石狩市議会 > 2019-03-22 >
03月22日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 石狩市議会 2019-03-22
    03月22日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2023-04-01
    平成31年  3月定例会(第1回)     平成31年第1回石狩市議会定例会会議録(第4号)                   平成31年3月22日(金曜日)午前10時00分開議─────────────────────────────────────────────── ◎議事日程 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第17号 石狩市職員の自己       啓発等休業に関する条例の一部を       改正する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第18号 石狩市地域未来投       資促進条例の一部を改正する条例       案(総務常任委員長の報告)       議案第19号 石狩市石狩浜海水       浴場駐車場条例の一部を改正する       条例案(総務常任委員長の報告)       議案第20号 石狩市川下海浜施       設条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第21号 石狩市行政財産使       用料条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第22号 石狩市証明等手数       料条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第30号 札幌市及び石狩市       における連携中枢都市圏形成に係       る連携協約の締結に関する協議の       件(総務常任委員長の報告)       議案第31号 札幌広域圏組合規       約の変更に関する協議の件(総務       常任委員長の報告)       議案第32号 札幌広域圏組合の       解散及び解散に伴う財産処分に関       する協議の件(総務常任委員長の       報告) 日程第 3 議案第23号 石狩市墓地条例の       一部を改正する条例案(厚生常任       委員長の報告)       議案第24号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告) 日程第 4 議案第25号 石狩市道路占用料       条例の一部を改正する条例案(建       設文教常任委員長の報告)       議案第26号 石狩市河川管理条       例の一部を改正する条例案(建設       文教常任委員長の報告)       議案第27号 石狩市水道事業給       水条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第28号 石狩市水道事業の       布設工事監督者の配置及び資格並       びに水道技術管理者の資格に関す       る条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第29号 石狩市下水道条例       及び石狩市個別排水処理施設条例       の一部を改正する条例案(建設文       教常任委員長の報告)       議案第33号 市道路線認定の件       (建設文教常任委員長の報告) 日程第 5 議案第6号 平成31年度石狩市       一般会計予算予算特別委員長の       報告)       議案第7号 平成31年度石狩市       国民健康保険事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第8号 平成31年度石狩市       国民健康保険診療所特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第9号 平成31年度石狩市       後期高齢者医療特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第10号 平成31年度石狩       市介護保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第11号 平成31年度石狩       市介護サービス事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第12号 平成31年度石狩       市個別排水処理施設整備事業特別       会計予算(予算特別委員長の報       告)       議案第13号 平成31年度石狩       市土地取得特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第14号 平成31年度石狩       市特定環境保全公共下水道事業特       別会計予算(予算特別委員長の報       告)       議案第15号 平成31年度石狩       市水道事業会計予算(予算特別委       員長の報告)       議案第16号 平成31年度石狩       市公共下水道事業会計予算(予算       特別委員長の報告) 日程第 6 同意第1号 石狩市固定資産評価       審査委員会委員選任について同意       を求める件 日程第 7 議案第34号 平成30年度石狩       市一般会計補正予算(第9号) 日程第 8 同意第2号 石狩市監査委員選任       について同意を求める件 日程第 9 発議第1号 UR賃貸住宅ストッ       クの活用を求める意見書(案)       発議第2号 食品ロス削減に向け       てのさらなる取り組みを進める意       見書(案)       発議第3号 妊婦が安心できる医       療提供体制の充実と健康管理の推       進を求める意見書(案)       発議第4号 国民健康保険におけ       る子どもに係る均等割額等に関す       る意見書(案)       発議第5号 教職員を増やし長時       間労働の是正を求める意見書(案)       発議第6号 保険薬局を含む無料       低額診療事業の枠組みの早期設立       を求める意見書(案)       発議第7号 就労継続支援B型事       業所などの報酬引き上げを求める       意見書(案) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎本日の会議に付議した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第17号 石狩市職員の自己       啓発等休業に関する条例の一部を       改正する条例案(総務常任委員長       の報告)       議案第18号 石狩市地域未来投       資促進条例の一部を改正する条例       案(総務常任委員長の報告)       議案第19号 石狩市石狩浜海水       浴場駐車場条例の一部を改正する       条例案(総務常任委員長の報告)       議案第20号 石狩市川下海浜施       設条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第21号 石狩市行政財産使       用料条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第22号 石狩市証明等手数       料条例の一部を改正する条例案       (総務常任委員長の報告)       議案第30号 札幌市及び石狩市       における連携中枢都市圏形成に係       る連携協約の締結に関する協議の       件(総務常任委員長の報告)       議案第31号 札幌広域圏組合規       約の変更に関する協議の件(総務       常任委員長の報告)       議案第32号 札幌広域圏組合の       解散及び解散に伴う財産処分に関       する協議の件(総務常任委員長の       報告) 日程第 3 議案第23号 石狩市墓地条例の       一部を改正する条例案(厚生常任       委員長の報告)       議案第24号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告) 日程第 4 議案第25号 石狩市道路占用料       条例の一部を改正する条例案(建       設文教常任委員長の報告)       議案第26号 石狩市河川管理条       例の一部を改正する条例案(建設       文教常任委員長の報告)       議案第27号 石狩市水道事業給       水条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第28号 石狩市水道事業の       布設工事監督者の配置及び資格並       びに水道技術管理者の資格に関す       る条例の一部を改正する条例案       (建設文教常任委員長の報告)       議案第29号 石狩市下水道条例       及び石狩市個別排水処理施設条例       の一部を改正する条例案(建設文       教常任委員長の報告)       議案第33号 市道路線認定の件       (建設文教常任委員長の報告) 日程第 5 議案第6号 平成31年度石狩市       一般会計予算予算特別委員長の       報告)       議案第7号 平成31年度石狩市       国民健康保険事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第8号 平成31年度石狩市       国民健康保険診療所特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第9号 平成31年度石狩市       後期高齢者医療特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第10号 平成31年度石狩       市介護保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第11号 平成31年度石狩       市介護サービス事業特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第12号 平成31年度石狩       市個別排水処理施設整備事業特別       会計予算(予算特別委員長の報告)       議案第13号 平成31年度石狩       市土地取得特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第14号 平成31年度石狩       市特定環境保全公共下水道事業特       別会計予算(予算特別委員長の報       告)       議案第15号 平成31年度石狩       市水道事業会計予算(予算特別委       員長の報告)       議案第16号 平成31年度石狩       市公共下水道事業会計予算(予算       特別委員長の報告) 日程第 6 同意第1号 石狩市固定資産評価       審査委員会委員選任について同意       を求める件 日程第 7 議案第34号 平成30年度石狩       市一般会計補正予算(第9号) 日程第 8 同意第2号 石狩市監査委員選任       について同意を求める件 日程第 9 発議第1号 UR賃貸住宅ストッ       クの活用を求める意見書(案)       発議第2号 食品ロス削減に向け       てのさらなる取り組みを進める意       見書(案)       発議第3号 妊婦が安心できる医       療提供体制の充実と健康管理の推       進を求める意見書(案)       発議第4号 国民健康保険におけ       る子どもに係る均等割額等に関す       る意見書(案)       発議第5号 教職員を増やし長時       間労働の是正を求める意見書(案)       発議第6号 保険薬局を含む無料       低額診療事業の枠組みの早期設立       を求める意見書(案)       発議第7号 就労継続支援B型事       業所などの報酬引き上げを求める       意見書(案) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎出席議員(19名)    議長   20番   日下部勝義    副議長   1番   加納洋明          2番   阿部裕美子          3番   千葉正威          4番   蜂谷三雄          5番   三崎伸子          6番   長原徳治          7番   堀 弘子          8番   神代知花子          9番   片平一義         10番   上村 賢         11番   和田順義         12番   大野幹恭         15番   加藤泰博         16番   青山祐幸         17番   花田和彦         18番   髙田静夫         19番   伊藤一治         21番   米林渙昭─────────────────── ◎欠席議員(0名)─────────────────── ◎出席説明員    市長          田岡克介    副市長         白井 俊    教育長         鎌田英暢    農業委員会会長     須藤義春    選挙管理委員会委員長  高杉 昇    総務部長・       及川浩史    選挙管理委員会事務局長(併)    企画経済部長      小鷹雅晴    企画経済部・      百井宏己    産業振興担当部長・    農業委員会事務局長(併)    企画経済部次長     本間孝之    (厚田浜益担当)    財政部長・       大塚隆宣    (兼)会計管理者    環境市民部長      新岡研一郎    保健福祉部長      三国義達    保健福祉部・      上田 均    健康推進担当部長    保健福祉部次長     伊藤学志    (子ども政策担当)    建設水道部長      清水雅季    建設水道部・      清野 馨    水道担当部長    生涯学習部長      佐々木隆哉    生涯学習部次長     佐藤辰彦    (教育指導担当)    生涯学習部次長     東 信也    (社会教育担当)・    (兼)市民図書館館長    厚田支所長       西田正人    浜益支所長       松田 裕    監査事務局長      高野省輝─────────────────── ◎議会事務局職員出席者    議会事務局長      丸山孝志    次長          松儀倫也    主査          工藤一也    書記          久田智世那───────────────────────────────────────────────       午前10時00分 開議─────────────────── △開議宣告 ○議長(日下部勝義) これより、本日の会議を開きます。─────────────────── △議事日程 ○議長(日下部勝義) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。─────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(日下部勝義) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。 会議録署名議員は、石狩市議会会議規則第81条の規定により、   7番  堀  弘 子 議員  21番 米 林 渙 昭 議員を指名いたします。─────────────────── △日程第2 議案第17号から議案第22号まで及び議案第30号から議案第32号 ○議長(日下部勝義) 日程第2 議案第17号石狩市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案、議案第18号石狩市地域未来投資促進条例の一部を改正する条例案、議案第19号石狩市石狩浜海水浴場駐車場条例の一部を改正する条例案、議案第20号石狩市川下海浜施設条例の一部を改正する条例案、議案第21号石狩市行政財産使用料条例の一部を改正する条例案、議案第22号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案、議案第30号札幌市及び石狩市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議の件、議案第31号札幌広域圏組合規約の変更に関する協議の件、議案第32号札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分に関する協議の件、以上、計9議件を一括議題といたします。 議案第17号から議案第22号まで及び議案第30号から議案第32号まで、以上、9議件の審査結果について、総務常任委員長の報告を求めます。 16番青山祐幸議員。 ◆16番(青山祐幸) 総務常任委員長の報告をいたします。 平成31年2月22日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第17号石狩市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案、議案第18号 石狩市地域未来投資促進条例の一部を改正する条例案、議案第19号石狩市石狩浜海水浴場駐車場条例の一部を改正する条例案、議案第20号石狩市川下海浜施設条例の一部を改正する条例案、議案第21号石狩市行政財産使用料条例の一部を改正する条例案、議案第22号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案、議案第30号札幌市及び石狩市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議の件、議案第31号 札幌広域圏組合規約の変更に関する協議の件、議案第32号札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分に関する協議の件、以上、計9議件の審査結果を報告いたします。 付託されました9議件につきましては、平成31年3月4日に当委員会を開催し、審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第17号は、学校教育法の一部を改正する法律が本年4月1日に施行されることに伴い、本条例で引用する条項に移動があったことから、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第18号は、企業の設備投資の多様化に対応するため、固定資産税の課税免除の対象となる企業グループの範囲について、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、条例改正に至った経緯について これに対し部局からは、近年、国内における企業の設備投資等において、複数の企業がそれぞれの強みを活かし、共同で事業を行う事例が増えているところであり、近々、建設に着手する宿泊施設の事業形態についても、共同で事業を行うことが見込まれていることから、本定例会で提案したものであるとの答弁がありました。 次に、議案第19号及び議案第20号は、石狩市が開設する石狩浜海水浴場駐車場及び浜益区川下の海水浴場駐車場の利用料金における自動車の種類について、道路交通法にもとづく区分により整理し、料金体系の明確化を図ろうとするものであります。 次に、議案第21号は、消費税法及び地方税法の改正による消費税及び地方消費税の税率が、本年10月1日から引き上げられることに伴い、行政財産の使用料について、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、改正される条文に対して、国から統一した表現等の通知の有無について 2、消費税率が引き上げられなかった場合の、本条例の取扱いについて これに対し部局からは、1については、今後の関係法の改正も考慮し、本市独自で望ましい表現とした。 2については、現時点において想定されるものではないが、必要に応じて適切に対応して参りたいとの答弁がありました。  次に、議案第22号は、森林法の一部改正により、林地台帳及び森林の土地に関する地図の整備と記載事項の閲覧等の情報提供制度が新たに設けられたことに伴い、当該事務に関する手数料を新設しようとするものであります。 次に、議案第30号は、札幌市が中枢都市となり、本市も含む関係市町村とさまざまな取組みを連携して実施するさっぽろ連携中枢都市圏を形成しようとするものであり、その基本方針や役割分担等に関する連携協約を札幌市と締結することについて、地方自治法第252条の2第3項の規定にもとづき、議会の議決を求めようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、ビジョンの取組み項目と協約の取組み項目との違いについて 2、別表における大項目(1)(2)と(3)との表現の違いについて 3、連携協約にもとづく取組みの具体的な予算措置について 4、大都市との連携は包括的になると、自治体の自主性が損なわれるのではないかと危惧している。国は今後、財源や権限の移譲も含めた圏域化の検討を進めるとのことで、合併につながる懸念がある。今回、協約を締結しようとする意図について 5、高度な中心拠点の整備や丘珠空港の利用促進における本市の役割について 6、国からの具体的財政支援措置について 7、第6条に規定する協約の変更と廃止の意味合いについて 8、協約に定める全体事業の予算措置を含めた議会への報告について 9、事業実施におけるチェック機能と議会への報告について 10、協約にデメリットが出た場合の、撤退の考え方について 11、協約を廃止した場合の圏域との関係について これに対し部局からは、1については、ビジョンに掲載している事業は40事業だが、協約に記載している項目については、今後さまざまな取組みにも対応できるよう、中項目ベースの記載としているところ。 2については、(1)(2)は札幌市が実施主体との表現となっていることから、(3)については関係自治体に配慮し、お互いが協力すると表現したもの。 3については、予算案としては、全体で約6,300万円計上しているが、その内、既存事業として、クリーンセンターへのし尿処理委託分が約4,900万円、消防デジタル無線共同維持管理分が約900万円、救急安心センターさっぽろ負担金が約470万円と大半を占めており、新規に計上した予算としては、観光に関する協議会負担金35万円、東京での移住相談会に27万円などを計上している。 4については、今回の圏域形成は、合併によらず市町村の独自性を担保しつつ、圏域の活性化や地域の実情に応じた行政サービスを圏域全体で取組むことができる制度である。全国の自治体においては、地域の実情や地理的要件、抱えている課題がさまざまであり受け止め方も違う。今後、仮に国がどのような制度設計を作ったとしても、その時点の社会情勢などにもとづいて各自治体が判断するもの。行政の効率化や行政コストの削減、企業活動においても有益となる取組みでもあることから、協約締結の意義があると考えている。 5については、札幌市の中心部を再開発することにより、魅力を向上させ、増えた観光客を周辺自治体へ周遊させるという狙いの事業であり、本市は、パンフレットなどの配架について協力する。 6については、国から特別交付税が1,500万円を上限として措置される。 7については、新たな取組み事項が出てきた場合に変更する可能性がある。また、今後の社会情勢の変化などにより、違う枠組みに移行するといった場合には廃止もあり得る。 8については、中枢都市圏事業に関する事業予算は、全体が把握できるよう整理し議会へ報告する。 9については、連携事業は年6回程度開催予定の実務者会議や年1回開催する首長会議において、取組み効果や課題の抽出、新規事業などの企画を行うこととなっており、その結果については、適宜議会へ報告する。 10については、事業を検証した結果、本市にとって効果がないと判断した場合は、連携事業に取り組まない事も可能。 11については、協約を変更または廃止する場合は、本市と札幌市との協議によって判断される。本市だけが圏域から抜けることについて、メリット・デメリットを総合的に判断して決定することとなるとの答弁がありました。 最後に、議案第31号及び議案第32号は、さっぽろ連携中枢都市圏が形成された場合、これまで札幌広域圏組合が担ってきた役割を、今後はさっぽろ連携中枢都市圏が担うことから、同組合の解散に関する協議を関係市町村と行うため、地方自治法第290条の規定にもとづき、議会の議決を求めようとするものであります。 議案第32号に対する質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、基金の処分に係る市町村割合の算出根拠について 2、組合が所有する物品について これに対し部局からは、1については、構成市町村が出資した際の負担割合から算出したもので、均等割20パーセント、人口割50パーセント、財政割30パーセントで算出している。 本市の基金への出資額は、1億1,170万円であり、その内、旧厚田村分が3,000万円、旧浜益村分が2,960万円である。 2については、事務机やロッカーであり、札幌市へ無償譲渡するとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第21号及び議案第30号、以上、計2議件については起立採決で賛成多数により、議案第17号から議案第20号及び議案第22号並びに議案第31号から議案第32号、以上、計7議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(日下部勝義) これより、議案第17号から議案第22号まで及び議案第30号から議案第32号まで、以上、計9議件の委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、議案第17号から議案第22号まで及び議案第30号から議案第32号まで、以上、計9議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第17号石狩市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号石狩市地域未来投資促進条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号石狩市石狩浜海水浴場駐車場条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号石狩市川下海浜施設条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号石狩市行政財産使用料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号石狩市証明等手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号札幌市及び石狩市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結に関する協議の件を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号札幌広域圏組合規約の変更に関する協議の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号札幌広域圏組合の解散及び解散に伴う財産処分に関する協議の件を採決いたします。お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第32号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第3 議案第23号及び議案第24号 ○議長(日下部勝義) 日程第3 議案第23号石狩市墓地条例の一部を改正する条例案、議案第24号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、以上、計2議件を一括議題といたします。 議案第23号から議案第24号まで、以上、計2議件の審査結果について、厚生常任委員長の報告を求めます。 17番花田和彦議員。 ◆17番(花田和彦) 厚生常任委員長の報告をいたします。 平成31年2月22日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第23号石狩市墓地条例の一部を改正する条例案、議案第24号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、以上、計2議件の審査結果を報告いたします。 付託されました2議件につきましては、平成31年3月5日に当委員会を開催し、審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け、審査に入りました。 初めに、議案第23号は、親船墓地内に設置を予定している合同納骨塚について、使用者の要件や、使用料及び管理料等を規定するため、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、墓地と墓所の相違点について 2、市営墓地の利用と応募状況について 3、市営墓地継続の考え方について これに対し、部局からは、1については、墓地は、墓地、埋葬等に関する法律にもとづき、許可を受けた区域全体を意味し、墓所は、合同納骨塚を除く個々のお墓・墳墓を指すこと。 2については、市営墓地25カ所、約4,900基となっており、空き区画がない状況である。       応募については、前年度返還があった区画に限っており、昨年は3カ所、13区画を募集した。 3については、空き区画がなく市民にご不便をおかけしているが、墓地を広げる土地がないことから、方策の一つとして合同納骨塚を設置することとした。基本的には市営墓地は現状維持と考えているとの答弁がありました。 次に、議案第24号は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が、平成30年4月1日に施行されたことに伴い、本市の国民健康保険税の課税限度額を改定するとともに、国保会計の収支において保険税の不足が見込まれることから、税率を改定するなど、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、税率引き上げに至った事務的・政治的判断理由について 2、国保担当として、被保険者の過酷な負担に対する認識について 3、平成30年度決算見込みについて 4、過去3カ年の一般被保険者・世帯数の推移と改定案に用いた数値との関連性について 5、滞納繰越額の減少と過年度遡及課税分収入の減少理由及び遡及課税分の予算上の取扱いについて 6、医療給付費の推移について 7、平成29年度前期高齢者交付金精算分の見込みについて これに対し部局からは、1については、国保制度改革において、新たな法改正にもとづく国保運営が求められており、4,000万円の繰入れをした上で税率の引き上げが必要だと判断した。 2については、厳しい状況にあるという認識を持っている。 3については、本年2月末時点で約1,000万円強の黒字額が見込まれる。 4については、一般被保険者数の平成28・29・30年度の推移は15,090人、14,419人、13,989人。一般世帯数の平成28・29・30年度の推移は9,374世帯、9,019世帯、8,665世帯である。これらの3カ年の数値を用いて算出したもの。 5については、平成30年度当初予算では約8,000万円としていたが、6,900万円の決算見込みである。近年、回収が見込めない債権が多く残っており、順次整理が進められていることもあり、減少傾向である。遡及課税分については、現年課税分に含めて予算計上している。 6については、平成29年度決算で51億2,800万円、平成30年度決算見込みで49億6,800万円である。 7については、本年5月に北海道から精算額の正式な通知があるまで把握できないとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第24号については、起立採決で賛成多数により、議案第23号については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(日下部勝義) これより、議案第23号から議案第24号まで、以上、計2議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、議案第23号から議案第24号まで、以上、計2議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「あり」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論がありますので、初めに、原案に反対者の発言を許可します。 4番蜂谷三雄議員。 ◆4番(蜂谷三雄) 議案第24号国民健康保険税条例の一部を改正する条例案について反対の立場から討論を行います。 国民健康保険の都道府県広域化は、安倍内閣と政府与党が強力に推し進めた政策であります。 この政策が目指すのは、都道府県内の保険料の統一と国保事業への市町村の一般財源の繰入れをなくすことであります。 しかし、道が示す標準税率に従う法的根拠はありません。 石狩市は、この国や道の政策方針、標準税率に沿って、2年連続して保険税の引き上げを行う条例改正案を提案しております。 来年度から平均4.03パーセントの引き上げとなります。 その結果、国保加入世帯の保険税シミュレーション、収入との関係でどのような保険税水準になるのか、これまで指摘させていただきました。 改めて申し上げますが、子ども2人の40歳、4人家族で給与年収200万円、これは非正規雇用比率が高まっている今日あり得る家族像であります。 この家庭の場合、所得税も住民税も非課税であり、基幹的な税のいわゆる免除世帯であります。 しかし、保険税額は今回の引き上げ案によって、実に20万4,500円となります。 その過酷な負担は、国民健康保険法の社会保障の性格、つまり健康を保つための保険から、今や生活を破壊する保険になっていると、こう言っても決して過言ではございません。 この抜本的な改革には、国の政策転換が必要不可欠であります。 そのことでは市長とも一致をしております。 地方六団体が求めている1兆円の国庫負担が実現できれば、協会けんぽ並みの水準にまで押し下げることが可能となります。 かつての老人医療費がそうであったように、子どもの保育料がそうであったように、市町村が財政出動を行い、汗をかかなければ国を動かすことはできません。 道への納付金を納めるに当たって、2カ年で1億9,000万円の一般財源の投入は、広域化前の石狩市の実績からも十分に可能な規模であります。 地方自治の本質である住民に本音で寄り添う心がなければ真の住民自治は達成できません。 したがいまして、保険税が関係市民の痛みの限界を超えてしまっている実態にもかかわらず、広域化制度を是とした本改正案は全く理解できません。 市民の命と暮らしを守る市政の実現を強く願うと同時に、国への制度改正を強く求められるように、重ねて申し上げ、以上、反対討論といたします。 以上で終わります。 ○議長(日下部勝義) 次に、原案に賛成者の発言を許可いたします。 発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第23号石狩市墓地条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第4 議案第25号から議案第29号 ○議長(日下部勝義) 日程第4 議案第25号石狩市道路占用料条例の一部を改正する条例案、議案第26号石狩市河川管理条例の一部を改正する条例案、議案第27号石狩市水道事業給水条例の一部を改正する条例案、議案第28号石狩市水道事業の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例案、議案第29号石狩市下水道条例及び石狩市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例案、議案第33号市道路線認定の件、以上、計6議件を一括議題といたします。 議案第25号から議案第29号まで及び議案第33号、以上、計6議件の審査結果について、建設文教常任委員長の報告を求めます。 2番阿部裕美子議員。 ◆2番(阿部裕美子) 建設文教常任委員長の報告をいたします。 平成31年2月22日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第25号石狩市道路占用料条例の一部を改正する条例案、議案第26号石狩市河川管理条例の一部を改正する条例案、議案第27号石狩市水道事業給水条例の一部を改正する条例案、議案第28号石狩市水道事業の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例案、議案第29号石狩市下水道条例及び石狩市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例案、議案第33号市道路線認定の件、以上、計6議件の審査結果を報告いたします。 付託されました6議件につきましては、平成31年3月6日に当委員会を開催し、審査いたしました。 審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け、審査に入りました。 初めに、議案第25号から議案第27号及び議案第29号は、消費税法及び地方税法の改正による消費税及び地方消費税の税率が、本年10月1日から引き上げられることに伴い、道路占用料、河川占用料、水道料金、工事費、使用料などについて、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、条文を消費税率に改正する必要はあるが、これまで税率の改正による料金については、審議会等に知らされてきたが、今後はどうするのか。 また、消費税率へ改正することから施行日は4月1日でよいと考えるが、10月1日とした理由について 2、実際に消費税率が上がってからの条例改正でよいと考えるが、今回提案した理由について これに対し部局からは、1については、消費税率の引き上げについては、本年10月1日として法律がすでに施行されていることから、条例の施行日についても10月1日とすることで、全庁的に統一して条文を見直すこととした。審議会においては、法律が施行済みであることから、審査に付さず報告のみとしており、今後も同様である。 2については、消費税法及び地方税法の改正はすでに施行されており、税率の引き上げを見込んだ平成31年度予算編成に合わせて、今定例会に提案することとし、全庁的に統一して改正することとしたとの答弁がありました。  次に、議案第28号は、学校教育法の改正により、新たに専門職大学が、本年4月1日から大学制度の中に位置づけられることに伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件など、所要の改正を行おうとするものであります。 最後に、議案第33号は、新港東2丁目において、土地区画整理法にもとづく造成工事の一部の換地処分が終了し、道路用地として市に帰属したことから、道路法第8条第1項の規定により路線認定することについて、同条第2項の規定にもとづき、議会の議決を求めようとするものであります。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第25号から議案第27号及び議案第29号、以上、計4議件については起立採決で賛成多数により、議案第28号及び議案第33号、以上、計2議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、建設文教常任委員長の報告を終わります。 ○議長(日下部勝義) これより、議案第25号から議案第29号まで及び議案第33号、以上、計6議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、議案第25号から議案第29号まで及び議案第33号、以上、計6議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第25号石狩市道路占用料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号石狩市河川管理条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号石狩市水道事業給水条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号石狩市水道事業の布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号石狩市下水道条例及び石狩市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号市道路線認定の件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第33号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第5 議案第6号から議案第16号 ○議長(日下部勝義) 日程第5 議案第6号平成31年度石狩市一般会計予算、議案第7号平成31年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算、議案第8号平成31年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算、議案第9号平成31年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算、議案第10号平成31年度石狩市介護保険事業特別会計予算、議案第11号平成31年度石狩市介護サービス事業特別会計予算、議案第12号平成31年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算、議案第13号平成31年度石狩市土地取得特別会計予算、議案第14号平成31年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算、議案第15号平成31年度石狩市水道事業会計予算、議案第16号平成31年度石狩市公共下水道事業会計予算、以上、計11議件を一括議題といたします。 議案第6号から議案第16号まで、以上、計11議件の審査結果について、予算特別委員長の報告を求めます。 15番加藤泰博議員。 ◆15番(加藤泰博) 予算特別委員長の報告をいたします。 平成31年2月22日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において、予算特別委員会に付託されました議案第6号平成31年度石狩市一般会計予算から議案第16号平成31年度石狩市公共下水道事業会計予算まで、以上、計11議件について、その審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、2月22日に審査の日程及び進め方など協議を行い、また、審査の必要上、資料要求の日程を定め、3月8日より審査を行いました。 提案されました各会計予算について申し上げます。 初めに、議案第6号平成31年度石狩市一般会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ274億円であります。 次に、議案第7号平成31年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ70億6,000万円であります。 次に、議案第8号平成31年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ1億5,788万円であります。 次に、議案第9号平成31年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ8億1,096万1,000円であります。 次に、議案第10号平成31年度石狩市介護保険事業特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ48億6,527万3,000円であります。 次に、議案第11号平成31年度石狩市介護サービス事業特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ2億2,360万8,000円であります。 次に、議案第12号平成31年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ5,906万8,000円であります。 次に、議案第13号平成31年度石狩市土地取得特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ119万円であります。 次に、議案第14号平成31年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算の予算総額は、歳入歳出それぞれ2億1,431万2,000円であります。 次に、議案第15号平成31年度石狩市水道事業会計予算の収益的収支につきましては、収入総額20億2,956万9,000円、支出総額20億287万8,000円、資本的収支につきましては、収入総額4億497万5,000円、支出総額9億4,372万1,000円であります。 最後に、議案第16号平成31年度石狩市公共下水道事業会計予算の収益的収支につきましては、収入総額14億125万2,000円、支出総額13億9,025万2,000円、資本的収支につきましては、収入総額6億2,926万1,000円、支出総額11億1,697万6,000円であります。 各会計の審査は3月8日から18日までの6日間、所管別、会計別に審査を行い、それぞれ予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 各所管別・会計別の質疑の主なものは、つぎのとおりであります。 一般会計予算、財政部所管では、一、ふるさと応援寄附推進事業における現在の返礼品の取り扱いと納税運営サイト経費について。一、市民税特別徴収税額通知書へのマイナンバー記載の現状について。一、市民税の減免件数について。一、個人所得の他市との比較について。一、個人所得の増加要因について。一、法人市民税及び固定資産税の増加要因について。一、新港地区企業への減免予定数について。 総務部所管では、一、平成29年度の契約における平均落札率について。一、健康増進法改正に係る公共施設の禁煙対策について。一、庁舎正面玄関と来客用駐車場のバリアフリー化について。一、消防団分団詰所における建替え必要箇所数について。一、災害時要配慮者支援体制構築等交付金事業におけるモデル町内会への支援内容と周知方法について。一、石狩消防署非常用自家発電設備更新工事の具体的内容と発電能力について。一、学校施設等停電時給水対策事業の具体的内容と給水範囲について。一、高齢者等要配慮者施設に対する防災まちづくり協会のかかわりについて。 選挙管理委員会事務局所管では、一、18歳の投票率向上対策について。 厚田支所所管では、一、厚田区地域おこし協力隊活動事業において、新たに2名ふやす理由について。一、協力隊任期終了後の定住率について。一、協力隊員の受け入れ上限数について。一、協力隊4名体制における支所の具体的役割について。一、厚田区への人の出入が増える一方で居住者は減っている。そのアンバランスを住民感情を含めた支所としての考えについて。 浜益支所所管では、一、浜益区地域再生マネージャー事業の評価を踏まえた支所としての事業展開の考えについて。 企画経済部所管では、一、浜益区公共施設配置検討事業の具体的検討内容と住民対応について。一、自転車活用推進事業におけるプロモーション動画の情報発信の手法について。一、女性の社会進出情報発信事業の内容と情報発信について。一、交通施策推進事業における取り組み内容と進捗状況について。一、自転車活用推進事業における情報発信に期待する効果と具体的な走行環境整備内容について。一、近接する自治体とサイクリングロードを接続する考え方と今後の展開について。一、東京で開催された石狩湾新港説明会の実施目的と内容について。一、エネルギー地産地消事業化モデル構築事業における長期的な健全運営の考え方について。 企画経済部産業振興担当所管では、一、移住促進事業の具体的内容と周知方法について。一、いしかり食と農の未来づくり事業におけるこれまでの取り組みの評価について。一、グリーンツーリズム・バスツアーの実績と、宿泊型で実施する考えについて。一、農業次世代人材投資事業補助金の予定対象人数と新規就農者数について。一、道営農道整備事業の対象路線と期間について。一、プレミアム付商品券発行事業の準備と利用概要について。一、道の駅周辺の周遊看板や案内サインの設置場所について。一、道の駅開業1周年事業の具体的内容について。一、あいろーどパーク管理運営事業費の内訳について。一、海辺の魅力創造推進事業の内容と船による観光推進の考えについて。一、市内周遊促進事業における新たな観光商品の具体的開発内容について。一、プレミアム付商品券発行事業における対象世帯の購入上限枚数について。 環境市民部所管では、一、高齢者ドライバー向け講習会の実施状況と今後の予定について。一、防犯カメラの設置予定箇所と地域理解について。一、防犯カメラの設置効果の認識と設置台数の拡大について。一、川下・柏木コミュニティセンターの早急な撤去について。一、いしかりJ-VER普及啓発事業の取組み状況と周辺自治体の状況について。一、いしかりJ-VER普及啓発事業における販売目標と財源内訳について。一、環境情報等データベース化・オープンデータ化事業の目的・効果について。一、石狩市合同納骨塚整備事業における施設イメージと工期について。一、合同納骨塚の申込み要件と納骨数の考え方について。一、合同納骨塚の生活保護者に対する使用料・管理料の減免措置について。一、合同納骨塚を花川地区に設置する考えについて。一、次世代エコカー導入事業の目的と現況、今後の導入予定について。一、ごみの戸別収集業務における人材不足の改善について。一、衛生センター委託費における変動費の縮減状況について。一、リチウムイオンバッテリーを廃棄する際の市民周知について。一、燃やせないごみ(プラスチック)の無料化について。一、ミックスペーパー収集回数の増について。一、新年度におけるごみ収集体制の変更点について。一、ゾーニング事業におけるパブリックコメントの評価と健康被害があった場合の計画更新の考えについて。 保健福祉部所管では、一、手話推進事業に対する市民周知の強化について。一、災害時において、医療機器を使用する重度心身障がい者(児)への対応について。一、無料低額診療の市民周知について。一、ペアレント・メンター養成に係る今後の取り組み予定について。一、ヘルプマークの配付状況と条件について。一、重度知的障がい児の紙おむつ・ゴミ袋の支給について。一、障害支援区分認定調査委託事業の内容について。一、手話出前講座の開催実績と、今後の手話推進の考え方について。一、注文を間違えるレストラン事業の評価と、今後の展開について。一、樽川エリア子ども・子育て支援機能検討事業の進捗状況について。一、高等職業訓練促進給付金等事業における対象資格種目と拡大の考えについて。一、子ども医療費助成年齢のさらなる引き上げについて。一、おおぞら児童館の利活用の検討状況について。一、児童館移転に際し、ふれあいの杜公園の従来の機能との整合について。一、子ども医療費助成年齢の段階的拡大の考え方について。一、子ども相談センターの所管事務が子どもだけの対象ではない現状にある。名称変更の考え方について。一、生活保護における級地の見直しについて。 保健福祉部健康推進担当所管では、一、緊急風しん対策事業における抗体検査と予防接種の考え方について。一、緊急風しん対策事業において予算を超えた需要があった場合の対応方針について。一、新生児聴覚検査費助成事業の対象者数、助成金額、助成方法について。一、緊急風しん対策事業の内容と検査手順について。 建設水道部所管では、一、WebGISの改善点及び新規の取り組みについて。一、通学路の歩道除雪延長増の考え方について。一、花川南地区道路舗装事業の進捗状況について。一、街路樹の補植について。一、消融雪機器設置補助制度の復活について。一、冬期間の雪克服対策としての消融雪機器設置奨励の考えについて。一、除排雪業務に係る交差点積雪の嵩下げ対策について。一、除雪業務における積雪深を勘案した出動基準のあり方について。一、市内レオパレス21の現況について。一、南花川団地の移転建てかえスケジュールと高齢者対策について。一、危険空家除却費に係る前年度実績と予算積算根拠について。一、南花川団地の移転者対応と、跡地利用の考え方について。 教育委員会所管では、一、エキスパートサポーターの拡充内容と勤務形態について。一、通級指導教室の現況と通級形態について。一、通級指導教室における親の送迎と花川南地区への配置計画について。一、臨床心理士の活動内容について。一、奨学金支給事業の対象における大学生と生活保護世帯の考え方について。一、スクールソーシャルワーカーの活動状況と配置形態について。一、奨学金支給事業の実績と今後の見通し、及び基金積立金の状況について。一、小中学校における網戸の設置状況について。一、小学校トイレの洋式化の進捗状況について。一、八幡小学校の修繕状況について。一、小中学校におけるエアコン設置の考え方について。一、義務教育学校施設整備事業予算額と新聞報道との差異について。一、スクールバス・給食配送委託業務の積算根拠について。一、時間外転送電話導入事業の内容と緊急時対応について。一、時間外転送電話導入事業における音声応答装置を教育委員会へ配置する考え方について。一、情操教育プログラムにおける音楽鑑賞と演奏体験にジャズを選定した理由について。一、図書館における冷暖房機器更新の考えについて。一、図書館に政党機関紙を配置する考えについて。一、芸術文化振興奨励補助金の交付実績と交付団体の傾向について。一、働き方改革における教員数増の考え方について。一、義務教育学校に保育園を併設する考え方について。一、学校給食センターの防災機能充実について。 国民健康保険事業特別会計では、一、法定外繰入金の増額について。一、国保税及び窓口負担の減免基準の拡大について。一、短期被保険者証と資格証明証の発行状況について。一、無料低額診療制度の導入について。一、均等割額を見直す考えについて。一、ジェネリック医薬品の普及率の経過と現状、今後の普及対策について。一、生活習慣病に係る市民の傾向と対応策について。 後期高齢者医療特別会計では、一、特例軽減の廃止による影響者数と負担増の金額について。一、資格証明証の発行状況と年金から天引きできない市民への対応について。一、窓口負担割合の増加見直しについて、国及び広域連合へ中止を要望する考えについて。 介護保険事業特別会計では、一、総合支援事業へ移行前後のサービス利用実態について。一、訪問看護・通所介護の抑制に対する懸念について。一、介護認定審査会のメンバー構成と認定者数について。一、福祉施設人材確保事業における助成内容について。 個別排水処理施設整備事業特別会計では、一、合併処理浄化槽の過去3カ年の設置推移について。一、合併処理浄化槽の地域別設置状況と募集の工夫について。 特定環境保全公共下水道事業特別会計では、一、本会計に対する部長所見について。一、本会計の企業会計化と公共下水道事業会計との統合について。 水道事業会計では、一、平成29・30年度の管路耐震化率と今後の見込みについて。一、集合住宅のリスクマネジメント調査の結果について。 公共下水道事業会計では、一、花川南地区雨水管渠整備事業の進捗状況と完了見通しについて。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、以上、計4議件については起立採決で賛成多数により、議案第8号及び議案第11号から議案第16号、以上、計7議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 各委員におかれましては、慎重かつ熱心に審査をいただき、心から感謝を申し上げ、予算特別委員長の報告を終わります。 ○議長(日下部勝義) これより、議案第6号から議案第16号まで、以上、計11議件の委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、議案第6号から議案第16号まで、以上、計11議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第6号平成31年度石狩市一般会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号平成31年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号平成31年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号平成31年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号平成31年度石狩市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。     (賛成議員起立) ○議長(日下部勝義) 賛成議員多数です。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号平成31年度石狩市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号平成31年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号平成31年度石狩市土地取得特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号平成31年度石狩市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号平成31年度石狩市水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号平成31年度石狩市公共下水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第6 同意第1号 ○議長(日下部勝義) 日程第6 同意第1号石狩市固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件を議題といたします。 提案理由の説明が2月22日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 これより、同意第1号石狩市固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略し、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定されました。─────────────────── △日程第7 議案第34号 ○議長(日下部勝義) 日程第7 議案第34号平成30年度石狩市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 白井副市長。 ◎副市長(白井俊) ただいま議題となりました議案第34号について申し上げます。 今回の補正は、当面急を要する経費について所要の措置を講じようとするものであり、既定予算の総額に1億9,000万円を増額し、その総額を275億3,464万6,000円とするものであります。 歳出につきましては、土木費において、除排雪経費の増加に対応するため、道路橋りょう維持費に1億9,000万円を計上するものであります。 歳入につきましては、市税に7,400万円を、繰越金に7,181万9,000円を、市債に4,418万1,000円を計上しようとするものであります。 また、地方債補正として臨時財政対策債の限度額を変更しようとするものであります。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(日下部勝義) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 お諮りいたします。 議案第34号の質疑については、歳入歳出一括して行いたいと思います。 御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 質疑はありませんか。 6番長原徳治議員。 ◆6番(長原徳治) ただいま提案をされました補正予算について質問をさせていただきます。 今回の補正は、ただいまの提案理由の説明にもあったかと思いますが、除排雪経費について、1億9,000万円の増額補正をするものでございます。 1億9,000万円は、除排雪費の平成30年度の当初予算、これが8億3,800万円程度と承知しておりますので、それに比較いたしますと、22.6パーセントという比率の増額補正となりますし、金額としても、現計予算に対する比率としても大変大幅な補正であるというふうに受けとめております。 もちろん、除排雪経費ですから、自然条件によって、天候によって大きく左右される流動的なものであるということについては十分承知をしているつもりでありますが、一方、私どもの市民感覚として見れば、ことしの冬の雪の降り方の状況としては、2月初旬には、確かに、一時雪が降りました。その後は寒冷な気温が続きましたが、雪の降り方そのものは少なかったというふうに受けとめているところであり、新聞報道等によっても大変少雪な冬であったというような報道がなされていると思います。 そういう中で、今回、このような大幅な除雪予算の増額補正ということに至ったことについて、市民からも疑問視する声もあるところでございますので、詳細にその根拠についてご説明をいただいておければと思うところであります。 特に、今回の補正の中では、新たに機械損料の取り扱い方の変更があったということもお聞きをしているところでありますが、それらの内容を含めて、市民にわかりやすくご説明いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(日下部勝義) 清水建設水道部長。 ◎建設水道部長(清水雅季) ただいまの御質問に私のほうからお答え申し上げます。 初めに、今回増額を提案しております1億9,000万円の内訳でございますが、除雪費分といたしまして9,000万円、排雪費分といたしまして1億円でございます。 また、これらのうち、建設機械の損料の増嵩分の影響額といたしましては、除雪費分で4,600万円、排雪費分で200万円、合計で4,800万円が含まれているところでございます。 次に、増額が必要となった要因でございますが、大きくは2点ございます。 1点目といたしまして、設計積算上、最も基本となります除雪及び排雪の単価がともにアップすることになったことでございます。 2点目といたしまして、除雪の作業量及び排雪の処理量の双方の数量がふえたことによります。 まず、除排雪単価のアップの要因でございますが、単価を算定するための構成要素の一つであります建設機械の損料、すなわち建設機械の償却費など、ライフサイクルコストを1時間当たりの金額などで表示した経費が国において改定されまして、その増額分を除排雪単価に反映する必要が生じたこと。 2点目といたしまして、今シーズンは全体としては少雪ではあったものの、1月末から2月中旬までの15日間に、大雪と寒気が重なる気象条件となりまして、排雪の最終的な処理量は、昨シーズンよりも14パーセント、10万立方メートル多い、83万3,000立方メートルとなったところであり、雪堆積場の増加状況からも確認しているところでございます。 除雪につきましても、同様の気象の影響によりまして、平年を超える作業量となったものでございます。 私からは、以上でございます。 ○議長(日下部勝義) 6番長原徳治議員。 ◆6番(長原徳治) ただいまのご説明を聞きますと、私たちの感覚とは若干違って、現実的には大変多くの排雪量になったというご説明でございますので、そのご答弁については了解をするところでございますが、こういった大きな予算の変更ということについては、今後とも、わかりやすく市民にその情報を発信していただきますよう、要望いたしまして、私の質問を終わります。 以上です。 ○議長(日下部勝義) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第34号平成30年度石狩市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第34号は原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第8 同意第2号 ○議長(日下部勝義) 日程第8 同意第2号石狩市監査委員選任について同意を求める件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 田岡市長。 ◎市長(田岡克介) ただいま議題となりました同意第2号について申し上げます。 本件は、本市監査委員の加藤龍幸氏が平成31年1月31日をもって辞職したことから、その後任として、新たに百井宏己氏を監査委員として選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定にもとづき、議会の同意を求めるものであります。 同氏は、昭和58年3月、石狩町役場に奉職以来、今日まで地域教育推進室参事、生涯学習部管理課長、健康推進室長、市民図書館長、生涯学習部長、産業振興担当部長を歴任するなど、豊かな行政経験と精通した行政知識を有し、人格、信望ともに高く、石狩市監査委員条例第2条第2項にもとづく常勤監査委員として適任と判断し、このたびの同意案件として提案に至ったものであります。 よろしく御同意をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(日下部勝義) お諮りいたします。 同意第2号については、質疑及び討論を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより、同意第2号石狩市監査委員選任について同意を求める件を採決いたします。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の出入り口を閉めます。     (議場閉鎖) ○議長(日下部勝義) ただいまの出席議員は、18名です。 投票用紙を配付いたします。     (投票用紙配布) ○議長(日下部勝義) 念のため、申し上げます。 本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 なお、重ねて申し上げます。 投票中、賛成を表明しない票及び賛否が明らかでない票は、石狩市議会会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。     (投票箱点検) ○議長(日下部勝義) 異常なしと認めます。 ただいまから、投票を行います。 点呼を命じます。 丸山議会事務局長。 ◎議会事務局長(丸山孝志) それでは、投票順序を申し上げます。 1番加納洋明議員、2番阿部裕美子議員、3番千葉正威議員、4番蜂谷三雄議員、5番三崎伸子議員、6番長原徳治議員、7番堀弘子議員、8番神代知花子議員、9番片平一義議員、10番上村賢議員、11番和田順義議員、12番大野幹恭議員、15番加藤泰博議員、16番青山祐幸議員、17番花田和彦議員、18番髙田静夫議員、19番伊藤一治議員、21番米林渙昭議員。 以上であります。     (投  票) ○議長(日下部勝義) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の出入り口を開きます。     (議場開鎖) ○議長(日下部勝義) 開票を行います。 立会人を指名いたします。 石狩市議会会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、16番青山祐幸議員、17番花田和彦議員、2番阿部裕美子議員、9番片平一義議員を指名いたします。 立ち会いを願います。     (開  票) ○議長(日下部勝義) 投票の結果を報告いたします。 投票総数18票、これは、先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、賛成18票、以上のとおり全員賛成です。 したがって、同意第2号は同意とすることに決定いたしました。─────────────────── △日程第9 発議第1号から発議第7号 ○議長(日下部勝義) 日程第9 発議第1号UR賃貸住宅ストックの活用を求める意見書(案)、発議第2号食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書(案)、発議第3号妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書(案)、発議第4号国民健康保険における子どもに係る均等割額等に関する意見書(案)、発議第5号教職員を増やし長時間労働の是正を求める意見書(案)、発議第6号保険薬局を含む無料低額診療事業の枠組みの早期設立を求める意見書(案)、発議第7号就労継続支援B型事業所などの報酬引き上げを求める意見書(案)、以上、計7意見書案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 9番片平一義議員。 ◆9番(片平一義) ただいま一括議題となりました発議第1号から発議第7号まで、以上、計7意見書案について、順次説明を申し上げます。 発議第1号UR賃貸住宅ストックの活用を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣。         ────発議第1号  UR賃貸住宅ストックの活用を求める意見書(案) 都市再生機構(UR)の賃貸住宅の設備は、全国的に老朽化してきており、居住者の高齢化も進んでいる。このため、高齢者向け優良賃貸住宅の家賃減額の継続や修繕など居住者の負担軽減に向けた対策などが求められてきた。 平成31年度予算案には20年間の家賃減額期間の終了時に現に居住する高齢者については、退去するまで家賃減額を延長することやバリアフリー改修に係る補助率の引き上げなどが計上されている。 そこで、UR賃貸住宅団地において、多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まいとまちとなるよう、下記の事項に取り組むことを求める。          記1、2033年度までに250団地程度の地域医療福祉拠点の整備を着実に進めること。2、団地機能の多様化に伴い高齢者や子育て支援施設の整備を進めること。3、健康寿命サポート住宅の供給を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第2号食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣、消費者及び食品安全担当大臣。         ────発議第2号  食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書(案) まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費の各段階で廃棄されている、いわゆる食品ロスの削減は、今や我が国において喫緊の課題と言える。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン(2015年度)と推計されており、これは国連の世界食糧計画(WFP)が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上る。政府は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、家庭での食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが、事業者を含め国民各層の食品ロスに対する取り組みや意識啓発は、いまや必要不可欠である。 食品ロスを削減していくためには、国民一人一人が各々の立場において主体的にこの課題に取り組み、社会全体として対応していくよう、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要である。 また、まだ食べることが出来る食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが重要である。 よって国におかれては、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、下記の事項について真摯に取り組むことを強く求める。          記1、国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。2、商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。3、賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第3号妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣。         ────発議第3号  妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書(案) 妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされる。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設された。 しかし、妊婦加算について、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されている。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題がある。 こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて、中央社会保険医療協議会で、妊婦が安心できる医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとした。 そこで、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、下記の事項に取り組むことを求める。          記1、医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。2、保健や予防の観点を含め、妊婦自身が、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、予め知識を得ることができるようにすること。3、妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第4号国民健康保険における子どもに係る均等割額等に関する意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。         ────発議第4号  国民健康保険における子どもに係る均等割額等に関する意見書(案) 国保制度がスタートした1960年代、国保に加入する世帯主の4割が「農林水産業」、3割が「自営業」でしたが、現在は、年金生活者など「無職」が4割、非正規労働者などの「被用者」が3割になっています。国保加入世帯の平均所得では、1990年代前半の「270万円」をピークに下がり続け、いまや「139万円」にまで落ち込んでいます(2015年度)。 制度スタート当初、政府は、「無職者が加入」し、「保険税に事業主負担がない」国保を、保険制度として維持するには、「相当額の国庫負担」が必要としていました。ところが、1984年の国保法改訂で定率国庫負担割合の切り下げを皮切りに、国保の財政運営に対する国の責任を後退させてきました。その結果、国保の総会計に占める国庫支出金の割合は、1980年代前半の50パーセントから、20.3パーセント(2015年度)にまで下っています。 国保加入者の貧困化・高齢化・重症化が進むなかで、国保税の高騰が続き、支払能力の限界を超えています。国保の構造的な危機を打開するためには、全国知事会・市長会・町村会なども要望し続けている国保の定率国庫負担の増額、また、2014年に要望した公費を1兆円投入するなど、国庫負担を増やす以外に道はありません。 国保税が協会健保や健保組合などと比べて、著しく高くなる大きな要因になっているのは、国保にしかない「均等割」、「平等割(世帯割)」という保険税の算定方法にあります。特に、「均等割」は、家族に子どもが増えると負担が重くなり、子どもの貧困解消や子育てに関するさまざまな環境整備を進めている地方自治体の施策とも矛盾します。 よって、少子化対策、子育て支援の観点からも国保税の算定にかかわる子どもの均等割については、負担軽減を強く求めます。          記1、国保に対する国庫負担を増額すること2、国保税均等割の子どもに係る負担軽減をはかること。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第5号教職員を増やし長時間労働の是正を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣。         ────発議第5号  教職員を増やし長時間労働の是正を求める意見書(案) 中央教育審議会(中教審)は1月25日、教員の長時間労働の是正に向けた答申を決定し、文部科学省に提出しました。不要不急な業務の削減など、業務削減の足掛かりとなる内容がある程度盛り込まれましたが、異常な長時間労働の解消に必要な、教職員増が盛り込まれませんでした。 中教審の議論では、「持ち時間数の上限を」、「人材確保、予算確保を」と、多くの委員から教職員の定数増を求める意見がだされましたが、予算を伴う抜本増は先送りされた形です。 答申では、「効率」や「時短」を重視する方向が打ち出されましたが、必要な授業準備や子どもへのていねいな関わりが問題視されることになりかねず、行き届いた教育の国民の願いをしっかり果たす体制からも大きな矛盾となります。 教職員増なしに、現在の大幅な残業時間をなくそうとすれば、現場では無理が生じます。 よって国として、持ち時間数の上限を定め、そのための定数改善をおこなうことを柱に、非正規教員の正規化と待遇改善や、学校閉庁などで教員の夏休みや自主的研修の権利を保障するよう強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第6号保険薬局を含む無料低額診療事業の枠組みの早期設立を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣。         ────発議第6号  保険薬局を含む無料低額診療事業の枠組みの早期設立を求める意見書(案) 高すぎる国民健康保険料をようやく支払っても、窓口で3割の自己負担が捻出できず、病気の症状があっても受診を手控え、我慢が出来なくなってようやく受診したときには、すでに手遅れという悲しい事例が起きています。貧因と格差の広がりから、「お金が無ければ医療が受けられない」という実態が、いわゆる、「手遅れ死」を招いています。 保険料がそもそも払えない無保険の方や恒常的な生活困窮者への対策が急がれます。 そうした中で、社会福祉法「生活困窮者に対して無料又は低額な料金で診療を行う事業」、いわゆる、無料低額診療事業は、経済的な困難を抱えた方々にとっての最後の砦としての役割を果たしています。 しかし、 医薬分業が国の政策として進められてきた経過の中で、この事業の対象には保険薬局が入っていないため、薬局において自已負担が発生する事態となり、矛盾が生じています。 そのため、住民の生命と健康を守る立場から、保険薬局での自己負担について助成を行なう自治体もあります。 これまで大都市民生主管局長会議など、地方団体などから国に要望しているところです。よって、国において、保険薬局を含む無料低額診療事業の枠組みの改善を早期に実施されるよう強く求めるものです。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 発議第7号就労継続支援B型事業所などの報酬引き上げを求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 平成31年3月22日。 提出者、石狩市議会議員、片平一義、蜂谷三雄、阿部裕美子、青山祐幸、花田和彦。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣。         ────発議第7号  就労継続支援B型事業所などの報酬引き上げを求める意見書(案) 全国1,870の事業所でつくる障害者団体「きょうされん」による全国調査にもとづく「2018年度報酬改定の影響調査の結果報告」では、政府の報酬改定の影響で、障害者の就労支援を行う事業所の6割が減収になったことが明らかになりました。調査には、重度の障害があり一般企業への就労が困難な人を支援する「就労継続支援B型事業所」918カ所(有効回答866カ所)と、企業への就労を希望する人を支援する「就労移行支援事業所」145カ所の回答を集約したものです。 その結果、報酬改定前の昨年3月と改定後の同5月の基本報酬の月収を比較したところ、就労継続B型の報酬が減収となった508事業所(58.7パーセント)のうち、年額300万円以上の減収見込みの事業所が最も多く約34パーセントを占め、年額200万円以上の減収予測を含めると、49.1パーセントにもなるという深刻なものでした。 就労継続B型については、事業所が利用者に支払う工賃が少ないほど報酬が低くなる仕組みを導入したことに原因があります。重度障害がある人や精神障害がある人が多いほど、週当たりの通所日数が少なく、通所時間も短くなる傾向になるため、報酬額の減収が大きくなっています。 現場からは、「今般の報酬改定は、工賃や就労支援の結果のみ重視されることとなり、B型の存続自体を危うくするものだと感じる」、「週1、2日の方を受け入れることが難しくなり、切り捨てるような事業所も出てくるのではないか」などと不安の声が寄せられています。 よって、国においては、基本報酬の改定など、緊急に抜本的な対策を講じることを強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成31年3月22日              北海道石狩市議会         ──── ◆9番(片平一義) 以上、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(日下部勝義) これより、発議第1号から発議第7号まで、以上、計7意見書案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号から発議第7号まで、以上、計7意見書案について、質疑及び討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認めます。 したがって、発議第1号から発議第7号まで、以上、計7意見書案については、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(日下部勝義) 日程第10 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 総務、厚生、議会運営、各委員長及び石狩市議会委員会条例第11条第1項の規定にもとづき、建設文教常任副委員長からお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 総務、厚生、議会運営、各委員長及び建設文教常任副委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。─────────────────── △日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(日下部勝義) 日程第11 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 石狩市議会委員会条例第11条第1項の規定にもとづき、議会広報特別副委員長からお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 議会広報特別副委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(日下部勝義) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 以上をもって、今定例会に付議された案件は全て終了いたしました。 暫時休憩いたします。      午前11時26分 休憩   ────────────────      午前11時27分 再開 ○議長(日下部勝義) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。─────────────────── △市長あいさつ ○議長(日下部勝義) ただいま田岡市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡克介) 平成31年第1回市議会定例会の閉会を迎えるに当たりまして、ただいまお許しをいただき、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 平成11年6月に市民の皆様の信任を受けまして、今日まで市政の運営に携わってまいりましたが、任期満了の本年6月26日をもちまして、5期20年にわたる石狩市長の職を退任させていただくことになりました。 市長に就任してから、情報化、国際化、あるいは少子高齢化、人口減といった大変な時代を迎えてまいりました。 これまでの私たちの生き方や価値観、そして社会の構造の変化、政治そのものも大きく変化を余儀なくされた20年だったと思います。 その対応にしばし翻弄されることが多く、激動の時代であったというふうに思っております。 本市には、新たな自然環境という財産が加わった合併は、新しい多機能を持った石狩市の誕生となりました。 未来は、なお一層広く広がるということを確信しております。 また、ろう者やマイノリティの皆さんとの共生社会を理想として掲げた社会改革を目指し、石狩市手話基本条例の制定や、長年の懸案事項でありました石狩市土地開発公社の解散など、市としての大きな転換期となるこれらの事業、考え方を推し進めてきたことを、大変、私は市民の皆さんともに誇りに感じております。 これも、ひとえに関係した多くの皆さんたちの石狩市に対する深い郷土愛と、そして、それを行動に移す協働の精神によるものに支えられたというふうに思っております。 石狩の財政計画は、極めて至難でありました。 さまざまな手段を打つに当たって、多くの皆さんの涙がそこに存在したことが本当に申しわけなく思っております。 誤解を招くかもしれませんが、あえて、私はこの場において、この再建計画に市職員の大きな努力があったことをぜひ御理解をしていただきたいと思っております。 こうした取り組みを続ける中、共に歩んだ市民、市職員、そして叱責をいただいた同僚、先輩、また、数々の悩みやまちの育成を共有していただいた市議会の皆様、そして、私自身、不行き届きでたびたびの体調不良に陥った、しかし、多くの皆さんの寛容なるお気持ちのもとに、私を信頼して市政に協力をいただきました。 本当にありがたいことだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 心よりお礼を申し上げたいと存じます。 議員各位におかれましては、今任期4年間、大変ありがとうございました。 今期限りで勇退されます議員各位には、市政に対する長年の御功績に、改めて敬意と感謝を表しますとともに、今後とも御健康で、さらに、その経験を生かして、ますます石狩の発展に御尽力を賜りますことをお願いしたいと存じます。 また、5月の選挙において勇躍立起をされる議員におかれましては、必ずや勝利の栄冠を勝ち取られ、引き続き市政の発展に御尽力をいただきますことを心からご祈念を申し上げる次第でございます。 私が石狩町から奉職して、ちょうど50年目を迎える、何か因縁を感じております。 石狩の未来への手応えを私なりに感じ、次の時代へバトンタッチできることに、今、少々の安堵感を感じております。 最後に、石狩市民一人ひとりの皆さんの幸せを祈念するとともに、お礼のごあいさつをさせていただきたいと思います。 長い間まことにありがとうございました。─────────────────── △閉会宣告 ○議長(日下部勝義) 以上で、平成31年第1回石狩市議会定例会を閉会いたします。         午前11時33分 閉会              閉会中の継続調査申出一覧表                                平成31年第1回石狩市議会定例会┌───────────┬────────────────────────────┬───────┐│ 所 管 委 員 会 │       件            名       │  期  間  │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 総務関係について                  │       ││総務常任委員会    │(2) 企画経済関係について                │次期定例会まで││           │(3) 財政関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 市民生活関係について                │       ││厚生常任委員会    │                            │次期定例会まで││           │(2) 保健福祉関係について                │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │(1) 建設水道関係について                │       ││建設文教常任委員会  │                            │次期定例会まで││           │(2) 教育関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項及び議長の  │       ││議会運営委員会    │                            │次期定例会まで││           │諮問に関する事項                    │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│           │議会広報の編集及び議会インターネットテレビ放映に関す  │       ││議会広報特別委員会  │                            │次期定例会まで││           │る事項                         │       │└───────────┴────────────────────────────┴───────┘...