留萌市議会 > 2024-02-21 >
令和 6年  2月 第1常任委員会-02月21日-01号

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  1. 留萌市議会 2024-02-21
    令和 6年  2月 第1常任委員会-02月21日-01号


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    最終取得日: 2024-09-29
    令和 6年  2月 第1常任委員会-02月21日-01号令和 6年  2月 第1常任委員会 ───────────────────────     令和6年第2回第1常任委員会        留萌市議会会議録     令和6年2月21日(水曜日)         第1委員会室      開  会    9時55分      閉  会   14時17分      途中休憩      15分 ─────────────────────── 1 所管事務調査 (1)総務部  【議案事項】   1 専決処分の報告(令和5年度留萌市一般会計補正予算(第18号))   2 令和5年度補正予算   3 令和5年度一般会計補正予算(第19号)   4 令和6年度各会計予算概要
      5 令和6年度総務部主要事業予算   6 留萌市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定   7 留萌市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例制定   8 留萌市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定  【情報提供事項】   1 文書管理・電子決裁システムの導入 (2)地域振興部  【議案事項】   1 専決処分の報告(令和5年度一般会計補正予算(第18号))   2 令和5年度一般会計補正予算(第19号)   3 令和6年度地域振興部主要事業予算   4 令和5年度留萌市港湾事業特別会計補正予算(第3号)   5 留萌市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例制定   6 留萌市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく固定資産税の課税免除に関する条例制定  【情報提供事項】   1 留萌峠下線のダイヤ改正   2 小麦集出荷貯蔵施設整備事業の進捗状況   3 モンベルアウトドアヴィレッジるもい基本計画の策定(素案)  (3)都市環境部  【議案事項】   1 令和5年度留萌市一般会計補正予算(第19号)   2 令和5年度留萌市下水道事業特別会計補正予算(第3号)   3 令和5年度留萌市水道事業会計補正予算(第2号)   4 令和6年度都市環境部主要事業予算(一般会計)   5 令和6年度留萌市下水道事業会計予算   6 令和6年度留萌市水道事業会計予算   7 留萌市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定   8 留萌市営改良住宅管理条例の一部を改正する条例制定   9 留萌市下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定   10 留萌市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定 2 閉会中の継続審査事項について 3 その他 ─────────────────────── ●出席委員(7名)   宇 川 達 朗 君   村 上 雅 彦 君   鈴 田 亜 湖 君   小 野 敏 雄 君   戸 水 美保子 君   村 山 ゆかり 君   野 崎 良 夫 君 ─────────────────────── ●欠席委員(なし) ─────────────────────── ●委員外議員 議長 燕   昌 克 君 ─────────────────────── ●説明員   総務部長     渡 辺 剛 彦 君   地域振興部長(取扱)ふるさと納税課長(取扱)地域戦略担当参事            海 野   聡 君   都市環境部長   大 和 俊 賢 君   総務課長     吉 田 博 幸 君   危機対策室長   大 塚 真 也 君   財務課長     菊 池 昭 久 君   管財課長     江 川 久 範 君   税務課長     本 山   彰 君   政策調整課長   真 鍋   磨 君   農林水産課長   榎   昭 博 君   農林水産課主幹  石 黒 貴 寛 君   経済観光課長   竹 内   学 君   港湾・再生可能エネルギー室長            湯 浅 俊 之 君   都市整備課長   前 田 和 宏 君   都市整備課長補佐 石 黒 純 一 君   建築住宅課長   安 田 周 史 君   上下水道課長   近 藤 恒 幸 君   上下水道課参事  村 岡 信 人 君   環境保全課長   花 田 睦 治 君 ─────────────────────── ●議会事務局職員   事務局長     近 藤   豊 君   事務局次長    小 林 慶 一 君   主査       小 畑 陽 子 君 ───────────────────────  午前 9時55分開会 △開会・開議宣告 ○委員長(戸水美保子君) 本日の出席委員は7名で、全委員が出席しております。  これより、令和6年第2回第1常任委員会を開会いたします。  本日小沼議員より傍聴の申出があり、これを許可しておりますことを御報告いたします。  本日の調査案件は、所管事務調査であります。  総務部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(渡辺剛彦君) 本日の総務部所管事務は、議案事項が8件、情報提供事項が1件でございます。それぞれ担当課長、室長より御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(戸水美保子君) 初めに、議案事項1について説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項1、専決処分の報告(令和5年度留萌市一般会計補正予算(第18号))につきまして、資料1により御説明いたします。  1ページ目を御覧いただきたいと思います。  この補正予算につきましては、留萌市応援寄附金につきまして、11月16日の専決処分におきまして17億円の予算を計上しておりましたが、これを上回る寄附金収入の見込みに伴い、全額当該寄附金を充当財源として返礼品や発送経費などのほか、留萌市応援基金への積立金を実施するため、補正予算編成の必要が生じましたことから、地方自治法第180条第1項及び専決処分事項の指定について第6項の規定に基づき、令和6年2月5日付で専決処分したものであり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億5,000万円を追加いたしまして、補正後の金額を168億1,158万9,000円とし、議会に報告しようとするものでございます。  補正予算の内容といたしまして、1の歳入、第18款寄附金では、留萌市応援寄附金4億5,000万円を追加し、補正後の金額を21億5,000万円とするものでございます。  2の歳出、第2款総務費では、ふるさと応援推進事業4億5,000万円を追加し、補正後の金額を27億7,883万7,000円とするものでございます。  以上、議案事項1の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。  次に、議案事項2について説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項2、令和5年度補正予算につきまして、資料2により御説明いたします。  この補正予算につきましては、各事務事業の精算により予算を整理するという意味合いを持つ補正予算でもありますので、各会計において項目が非常に多くなっているものでございます。  一般会計補正予算(第19号)につきましては、1ページから5ページにわたり記載してございます。  今回の補正予算の主な特徴といたしましては、歳入では前年度の繰越金や普通交付税の再算定に伴う増額などを計上しており、歳出では財政調整基金への法定積立てや病院事業会計の臨時的な支援などを計上しているものでございます。
     それでは、歳出から御説明いたしますので、資料の2ページをお開きいただきたいと思います。  初めに、今回の補正予算の総額につきまして、表の1番下段ですが、補正前の額168億1,158万9,000円に3億6,513万8,000円を追加し、補正後の金額を171億7,672万7,000円とするものでございます。  次に、補正の内容につきまして、この後担当所管課からも御説明がありますので、私からは第2常任委員会の所管部分を中心に、主に増額補正について御説明いたします。  第1款議会費につきまして、議会運営事業では事業の精算で304万1,000円の減でございます。  第2款総務費につきまして、財政調整基金積立金では令和4年度の決算剰余金に係る法定積立て分で2億3,499万8,000円の追加、北海道市町村備荒資金組合積立金で5,514万3,000円の追加、能登半島地震災害見舞金では被災地への見舞金として100万円の追加、マイナンバー制度運用事業では、マイナンバーカードへの振り仮名の記載や戸籍の附票との連携などに対応するためのシステム改修費として776万6,000円の追加のほか、各事業の精算でございます。  第3款民生費につきまして、各特別会計繰出金の減額など各事業の精算でございます。  第4款衛生費につきまして、病院事業会計の繰出金では、アフターコロナにおきまして患者数の回復が鈍い中でも、安定した医療を提供していくための医療体制の確保を目的とし、地域医療の提供体制の確保に係る経費や昨今のエネルギー価格高騰支援として、地域医療を担う市立病院への臨時的な支援といたしまして2億7,480万1,000円を追加するほか、各事業の精算でございます。  第6款農林水産業費につきまして、スマート農業推進事業で2,949万8,000円を追加するほか、各事業の精算でございます。  第7款商工費につきましては、消費者行政強化委託料の減額など各事業の精算でございます。  第8款土木費につきまして、各特別会計繰出金1,497万6,000円の追加、直轄港湾整備事業管理者負担金で国の一次補正に伴い補正予算債を財源として600万円を追加するほか、各事業の精算でございます。  第9款消防費につきましては、留萌消防組合負担金の精算でございます。  第10款教育費につきまして、空調設備整備事業では国の補助金と補正予算債を活用し、熱中症対策と学習環境の整備への対応として小学校及び中学校に空調設備を整備するもので2,924万9,000円の追加、中央公民館等管理事業では燃料単価の高騰に伴う指定管理委託料の精算分として410万1,000円を追加するほか、各事業の精算でございます。  第12款公債費につきまして、減債基金積立金では、普通交付税の再算定の中で償還基金費として追加交付された2,965万3,000円を積み立てるものでございます。  第14款職員給与費につきまして、財源振替として416万3,000円を振り替えるものでございます。  次に、歳入を御説明いたしますので、1ページをお開きいただきたいと思います。  第6款法人事業税交付金につきまして、法人事業税の増収に伴う市町村への交付金の増額として、700万円を追加するものでございます。  第11款地方交付税につきまして、普通交付税では、令和5年7月の算定結果に伴う増額と、臨時経済対策及び償還基金費として追加交付されました増額を合わせて、1億9,691万3,000円を追加するものでございます。  第13款分担金及び負担金につきまして、子ども発達支援センター利用者負担金で6万6,000円を追加し、日本スポーツ振興センター保護者負担金を3万2,000円減額するものでございます。  第14款使用料及び手数料につきまして、けい船料のほか各事業の精算に伴う減でございます。  第15款国庫支出金につきまして、社会保障・税番号制度システム整備費補助金で1,042万8,000円の追加、小・中学校の空調設備の整備に係る学校施設環境改善交付金で1,012万3,000円の追加、雪寒路線除雪等交付金で4,320万1,000円の減額のほか、各事業の精算に伴う増減でございます。  第16款道支出金につきましては、強い農業づくり補助金で2,949万8,000円の追加のほか、各事業の精算に伴う増減でございます。  第18款寄附金につきましては、留萌市応援寄附金282万5,000円を追加するものでございます。  第19款繰入金につきましては、留萌市応援基金繰入金では、主に病院事業会計への繰出金の財源として2億3,889万3,000円の追加、財政調整基金及び公共施設整備基金では、普通交付税や前年度繰越金の増に伴う繰入れの中止や他の財源との振替で合わせて3億7,434万円の減のほか、各事業の精算に伴う増減でございます。  第20款繰越金につきましては、前年度繰越金の未計上分3億5,847万8,000円を追加するものでございます。  第21款諸収入につきまして、損害賠償請求訴訟和解金で7,200万円の追加のほか、各事業の精算に伴う増減でございます。  第22款市債につきまして、国の補正に伴う事業として、直轄港湾整備事業債で600万円、空調設備整備事業債で2,020万円、小麦集出荷保管施設整備事業債で3,110万円を追加し、臨時財政対策債で普通交付税の振り替わりとして826万1,000円を減額するほか、各事業の精算に伴う減でございます。  次に、3ページをお開きいただきたいと思います。  2、一般会計繰越明許費補正につきましては、令和6年度に事業を繰り越して実施するため繰越明許費を追加しようとするもので、表のとおり11事業を繰り越すものでございます。  次に、4ページをお開きいただきたいと思います。  3、一般会計債務負担行為補正につきましては、翌年度にわたって事業を実施するため債務負担行為を追加しようとするもので、表のとおり3項目を追加するものでございます。  4、一般会計地方債補正につきましては、4ページから5ページにわたり表のとおり、2件の追加、3件の廃止、22件を変更するものでございます。  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。  特別会計補正予算につきましては、一般会計と同様に予算の整理による前年度繰越金の計上のほか、特に介護保険事業特別会計では、保険給付費の減額と財源となる国庫支出金などの減額に伴い、介護給付費準備基金積立金が増額となっているほか、各事業の精算でございます。  6、企業会計補正予算につきましては、水道及び病院事業会計ともに予算の整理となり、水道事業会計では、見晴通の工事日程に関連した配水管網整備事業の減、病院事業会計では、収入で入院収益や外来収益、新型コロナウイルス感染症病床確保補助金の大幅な減額に伴う一般会計からの臨時的支援となる補助金の増額のほか、支出で経費の追加、給与費や薬品費などの減など各事業の精算でございます。  次に、7ページをお開きいただきたいと思います。  7、主な財政指標等につきましては、本補正予算をベースとしたあくまでも参考値となるものでございますが、1、連結実質収支の状況として、連結の実質収支では5億9,289万円の黒字でございます。  次に、2、健全化判断比率として表のとおりでございますが、4指標全て基準内となり、特に将来負担比率では基金残高の増加に伴い、比率の該当はない見込みとなるものでございます。  最後に、3、資金不足比率として、表のとおり各会計において該当はないものでございます。  以上、議案事項2の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。  次に、議案事項3について説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項3、令和5年度一般会計補正予算(第19号)につきまして、資料3により御説明させていただきます。  資料1ページを御覧ください。  総務課関係分といたしまして、一般管理費、庁舎管理事業において79万3,000円を増額補正し、補正後の金額を5,181万円としようとするもので、当初予算積算時の見込みより電気料単価が減少したことによる庁舎等電気料の減及びこの冬の降雪量の増加に伴い不足が見込まれます庁舎周辺除雪委託料を増加しようとするものでございます。  総務課分は以上です。 ○委員長(戸水美保子君) 財務課長。 ◎財務課長(菊池昭久君) 財務課分につきまして、同じく資料3により御説明いたします。  2ページ目をお開きいただきたいと思います。  北海道市町村備荒資金組合積立金につきましては、令和2年6月8日発生の大韓民国籍の貨物船による留萌港古丹浜埠頭岸壁損傷事故に係る復旧工事につきまして、令和4年度に本事業の積立金を支消し実施したところでございますが、令和5年11月に当該損害賠償請求訴訟について和解が成立したことから、和解金の一部を財源として今後の災害などに備え、支消と同額を積み戻すものであり、補正前の500万円に5,514万3,000円を追加し、補正後の金額を6,014万3,000円とするものでございます。  その財源につきましては、表の1番下に記載しておりますが、損害賠償請求訴訟和解金でございます。  なお、積立て後の令和5年度末の残高予定につきましては9,756万9,000円となるものでございます。  次に、3ページをお開きいただきたいと思います。  減債基金積立金につきましては、国の補正予算に伴う普通交付税の追加交付におきまして、臨時財政対策債の令和6年度及び7年度に算入される償還分について前倒して交付されたため、今後の償還財源として減債基金へ積み立てるものであり、補正前の1,000円に2,965万3,000円を追加し、補正後の金額を2,965万4,000円とするものでございます。  その財源につきましては、表の中段ほどに記載しておりますが、普通交付税でございます。  なお、積立て後の令和5年度末残高見込みにつきましては、1億2,965万4,000円となるものでございます。  以上、議案事項3の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項3を終了します。  次に、議案事項4について説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項4、令和6年度各会計予算概要につきまして、資料4により御説明いたします。  資料の1ページを御覧いただきたいと思います。  令和6年度の予算編成の概要につきまして、初めに、1、予算編成では、第2期留萌市中期財政計画に基づく5つの財政規律を考慮した予算編成としており、歳入では市税の減少を見込む一方で、地方交付税や定額減税に伴う地方特例交付金の増加など、前年度を上回る一般財源を見込んでおりますが、歳出では物価高騰の影響による施設管理費などの一般行政経費の増加や、会計年度任用職員の給与改定及び勤勉手当支給への対応のほか、病院事業会計への繰出金の増加など1億9,572万円の収支不足が発生し、令和5年度予算に引き続き、2年連続で財政調整基金繰入金を計上する当初予算編成となったところでございます。  これに伴い、5つの財政規律のうち財政調整基金残高につきましては、令和6年度末で14億7,173万円と、規律の標準財政規模比20%を下回る見込みであり、今後の社会情勢の変化への対応も予想されますことから、引き続き安定的な財政運営に取り組む必要があるものでございます。  政策的事業につきましては、中期財政計画に基づく市債発行のほか、近年の留萌市応援寄附金の増加に伴い残高が増加しております留萌市応援基金を有効活用し、地元企業などへの積極的支援による地域産業の活性化のほか、子育て世帯支援や高齢者支援など市民サービスに広く還元する新たな施策など、持続可能なまちづくりに取り組むための予算を計上したところでございます。  投資事業では、過疎対策道路整備や橋梁長寿命化、公営住宅ストック総合改善などの継続事業のほか、図書館空調設備整備や温水プール改修に係る経費、留萌消防団幌糠分団詰所移転整備などを新たに計上しているところでございます。  臨時事業では、電子決裁や文書管理などの行政事務のデジタル推進、小・中学校の空調設備整備、JR留萌線の廃線に伴う施設撤去に関する事業など、社会情勢の変化への対応と地域課題の解決に向けた新たな事業を計上しているところでございます。  補助事業では、学校給食費物価高騰対応支援多子世帯学校給食費無償化、帯状疱疹予防接種助成などの新たな取組のほか、地元企業応援助成金や住宅改修促進助成金などニーズに応じて増額し計上しているところでございます。  病院事業会計への繰出金では、アフターコロナにおいて患者数の回復が鈍い中でも、安定した地域医療を提供していくための体制の確保やエネルギー価格高騰への臨時的な支援のほか、災害拠点病院としての自家用発電機のメンテナンス経費などにより増加しており、留萌南部衛生組合負担金では焼却施設の基本設計に伴い負担が増加しているところでございます。  次に、予算総額(一般会計)につきましては161億5,836万2,000円となり、前年度予算との比較で11.8%、金額にして17億581万4,000円の増となったところでございます。  主な増減といたしましては、留萌市応援寄附金の増加に伴うふるさと応援推進事業の増加や、留萌市応援基金を活用した政策事業の取組強化などによるものでございます。  次に、2ページの上段の部分には各会計の予算総額をまとめておりますが、市の予算総額では319億1,127万5,000円となり9.7%、金額にして28億3,443万9,000円の増となったところでございます。  なお、下水道事業につきましては、令和6年度から地方公営企業法の一部適用となるものでございます。  次に、3、地方財政計画の概要(通常収支分)につきまして、参考として国の地方財政計画の主な数値等について記載をしてございます。  この地方財政計画の数値を見ますと、国では地方全体の財政規模について公債費が減少する一方で、会計年度任用職員の給与改定や勤勉手当支給分として給与関係経費の増など、令和5年度よりも若干の増を想定しており、地方税収では定額減税による減と減税に伴う減収補填の地方特例交付金の増を見込む一方で、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税が減収するという状況が示されたものでございます。  次に、資料の2ページから6ページにわたり歳入の主な特徴について記載してございます。  この中で、令和5年度から大きく変化がある項目について御説明いたします。  1)市税では、令和6年度の個人市民税の定額減税や各税目の直近の状況を考慮し、1億1,047万5,000円の減を見込んでおります。  次に、3ページの2)地方特例交付金では、既存の住宅ローン減税に伴う減収補填に加え、令和6年度の個人市民税の定額減税に伴う減収補填のため、7,799万3,000円の増を見込んでおります。  3)地方交付税では、令和5年度の算定結果を踏まえ、基準財政収入額で個人市民税の定額減税に伴う減収や、定額減税減収補填特例交付金の算入を見込み、基準財政需要額では、包括算定経費における公共施設など光熱費の高騰や会計年度任用職員の給与改定及び勤勉手当支給への対応などを反映して、1億4,800万円の増を見込んでおりますが、地方交付税の振り替わりである臨時財政対策債の発行の抑制も含めた総体の普通交付税では、1億1,880万円の増を見込んでおります。  なお、特別交付税では、ここ数年の交付額や現在進めている事業を考慮し、令和5年度と同額の7億5,000万円を見込んでおります。  4)使用料及び手数料では、主に住宅使用料の減など1,348万6,000円の減としております。  5)国・道支出金では、デジタル田園都市国家構想交付金やデジタル基盤改革支援補助金を新たに計上するほか、道の駅関連の交付金の減や、知事及び道議会議員選挙事務委託金の計上がないなどにより、4,627万5,000円の減としております。  次に、4ページの6)寄附金では、留萌市応援寄附金で、PR及び返礼品の充実強化に取り組んだ令和5年度の実績を踏まえた21億5,600万円を見込み、9億5,600万円の増としております。  次に、4ページから5ページにわたり記載しております7)繰入金では、予算の収支不足の発生に伴う財政調整基金繰入金を1億9,572万1,000円計上し、留萌市応援基金繰入金では、病院事業会計の繰出金の財源となる財源として活用するほか、寄附金の増加見込みもあり、基金を活用して実施する事業数及び活用枠の増加に伴い、合計7億5,786万3,000円を計上しており、このほか令和5年度の普通交付税の追加交付の際に、後年度の公債費償還に充てるための償還基金費として前倒しで交付を受けたことから、令和6年度の充当分として減債基金繰入金を新たに計上するなど、繰入金全体では6億470万5,000円の増としております。  次に、6ページの8)諸収入では、JR留萌線(留萌・沼田間)鉄道施設撤去等費用負担金や、庁内ネットワーク等負担金を新たに計上するなど、7,442万7,000円の増としております。  9)市債では、道の駅るもい整備事業で1億500万円の減となる一方で、水道事業会計の出資債のほか、教職員住宅改修事業や学習アシスタント配置事業、図書館空調設備整備事業などの増により1,560万円の増としております。  なお、下の表に記載してございますが、中期財政計画に基づく単年度の市債発行基準額9億円に対して8億4,670万円を計上しておりますので、基準を下回っている状況となっております。  次に、6ページから9ページにわたり歳出の主な特徴について記載してございますが、大きく変化がある項目について御説明いたします。  6ページから7ページの2)総務費では、市議会議員や知事及び道議会議員選挙事業の計上がない一方で、留萌市応援寄附金の増に伴うふるさと応援推進事業が大きく増となっているほか、JR留萌線の関連事業やデジタル推進関連事業の増など12億4,731万8,000円の増としております。  3)民生費では、北海道後期高齢者医療広域連合負担金の減や、児童センターLED改修工事の計上がないなど1億3,338万3,000円の減としております。  次に、7ページから8ページの4)衛生費では、病院事業会計への繰出金で2億7,502万8,000円の臨時的な支援のほか、水道事業会計への繰出金や留萌南部衛生組合負担金の増など5億1,240万2,000円の増としております。  7)商工費では、道の駅るもい整備事業の減など1億3,886万6,000円の減としております。  次に、8ページから9ページの8)土木費では、除排雪に係る除雪対策関連事業などで増の一方、下水道事業会計繰出金や公営住宅ストック総合改善事業の減で8,087万2,000円の減としております。  9)消防費では、留萌消防団幌糠分団詰所移転整備や消防業務対応特殊車両整備の増などで7,016万1,000円の増としております。  10)教育費では、教職員住宅改修や本を楽しむ空間づくり整備として、図書館の蔵書の強化と市民などが利用する各室の空調設備の整備事業と、各小・中学校の空調設備の整備として、令和7年度夏に向けた最終整備に係る実施設計の増のほか、学校給食費物価高騰対策支援と多子世帯の無償化に伴う事業の増などで1億6,468万1,000円の増としております。
     12)職員給与費では、定員適正化計画を踏まえた一般職給与などの計上のほか、退職手当の増などで1億2,251万4,000円の増としております。  13)諸支出金では、土地開発公社の土地整理が終了したことに伴い、予算科目を廃止するものでございます。  次に、10ページでは、予算全体の状況を示しております。  左側の歳入のグラフでは、約4割の自主財源と約6割の依存財源に分類されますが、自主財源では市税が若干減少している一方で、寄附金の大幅な増や寄附金の増に伴う基金活用の増により繰入金が増となっており、また、依存財源では、国や道の支出金が減となる一方、地方交付税の総体が増となり、地方債や地方譲与税等も増となっております。  右の歳出では、先ほど歳出予算の特徴を御説明いたしましたとおり、総務費や衛生費、教育費、職員給与費などが増となり、民生費や労働商工費、土木費、公債費が減となっております。  次に、11ページでは、各特別会計の概要を記載しております。  その中で、1、国民健康保険事業特別会計では、保険給付費と事業費納付金の減に伴い1億2,647万3,000円の減となり、また、3、介護保険事業特別会計では、主に保険給付費の減に伴い9,854万5,000円の減となっております。  最後に、12ページでは、主な基金残高、各会計別市債残高を記載しております。  主な基金残高の状況ですが、令和5年度の見込みでは19号補正予算を反映しているものでございます。  2、各会計別市債残高ですが、各会計での増減はあるものの、グラフでお示ししておりますとおり、全体としては若干減少している状況でございます。  その中で、一般会計では、現時点ではございますが、元金の償還額に対して令和6年度の市債発行額が下回ることから、市債残高が減少しているものでございます。  以上、大変雑駁ではございますが議案事項4の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。  次に、議案事項5について説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項5、令和6年度総務部主要事業予算につきまして、資料5により御説明させていただきます。  資料1ページ目を御覧ください。  総務課分といたしまして、行政事務デジタル化事業ですが、昨年度策定いたしました留萌市DX推進方針に基づき、デジタル技術の活用による紙ベース事務の削減、省スペース化による執務環境の改善など業務の効率化を図るとともに、定例業務の電子化など職員の働きやすい環境の構築を目的として、行政事務デジタルシフトを進めようとするものでございます。  実施内容といたしましては、行政文書の電子化、従来の押印による決裁事務の電子化などのための文書管理・電子決裁システムの導入、さらには行政事務における起案などの文書作成の定型化・標準化、音声データを活用した文字起こし事務の電子化など、定例業務の効率化を図るシステムの導入など、令和6年度中に構築し、令和7年度から本格稼働しようとするものでございます。  新年度予算といたしまして、3,533万2,000円を計上しようとするものでございます。  次に、2ページ目をお開き願います。  庁内ネットワーク更新事業ですが、現行使用していますOSのサポートが令和7年10月に終了することに伴い、セキュリティリスク等を未然に回避し安定した事務を進めるため、令和6年度中に職員が使用するパソコン等の端末機器を更新するとともに、インターネットクラウドの利活用など、新たな技術に合わせた庁内ネットワークの見直しを行おうとするものでございます。  実施内容といたしましては、職員用業務端末320台の更新、現行の主回線であるLGWAN回線とインターネット回線との切り替えを可能とするネットワーク環境の見直し及びファイル転送環境の構築や各メールアドレスの統一化、さらにはセキュリティ強化のため全端末へのデバイス制御の導入や、新たなウイルス対策の実施などを進めようとするものでございまして、新年度予算といたしまして8,156万6,000円を計上しようとするものでございます。  次に、3ページ目をお願いします。  出張共用車(PHEV)導入事業でございますが、市が業務で使用する公用車両につきましては、留萌市公用車更新計画に基づきまして計画的に更新等を行っており、車両の更新に当たりましては、ハイブリッド自動車など脱炭素社会に対応した車両を選定しているところでございます。  新年度において更新する車両につきましても、ゼロカーボンシティの実現に向けた脱炭素化を推進するため、プラグインハイブリッド車を選定購入しようとするもので、新年度予算といたしまして521万4,000円を計上しようとするものでございます。  なお、財源につきましては、脱炭素化推進事業債及びクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金の活用を予定しているものでございます。  総務課分は以上です。 ○委員長(戸水美保子君) 危機対策室長。 ◎危機対策室長(大塚真也君) 続きまして、危機対策室の関係予算につきまして、資料により御説明いたします。  4ページ目を御覧ください。  防災備蓄品・資機材整備事業でございますが、令和元年度に作成いたしました留萌市防災備蓄計画に基づき、大規模災害発生時における被災者の避難生活に必要な備蓄物資及び防災資機材の計画的な整備を図るものとして、令和2年度より整備を始めたものでございます。  令和6年度の整備内容でございますが、資料の表のとおり、防災備蓄食料品、保存水の整備として、アルファ化米など非常用食料品と飲料水、冬期間の災害発生や停電時における避難所運営に必要な備蓄品の整備といたしまして、厚手の毛布やアルミロールマットなどの寝具のほか、電源タップ、カセットガスコンロなどの備蓄品、避難所生活に欠かせない簡易トイレを整備することとし、事業費につきましては600万円、財源といたしましては、北海道の地域づくり総合交付金で300万円及びその他財源で300万円を活用する事業でございます。  なお、その他財源につきましては、繰入金として留萌市応援基金を充てることとしております。  次に、資料5ページ目を御覧ください。  地域防災計画改定委託料でございますが、留萌市地域防災計画は平成29年度に全面改定を行ったところでございますが、その後令和2年度の簡易的な修正を行った以降見直しを行っておらず、それまでの間に災害対策基本法をはじめ各種関係法令の大幅な見直し・追加があったことや、北海道地域防災計画との整合性を図る必要があることから、今回大幅な改定を業務委託により実施しようとするものでございます。  事業費につきましては473万円、財源といたしましては、全額一般財源としているところでございます。  危機対策室関係の予算につきましては以上です。 ○委員長(戸水美保子君) 財務課長。 ◎財務課長(菊池昭久君) 引き続き財務課関係分につきまして御説明いたします。  6ページの上段を御覧いただきたいと思います。  財務会計システム更新委託料につきましては、留萌市が推進する行政事務のデジタル化と歩調を合わせて、財務会計システムにつきましても電子決裁を導入することで、職員の業務効率の向上を目的として、令和6年度1年間で事業を進めるものでございます。  予算の実施内容につきましては、財務会計システムの更新に係る初期構築及び電子決裁システムの導入であり、予算額としましては、委託料一式3,557万2,000円でございます。  事業費の財源でございますが、全額留萌市応援基金繰入金でございます。  以上、財務課分の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 管財課長。 ◎管財課長(江川久範君) 引き続きまして資料5の7ページ、管財課所管主要事業予算、西ビル補修等経費市負担金について御説明いたします。  当該予算の内容でございますが、留萌十字街西ビル管理組合が実施する施設の安定運用と、施設利用者及び周辺通行人の安全を確保するための補修の経費に対する留萌市負担分1,506万1,000円です。  修繕の内容といたしましては、1点目に令和5年度に実施いたしました建物東面タイルの外壁調査の結果に基づきまして、外壁の改修、開口部及びタイル目地のシーリング、タイル面及びサッシのクリーニングなど1,388万4,000円、2点目といたしまして高圧電力の受電用遮断機など受電設備の更新117万7,000円の2件となっており、財源といたしまして過疎対策事業債の充当を見込んでおります。  留萌十字街西ビルは、平成13年度の供用開始から22年を経過しており、施設・設備とも経年劣化が進む状況にございます。  今後におきましても、西ビル管理組合が計画的に実施する維持補修事業の経費負担を継続し、施設の長寿命化を図ってまいりたいと考えております。  以上、管財課所管分、総務部主要事業予算について御説明申し上げました。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。  村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) まず、出張共用車ということで更新の話があったんですが、現在留萌市の公用車は何台か教えていただけますか。 ○委員長(戸水美保子君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 公用車は共用車と配属車がございまして、正式な数字は手元にないんですけれども、共用車40台ちょっと、各所管に配置する車両で20台から30台だと思います。 ○委員長(戸水美保子君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今回は1台を導入するということなんですが、大体どのような更新状況になっているのか教えていただけますか。 ○委員長(戸水美保子君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 車両につきましては、一定距離数なり年数を経過したものということで更新を実施しておりまして、今回につきましては一程程度年数が過ぎた車は別所管に移しまして、新しい車を入れるといった形になっております。  今回導入させていただきます車につきましては、出張用の公用車ということで、従来出張用の公用車を、今度一般の市内を走る公用車に回すという形で公用車を順繰り使用してるものでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 次に防災備蓄品のことなんですが、防災備蓄品の中で期限切れの食料品など出ていると思いますが、備蓄品の期限切れの食料などに対しての情報提供というのはどのような形で行っているのか教えてください。 ○委員長(戸水美保子君) 危機対策室長。 ◎危機対策室長(大塚真也君) 今、令和2年度以前のものについて廃棄期限が迫ってきた場合に、町内会をはじめとした各種団体等々に町内回覧等で期限切れが迫っている食料品があるので、災害時の訓練等に活用する場合には引き取っていただけないかというようなアナウンスをしております。  令和5年度につきましても、令和5年の8月に期限切れとなる食料品を、3月の町内回覧等で周知を行って全て町内会等にお渡しして、廃棄にならないように在庫を出したところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 西ビル補修等経費が管財課から出てまいりましたが、この経緯についてこの常任委員会の中でも補修すべきだという、安全安心ということで非常に多くの意見が出たところですので、すぐに留萌市として対応していただいて、これについてはすごくよかったと思います。  ただ、前は留萌市が修繕できないという状態で答弁があったんですが、どのような経緯を踏まえて修繕できるようになって、この後どのようになっていくのか確認しておきたいと思います。 ○委員長(戸水美保子君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 今のは常任委員会の確認事項ということで考えるとなじまないんじゃないか、深入りし過ぎていると思うので、委員長はよろしく取り計らいのほどお願いします。 ○委員長(戸水美保子君) 暫時休憩します。             午前10時43分休憩 ───────────────────────  午前10時43分再開 ○委員長(戸水美保子君) 再開いたします。  ただいま野崎委員より意見がありましたが、皆様どうでしょうか。  御意見がありましたらお願いいたします。  小野委員。 ◆委員(小野敏雄君) 議案の確認事項の域を少し超えていると思いますので、これ以上の詳しいことは予算委員会の中でやられたらいいと思います。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに御意見ありませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) それではそのように取扱いたいと思いますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項5について、他にございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) なければ、議案事項5を終了します。  次に、議案事項6について説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項6、留萌市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例制定につきまして、資料6により御説明させていただきます。  地方自治法の一部を改正する法律が公布され、令和6年4月1日から施行されることに伴い、会計年度任用職員に対して勤勉手当を支給することが可能となることから、留萌市においても当市に勤務する会計年度任用職員の適正な処遇の確保の観点から、令和6年度より勤勉手当を支給するため関連する条例を改正しようとするものでございます。  主な改正内容といたしましては、会計年度任用職員に支給する給与に勤勉手当を追加、支給対象となる会計年度任用職員を6か月以上の任用期間の者とし、支給割合につきましては、フルタイム会計年度任用職員は一般職の常勤職員と同率に、パートタイム会計年度任用職員につきましては、その職責や勤務時間等を考慮し、100分の48.75月分と現行の暫定再任用職員と同率にしようとするものでございます。  今回改正しようとする条例につきましては、留萌市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例、留萌市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び留萌市職員の育児休業等に関する条例の3本で、それぞれ条例の改正概要等につきましては、資料に記載のとおりとなっており、条例の施行期日につきましては令和6年4月1日とし、経過措置を含め附則に規定しようとするものでございます。  以上、議案事項6の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。  村上委員。 ◆委員(村上雅彦君) この関係について、職員団体との話し合いがされているのかどうかお伺いします。
    ○委員長(戸水美保子君) 総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) こちらの件につきましては、当然職員団体等と協議させていただいた結果、今回条例提案させていただいているものでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 他にございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項6を終了します。  次に、議案事項7について説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項7、留萌市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料7により御説明させていただきます。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、法別表の削除や医療費扶助オンライン資格確認の運用開始、個人番号利用化事務の拡大に伴い、本条例を改正しようとするものでございます。  主な改正内容につきましては、本条例において参照することとしておりました別表第二がマイナンバー法から削除されることに伴い、条例に別表を追加、また、マイナンバーカードを利用した医療費扶助のオンライン資格確認の運用が始まることに伴い、生活保護法で定めのない外国人に対する生活保護の措置に関する事務を追加するとともに、将来的にマイナンバーを利用する予定のある医療費の助成に関する事務や、就学困難と認められる児童・生徒の保護者に対する必要な援助に関する事務などを追加しようとするものでございます。  施行期日につきましては、令和6年4月1日からとしようとするものでございます。  以上、議案事項7の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項7について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項7を終了します。  次に、議案事項8について説明を求めます。  税務課長。 ◎税務課長(本山彰君) 議案事項8、留萌市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料8により御説明申し上げます。  改正理由につきましては、留萌市の各種条例・規則において、提出者の押印等の廃止の改正を行うことに伴い、留萌市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正しようとするものでございます。  主な改正内容の概要でございますが、留萌市固定資産評価審査委員会条例第4条に定める審査申出書及び第8条に定める口述書について、提出者の押印または署名押印を必要としないための改正をしようとするものでございます。  施行期日につきましては、令和6年4月1日から施行するものでございます。  以上、議案事項8の御説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項8について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項8を終了します。  それでは、情報提供事項1について説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(吉田博幸君) 情報提供事項1、文書管理・電子決裁システムの導入につきまして、資料9により御説明させていただきます。  現状市民からの行政手続の一部につきましては、マイナンバーカード利用などによるオンラインによる手続が可能となっているなど、社会のデジタル化が急速に進展してきている中、市内部の事務につきましてもデジタル化を進めていく必要がありますことから、留萌市DX推進方針に基づき、現状の紙、印鑑ベースの事務処理からデータでの管理、保存、さらにはパソコンなど端末上での事務処理を進めるなど、事務の効率化のため庁内における文書管理・電子決裁システムの導入を進めようとするものでございます。  導入しようとするシステムの概要といたしましては、文書管理システムとして、紙文書ではできない文書の自動的な廃棄や文書の参照権限の制御、文書の起案から破棄までの全てがデジタル上で完結するなどの業務の効率化とともに、文書のデータ化による管理保存が可能となるなどペーパーレスによる執務室の省スペース化が図られ、また、電子決裁システムの導入により、従来の紙文書で押印決裁していた作業を電子化し、ペーパーレスや押印廃止により上司不在などによる事務処理の停滞を改善するなど、事務の迅速化・効率化を図るとともに、テレワークとの運用を組み合わせることで出張時の文書等の確認、決裁等が可能となるものでございます。  システムの導入につきましては、仕様に基づき広く事業者からの提案を受けながら導入システムを選定する公募型プロポーザル方式により、庁内選定委員会により選定することとしており、導入経費につきましては、システム構築費として3,368万2,000円を新年度予算に計上しているところでございます。  本システム導入スケジュールにつきましては、3月までにシステムの選定プロポーザルを完了し、4月までに契約を締結、令和6年度中にシステム構築・整備し、令和7年度当初からの稼働を予定しているところでございます。  以上、情報提供事項1の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 情報提供事項1について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、情報提供事項1を終了します。  以上で、総務部より提出のあった案件については全て終了いたしました。  その他、総務部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かありませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特になければ、総務部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。             午前10時53分休憩 ───────────────────────  午前10時55分再開 ○委員長(戸水美保子君) 再開いたします。  都市環境部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  都市環境部長。 ◎都市環境部長(大和俊賢君) 本日の都市環境部所管事務は、議案事項10件です。それぞれ担当課長等より御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(戸水美保子君) 初めに、議案事項1について説明を求めます。  都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(石黒純一君) 議案事項1、令和5年度留萌市一般会計補正予算(第19号)のうち都市整備課所管分について、資料1により御説明いたします。  資料の1ページを御覧ください。  地方道路等整備事業についてですが、工事請負費及び委託費の入札差金等により215万3,000円を減額するものです。  次に、過疎対策道路整備事業ですが、見晴町2丁目見晴公園交差点から加藤水産株式会社までの延長約86メートルの市道西6丁目通り道路改良工事に伴い、工事の支障物件となっていた北海道電力ネットワーク株式会社及び東日本電信電話株式会社が管理施工する電柱や架空線の移設工事が、大幅な工程の遅れが生じたことにより工事完了ができないことで、道路改良の排水施設や路盤工の施工ができず、これに伴い年度内に道路改良工事が完了できないため、後続の舗装新設工事と併せて、工事請負費2,048万円を繰り越すものであります。  次に、除雪対策事業ですが、補助金の減額交付決定により、財源内訳の振替をするもので、国庫補助金4,320万1,000円を一般財源とするものであります。  次に、JR留萌線鉄道施設撤去等事業ですが、工事請負費及び委託費の入札差金等により607万5,000円を減額するものです。  以上、議案事項1の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。  次に、議案事項2について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項2、令和5年度留萌市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、資料2により御説明いたします。  1ページを御覧ください。  下水道事業の補正は、歳入歳出それぞれ5,196万2,000円を減額いたしまして、事業総額を12億1,644万4,000円とするものでございます。  主な内容ですが、歳出側の投資事業である下水道建設費において、その事業量が一部減少したことによる歳入歳出それぞれの減額などとなっております。  増減の内訳といたしましては、歳出では下水道建設費で処理場の事業量減少により、建設費全体で5,101万5,000円の減、そのほか一般管理費、浄化センター費については、不用額の整理による減額となっております。  歳入では下水道建設費の財源となる下水道債で6,860万円の減額や、下水道補助金で処理場分の補助配分額の増額により1,788万9,000円の増額などとなっております。  以上、議案事項2の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。  次に、議案事項3について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項3、令和5年度留萌市水道事業会計補正予算(第2号)について、資料3により御報告いたします。  1ページを御覧ください。  業務の予定量の各数量は資料のとおりとなっておりますが、主な建設改良事業について、送・配水管網整備事業と配水施設整備事業で、道道見晴通整備事業の進捗状況に合わせ、整備延長などが若干増加しております。  次に、2ページを御覧ください。  収益的収入及び支出ですが、補正後の収入合計を6億1,765万1,000円、支出合計を5億2,331万8,000円とし、税込みの収支差し引きは9,433万3,000円のプラス、税抜での純損益は次の3ページに記載がありますけれども、税抜の純損益で5,116万6,000円の純利益、黒字を予定しております。  次に、3ページを御覧ください。  資本的収入及び支出ですが、補正後の収入合計を6億3,877万5,000円、支出合計を8億9,347万円とし、収入が支出に対して不足する額2億5,469万5,000円は、減価償却費などの現金を伴わない費用である損益勘定留保資金で補填されます。  4.資金収支の状況ですけれども、表の1番下、資金剰余額の1番右側、補正後の額になりますけれども1億8,883万3,000円と整数になっておりますので、資金剰余額があるということで経営状況としては正常であるという見方になります。  次の5.債務負担行為から4ページの9.たな卸資産購入限度額については、資料のとおりそれぞれ補正しております。  次に、5ページを御覧ください。  貸借対照表ですが、左側の資産合計額は、補正後の予算額で62億4,026万7,000円となり、土地、建物、水道管などのものとして存在している固定資産と、保有現金未収金などの流動資産で構成されています。  反対の右側は負債と資本で構成されており、左側の資産をどのようにして調達したか、どのようにお金を集めたかを表しております。  負債の部は他人から借りたお金などで、そのほとんどが将来返す必要があり、負債合計は補正後の予算額で40億2,925万7,000円となります。  下の資本の部は自分で調達したお金で、過去からの利益の積み上げや一般会計からの出資金など将来返す必要のないお金で構成されており、資本合計は22億1,101万円となります。  次に、6ページを御覧ください。  1年間の現金の流れを表す予定キャッシュ・フロー計算書ですが、業務活動キャッシュ・フロー、投資活動キャッシュ・フロー、財務活動キャッシュ・フローの三つに分類されております。  資料右側の1番下、資金期末残高ですが、決算時の現金残高見込みで補正後の額を2億3,691万円としております。  以上、議案事項3の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項3を終了します。  次に、議案事項4について説明を求めます。  都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(石黒純一君) 議案事項4、令和6年度都市環境部主要事業予算(一般会計)のうち都市整備課所管分について、資料4により御説明いたします。  資料の1ページを御覧ください。  橋梁長寿命化事業について御説明します。
     これは、橋梁長寿命化計画に基づき整備するものであります。  令和6年度は浜中町の礼受高台通り1号橋、瀬越町の潮橋、潮静の大和田橋、幌糠地区の真栄橋、合わせて4橋の補修を予定しており、補修内容は主に地覆防護柵、伸縮装置、支承などの補修を行い、また、修繕設計につきましては2橋を予定しています。  この事業の添付資料といたしまして、2ページに整備位置図、3ページに代表する損傷箇所の写真を添付しています。  次に、過疎対策道路整備事業ですが、資料の4ページを御覧ください。  令和4年度から令和8年度までを対象とする第5次留萌市道路整備5か年計画に基づき整備するものであります。  令和6年度は継続路線3路線、新規路線2路線、合計5路線、延長636メートルについて道路改良工事を行う予定です。  この事業の添付資料といたしまして、5ページに整備位置図、6ページに代表する路線の現状写真を添付しています。  次に、地方道路等整備事業ですが、資料の7ページを御覧ください。  令和6年度は新規路線2路線、延長100メートルについて道路改良工事を行う予定です。  この事業の添付資料といたしまして、5ページに整備位置図、8ページに代表する路線の現状写真を添付しています。  次に、河川改修事業ですが、資料の9ページを御覧ください。  河川の河道内に繁茂する樹木や堆積土砂を除去し、河道断面を確保することを目的に、令和2年度よりマサリベツ川から実施していまして、令和6年度は13河川で約5キロメートルについて改修整備を行う予定です。  この事業の添付資料といたしまして、10ページに整備位置図、11ページに代表する河川の現状写真を添付しています。  次に、JR留萌線(留萌・増毛間)鉄道施設撤去等事業ですが、資料の12ページを御覧ください。  この事業は、JR北海道から譲渡された鉄道施設のうち昨年取壊しが完了しました港町3丁目の市街道路架道橋の橋台撤去後に道路改良を行います。  また、浜中町の瀬多別川橋梁の撤去も行う予定です。  この事業の添付資料といたしまして、13ページに整備位置図、14ページと15ページに対象箇所の現状写真を添付しています。  次に、公園施設長寿命化計画策定委託料ですが、資料の16ページを御覧ください。  現在の整備計画が平成26年から令和5年までであるため、今後計画的に補助金を活用し、公園施設の修繕・改築を実施していくため、公園施設長寿命化計画の変更を行うためのものであります。  次に、道路ストック整備事業ですが、資料の17ページを御覧ください。  令和5年度に道路ストックの防護柵などについて点検を行った結果に基づき、12路線、合計約1,000メートルの更新整備を行う予定で、令和6年度は8路線で延長404メートルについて改修整備を行う予定です。  この事業の添付資料といたしまして、18ページに代表する損傷箇所の写真を添付しています。  次に、道路・除排雪等維持管理支援システム導入事業ですが、資料の19ページを御覧ください。  維持管理情報のデータベース化により、作業実績の分析・集計が可能となるため、より正確に修繕箇所や修繕状況を把握できるようになり、事務の効率化、そしてトータルコストの削減にもつながることから導入するものであります。  この事業の添付資料といたしまして、20ページにイメージ図を添付しております。  以上、議案事項4の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 建築住宅課の主要事業ですが、公営住宅ストック総合改善事業といたしまして、外部改修工事1団地1億6,350万円、排水管改修工事1団地8,600万円、用途廃止2団地2棟8戸840万円、それらの棟に附属する物置等の解体100万円、また用途廃止に伴う移転費、解体工事前に行うアスベスト調査など、総事業といたしましては1億8,270万3,000円を計上しております。  また、2枚目に工事位置や工事内容などを表しました図面を添付しておりますので、御確認いただければと思います。  次に、市営住宅改善事業ですが、給水ポンプ取替工事1か所365万2,000円、電気温水器取替工事10か所911万9,000円など、総事業費といたしまして1,277万1,000円を計上しております。  また、次のページに工事位置等の添付をしておりますので御確認いただきたいと思います。  以上、建築住宅課の主要事業予算の御説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(花田睦治君) 環境保全課関係分の主要事業予算につきまして御説明させていただきます。  一つ目の事業は空家等適正管理事業ですが、市内には適正に管理されていない空き家が増加していることにより、所有者に対する啓発、所有者のいない危険空き家について、空き家対策審議会の意見を伺いながら、特定空家の認定や略式代執行による解体等を行い、市民の安全確保と生活環境の保全を図るものとして、令和6年度予算の歳出に1,020万8,000円を計上し、財源内訳として国庫補助金、416万9,000円、一般財源603万9,000円を見込んでおります。  二つ目の事業はごみ収集支援事業で、クリーンステーションへ排出することが困難な世帯に対し、ごみの戸別収集と声かけによる安否確認を行うもので、令和3年6月から事業を開始しております。  継続事業のため事業内容については資料のとおりとさせていただきますが、令和6年1月末時点の登録世帯状況は、課税世帯12件、その他38件、休止中4件となっております。  予算の内訳としましては、歳出に委託料として262万3,000円を計上し、財源内訳として、ごみ収集支援手数料21万6,000円、留萌市応援基金繰入金240万7,000円を見込んでおります。  三つ目の事業はクリーンステーション整備事業で、令和元年度から計画的に鉄のステーションから維持管理等の負担の少ない亜鉛メッキ製のステーションに更新しております。  令和6年度から令和8年度にかけて、毎年度12基の更新を予定しており、令和6年度予算に委託料326万1,000円を計上しております。  四つ目の事業は、美サイクル館受電設備更新工事です。  美サイクル館の電気設備は、稼働開始から20年以上経過しており、老朽化した電気設備の更新が必要となり、令和6年度の歳出予算に工事請負費として817万3,000円を計上し、財源内訳として、美サイクル館利用者負担金588万4,000円、一般財源228万9,000円を見込んでおります。  以上、環境保全課関係分の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。  次に、議案事項5について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項5、令和6年度留萌市下水道事業会計予算の概要について、資料5により御報告いたします。  1ページを御覧ください。  下水道事業の令和6年度予算の特色といたしましては、来年度から公営企業会計に移行し、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書などの財務諸表を作成することとなります。  予算規模といたしまして、収益的収入及び支出では、収入が9億378万9,000円、支出が8億8,488万5,000円を予定しており、税抜での収支差し引きによる純損益は114万9,000円の純利益を予定しております。  次に、資本的収入及び支出では、収入が7億848万7,000円、支出が9億9,917万8,000円を予定しており、収入が支出に対し不足する額は損益勘定留保資金などで補填されます。  次に、2ページですけれども、資金収支と企業債の状況を表しておりまして、資金収支につきましては、表の1番下の段の資金不足額が▲表示になっておりまして、資金不足は発生していないということになっております。  引き続き3ページ目からの主要な投資事業の概要につきまして、参事から説明をさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 上下水道課参事。 ◎上下水道課参事(村岡信人君) 下水道事業の主要な投資事業について御説明させていただきます。  3ページ目を御覧ください。  最初に公共下水道事業(雨水)ですが、北海道が実施している見晴通整備事業に係る雨水管整備工事を令和2年度より進めており、令和6年度も引き続き雨水管整備工事の実施を予定しています。  工事につきましては2分割での発注を予定し、事業費は6,900万円となっています。  また、同じく見晴通関連といたしましては、野本町地区でボックスカルバートの補修工事を予定しており、この事業費は2,200万円となっています。  また、令和6年度より2年間の予定で、想定最大規模降雨に対する雨水出水想定浸水想定区域の検討を予定しており、事業費は1,700万円となっています。  続きまして5ページ目を御覧ください。  次に公共下水道事業(汚水)ですが、令和元年度より進めてまいりました潮静東部地区の汚水管整備のほか、東雲町及び五十嵐町で汚水管の新設を予定しており、事業費は8,500万円となっています。  また見晴通関連工事といたしまして、汚水ます、マンホールの調整及び不要となった汚水管の撤去工事を予定しており、事業費は2,200万円となっています。  次に、留萌南部3市町で処理をしていますし尿につきまして、下水道施設への受入れ検討を行ってまいります。  事業費は900万円となっています。  また、現在紙ベースでの下水道台帳につきまして、新たに管路情報システムを構築し、デジタル化を行ってまいります。  事業費は1,000万円となっています。  続きまして8ページ目を御覧ください。  公共下水道事業(処理場)ですが、現在の公共下水道事業ストックマネジメント計画は令和6年度までとなっているため、令和7年度から令和11年度の5年間のストックマネジメント計画の策定を行います。  事業費は2,000万円となっています。  次に留萌浄化センターの改築・更新ですが、令和6年度は汚泥スクリーン及び薬品溶解タンクの更新及び沖見町1丁目にあります南部第1汚水中継ポンプ所の改築・更新工事を行います。  事業費は1億600万円となっています。  以上、議案事項5の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) ただいまの令和6年度下水道事業主要投資事業の説明資料のうち、8ページ及び9ページにつきまして、1番上のタイトルが令和4年度となっておりましたが、令和6年度の誤りです。  訂正をさせていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項5を終了します。  次に、議案事項6について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項6、令和6年度留萌市水道事業会計予算の概要について、資料6により御報告いたします。  1ページを御覧ください。  令和6年度予算の特色といたしまして、道道見晴通整備事業に合わせ、配水管の布設工事や増毛町の新信砂浄水場の取水・導水施設の更新工事を実施します。  また、水道スマートメーターの活用による水道ポータルサイト等導入事業の実施を予定しております。  予算規模といたしまして、収益的収入及び支出では、収入が6億9,317万4,000円、支出が5億8,070万2,000円を予定しており、税抜きでの収支差引きによる純損益は3,100万円の純利益を予定しております。  資本的収入及び支出では、収入が11億7,282万8,000円、支出が13億9,560万3,000円を予定しており、収入が支出に対し不足する額は損益勘定留保資金などで補填されます。  次に、2ページですけれども、資金収支と企業債の状況を示しております。  上段の資金収支の表ですけれども、表の1番下の資金不足額、令和6年度分ですが▲2億7,000万円という数字になっておりまして、資金不足額が▲になっておりますので資金不足は発生していないということを表しております。  引き続き3ページ目からの主要な投資事業の概要につきまして、参事から説明をさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 上下水道課参事。 ◎上下水道課参事(村岡信人君) 水道事業の主要事業について御説明させていただきます。  3ページ目を御覧ください。  最初に配水管網整備事業ですが、北海道が実施している見晴通整備事業に係る配水管移設工事を令和4年度より進めており、令和6年度も引き続き送・配水管の移設工事の実施を予定しています。  工事につきましては、3分割での発注を予定しています。  配水管事業費は2億7,464万8,000円となっています。  続きまして5ページ目を御覧ください。
     配水施設整備事業ですが、見晴通整備事業に伴い、野本町にある自由が丘ポンプ室が支障となるため移設をする予定となっており、事業費は9,093万7,000円となっています。  続きまして6ページ目を御覧ください。  浄水場設備更新事業ですが、令和5年度から実施している取水導水の更新事業を引き続き行います。  取水施設の更新事業は、右岸側護岸及び取水施設の整備を行います。  導水施設は、設計施工一体型のデザインアンドビルド方式の2年契約の2年目で、導水管の布設工事を行う予定です。  事業費は7億1,476万5,000円となっています。  以上、議案事項6の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項6を終了します。  次に、議案事項7について説明を求めます。  建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 資料7を御覧ください。  議案事項7、留萌市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  このたびの改正は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部改正に伴うもので、留萌市営住宅管理条例の入居者の資格について、引用している条文の文言を整理するものでございます。  改正後の配偶者暴力防止等法では、裁判所からの付きまとわない等の命令が6か月から1年間に、退去命令では2か月間から6か月間にそれぞれ伸長され、退去命令等が新たに条文化されることとなっております。  市営住宅管理条例では、これらの命令があった場合の申込みにつきまして、入居者の資格の一部が緩和される内容となっております。  以上、議案事項7の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項7について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項7を終了します。  次に、議案事項8について説明を求めます。  建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 続きまして資料8でございますが、議案事項8、留萌市営改良住宅管理条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  改正理由及び内容につきましては、条文の並びが違うだけでありまして、議案事項7の説明と同じ内容となってございますので割愛させていただきたいと思います。  以上、議案事項8の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項8について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、 議案事項8を終了します。  次に、議案事項9について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項9、留萌市下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定について、資料9により御説明いたします。  本条例案は、公金事務の私人への委託に関する制度の見直しにより、地方自治法の一部が改正となり、留萌市下水道事業の設置等に関する条例等、公営企業設置条例において引用している地方自治法第243条の2の2が条ずれするため、関連する条例の一部を改正しようとするものでございます。  上下水道課所管の対象となる条例は下水道、水道の各条例で、改正の内容は資料の新旧対照表のとおりとなっております。  施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。  以上、議案事項9の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項9について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項9を終了します。  次に、議案事項10について説明を求めます。  上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項10、留萌市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について、資料10により御説明いたします。  本条例案は、水道法の一部改正により、水道整備・管理行政を所管する官庁が厚生労働省から国土交通省及び環境省へ移管することに伴い、留萌市水道事業給水条例において引用している所管官庁名及び大臣名が変更となるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正の内容は資料の新旧対照表のとおりで、所管官庁名で3か所、大臣名で1か所の改正となっております。  施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。  以上、議案事項10の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項10について、確認事項があればお願いします。  野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 一つ確認をしたいんですが、水道法が改正になりまして国土交通省管轄の流れになってきたわけでありますが、水質検査というのは今後どこでやるのか伺っておきます。 ○委員長(戸水美保子君) 上下水道課長。 ◎上下水道課長(近藤恒幸君) 御質問の水質の管理という部分につきましては、環境省が所管官庁になることとなっております。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに発言はございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項10を終了します。  環境保全課長。 ◎環境保全課長(花田睦治君) 前回の常任委員会で、小学生の環境学習の結果説明をさせていただきました。  その中で今後のクールチョイス事業として、省エネの取組などについてチラシの全戸配布を予定しているということを説明いたしました。  先日そのチラシが配布され、チラシの中でデコ活という言葉が使用され、留萌市独自の事業なのではないかなどの問合せがありましたので、この件につきまして御説明させていただきます。  これまで環境省は、脱炭素社会実践に向けた国民運動としてクールチョイスを推進してきましたが、令和4年10月に脱炭素につながる新しい豊かなまちをつくる国民運動を開始し、この新たな国民運動の愛称を、脱炭素化するという意味を持つDecarbonizationとEcoを組合せ、前向きに活動するという思いを込めデコ活と決定し、環境省ではこのデコ活を推進することといたしました。  これまでのクールチョイスからデコ活に移行したことを踏まえ、環境省が推進する脱炭素に向けた新たな国民運動でデコ活について、今回このチラシで周知することといたしました。  以上でチラシの件の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) ただいまのことについて、何か確認事項などございませんか。  村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) デコ活とはどのように書くのか、文字を教えてもらっていいですか。 ○委員長(戸水美保子君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(花田睦治君) 片仮名でデコと書いて、かつは漢字で生活の活です。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに確認事項などございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 以上で、都市環境部より提出のあった案件については全て終了いたしました。  その他、都市環境部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かありませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特になければ、都市環境部所管事務調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。             午前11時32分休憩 ───────────────────────  午前11時36分再開 ○委員長(戸水美保子君) 再開いたします。  地域振興部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) 本日の地域振興部所管事務につきましては、議案事項6件、情報提供事項3件でございます。それぞれ担当課長等より御説明申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(戸水美保子君) 初めに、議案事項1について説明を求めます。  ふるさと納税課長。 ◎ふるさと納税課長(海野聡君) 議案事項1、専決処分の報告(令和5年度一般会計補正予算(第18号))につきまして、資料1により御説明申し上げます。  ふるさと応援推進事業につきましては、寄附金の受入額の増加により補正予算編成の必要が生じたところでございますが、議会を招集する時間的余裕がないことから、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、2月5日付で専決処分した案件について報告するものであります。  補正前の額に4億5,000万円を増額し、補正後の額を21億5,000万円とするものであります。  なお、歳出の内訳につきましては、報償費、役務費、委託料及び積立金の増額であり、歳入につきましても同額の寄附金収入となります。  以上、議案事項1の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。  次に、議案事項2について説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(真鍋磨君) 議案事項2、令和5年度一般会計補正予算【抜粋】(第19号)につきまして、資料2により政策調整課分について御説明申し上げます。  1ページの新交流複合施設整備検討支援業務委託料につきましては、補正前の額から30万8,000円を減額しようとするもので、入札差金が生じたことによるものでございます。  2ページ目の地域おこし協力隊事業につきましては、補正前の額から1,006万5,000円を減額しようとするもので、当初ミッション型の隊員4名の募集をしておりましたが応募がなかったことに加えまして、起業型につきましても募集委託をしようとしていた業者の都合により、契約に至らなかったことによるものでございます。  3ページ目の高齢者市内バス利用促進実証実験事業につきましては、補正前の額から314万2,000円を減額しようとするもので、当初見込んでいた申請件数につきましては増えているものの、券の使用率が低下したことによるものでございます。  4ページ目のJR留萌線代替輸送事業につきましては、補正前の額から495万円を減額しようとするもので、デマンドタクシーの運行日数につきまして、当初の見込みの日数よりも、特に留萌発の夜間便の利用・予約が少なかったことによるものでございます。  5ページ目の留萌旭川速達便実証運行事業補助金につきましては、補正前の額から412万6,000円を減額しようとするもので、当初年度の収支欠損分の支出を見込んでおりましたが、バス事業者の決算期に合わせて10月から9月までということで、今年度につきましては4月から9月に該当する欠損に対し補助したことによる減額となっております。  6ページ目のJR留萌線(留萌・沼田間)鉄道施設撤去等事業につきましては、旧留萌駅周辺鉄道施設撤去費等調査委託料として、補正前の額から206万6,000円を減額しようとするもので、こちらは入札差金によるものであります。
     7ページ目の住民組織運営助成金につきましては、補正前の額から127万5,000円を減額しようとするもので、当初の見込みよりも町内会加入世帯数の減少などに加え、町内会館解体助成の申請が少なかったことによるものでございます。  以上、政策調整課分の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 次に、農林水産課所管分の補正でございます。  8ページ目から説明いたします。  初めに、農業費の青年就農補助金ですが、国の制度を活用した新規就農者の支援につきまして、就農者の年間所得に応じた支援内容において、当初見込んでいた所得額を上回ったため、支援額を24万2,000円減額し、補正後の額を125万8,000円にしようとするものでございます。  次に9ページ、新規就農者支援事業ですが、留萌市独自の新規就農者に対する支援につきまして、当初新規就農実習者1名の受入れを想定しておりましたが、受入れ見込みがないことから91万6,000円を減額し、補正後の額を36万5,000円にしようとするものでございます。  次に10ページ、スマート農業推進事業でございますが、北海道の補助制度を活用して農業者自らが行うスマート農業の推進に向けた事業に関しまして、今般市内水稲農家5軒におけるスマート機器の導入に対し、補助金の交付内示を受け、市町村を通じて当該補助金を対象者に交付するため2,949万8,000円を増額し、補正後の額を3,270万5,000円にしようとするものでございます。  次に11ページ、農村交流センター管理事業でございますが、施設の除雪委託料につきまして、12月中旬から短期的に集中的な降雪が相次いだ影響により稼働時間が増加したため、今後予算不足が見込まれることから26万4,000円を増額し、補正後の額を307万2,000円にしようとするものでございます。  次に12ページ、小麦集出荷保管施設整備事業でございますが、施設整備に向けた各設計委託料につきまして、実施設計委託料におきましては、当初計画していた設計金額よりも安価に事業実施できたため992万7,000円を減額し、補正後の額を4,433万円にしようとするもので、事業費財源につきましては、基本設計委託料におきまして全額を過疎債から留萌市応援基金繰入金に振替、また、実施設計委託料におきましては3,770万円を公共施設整備基金繰入金から過疎債に振替しようとするものでございます。  次に13ページ、林業費の補正です。  市有林整備事業でございますが、整備工事のうち下刈工事及び間伐工事につきまして、当初設計した事業費に対し実績額が下回ったことから199万7,000円を減額し、補正後の額を768万4,000円にしようとするものでございます。  次に14ページ、市有林作業道整備事業でございますが、整備に係る設計測量委託料、施工工事費及び立木補償費について、当初設計した事業費に対しまして実績額が下回ったことから183万6,000円を減額し、補正後の額を2,998万3,000円にしようとするものでございます。  次に15ページ、水産業費の補正でございます。  新規漁業就業者支援事業でございますが、留萌市独自の新規就業者等に対する各種支援におきまして、新規就業者4名に対する経営自立安定支援を実施しておりますが、年間所得に応じた支援内容において当初見込んだ所得額が上回り、支援額が減額したため363万4,000円を減額し、補正後の額を236万6,000円にしようとするものでございます。  次に16ページ、ブルーカーボン推進試験事業でございますが、ブルーカーボンの推進に向けた試験研究について、昆布養殖手法を活用した二酸化炭素吸収源対策及びウニ類の生息調査を計画しておりましたが、本年度の試験におきましては、ウニ類の生息調査まで至らなかったということから87万2,000円を減額し、補正後の額を273万6,000円にしようとするものでございます。  次に17ページ、旧地方卸売市場等施設解体撤去事業負担金でございますが、新星マリン漁業協同組合が主体で実施いたします旧地方卸売市場施設浄化槽撤去工事に対する当市の経費負担につきまして、施工単価上昇による事業費の増額に伴い、市負担金も増加したため43万4,000円を増額し、補正後の額を519万7,000円にしようとするものでございまして、事業費財源につきましては当初過疎債の充当を予定しておりましたが、過疎債対象外となったことから、一般財源へ振替しようとするものでございます。  次に18ページ、水産振興センター整備事業でございますが、整備に向けた施設基本設計委託につきまして、入札差金が発生したことから80万3,000円を減額し、補正後の額を273万9,000円にしようとするもので、事業費財源について当初過疎債の充当を予定しておりましたが、過疎対象外となったことから、留萌市応援基金繰入金へ振替しようとするものでございます。  以上、農林水産課所管の補正でございます。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 続きまして、経済観光課所管分について御説明申し上げます。  資料2の19ページ、中小企業特別融資保証料補給金につきましては、新規創業資金等で制度の利用がなく、今後の支出の見込みがありませんので15万円全額を減額補正しようというものであります。  続きまして20ページ、消費者行政強化委託料につきましては、消費生活相談体制整備事業において相談員の増員を計画しておりましたが、担い手が見つからず年度内での雇用が困難となったため、補正前の額から104万8,000円を減額補正し、補正後の額を363万4,000円にしようというものであります。  続きまして21ページ、サハリン文化経済戦略協議会負担金につきましては、国際情勢を踏まえた事業の見送りに伴いまして、負担金の支出が不要となったため、補正前の額から13万円全額を減額補正しようというものであります。  続きまして22ページ、アウトドア観光拠点形成推進事業につきましては、委託料において契約差金により不用額が生じたため、補正前の額から95万7,000円を減額補正し、補正後の額を1,796万円にしようというもので、歳入では事業費の減額に伴い国庫補助金が47万8,000円の減、留萌市応援基金繰入金が197万9,000円の減となっておりますほか、企業からの寄附に伴い寄附金が150万円の増となっております。  続きまして23ページ、観光施設管理事業につきましては、指定管理料として支出した経費のうち燃料費について、基本協定で定めた5%を超える上昇となったことから、指定管理者に超過分を補填するため8万9,000円を増額補正し、施設修繕の未執行分並びに改修工事の契約差金が生じたため187万4,000円を減額補正するもので、事業費全体として補正前の額から178万5,000円を減額補正し、補正後の額を3,239万9,000円にしようというものであります。  以上で、経済観光課所管分の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 港湾・再生可能エネルギー室長。 ◎港湾・再生可能エネルギー室長(湯浅俊之君) 引き続き港湾・再生可能エネルギー室所管分について御説明いたします。  24ページを御覧ください。  港湾管理費、港湾管理事業ですが、臨港地区内照明灯のLED化により、電気料が当初見込みを下回ったため100万円を減額補正し、補正後の金額を2,406万2,000円にしようとするものです。  次のページを御覧ください。  同じく港湾管理費、港湾事業特別会計繰出金ですが、港湾事業特別会計の歳入減少により1,314万7,000円を増額補正し、補正後の金額を9,106万9,000円にしようとするものです。  次のページを御覧ください。  港湾建設費、直轄港湾整備事業管理者負担金ですが、当該事業費が当初見込みより下回ったため、対応する管理者負担金を559万3,000円減額補正し、補正後の金額を4,435万7,000円にしようとするものです。  次のページを御覧ください。  同じく港湾建設費、直轄港湾整備事業管理者負担金(繰越明許費)ですが、国の令和5年度補正予算で、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策として、南防波堤改良が増額となり、対応する管理者負担金を600万円増額補正し、補正後の金額も600万円で全額繰越明許費に設定しようとするものです。  以上、議案事項2の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。  暫時休憩いたします。             午前11時52分休憩 ───────────────────────  午後 0時57分再開 ○委員長(戸水美保子君) 再開いたします。  次に、議案事項3について説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(真鍋磨君) 議案事項3、令和6年度地域振興部主要事業予算につきまして、資料3により政策調整課分について御説明申し上げます。  1ページの住民組織運営助成金につきましては、町内会館解体費につきまして、アスベスト調査の義務化や、物価高騰の影響を考慮し、補助率を2分の1から3分の2に引き上げるとともに、上限額を50万円から100万円に見直ししようとするもので、これを含めた事業費につきましては1,285万4,000円で、財源につきましては、全額留萌市応援基金繰入金を充当するものでございます。  2ページの高齢者市内バス無償化実証実験事業につきましては、アンケートの結果を踏まえまして、さらに対象年齢を75歳から70歳に引き下げるとともに、完全無償化した場合にどの程度利用促進につながるのかを継続して検証しようとするものであり、事業費につきましては1,277万7,000円で、財源につきましては全額留萌市応援基金繰入金を充当するものでございます。  3ページのJR留萌線代替輸送事業につきましては、令和5年度同様デマンドタクシー運行委託や旭川速達便及び留萌旭川線における欠損分に対する支援に加えまして、留萌旭川線の代替輸送用のバス購入支援ということで既に支援してございます沿岸バス株式会社同様、共同運行しております道北バス株式会社に対して購入支援をするものでございます。  事業費につきましては7,612万5,000円で、財源につきましては全額JR留萌線代替輸送事業基金繰入金を充当しようとするものでございます。  4ページの人口ビジョン及び総合戦略策定事業につきましては、現総合戦略につきましては令和6年度末で終了することに伴いまして、社会移動の改善や出産率の向上などに向けまして、本市の地域活性化を目指すため、令和7年度から令和11年度までを計画期間とする新たな総合戦略を策定するための基礎調査を行うもので、事業費につきましては320万7,000円でございます。  以上、政策調整課分の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 地域戦略担当参事。 ◎地域戦略担当参事(海野聡君) まず、5ページ目の移住応援助成事業でございますが、複数の助成金の事業を一本化したものでございまして、一つ目は移住支援金として、国や北海道等と連携しながら、一定の要件を満たし東京圏から留萌市に移住した方に対し、単身で60万円、世帯で100万円を助成しようというものでございます。  4分の3は国・北海道からの財源を充当できますので、市の持ち出しは4分の1という状況になってございます。  また、(2)の学生移住応援助成金でございますが、これは継続事業ですけれども、学生が市外から来られた際に、その家庭に対し引っ越し費用及び家賃の一部を助成するものでございます。  (3)につきましては、新たに制度を創設したいと考えてございまして、やはり今物価高騰や、学生の受入れに際してなかなか下宿代に転嫁できないという状況もございまして、現時点で受け入れしている下宿を営む方々に対しまして、その運営費について学生1人当たり3,000円を支援したいというものでございます。  事業費につきましては、この3本の事業で802万円、先ほどの4分の3の国の補助120万円を除いた財源につきましては、留萌市応援基金繰入金で対応しようというものでございます。  以上、地域戦略担当分の御説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) ふるさと納税課長。 ◎ふるさと納税課長(海野聡君) ふるさと納税課分の事業ということで私から説明したいと思います。  6ページ目でございますが、まず地域の魅力向上発信事業でございます。  市政情報動画の制作や各種メディアを活用した発信力を高めるもの、さらには市職員がブランドを活用しながら留萌のブランドを確立して発信力を強化していくための政策研修など、総務課とも連携しながら進めたいと考えているところでございます。  事業費につきましては386万2,000円でございまして、全額留萌市応援基金繰入金を充当しようというものでございます。  また、7ページ目でございますが、関係交流人口増加・移住促進事業でございます。  国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用しながら、地域コミュニティの活性化と地域経済の維持・発展を図ることを目的に、住民情報の空き家バンク制度を構築したり、空き家ポータルサイト、また移住希望者に対する相談体制を強化するために、市の公式LINEに移住相談者用のチャットボット機能を設ける事業、さらにはふるさと納税の今後さらなる活用につなげるために、地域固有のNFTアートと呼ばれるデジタルアートを作成して、外に向けて発信していきたいという事業でございます。  事業費につきましては913万9,000円ということで、国等の補助が289万5,000円、残りが留萌市応援基金繰入金という事業でございます。  ふるさと納税課担当分については以上でございます。 ○委員長(戸水美保子君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 続きまして、農林水産課所管分の事業でございます。  8ページ目から御説明いたします。  初めに新規就農者支援事業でございますが、新規就農者の確保と安定経営を図るための支援事業でございまして、新規就農予定者支援1名分、それと新規就農者支援1名分として106万7,000円を予算化しようとするもので、財源につきましては、留萌市応援基金繰入金を充てるものでございます。  次に9ページ、スマート農業推進事業でございます。  情報通信技術や自動運転技術を活用し、農業従事者の減少や高齢化対策を行うスマート農業の推進でございまして、令和6年度につきましては、先進地視察、講習会の開催に加え、国費の補助事業を活用して、受益者が実施する自動操舵トラクター等の導入経費の一部として、328万6,000円を予算化しようとするものでございまして、財源につきましては、留萌市応援基金繰入金を充てるものでございます。  続きまして10ページ、農業競争力基盤強化特別対策事業負担金でございますが、水田農業の根本をなす水利施設整備など道営農地整備事業で実施いたします基盤整備事業に対し、北海道と市が連携した農家の軽減負担を図るための特別対策負担金といたしまして、686万3,000円を予算化しようとするものでございまして、このうち520万1,000円を国・道補助金160万円を過疎債で見込んでいるところでございます。  次に11ページ、市有林作業道整備事業でございますが、令和3年度整備完了いたしました林道藤山幌糠線の支線1,480メートルの開設事業でございまして、令和6年度につきましては、980メートルの開設工事費として4,978万円を予算化しようとするもので、このうち2,328万2,000円を国・道補助金、2,640万円を過疎債で見込んでいるものでございます。  次に12ページ、産学官連携強化事業でございます。  安定的な漁業生産体制の構築を目指し、産学官連携を強化した中での新たな漁業資源の増大や付加価値生産に関する試験研究を行ってきた事業でございますが、令和6年度につきましては、海藻類の養殖試験研究を主体といたしまして、262万7,000円を予算化しようとするもので、財源につきましては、留萌市応援基金繰入金と産学官連携強化事業負担金を充てるものでございます。  次に13ページ、新規漁業就業者支援事業でございますが、新規漁業就業者の確保と安定経営を図るための支援事業でございまして、新規就業予定者1名分と新規就業者支援4名分といたしまして、510万円を予算化しようとするものでございまして、財源につきましては、留萌市応援基金繰入金を充てるものでございます。  次に14ページ、ブルーカーボン推進試験事業でございます。  留萌港内水域等を活用した二酸化炭素吸収減対策及び水産振興にも寄与するブルーカーボンの推進に向けた社会実験事業でございますが、各種調査費といたしまして280万4,000円を予算化しようとするもので、このうち130万円を国・道補助金、150万4,000円を留萌市応援基金繰入金の充当を見込んでいるものでございます。  以上、農林水産課所管事業の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 続きまして、経済観光課所管分を御説明申し上げます。  資料3の15ページをお願いいたします。  地元企業人材確保応援事業につきましては、地元企業の多くが人手不足を課題として挙げている中、高校生の地元就職や都市部の若者の呼び込みによる人材確保を目的として、地元企業の皆様が開設した企業の特色や求人の詳細、社員の声や会社の様子などを紹介するホームページをまとめて掲載した企業情報への入り口となるポータルサイトを開設するほか、正規雇用している従事者の奨学金返済を支援している地元企業に対し、1件当たり年間上限20万円、最長10年間の助成を行うもので、事業費といたしましては439万6,000円を計上しようというもので、財源といたしましては、地域づくり総合交付金60万円を活用、また残りの379万6,000円を留萌市応援基金繰入金を充当しようというものでございます。  16ページをお願いいたします。  地元企業応援助成金につきましては、留萌市地元企業応援基本条例に基づき、地元企業者の事業活動を支援し、地域経済の活性化と事業活動の継続性の向上を図ることを目的として、地元企業応援上乗せ助成金、新規創業者支援助成金、人材確保等支援助成金など八つのメニューによる助成事業を実施するもので、事業費といたしましては1,340万円を計上し、全額留萌市応援基金繰入金を充当しようというものでございます。  17ページをお願いいたします。  住宅改修促進助成金ですが、快適な住環境の整備、市内建築業の振興、雇用の安定を図ることを目的として、100万円以上の住宅改修を実施した家屋等の所有者に対して1件当たり20万円を上限に助成を行うもので、事業費といたしましては1,000万円を計上し、財源につきましては、地方債を全て充当しようというものでございます。  続きまして、18ページをお願いいたします。  モンベルアウトドア観光構築事業ですが、令和3年度に作成いたしました留萌市観光グランドデザインに基づき、アウトドア観光による観光客の獲得を目指すことを目的として、道内などのアウトドア事業の先進地視察やアウトドア・アクティビティのメニュー化、インストラクターなどの観光客の受入れ体制づくり、モンベルフレンドエリア登録による留萌市の魅力発信に取り組むもので、事業費といたしましては405万3,000円を計上し、財源といたしましては、地域づくり総合交付金150万円、そのほか255万3,000円を留萌市応援基金繰入金で充当しようというものでございます。  19ページをお願いいたします。  アウトドア観光拠点形成推進事業につきましては、道の駅るもいをアウトドア観光の核として新たな観光客の誘客などを図ることを目的として、地域DMOの組織化や旧JR留萌本線の廃線遺構活用の検討などを行うもので、事業費といたしましては1,159万3,000円を計上し、財源といたしましては、国のデジタル田園都市国家構想交付金400万円、その他759万3,000円に留萌市応援基金繰入金を充当しようというものでございます。  以上となります。 ○委員長(戸水美保子君) 港湾・再生可能エネルギー室長。 ◎港湾・再生可能エネルギー室長(湯浅俊之君) 引き続き港湾・再生可能エネルギー室所管分について御説明いたします。
     20ページを御覧ください。  海洋再生可能エネルギー発電等調査研究事業についてですが、将来的に留萌沖での洋上風力発電事業の実現及び留萌港の基地港湾指定を目指し、先進地における取組状況の調査・研究等を行うことを目的に、先進地の現地視察、関係者との意見交換及び講演会の開催に係る予算といたしまして、189万1,000円を計上しようとするものです。  次のページを御覧ください。  南岸地区トイレ改修事業についてですが、新星マリン漁業協同組合の隣接地にある公衆トイレで、令和5年度に公共下水道工事が実施され、令和6年4月1日から供用開始となり接続義務があることから、下水道接続に係る予算といたしまして、200万円を計上しようとするものです。  次のページを御覧ください。  直轄港湾整備事業管理者負担金についてですが、前年度に引き続き南防波堤の改良工事及び古丹浜マイナス10メートル航路の深浅測量の各事業に対する管理者負担金の予算といたしまして4,995万円を計上しようとするものです。  次のページを御覧ください。  港湾施設改修事業についてですが、直轄整備の対象外となる比較的小規模な案件について、港湾管理者である留萌市が国費を活用しながら実施しているものです。  令和6年度につきましては、古丹浜地区マイナス10メートル岸壁の構造が鋼矢板式構造であり、点検の結果、当初施されていた防食機能が老朽化によりなくなっており、放置すると鋼矢板に穴があき所定の強度が保たれなくなることから、早期に防食機能を回復する必要があるため、防食工実施設計に係る予算といたしまして1,600万円を計上しようとするものです。  以上、議案事項3の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。  村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 5ページの移住応援助成事業なんですが、令和6年度の移住学生数は何人と見込んでいるのかだけ教えていただけますか。 ○委員長(戸水美保子君) 地域戦略担当参事。 ◎地域戦略担当参事(海野聡君) 現在いるのが卓球の関係で5人、さらにはスキーの関係で3人、それに勉強の関係で1人という数字だったと思います。  新年度はさらに卓球の関係で1人、さらにはスキーの関係で2人というところは今決まっているとお伺いしているところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 次に8ページ、新規就農者支援事業で令和5年度は実績が0だったんですが、令和6年は見込みがあるということでよろしいですか。 ○委員長(戸水美保子君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 令和6年度につきましては、新規就農者で3年目を迎える方の支援ということで考えているところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに発言のある方はいらっしゃいませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項3を終了します。  次に、議案事項4について説明を求めます。  港湾・再生可能エネルギー室長。 ◎港湾・再生可能エネルギー室長(湯浅俊之君) 議案事項4、令和5年度港湾事業特別会計補正予算(第3号)について、資料4により御説明いたします。  1ページ目を御覧ください。  一般会計繰入金ですが、当初見込みより歳入が減少したため1,314万7,000円を増額補正し、補正後の金額を9,106万9,000円にしようとするものです。  主な要因は、港湾使用料で1,304万8,000円、市債60万円を減額補正しようとするものです。  以上、議案事項4の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。  次に、議案事項5について説明を求めます。  経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 議案事項5、留萌市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例制定について、資料5により御説明申し上げます。  条例制定の理由につきましては、留萌市における産業の振興促進を目的に、一定の要件を満たす設備を取得した場合、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づいた固定資産税の課税を行うため、条例を制定しようというものでございます。  主な規定内容といたしましては、留萌市内において製造業、下宿営業を除く旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業などが500万円以上の土地、家屋、償却資産を取得等した場合に、固定資産税の課税を3年間免除いたします。  本取組における減収分につきましては、75%を交付税で補填されることになります。  本条例の施行期日は、令和6年4月1日になります。  なお、条例案につきましては、資料に記載のとおりでございますが、課税免除の適用が令和7年度の課税分からになりますことから、現在条文での表現を法制担当と整理しております。  以上、議案事項5の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項5を終了します。  次に、議案事項6について説明を求めます。  経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 議案事項6、留萌市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく固定資産税の課税免除に関する条例制定について、資料6により御説明申し上げます。  条例制定の理由につきましては、地域の成長発展の基盤強化を図るため、地域の特性を活用して高い付加価値を創出し、地域内の事業者への経済的波及効果をもたらす事業に対しまして、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づいた固定資産税の課税免除を行うため、条例を制定しようというものでございます。  主な規定理由といたしましては、地域経済牽引事業計画の承認を受け、先進性を有する事業として主務大臣の確認を受けた者で、1億円を超える家屋、構築物及び土地を取得した者に対し、固定資産税の課税を3年間免除いたします。  こちらも減収分につきましては、75%が交付税措置されるものでございます。  本条例の施行期日は、令和6年4月1日になります。  なお、条例案につきましては、資料に記載のとおりとなってございます。  以上、議案事項6の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。  小野委員。 ◆委員(小野敏雄君) 固定資産税の免除になる想定される事業というのは、どのようなものがあるんですか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 先ほど説明の中に地域経済牽引事業の承認要件というものがございまして、その中に三つの要件を入れてございます。  その中の一つが、留萌市のかずの子やお米等の食資源を活用し食料品等の製造販売を行う事業、また、留萌市の自然等観光資源を生かした観光事業を推進するもの、三つ目に、留萌市の港湾、風力資源を活用し、物流・備蓄、補給、環境エネルギーなどの事業を行うものということで考えてございます。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに確認事項をお持ちの方はいらっしゃいませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項6を終了します。  それでは、情報提供事項1について説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(真鍋磨君) 情報提供事項1、留萌峠下線のダイヤ改正につきまして、資料7により御説明申し上げます。  1の経過といたしましては、市の単独補助路線としまして、現在沿岸バス株式会社において1日1往復運行しております留萌峠下線について、起終点であります峠下分岐点からチバベリまでの間の6停留所の乗降者数が僅少であることから、この間の停留所を廃止したい旨、昨年度沿岸バスから市に打診があったものでございます。  これを受けまして、今年度に入り峠下町内会、タルマップ町内会に説明をし理解を得たことから、令和6年度から廃止とし、起終点を幌糠とし、路線名を留萌幌糠線とするものであります。  廃止となる区間の年間乗降者数につきましては2のとおりですが、左側の乗車人数については一見増加傾向にあると見えますが、これはJR廃線前だったこともありまして、限定的に鉄道ファンなどが利用したということが要因であると考えてございます。  廃線後の昨年4月から12月までに限って言えば、9か月で、乗車が8人、降車が5人と、月平均で1人にも満たない利用状況となっております。  3の改正後のダイヤということで別添でダイヤをつけてございますが、幌糠を起終点とするとともに、民間病院など赤字部分の停留所4か所を新たに追加するため、一部経路を変更することとしております。  これにより令和6年度の市の補助見込額といたしましては、キロメートル当たりの経常費用は上がる見込みとなってございますが、営業キロメートル数が短くなることにより30万円程度減額する予定となっております。  なお、5の周知方法につきましては、広報るもい、市ホームページ、町内回覧、報道依頼、それからバス事業者におきましても、明日以降ポスターやホームページ等により周知することとなってございます。  以上、資料7の説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 情報提供事項1について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、情報提供事項1を終了します。  次に、情報提供事項2について説明を求めます。  農林水産課主幹。 ◎農林水産課主幹(石黒貴寛君) 情報提供事項2、小麦集出荷貯蔵施設整備事業の進捗状況について、資料8により御説明いたします。  1、目的でございますが、国産小麦の増産と流通機能の強化につきましては、食料安全保障などの観点から小麦の安定供給が重要視されております。  留萌港に新たな施設が整備されることにより、物流・輸送の効率化が図られ、留萌港の活性と安定した荷役業務の確保、背後圏エリアで生産される小麦の品質保持、道内他港への長距離輸送の減少などの効果が見込まれております。  小麦生産者、輸送事業者、実需者など留萌港エリア小麦のサプライチェーン全般にメリットがある施設として、小麦集出荷貯蔵施設を整備するものでございます。  なお、本事業の事業名でございますが、これまで小麦集出荷保管施設整備事業としておりましたが、今般農林水産省の補助事業メニューにエントリーいたしまして、そちらのメニューで小麦集出荷貯蔵施設の整備事業ということになってございました。  今回作成した事業実施計画につきましても、貯蔵施設として提出してございますので、今後の事業名につきましては、小麦集出荷貯蔵施設整備事業とさせていただきますので御了承願います。  次に、2、整備施設の概要でございますが、新設と現状施設と比較した表になってございまして、保管容量や保管方法、新たな施設では大型車両の荷受・集出荷が可能になるなど、施設の機能が向上する内容について記載してございますので御確認願います。  次に、3、進捗状況でございます。  項目と右欄に進捗状況ということで記載してございます。  項目1として設計業務関係につきましては、①基本設計部分が完了しておりまして、現在②であります実施設計業務を行っているところでございます。  両業務ともホクレンが受託しております。  次に、項目2、国費補助事業・財源関係でございますが、①補助事業につきましては、農林水産省所管、令和5年度補正予算事業の産地生産基盤パワーアップ事業補助金にエントリーいたしまして、ただいま事業実施計画書を提出し、審査を受けている最中でございます。  総事業費につきましては21億2,300万円、補助率は2分の1となってございます。  現在審査中なんですけれども、正確なスケジュールが示されておりませんで、昨年のスケジュール感でいきますと3月の中旬に内示、下旬に交付決定ということがされる見込みでございます。  ②財源につきましては、ただいま申し上げた補助金10億6,150万円、残りが起債ということで同じ金額で半分になっておりまして、こちら補正予算債を見込んでおり、交付税措置率50%となっております。  次に、項目3、予算措置でございますが、補助金の交付内示を受けまして補正予算の提案をしたいと考えているところでございますけれども、正確な日付等々がまだちょっと分からない状況にございまして、昨年の交付の内示が3月17日だったという情報を得ているんですが、次の議会にどのような形で提案できるかというところは、この日程等々勘案しながら決めさせていただきたいと思っております。  予算額につきましては、整備工事費として21億2,300万円、その他補助対象外経費になってしまうんですけれども、施工監理業務費として3,740万円程度を予定してございます。  最後に入札の関係なんですけれども、入札の方法につきましては、補助事業ということで一般競争入札ということになります。  入札の公告につきましては、こちら本来補助金の交付決定を受けて公告をすることが可能となるんですけれども、なるべく長期の工期を確保するというところもあります。  例外的に認められている方法というのもございますので、交付決定前に公告をしまして、見積り期間を経て入札を執行したいと考えてございます。  入札の執行につきましては、交付決定を受けてからじゃないと入札は執行できませんので、3月の下旬を予定しております。
     入札後は事業費が高額となることから、仮契約になりまして、この仮契約後は工事請負に関する議会の議決をいただいた後に、本契約になるというようなスケジュールになってございます。  以上、情報提供事項2の御説明とさせていただきます。 ○委員長(戸水美保子君) 情報提供事項2について、確認事項があればお願いします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特に発言がなければ、情報提供事項2を終了します。  次に、情報提供事項3について説明を求めます。  経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 情報提供事項3、モンベルアウトドアヴィレッジるもい基本計画の策定(素案)について、資料9により御説明申し上げます。  策定の目的ですが、令和4年10月に策定いたしましたモンベルアウトドアヴィレッジるもい構想の実現に向けて、昨年度に基本計画策定支援業務で整理いたしました課題への対応を検討するとともに、全体事業費の抑制を図るため、構想の見直しを含めた基本計画案を策定したところでございます。  これまでの経過につきましては、資料に記載のとおりですが、様々な形で検討、情報交換、情報発信、意見交換を行いながら取組を進めてきたところでございます。  次のページをお願いいたします。  基本計画の構成につきましては、資料に記載のとおりとなっております。  では、基本計画案の概要を御説明いたします。  添付いたしました基本計画(案)を御覧ください。  背景及びコンセプトにつきましては、先ほどの説明及び構想の内容と重複いたしますので省略させていただきます。  7ページをお開きください。  こちらがモンベルアウトドアヴィレッジるもいの全体土地利用計画図です。  るもい構想で公表した内容を見直し、都市計画公園として整備された経緯や、現に市民利用が図られている点なども踏まえ、公園としての機能を維持すべき部分と新たな機能を導入する部分を明確にしております。  公園としての機能を維持すべき部分として、芝生広場、築山はパークゴルフ場とドッグラン同様に市民の利用状況を踏まえ、現状の公園としての機能を維持する考えです。  新たに機能を導入する部分として、アウトドア・アクティビティ拠点施設は、今後整備が検討されている新複合交流施設との有機的な連携や、歩行空間の整備によりエリアの一体感も創出できることを期待し、当初構想で示した位置から配置を変更しております。  また、拠点施設前に新たな駐車場を整備し、道の駅駐車場と連絡通路で接続することも検討いたします。  ヴィレッジエリアと記載した四つのエリアは、公園機能や道の駅エリアの魅力を高めるため、後年度の整備に向けて施設やサービスなどを検討するエリアと位置づけております。  このほか国道向いに新たに大型、普通車兼用の第2駐車場、信号つき横断歩道を整備し、来春以降に供用を開始する予定でございます。  8ページをお開きください。  アウトドア・アクティビティ拠点施設のイメージを記載してございます。  本施設の設置目的は以前から御説明しているとおり、主に魅力の創出発信、関係人口の創出拡大、地域経済の活性化であり、留萌市総合戦略の柱である留萌ブランド戦略などにも合致しています。  また、るもい構想を実現するためには、国内屈指のアウトドアブランド企業、道の駅指定管理者、観光地域づくり法人、地域の食や特産品提供事業者の連携した誘客事業を展開していくことが重要となります。  そのため拠点施設には、①留萌管内や周辺地域の観光、アウトドアの魅力を集約し発信する道の駅指定管理者によるビジターセンター機能、②留萌地域のアウトドアに根差した商品構成が可能なモンベル直営店誘致によるアウトドア関連商品販売機能、③アウトドアヴィレッジのコンセプトに合致した地域の食、特産品が楽しめる飲食や物販を提供するテナントによる地域魅力発信機能、④地域資源を活用し、戦略的に地域の稼ぎの最大化を目指す観光地域づくり法人、通称DMOによる戦略的な誘客、ツアーなどの商品化を整備する必要がございます。  9ページをお開きください。  各ヴィレッジエリアの活用や整備の方向性を記載しております。  ヴィレッジエリアAでは、休息や飲食場所の提供、旧JR留萌駅跡地までの歩行空間の整備、子どもたちの屋外遊戯施設など、市民のアイデアをいただきながら後年度の整備について検討いたします。  ヴィレッジエリアBでは、RVパークとしての将来的な利活用も視野に、当面、オートキャンプでの試験的な運用や、手ぶらでキャンプを楽しめるようなレンタル用具の提供なども検討いたします。  ヴィレッジエリアCでは、将来的に宿泊可能な滞在型施設が整備できるよう、立地誘導も視野に入れ検討いたします。  ヴィレッジエリアDでは、釣り客をターゲットとしたキャンプ、アウトドアBBQなどのアクティビティを楽しめるエリアを検討し、漁業関係者とも協議を行ってまいります。  12ページをお開きください。  アウトドア・アクティビティ拠点施設基本計画になります。  まずは配置図です。  拠点施設は市街地に最も近い場所に位置しており、経済界から受理した地域経済活性化案における拠点施設の配置案の考えとも合致しております。  13ページをお開きください。  平面図になります。  1階については、総面積約1,550平方メートル内に約663平方メートルのアウトドア関連商品物販施設売場、約100平方メートルのビジターセンター、約200平方メートルの物販・飲食施設を配置することを計画しております。  14ページをお開きください。  2階につきましては、約200平方メートル内にアウトドア関連商品物販施設売場を配置することを計画しております。  15ページをお開きください。  立面図になります。  拠点施設は、モンベルの意匠が施された外観で統一いたします。  西側立面図は施設正面にあたり、留萌港側になります。  出入口として自動ドアを1か所配置する予定となっております。  16ページをお開きください。  南側立面図になり、市街地側になります。  17ページをお開きください。  東側立面図になり、公園側になります。  公園利用者の利便性向上のため、こちらにも出入口として自動ドアを1か所配置いたします。  18ページをお開きください。  北側立面図は、屋内交流・遊戯施設ちゃいるも側になります。  現時点では物販・飲食施設への出入口を想定して自動ドア3か所を設置する予定ですが、冬期間の雪対策など管理上の問題も考慮しながら必要性について検討したいと考えてございます。  19ページをお開きください。  面積表です。  拠点施設内の区分ごとに面積を記載しており、アウトドア関連商品物販施設の合計面積も記載しております。  20ページをお開きください。  拠点施設の機能、役割です。  まずビジターセンターについて記載しておりますが、さきに説明いたしました拠点施設の機能や役割を担うためにも、来訪者のアウトドアニーズに対応できる体制を整備していくことが重要となります。  21ページをお開きください。  さらにビジターセンターでは、留萌管内の町村と連携をし、これらのアクティビティを発信・提供していくことで、アウトドアヴィレッジを拠点に周辺地域へ広範囲に送客する役割を担うことが期待されます。  22ページをお開きください。  アウトドア関連商品の物販施設について記載しておりますが、道内最大級となる約900平方メートルの面積を有しており、本格的なアウトドアユーザーだけでなく、幅広い年齢層が利用できる商品構成となるよう計画を進めるほか、モンベルスタッフによる留萌エリアのアウトドアの魅力や遊び方の情報発信、機能性の高い防災関連商品の紹介、さらに子どもたちが実際にアウトドア用具を見て触れる機会をつくることで、アウトドアへの興味や関心を高めることも連携して取り組みます。  23ページをお開きください。  物販・飲食施設について記載しておりますが、新たな集客機能として面積約200平方メートルを確保し、アウトドアヴィレッジのコンセプトに合った物販・飲食店舗を併設いたします。  店舗については、地元事業者を対象に今後公募を予定しておりますが、公募条件などを検討するため、出店意向に関するサウンディング調査を実施し、地域の一次産業者との連携による直売所機能や、手軽な軽食、浜焼き食材の提供など、地域性やアウトドアヴィレッジと親和性のある物販や飲食施設の誘致を目指してまいります。  24ページをお願いいたします。  概算事業費について記載されております。  まずは拠点施設の整備に係る概算費ですが、令和7年度の本体工事は11億7,200万円、令和7年度から8年度の造成・外構・駐車場工事などは1億2,600万円で、合計12億9,800万となる見込みでございます。  なお、概算事業費は、拠点施設前の駐車場工事費の追加により若干増加してございます。  25ページをお開きください。  整備手法・財源ですが、整備手法につきましては、公設民営方式により市施設として整備する考えに変更はございません。  財源につきましては、前ページの概算事業費約13億円のうち6億円は国の補助、7億1,000万円は起債や留萌市応援基金を活用し、交付税措置分を除くと最大で約3億5,000万円が市の実負担となる見込みですが、借入れする起債額や、今後企業版ふるさと納税を含め留萌市応援基金の充当額によっては、この実負担額も軽減が可能となります。  26ページをお開きください。  ここからは、拠点施設の管理・運営方法について記載しております。  まずは管理・運営主体ですが、現時点では拠点施設の管理については、道の駅一体での指定管理者による管理運営を想定しております。  27ページをお開きください。  次にランニングコストの見込みについてですが、施設の整備水準、面積を基に試算した値を記載しておりますが、使用する設備等によって変動いたしますので、現段階では設計前の概算経費ということになろうかと思います。  拠点施設に係る維持管理費は、テナント事業者による収益で賄うことが基本であり、共用部分の負担以外はテナントからの利用料や光熱水費負担で賄われることを想定しております。  28ページをお願いします。  拠点施設整備スケジュールについて記載しております。  スケジュールに大幅な変更はなく、令和7年度に実施設計、地質調査・測量調査、令和7年度に本体工事を行い、令和8年度での施設オープンを目指してまいります。  以降の波及効果につきましては、既に構想の中で説明をさせていただいた内容と重複しておりますので、説明は省略させていただきます。  39ページをお開きください。  モンベルという企業価値は、私たち地方においては非常に大きなものであり、集客に伴う単純な経済的効果のみならず、企業が持つ価値を共有し、地方の魅力づくりに向けた様々な展開が期待できるものと考えております。  また、先日、市の若手職員による政策研修が行われ、アウトドアを核としたまちづくりにつながるモンベル7つのミッションをテーマとして、どのような取組ができるのかを検討しアイデアとしてまとめる予定であり、市役所内における職員の機運醸成にも取り組んでおります。  また、隣町の増毛町においても、モンベル進出を視野に、町として職員自らがガイド資格を持てるよう、まちの魅力を売り出す最大のチャンスと町長自ら主導しているという情報も伺っており、当市といたしましても、まちぐるみでモンベル誘致の機運醸成を図っていく必要があると考えているところでございます。  モンベル誘致を実現できた際には、様々な提案取組も可能になるものと考えており、この好機を逃すことなく計画を進めてまいりたいと考えております。  最後に、今後のスケジュールになりますので資料に戻っていただければと思います。  明日22日に本基本計画案を公表、同時に3月22日までパブリックコメントの募集、さらに3月上旬に市民説明会を行い、より多くの皆様の声を聞かせていただき、計画の内容を再検討・整理した後、今年度末までに庁議において本計画を決定したいと考えてございます。  以上、情報提供事項3の説明といたします。 ○委員長(戸水美保子君) 情報提供事項3について、確認事項があればお願いします。  野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 先般の公共施設整備調査研究会の中で、未定と調整中というのは6か所ありました。  今回のこの資料を見ると、全て消えております。  そして、埋まっています。  これが言ってみたら成果品なのか、簡潔品なのかということを確認したいです。
    ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 先日の研究会には、まだ内容が全て詰め切れてない状態のもので御説明させていただいたんですが、今公表しているものは、現段階の案ということで考えてございます。 ○委員長(戸水美保子君) 他に確認事項はありませんか。  宇川委員。 ◆委員(宇川達朗君) 今回モンベルアウトドアヴィレッジるもい構想ということで話が進んでおりますが、他市町村とモノがあまり変わらないように僕は見えてしまって、留萌の特色みたいなものが今後出てくるのか確認させてください。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) グランドデザインで株式会社モンベルから御提案いただきましたこの留萌管内の自然環境を生かしたアウトドア、そういったものをこの地域の特色として、そのスタート地点になる今回の計画の中にある拠点施設で様々な情報を集約して来訪者の方に発信していきながら、この地域の特性に応じた楽しみ方を御提案できるように、今アウトドアの地元の愛好家の皆様にも御協力いただきながら、また、株式会社モンベルにもさらなる御助言や御提案をいただきながら、地域の特色を出した取組をしていきたいと考えております。 ○委員長(戸水美保子君) 宇川委員。 ◆委員(宇川達朗君) 分かりました。  この商業施設のデザインは、株式会社モンベルと話し合って決めたということでよろしいですか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 委員のおっしゃるとおり、そのように株式会社モンベルにこちらからお願いしてモンベルの意匠を使わせていただいて、今回の施設の外観を整理したところです。 ○委員長(戸水美保子君) 宇川委員。 ◆委員(宇川達朗君) 例えば今回私が気になった吹き抜けの部分なんですけれども、ある意味開放的ですごくいいデザインなのかと思うんですけれども、将来的に留萌市としてここの利活用を考えたときに、例えば防災だとか、そういったところも含めたときに、二階が生まれるわけですよね。  そういった利活用とかの考えはなかったのか確認させてください。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 今回二階部分につきましては、株式会社モンベルから御提案いただきまして、1月1日の災害を受けてこの地域でもしそういったことがあった場合に、来客者や近隣の住民の避難場所としても一時的に活用できるんではないかというところもありまして、また、そのスペースが二階から海側を見ますと夕日なども見えたりということで眺望もよくなる場所でもございますので、そういった形で来た方を楽しませながら防災機能としての役割も担っていけるようにということで、御提案いただいたところです。 ○委員長(戸水美保子君) 宇川委員。 ◆委員(宇川達朗君) 分かりました。  年間の電気代がエアコンによるもので1,789万円ということで、今後考えていく中でエコ、省エネ、ゼロカーボンシティ宣言も含めて、そういった分野を取り入れるおつもりはないのか確認させていただきたいです。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 現時点では一般的な電気代というもので整理しているんですけれども、様々な企業からエコに関する御提案もありますので、そういったものもお聞きしながら可能なものがございましたら検討していきたいと思います。 ○委員長(戸水美保子君) 他に確認事項はありませんか。  鈴田委員。 ◆委員(鈴田亜湖君) 物販・飲食施設がビジターセンターの後ろ側になっているんですけれども、このモンベルの建物がメインではなく飲食とかも入るのであれば、この方たちがもっと入りやすい、見やすい、外から来たお客さんに飲食店に入ってもらえるような形で、飲食店が前のほうでもよかったという気はするんですけれども、これは株式会社モンベルからの御提案なんですか。  確認させてください。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 株式会社モンベルからの御意見もいただきながらこのレイアウトを決めたところなんですけれども、今図面にあります正面から見て左側の横側が、今時点で店舗の出入口と考えていまして、屋内交流・遊戯施設ちゃいるも側から来たお客さんからも見えますし、裏手の公園側から来た場合も出入口がございますので見えると思うんですが、今はまだそこのエリアの具体的な配置というものをサウンディング調査をした中で最終的に決めたいと思っておりますので、200平方メートルとビジターセンターも最終的な配置については調査した結果に基づいて判断したいと思っています。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに確認事項はございませんか。  村上委員。 ◆委員(村上雅彦君) 本来の事業費なんですけれども13億円ということで書かれてるんですが、本体着工が令和7年度ということです。  この間の資材費だとかいろんなものまた値上がりが続いていくと思うんですが、そういったことも加味しての13億円なのかどうかお聞きしておきたいです。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 昨年の基本計画策定支援業務の中で、コンサルのほうで今後の資材の高騰も見込んだ形での事業費ということで積算していただいたものになっております。 ○委員長(戸水美保子君) ほかに確認事項はございませんか。  小野委員。 ◆委員(小野敏雄君) 総体の面積は当初想定された面積と変わっていないんですけれども、この飲食物販ブース数については半分程度の面積になっていると思うんです。  何か構想が大きく変わったとか、そういうことがあっての縮小なんでしょうか。  その辺ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 当初の面積どおり今の時点では1,550平方メートルということで、これは面積が大きくなるにつれて事業費も大きく膨らんでいくということもありまして、その内容についてはモンベルとも御協議させていただいて、この留萌市でアウトドアを普及させていく意味合いも含めて、どういった店舗構成がいいのかということを協議した中で、今回の面積割を決めていったというような流れになっております。 ○委員長(戸水美保子君) 小野委員。 ◆委員(小野敏雄君) この拠点施設、確かにモンベルのアウトドアの拠点施設になるんでしょうけれども、この飲食物というのも非常に市民からの要望の多かったコーナーでありまして、ここは今先ほど鈴田委員からもあったように、意外とこれに期待している市民というのは多いと私は思っているんです。  そういうことを考えると、もう少し比重といいますか、この指定拠点施設の中でももう少し大事に扱ってほしいコーナーだと思うんですけれども、いかがですか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 今いただいた御意見のとおり、私たちもそういった市民の楽しみの部分もつくりながら、このスペースを活用していきたいと考えておりまして、今図面の中では仕切りを設けた形で配置されているんですけれども、通路もかなり幅広なサイズになってますので、これからサウンディング調査をしていく中で、ここのスペースを最大限有効活用いたしまして、市民が楽しめるそういった飲食物販を提供できるように検討していきたいと考えておりますし、また、確かに拠点施設の中で、できればそういったものを充実させたいという思いもあるんですけれども、例えばその道の駅エリアの中において楽しみというものも、今pHエリアの中でいろいろ市民の御意見もいただきながら検討できればと考えてございます。 ○委員長(戸水美保子君) 小野委員。 ◆委員(小野敏雄君) これからいろいろ説明会等も含めて市民の皆さんの意見、いろんな声が出てくると思うので、その節にはいろいろ参考にしていただきたいと思うのが一つです。  それとこの建物の関係なんですけれども、どうもこう直線的な割り振りみたいなのがあって、非常に殺伐としたものしか浮かばないんです。  もう少しデザイン性を持った内装なりに恐らくなるんだろうと思いますけれども、そういうようなものになるべくなるような思いを伝えていただければと思います。  それと先ほど出ましたこの家屋のデザイン、先ほどの説明を聞きますと、留萌市からモンベルのデザインを使わせてほしいと申し込んだと聞きました。  私はそう思っていなかったんですけれども、そうであれば先ほど他の委員から出たように、留萌らしさを加えたデザインというのももしかしたら可能だという気もするんです。  その辺がもしこれからいろんな調査の中で、恐らく今までの観光施設を見ていると市民から批判されることもあろうかと思います。  この留萌らしさは何か必要な気はするんですけれども、その辺の変更の可能性はどうでしょうか。 ○委員長(戸水美保子君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) この施設に関しましては、今御指摘ありましたとおり非常にモンベルルールの会長の意向も反映されているデザイン設計になっているという状況と、やはりこだわられていたのがフルラインナップ型のモンベルということで、道内最大級の施設ということもモンベル側ではこだわられた部分でございます。  また、意匠といいますか、外装もできれば地元の木材だとかを使って留萌らしい施設の可能性も検討したんですが、調達が非常に厳しいということでございますので、本来であれば外装材に地元の木を使いたいといったところもあったんですが、そこはなかなか叶わなかったという状況です。  ただ、内装の部分でそこは反映していけると思っていますし、委員からありましたとおり吹きぬけもあって非常に爽快な見栄えというか、この施設、奈良県にモンベルアウトドアヴィレッジ奈良店という施設があるんですけれども、その施設に非常に似ているというような、最新のスタンダードなモンベルの形ということで提案を受けたものでございまして、理事者と辰野会長も相当この施設に関しては意見交換したんですが、モンベル側の意向も大変大きくて、それを反映した内容となっています。  先ほどおっしゃられたとおりこの物販・飲食の部分でやはり留萌らしさを店舗として誘致できたらいいと思っていますし、先ほどお話ししたとおりこの共用部の廊下も5メートルという非常に幅広な廊下になっています。  ここの面積をうまく活用しながらもう少しフードコートのようなスペース、これは仕切りも入っていますけれどもそういう仕切りなんかもうまく外すこともできるんじゃないかと思っていますので、これについては黄色部分、緑色部分についてはもう少し弾力的に考えられればと思ってるところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 今小野委員からお話あった留萌らしさの関係は、この前もこの関係について私も今後の建設に当たって何とかならないのかという話をしていたんですが、これはもう部長からのお話でいくと、取り入れは100%無理だということで理解していいのかどうか伺っておきます。 ○委員長(戸水美保子君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) 現時点において外観部分についてはこの仕様というか、そこについてはこの形になってしまうと考えてございます。 ○委員長(戸水美保子君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 今回6番目の拠点施設の管理・運営方法の中で、ランニングコストの見込みが出てきました。  このランニングコストの扱い方の問題で、幾つかの方法だとか組み入れるものがそれぞれの企業によって違いもあるんですけれども、ここに管理・運営をする基本になる部分の人件費は入ってきていないということは、何か理由があるんでしょうか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) 管理に関する人件費等につきましては、行政財産使用料に基づく管理費の積算というものをこれからもう少しスペース等も含めて具体的な形が詰まりましたら、まずはそれをベースに積算していきたいと考えております。 ○委員長(戸水美保子君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) そうだとすると、このランニングコストは確定をしていないという理解でいいんですか。 ○委員長(戸水美保子君) 経済観光課長。 ◎経済観光課長(竹内学君) おっしゃるとおり、今出せる範囲の見込みということで掲載しているところです。 ○委員長(戸水美保子君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 本来的にはランニングコストというのは、管理・運営を総体的にどれだけ費用がかかるのかということが一般的なんです。  管理・運営の主体になる人件費がここに入ってこないと、ランニングコストという意味にはならないのではないのかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(戸水美保子君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) 私どもが今考えているのは、従来の公共施設の考えでいきますと、そこに人件費をかけて誰かが管理するという形になろうかと思ってますが、やはりこの施設は基本的には常に人が配置されている施設でございますし、ここの運営経費については基本的にはテナント収入で賄うという考えを持っていまして、そこに管理する人を配置するという考えは今のところない状況でございます。  一部分このビジターセンターには指定管理者を配置する形になろうかと思いますが、基本的には誰か責任者を置いて管理するというような施設の運営形態にはならないと思っているところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 宇川委員。 ◆委員(宇川達朗君) 先ほどの小野委員からの話で気になったんですが、外装を変えられないということで、今後株式会社モンベルと一緒に留萌市が足並みをそろえて知見を取り入れてやっていく中で、そういった関係性でやっていくことに対して少し不安を感じるんですが、その辺はどうお考えですか。 ○委員長(戸水美保子君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) 不安の要素というのはいろいろあるかとは思うんですが、私どもといたしましては、やはりモンベルをぜひこの地域に迎え入れて、それを踏まえて地域に波及効果をもたらしたいというところが基本の考えでございますので、例えば将来的な撤退の不安ということなのか。はたまた何か新たな費用負担が求められる可能性がある不安なのか多々心配される部分があるのかもしれませんが、そこはしっかりモンベル側とも話をして、まず現時点でこの計画をつくって示しておりますが、まだモンベルが進出するというところの最終的な合意というのはこれから出てくる話だと思います。  それが私ども留萌市側の本気度がどのぐらい伝わるかというところも大きな部分になってくると思っています。  それについては、お互い信頼関係の下で進めていきたいと思っているところでございます。  この事業は国の交付金も入る事業でございますので、そういう意味からすると透明性のある事業であるかと思っているところでございます。 ○委員長(戸水美保子君) 他に確認事項をお持ちの方いらっしゃいませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 他に発言がなければ、情報提供事項3を終了します。  地域振興部長。 ◎地域振興部長(海野聡君) あと1点だけ。  資料は今回提示できていないんですが、令和4年にオープンしました道の駅の屋内交流・遊戯施設ちゃいるもを非常にたくさん利用をいただいているところであるんですが、一部分移動子育て支援のような形で市民の子どもたちに無料で使っていただいているという状況がございます。  今回理事者の意向といたしましては、ふるさと納税も一定程度確保できたというところと、ぜひ地元の子どもたちに多く使っていただきたい、積極的に使っていただきたいということ、地域の子育て支援という意味からして、市内の子どもについては無料で開放したいという意向でございます。  今、制度設計等を詰めているところでございまして、改めて議会に御提案・御説明させていただきたいと思っているところでございますので、御承知おきいただければと思います。 ○委員長(戸水美保子君) その他、地域振興部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かありませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(戸水美保子君) 特になければ、地域振興部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。             午後 2時13分休憩 ───────────────────────
     午後 2時17分再開 ○委員長(戸水美保子君) 再開いたします。  閉会中の継続審査の申出につきましては、お手元に御配付のとおりでありますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(戸水美保子君) では、そのように決定いたします。  次回の開催日程については、所管事務調査の有無を確認し、開催する場合は改めて御連絡したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(戸水美保子君) では、そのように決定いたしました。  このほか皆さんから何かございますか。   〔発言する者なし〕 ─────────────────────── △閉会宣告 ○委員長(戸水美保子君) 特になければ、以上で令和6年第2回第1常任委員会を閉会したいと思います。             午後 2時17分閉会 ───────────────────────    留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。       令和  年  月  日         第1常任委員長    戸  水  美 保 子...