費でございます。決算額は1,677万8,362円となったところです。
地籍調査推進委員会費につきましては、地籍調査推進委員7名の報酬、費用弁償で、委員会を1回開催しております。
地籍調査事業費につきましては、北蘭北地区の0.13平方キロメートル、共栄台地区の0.16平方キロメートルを実施したものでございます。
3項建築住宅費につきましては、
庁舎改修技術担当部長より後ほど御説明させていただきます。
124ページ、125ページをお開き願います。
ページ下段、4項上下水道費でございます。決算額は2億6,326万4,076円となったところです。
個別排水処理事業特別会計繰出金及び
簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、各会計における施設管理事務など、経費の一部を各特別会計に繰り出したものでございます。
以上、建築住宅費を除きます建設費の説明とさせていただきます。
3 ◯副委員長(不破尚美さん)
引き続き説明を求めます。
岩舘建設水道部庁舎改修技術担当部長。
4
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
それでは、3項建築住宅費について御説明いたします。122、123ページでございます。
1目建設指導費でございます。支出済額は1,479万8,152円で、前年度と比べて18万3,133円の増となっております。その主な要因は、
特殊建築物等定期調査業務で減となったものの、やさしい住宅改修費補助金、空き家対策事業費の増によるものであります。
備考欄で御説明いたします。
やさしい住宅改修費補助金につきましては、高齢者などが住む既存住宅でバリアフリー化など補助の対象となる改修工事を行う方に補助するもので、30件に対して501万円の補助を実施したものでございます。
特殊建築物等定期調査業務委託料につきましては、対象建築物について建築時の機能や安全性が確保されているかについて調査するものでありまして、役場庁舎、町営プール、図書館の調査を実施したものでございます。
空き家対策事業費につきましては、空き家等対策計画に基づき、老朽危険空き家の解体4件に対し200万円、居住を目的に空き家を購入する際の空き家購入費補助で9件に540万円の補助を実施いたしました。
124、125ページであります。
住宅管理費でございます。支出済額は7,621万1,714円で、前年と比べて2,694万1,173円の増となっております。その主な要因は、公営住宅修繕費の増によるものであります。
住宅委員会費につきましては、住宅委員9名分の報酬及び費用弁償でありまして、2回の住宅委員会を開催したところでございます。
公営住宅修繕費につきましては、一般修繕、退去時修繕のほか、木野団地の屋上防水及び外壁改修工事などを実施したものでございます。
公営住宅管理委託料につきましては、桜が丘団地ほか2団地の6基の
エレベーター保守点検、消防設備点検、自治会に対する
管理補助業務委託等を実施したものでございます。
公営住宅用地借地料(木野団地)につきましては、国有地6,755.97平方メートルの借地料でございます。
高齢者向け優良賃貸住宅家賃対策補助金につきましては、
高齢者向け優良賃貸住宅福住苑に対する家賃補助でございます。
子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助金につきましては、公営住宅を補完する住宅としてあらかじめ登録した民間賃貸住宅に子育て世帯が入居する際に、仲介手数料の一部と最長60カ月の家賃の一部を補助するもので、これまでに33件が入居し、住宅取得、その他の理由により補助が終了した10件を除いた23件の子育て世帯に補助を実施したものでございます。
3目住宅建設費でございます。支出済額は4億6,920万7,138円で、前年と比べて4億6,634万560円の増となっております。その主な要因は、柳町団地の
買取型公営住宅整備事業の増によるものであります。
柳町団地建替え事業につきましては、柳町団地の建て替えにおいて、民間事業者の提案に基づく
買取型公営住宅整備事業により整備することといたしまして、平成29年度に事業者を選定いたしました第1工区6棟24戸について買い取りを実施し、2月から入居をしております。
また、第2工区につきましてはプロポーザルを実施して事業者を選定し、協定を締結いたしました。現在5棟20戸の建設中で、年度内に買い取り契約を締結することとしております。
以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
5 ◯副委員長(不破尚美さん)
説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。
神長委員。
6 ◯委員(神長基子さん)
それでは、公園管理費にかかわるところだと思うんですけれども、まずそこのところで2点お伺いいたします。
親水公園ということで町民の方に親しまれているむつみ公園なんですけれども、噴水の部分と、あと壁泉というんでしょうか、壁になっている泉のところ、そこから遊水路を経て徒歩池というんですか、東側のところ、そこにかけてなんですけれども、非常に水が汚染されているというか、非常に汚くなっているんですけれども、ここにかかわって維持管理の予算が十分に確保されていたのかどうかというところで少し疑問を感じております。原因がどうなっているのか。
それと、正確にこの状態がいつからというのが私にもちょっと把握し切れていないんですけれども、相当経過しているのではないかというような近隣の方の御意見もございまして、改善がなかなかされないその理由について御説明いただきたいというふうに思います。
それから、このむつみ公園にもあるんですけれども、遊具、あちこちの公園も確認してみたんですけれども、使用禁止、立入禁止のテープを張っている状態の遊具というのが散見されております。それを撤去するのかどうなのかというのもよくわからないんですけれども、ことし、30年の4月ですか、国のほうから、この遊具にかかわっては適切な措置を講じるようにというような通達が都道府県等に出ているようなんですけれども、これに伴って点検の実施というのがされているのかどうかお伺いしたいと思います。
それから、住宅の部分で2点お伺いいたします。予算のときに住宅確保要配慮者の
専用賃貸住宅家賃低廉化補助ということで150万円の当初予算というのが見込まれておりましたけれども、今回は決算書の中には上がってきておりませんが、実績としてないということでよろしいのか。
それから、ここにかかわる住宅の登録数の状況についてお伺いしたいと思います。
公営住宅にかかわってなんですけれども、待機されている件数、また申し込み件数というのがどういう状況なのか御説明いただきたいと思います。
7 ◯副委員長(不破尚美さん)
高瀬土木課長。
8 ◯土木課長(高瀬忠行君)
まず、むつみ公園の壁泉、それから噴水、これらの水の水質の件でございます。平成22年の
決算審査特別委員会ですとか平成24年の第2回定例会でもこのむつみ公園の水の件につきましては議論がございました。そのときと同じような内容になってしまうんですけれども、まず、噴水の水源は井戸を掘って、井戸水をもって水を流水しているという形になってございます。その水に対してろ過をしながら、そしてまた塩素滅菌処理、そういったものも施しておりまして、あと水路の清掃、そういったものも月に2回程度行ってはいるんですけれども、地下水の水質に対する塩素処理がいま一つ機能していないのが実態かというふうに考えてございます。
公園施設の長寿命化計画が現在進行している中で、むつみ公園のこの壁泉あるいは噴水の水源についてもいま一度再検討して、井戸水の井戸が、井戸の機能も大分低下していることから、水道水の利用だとかそういったものも含めた中で検討していきたいというふうに考えております。
次に、遊具の立入禁止の件でございます。私が把握している中では、むつみ公園、それからぎんよくの沢公園だとか、その他何公園かあると思うんですけれども、平成30年4月、国からの通達ということで点検の件の話もございます。
公園施設長寿命化計画の中で、昨年度ですけれども、公園の遊具、全面的な点検を行っております。それに加えて、公園管理作業員が日々打音ですとか目視、そういったことで点検のほうは行ってございます。
いずれにしましても、今使用禁止になっている公園遊具に関しましては、先ほどからお話ししている
公園施設長寿命化計画の中に登載して、その中から今度、
社会資本整備総合交付金事業という国の補助事業をもって遊具の更新という形をとっていきたいという中で、ちょっといとまがあるという部分に関しては、立入禁止テープですとか、先般、余りにもちょっと公園にはふさわしくないので立入禁止テープはやめて、工事の中でよく使われているイメージアップ用のバリケードがあるんですけれども、そういったもので、ちょっと見た目は殺風景だったものをちょっと改善しているところではございます。
以上です。
9 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
10
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
まず住宅確保要
配慮者専用賃貸住宅家賃補助の件でございますが、これは、都道府県に登録した住宅で、住宅確保に配慮が必要な方が入居する際に家主に対して補助するというものでございますが、この登録が北海道内で現在51件、残念ながら町内には登録件数はないということで、去年は実績がなしということでございます。
それから、公営住宅の申し込み状況でありますが、平成30年度につきましては126件の申し込みがありまして、そのうち、事情がありまして取りやめ、ほかの住宅に決まったとかということで取りやめた方が9件、それから入居決定した方が51件、差し引き66件の方が申し込みをしたけれども入居に至らなかったということでございます。ちなみに令和元年、今年度につきましては、申し込みが87件、取りやめた方が7件、入居決定した方が32件で、今現在は48件の方が入居に至らない状況ということでございます。
11 ◯副委員長(不破尚美さん)
神長委員。
12 ◯委員(神長基子さん)
まず、むつみ公園の件なんですけれども、今の御説明ですと相当時間がかかるのかなというふうな印象も持ったわけなんですけれども、ほかの公園と違って、ここはやはり親水公園ということで、水に親しむということが主目的というか、そういったような公園になるかと思いますし、行かれる方もそこを期待してというようなことがあると思うんです。
それで、状況、今の説明ですと非常に難しい部分あるのかなとは思うんですけれども、今夏もかなり猛暑の日も続いたこともありまして、私も何度か足を運んでみたんですけれども、とてもじゃないけど足を入れれるような、特に東側の池の部分は相当ひどいです。それがどうしてそうなっているのかというのは一般的に町民の方はわからないので、ただ管理が徹底されていないんじゃないのかというような、そういうような印象をお持ちの方もおられるようなんです。壁泉のほうも、近くまで行くと相当なにおいもありますし、何とかならないのかなというか、今の御説明ですと、どの程度でめどがつくのかというのがちょっとわからなかったので、その辺ももしお示しいただければ教えていただきたいなというふうに思います。
それから、遊具のことなんですけれども、目視で点検をされたということが御説明でいただきましたけれども、ちなみにその点検を実施して、町内全体の遊具の中で大体どれくらい、何%ほどというか、それが使用中止になったものがあるのかというのがわかればお示しいただきたいと思います。自治体によってはそういった状況をホームページ等で公表されていて、例えばどの公園のどの遊具については何年、2年間かけて更新しますよだとか、これについては撤去しますよ、その後は新しい遊具入れますよとか、そういう細かい状況というか、そういった計画を町民の方にお示ししているというような自治体もあるようなんですけれども、そういったことを行う御予定はないのかどうか。できればされたほうがいいのかなと思うんですけれども、その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
それから、住宅確保要配慮者の低廉化補助にかかわってなんですけれども、以前私も委員会の中で登録数の状況をお聞きしましたが、そのときもゼロ、今もゼロということなんですが、道のほうに登録してということですけれども、町としては1件でもふやしていくような働きかけというか、そういったことは行っているのでしょうか。広がらない理由等がありましたら教えていただきたいなというふうに思います。
公営住宅の入居申し込みなんですけれども、待機は66件ということで、数年前に比べると大分待機の件数というのは減ったのかなというふうに思いますけれども、依然として60件以上は待機されている方がいらっしゃるというようなことがわかりましたので、ここについては、今住宅確保要配慮者の低廉化補助が
改正住宅セーフティネット法ということで平成29年に成立をしてというようなことで、公営住宅を補完するようなこういった仕組みも出てきてはいるんですけれども、余り機能していないのかなというようなふうにも思いますので、やはり公営住宅というのはニーズがまだ高いのではないのかなというふうに思っております。
管理戸数については施策報告書のほうで報告が細かくされておりまして、合計は988戸ということなんですけれども、この中で例えば修繕が必要などの理由で空室になっている部屋の割合は何%ぐらいあるのか、あればお示しいただきたいと思います。
13 ◯副委員長(不破尚美さん)
高瀬土木課長。
14 ◯土木課長(高瀬忠行君)
むつみ公園の池、特に東側の池、我々のほうでは渡渉池という表現をとっておりますけれども、特にことしは、さらに壁泉ですか、のほうもにおい、水の濁度、そういったものがちょっと目に余ったのではなかろうかという御指摘だと思います。先ほどの説明と同じような説明になるかもしれませんけれども、井戸の水の水質の問題、それから、ことしは特に猛暑の部分がありましたので、水の藻だと思うんですけれども、の発育というか繁茂が激しかったり、それから、井戸の水を上げる能力のほうもかなり低下していることがありまして、水の量が多ければまたそういう滞留しない、水の流れが強ければという部分も多分あるのかなというふうに考えてございます。
そういった中で、公園施設の長寿命化計画のほうですけれども、今段階では令和4年度ぐらいの改修を目指したいなというふうに考えてございます。ただ、これも社会資本整備総合交付金、国の補助金ですので、これが交付金の交付率によっては早くなったり遅くなったりということもあるのかなというふうに考えております。
それと、渡渉池、壁泉、そのにおいに関しては、ことしのような猛暑があれば、現地の点検をもう少し頻度を上げて、場合によっては臨時の清掃ですとかそういったものも視野に入れて管理していくべきなのかなというふうに考えてございます。
それから、遊具のほうでございますが、今公園管理係のほうで把握しているのが、5ないし6カ所ほどの遊具が使用禁止になっているということでございます。こちらも社会資本整備総合交付金をもって遊具の改築、更新を行っておるんですけれども、ある程度のめどというのは立つ部分がありますので、ホームページだとか、ホームページしかないと思うんですけれども、のほうで公園遊具の使用禁止情報ですとか改築更新のめどといった情報提供をしていくことも検討の余地があるのかなというふうに考えております。
以上です。
15 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
16
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
住宅確保要配慮者の住宅に関してですけれども、これは北海道に登録するということでありまして、音更町で登録事務はやっているということではございません。その中で、空き家バンクへの登録ですとか、それから子育て世帯向けの賃貸住宅の登録ですとか、不動産屋さん、不動産業者の方が町と接触するような状況があるときには、こういった制度があるということで、子育て世帯向けの住宅についても、この要配慮者住宅に登録することはできないかというような問いかけなどはしております。ただ、この住宅は要配慮者の入居を拒まないということが前提でありまして、今、町で登録できていないのは、大家さん側で、やはり入居者の審査をしないといいますか、審査をやらないで配慮者を入れるということに対するリスクを考慮してのものというふうに考えております。
それから、公営住宅の中で空き家の件でございましたが、修繕中で空き家というのは、次入れる予定で空き家というのはあるんですが、そのほかに政策空き家というような形で、建て替えを控えています今柳町団地につきましては、退去したところに次の入居者を入れないというような、そういった形をとっております。そういったのが、十勝川温泉団地につきましても、今後あそこでの建て替えは予定しないというようなことから、新たな入居をさせないというようなことで政策空き家をとっているものがございます。それが30年度末で46件、割合にしますと4.7%程度あるということでございます。
17 ◯副委員長(不破尚美さん)
神長委員。
18 ◯委員(神長基子さん)
住宅の部分については状況がわかりました。
公園のほう、むつみ公園は令和4年ということですよね、改修が。となると、ちょっと私も想定していた以上に相当時間がかかるなというようなふうに思います。国の交付金を活用してというようなところで、なかなかここも不安定な要素が大きいのかなとは思いますけれども、最初に申し上げましたように、やはり期待されている、そういった公園でもありますので、早期に改修が進むようにぜひ努めていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
遊具につきましても、ぜひホームページのほうで公表をお願いしたいなというふうに思います。立入禁止のテープは、目視でしっかり判断できるお子さんでしたら大丈夫かなとは思うんですけれども、中にはそれが難しいケースもあるのかなというふうに思いますので、今5、6カ所ほど使用がもうできない遊具があるということですので、撤去するのであれば早急に撤去作業をしていただきたいなというふうに思いますので、ここは要望させていただきたいと思います。
19 ◯副委員長(不破尚美さん)
鈴木建設水道部長。
20 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
公園の御要望いただきました。まずむつみ公園でございますが、委員おっしゃるとおり、あの公園、平成9年ぐらいにオープンして約20年ちょっとたちまして、私も担当しておりましたので、当初は物すごく水がきれいで、原因は、先ほど課長からもあった地下の井戸を利用していて、水質が悪化してしまったというのが大きな原因でございます。今、長寿命化計画の年度もある程度4年以降という、ちょっと国の補助金絡みますのでそういうお話もさせていただいたんですが、いずれにしても、あの公園は木野地区の近隣公園でございまして、団地内の街区公園とは違って、場合によっては町内外からたくさんの方が暑い日に来ていただけるという状況でございます。
今後も、子供さんはやっぱり水に親しむということで、本町は、これは木野だとか本町全部だと思うんですけれども、やはり部分的にはこういう水の遊び場は必要かなというふうに担当としても考えております。
今、渡渉池、先ほどの渡渉池の話もありましたが、眺める池というよりかは、町としては遊べる池、子供さんが水にさわって快適にというか、においないほうがもちろんいいんですけれども、その辺も視野に今担当のほうで再整備の内容を詰めているところでございまして、先ほど、場合によっては地下井戸がいいのか、水道水の循環がいいのかも含めて今検討しているところでございますので、まずは水に親しむというコンセプトは変えず、再整備、しっかり図っていきたいと考えてございますので御理解いただきたいと思います。
また、遊具のほうでございます。遊具も、委員御指摘のとおり、結構年数たった木製の遊具が、少し基礎の部分が腐ってしまったりして、すぐ倒壊の危険はないんですが、何かあったらということで、本当にテープなどで張っているんですけれども、もう少しその辺のお知らせの仕方、それから立入禁止の方法も、遊んでいるのは子供さんでございますので、その辺は少し丁寧なといいますか、子供さんにもちょっと危ないという理解できるような表示に変えたい。もちろんホームページのほうでもお知らせはする方向で検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
21 ◯副委員長(不破尚美さん)
ほかに質疑ありませんか。
阿部委員。
22 ◯委員(阿部秀一君)
2点ほどお伺いさせていただきたいと思います。
まず119ページの2款土木費の道路橋梁管理費の中の備考書きで舗装の長寿命化修繕工事費というものがございますが、こちら一般の補修のものと違うのかなと思いますので、どういう工事の内容になるか教えていただきたいと思います。
それともう一点、125ページの2の款の住宅管理費でございますが、こちらの備考欄に公営住宅用の用地借地料、木野団地で115万9,673円がございます。こちら国有地ということでございますが、どこの省庁の国有地なのか教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。
23 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
24
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
木野団地の公営住宅の借地料の件でありますが、これは国有地、財務省の所管でございます。
25 ◯副委員長(不破尚美さん)
高瀬土木課長。
26 ◯土木課長(高瀬忠行君)
私のほうからは舗装道路長寿命化修繕についてでございます。本町は独自にというか、当初は独自だったんですけれども、現在は個別施設計画という位置づけの中で舗装道路の長寿命化計画というのを策定してございます。今計画されている内容としましては51路線、55区間、延長にして158.58キロメートルの舗装道路に関しましてオーバーレイ舗装補修ということで、既存のアスファルト舗装の上に3センチ以上の厚さのアスファルト混合物をさらに舗設するという補修方法なんですけれども、そういった事業を現在行っておりまして、概要でも説明させていただきましたけれども、9路線、現在舗装補修を行ってございます。
維持管理の基本的な考え方としまして、この長寿命化の計画の中では維持管理区分をA、B、Cと3段階に分けておりまして、緊急輸送道路ですとか主要な町道、1級町道などをAに、それから、維持管理区分A以外の1級町道、2級町道をB、それでA、B以外の2級町道、その他町道に関してCというようなランクづけ、それから、舗装の状態を平成28年だったと思うんですけれども点検を行っておりまして、その点検に基づきまして健全性診断区分をまた3段階、健全、それから表層機能保持段階、それから修繕段階という三つの段階に分けたものを組み合わせて、補修する道路の優先順位を設けた中で修繕を行っているという事業でございます。
以上です。
27 ◯副委員長(不破尚美さん)
阿部委員。
28 ◯委員(阿部秀一君)
御答弁ありがとうございました。
先ほどのまず国有地なんでございますが、財務省の所管ということで、こちら今までどれくらいの年数をこの木野団地の必要な土地として借料を払って借り受けているのか教えていただきたいのと、こちら国有地でありますので、実際に借りるよりは買い取ったほうが予算的に財政効果が高いのではないのかなという考えがございまして、それが比較して何年借り受けていてどれぐらいの借料を支払っていて、それに対して財務省側としましては買い取ってほしいと言われたこともあるのではないかと推測するんですけれども、そのときに、これぐらいの金額でということで比較考慮した際にどちらが有効なのか、その観点についてお教えいただきたいというものでございます。
もう一点、先ほどの、こちら長寿命化については大変よくわかりました。そこで、こちらA、B、Cとランクづけされておりまして、実際に道路の修繕がだんだん前年比よりも増えてきたり、あるいは過去年度から比較しても、車社会でございますので、実際に補修の案件自体が増えていて、こちら土木課の担当課において苦慮されている実情があるのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。
29 ◯副委員長(不破尚美さん)
鈴木建設水道部長。
30 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
2点目の道路の修繕に苦慮しているかという御質問で。一言で言えば苦慮はしておりますが、延長が委員さん御承知のとおり道路は千キロ以上、除雪のほうでもちょっと御説明したんですが、千キロ以上の町道で、今改良済みが大体8割方、舗装済みが7割弱。7割までは行っておりません。先ほど課長が説明した重点的な路線は、今言った長寿命化修繕でオーバーレイと言っています、がたがたがひどいものですから、幹線道路はそういう措置をとっていると。さらに音更の場合は橋梁も約400橋ほどあって、多分管内ではトップクラス多いものですから、そういった中での道路修繕というのは当然発生してまいりますが、これは長期的な計画を持ちまして、きちっと点検と、事前に保全しまして長寿命化を図っていくという方針のもとに橋、道路おのおの修繕を図っているところでございますので、引き続き適正な道路の管理に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
31 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
32
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
公営住宅の借地料の件であります。この公営住宅につきましては、木野団地の土地なんですが、木野団地は昭和63年に建て替えておりますが、それ以前に建っていた木野団地の時代から借りております。昭和31年から借りているということで、年数にしますと60年ほどたつのかなというところでございます。
それで、この借地料につきましては減額貸し付けというようなことで、非常に安い価格で借りております。今回の金額につきましても平米当たり百七十何円というようなことで、そういったことから、数十年単位で考えた場合には買ったほうがという、その逆転は出るのかもしれませんが、今の段階では借地のままで使わせていただきたいということで財務省と打ち合わせしているところでございます。
33 ◯副委員長(不破尚美さん)
阿部委員。
34 ◯委員(阿部秀一君)
先ほどの道路の関係、よくわかりました。ありがとうございます。
こちら、それでいろいろ技術革新をしながら長寿命化を図って、目視による点検そのほか、補修、そして点検修理と一生懸命やっていらっしゃることはよくわかったんですけれども、例えばこちら、私も車を運転するので、道路の実際に使われてる方々の交通の仕方で補修のケースが増えてくるという場合があるのかどうか、それについて教えていただければと思います。そして、もしそういった使い方、あるいは、特殊な車両とかは走ってはいけない場合に走ることによって穴ぼこがあいたりクラック等のひび割れが入ったりとかする場合がもしあるとするならば、そういったことについては広報紙などで注意喚起を促すことでこういった道路の補修案件を少しでも減らして、担当課の方々の勤務が少しでもよくなるといいと考えますので、それについてお考えいただければと思います。
また、もう一点の先ほどの国有地に関しましては、現在そういう減額貸し付けという制度で受け付けていただいているということですので、そういうことであれば、これは貸し付けで、借り受けているほうがいいと思うんですけれども、今後長期スパンで見ていただきたい事項としまして、これから景気が回復してきて上昇してきた際には、財務省としても、土地価格、路線価格を比較して、この貸し付け価格も減額調整したり増額調整したりということでおっしゃってこられるケースが想定されると思いますので、その増額調整に入った段階で、できれば買い取りがいいのか、それは全部の土地でなくても、一部でも買い取りがいいのかどうか比較検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
35 ◯副委員長(不破尚美さん)
鈴木建設水道部長。
36 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
道路の使い方といいますか、お話をいただきました。私ども把握していますのは、まず道路管理者としての立場でございますが、公道は、例えば荷物を積み過ぎて重くなり過ぎると、それはまた法で罰せられることになります。私どもの権限ではございませんが。ただ、一般的に改良済みの道路におきましては、改良のレベルというか、にもよりますけれども、若干大型の、合法的に走っている大型の車両がたくさん走りますと、どうしても路面も傷むことがございます。私どもとしては、例えば大きな企業さんが大きな車両が走る通路は、できれば完成済みの路線を走っていただきたいという話は、これは担当レベルですることはございますが、公道でございますので、車両制限、重量制限等かかっていないところは走っていただくのは、それは構わないような状況になっています。使い方というのか、一般の乗用車等ではそんなに道路が傷むということではないかと思いますが、主に重車両の走行については、場合によってはそういう対応を図っているところでございます。今後も、国道、道道、町道以外もございますので、その辺を含めながら企業さんとも適宜対応をしてまいりたいなと考えてございます。
以上でございます。
37 ◯副委員長(不破尚美さん)
ほかにありませんか。
小澤委員。
38 ◯委員(小澤直輝君)
先ほど神長委員の質問の中でむつみ公園のお話がちょっとあったんですけれども、私も議員になりまして多くの町民相談を受ける中で、特に子育て世代の親御さんから、むつみ公園のお話をよく聞きました。先ほど言ったように、井戸水のところだとか遊具のところもありました。さらに、トイレが非常に不衛生だという御指摘も多くの町民の方から受けていました。またあと、すごく木がたくさん生えているんですけれども、夜になると非常に暗くて怖いというような御意見もありまして、基本的に公園というのは、今現在つくられている、新しくつくられる公園というのは可視化が非常に重要で、死角をつくらない公園というのが一般的な公園というふうに考えられています。それは環境犯罪学的な観点からでございます。という部分においては非常に暗い、薄暗い、夜になると真っ暗になりますから、実際に町民がなかなか近づきにくいというところで、そういった御意見も実際にありましたので、そこのところもぜひ加味して公園のこれからの維持管理、また、整備等をやっていただきたいという御要望として上げたいと思います。
あともう一点、空き家のところのお話だったんですけれども、実際に空き家の購入補助が今回9件あったというんですけれども、実際町として空き家が今何件ぐらいあるのかというのを教えていただきたいんですけれども。よろしくお願いいたします。
休憩(午前10時27分)
39 ◯副委員長(不破尚美さん)
1時間ほどたちましたので、10分程度休憩いたします。再開は10時40分です。
再開(午前10時43分)
40 ◯副委員長(不破尚美さん)
休憩前に引き続き、委員会を開きます。
鈴木建設水道部長。
41 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
委員のほうから施設の、むつみ公園の子供様に関することでの管理のお話いただきました。まず、先ほど井戸、遊具の話はあったんですけれども、トイレにつきましては、現状では毎日一応清掃はさせていただいております。ただ、先ほど不衛生というお話もあったんですが、基本的に毎日清掃しておりますので、ちょっと20年たっていますので古くなっている部分もあるんですが、その辺は丁寧に施設管理、対応していきたいというふうに考えてございます。
それから照明等のお話。実はここ数年、夜、照明灯は公園内、近隣公園ですので約30灯ほど照明が、公園の外側ですとかプロムナードというかエントランス、主に園路沿いにございます。今実は、夜9時で過去には照明を消灯しておりましたが、現状では夜10時半まではつけさせていただいている状況でございます。ただ、ナトリウム灯といってオレンジ色の照明でございますので、若干普通の照明よりは感覚としては暗っぽく見えるのかなという部分もございますが、現状では一応10時半以降は消灯させていただいていると。公園ですから、24時間いろんな方が歩いて入ることは可能なんですが、一応私どもの今の管理状況としては、10時半までは照明をつけさせていただいている状況でございます。
木のお話も、私20年、先ほど、繰り返しになりますが、当時は全然木がなくて、逆に、早く木陰ならんのかと。こんな小さい木を植えてというお叱りを受けた記憶もございます。今20年たって、逆に今度は大きくなって、ちょっとそういう意味では暗いなという部分のお話かなとは思います。
公園の木でございますので、一応必要だという、いいという御意見もある反面、ちょっとそういうお話もあるというのは、御要望のとおりかなとは思いますが、その辺は、照明を遮る枝葉があった場合は管理の中で枝払いをさせていただくとかそういう方向、また、台風等で危険な状況になれば当然樹木も、過去にもそうですが、伐採するというようなことでの管理をさせていただきたいというふうに考えてございます。
いずれにしても、ここは大きな公園で、たくさんの子供さんが使われている公園でございますので、今後とも利用者のこういった御意見、それから使いやすさをしっかりこちらも把握した中で適正に管理をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
42 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
43
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
空き家の件数のことについてであります。平成29年に一斉調査をいたしまして、空き家等対策計画を立てております。その時点では461件の空き家が町内にあるということで登録をさせていただきました。その後、空き家につきましては日々動く数字であります。きのう空き家になったからきょう空き家に登録するかというと、そういうことではございませんでして、空き家対策特別法でいいますと、おおむね1年以上継続してあいているというような定義もございます。そんなことから空き家の調査につきましては、税務課とも協力してやっているわけですが、課税対象物を調査するに当たりまして一斉調査というのをやっております。それは1年間に全部ということでなくて、ほぼ5年で一回りできるようなというようなことでの町内の一斉調査をしています。
そんなことで調べた中で空き家と思われるものが追加になるということがございます。それで、これまでに22件が空き家としての登録を追加しております。そして、空き家を解体して空き家登録から外れる、あるいは入居して空き家登録から外れるというようなものがございまして、これまでに129件が空き家登録から解除しております。ということで、今現在は354件が空き家として町に登録されているということでございます。
44 ◯副委員長(不破尚美さん)
小澤委員。
45 ◯委員(小澤直輝君)
答弁ありがとうございました。
公園につきましてはさまざまな多分町側も御意見いただいていると思うので、何とか早くに整備していただきたいと思うんですけれども、今電灯がナトリウムということで、オレンジ色のを使っているということなんですけれども、例えば、これはお金かかる話にはなるんですけれども、LEDにするだとかそういったことでもう少し明るくして、することも非常に有効な手段なのではないかなというふうに思っております。
また、トイレのところに関しましては、毎日清掃しているということでお話伺いましたけれども、今全国の自治体の中でもトイレの整備というのに非常に力を入れている部分が非常にあるんです。というのは、トイレがきれいな、きれいなトイレに人が集まるというようなことで、結構いろんな自治体でトイレを整備して、そこから人を呼び込もうというような政策、施策もあるようでございます。そういった観点から、これはむつみ公園に限らず、さまざまな公園のトイレという部分を再度、もし不衛生な部分があるんであれば直していただきたいというふうに思います。そういった部分ではこの公園管理費、補正予算では実際に3,900万ぐらいの減額ということになるんですけれども、非常に大事な部分でございますので、ぜひ予算をしっかりつけていただいて整備していただきたいというふうに思います。
空き家に関しましては数字いただきました。今354件ということでありました。購入という部分も非常に有効な活用の仕方だと思うんですけれども、例えば貧困の世帯の方々に実際に貸し出しするだとかそういった、国のほうで、これ国交省でやっている事業があるんですけれども、そういった事業も活用しながらやることも有効なものがあるのではないかということでありますので、ぜひ空き家の対策もしっかり進めていただければというふうに思います。
私のほうからは以上です。
46 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
47
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
空き家の件でございます。私どもで空き家対策計画を立てまして、そんな中で空き家の登録件数を減らすというような目標を立てております。その中で、特定空き家と言われる周りに迷惑をかけているような空き家については、解体する際に補助を出すというようなこともやっております。この決算でいいますと、これで4件が解体されたということであります。
また、空き家を有効活用しようという観点から購入費に対する補助ということで、これは子育て世帯の場合にはプラス10万円、あるいは町外からの転入の場合には10万円というようなことで、子育て支援と、それから移住、定住というようなことの施策ともあわせてやっておりまして、これでは30年度の決算で9件の実績があるということでございます。また、今年度につきましては、令和元年度につきましては、第2回定例会、それから第3回定例会においても追加補正させていただきまして、今現在12件の問い合わせがあるような状況でありまして、この制度周知に努めてまいりたいということでございます。
48 ◯副委員長(不破尚美さん)
鈴木建設水道部長。
49 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
トイレのほうでございますが、先ほど私毎日ということで、公園のトイレについては基本的に業者に委託して清掃をやっていただいています。直接大きな苦情ないということで把握しておりますが、管理についてはまた細心の注意を払って特にトイレはやってまいりたいと。
それから照明の話も、LEDのほうが明るいというか、安いし。その辺のお話もいただきました。こちらについても長寿命化更新計画を持っております。その中で、より電気代も安くて明るさも確保できるんであれば、そういうものも十分検討に値するというふうに考えてございます。
いずれにしましても、近隣公園ということで地域に何カ所か町内にありますが、こういった公園はたくさんの方が来て御利用いただいています。また来たくなるような、子供様の話も出ましたので、しっかりそこは意を配して公園の維持管理に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
50 ◯副委員長(不破尚美さん)
ほかにありませんか。
山川秀正委員。
51 ◯委員(山川秀正君)
二、三点お願いをしたいと思います。まず1点目は、概要説明の部分で若干お聞きをしておきたいなと思ったのが、6ページにあります公営住宅を補完する民間賃貸住宅、こういう位置づけの表現というのは、公営住宅を補完する民間賃貸住宅という、この位置づけというのはどこから来ているのか、何か深い意味があるのか、この点についてぜひお聞きをしたいなと思っておりましたので、よろしくお願いをいたします。
それから2点目は、
スマートインターチェンジ検討資料作成委託料274万5千円支出されておりますけれども、資料をつくるという部分の中で、これだけの委託料を払ってどういう膨大な資料、それこそ何千部、数千部単位でつくったのかというようにちょっとなかなか実態が想像つかないものですから、この点についてもう少し詳しくお願いをしたいと思います。
3点目は、公営住宅いろいろ議論されておりますけれども、柳町団地24戸、買取型ということであります。買取金額と6棟24戸というふうな計算をすると、1戸当たりにすると2千万ちょっと切れるぐらいの金額という、アバウトに計算するとそういうことなんですけれども、今までの公営住宅建設費と比べてどうなのかというところと、その買取型公営住宅が町の側にとってはどういうメリットがあるのか、それから、入る、入居者にとって、例えば一定程度安くできるんであれば入居料が安くなるとか等々入居者にとってのメリットがあるのかどうか、この点についてお願いをしたいと思います。
52 ◯副委員長(不破尚美さん)
下口谷都市計画課長。
53 ◯都市計画課長(下口谷 茂君)
私のほうからスマートインターチェンジの検討委託の内容について御説明します。先ほど委員のほうから膨大な資料をつくったのかというお話がありましたけれども、これにつきましては、我々今目指しているのは、国の採択権ではあるんですけれども、まずスマートインターチェンジの必要性を認めてもらうということで国の準備段階調査をやっていただく、その採択に向けての関係機関との協議資料をつくっているわけでございまして、その中でスマートインターチェンジの設置位置の妥当性ですとか整備効果、整備効果につきましては、インターチェンジをつくるということは、ネクスコが管理しますので、採算性ですとかその辺が、採算性がとれなければインターチェンジの必要性というのが認められないという話になります。
その採算性につきましては、インターチェンジをつくることによって、そのインターチェンジを利用される出入り交通量というものが重要になってまいりまして、それの交通量がある程度なければ、料金の採算性、料金を取って維持管理していくという採算性がとれないといったところがございまして、今回の委託の中では、30年度前までいろいろ整備効果ですとか設置位置ですとかは検討してきたんですけれども、30年度につきましてはさらに、音更だけではない十勝全域といいますか、音更のみならず、他の町とかにもインターチェンジをつくることによる整備効果があるというような、そういった検討とあわせて、交通量の新たにその辺、交通量の調査結果、最新の交通量推計結果に基づいた出入り交通量を算出したり、そういった検討をしているところでございます。
膨大な内容なのかというところにつきましては、適正な価格での委託調査と考えておりまして、委託の検討における内容としては妥当だというふうには考えているところでございます。
54 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
55
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
公営住宅を補完する民間賃貸住宅ということで、子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助ということでやっております。これにつきましては、公営住宅におきましては、大きさが1LDKから、大きいもので3LDK、3LDKで約75平米程度かと思いますが、そういった整備をしております。そんな中で、子育て世帯が入居する際には、なるべく広い部屋といいますか、子育てに適した部屋を提供したいということで考えておりますが、なかなかその適した住宅があかないというようなこともありまして、民間賃貸住宅も活用しようという発想からであります。また、民間住宅の中には空き家もあるというようなことから、空き家の活用、空き室の活用というようなことも当初念頭に置いたところであります。
また、この事業におきましては戸建て住宅も対象としておりまして、子育て世帯が、庭のある住宅で子育てをさせたい、あるいは多少騒いでも隣近所に御迷惑をかけないような環境で子育てをしたいというような広いスペース、あるいは戸建てを使いたいというような要望があったり、あるいは、民間ではペットを飼えるような住宅もあります。ペットを飼うこと自体は心の発達というようなことからも必要なことかとは思いますが、なかなか公営住宅では、次の方が入ることを考えると、アレルギーの問題ですとかにおいの問題ですとかということで、ペットを許可することは今の段階では認めておりません。そんな中で、民間住宅ではペットを飼えるというようなこともありまして、子育て世帯がいろんな環境で子育てをしたいというようなニーズに応えられるのかなというところで、民間賃貸住宅の活用というようなことを公営住宅の補完するような住宅ということで位置づけさせていただいたところであります。
それから、柳町の買取型公営住宅でありますが、単純に買取額を戸数で割り返すと2千万というような大きな金額になるというようなことでありますが、この中には設計費ですとか外構工事ですとかいろいろ入っておりまして、単純に割り返すということにはならないのかなというところでありますが、ちなみに私どもでこの買取型をやるに当たりまして、買取上限額といいますか、町でいう予定価格を設定しております。これにつきましては町が建設したらというようなことでの設定でありまして、近隣の公営住宅の建設状況ですとか見まして算定した額に、入札をした場合には何%か落ちるであろうというところまでを設定した中で上限額を設定しております。今回につきましてはその額から8%低い額での提案額だったということから、金額的には一定程度安くできたのかなというところでは考えております。
それから、入居者、町にとってのメリットというようなことでありますが、町では民間のノウハウを使って、アイデアをいただいて公営住宅を建設するというようなことで、自由な発想から提案をいただいております。この中で、今回特に審査委員の中から好評であったということにつきましては、間取りの可変性というようなことがございまして、2LDKの住宅の寝室、二つの部屋の間の間仕切り、収納の部分ですが、それが可動式にしておりまして、そのことによって、住まい方によってその収納の位置を変えるというようなことで間取りを可変できるというようなことの評価、それから、団地内の1カ所手押しポンプ、昔の地下水をくみ上げる手押しポンプがございます。これも事業者側からの提案でありまして、手押しポンプにつきましては、近くの家庭菜園をするときの水に使えますよということでありますが、災害時にはトイレの水に使ったりですとか洗濯に使ったりですとか。飲料につきましては、飲料の検査しておりませんので、飲料には使えないという説明をしておりますが、そういったことで災害時にも対応できるというような、そういうアイデアも出していただきまして、そういったことで町、入居者に対しては一定程度メリットがあったのかなというところで考えております。
56 ◯副委員長(不破尚美さん)
山川秀正委員。
57 ◯委員(山川秀正君)
1問目と2問目については私の質問の仕方がちょっと悪かったかなと思って今反省をしているんですけれども、スマートインターチェンジについては、ぜひ調査の内容を教えてほしいと。ただいまの説明を聞いていますと、交通量調査をやったのかなという、そういう受けとめはしましたけれども、調査の、ある一定やっぱり調査をするからこそこのぐらいの費用がかかったんだろうというふうに私は受けとめたものですから、どういう調査をするのかな。インターチェンジをここへつくった場合の交通量といっても、高速道路の交通量で一定類推はできるのかなという気もしますし、そういった点でどういう調査をやったのかなという部分で、ぜひ教えていただきたいなというふうに思ってお聞きをしましたので、よろしくお願いをしたいと思います。
それから、概要説明の中での公営住宅を補完する賃貸住宅、何か特別にそういう意図を持って賃貸住宅ができたのかな、つくってもらったのかなという、何とはなしにそういう受けとめも何かできそうな表現なんです。今の説明を聞いていると、既に既存にある賃貸住宅を有効活用するためにこういう、そういう子育て世帯に補助出すことに云々かんぬんと言っているんでなくて、概要説明の部分での賃貸住宅に対する位置づけの部分で、音更町としては賃貸住宅に対してそういう評価というかそういう位置づけなのか、その辺のことについてお聞きをしたいなというふうに思っておりますので、お願いをしたいと思います。
それから、3点目の買取型公営住宅という部分では、8%程度安くできたという、そういうことが入居者にとっても、例えば家賃が8%程度安くなるなんていう、そういうはね返りがあるのかどうか、この点についてお願いをしたいと思います。
58 ◯副委員長(不破尚美さん)
鈴木建設水道部長。
59 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
1点目のスマートインターの御質問の関係でございます。先ほど課長から説明があったところなんですが、もう少しわかりやすくということで、このスマートインターの調査につきましては、各これまでも議会等の委員会で御報告したところですが、平成27年度に新しい制度になりました。本線に直結してインターができると。それまでは長流枝の
パーキングエリア、接続型で検討していたところですが、この制度になりまして、具体的な内容としましては、まずインターをつけたときの概算の工事費、それから、先ほど課長からもお話しした交通量、これは委員おっしゃるとおり、高速道路を走っている交通量はネクスコが全部把握しているところでございますが、ここにインターチェンジをつけたときにどのぐらい出たり入ったりするのかという分析などの交通量に関する資料ではございますが、その辺の解析、それから、採算性と言っていますのは、音更でおりる方が仮称長流枝でおりれば、料金、ネクスコ的にはプラスになりますし、逆に池田でおりている方がこの仮称長流枝でおりればマイナスになります。こういったプラスマイナスの部分がどうなるのかというのが採算性の部分等でございます。
こういった、あと幾何構造ですので、例えば橋が要るかどうか、接続道路でどのぐらい事業費がかかるか。あとは、広域的な資料としまして十勝川温泉、御承知のとおり近いんですが、それ以外、帯広市の空港との連動性、それから防災上、物流上のメリットがどういうものがあるかというような少し広域的な調査資料も必要となってございます。これが、主に平成27年度からこういう資料をつくりだしておりますが、国の採択を目指すに当たり、こういった資料の一部修正等も必要になってございますので、これらをベースとして各関係団体との協議資料、何とか採択に早期持っていけるような資料を作成するというような資料作成の業務がこの主な委託業務の内容となってございます。
以上でございます。
60 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
61
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
公営住宅を補完する民間賃貸住宅ということで、先ほどのお答えと同じようなお答えになるのかなというふうに思いますが、民間の空き室を利用したいということが一つでございます。それで、公営住宅の、今回は子育て世帯のための住宅というようなことでありますが、子育て世帯の支援を公と民と両方でやっていきたいということでありまして、民間の空き家、空き室を活用させていただきたいというようなことからこのような表現をさせていただいたところであります。
それから、買取型によって8%安くできたというようなことでお話ししましたが、これが家賃に影響するのかということでありますが、公営住宅の家賃につきましては、入居している方の使っている部屋の利便性、広さですとか設備の状況ですとかそういったものの利便性の係数、それから経過年数による係数、それと国で示す標準的な家賃の額との掛け合わせによって算定されるわけでありまして、民間が建設したことによって家賃が、入居者の負担額が安くなるかというと、そういうことではございません。建設費については、安く上がれば、町のほうとしては安く、支出が少なくて済むということでありますが、入居者にとっては、最初から公営住宅法で定める家賃ということでいきますと、先ほど申しましたような計算により算定される額でありまして、民間が建設するものについての入居者負担額が安くなるかということにはならないということでございます。
62 ◯副委員長(不破尚美さん)
ほかにありませんか。
松浦委員。
63 ◯委員(松浦波雄君)
先ほど空き家関係出ていましたが、私も空き家関係で1点。ちょっとこれはよその自治体の例なんですけれども、非常に危険な、ちょっと小さめのビルがあって、傾いているんです。それで、そこの持ち主はもう亡くなってしまったと。相続人はみんな相続放棄してしまったということで、それがずっと取り残されているという現状があります。そういう場合に、我が町を振り返ってみたときに、特定空き家、これについては、多分これを壊すための財政の支援、補助については所有者の承諾が必要だというふうに思うんですが、今のような現状に陥った場合、町としてはどのような対策をとろうとしているのか、まずその辺についてお答えください。
64 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
65
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
特定空き家につきましては、町で所有者の調査をしております。所有者が判明しないもの、あるいは相続放棄によって連絡がとれないものというようなものは今現在はございません。また、特定空き家ではございませんが、相続放棄をしてそのまま放置すると、いずれは特定空き家になるのかもしれませんが、相続放棄をされてしばらく時間が経過しているというような建物は何カ所か押さえております。その中で、相続財産管理人制度というのがございまして、それは、それに対する債権を持つものが最終的にその空き家を処分してもらって、処分した中から自分の債権を回収するというような、そんな制度もございます。そういったことで、相続放棄された方については最終的には国の財産になる、究極の話ですけれども、そういう場合もございます。そういった解決をしたものも町では数件、1件は既に終わっていますし、もう1件につきましては手続をしている最中というのもございます。ですから、所有者が特定できなくなったというようなときには、最終的には相続財産管理人のほうに財産が移るというようなことになりますので、そのときの判断になるのかなというように考えております。
66 ◯副委員長(不破尚美さん)
松浦委員。
67 ◯委員(松浦波雄君)
じゃもしそのようなときがあった場合は、わかりやすく言うと、相続放棄等があって、もう誰も持ち主がないとなったら国の財産になって、そして、町が壊した場合国に請求すると、こういうことでしょうか。
68 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
69
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
相続財産管理人制度は、債権を持つ者が管理人制度の申し立てをするということになります。町のほうで債権がない場合にはそれができません。ですから、町で例えば借金があるですとか金融機関に借り入れがあるですとかというようなときには、その金融機関が相続財産管理人制度の申し立てを行って管理人を立てていただくというようなことになりますので、全てが町が解体してそれを国に請求するということではございません。
70 ◯副委員長(不破尚美さん)
松浦委員。
71 ◯委員(松浦波雄君)
いろんなそういう特に現状、今私が言ったような例は、だんだん特殊な例ではなくなってきつつあるのかなというのを感じているところでございますが、じゃ平成30年度の実績で4件除去されたということでございますが、これを除去した後、その活用、どのような活用をされたのかを教えてください。
72 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
73
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
老朽危険空き家の解体ということで、30年度4件の解体に対して補助をしておりますが、これにつきましては、相続したりしたことによって自分では管理し切れないというようなものを解体しているわけでして、それを次に活用するというところまでは今の段階では至っていないというところでございます。
74 ◯副委員長(不破尚美さん)
松浦委員。
75 ◯委員(松浦波雄君)
特定空き家にかかわらずこういう空き家対策については、いろいろなコミュニティ活動に活用したりとか、そういうことも平成30年の予算委員会では発言があったと思うんですけれども、今回は、今度は私が言うのはこの特定空き家でなくて空き家関係になってくるんですけれども、例えば地域の会館にするとか何かのコミュニティ活動に利用するとか、そういう計画もあったのかなというふうに思っておりますが、実際に何かそういう例が平成30年度あったのか、もしくはそういうことが何かまだなかったとすれば、何か考えているのか、それをお答えください。
76 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
77
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
空き家の有効活用ということで、例えばというようなお話で、あいている住宅をコミュニティの場に使えないかだとかということでのお話をしたかというふうに思っております。それにつきましては、昨年度はそういった実績はございません。また、町内会ですとか各団体からこのような問い合わせも今の段階ではございませんが、活用するといったときに、町が所有者との間に、中に入って使わせていただけるかといったような、そういった橋渡しというか、そういった役割は担っていけるのかなというふうに考えております。
78 ◯副委員長(不破尚美さん)
松浦委員。
79 ◯委員(松浦波雄君)
空き家の活用については諸々のいろんな問題があり、全庁的な協議が必要というような発言もあったと思いますが、どのような全庁的な活動をされたのか、審議をされたか、概要をお答えください。
80 ◯副委員長(不破尚美さん)
岩舘部長。
81
◯建設水道部庁舎改修技術担当部長兼建築住宅課長(岩舘和昌君)
空き家につきましては、空き家の登録に関しましても、私ども建築住宅課で所管はしておりますが、建築住宅課の職員が全て見て歩いてということにはなかなかならないというようなことから、空き家の登録に関しましては、税務課と連携をとりながら、課税客体の把握をする段階で空き家になっているものがあれば建築住宅課に報告をいただいて、そんな中で私どもで再度確認に行って、空き家の登録をする、しないという判断をさせていただいております。
また、空き家の活用、それからそのほかの空き家の施策につきましては、例えば空き家購入補助につきましては、移住、定住という観点から企画財政部のほうとも連携をとって、説明会を開いたりだとかということをやっております。
また、子育て世帯向けというようなことで、先ほどの家賃補助の件もございますが、あいている住宅を使うのに子育てに賃貸できないかというようなことで、それにつきましては、子ども福祉課とも連携をとりながら、ホームページ上いろんなページからアクセスできるような、そういった方策をとっているというところでございます。
82 ◯副委員長(不破尚美さん)
松浦委員。
83 ◯委員(松浦波雄君)
よくわかりました。やはり空き家を増やすのは非常に、まず町の景観が寂しくなるというのと、それと町の活力がないように見えるというのが一つあるんですけれども、意外と不動産の方に聞くと、帯広の方で知り合い等がいるんですけれども、音更に空き家ないかいというようなやっぱり話を聞くんです。だから、まだまだ音更町が活発、元気な町なのかなというふうに私は思っております。それで今、部長おっしゃられたようにいろんな、移住、定住、そして子育て、そういう支援にますます活用できるように検討していただくことを要望して終わります。
84 ◯副委員長(不破尚美さん)
ほかにありませんか。
ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
休憩(午前11時23分)
85 ◯副委員長(不破尚美さん)
説明員入れ替えのため、休憩いたします。
再開(午前11時26分)
86 ◯副委員長(不破尚美さん)
休憩前に引き続き、委員会を開きます。
第8款教育費を議題とします。
説明を求めます。福地教育部長。
87 ◯教育部長(福地 隆君)
それでは、第8款教育費につきまして御説明申し上げます。124、125ページをお開きいただきたいと存じます。なお、決算に係る主要な施策報告書につきましては、28ページ中段から35ページまでとなっておりますので、御参照いただきたいと存じます。
初めに、1項教育総務費、1目教育委員会費につきましては、368万7,282円の支出済額であります。
備考欄の主なものについて御説明申し上げます。
教育委員費につきましては、教育委員4名分の報酬、費用弁償であります。
そのほか、教育長交際費が主なものでございます。
126、127ページであります。
2目総務管理費につきましては、1,685万8,009円の支出済額であります。
除雪委託料につきましては、市街地の小学校8校、中学校5校の合計13校に対する委託料であります。
除雪作業交付金につきましては、複式小学校5校及び旧豊田小学校に対する交付金であります。
教職員研修交付金につきましては、教職員の資質向上を図るため研修活動を支援するもので、371名に交付しております。
教職員健康対策費につきましては、340名の健康診断費用等であります。
教育の日推進事業費につきましては、昨年12月2日、日曜日に、文化センターを会場に第7回記念フェスタを開催し、535名の参加をいただいたところであります。
そのほか、交付金、負担金、事務費などであります。
3目教育振興費につきましては、4億9,308万9,832円の支出済額であります。
学習支援員費につきましては、普通学級に在籍する児童生徒のうち、学習活動や学校生活に困り感を持つなど特別な支援を必要とする児童生徒を対象として、小学校7校に23名、中学校4校に9名の合計32名を配置したところであります。また、複式支援員として、複式校における授業の支援等のため2名を配置したところであります。
そのほか、生活介助員委託料として、小学校8校の特別支援学級に在籍の肢体不自由等児童12名の給食、排せつ等の生活介助のため、訪問介助事業者に委託した介助員委託料であります。
学校保健費につきましては、児童生徒の健診等に要する委託料が主なものでございます。
スクールバス運行費につきましては、12路線で大型バス4台、マイクロバス8台の運行委託料等でございます。
スクールバス購入費につきましては、豊田線で45人乗り中型バス1台を更新しております。
学校給食関係費につきましては、小中学校の給食業務の委託料が主なものであります。
奨学資金につきましては、経済的な理由で就学困難な高校生を対象として支給しておりますが、公立で月額6,500円を69名に、私立で月額1万円を38名に支給したところであります。
児童生徒各種大会参加交付金につきましては、児童生徒が各種大会に参加する場合、その費用の一部を交付金として補助したところであります。
遠距離通学費交付金につきましては、小学生は片道4キロメートル以上、中学生は片道6キロメートル以上の通学児童生徒を対象に通学費を助成しております。
総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある学校づくりに資するため、小中学校にその経費を学校割、児童生徒数割で交付しております。
少し下に行きまして、就学援助費につきましては、平成28年度から認定基準倍率を生活保護基準の1.5倍未満に引き上げ、経済的な理由により就学が困難な児童生徒950名に対して支給しており、認定率は23.2%となっております。平成29年度と比較いたしまして、認定者数で20名の増、認定率で1.2ポイントの増となったところであります。
また、平成30年度から実施の入学準備金の入学年度開始前支給に係るシステム改修委託料のほか、新小学1年生82名、新中学1年生99名の合計181名に対し802万1,800円を支給いたしました。
教育用コンピューター関係費につきましては、教育用コンピューターの賃借料及び備荒資金組合への償還金等が主なものでございます。
そのほか、負担金補助などであります。
128、129ページであります。
4目施設管理費につきましては、6,077万9,229円の支出済額であります。
学校施設及び教員住宅管理費につきましては、下のほうになりますが、教員住宅管理で浴室ほか改修を2戸、温水ボイラーの更新工事を5戸、屋根塗装工事を5戸、解体工事を4戸で実施しております。
2項小学校費、1目学校管理費につきましては、2億7,765万1,531円の支出済額であります。
日額臨時職は、学校事務補助8名に係る賃金等であります。
学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は、全小学校で整備した費用であります。
水泳プール関係委託料につきましては、小学校13校のプール関係委託料であります。
学校評議員活動関係費につきましては、学校評議員58名を委嘱し、小学校全校に配置しており、それらにかかる報酬等であります。
そのほか、学校施設の管理費であります。
130、131ページであります。
2目学校建設費につきましては、1億901万9,565円の支出済額であります。
また、翌年度繰入額の欄にあります繰越明許費6,040万8千円につきましては、平成31年第1回定例会で補正予算の議決をいただきました柳町小学校大規模改修工事費のうち国の補助採択となったトイレ改修工事に係る経費であり、令和元年度へ繰り越しをしております。
遊具再整備事業費につきましては、駒場小学校ほか4校の遊具の修理等を行っております。
小学校整備費につきましては、音更小学校の校舎トップライト改修工事及び校舎外壁塗装改修工事、下音更小学校ほか4校の網戸整備等を行っております。網戸整備事業につきましては、平成30年度をもって事業を完了いたしました。
水泳プール再整備事業費につきましては、下士幌小学校水泳プールの管理棟改築設計委託業務及び水槽シート更新工事、音更小学校水泳プール水槽塗装工事等を行っております。
水銀灯改修事業費につきましては、調査設計委託を行っております。
木野東小学校大規模改修事業費につきましては、平成26年度からの年次計画で進めておりましたが、平成30年度は校舎内部改修建築主体工事・電気設備工事等を行い、大規模改修事業が完了いたしました。
柳町小学校大規模改修事業費につきましては、実施設計委託を実施しております。
小学校設備更新事業費につきましては、西中音更小学校浄化槽更新工事等を行っております。
3項中学校費、1目学校管理費につきましては、1億3,036万7,324円の支出済額であります。
日額臨時職は、学校事務補助5名にかかる賃金等であります。
学校図書購入費、備品購入費、消耗品費は、全中学校で整備した費用であります。
学校評議員活動関係費につきましては、学校評議員18名を委嘱し、中学校4校に配置しており、それらにかかる報酬等であります。
132、133ページであります。
学校管理費につきましては、中学校5校に係る施設の管理費であります。
コミュニティスクール事業費につきましては、平成30年4月1日に駒場中学校に学校運営協議会を設置し、学校運営協議会委員10名を委嘱しており、それらに係る報酬等であります。
2目学校建設費につきましては、6,057万7,855円の支出済額であります。
中学校整備費につきましては、共栄中学校のり面復旧工事、テニスコートフェンス設置工事及び屋内運動場外壁ほか改修工事等を行っております。
水銀灯改修事業費につきましては、調査設計委託を行っております。
防火シャッター改修事業費につきましては、下音更中学校で改修工事を行っており、防火シャッター改修工事につきましては平成30年度をもって事業を完了いたしました。
次に、4項社会教育費、1目社会教育総務費につきましては、952万110円の支出済額であります。
社会教育委員費につきましては、委員10名分の報酬、費用弁償であります。
生涯学習活動費につきましては、帯広大谷短期大学との連携によりOOJCオープンカレッジを開催したほか、非常勤嘱託生涯学習推進員による書道を通した学習機会の提供を行ったところであります。
社会教育事業活動費につきましては、高齢者大学・大学院、高齢者学級、女性ライフスクール、幼児家庭教育学級などを実施しております。
文化財保護費につきましては、主に史跡文化財マップの更新に係る費用であります。
芸術文化大会参加補助金につきましては、全道・全国大会への出場44名、2団体、7個人に交通費等の補助を行ったところであります。
音更高校パートナーシップ事業交付金につきましては、音更高校が生涯学習活動を通してまちづくりに連携、協力する活動に対し、交付金を交付し、支援を行ったところであります。
134、135ページであります。
2目青少年育成費につきましては、543万372円の支出済額であります。
成人式開催費につきましては、住民登録上の該当者439名のうち出席者が333名、そのほか、住民登録以外からの出席者が99名で、当日の出席者合計は432名でありました。
青少年事業活動費につきましては、こども体験隊のほか、夏休み・冬休み期間中に自主学習支援のため、小学生を対象に、退職校長・教頭先生の協力による熟年先生講座を3会場で実施いたしました。
青少年対策費につきましては、青少年の非行防止や児童生徒の安全確保のため、関係機関、団体と連携して地域全体で子供を見守る取り組みを行ったところであります。
こども姉妹町視察研修費につきましては、小学校5年生を対象に民泊を取り入れた軽米町との相互交流を実施しており、本町から児童16名、引率4名で実施したところであります。
放課後こども教室事業費につきましては、子供の安全・安心な居場所づくりを進めるもので、音更、下音更、駒場、柳町の4つの小学校で開設し、延べ1,615名の参加となっております。
3目社会教育施設管理費につきましては、1,415万9,016円の支出済額であります。
管理費の内訳といたしましては、地区公民館、改善センター、集団研修施設それぞれの燃料費、光熱水費、委託料などが主なものであります。
集団研修施設の利用状況につきましては、町内、町外の団体で延べ106団体、6,025名の利用となっております。
次に、4目文化センター費につきましては、8,215万4,691円の支出済額であります。
文化事業費につきましては、小学校4年生から6年生、複式校は3年生以上を対象に、また、中学校は1、2年生を対象に芸術鑑賞会を実施しております。
また、文化事業協会並びに文化協会に対する補助を行ったところであります。
文化センター改修事業費につきましては、北側駐車場区画線工事、正面玄関の軒天改修工事及び階段手すり設置工事を行っております。
文化センター管理費につきましては、燃料費等のほか、舞台設備機器操作、清掃、警備等の委託料など、施設管理費が主なものであります。
136、137ページであります。
5目図書館費につきましては、4,701万4,777円の支出済額であります。
図書館協議会委員費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償であります。
図書等購入費につきましては、5,909冊の図書とDVDなどの視聴覚資料購入の整備を行っており、平成31年3月末で21万1,963冊の蔵書等となっております。
図書館管理費につきましては、図書館情報システムの更新のほか、燃料費や清掃、設備管理等の委託料など、施設管理費が主なものでございます。
図書館活動費につきましては、読み聞かせ教室、工作教室、文学講座、読書感想文コンクールのほか、ブックスタートで10カ月児健診、2歳児健診時に絵本を、また、新入学児童健診時には本をプレゼントしており、それらにかかる費用等であります。
その他、負担金、事務費であります。
次に、5項社会体育費、1目社会体育総務費につきましては、1,367万5,967円の支出済額であります。
スポーツ推進委員費につきましては、委員7名分の報酬、費用弁償等でございます。
スポーツ振興対策費につきましては、スポーツ賞等表彰、各種スポーツ教室の開催等に要した費用のほか、サッカー場の本格オープンに係る記念事業に要した費用であります。
スケートリンク造成事業交付金につきましては、全小学校13校に対する交付金であります。
スポーツ大会参加補助金につきましては、全道大会283名、全国大会50名、国際大会1名の出場に対する補助であります。
138、139ページであります。
2目体育施設費につきましては、2億7,615万6,470円の支出済額であります。
屋外運動施設管理費につきましては、野球場、ソフトボール場、サッカー場などの管理に要した光熱水費、委託料などが主なものでありまして、希望が丘野球場については、スコアボードのカウント表示機の改修を行っております。
軽スポーツセンター管理費につきましては、鈴蘭、宝来2カ所の燃料、光熱水費などの管理費が主なものであります。
町営パークゴルフ場管理費につきましては、各パークゴルフ場の受付業務員12名に係る賃金、町営パークゴルフ場5カ所の草刈り、清掃作業等の委託料が主なものでありまして、台風被害の復旧工事により芝の養生を行っておりましたパークゴルフ場のうち、音更川リバーパークと十勝川温泉アクアパークの2カ所につきましては昨年8月1日に再オープンしております。
総合体育館管理費につきましては、指定管理者への委託料が主なものであります。なお、総合体育館及び武道館の開館日数は335日間で、利用者数は、総合体育館が17万9,160名、武道館が3万5,002名となっております。
温水プール管理費につきましては、指定管理者への委託料が主なものであります。なお、開館日数は283日間、利用者数は7万4,162名となったところであります。
パークゴルフ場管理運営交付金につきましては、台風被害を受けた木野東パークゴルフ場の復旧費を含めた地域管理4カ所への交付金であります。
そのほか、町営リンク等造成交付金、その他施設管理費であります。
以上、8款教育費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
88 ◯副委員長(不破尚美さん)
説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。
上野委員。
89 ◯委員(上野美幸さん)
学校教育活動関係費についてお聞きしたいと思います。この中で、今回音更中学校だと思うんですが、CAPの活動を取り入れたと思うのですが、その内容といいましても、見には行っていないとは思うんですが、その評価や結果がどうだったのかということと、また、今小中学校のほうで道徳が必須科目となっているんですが、この活動をどういうふうに取り入れていこうかというふうに考えているのかということをお伺いしたいということと、もう一つが、下士幌小学校の、広報のほうにも載っていたんですが、小規模認定校について、この認定校への移行に対しての説明会や打診などは利用している方にあったのかということをお聞きしたいと思います。
90 ◯副委員長(不破尚美さん)
草浦学校教育課長。
91 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
ただいま御質問がありました学校教育活動費の関係の中のCAPの活動についてでございますが、CAPにつきましては、子供が暴力から自分を守るための人権教育プログラムということで、音更の方たちが活動をされているということでございます。こちらにつきましては平成30年度から教育委員会として予算措置をしておりまして、昨年度1月、2月について、音更中学校の1年生で導入をして取り組みをしたところです。
こちらにつきましてはワークショップというものがありまして、教職員ワークショップ、保護者ワークショップ、子供ワークショップといってそれぞれ三つのワークショップを踏まなければその人権問題について周りが共有できないということがありまして、なかなかちょっと学校としても日程を確保するのが難しかったので、年を越えてしまったんですが、三つのワークショップをそれぞれ1、2月に行っております。
実際こちらを導入するに当たりましては、中学校の生徒同士の中で、特別支援とかそういう子供たちに対しての対応、ほかの子供たちがその対応についてちょっと課題がある部分があったということが先生たちの中で共有されておりまして、そういう実態があった中から、このCAPの講習、ワークショップを受けることによって改善できるんではないかということを考えて学校の中で実施したところです。実際こちらのほうを受けたことによって、やはり子供同士のかかわり方については大変勉強になったということで、環境を変えていっていただけているのかなというふうに考えております。
こちらの事業につきましては、音更中学校では道徳の授業の中で導入されておりまして、道徳でも使えると思うんですが、ほかは、例えば総合学習ですとか、あとそれから、保健課の性の問題のところがあるんですけれども、そういうところの中でも活用していけるのではないかと思いますので、今年度につきましても、ちょっとまだ実施していないんですが、予算がございますので、これから中学校のほうに2学期になって周知して、これからやっていこうというふうに考えております。
それから、小規模特認校のほうの導入に当たっての説明会等についてということでございますが、学校への導入に関しましては、4月から順次教職員の説明会、それからPTAの総会において説明会、それから、その後5月になりまして地域の方への説明会をさせていただいたところでございます。その地域の中で説明をした中で決定をいただき、議会で報告をさせていただいて、その後広報、それからホームページ、マスコミなどでの周知を図ったところでございます。また、今週からは来年度入学者の募集案内をするためにやはり広報、ホームページで周知を行い、今後、各小学校、保育園、幼稚園に学校案内のチラシですとか入学の申請書等を配布する予定でございます。
以上です。
92 ◯副委員長(不破尚美さん)
上野委員。
93 ◯委員(上野美幸さん)
ありがとうございます。
下士幌の小学校の移行についてということで、教育委員会の窓口にも相談に来られた保護者の方がいて、丁寧に説明していただいたということを後日お聞きしたんですが、その中でも今利用されている保護者の方で、困り感がある子供たちがいるということで、やっぱり情報の取りこぼしが多少あるようなので、改めてまた丁寧な説明等をしていただけたらなと思いますので、そちらのほうは要望していきたいと思います。
もう一つなんですが、このCAPという活動について、先ほど御答弁いただいたとおりに、子供たちがいじめ、誘拐、性暴力などあらゆる暴力から自分の身を守るために開発された人権擁護プログラムであるということと、これを聞くことによって全ての子供たちが、本来持っている力に働きかけ、かけがえのない大切な自分の存在に気づき、自分を守る力を身につけていきますというような人権プログラムで、民間の方が活動されているということで、その御理解があって教育委員会でも採用していただいているんだなというふうに私も思っております。
その中で、児童虐待防止法の中にもありますように、割愛はさせてもらうんですが、児童虐待の防止等に関する施策を推進し、それをもって児童の権利・利益の擁護に資することを目的とするというような内容と、また、この中の国及び地方公共団体の責務等について、第4条以降には、学校教育者もしくはそういう施設、福祉施設の職員、医師、保育士、弁護士など研修等必要な措置をするということと、必要な広報等を啓発していくということが書かれております。
このCAP自体が道徳のほうにはまだ入って、まだまだこれから時間がかかるけれども、いい方向性で持っていきたいというふうに今お話をいただいたので、私も大変そう思います。
今回このCAPの道徳の授業を音更中学校でしたというときのアンケートが私の手元にあるんですが、やはり保護者と教員と子供たちがこの授業を聞いて、親御さんが、「聞く耳を持って子供たちに接していきたい」、「忙しい日々の中で心の余裕のなさに気がついた」など保護者の気づきがあったりとか、また、子供たちは、自分たちに生まれながらの人権があったのかということを再確認して、「嫌なことがあったら声を出す。逃げようと思う」というような子供たちのアンケート結果もこちらのほうにあります。
なので私は、このCAPというのは民間の事業ではあるのですが、道徳という授業はすごく幅広い授業だというふうに私も感じますので、ぜひ道徳の授業に民間の方の力をかりて子供たちの教育に役立てていってほしいなということと、子供たちが住みやすい町は誰にとっても住みやすい町なのではないかなというふうに感じますので、このCAPだけではないんですが、これを中心に道徳授業のほうに入れていってほしいなというふうに私は強く要望していきたいと思います。御答弁よろしくお願いします。
94 ◯副委員長(不破尚美さん)
福地教育部長。
95 ◯教育部長(福地 隆君)
まずCAPの件でございますけれども、今お話がありましたとおり、非常に子供たちの人権教育なりということで必要なことだというふうに考えておりますし、民間の方々でそういった授業をやっていただけるということですので、本当にありがたいことだというふうに感じております。今後も、全ての学校でということでなかなかいかないかもしれません。授業の中でということでありますので、その辺は学校とも相談させていただきながら、予算もちょっと限りはあるんですけれども、その中で推進するような形でしていきたいというふうに考えております。
それから、下士幌小学校の小規模特認校なんですけれども、こちらのほうは、本格的な募集活動についてはこれからということでございますけれども、なかなかチラシとかホームページだけでは詳細なその細部まで行き渡らない部分があるかと思いますので、そういったような御希望のあるというような声が聞こえてきたときは、教育委員会としても個別に、一人一人丁寧に相談に乗って、どういった形が子供にとっていいのかというような方向も相談しながら決めさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
休憩(午前11時58分)
96 ◯副委員長(不破尚美さん)
それでは、お昼になりましたので休憩といたします。再開は1時といたします。
再開(午後 0時59分)
97 ◯委員長(方川克明君)
休憩前に引き続き、委員会を開きます。
質疑ありませんか。
神長委員。
98 ◯委員(神長基子さん)
1点だけお伺いします。図書館費にかかわってなんですけれども、図書館の本館、分館とございますが、私の認識ではエアコンは設置されていないのかなというふうに思うんですけれども、まずその状況についてお伺いをしたいと思います。
99 ◯委員長(方川克明君)
小塩図書館長。
100 ◯文化センター館長兼図書館長(小塩教敬君)
御質問の図書館本館及び分館へのエアコンの設置状況ということでございますが、本館については閲覧ホール、書架と皆さんが閲覧するホール、こちらのほうは入っておりません。一部2階の視聴覚室、その隣の伊福部音楽資料室、それと1階のパソコンのサーバー室、それと1階の児童コーナーにありますおはなしルーム、読み聞かせのルーム、こちら4室とあと、エレベーターホール、階段等があるんですが、こちらのほうにエアコンを設置してございます。続いて分館のほうですが、こちらについてはプロスパの2階にございますけれども、プロスパ自体は事業者においてそれぞれエアコンを設置してございますが、図書館についてはエアコンは設置をしておりません。
以上でございます。
101 ◯委員長(方川克明君)
神長委員。
102 ◯委員(神長基子さん)
閲覧するスペースについてはどちらもないということでありますけれども、ことしもそうですけれども、30年度に関しても30度を超える猛暑日というのは近年でいくと増えてきていたというふうに思いますけれども、必要性について教育委員会の中で検討されていたのかどうか、その点お伺いしたいと思います。
またあわせて、図書館の中、館内で読書されるという方、結構長時間される方も通常いらっしゃるのかなと思うんですけれども、夏場の望ましい設定温度というのをどういうように考えておられるのかお伺いしたいと思います。
103 ◯委員長(方川克明君)
小塩図書館長。
104 ◯文化センター館長兼図書館長(小塩教敬君)
図書館へのエアコンの導入状況を検討した内容はあるのかというような御質問、1点目だったと思いますが、従前はなかなか、夏場の時期は2週間程度若干我慢していただければ冷涼な秋の空気が入ってくるんではないのかなというような時代もちょっとございましたけれども、近年では三、四週間、夏場の間暑い日が続いているというような状況もございますので、教育委員会内部といたしましては、今後図書館等についても導入を検討していきたいという内部では相談はしてございます。
2点目の長期間閲覧ホール等で滞在する場合の環境はどのように考えているのかというようなお話だと思いますけれども、こちらについても、私自身も同じ建物の中に日々仕事をしてございますので、非常に御利用される方からも、この時代に、一般家庭でも大分エアコンが普及したというような状況もございまして、建設当時はそれほどな要望もなかったんですけれども、近年では、どうして図書館ホールは入っていないのというようなことでたびたび御意見をいただいておりますので、含めまして今後施設整備に向けて検討を進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
105 ◯委員長(方川克明君)
神長委員。
106 ◯委員(神長基子さん)
必要性についても認識しておられますし、検討もしているということですので、ぜひともお願いしたいなというふうに思っております。確かに従前の状況ですと、少しの間を除けば快適に閲覧できるというような状況あったとは思うんですけれども、今後は恐らくそれは難しいんではないのかなというふうに私自身も考えております。
これはことしの話なんですけれども、本館のほうで高齢者の方が、猛暑日に当たるんですけれども、その日に利用されていてぐあい悪くなったというようなお声も聞いております。今施策報告書のほうで見てみますと、図書館の貸し出し冊数ですとかというのは、若干昨年より個人の方の利用というのは増えておりますけれども、図書館本館自体の入館者数が昨年に比べましても2千人近く減少しているんです。これが全部エアコンが原因だとは思わないんですけれども、それも一つの大きな要因なのではないかなというふうに考えておりますので、ぜひとも要望したいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
107 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
108 ◯教育部長(福地 隆君)
図書館へのエアコンの設置ということでございます。館長から申し上げたとおり、利用者の中でもエアコンがないと非常に厳しいということで、一般的には図書館というのは涼しいところで長時間本が読めると思って来たらこんな状態であったと。何とかならないのかというような声がかなり職員にも寄せられております。お1人、先ほど委員さんおっしゃられたように、原因ははっきりしませんけれども、救急車で搬送されたというような方も出ているというような状況もありますので、設置については検討していきたいと思いますけれども、町の財政状況もかなり厳しい状況にありますので、時期については難しいんですけれども、財政当局ともその辺打ち合わせをしながら設置の方向に向けて検討をさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
109 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
阿部委員。
110 ◯委員(阿部秀一君)
何点かございまして、まず1点目でございますが、決算に係る主要な施策報告書の中で、先ほど福地部長から御説明いただきました運動公園の希望が丘野球場のバックネットの、こちらスコアボードの件でございます。こちら修繕されたということでございますが、その修繕された内容がどのように修繕されたのか、御教示いただきたいのがまず1点目でございます。
続きまして、こちら決算書の中で129ページの2款小学校費の1、学校管理費の右側の備考欄に学校用の消耗品費、こちらが2,626万6,606円というものがございます。この中には恐らくコピー用紙、PPC用紙などが入っているかと思うんですけれども、こちらの購入について、上質紙を使って購入されているのか、それともリサイクル用紙を購入されているのか、それについてお教えいただきたいと思います。
続きまして次の131ページでございます。こちらの2款、学校教育費の中の15節工事請負費、こちらの不用額が3,698万6,360円でございますが、こちらは柳町小学校等々の改修工事の翌年度への明許繰越経費であるのかどうか、その確認でございます。
続きまして133ページでございます。133ページの2の学校建設費のこちら右側の備考書きで、共栄中学校の外壁塗装材のアスベストの含有調査委託業務が9万9,900円と明示されておりますけれども、こちら、他の学校についてはアスベストのほうは調査はもう完了しているということで認識してよかったのかどうか、それについて教えていただきたいと思います。
また、こちら同じページの下段のほうに4の社会教育費の1、社会教育総務費がありますが、こちらの備考書きの生涯学習フェスティバル、こちら2,367名参加されたということでありますが、前年と比較してどうだったのか教えていただきたいと思います。
済みません、ちょっと戻るんですが、127ページの2の総務管理費の右側の教育の日の推進事業費でございますが、39万7,113円とございますけれども、こちら535名参加ということでございますが、こちらも前年比と比較してどのような形になっているのかお教えいただきたいと思います。以上についてよろしくお願いいたします。
111 ◯委員長(方川克明君)
八鍬スポーツ課長。
112 ◯スポーツ課長(八鍬政幸君)
1問目の希望が丘野球場のカウント表示板の修繕の件でございます。もともと球場を設置した際にはSBO方式ということで、ストライク、ボール、アウトというような順番でのカウント表示で、表示板につきましては磁気反転式ということで、ボタンを押すと開いて表示が出るような形のものになっておりました。野球規則の改正によりましてBSO、ボール、ストライク、アウトというような順番の表示がなりまして、一定期間そのままでありましたが、やはり試合上も選手も困惑するということでBSO方式の表示板に現在に変えております。
修繕のほうにつきましては、右側にヒット、フィルダースチョイス、エラーという表示もあるんですが、そこの一体の部分を丸ごと取り替えたということで、今現在の表示につきましてはLEDによる表示ということで、遠くからも見えるような形の表示板に交換をしたということでございます。
説明は以上でございます。
113 ◯委員長(方川克明君)
佐藤生涯学習課長。
114 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)
私のほうからは生涯学習フェスティバルの参加人数について、前年度との比較でどうなっているかという御質問についてお答えいたします。前年度につきましては2,316名ということで、大体同数ではございますが、30年度が50名程度増加している形でございます。
以上でございます。
115 ◯委員長(方川克明君)
草浦学校教育課長。
116 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
学校消耗品費の学校で使用している紙について、リサイクル紙だというふうに認識しているんですが、今ちょっと調べさせていただきたいと思います。申しわけありません。
それから127ページの教育の日の金額でございますが、こちら教育の日の交付金につきましては、事業の中でやっている……。大変申しわけありませんでした。平成30年度につきましては535人ということですが、平成29年度につきましては520人ということになってございます。
それから131ページの柳町小学校の関係ということで、15の、学校建設費の工事請負費の不用額ということで3,698万6,360円ということでございますが、こちらにつきましては、柳町小学校の大規模改修事業費のうち暖房設備改修分につきまして、平成30年度の第2次補正予算により有利な補助を受けるため平成30年の3月定例会に増額補正をしていただいたところでございますが、同じ3月中に不採択というふうになったことから、年度繰り越しはせずに執行残となったものでございます。その分を含んだものということになってございます。済みません。
あと139ページの……。133ページですね。済みません。133ページのアスベストの関係でございますが、こちらにつきましては、平成30年度につきましては音更小学校も行っているんですが、音更小学校の校舎と共栄中学校の屋体の外壁塗装改修工事の実施に当たりまして、工事着手前に既に塗ってあるものについて調査を実施しなければならないというような規定に変わっておりまして、その中でその2校についての調査を行ったということでございます。音更小学校の一部の皮膜からアスベストが検出されましたが、こちらにつきまして飛散防止対策を行った上で外壁塗装の改修を行ったということでございます。そのほかの学校につきましてはこちらの検査の対象になってございませんので、今回外壁塗装を行った学校についてのみ調査を行ったところでございます。
以上です。
117 ◯委員長(方川克明君)
阿部委員。
118 ◯委員(阿部秀一君)
たくさん御質問させていただいて、御回答いただきましてありがとうございました。
先ほどの不用額については、不採択ということで不用額になったということがわかりましたので。ありがとうございます。
野球の関係につきましては、こちらライオンズクラブ杯の少年野球の大会とかで実際に使われている方が、何チームか試合されたときに、こちらバックネット裏の得点表なんですが、先ほど教えていただいたBSOはすごくいいなということであるし、LEDになっているということで、すばらしいことだと思うんですけれども、この右側の得点の、1、2、3、4、5、6、7回とかというその下に得点を差し込んで入れるような形になっているんですが、それが距離が遠い関係で余り使われていないようでございます。実際には右手前のキャッチャーのところの席のすぐ右側の横に、ホワイトボードではないんですけれども、白いでっかい紙をぶら下げて、そこで実際には得点を見ているような形で使われておりましたもので、こちらについてはきっと検討もされているかと思いますし、高額な予算もかかるのですぐにはできないことかとは思うんですが、そちらのBSOの隣の1回、2回、3回、4回のところの点数も、もしリモコン式で電光掲示LEDなどでできるものであれば御検討をいただきたいと思います。ただ、予算がかかると思うので、長期間の検討が必要だと思います。よろしくお願いいたします。
教育費の関係なんですけれども、こちらも前年比でプラス15名ふえているということで、この活動の取り組み状況が積極的に行われていらっしゃるんだなというふうに感じました。
そこで、教育費の、音更町の「暮らしと防災ガイドブック」があるんですけれども、そこの96ページで教育を考える日のイメージソングというものがございます。こちら作詞は現在音更中学校の方で、作曲はある小学校の校長先生がなさっているんですけれども、もし、こちらの教育の日の人数がさらに広報されるように、広報紙などで教育の日を、教育を考える日については掲載されてはいるんですが、さらにこの音更教育を考える日のイメージソングなども広報紙に載せていただければ、多くの方にその教育を考える一助となられるのではないかと思いますので、検討していただきたいと思います。
アスベストの関係についてはよくわかりました。外壁塗装の改修に当たって、その飛散防止対策とられているということでございますけれども、今後他のまた小学校、中学校などでこのアスベストの発生が、そういった情報が入った場合には同様の対策をとっていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
また、こちら下段のほうの生涯学習フェスティバルですけれども、プラス50名増えていらっしゃるということで、こちらもいろいろな町内の吹奏楽ですとか講演会がなされて、担当課におかれましても一生懸命やっていらっしゃるのがよくわかりましたですけれども、そこで、プラス50名をさらに多くの方に来ていただいて、社会教育の啓蒙に御尽力される一要素となるのではないかと思われるところで、先ほど図書館の関係で伊福部昭資料館のお話が出ておりましたですけれども、こちらの伊福部昭様の娘さんでいらっしゃる伊福部玲様、こちらの方を講演会に来ていただくだとか、あるいは音更町の観光大使の滝菜月さんがいらっしゃいますのでそういった方ですとか、あるいは音更のこの土地を活用して農園をやっていらっしゃる漫画家の方の横山裕二さんという方がいらっしゃり、関連のある方を呼んでいただくことによってより多くの方に来ていただけるんではなかろうかと思いますので、ぜひ御検討いただければと思います。
以上で私の質問を終了させていただきます。
119 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
120 ◯教育長(宮原達史君)
最後の生涯学習フェスティバルの関係なんですけれども、いろいろ御意見いただきましてありがとうございます。実行委員会方式で、社会教育委員さんを中心とした社会教育団体、生涯学習団体が中心となって企画運営してまいりますので、そちらのほうにそういった御意見があったということをお伝えして、検討していただきたいと思いますが、やはり予算に限りがございますので、なかなか思うようなことはできないと思いますけれども、ぜひその辺、おっしゃるとおり、生涯学習に興味を持っていただける方が少しでも増えていただければと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
121 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
122 ◯教育部長(福地 隆君)
教育を考える日のイメージソングの件でございますけれども、これまでも広く町民の方、それから町を応援してくださる方々に聞いていただいたり、子供たちにも広めていきたいということで、町のホームページのほうで音源も、通年というようなことはなかなかできないこともあるんですけれども、なるべく長い期間載せれるように、そしてダウンロードもできるような形で音源も載せさせていただいたりしております。それから歌詞についても、一時期なんですけれども、見れるような形にさせていただいておりますので、その辺も含めて、どんなような形で広めていくのがいいのかということも含めて実行委員会のほうでまた検討させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
123 ◯委員長(方川克明君)
草浦学校教育課長。
124 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
学校消耗品費のコピー用紙のお話ですが、済みません、今のところ、一部使っているんですが、ほとんどが上質紙のほうを使わせていただいているということになっております。
以上です。
125 ◯委員長(方川克明君)
阿部委員。
126 ◯委員(阿部秀一君)
ただいま御答弁いただきましてありがとうございます。
生涯学習フェスティバルの今後の取り組みと、そして教育の日についてもまた御検討いただけるということで、大変ありがたいと思います。
そしてコピー用紙についてでございますが、一部ということで実際に使われていらっしゃるということでございますけれども、グリーン購入法の関係でなるべく再生用紙を使うような形で全省庁あるいは全国的な、地方自治体においても推進されているやにお伺いしていますので、もし可能な範囲内で、どうしても上質紙でなければ対外的な対応ですとか来客対応とか、きっと学校の関係の場合には多く使われることが多いと思いますので、全部が全部そういうわけにはいかないと思うんですが、可能な範囲内で推進をしていただけるように御検討いただければありがたいと思います。
以上であります。
127 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
小澤委員。
128 ◯委員(小澤直輝君)
私も何点か質問をさせていただくんですけれども、1点目が生涯学習事業のところでございます。音更高校のパートナーシップ事業交付金ということで100万円生涯学習で使うということでなっていますけれども、人数を見ると55名ということで、ちょっと少ないかな。7講座ありまして55人というのは少ないかなと思うんですけれども、この7講座の講座で何人参加されたのかということと、もう少しやっぱり人数を増やしていかなければいけないと思うんですけれども、町としてどういうふうにお考えなのかというところ。
あと、もう2点目は青少年対策のところなんですけれども、放課後子ども教室というのを今実施しているんですけれども、4校で実施されているんですけれども、これは例えば木野東小学校だとか鈴蘭小学校というのは実施していないんですけれども、何かほかのことをやっているのか。何か理由があれば教えていただきたいと思います。
あと音更小学校で実施しています食品ロスの関係のことなんですけれども、非常にすばらしい取り組みで、ほかの町の議員からも私ちょっといろいろとお話聞きたいということであったんですけれども、これ今後音更小学校以外にも、ほかの小学校でもこういった取り組みを実際やることを考えているのか否か聞きたいと思います。
あともう一点、小学校の学習支援ということで、放課後に居場所づくりで放課後子ども教室やっているんですけれども、そのほかに実際に子供たちへの学習支援という場をもっと拡大できないのかなというふうに考えておりまして、例えば学童保育所とかそういったところに何かそういった指導員を配置して学習支援をやるだとか、そういった部分で幅広く学習支援をしてそういった教育の格差を是正するようなものを教育委員会の方で考えていないのかどうかということをお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
129 ◯委員長(方川克明君)
佐藤生涯学習課長。
130 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)
まず1点目の部分につきましては、音更高校との連携しております開放講座の御質問かと存じますので、開放講座のことについてお話しさせていただきたいと思います。この55名の実施された中身の講座の部分でございますが、農業関連の講座ということがまず1本ございまして、これが花植えとか寄せ植えとかのそういった講座につきまして4講座実施されております。そのほかに、音更高校の書道の先生、あるいはバックアップという形で書道部の生徒さんとの御協力をいただきまして書道関連講座で3本ということで、講座といたしましては7本の講座をやっておりまして、55名の参加者をいただいたところであります。
それから、御指摘ありました人数的なものの考え方でございます。こちらのほう、従前につきましては、書道の部分で御活躍、指導いただいていた教員の方がいらっしゃいますが、定年退職をされたということで、書道の部分については非常に力を入れられて開放講座、実施されていた経過がございます。そんな中で、新たな後任の先生に書道講座の部分を指導もしていただいているわけですけれども、なかなか、今の働き方改革等の部分もあったりいたしまして、従前は土曜日、日曜日とか、夜間の講座とかも開放講座の中で実施していただいていた経過がございます。そんな中で、昨年度も生涯学習課のメンバーと高校さんのほうに訪れまして、新たな形の講座の企画を一緒に検討させてもらえないでしょうかということでお話を投げかけさせていただいているところです。
なかなか具体的な、先生方に負担にならないような形、あるいは生徒さんも巻き込んで町民の方と学習するような形というようなことで、アイデアを一緒に考えさせていただきたいということで投げかけさせていただいているところですが、具体的にちょっとまだそれが形になっていないところではございます。高校開放講座のことにつきましては以上でございます。
それから、放課後子ども教室のことでございますが、大きな学校での実施についての検討はどうなんだという御意見でございます。子ども教室につきましては、平成28年度から現在の4校で試行的に実施してまいったところですけれども、新学習指導要領の関係で放課後の時間が確保できるかどうか見えなかったという部分がありまして、拡大についてはこの2年程度保留にさせていただいていたところでありますが、今年度、ある程度放課後の時間が確保できそうだということが見えてまいりましたので、現在、次年度の拡大に向けて市街地の小学校さんに打診をさせていただいているところです。予定としましては2校を想定しているところなんですが、1校につきましては、アプローチさせていただきまして、良好な御返事をいただいておりますので、市街地の部分につきましては次年度から2校拡大する形で学校さんのほうに協議を進めていきたいと今動いているところでございます。
以上でございます。
131 ◯委員長(方川克明君)
草浦学校教育課長。
132 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
私のほうから、放課後の学習支援について御説明させていただきたいと思います。学童保育所等に指導者を配置して支援を行ってはどうかというお話でございますが、今、本町の各学校においては、放課後においても先生たちのほうで補充学習という形で、希望をとったり、あと、ちょっと成績が悪いとかといって御希望する保護者とか、それだけではなく、個別な指導ということも実際のところやっているところでございます。それから長期休業中におきましても、各学校において一定の期間を設けながらそういう補充学習というものをやっています。
音更町の教育委員会の執行方針のほうにも書いてあるんですけれども、下位層の底上げという、そこの部分が大きな目標として立てておりますので、それが学校のほうにも浸透しておりますので、全学校においてそういう補充学習というものは行っているところから、先ほどの居場所づくりという問題もありますが、放課後指導教室の中でも一部そういう学習を行ったりしておりますし、あとその中では退職校長を募って、長期休業中だけではなく、平日の放課後においても退職校長に御協力をいただいてそういう学習の機会を設けているというようなことをやってございます。
以上です。
133 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
134 ◯教育部長(福地 隆君)
私のほうからは食品ロスの関係でございます。昨年度から国の環境省の補助事業ということでスリーアール促進事業というものに応募をいたしまして、全国で静岡県の藤枝市と音更町、本町と全国で二つの自治体が採択をされたということで昨年度からスタートをしております。お話ありましたとおり音更小学校、モデル校ということでスタートをしておりまして、行うに当たって協力事業者という方が、部分が必要になってくるんですけれども、これについてはJAおとふけさんということで、バイオマスプラントを使わせていただきながら、音更小学校で出た給食の調理残渣と、それから食べ残しを受け入れていただいて、そこで出てきます液肥をさらに活用をいたしまして、菜園のほうで、学校のほうの菜園ですとかふれあい農園のほうの菜園で、実際に2年生と3年生がそれを畑にまいたりして、そこで人参をつくったりというような形で、それをまた給食に使うというようなサイクルをつくって事業を行っております。
今後の展開でございますけれども、どうしてもその協力事業者という意味での音更町農協さんのほうの都合がございまして、なかなか今これが、これ以上の学校数を増やせないというような状況がございます。今後につきましても、町のほうとしては順次他の学校にも増やしていきたいんですけれども、なかなかそういった関係がありまして増やせないでいるような状況ということでございます。
ただ、今後に向けては音更農協さんとも話をさせていただいておりまして、受け入れる施設が何らかの形できましたらそういったところに拡大をさせていただくというような話はさせていただいているところでございます。そういったことでございます。
以上です。
135 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
136 ◯教育部長(福地 隆君)
それと、最初に委員のほうからお話がありました音更高校パートナーシップ事業交付金のことでということで、55名ということでお話がありましたので、若干説明させていただきますが、この55名というのは音更高校の高校開放講座ということでやっているものでございまして、この部分と音更高校のパートナーシップ事業交付金というのはまた別なものになってございます。もともと音更高校パートナーシップ事業交付金というのは、音更高校が単位制普通科になる前に、農業科があった時代に、町として花と緑の音更高校というものを支援するために行っていたものを、農業科がなくなるということで、全日制普通科のみという形になったものですから、その単位制になったときに衣替えをして音更高校を町として支援しようということで立ち上げた事業でございますので、これはまた別物ということで捉えていただきたいと思います。
以上でございます。
137 ◯委員長(方川克明君)
小澤委員。
138 ◯委員(小澤直輝君)
御答弁ありがとうございます。
生涯学習のところにつきましては、町としても今後いろいろ施策を考えて行うということなので、承知いたしました。
学習支援につきましては、先ほど御答弁の中にありました退職された校長先生がやるだとか、学校のほうでもということで、非常に希望者が多くて、実際に入れない生徒も、定員を超えてしまって、実際に漏れてしまっている生徒さんも実はいらっしゃるんです。そういった部分ではもう少し裾野を広げてもいいのかなというふうに考えておりまして、例えば、提案というか、あるんですけれども、足寄町のように、町立で塾を経営しているわけですけれども、ああいった町営の塾を開設するとか、そういった考えがあるのかないのかお聞きしたいのと、これから、放課後の子ども教室のところにおいては、市街地、今これから増やすということであるんですけれども、こういうところもしっかりと、もう少しいろんなところを裾野を広げて人数を、今鈴蘭小学校と木野東小学校のお話をさせていただいているんですけれども、非常に学校の人数、子供の数が多いものですから、そういった部分ではしっかり広げていただきたいなというふうに思います。そういった部分で、町営のほうの学習塾、考えているかどうか御答弁いただきたいと思います。
139 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
140 ◯教育長(宮原達史君)
今お話ありました足寄町を例におっしゃっていた塾の関係なんですけれども、公が行う塾ということで、実は何年か前からもいろいろ話はいただいておりますし、中でも検討したことはございます。ただ、足寄町と違いまして音更町は民間の塾がたくさんあります。あと、これはやはり公でやると、授業料取らないということになりますと民業圧迫という話が必ず出てまいります。そのこともあります。それから形態、どのように運営していくか、マンパワーはあるのか、そういったことも勘案して手をつけられないでいる状態でございまして今は民間に委ねているのと、先ほどのお話ありました補充学習、例えば熟年先生の塾であるとか、そういったものに今は委ねている状態でございます。
重ねて、それと放課後子ども教室の関係の拡大ですけれども、こちらのほうも、大きいところが残っているというのは、実は、大きいところは放課後子ども教室をやるに当たってやはり人数も多くなります。その辺の検討もちょっと時間がかかった状態でありまして、今来年度から、来年度2校という予定ですけれども、その後も何年間かかけて増やしていくという年次計画を立てれないかという検討もしております。ですから、その辺ももうちょっとお時間いただきたいなと思っています。
以上でございます。
141 ◯委員長(方川克明君)
小澤委員。
142 ◯委員(小澤直輝君)
御答弁ありがとうございます。
いろいろ人数が非常に多いということで大変な部分はあると思うんですけれども、町営の塾のところは、いろんな塾が音更町内にあって、大変だということなんですけれども、そこは、教育の格差をなくすという、是正をするという部分においては、学習塾というのはどうしてもお金がかかる部分で、非常に高い金額を払って学習塾に行っている方々も実際にいらっしゃいますし、なかなかそういった費用が出せなくて学習塾に通えない生徒さんもいらっしゃるので、その辺は、いろいろ課題はあるとは思うんですけれども、実際にしっかりそこの格差をなくすような施策を教育委員会としても出していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
私の質問は以上です。
143 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
144 ◯教育長(宮原達史君)
教育格差の是正というお話でしたけれども、今おっしゃることはもちろんそのとおりなんですけれども、塾だけに限らず、やはり学校教育の中で教育格差をなくしていくという努力がまず第一義的に私どもも必要だと思っておりますので、やはり学校運営、学校経営からそういうことを始めて、そしてそのほかにも目配りをできないかという検討はもちろんさせていただきたいと思っています。
以上でございます。
145 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
鴨川委員。
146 ◯委員(鴨川清助君)
それでは、特別支援学級についてまた何点かありますので、ひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。過去4年ぐらいずっと自分は見てきているんですけれども、年々支援に対するニーズが広まってきているのかなというふうに思います。そういった中で、音更独自のこの体制だというふうに思っていますし、大切なものだというふうに思っているんですけれども、町のほうでは、教育現場ではどういうふうに捉えられているのか、そのことをまたお示しいただきたいというふうに思います。
もう一つは、成人教育事業についての家庭教育学級というのが示されているんですけれども、これも4年ほどずっと見てくると、年々規模が大きくなっているといいますか、参加している人が多くなってきているんですけれども、この辺を自分もよく内容的にもわからないんですけれども、これはどういうふうなことで人数がどんどんふえてきているのか、その辺もお示しいただきたいというふうに思います。
あともう一点、施設の利用状況について、総合体育館、それから武道館、温水プール等、指定管理をして今ずっと事業展開してきているというふうに思うんですけれども、総合体育館について見てみると、当初、4年前ぐらいですと人数はざっと15万人ぐらい、それから今ですと17万9,160人というふうになってきていまして、年々利用者が増えてきているという状態にあります。これは武道館についてもそうですし、温水プールについても、昨年、一昨年ですか、29年度のときは改修があったので、多分休みもあったのでちょっと減ったかなというふうに思うんですけれども、また、またという言い方はおかしいですけれども、30年度は十分また利用されている。
人数も十分されている中ですけれども、指定管理の中身については、利用料を管理に充ててもいいというような内容になっているかというふうに思うんですけれども、年々人数が増えている中で利用料というのはそれぞれ増えた決算になっているのかどうか、そういったことをどのように捉えられているのか、その辺をお示しいただきたいというふうに思います。
もう一点、スポーツ施設の関係なんですけれども、スポーツ施設に関しては、年次計画をもって、32年といいますから令和2年までに計画を持っている。それに伴って、できたこと、できなかったこと、また、取り組まなければならない形というものも変わってくるかなというふうに思います。これはこれから行われる6期総とも大きくかかわってくるんでしょうけれども、だんだんと少子化に向かっているという部分で体育施設もどういうふうに捉えていくのかという部分もあろうかというふうに思います。そういった中で町の考え方をお示しいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
147 ◯委員長(方川克明君)
草浦学校教育課長。
148 ◯学校教育課長(草浦富美さん)
特別支援学級についてということでございますが、議員おっしゃられますように在籍の児童は毎年増えているような状況でございまして、平成30年度の時点では人数だと227名、令和元年度は266名というようなことで、特に情緒の児童生徒が増えているというところがあるのかなというふうには捉えております。
いろいろな障がいをお持ちの児童がいらっしゃるんですけれども、それにつきましては、教育支援委員会という組織の中で、一人一人のお子さんについてどういう支援が必要であるか、どういう、その在籍が適当であるかどうか、一般の小中学校ではない特別支援学校がいいのか、それとも普通学級でいいのかというような判断を一人一人調書を出していただいて確認というか判断させていただいているところでございまして、それにあわせた中で校区の学校の中にその特別支援学級、障がい種別ごとに設置しているところです。
それにつきましては、音更町ではない、昔は種別によって学校を決めているという場合もありましたが、本町におきましては昔からずっと校区の学校に在籍する種別の特別支援学級を配置するというような考え方で行っておりまして、そこにつきましては、今学習支援員さん、学習支援員は普通学級にいる配慮の必要なお子さんについての支援ということになっておりますが、そちらのほうと、それから肢体不自由ですとか食事とか排便とかそういうものに困るお子さんにつきましては介助員をつけさせていただけるということと、それから、医療的なケアが必要なお子さんについては看護師をつけてやっていくというようなことを、毎年そういう状況を把握しながら、学校の環境、施設、それから人的配置等についても変えながら対応していっているということになっております。
以上です。
149 ◯委員長(方川克明君)
佐藤生涯学習課長。
150 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)
私のほうからは、家庭教育学級の内容について御質問いただきましたので、御説明させていただきます。家庭教育学級につきましては、小中学校全18校で開設していただいているもので、家庭教育の重要性を考え、親自身の学習や子供との触れ合いなど心豊かな家庭の創造を目指す学習を進めるということでやっていただいております。形としましては、大規模校、小規模校ということで金額違うんですが、交付金を生涯学習のほうから学校さんのほうにおろしておりまして、学校長さんを学級主事、教頭先生を副主事という形で、それに保護者の方が役員という形で加わった中で内容の企画等も考えていただいております。
委員さんおっしゃるように、この4年間徐々に人数も伸びておりまして、今年度につきましては3千人超えるトータル人数になっておりましたが、4年前となりますと2千人ちょっとぐらいの形で、徐々に参加者が拡大してきているところです。その中で町のほうとしましては、交付金をおろして、その中で保護者の方等が学びたい学習をしていただくということで、ほぼ、平均しますと各校3回から4回の講座を開設していただいておりまして、例えばネットトラブルに関する講演会ですとか、それから親子で農業作業体験ということでやったり、親子で調理実習をやったり、あるいは保護者の方向けに、アンガーマネジメントというんですか、怒りをある程度押さえていくという、そういうような精神的なコントロールの仕方を学んだり、本当にいろんな多方面で学習をしていただいていることから、中身についてが保護者の方に求められているような中身に徐々になってきているということで参加も多くの皆さんをいただいているということかと考えております。
以上でございます。
151 ◯委員長(方川克明君)
八鍬スポーツ課長。
152 ◯スポーツ課長(八鍬政幸君)
ただいま御質問いただきました3点目の施設利用に係る関係でございます。御質問ありましたとおり、体育館、武道館、それから温水プールにつきましては指定管理者制度を導入しておりまして、利用者が利用した場合の使用料、利用料につきましては、指定管理者制度におきましては利用料金制ということで、指定管理者の収入に充てることができるようになっています。御指摘のとおり利用者人数につきましては個人も、それから団体利用につきましても伸びてきている形になりますので、団体利用につきましては、当事者につきましては減免という形で、実際には支払う額も少なくなりますが、これにつきましてはリスク分担という形で、町のほうから精算という形で利用料金を精算をしているところでございます。したがいまして、利用人数、団体利用が多くなるということに関しましては指定管理者の収入が増額になっているということでございまして、収支の報告書を見ても若干利益が出ているというような報告もいただいておりますので、順調に自主事業等につきましても行われているなということで、利用者増につながっているのかなというふうには教育委員会としては考えているところでございます。
以上です。
153 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
154 ◯教育部長(福地 隆君)
4点目のスポーツ施設整備計画の件についてでございます。お話ありましたとおり令和2年度ということで、来年度がこの計画の最終年度ということになってございます。御承知のとおり、この計画に載っている施設についても、計画がありながらなかなか実施できていないと。整備ができていないという施設もたくさんございますが、スポーツ施設だけではなくて、町全体の中でいろいろな公共施設、役場庁舎もそうですけれども、いろいろと大型事業がありましてお金がかかるということがありますので、なかなかスポーツ施設について計画どおりできていないという状況がございます。それで、この後どうなるんだということでございますけれども、お話がありましたとおり、6期総との関係が出てくるかなというふうに考えてございます。
少子化の中でどういうふうに考えているんだということでございますけれども、スポーツ協会のほうともこの辺についてはいろいろと話をさせていただいておりますが、その中では、子供たちだけのスポーツ施設ではなくて、今後はやはり町民全般、そして高齢者、それから福祉というような面も考えて、そういった広い利用者、対象者を意識した中でのスポーツ施設でなくてはならないだろうというような意見もいただいておりまして、健康維持とか健康寿命を延ばすためのスポーツ施設というようなことも意識しながら今後は考えていかなければならないというようなことで考えております。
以上でございます。
155 ◯委員長(方川克明君)
鴨川委員。
156 ◯委員(鴨川清助君)
それぞれに御回答いただきました。特別支援学級については、やはりそういったことでニーズがどんどん、増えてきていると言ったら変ですけれども、事細かに支援していくという方法に今なっているから、当然それに、そういうニーズに応えてくれているんだろうというふうに思います。しかしながら、自分が現場へ入って見ると、普通学級と特別支援学級、まず並列になってそれぞれあるわけですけれども、どうしても普通学級と特別支援学級がある中身を見ていると、非常に苦手なところを一生懸命サポートしてくれる、苦手なことに対して、何とか普通学級と同じようにできるようなというようなことでやっているように見える。それがある意味では大変必要なことでもあるんですけれども、片や、支援をメーンとした学校であると、できることをメーンにおいて物事を進め、自信をつけさせて、その後に、克服して自立した中身から少しずつ苦手なところを克服していくというような部分になっているように思うんですけれども、見えるんですけれども、そこの対比が自分的には非常に難しい部分もありますし、また、先ほど言われたように支援会もあるわけですけれども、どうしてもそこに親の意向といいますか、保護者の考え方も十分加えられるものですから、そこが、今の教育現場を十分保護者にもそれぞれ、今音更でやっていることのよいところ、また、改善していかなければならないところ、また、支援を主たるところでやっている学校の今の取り組みというものも親御さんに十分、勉強していただくという言い方はおかしいんですけれども、そういう機会を与えているのかどうかという部分もお示しいただきたいというふうに思います。
また、成人教育の家庭教育学級ですか、それぞれの学校にそういったニーズが、そういうものを取り込んで、だんだんと、言われたように2,200人程度のニーズから、今3千人超すぐらいなものになってきている。当然今ですから、先ほど言われたようにネット問題であったりいろんなことがPTAといいますか、そういったところでも心配になっている部分をいろんな形で勉強会をされているんだな、また、こういったことがどんどんそれぞれの学校、またそれぞれの親たちのニーズに応えてそういった研修、学級が活発されればなというふうに私も願いますし、さらにそういうふうに発展していってくれればなというふうに思います。
また、スポーツ施設の関係で、やはり指定管理者になったところは、それぞれに参加人数がたくさん利用していただくことによって、今までは契約プラス町との折半みたいな中身で、より活動費といいますか、委託料が入ってくるわけですけれども、音更町のみならず、大きな意味でこの施設というのは十勝中から、ある意味では違うところからも、この前もいろんな講師が来たりして事業を取り組んでいますけれども、そういった中身でいろんな人を巻き添えにしている部分もありますけれども、どんどん指定管理者のノウハウがいい方向に今僕はいっているんでないかなというふうに思います。そういった中で、令和2年からまた5年間の事業組みが行われるというふうに思うんですけれども、そういった中で十分に期待をしたいというふうに思います。
そんなことで、全般のことについて御答弁いただければというふうに思います。
157 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
158 ◯教育長(宮原達史君)
全般のことになるかどうかわかりませんけれども、例えば特別支援、順番追っていきますと、確かにニーズが本当に増えてきて、実は私が教育長になった4年前は、町内全部で特別支援の児童生徒というのは150人ぐらいしかいなかったんですけれども、今もう250人を超えているという状況でございます。それに対応して教育現場のほうも、特別支援学級、それから普通学級、その交流授業もありますし、そういうものに、先生方も忙しい中で授業改善というようなものを努めておりますので、その辺は十勝教育局の指導主事の指導も受けながら、それからもちろん学校と保護者の皆さんと、そういったものをコミュニケーションをとりながら進めていくということになりますので、もしそういうコミュニケーション足りないようであれば、またさらに学校のほうに保護者の皆さんとコミュニケーションとりながら、特別支援学級のお子さんたちは学校も親も保護者も特に見守ってほしいなと思っていますので、そういったことをまた学校とお話し合いしたいと思います。
それから、家庭教育学級につきましては、今おっしゃられたように人数も増えていますし、そういった家庭教育学校に登録する保護者の皆さんのニーズに対応したテーマで各学校進めていただいていると思っていますので、このまま継続していただきたいと思っています。
それから、指定管理者につきましては今お話しいただきました。来年度からまた新しく指定管理者の契約が始まる準備を今手続をやっておりますけれども、これ以上まだ利用者が増える、それから施設を効率的に利用していただけるように進めていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
それから、最後のスポーツ施設整備計画につきましては、先ほど部長が御答弁申し上げましたように、積み残しもあります。来年度新しい総合計画が策定されますので、それに基づいてまたリセットという形になりますけれども、その積み残しの理由もいろいろありまして、なかなかスポーツの競技団体が意思統一できなかったり、そういったこともありましてうまくいかなかったこともありますし、もちろん財源的な問題もありました。
ただ、今後また同じようにスポーツ施設整備計画をつくるということになったとしても、この計画ができた10年前と違いまして、やはり今財政状況、先ほどの答弁の中にもありましたけれども、財政状況を勘案しながらということ、それから、本当にどの町も同じスポーツ施設があってもいいのかという。競技の種類もあります。そういったことも熟慮しながら、そして、アスリート用なのか、先ほども言いましたように一般町民の方の健康増進用なのか、そういうことも今専門的なものも、協議も結構ありますので、そういうことも勘案しながらなんですけれども、今内部で出ているのは、やはり現在ある既存のスポーツ施設、もう年数たっているのもあります。体育館でも、もう30年近くたちます。
そういったものの長寿命化というんですか。今ある施設を今の利用形態を後退させないで使っていけるような、維持というんですか。そういうものもやはり相当な経費がこれからかかってくる可能性もありますので、公共施設全体の、先日もちょっと一般質問出ていましたけれども、公共施設全体のこれからの維持管理の中の一つとして、スポーツ施設もそういったことも勘案しながら考えていかなければならないんでないかということでありますので、今度つくる計画、つくるかもしれない計画、そういったものは非常に難しい計画になると思います。
そういったものが今後の音更町のスポーツ施設の整備の土台となっていくものだということを自覚しながら今から準備は進めたいと思いますけれども、何にしてもスポーツ協会、それから各競技団体、連盟、そういった方たちとお話し合いを進めながら、そして総合計画との整合性をとりながらということになりますので、総合計画と同じ年には多分策定はできないと思います。もう一、二年は、あと二、三年はかかると思いますけれども、そういった難しい計画になると思いますので、今の中で話しているのは、そういった状況で、スポーツ施設整備計画、今後の取り組みの現在の状況ということでお話をさせていただきました。
以上でございます。
159 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
休憩(午後 2時10分)
160 ◯委員長(方川克明君)
1時間経過しましたので、ここで休憩を10分ほどとりたいと思います。よろしくお願いします。
再開(午後 2時22分)
161 ◯委員長(方川克明君)
休憩前に引き続き、委員会を開きます。
質疑ありませんか。
山本委員。
162 ◯委員(山本忠淑君)
第8款教育費の中で体育施設として、先ほど鴨川委員のほうから質問がございましたけれども、パークゴルフ場は3大施設の一つとしてここに位置づけられております。パークゴルフ場の管理費6,400万余、これをもって町民の体育施設として30年度は4パークゴルフ場ですか、復活をして、それだけのパークゴルフ場が町民に利用されているところであります。先ほど鴨川委員の質疑をお聞きしておりまして、民間委託をしたプール、総合体育館、いずれも利用者が増になってきているという状況の中で、誰が考えてもパークゴルフ場については町民の利用数は相当減少の傾向にあると、私はそう認識しているところでありますので、これに関してお聞かせいただきたいと思います。
30年度途中、8月から二つのパークゴルフ場がオープンされた状況もありましたが、シーズン券、当日券等の状況と、そこから読み取るいわゆるパークを愛好する町民の皆さんの数といいますか、これがどういう状況であるか、その認識をするために何らかの調査をしておいでになるのか、この辺をまず1点お聞きしたいと思います。
163 ◯委員長(方川克明君)
八鍬スポーツ課長。
164 ◯スポーツ課長(八鍬政幸君)
ただいまパークゴルフ場の平成30年度のまずシーズン券、当日券の販売状況といいますか、の数と利用人数の関係だと思います。まずシーズン券につきましては、昨年度685名の方から御購入をいただきました。金額にしますと342万5千円という金額でございます。そのほか回数券、12枚つづりでございますが、これにつきましては602冊販売しておりまして、金額にして120万4千円でございます。そのほか1日券として各パークゴルフ場において販売した枚数が8,879枚、金額にして177万5,200円、合わせまして金額で640万4,200円という金額でございます。
それから、これに伴います利用人数でございます。昨年、平成30年度、シーズン券により利用された方の人数が4万6,628人、それから回数券により利用された人数が7,031人、それから1日券において利用された方が8,876名、そのほか、1日券につきましてはシーズン券同様、その日であれば何カ所もどのパーク場も回れるということから、1日券を購入して数カ所回った方で利用された方が855名、合わせまして6万3,390名の方がパークゴルフ場を利用していただいているところでございます。
利用人数と愛好家の関係でございます。まずパークゴルフ協会の会員数につきましては、総会の資料を見ますと225名という報告が上がってきているところでございます。協会の会員数につきましては減少傾向ということで、ずっと減少しているところでございます。
利用状況につきましても減少傾向ということで、今、パークゴルフ場が平成28年の台風により一時使えない、閉鎖しているところでございまして、すずらんにつきましてはことし復活をいたしましたが、まだ五つそろっていないというところもございますが、おおむね減少傾向なのかなというふうには考えているところでございます。愛好家につきましては、町営のパークゴルフ場そのほか地域のパークゴルフ場もございますので、そちらのほうについてはちょっと人数は把握しておりませんが、全体的には減っている傾向なのかなというふうには認識しているところでございます。
説明は以上でございます。
165 ◯委員長(方川克明君)
山本委員。
166 ◯委員(山本忠淑君)
今御説明をいただきました。総数で6万数千人という数字は施策報告書にも載っております。このカウントの仕方でありますけれども、私がざっと頭で試算いたしましても、シーズン券を購入される方は、毎日のように通われる方が数にして、これは大変、お聞きするまで、900人ぐらいは常時過去はあったなというふうに認識しておりましたが、このシーズン券についても300名ぐらいは減少しているんだろうなというふうに読み取ることができると思います。
そのカウントの仕方でありますけれども、愛好家の町民の方がどのぐらいの数字と押さえておられるのかというのは今の説明ではなかなか読み取れません。その辺を何らかの形でまず調査をする状況にないのかなということがまず1点であります。例えば月20日間ぐらいで5カ月通えば100日通うわけでありますから、100日の人のカウントしますと、100日掛ける600人で、その数字は極めて、6万人の数字というものはそのシェアが大きくなってしまうわけであります。
したがって、どうカウントしてみても2千人から3千人と言ったら無理なのかなという、私の予想ですと、年1回する人も含めてもなかなかな愛好家の減少傾向が、異常な減少傾向だというふうに私は判断していますが、その辺はどう認識されているかということをまずお聞きしたいんですが、現実の問題として、私の身の周りの人方も私の長寿会の人方も、かつては50名の会員の中で20名の人は二月に1回ぐらいは一緒にパークしていたことがありましたが、今は何ぼ頼んでも3人しかいないんです。そういう状況が、町内どの地区もそういう状況にある。
例えば議会の皆さんだって、私たち議員になったころは年に何回か一緒にパークをいたしましたけれども、今は私も一回も町内のパーク場に足を向けておりませんが、そういう状況になってしまっている。役場の職員の皆さんだって一回もパーク場に行っていないんじゃないかなというぐらい、パークを新しく楽しむといいますか、体力を増強のためにパーク場という位置づけをするならば、そういう観点で考えますと先ほどの体育施設と大きく状況が変わってきているということがまず考えられるだろうなと思いますけれども、その点については担当する皆さんとしてはどういう認識を持っておいでになるかまずお聞きしたいと思います。もう一度お聞きしたいと思います。
167 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
168 ◯教育部長(福地 隆君)
どのような認識かということでございます。非常に難しいといいますか、複雑な要因があるのかなというふうには考えてございます。社会的な構造といいますか、例えば労働者の退職年齢も60歳であったものが65歳に引き上げられて、昔であれば、退職した後にすぐパークでも行こうかという形であったものが、日中はずっと働いているというような方もかなり増えているでしょうし、それから、人口減少という単純なこともあると思います。そのような複雑な要因が絡んで減少傾向にあるのかなと。このほかにもあるかもわかりませんが、そのような形で考えてございます。
以上です。
169 ◯委員長(方川克明君)
山本委員。
170 ◯委員(山本忠淑君)
実態調査をしていただきたいということがまず私の気持ちの中にあります。それで、今、部長が答弁されました社会現象の変化によってパークをする人、関心を持つ人が減る状況にあるということをおっしゃいましたけれども、果たしてそうかどうか。高齢者人口が間違いなく増えています。再任用を経ても、それ以降健康な方が本当にたくさん町民の方に、率から言いましてもこの大きなパーセンテージになってまいります。その方々が体力維持のために何をするかということについては、このパーク場が開設された当時は、本当にブームのように皆さんパーク場に足を運んで楽しんでおられたと思うんです。私は、音更町の場合、先ほど来のやりとりを聞いて、民間委託したらもう少し増えるのかなと思ったりするわけでありますけれども、この体育施設としての位置づけというものがある意味一つ問題になっているのかもしれません。
しかし、それは別として、今所管をしていただいているところは年間6千万、7千万の管理費をかけている体育施設でありますから、町民からどれだけ利用されるかということ、町民の利用度をどう高めて体力増強にどうつなぐかということ、そういったことをやはり念頭に置きながら施設整備をしなければいけないのではないかというふうに思うんです。31年度はすずらんもオープンしました。したがって、町内5カ所、すばらしいパーク場が今管理運営されているわけでありますけれども、しかし、音更町の町民の皆さんの利用度は全く高まる状況にはないというふうに私は、パークゴルフ協会の皆さんのお話を聞いてもそういう状況にあるというふうに認識しているわけであります。
これをどう増やしていくか、増やすことがどう大切かということについてはやはり真剣に考えて、健康増進のためにこれはという認識はあると思うんですが、やはりこれは有料であるということが、時間帯をフリーに利用するということができない管理体制にあるということが大きな要因にあるのではないかなというふうに思っているわけであります。私のお世話になっている県人会の交流会、交流パーク大会が1市2町で毎年行われておりますけれども、持ち回りであります。私は幸い、芽室町、幕別町、帯広市のパーク場に年一、二回足を運ぶことがあります。そのときには皆さん一緒に行ってくれます。これはなぜかというと、やっぱり無料だからです。そして、都合のいい時間に行って、好きなだけやって帰ってこれる。
そこに行って感じるものは、かつて答弁の中に、有料でなければ今のような管理維持はできないというお話がありましたけれども、ほかの帯広市ほか2町のパーク場については、ちろっとの森であろうとも芽室の町の中にあるパーク場であっても、管理は音更町と全く変わらない管理を自治体がやっておられます。そしてもっといいことは、夕方に、私たちが仕事を終えて夕方の時間に足を運んだときに、必ずそこには家族連れでパークをしている人がいるんです、お父さんと子供たちと。音更町のパーク場に行ったときは、そういうところは見けることはまずできません。それで、いつかお話ししたとき、だっておかず買ったほうが安いでしょうという話になっちゃうんですね、家族で行くと。それぐらいやはりシビアな判断が町民の中にある。
したがって、もし皆さんが調査をされて、いや、あなたの言うような状況ではないと。新しくパークに行く、関心を持ってパーク人口は増える状況にあるよというのであれば私はこういうことは申し上げませんけれども、いろんな方とお話をしていくに、音更町だけなぜかたくなに有料化を維持しなければならないかわからない、こういう状況になったと。これがほかの町村から見た、立派なパーク場を管理している音更町に対する認識であります。
それに対して私は言う言葉はないわけでありますけれども、かつてもこの議論は一般質問等でありました。答弁の中に、有料化したときのいきさつがあるからそう簡単に戻せないんだというお話がありましたけれども、私はそのときから、そのいきさつというのは何なのかなと。社会状況、今の状況を考えたときに、これだけ減少して、施設維持に6千万、7千万かけていかなければならない状況の中で、もしかして2千人台、3千人足らずの高齢者の人方しか利用していない状況だとすると、やはりこれはもっと増やして健康増進に役立てていただけるような、そういう考え方を持って取り組む必要があるのではないかなというふうに思っているところであります。これは簡単にできない、そんな1年や2年でできないというお話を常にされますけれども、その辺のことも、なぜなのかということも含めて御答弁いただけたらと思います。
171 ◯委員長(方川克明君)
福地教育部長。
172 ◯教育部長(福地 隆君)
いろいろなお話をいただきましたけれども、パークゴルフ場、音更町が有料であるということが無料にならないのかというようなお話でございます。この件に関しましては近年の一般質問等でもたくさんの御意見をいただきまして、御議論をさせていただいているところでございます。現在の、そのときのお話といたしましては、台風の被害があってかなり利用も落ちているけれども、その後の復旧状況も見ながら、少し時間をかけて検討させていただきたいというようなことでとまっているところでございます。
実態調査をしてはどうかということでございます。これにつきましては、私どもで思っておりますのは、実際にそこに来ていただいている方というのはやる意向があって来ているわけですから、その方々に聞いても、なぜ来ないのかということにはならないものですから、そういったことについても、やり方についてもどうなのかなというようなふうな考えも持ってございます。
パークゴルフ協会のほうとは小まめにいろいろな意見交換もさせていただいておりますし、その中では、協会の中でもたくさんの意見があると。無料がいいという意見もあるし、無料でやると人が来過ぎてやりにくくなる、芝が傷むとか、そういう心配をされている方もいるというようなお話も伺っております。
すぐできないということはなぜなのかというようなことでございましたけれども、お話も出ておりますけれども、この有料化というのをするときに、過去に議会も含めて大変な議論を経た中で、受益者負担の原則にのっとって有料化するということに踏み込んだというような経過がございます。
そんなことで、他町、なぜ音更だけが有料なんだということでございますけれども、管内的にもまだまだ有料のところはたくさんございますし、それから、この件に関しましてはいろんな意見があるのは承知してございます。ただであればただのほうがいいという単純に町民の方もおっしゃる意見も、当然それはそうだろうと思いますけれども、やはりこれだけ高額な維持費、整備費のかかる施設については受益者負担の原則というものが今音更は導入してからずっと維持をしているということでございます。
また、この件に関しましては、議会のほうでも活動テーマということで一部捉えていただいておりますので、議会のほうとも十分今後相談をさせていただきながら検討を進めさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上です。
173 ◯委員長(方川克明君)
山本委員。
174 ◯委員(山本忠淑君)
他町村が有料化が多いという認識も実態調査をしていただきたい。それから、パーク同好会の毎日パークに行っておいでになる方々のお話が参考になるとは私は思いませんので、もっと広く高齢者層の人方が、いや、パークなんかいいよと。やる気がないよというんであれば、こんなに維持費をかけて何カ所も維持していかなければならないということにならないということも考えなければならない状況ではないですか。その辺のことも実態調査をしていただきたい。
それから、今図らずも部長がおっしゃった芝が傷むという言葉、これが非常に新しいパーク人口を増やすためにマイナス要因になっているんで、これはシーズン券を買う人方の特権のように振る舞う場合があるんです。ですから、初心者はお金を払ってまでそういうハイレベルの方の中に入っていけないという、こういうことがあります。あの人方が帰った後行きたいけれども、今度は時間帯がずれるから、パーク場を利用して初心者が少しでもパークを上達させたいという、そういう思いも育っていかないといういろんなマイナス要因があるということをもっと知っていただきたいと思います。
受益者負担ということがここにも一番大きな要因として残していかなければならない状況なのかどうかということについても、これは大いに論議をすべきことでありまして、我が町だけが受益者負担を強く維持していくということが本当に正しいのかどうか。パークをされる人が本当にきょくげんするという状況であれば、やはり情勢の変化というものをしっかり受けとめなければいけないのではないかというふうに思います。
このシーズン券、1日券、それらの総収入額を考えてみましても、決して財政的にこれがプラスになっているというふうには思えません。その辺のことについてもどう認識されておられるのか。教育長も恐らくそういう考えでおられるのかもしれませんが、最後にお聞きして終わります。
175 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
176 ◯教育長(宮原達史君)
パークゴルフ場の使用料、利用料につきましていろいろ御意見いただきましたけれども、先ほど部長申し上げましたように、なぜ来ないのかという調査は非常に難しいものがあります。町民の皆さん全員へのアンケートで全員が答えていただけるのであればわかるんですけれども、この辺はやはり利用者の核となっているパークゴルフ協会の方々とかそういう方のお話を聞くしかないのかなというふうに考えております。協会の会員数も減ってきているというお話ですので、退会された方、そういった理由を知っている方もいらっしゃるでしょうし、その辺から始めなければならないのかなと思います。
それから、ほかの町で有料化しているところ、これはありますので、その辺は確認させていただきたいと思います。
それと、以前は10万人を超えるパークゴルフ場の利用者ありました。それが今、28年に台風があってから数は減りましたけれども、27年でいいますとまだ11万6千人利用されておりました。ですから、28年から激減したのは、まず間違いなく台風で閉鎖した箇所が多かったというところは間違いないところだと思います。ですから、今これから全部がオープンしてどうなるかというのを見きわめなければ27年以前の状況とはちょっと比べることができないという事情だけはおわかりいただきたいと思います。
この10万人を超える利用者数が、28年の台風を境に8万人、7万人というふうに来ているわけですけれども、これは本当に台風なのか、有料だからなのかというのは今本当にわからない状況であります。例えば今無料化するにしても、無料化してどれぐらいの人数かというのもやはり数年かかることであります。
ですから、無料化するには、人数を増やすとかそういうことよりも、やはり大義名分としていろんな要素を取り入れていかなければならないと思いますし、先ほど部長が申し上げましたように、今総務文教常任委員会のテーマにもこのパークゴルフ場の利用料ということが上がっていますので、先ほど一番最初の御質問で数字とかお聞きになられましたけれども、その関係資料も今後常任委員会のほうに提出する予定となっておりますので、そちらのほうで見ていただきたいとまた思っています。
先ほどのスポーツ施設整備計画ともちょっと関連いたしますけれども、28年の台風がやはりいろんな意味で変わり目というか、スポーツ施設整備計画につきましても、いろんな計画が、パークゴルフ場が被害を受けたことによって、やはりそちらの方を優先したということもありまして、積み残しの原因にもなった部分もありますし、それから、パークゴルフ場につきましては、今後、河川敷につきましては、また今後同じところにつくってもいいのかという議論もありました。それからそれに付随して、もうちょっと数を減らしたらどうだとか、いろんな御意見ある方いらっしゃいます。有料のままがいい、それから無料にしたほうがいい、そういった方も、いろんな意見あります。
ただ、私たちは、教育行政、スポーツの行政を進めていくに当たりまして、パークゴルフ協会、体育協会、スポーツ協会ですね。こういったところの御意見ももちろん取り入れていかなければ、お聞きしなければならないというシステムにもなっております。ですから、教育委員会が無料化したいというような判断、無料化するにしても、無料化したいという判断に至るまでは、いろんなプロセスがないとそこまで持っていけないということもありますし、それから、財政のことですから、これまた財政当局の意見も、もちろん相談もしなければならない、相談もさせていただかなければならないという事情もありますので、今ここで、もちろん今ここで決めるわけにいかないですけれども、もし決まったとしても、すぐ来年からとかそういう話にもなりませんし、やはりもうちょっと様子を見たいということを申し添えたいと思います。
それともう一つ、無料化したらパークゴルフ場のグレードが下がるというお話ありましたけれども、それは使用料、利用料収入を維持管理のほうに使うという議論からだと思いますけれども、今私どもが無料化したときのデメリットとして申し上げているのは、無料化したら受付の方、今有料化していますので受付の人員がいるんですけれども、無料化してこの方たちが引き揚げますとサービスが、掃除の回数が減るとかいろんな、細かい仕事結構やってもらっています、ごみ拾いであるとか問い合わせであるとか。そういった部分のグレードが下るといいますか、サービスが低下するという意味も含めて申し上げていますので御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
177 ◯委員長(方川克明君)
山本委員。
178 ◯委員(山本忠淑君)
無料化するとグレード下がるということに関しますけれども、ぜひ無料の近隣の町村のパーク場を調査してください。グレードは下がっておりませんし、それから、管理人がおいでにならなくても全く、近いところでいえば幕別町の百年記念館の立派なちろっとの森のパーク場、本当にすごいたくさんの人が毎日訪れてパークを楽しんでおいでになりますけれども、そんな管理人が一人もおいでにならなくても、傷んでいる状況、あるいは管理状況が悪いという状況は全くないということを申し上げておきますので、ぜひ調査をしておっしゃっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
179 ◯委員長(方川克明君)
宮原教育長。
180 ◯教育長(宮原達史君)
今の件に関しましては、管理する方がいらっしゃらなかったら今と状況は変わるということで、それを利用者の方がデメリットに捉えられると困るという意味で御説明申し上げているのでありまして、サービスがもちろん下がるというのは利用者の方の捉え方で、捉え方をそういうふうにデメリットとして捉えてほしくないという意味で申し上げております。芝の状態がどうなるとかというのはやはり天候にも左右されますし、受付の方がやっているわけでもありませんけれども、その辺は御理解していただきたいと思います。
以上です。
181 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」の声多数〕
182 ◯委員長(方川克明君)
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
休憩(午後 2時54分)
183 ◯委員長(方川克明君)
説明員入れ替えのため、休憩します。
再開(午後 2時57分)
184 ◯委員長(方川克明君)
休憩前に引き続き、委員会を開きます。
第9款公債費を議題とします。
説明を求めます。
渡辺企画財政部長。
185 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
それでは、9款公債費について御説明をいたします。決算書は138、139ページの下段でございます。
まず、1目の元金につきましては、長期債償還元金であります。前年度と比較しまして1,005万7,059円減の19億3,685万2,137円の支出済額でありますが、その要因については一部長期債の償還が終了したことによるものであります。なお、平成30年度末の町債の現在高については、前年度と比較しまして3億8,973万5千円増の214億4,352万8千円となっております。
下段の2目利子につきましては、長期債償還利子と一時借入金利子であります。前年度と比較しまして2,302万9,156円減の1億5,841万1,087円の支出済額でありますが、その要因は長期債平均借入利率の低下によるものであります。
以上をもちまして公債費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
186 ◯委員長(方川克明君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。
質疑ありませんか。
平子委員。
187 ◯委員(平子勇輔君)
決算参考資料35ページ、現在高の状況について財務省地方公共団体金融機構に、利率別のところで5%以下というようなところに3,500万ですか、それと3,175万5千円ありますが、5%という金利についてどのようにお考えでしょうか。
188 ◯委員長(方川克明君)
渡辺企画財政部長。
189 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
借り入れ利率の大きいものについては、直近の借り入れではなくて、今から約10年以上前の借り入れが残っているものでございます。これについては、当然国から借り入れるものについては、国のほうは調達をしてくるわけですけれども、それは国のほうで利益を求めているわけでなくて、国は調達したまま、それを地方に貸してくれるということで、繰り上げ償還をした場合、国が損失をこうむるものの補償金を払わなければならないというルールがございます。ですから、特別な理由がなければ繰り上げ償還はできないということで、古い利率は残っているということです。ですから、こういったものが順次なくなっていけば、直近の利率は低いものですから、そういった中で今現在の元金は減っている状況にあるということでございます。
190 ◯委員長(方川克明君)
平子委員。
191 ◯委員(平子勇輔君)
繰り上げができないということは、早期に返済するということができないということでよろしいでしょうか。
192 ◯委員長(方川克明君)
渡辺企画財政部長。
193 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
制度的に繰り上げ償還ができないということではありませんが、それをすることによって補償金を支払う必要があるということで、繰り上げ償還をして、こちら側としてメリットがないということなんです。結局、そういうルールで借りておりますので、まずはこのルールで返していくというのが基本でございます。
194 ◯委員長(方川克明君)
平子委員。
195 ◯委員(平子勇輔君)
制度があるということなので、わかりました。
また、その下の段の音更町農業協同組合、木野農業協同組合、帯広信用金庫さんのところに3%以下という利率がありますが、これも安い利率ではないのかと思いますが、借りかえだとかというようなものもできないものなのでしょうか。
196 ◯委員長(方川克明君)
村瀬財政課長。
197 ◯財政課長(村瀬一司君)
ただいまの金融機関の3%程度の利率に対してという御質問でございますけれども、確かに今の現状の貸し付け利率から比べますと3%というのは高い利率ではございます。ただ、これにつきましても、元金自体が残り少なくなってきておりますので、これを借りかえて繰り上げ償還するということ自体についてのメリットは、確かになくはないんですけれども、大きなものはないということで、今のところ3%、償還が終わるまではこのままの償還という形で考えております。
以上でございます。
198 ◯委員長(方川克明君)
平子委員。
199 ◯委員(平子勇輔君)
メリットがなくはないというようなことであれば、メリットがあるのであれば借りかえをされてもいいのかなとは思いますが。お金って大事だと思いますので、私も事業をやっていますから、削れるところは削って、使いたいところに有効に使えるような形をとっていただければと思います。
また、次のページ、37ページ、38ページに、摘要欄に金利見直しというような言葉がありますが、どのような方向で見直しをするのか教えてください。
200 ◯委員長(方川克明君)
村瀬財政課長。
201 ◯財政課長(村瀬一司君)
ただいまの金利見直しという点での御質問でございます。これは臨時財政対策債というものにかかわります金利になるんですけれども、この臨時財政対策債というものは、国の交付税が交付になりますけれども、その振替財源として国が借りてもいいですよといいますか、起債を起こせるものとなってございまして、これの償還分につきましては国のほうが100%交付税のほうで措置をするというようなものでございます。それで、国のほうの制度としまして10年ごとにこの金利を見直して交付税に係る措置分を見直していくというような形の制度でございます。ですから、これは音更町が見直すということではなくて、国の制度上の中で見直されるというものでございます。
以上でございます。
202 ◯委員長(方川克明君)
平子委員。
203 ◯委員(平子勇輔君)
わかりました。38ページの簡易水道事業の金利見直しについても御説明をお願いします。
204 ◯委員長(方川克明君)
村瀬財政課長。
205 ◯財政課長(村瀬一司君)
簡易水道事業に係る借入金でございますけれども、これも地方公共団体金融機構というところからの借り入れでございまして、これも国の制度資金と同じような調達先でございますけれども、こちらは30年に1回金利を見直すというような形での制度となってございまして、それでここに金利見直しというような形で表示をさせていただいております。
以上でございます。
206 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
阿部委員。
207 ◯委員(阿部秀一君)
この元金で19億3,685万2,137円と利子で1億5,841万1,087円ということで、こちら前年と比べて実際にこの数字はどのように動いているのか。増えているのか減っているのか教えていただけますか。
208 ◯委員長(方川克明君)
渡辺企画財政部長。
209 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
元金と利息の支出済額が昨年度と比較してどうだったかということですね。はい。まず元金につきましては、前年度と比較しまして1,005万7,059円減となっております。また、利子につきましては、前年度と比較しまして2,302万9,156円の減となっております。
以上でございます。
210 ◯委員長(方川克明君)
阿部委員。
211 ◯委員(阿部秀一君)
それでは、また今度31年度の令和元年度に係るこちら支出についても減となっているのかどうか教えていただけますか。
212 ◯委員長(方川克明君)
阿部委員。
213 ◯委員(阿部秀一君)
今の内容は範囲を超えておりましたので、質問の内容を変えたいと思います。財政報告の中で、健全な財政状態であるということで、こちら書面でいただきまして、当町としましては、総合計画にも関連すると思うんですけれども、この公債については元金も利子も年々減少させる方向で計画的に考えられて対応されているのかどうか、それについて御教示願います。
214 ◯委員長(方川克明君)
渡辺企画財政部長。
215 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
毎年の公債費を下げていくように計画されているかどうかということですね。そうなれば一番いいんですけれども、概要説明で山川委員の御質問にもお答えしましたが、今庁舎の耐震と道の駅ということで、令和2年度からの借り入れは増えていくということを考えております。ですから減債基金を用意して、それを通常の財政運営ができるように計画をしているということです。その中で、少しでも率を抑えるというか、実質公債費比率をなかなか、ピークが、今令和5年がその実質公債費比率のピークと見込んでおりますけれども、ここをやっぱり、将来負担もそうなんですけれども、下げていくような財政運営をしていくということが重要と思っているものでございます。
216 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
次に、第10款諸支出金を議題とします。
説明を求めます。
鈴木建設水道部長。
217 ◯建設水道部長(鈴木康之君)
10款諸支出金について御説明させていただきます。決算書の140ページ、141ページの上段でございます。なお、別冊の決算参考資料の22ページにつきましてもあわせて御参照願います。
決算額につきましては3億4,245万6,783円となってございます。前年度に対しまして約2,500万円の増となってございますのは、下水道事業に対する補助金の増がその中身となってございます。
まず備考欄説明させていただきます。1市4町2村で構成されております十勝中部広域水道企業団負担金及び出資金につきましては、企業団によりますダムなどの水源開発及び浄水場、管路、調整池など、広域化対策に係る企業債償還に対する構成市町村分の持ち分でございまして、負担金が利息分、出資金が元金分となっているところでございます。
続きまして、下水道事業負担金につきましては、雨水処理に対する減価償却費、企業債償還利息及び維持管理に要する費用、それから汚水施設に対する企業債償還利息のうち、繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金でございます。
下水道事業補助金につきましては、下水道使用料などの収入や下水道事業に対する基準内繰り出しをもってもなお企業経営上現金ベースで不足する経費につきましては、現在のところ町が補助を行っております。その補助の補助金の内容となってございます。
下水道事業出資金につきましては、汚水施設に対する企業債償還元金のうち、繰り出し基準に基づく一般会計からの出資金でございます。
以上、諸支出金の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
218 ◯委員長(方川克明君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」の声多数〕
219 ◯委員長(方川克明君)
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
次に、第11款職員費を議題とします。
説明を求めます。
岸本総務部長。
220 ◯総務部長(岸本 保君)
それでは、決算書は同じく140、141ページでございます。11款職員費について御説明いたします。科目別の内訳が142ページから145ページに、それから施策報告書の1ページ目に職員数を掲載しておりますので、あわせて御参照願います。
それでは、1項1目職員費でございますが、23億734万8,286円の支出済額で、前年度対比252万753円の減となっております。その主な要因につきましては、退職手当金の率の引き下げ等によるものでございます。
それでは、備考欄の説明に入らせていただきます。
初めに、特別職給与等につきましては、町長、副町長及び教育長3名分の給料等であります。一般職給与等につきましては、再任用短時間勤務職員3名を含む247名分の給料等でございます。それから、月額臨時職員等につきましては、月額臨時職員81名分の給料等でございます。
説明は以上でございます。御審査をよろしくお願いいたします。
221 ◯委員長(方川克明君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。
山川光雄委員。
222 ◯委員(山川光雄君)
職員の時間外もここでよろしいんでしたですか。はい。毎年決算において職員の時間外について議論がされていると思います。また、そのときに資料などいただいておりますが、平成30年度の時間外の総時間数及び支出総額については昨年度の決算よりも増えてきているというふうに思っております。実態をお聞きしたいと思いますが、今の制度の中では時間外労働は月45時間、年間360時間が原則的な上限となっております。また、労使合意があれば繁忙月については100時間未満、またこれを含む年間720時間までの残業が認められているというような制度になっていると思います。それでお聞きいたしますが、年360時間を超えている方の人数、3年間の推移と最高時間数の推移を3年間お願いをしたいのと、720時間を超える人数、これも3年間の推移等をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
223 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
224 ◯総務部長(岸本 保君)
まず360時間を超えた時間外をしている職員の人数の3年間の推移から申し上げます。28年度が50名、それから29年度が46名、それから平成30年度が50名でございます。それから最高時間数の推移でございます。同じく28年度が843時間、29年度が851時間、30年度が845時間となってございます。それから720時間以上のものにつきましては、平成28年度、平成29年度がそれぞれ3名ずつ、それから平成30年度につきましては8人という推移となってございます。
225 ◯委員長(方川克明君)
山川光雄委員。
226 ◯委員(山川光雄君)
3年間の推移をお聞きいたしましたけれども、余り変わっていないというような印象を受けたところであります。勤務の年間のいろいろな業務の中で突発的なことがあって時間外が増えるというのはよくあることであります。しかし、職員の健康を考えると、国が定めております360時間を超えない時間の上限を守れるのかどうか、また、やむを得ず720時間を超える残業を守れるのかどうか、この辺のところは非常に管理する側としては大変なことであろうとは思いますが、労災認定基準というのがありまして、脳や心臓疾患の労災認定基準では、時間外労働が月単位で100時間を超え、2カ月ないし6カ月の平均で80時間を超えると労災認定基準の対象になるというようなことでありますので、職員の健康を管理し、または職員の能力を十分に発揮していただけるようなことで、この残業時間の上限というのをできるだけ守って業務を進めていただくように要望しておきたいと思いますし、できればこの数字を、その対象者をゼロになるような形で進めていただくように要望させていただきたいと思いますが、何か御答弁があればお願いをしたいと思います。
以上です。
227 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
228 ◯総務部長(岸本 保君)
ただいま山川委員のほうからおっしゃっていただきました時間外の上限規制、これにつきましては、今年度4月からこの上限、いわゆる360時間、720時間というものの規制がかかっております。町としてもこれについては、時間外はなるべくこの範囲内でおさまるようにという考えはもちろんございますし、それに向けていろいろな、職員個人もそうですし、時間外命令をする管理職のほうもその辺の意識はきちんと持っていただくようにということで、年度当初に副町長名で通知も出させていただいております。
実際これから31年度の時間外が最終的に前年度と比べてどうなるかというのはまだこれからでございますけれども、先ほど申し上げました3年間の推移を見ても、ほぼ横ばいないしは少し減少傾向、総体の時間としては若干減少傾向、本当にピークのときに比べると若干減りぎみということにはなっております。ただし、これでも十分とは言えませんので、720時間を超えて残業していらっしゃる職員についても3名ほど、平成30年については8名いらっしゃったということでございますので、ここをゼロにするようなことも必要かなというふうに思います。
これまでも時間外勤務の関係につきましては、その実績の状況調査を実施しております。各部署に時間外の削減に向けての考え方、実態がこうなっているので、今後どういう方策で時間外を減らしていくことができるのかというようなことも各担当のほうに報告をしていただいております。ただ、各担当任せということではなくて、職員担当、いわゆる総務のほうでもこれについては担当のほうとお話をさせていただく、あるいは、その中でどうしても人員が不足している、業務の量に対して人員が不足しているですとか、あるいは機構が、見直しが必要だとかいうようなことがあれば、そこは随時というか、適宜それには対応していきたいなというふうに思っております。
それも今後、今年度から先ほども言いましたように上限規制がかかっておりますので、そこも今まで以上にきめ細やかに対応していって、最終的に時間外720時間を超える方が出ないようになればいいかなというふうに今のところは考えております。そういうことで、今後推移を見守りながら、そういう今までのやってきたことも含めて対応していきたいなというふうに考えておりますので、御理解をいただければと思います。
229 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
阿部委員。
230 ◯委員(阿部秀一君)
1点お聞きしたいと思います。ただいまの超勤、超過勤務についてでありますが、11款職員費の中の3節職員手当等の執行額が8億6,164万354円でありますが、超過勤務手当の執行額は幾らなのかということと、もしわかりましたらその平均額、1人当たりの平均月額、こちらについて御教示いただければと思います。
231 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
232 ◯総務部長(岸本 保君)
時間外手当の金額でございますけれども、平成30年度は全体で1億1,064万3,617ということでございます。平均といいますと、これを人数……。失礼しました。それで平均なんですが、一般会計分で平均で1人当たり46万2,586円となります。月額ですか。年額?(発言する者あり)今のが12カ月分なものですから、大体12であれば3万8千円ぐらいになります。
233 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありますか。
小澤委員。
234 ◯委員(小澤直輝君)
1点ちょっと確認なんですけれども、毎年恐らく昇給すると思うんですけれども、その昇給の町の仕組みというのを教えていただきたいんですが、実際に年数で多分上がっていくのかなと思うんですけれども、その際、同じ入った年で上がっていくと思うんですけれども、途中で昇給の差というか能力給みたいな差というのは出てくるんでしょうか。ちょっと教えていただきたいんですけれども。お願いいたします。
235 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
236 ◯総務部長(岸本 保君)
昇給につきましては、給料表に基づきまして毎年1月1日に昇給をすることになりますけれども、昇給、その1年に上がる号俸につきましては、基本が4号給ずつ上がっていくと。ただ、昇格、係長になるですとか課長になるとなると、またその給料表のあれが違いますので、そこはこういう昇給というよりも、いわゆる昇格による給料がアップするということでございますので、基本的に今言ったように、毎年給与表の号俸が四つずつ上がっていくというのが基本ということになります。
237 ◯委員長(方川克明君)
小澤委員。
238 ◯委員(小澤直輝君)
ありがとうございます。
そういった形で昇給していくというお話で、承知したんですけれども、恐らく毎年人事評価制度というものを多分取り入れていると思うんですけれども、その人事評価制度と昇給というのはどういった関係であるんですか。それは非常にかかわりがあるものなのかどうなのか教えていただきたいんですけれども。
239 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
240 ◯総務部長(岸本 保君)
先ほど言いました昇給の号給でございますけれども、これは勤務成績に応じて、今私4号給上がると言った、それがいわゆる一般の良好な職員というか普通の職員というか、そういうことでございます。勤務成績が良好でない者についてはその上がり幅が少なくなると。そんなにないんですけれども。
それが、今いわゆる人事評価と申されましたけれども、それを反映してやっているのかということでございます。現在のところ、人事評価制度はあるんですけれども、それを例えば、昇給じゃないんですが、勤勉手当のほうに反映するですとか、そういうことはしなければならないことにはなってはおります。ただ、今のところそれはできておりませんので、今後早い段階でそちらのほうにも手をつけていかなければならないというふうには思っておりますけれども、現在のところ人事評価制度をもって昇給等に加味しているということにはなっていないということで御理解いただければと思います。
241 ◯委員長(方川克明君)
小澤委員。
242 ◯委員(小澤直輝君)
ありがとうございます。
もちろん人事評価制度というのは昇給のためだけでなくて、その仕事、目的を達成するためにあるということで私も認識しているんですけれども、この人事評価制度というのは非常に重要な制度でして、公平に評価するという部分においては、職員を評価する部分においては非常に重要なものであるというふうに認識しております。民間の企業では積極的に人事評価制度を活用して、昇給、さらに経営の目標に対して職員の評価していくということでたくさん用いられているんですけれども、近年公務員のそういった制度の中にも民間の評価制度を入れるといった自治体もございますので、ぜひそういった評価制度を見直していただいて、職員の公平な評価制度をつくっていただきたいというふうに御要望して質問を終わります。
以上です。
243 ◯委員長(方川克明君)
岸本総務部長。
244 ◯総務部長(岸本 保君)
先ほども申し上げましたけれども、今後人事評価の結果を給与面、それから処遇面、昇格ですとかそういう面に反映させていくということは、これはやらなければならないということは十分認識しておりますので、今後それに向けて早目に制度の設計をさせていただきまして、どういう形で人事評価を反映できるのかと。どういう方法がいいのかと。公務員というのはちょっと難しい面もございまして、部署によってなかなかその成績というんですか、仕事をやったからといって数字にあらわれるというもの、部署ばかりではないものですから、なかなか難しい面もあります。それから、評価する側の目というのも、人が評価するものですから、なかなかそれを平準化する、基準を一定にするというのもなかなか難しい。そういう面で評価する側の研修等も毎年やっておりますけれども、そういうものも含めて早目に委員おっしゃるように、人事評価の評価結果をそういう人事に、あるいは給与面に反映できるように努力していきたいなというふうに思っておりますので、御理解をいただければと思います。
245 ◯委員長(方川克明君)
高木副町長。
246 ◯副町長(高木 収君)
人事評価制度の活用についてでございますけれども、今、総務部長から御答弁させていただきましたけれども、当町では、これはいわゆる給与面には反映は今はしておりません。近隣等々含めて全国的な傾向としては、これはいわゆる期末勤勉手当を、勤勉手当の部分でやられている、反映されている事例が多いわけなんです。昇格に直接結びつけるということよりも、いわゆる手当である勤勉手当にどれだけ反映させるかといったところが今は一番の評価基準になっていると思います。町では、この制度を始めたときからの趣旨なんですけれども、やはり職員の個人のスキルアップですとか、それから組織目標を共有してきちっと組織として業務が遂行されるようにと。組織、そして個人それぞれにこの評価制度をやることによって目標を明確にして、そしてどういった実績なり目標を達成できたかと。もしできなければどうするべきだったかという改善点等々、そういったことに役立てるといったことが主眼でございまして、勤勉手当等に反映させることを最初から目標にしたものではありません。
ただ、今、部長からもあったように、全国的な、特に国家公務員等の中ではもう既にそういうことで実際運用されているといった部分もございます。市町村の中でも運用をされている部分もございます。これは全職員にということではなくて、管理職というようなことで運用されている部分もございます。
そういった中で、町としても適切な運用を図るようなことは考えなければならないだろうなというふうに思っています。ただ、なかなか、部長からもあったように、組織によって業務が、いわゆる通常のルーチンワークの業務のところと、それから事業を伴うようなところと、非常に部署によって業務目標の立て方が大きく変わります。
私たち公務員というのは、自分の仕事をやって当たり前の世界だと思っていますから、これがよりよく達成できたらとかそこら辺の、あるいは目標を達成できなかったらということは、これは町民のサービス低下になっているわけですから。そういった仕事の本質にかかわる部分だと思っていますので、ここは慎重に運用しながら、そういった事例も踏まえて今後は検討させていただきたいと思っています。
247 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
次に、第12款予備費を議題とします。
説明を求めます。
渡辺企画財政部長。
248 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
それでは、12款の予備費について御説明をいたします。140ページ、141ページの最下段でございます。予備費につきましては執行しておりませんので、500万円の不用額となっているものでございます。
以上で説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
249 ◯委員長(方川克明君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。
阿部委員。
250 ◯委員(阿部秀一君)
こちら500万円ですが、不用額に計上されたこの要因について教えていただければと思います。
251 ◯委員長(方川克明君)
渡辺企画財政部長。
252 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
予備費につきましては、地方自治法の中で、歳入歳出予算に予算超過の支出に充てるために予備費を計上しなければならないということで決まっております。この金額につきましては町の判断に委ねられているものがありまして、一義的には500万から数千万円の範囲でどこの自治体もあるようでございます。本町については基本的に経費が発生したものは補正予算でお願いするというのが基本でございますから、予備費を大きく使うということは想定しておりません。ですから、補正予算の開くいとまがないとか、それとか年度の定例会が終わってしまって、それから発生したこととか、そういった比較的軽微なものに使うということで500万円ということで設定をしております。
以上でございます。
253 ◯委員長(方川克明君)
ほかに質疑ありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
以上で一般会計歳出の質疑は終わりました。
以上で本日の日程は終了しました。
明日、9月25日は午前9時30分から委員会を開きます。
本日はこれで散会します。
お疲れさまでした。
散会(午後 3時42分)
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