留萌市議会 2023-11-24
令和 5年 11月 第1常任委員会-11月24日-01号
令和 5年 11月 第1
常任委員会-11月24日-01号令和 5年 11月 第1
常任委員会
───────────────────────
令和5年第14回第1
常任委員会
留萌市議会会議録
令和5年11月24日(金曜日)
第1委員会室
開 会 9時54分
閉 会 11時45分
途中休憩 4分
───────────────────────
1
所管事務調査
(1)総務部
【議案事項】
1 専決処分の報告(令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第9号))
2 専決処分の報告(令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第10号))
3 専決処分の報告(令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第11号))
4 令和5年度補正予算
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2について説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項2、専決処分の報告(令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第10号))につきまして、資料2により御説明いたします。
この補正予算につきましては、エネルギーや食料品などの
価格高騰対策として、消費の下支えを通じた生活者への支援と地域経済の活性化を目的とした
生活応援商品券発行事業補助金につきまして、予定を上回る申込みに対応するため補正予算の編成の必要が生じましたが、
補正予算審議のための議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年11月7日付で専決処分したものであり、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ192万円を追加いたしまして、補正後の金額を151億2,481万9,000円として議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。
補正予算の内容といたしまして、1の歳入、第19款繰入金では、
新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金192万円を追加するものでございます。
2の歳出、第7款商工費では、
生活応援商品券発行事業補助金192万円を追加するものでございます。
以上、議案事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。
次に、議案事項3について説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項3、専決処分の報告(令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第11号))につきまして、資料3により御説明いたします。
この補正予算につきましては、留萌市
応援寄附金の予算を上回る収入の状況により、
全額当該寄附金を充当財源とする事業を実施するため
補正予算編成の必要が生じましたことから、
地方自治法第180条第1項及び
専決処分事項の指定について第6項の規定に基づき、令和5年11月16日付で専決処分したものであり、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億円を追加いたしまして、補正後の金額を156億2,481万9,000円とし、議会に報告しようとするものでございます。
補正予算の内容といたしましては、1の歳入、第18款寄附金では、留萌市
応援寄附金5億円を追加するものでございます。
2の歳出、第2款総務費では、
ふるさと応援推進事業5億円を追加するものでございます。
以上、議案事項3の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4について説明を求めます。
財務課長。
◎財務課長(菊池昭久君) 議案事項4、令和5年度補正予算につきまして、資料4により御説明いたします。
初めに1ページ目を御覧いただきたいと思います。
この補正予算につきましては、
一般会計補正予算(第12号)で、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,868万7,000円を追加いたしまして、補正後の金額を156億4,350万6,000円とするものでございます。
補正予算の事業内容などにつきましては、この後
担当所管課から御説明いたしますので、私からは第2
常任委員会の所管部分を中心に御説明させていただきます。
それでは1ページの中段、2の歳出から御説明いたします。
第1款議会費では、
議会運営事業5万円を追加し、補正後の金額を1億470万6,000円とするものでございます。
第2款総務費では1,202万5,000円を追加し、補正後の金額を23億2,371万7,000円とするもので、秘書業務30万円、
生活路線バス輸送維持費補助金93万6,000円、
JR留萌線代替輸送バス事業者支援金802万9,000円、
証明書交付サービス端末整備事業につきましては、幌糠地区の現在の
通信サービスが年内で終了することに伴い、幌糠郵便局でのファクスによる証明書の発行ができなくなることから、マイナンバーカードを活用した
証明書交付サービスを可能とする端末を整備する事業で、276万円をそれぞれ追加するものでございます。
第3款民生費では6,964万1,000円を減額し、補正後の金額を39億2,282万3,000円とするもので、
国民健康保険事業、
後期高齢者医療事業、
介護保険事業の各特別会計の補正に伴う繰出金につきまして記載のとおりそれぞれ追加するほか、
北海道後期高齢者医療広域連合負担金につきましては、令和4年度の負担金の確定に伴う精算として7,330万3,000円の減額、
保育士確保対策補助金につきましては、保育士の確保を目的として、市内の居住を問わず、市内保育園に勤務する保育士の
保育料負担の軽減を図る補助金で4万6,000円を追加するものでございます。
第4款衛生費では453万4,000円を追加し、補正後の金額を21億7,572万5,000円とするもので、出産・
子育て応援事業につきましては、妊娠・出産時にそれぞれ5万円を給付するとともに、妊娠期から出産・子育てまで一貫した伴走型の相談支援を実施する事業として、当初予算において9月までの事業費を計上しておりますが、今般
こども家庭庁から10月以降においても同様の給付などの延長が示されたことに伴い、下半期分の事業費として451万9,000円、
空家等適正管理事業1万5,000円をそれぞれ追加するものでございます。
第6
款農林水産業費では267万2,000円を追加し、補正後の金額を2億8,367万8,000円とするもので、
畑地化促進事業補助金195万3,000円、幌糠農業・
農村支援センター管理事業71万9,000円をそれぞれ追加するものでございます。
第8款土木費では443万1,000円を追加し、補正後の金額を23億1,749万9,000円とするもので、
公営住宅ストック総合改善事業の財源振替のほか、高砂・
東雲排水機場管理事業33万5,000円、港湾事業、
下水道事業の各特別会計の補正に伴う繰出金につきまして、記載のとおりそれぞれ追加するものでございます。
第9款消防費では、
留萌消防組合負担金468万1,000円を減額し、補正後の金額を3億8,335万2,000円とするものでございます。
第10款教育費では964万4,000円を追加し、補正後の金額を8億6,165万円とするもので、
人事院勧告に伴う
会計年度任用職員の報酬や期末手当などの増額で、
小中学校学習補助員配置事業、
教育支援センター設置・運営事業、
スクールバス運行事業につきまして、記載のとおりそれぞれ追加するほか、
教育委員会事務局統括事業につきましては、
教育委員会の交際費1件当たりの支出額の増加や件数の増加に伴い3万8,000円、
空調設備整備事業につきましては、来年以降の猛暑への対応として、市内各小・中学校の保健室を中心に空調設備を整備する事業で574万2,000円、
給食センター運営管理事業につきましては、敷地内の排水処理にかかる設備の修繕のほか、
エネルギー価格の高騰に伴う電気料金の増で261万3,000円をそれぞれ追加するものでございます。
第13
款諸支出金では、
土地開発公社整理事業4,418万1,000円を追加し、補正後の金額を5,618万1,000円とするものでございます。
次に、2ページ目を御覧いただきたいと思います。
第14
款職員給与費では、
職員給与費1,547万2,000円を追加し、補正後の金額を14億6,210万円とするものでございます。
次に1ページに戻りまして、表の上段1の歳入を御説明いたします。
第15
款国庫支出金では、1,264万3,000円を追加し、補正後の金額を22億1,319万3,000円とするもので、
市内小・中学校の空調設備の整備に関連した
学校保健特別対策事業費補助金と、この補助裏の
地方負担分に充当します
地方創生臨時交付金のほか、歳出事業の財源となる補助金をそれぞれ追加するものでございます。
第16款道支出金では270万7,000円を追加し、補正後の金額を7億7,791万3,000円とするもので、歳出事業の財源となる補助金をそれぞれ追加するものでございます。
第19款繰入金では244万3,000円を追加し、補正後の金額を7億3,128万3,000円とするもので、
公営住宅ストック総合改善事業の財源振替に伴う
公共施設整備基金繰入金685万4,000円の減額のほか、歳出事業に関連する繰入金をそれぞれ追加するものでございます。
第20款繰越金では、前年度繰越金489万4,000円を追加し、補正後の金額を1億653万3,000円とするものでございます。
第22款市債では400万円を減額し、補正後の金額を10億2,790万円とするもので、
公営住宅ストック総合改善事業債につきましては、財源振替に伴い450万円を追加し、
消防業務対応搬送車更新整備事業債につきましては、法改正に対応した車両を導入するため、令和5年度の執行を取りやめることに伴って920万円を減額するほか、
小中学校学習補助員配置事業債70万円を追加するものでございます。
次に、2ページ目を御覧いただきたいと思います。
2の
一般会計債務負担行為補正につきましては、来年度の人事異動の際に見込まれる電話内線の移設に対応する委託料、新たに導入を検討しております文書管理・
電子決裁システムに関連する委託料と利用料、年度の切替え時に切れ間なく寄附者からの
ふるさと納税受領などに対応する委託料、法改正に対応した
消防業務対応搬送車の更新整備に係る
留萌消防組合負担金のほか、
指定管理委託料として
コミュニティセンター、るもい健康の駅、
観光施設等、
中央公民館等、図書館の委託料の合計10件を追加するものでございます。
次に、3ページ目をお開きいただきたいと思います。
3の
一般会計地方債補正につきましては、
公営住宅ストック総合改善事業と
小中学校学習補助員配置事業の限度額の変更、
消防業務対応搬送車更新整備事業を廃止するものでございます。
次に、4の
特別会計補正予算につきまして御説明いたします。
国民健康保険事業特別会計につきましては、補正第3号として274万4,000円を追加し、補正後の金額を19億6,705万5,000円とするもので、歳出では令和3年度分の
精算返還金のほか、
人事院勧告に伴う
会計年度任用職員の報酬や期末手当などの増額で記載しておりますとおり各事業をそれぞれ追加し、歳入では歳出事業に係る道支出金のほか、
一般会計繰入金、前年度繰入金をそれぞれ追加するものでございます。
後期高齢者医療事業特別会計につきましては、補正第1号として13万1,000円を追加し、補正後の金額を4億35万3,000円とするもので、歳出では
人事院勧告に伴う
会計年度任用職員の報酬や期末手当などの増額で徴収事業を追加し、歳入では
一般会計繰入金を追加するものでございます。
介護保険事業特別会計につきましては、補正第2号として187万7,000円を追加し、補正後の金額を22億7,340万8,000円とするもので、歳出では
人事院勧告に伴う
会計年度任用職員の報酬や期末手当などの増額で、記載しておりますとおり各事業をそれぞれ追加し、歳入では歳出事業に係る
国庫支出金、道支出金のほか、
一般会計繰入金、前年度繰越金をそれぞれ追加するものでございます。
港湾事業特別会計につきましては、補正第1号として40万9,000円を追加し、補正後の金額を1億3,881万1,000円とするもので、歳出では
人事院勧告に伴う職員の給料や手当などの増額で、
港湾施設維持管理事業を追加し、歳入では
一般会計繰入金を追加するものでございます。
下水道事業特別会計につきましては、補正第2号として397万7,000円を追加し、補正後の金額を12億6,840万6,000円とするもので、歳出では
人事院勧告に伴う職員や
会計年度任用職員の人件費の増額で、
普及促進事業、
受益者負担金賦課徴収事業、
公共下水道整備統括事業をそれぞれ追加するほか、汚水ますなどの修繕や
路面補修工事の増額で
管渠維持管理事業と、
エネルギー価格の高騰に伴う電気料金の増で
浄化センター管理事業をそれぞれ追加し、歳入では
受益者負担金、
一般会計繰入金をそれぞれ追加するものでございます。
次に、5の
企業会計補正予算につきまして御説明いたします。
病院事業会計につきましては、補正第2号として
収益的支出では91万9,000円を減額し、補正後の金額を62億8,333万円とし、また、
資本的支出では253万円を追加し、補正後の金額を8億7,157万円とするもので、脳神経外科の
手術用医療器具の追加整備に伴い
資本的支出の
有形固定資産取得費を追加し、これに関連して
収益的支出で消費税及び
地方消費税とその他医業外費用を減額するものでございます。
以上、議案事項4の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。
次に、議案事項5について説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項5、令和5年度
一般会計補正予算(第12号)につきまして、資料5により御説明させていただきます。
資料1ページ目を御覧ください。
一般管理費、秘書業務において30万円を増額補正し、補正後の金額を738万円としようとするものでございます。
市交際費に関しまして、1件当たりの支出や件数の増加に伴い、当初予定しておりました予算額を超過することが想定されますことから、交際費を増額しようとするものでございます。
次のページを御覧ください。
情報管理費、
行政事務デジタル化事業に対する
債務負担行為設定であります。
新庁舎の整備などを見据え、デジタル技術を活用し、省スペース・コスト低減を図るため、
テレワーク等による文書処理や行政事務における決裁処理の電子化を図り、効率的で働きやすい環境を目指そうとしているものでございます。
内容といたしましては、いずれも令和5年度中の支出はありませんが、文書管理・
電子決裁システム導入委託料として、令和6年度の
システム構築に向け令和5年度中に導入業者を選定する必要があることから、令和5年度から令和6年度までの2か年3,368万2,000円の限度額で、また、文書管理・
電子決裁システム利用料として、システムの稼働は令和7年度からとしておりますが、
導入事業者の選定と併せ、令和5年度中に運用に係る経費などについても決定する必要があることから、令和5年度より令和11年度までの7か年、総額3,741万5,000円の
債務負担行為をそれぞれ設定しようとするものでございます。
総務課分は以上でございます。
○委員長(
戸水美保子君) 管財課長。
◎管財課長(江川久範君) 引き続き
一般会計補正予算(第12号)のうち
管財課所管、
土地開発公社整理事業関係予算について御説明いたします。
資料は3ページになります。
当課所管補正予算の内容は、歳出第13
款諸支出金における
公有財産購入費4,418万1,000円の計上でございます。
次ページの
公社所有地取得計画を御覧いただきたいと思います。
これまで本計画に基づきまして、
土地開発公社の整理解散に向け、先行取得した用地の買戻しを計画的に進めてきたところでございます。
今年度におきましては、本表11番目に記載しております令和5年度計画部分、大町3丁目8番10ほか7筆、1,591.61平方メートル、金額にいたしまして4,418万370円の買戻しを実施しようとするものです。
当該土地の具体的な位置及び形状につきましては、次ページ以降に図面を用意しておりますので御参照いただければと存じます。
なお、当年度の用地買戻しをもって取得計画に基づく
公社所有地の取得が完了となります。
取得完了後は、令和6年度中の公社解散及び清算に向け、事務を進めてまいりたいと考えているところです。
以上、
管財課所管分、補正予算(第12号)について御説明申し上げました。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項5を終了します。
次に、議案事項6について説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項6、留萌市
一般職員給与条例等の一部を改正する条例制定につきまして、資料6により御説明させていただきます。
本市の給与制度は、国家公務員に準拠した給与制度としておりますことから、令和5年
人事院勧告を受けて改正されます国家公務員の改正給与法に準じ、関連する条例を改正をしようとするものでございます。
また、市議会議員並びに市長、副市長等の特別職の期末手当につきましても、一般職員同様の水準に改めようとするものでございます。
改正内容につきましては、1つ目の留萌市一般職員給与条例の一部改正として、初任給や主に若年層の給与、平均1.1%引き上げるなど給料表を改定するほか、期末・勤勉手当の支給割合を6月と12月、100分の5月ずつ引き上げ、支給月数を年4.4月分から4.5月分とし、それぞれ表のとおり改正しようとするものでございます。
条例施行日期日につきましては公布の日とし、給与表の改定は令和5年4月1日、期末・勤勉手当の引き上げは令和5年12月1日から適用しようとするものでございます。
資料2ページ目を御覧ください。
2つ目の留萌市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正及び3つ目の留萌市特別職給与条例の一部改正についてですが、期末手当の支給割合を100分の10月引き上げ、支給月数を年4.4月分から4.5月分とし、それぞれ表のとおり改正しようとするものでございます。
条例の施行期日を公布の日とし、令和5年12月1日から適用しようとするものでございます。
4つ目の留萌市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正についてですが、実質的に影響を受ける該当者はおりませんが、特定任期付職員の給料表を一般職員との均衡を図るため平均0.3%引き上げるとともに、期末手当の支給割合を100分の10月引き上げ、期末手当の支給月数を3.3月分から3.4月分と表のとおり改正し、一般職員と同じ施行日により実施しようとするものでございます。
以上、議案事項6の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項6を終了します。
次に、議案事項7について説明を求めます。
税務課長。
◎税務課長(本山彰君) 議案事項7、留萌市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料7により御説明申し上げます。
改正の理由につきましては、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律及びこの法律に関わる関係政令の整備に関する政令が令和5年5月19日、令和5年7月20日にそれぞれ公布され、国民健康保険税の改正部分については原則として令和6年1月1日より施行されることから、留萌市
国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。
主な改正内容でございますが、国の少子化対策の一環として、子育て世帯の負担の軽減、次世代育成支援の観点から、出産被保険者に係る産前産後期間の所得割額及び被保険者の均等割額の軽減措置を新設する内容となっています。
軽減内容につきましては、基礎課税分、後期高齢者支援分、介護納付金分それぞれについて、所得割額及び被保険者均等割額の12分の1の額に、当該出産被保険者の産前産後期間のうち当該年度に属する月数を乗じて得た額を減額するもので、産前産後の期間につきましては、単胎妊娠の場合は出産予定日または出産日の属する月の前月から4か月、多胎妊娠の場合は出産予定日または出産日の属する月の3か月前から6か月間とされています。
施行期日につきましては、令和6年1月1日から施行するものでございます。
なおこの条例案の内容につきましては、賦課限度額到達世帯に対する軽減額など訂正があるとのことであり、総務省からの訂正通知を待って議案の追加提案をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上、議案事項7、留萌市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の御説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項7について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項7を終了します。
次に、議案事項8について説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(吉田博幸君) 議案事項8、留萌市
教育委員会教育委員の任命につきまして、資料8により御説明させていただきます。
本件は、
教育委員会教育委員の辞任に伴い、後任の委員を任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、令和5年第4回定例会に上程し、議会の同意を得ようとするものとして、今回本第1
常任委員会に議案事項として提示させていただいておりますが、現時点におきましては、所管の
教育委員会において新たな教育委員の選任に向け最終調整を行っているところであり、後日追加提案の形で議案を上程し御審議いただきたいと考えておりますことから、その旨御承知いただきたいと存じます。
なお、今回議会の同意を得て任命しようとする委員は3人で、それぞれの任期につきましては前任者の残任期間となるものでございます。
以上、議案事項8の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項8について、確認事項があればお願いします。
野崎委員。
◆委員(野崎良夫君) この件については異常な事態で、辞任された経過を新聞紙上で確認してるわけでありますが、議会としても同意をしたという責任はあります。
同時に、任命をした任命責任というのはあるのかないのかという点だけを伺っておきます。
○委員長(
戸水美保子君) 総務部長。
◎総務部長(渡辺剛彦君) お答えいたします。
今委員から御指摘のあった件については、基本的に議会の同意をいただいて選任されたということですけれども、今回の案件につきましては、いろんな過程はあったとしても御自身の一身上の都合ということでお受けしております。
そこに、例えば法的に何か違法行為があったとか特段指摘される行為があったというわけではございませんので、我々としては任命をした責任、そして議会における同意の責任というものは現時点では存在しないと考えてございます。
○委員長(
戸水美保子君) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項8を終了します。
総務課長。
◎総務課長(吉田博幸君) 提出資料で一部訂正がございますのでよろしくお願いいたします。
資料6の議案事項6、留萌市
一般職員給与条例等の一部を改正する条例制定の資料2ページ目の1番下段なんですが、イの施行期日の(イ)勤勉手当の引き上げと書いておりますが、期末手当の引き上げの間違いでございます。
大変申し訳ございません、修正をお願いいたします。
以上でございます。
○委員長(
戸水美保子君) それでは、
情報提供事項1及び
情報提供事項2について説明を求めます。
総務課長。
◎総務課長(吉田博幸君)
情報提供事項1、留萌市公の施設に係る
指定管理者の
候補者選定結果につきまして、資料9により御説明させていただきます。
今年度末をもって指定管理期間の終了となります施設の
指定管理者候補者につきまして、11月7日に開催いたしました令和5年度第3回留萌市
指定管理者選定委員会におきまして選定したものでございます。
選定結果につきまして、各施設とも非公募による書類選考として、それぞれ現
指定管理者からの申込書類の審査の結果、選定基準ごとの総合評価において適当であると判断されることから、
コミュニティセンターにつきましては、港南、港北、港東、港西及び東部の各
コミュニティセンター運営協議会が令和6年4月から令和7年3月まで、
観光施設等につきましては、特定非営利活動法人留萌観光協会が令和6年4月から令和8年3月まで、留萌市健康づくり交流センターるもい健康の駅につきましては、特定非営利活動法人コホートピアるもいが令和6年4月から令和9年3月まで、社会教育・体育施設及び市立留萌図書館につきましては、特定非営利活動法人留萌スポーツ協会が令和6年4月から令和9年3月まで、それぞれの指定期間における
指定管理者候補者として選定されたところであります。
今後の予定でございますが、既に説明済みの施設もありますが、各所管課より
常任委員会へ議案事項として御説明をさせていただいた後、第4回定例会にて提案させていただく予定となっているところでございます。
次に、
情報提供事項2、年始における臨時窓口の開設について、資料10により御説明させていただきます。
今年度の年末年始の休日につきましては、暦の関係により12月30日土曜日から1月8日月曜日までの10日間となり、例年より長い期間市役所が閉庁となるため、市民生活の影響等を考慮し、市民の利用度が高い部署について臨時窓口を開設しようとするものでございます。
臨時窓口の開設日時につきましては令和6年1月5日金曜日、通常の開庁日と同様に8時50分から17時20分まで、開設部署につきましては市民健康部市民課の戸籍住民係、保険給付係、後期高齢者医療担当、並びに
都市環境部上下水道課営業係とし、それぞれ資料に提示させていただいております業務を行うこととしております。
また、窓口としての開設はいたしませんが、市民課での証明書発行等の業務に伴い、税務課が庁舎での待機とするほか、庁舎開庁にかかる管理業務や市民などからの問合せに対応するため、総務課、社会福祉課及び環境保全課において担当の職員が待機することとしております。
今回の臨時窓口の開設につきましては、広報誌やホームページ、町内回覧等で周知を図ってまいりたいと考えております。
なお、閉庁期間中の婚姻、出産、死亡等の届出 につきましては、従来どおり市役所当直窓口で受付をすることとなっております。
以上、
情報提供事項1及び
情報提供事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項1及び
情報提供事項2について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、
情報提供事項1及び
情報提供事項2を終了します。
次に、
情報提供事項3について説明を求めます。
危機対策室長。
◎
危機対策室長(大塚真也君)
情報提供事項3、令和5年度防災訓練の実施結果につきまして、資料11により御説明いたします。
令和5年度における市民参加の防災訓練といたしましては、9月2日土曜日に留萌市立留萌小学校において実施の留萌市市民防災訓練と、11月5日日曜日に萌晴会館において実施の留萌市土砂災害防災訓練の2回でございます。
なお、留萌市市民防災訓練につきましては、令和元年度以来4年ぶりの実施となりました。
主な訓練内容といたしましては、市民防災訓練では緊急告知防災ラジオを通じた情報伝達訓練、地元町内会による津波避難訓練、防災講話などを実施したほか、土砂災害防災訓練では地域住民の避難訓練、避難所受付、安否情報の確認訓練、防災備蓄品の体験訓練などを実施したところでございます。
参加団体、参加人数につきましては資料のとおりとなっております。
なお訓練の様子につきましては、添付資料の留萌市市民防災訓練実施状況及び留萌市土砂災害防災訓練実施状況を御参照いただきますようお願いいたします。
資料11、4の実施場所を一部訂正させていただきたいと思います。
留萌市立留萌小学校の表記間違いでした。
大変失礼いたしました。
以上、
情報提供事項3の御説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項3について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、
情報提供事項3を終了します。
以上で、総務部より提出のあった案件については全て終了いたしました。
その他、
総務部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の
常任委員会で報告いただきたい事項など、何かありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特になければ、
総務部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
───────────────────────
午前10時35分再開
○委員長(
戸水美保子君) 再開いたします。
地域振興部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
地域振興部長。
◎
地域振興部長(海野聡君) 本日の
地域振興部所管事務につきましては、議案事項9件、
情報提供事項9件の合わせて18件となってございます。それぞれ担当課長等より御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(
戸水美保子君) 初めに、議案事項1について説明を求めます。
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 議案事項1、専決処分の報告(令和5年度
一般会計補正予算(第9号))について、資料1により御説明いたします。
令和2年6月8日発生の大韓民国籍の貨物船による留萌港
古丹浜ふ頭岸壁損傷事故に係る
損害賠償請求訴訟費用について、
補正予算編成の必要が生じましたが
補正予算審議のための議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年9月15日付で専決処分した案件でございます。
古丹浜ふ頭岸壁損傷事故損害賠償請求訴訟事業として3,000万円を増額補正し、補正後の金額を3,125万2,000円としたところでございます。
本件につきましては、当市委任弁護士の方針に基づき、相手方に損害賠償金を確実に支払わせるために必要となる保証状を発行させるため、8月23日船舶仮差押命令申立を行った際に必要となる経費、供託金でございます。
歳出の内訳ですが、補償、補填及び賠償金(供託金)として3,000万円を計上し、財源といたしましては全額一般財源でございます。
歳入につきましては、本件が解決した時点で供託金が還付されることから、供託金還付金として歳出と同額の3,000万円を計上したところでございます。
以上、議案事項1の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2について説明を求めます。
経済港湾課長。
◎
経済港湾課長(竹内学君) 議案事項2、専決処分の報告(令和5年度
一般会計補正予算(第10号))について、資料2により御説明させていただきます。
本件につきましては、令和5年第3回定例会において予算の決議をいただき実施しております
生活応援商品券発行事業補助金について、市民からの商品券の申込数が予定していた数量を上回ることとなり、本来であれば抽せんとすべきところではありますが、さらなる市民への生活支援と地域内の経済循環に大きく貢献する本事業の趣旨から、申込者全員に希望数量を販売すべきとの結論に至ったことで補正予算の編成が必要となりましたが、
補正予算審議のための議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定により令和5年11月7日付で専決処分とさせていただいた案件でございますが、このたびお配りしました資料において、事業名並びに専決処分の日付の記載に誤りがございましたので、おわびして訂正させていただきます。
説明を続けさせていただきます。
補正予算の内容でございますが、歳出について192万円を増額補正し、補正後の額を1億22万円としたところでございます。
内訳につきましては、生活応援商品券の申込み超過の対応分として169万2,000円、商品券増刷費用などの事務費の増加分として22万8,000円、合計192万円を計上しております。
歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金192万円を計上しております。
以上、議案事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。
次に、議案事項3について説明を求めます。
ふるさと納税課長。
◎
ふるさと納税課長(海野聡君) 議案事項3、専決処分の報告(令和5年度
一般会計補正予算(第11号))について御説明申し上げます。
後ほど
情報提供事項の中で詳しくふるさと納税寄附の申込状況については御説明させていただきますが、
ふるさと応援推進事業について寄附金受入れ額の増加により
補正予算編成の必要が生じたところでありますが、議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和5年11月16日付で専決処分した案件について報告するものであります。
内訳といたしましては、補正前の額に5億円を増額し、補正後の額を17億円とするものであります。
なお歳出の内訳につきましては、報償費、需用費、役務費、委託料及び積立金の増額であり、歳入につきましても同額での寄附金収入となるところでございます。
以上、議案事項3の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4について説明を求めます。
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 議案事項4、専決処分の報告(訴訟上の和解)について、資料4により御説明いたします。
旭川地方裁判所令和5年(ワ)第143号損害賠償請求事件の訴訟上の和解について、議会の議決を得る必要が生じたが議会を招集する時間的余裕がないことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年11月21日付で専決処分した案件でございます。
経過でございますが、令和2年6月8日に留萌港古丹浜ふ頭マイナス10メートル岸壁で発生した貨物船「DHARA」の岸壁損傷事故について、当市委任弁護士と相手方弁護士との間で交渉。
令和5年2月20日、復旧工事完了による工事代金確定に伴い、損害賠償請求の連絡を行ったが誠意が認められないため、令和5年5月31日に支払いを求める訴えを提起。
第1回期日、第2回期日、裁判所とのやり取りを経て相手方弁護士から保証状を提出させ、11月21日に行われました第3回期日において、訴訟上の和解が成立したところでございます。
和解金額につきましては、7,200万円でございます。
市の負担額につきましては、7,220万6,280円でございます。
和解の相手方につきましては、船主として韓国の株式会社ポヤン、代理人は戸田総合法律事務所、弁護士山本剛也でございます。
以上、議案事項4の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。
次に、議案事項5について説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(真鍋磨君) 議案事項5、令和5年度
一般会計補正予算(第12号)について、資料5により政策調整課所管分について御説明いたします。
1ページの
生活路線バス輸送維持費補助金につきましては、バス事業者の会計年度であります昨年10月から本年9月までの実績が確定したことを受けまして、補正前の額に93万6,000円を追加し、補正後の額を2,054万8,000円にしようとするものでございます。
これは、沿岸バスが運行する5路線のうち留萌峠下線を除く路線におきまして、利用者の減少や燃油高騰の影響により、欠損額が当初の見込みより増大したことから増額するものでございます。
続きまして、2ページのJR留萌線代替輸送バス事業支援金につきましては、バス事業者の会計年度であります昨年10月から本年9月までの実績が確定したことを受けまして、JR留萌線の一部廃線に伴う代替輸送手段として位置づけられている留萌旭川線の欠損分に対して支援するものでございます。
JRからの支援対象の区間としては留萌深川間となってございますが、バス事業者としてはこれまで国や北海道の補助をもってしても補填されない欠損額についてバス事業者が負担してきたところでございますが、本年2月に深川、旭川間も含めた全区間に対する欠損支援がなければ路線存続は困難との意見書が北海道や沿線自治体に対し提出されたことから、これまで関係機関で協議を重ね、先般令和5年度分について4市町で支援することで合意に至ったものでございます。
支援額につきましては、留萌深川間が距離割61%の1,530万2,000円を3市町で均等割りした510万1,000円、深川旭川間は39%分の978万4,000円から北竜町の支援額100万円を差し引いて3市町で均等割りした292万8,000円を合計した802万9,000円を計上しようとするものでございます。
なお歳入につきましては、全額JR留萌線代替輸送事業基金繰入金を充てようとするものでございます。
続きまして、3ページの
コミュニティセンター指定管理委託料に係る
債務負担行為設定についてですが、留萌市
コミュニティセンター設置条例に基づき設置しております
コミュニティセンターが現在6か所ございますが、今年度末で廃止予定となっております幌糠
コミュニティセンターを除く、港南、港北、港東、港西、東部の5か所の
コミュニティセンターについて、地域町内会などで構成する各
コミュニティセンター運営協議会に対し、令和6年度当初からの円滑な管理業務を指定管理するに当たり、令和5年度内に相手方と業務協定を締結し、令和6年度末までの
債務負担行為を設定しようとするものでございます。
なお、限度額は5センターの指定管理料の合計額の521万円としてございます。
以上、政策調整課所管分の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
ふるさと納税課長。
◎
ふるさと納税課長(海野聡君) 続きまして、ふるさと納税課所管分といたしまして、4ページ目をお開き願います。
ふるさと納税推進業務委託料に係る
債務負担行為の設定でございます。
ふるさと納税の推進について、寄附者の利便性や寄附事務の効率化を図ることを目的に、専用サイト等を通じた寄附の申込み、収納、返礼品の購入手配、集荷、配送等の業務について専門業者に委託を行っており、本委託業務については、令和6年度当初からもタイムラグを生じさせることなく受付業務を実施したいということから、令和5年度内に
債務負担行為を設定し、年度内に事業者との委託契約を締結しようというものでございます。
なお限度額につきましては、寄附された金額の14%及び消費税等としております。
以上でございます。
○委員長(
戸水美保子君)
農林水産課長。
◎
農林水産課長(榎昭博君) 次に、農林水産課所管の補正でございます。
5ページ目から御覧いただきたいと思います。
初めに
畑地化促進事業補助金でございますが、195万3,000円を増額補正しようとするものでございます。
内容でございますが、水田を畑地化して畑作物の本作化に取り組む農業者に対する国の支援制度に関しまして、今般補助金の交付内示を受け、その補助金のうち市町村を通じて対象者へ交付する土地改良区決済金等支援金分を増額補正しようとするものでございます。
次に幌糠農業・
農村支援センター管理事業でございますが、71万9,000円を増額し、補正後の額を614万2,000円にしようとするものでございます。
内容でございますが、物価高騰に伴う電気料金単価の上昇及び特約廃止による基本料金の増により、当初計上しておりました当センターの電気使用料の予算不足が生じるため、増額補正しようとするものでございます。
以上、農林水産課所管分の補正でございます。
○委員長(
戸水美保子君)
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 続きまして、経済港湾課所管、港湾関係分について御説明いたします。
7ページを御覧ください。
港湾事業特別会計繰出金として40万9,000円を増額補正し、補正後の金額を7,293万8,000円としようとするものでございます。
令和5年度
人事院勧告に伴い、
港湾事業特別会計職員人件費が増加するため、繰出金を増額補正しようとするものでございます。
補正の予算の内訳ですが、繰出金として40万9,000円を計上し、財源といたしましては全額一般財源を充てようとするものでございます。
以上、港湾関係分の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君)
経済港湾課長。
◎
経済港湾課長(竹内学君) 続きまして、資料の8ページをお開きください。
観光施設等指定管理業務委託料に係る
債務負担行為の設定につきまして、令和6年4月1日から指定管理業務を開始するため、令和5年度内に相手方との協定締結が必要となりますことから、令和5年から令和7年までの
指定管理委託料、限度額といたしまして6,382万8,000円の
債務負担行為を設定するものでございます。
以上、議案事項5の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項5を終了します。
次に、議案事項6について説明を求めます。
経済港湾課主幹。
◎
経済港湾課主幹(湯浅俊之君) 議案事項6、令和5年度
港湾事業特別会計補正予算(第1号)について、資料6により御説明いたします。
港湾施設維持管理事業として40万9,000円を増額補正し、補正後の金額を913万9,000円としようとするものでございます。
令和5年度
人事院勧告に伴い職員人件費が増加するため、繰出金を増額補正しようとするものでございます。
補正予算の内訳ですが、給料に12万5,000円、職員手当等に6万7,000円、共済費に21万7,000円を計上し、財源といたしましては全額一般会計からの繰出金を充てようとするものでございます。
以上、議案事項6の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項6を終了します。
次に、議案事項7について説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(真鍋磨君) 議案事項7、留萌市
コミュニティセンター設置条例の一部を改正する条例制定につきまして、資料7により御説明いたします。
留萌市
コミュニティセンター設置条例第2条のセンターの名称及び位置の項目から、留萌市幌糠
コミュニティセンターの項を削除しようとするものでございます。
併せまして、
コミュニティセンター使用料の別表の中で、暖房を使用する期間につきまして、他の公共施設と統一化を図るため10月15日を11月1日に、5月15日を4月30日に改めようとするものでございます。
なお施行年月日ですが、資料では公布の日からとなってございますが、令和6年4月1日からに訂正をさせていただきたいと思います。
以上、議案事項7の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項7について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項7を終了します。
次に、議案事項8について説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(真鍋磨君) 続きまして議案事項8、留萌市
コミュニティセンターの
指定管理者の指定につきまして、資料8により御説明いたします。
市内5か所の
コミュニティセンターにつきまして、地域町内会などで構成する各
コミュニティセンター運営協議会を
指定管理者として指定するものでございます。
指定期間につきましては令和6年4月1日から令和7年3月31日までの1年間で、予算額は521万円としてございます。
指定理由につきましては、令和5年11月7日に開催されました留萌市
指定管理者選定委員会におきまして選定した結果、当該5か所の
コミュニティセンター運営協議会が候補者として適当であると認められたことから、
指定管理者として指定するものでございます。
以上、議案事項8の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項8について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項8を終了します。
次に、議案事項9について説明を求めます。
経済港湾課長。
◎
経済港湾課長(竹内学君) 議案事項9、留萌市
観光施設等の
指定管理者の指定について、資料9により御説明申し上げます。
留萌市
観光施設等につきましては、特定非営利活動法人留萌観光協会を
指定管理者として指定するものでございます。
指定の理由につきましては、令和5年11月7日に開催されました留萌市
指定管理者選定委員会において書類審査による審査を行ったところ、道の駅と
観光施設等の連携強化によるさらなる施設の有効活用や、観光客の誘客による交流人口の増加、利用者目線のサービス充実などの提案内容が高く評価され、特定非営利活動法人留萌観光協会に当該施設の管理を行わせることが適当であると認められましたので、
指定管理者の指定について議会の議決を得ようとするものでございます。
以上、議案事項9の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項9について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項9を終了します。
それでは、
情報提供事項1から
情報提供事項4について説明を求めます。
政策調整課長。
◎
政策調整課長(真鍋磨君)
情報提供事項1、令和5年度留萌市
住民組織運営助成金の交付状況につきまして、資料10により御説明いたします。
本助成金につきましては、留萌市住民組織運営助成規則に基づく活動に対し、1の目的により毎年助成しているものでございます。
助成金申請世帯数の推移といたしましては、令和4年度と比較して229世帯の減となってございます。
町内会の数としましても、令和4年度に136組織でしたが、見晴台町内会と鉄道町内会の解散により令和5年度は134組織となっており、うち2組織から申請しない旨連絡があったことから、助成件数としては132組織となってございます。
助成金額の状況といたしましては、令和4年度と比較し100万円程度の増となってございますが、その要因といたしましては、⑦街灯・会館電灯料の電気料金の上昇や、⑨会館解体、⑩の今年度新設した除排雪経費に対し申請があったことに伴うものでございます。
以上、
情報提供事項1の説明とさせていただきます。
続きまして
情報提供事項2、
代替交通等の利用状況について、資料11により御説明いたします。
JR留萌線の一部廃止に伴う代替交通として、沿岸バス株式会社と道北バス株式会社が共同運行する留萌旭川線につきましては、令和4年度の留萌市内における1便当たりの平均利用乗車人数が5.6人だったのに対し、いずれの月も廃線後増加しており、直近の10月では7.2人となっておりますが、昨年10月より8便から5便に減便したことにより乗車密度が上昇したことや、JRからの転移も一定数いたものと受け止めてございます。
デマンドタクシーにつきましては、深川市立高等看護学校におきまして2年生が6月以降実習に入ったことにより、登校時の移動手段をバスからタクシーに転換した学生がおり、微増傾向となってございます。
旭川速達便につきましては、月平均6人から8人の間で推移している状況となってございます。
次に、6月からスタートした2の高齢者市内バス利用促進実証実験事業についてですが、10月末現在で全額免除が284件、半額免除が651件の合計935件申請しており、75歳以上の23%となってございます。
そのうち10月末までに利用された枚数といたしましては、全額免除が4,499枚、半額免除が9,268枚の合計1万3,767枚の24.5%の使用にとどまっており、冬場に備えて使用を控えている方も一定数いらっしゃるのかと思っております。
割引券の利用金額といたしましては、合計210万円程度となっております。
対前年比といたしましては、沿岸バス株式会社における市内近郊線に限って言えば、運賃収入で1.2倍、乗車人数で1便当たり5人程度増えている状況でございます。
この事業につきましては、本日利用者アンケートを発送予定としており、その結果を踏まえまして来年度以降の支援の在り方、公共交通の在り方について検証してまいりたいと考えてございます。
次に、3のデマンドタクシーのダイヤ変更ということで、委託先の小鳩交通株式会社から冬期間における高規格道路の制限速度や路面状況等を勘案し、12月から3月末までの間留萌発を10分繰り上げるとともに深川発留萌着の時間を10分繰り下げたい旨申出があり、北海道運輸局に届出し認可されたものでございます。
次に、4の留萌・札幌間のバス運賃改定ということで、既に市のホームページや各バス事業者においても周知しているところでございますが、沿岸バス株式会社においては11月1日から、北海道中央バス株式会社においては12月1日から次のとおり改定しており、広報12月号においてもお知らせするところでございます。
以上、
情報提供事項2の説明とさせていただきます。
続きまして
情報提供事項3、留萌市
移住支援金の対象要件の拡充について、資料12により御説明いたします。
留萌市
移住支援金につきましては、国や北海道と共同で実施するものであり、移住・定住の促進及び中小企業等における人手不足の解消を図ることを目的として、留萌市
移住支援金交付要綱を制定し、令和3年度から実施しているものでございます。
令和4年度から対象要件が拡充され、市町村が独自に定める関係人口についても対象になったことから、これまでの対象要件である2の(3)と(4)に加え、令和6年度から新たに関係人口として3に掲げております(1)として、本人または世帯員が過去に連続して1年以上留萌市に在住された方、(2)として本人または世帯員が留萌市内の高等学校を卒業した方、(3)として本人または世帯員の3親等以内の親族が留萌市に在住されている方、(4)として本人が過去に3回以上留萌市にふるさと納税をしている方のいずれかの要件に該当し、かつ、市内事業所で就業、就農または起業する方として、今後国に対し地域再生計画の変更について申請をし、認定後に同要綱を改正してまいりたいと考えてございます。
以上、
情報提供事項の3の説明といたします。
最後に、
情報提供事項4、令和5年度
まちづくり懇談会の開催について、資料13により御説明いたします。
既に議員の皆様にも御案内差し上げているところでございますが、11月28日午後6時半から留萌市中央公民館講堂(小ホール)において開催いたします。
事前に参加者の集約を行っておりまして、現時点で議員の皆様も含め50人程度の参加となっております。
なお、当日の参加も受付しているところでございます。
以上、
情報提供事項4の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項1から
情報提供事項4について、確認事項があればお願いします。
鈴田委員。
◆委員(鈴田亜湖君)
情報提供事項3の留萌市
移住支援金の件で、関係人口という要件が一つ増えて大変幅が広くなったとは思うんですけれども、この要件も東京圏から移住していることなど結構範囲が狭くて、特に気になったのが、(4)に就業(道運営マッチングサイトに掲載されている法人に新規就業した方)とあるんですけれども、この北海道運営マッチングサイトに登録している留萌市の企業っていうのが、調べたら少なくて、なおかつ土木業や電気など女性でも来れるような企業が少なくて、登録している企業も偏っているというのがすごく目についたので、今後北海道運営のマッチングサイトに留萌市の企業がもっと多く登録されるように、企業へそういった取組がありますよというのを周知していただけるように募集をしているのか、そこを教えていただきたいです。
○委員長(
戸水美保子君)
政策調整課長。
◎
政策調整課長(真鍋磨君) お答えいたします。
まず今回の関係人口につきましては、今おっしゃられたマッチングサイトに登録されていなくても、市内事業所へ就業、就農、起業する場合に関しては対象になるということが一つございまして、関係人口以外の
移住支援金の対象要件ということだと思うんですけれども、そこにつきましては御指摘のとおり現在4社ほどしか登録してございませんので、留萌市経済活性化懇談会等を通して、商工会議所などに事業所を増やしていただくような取組を今後仕掛けていきたいとは思っております。
○委員長(
戸水美保子君) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 他に発言がなければ、
情報提供事項1から
情報提供事項4を終了します。
次に、
情報提供事項5について説明を求めます。
ふるさと納税課長。
◎
ふるさと納税課長(海野聡君)
情報提供事項5、令和5年度
ふるさと納税寄附申込状況について、資料14により御説明申し上げます。
令和5年度における寄附の申込状況及び今後の見込みについてでございますが、4月のスタートから非常に好調を維持しておりまして、4月から10月までの確定値として、件数にして9万2,341件、金額にして12億4,683万5,000円と、対前年比でいきますと件数で563%ほど、金額として445%ほど大幅に伸びたという状況でございます。
これにつきましては、御承知のとおり10月の制度改正前までの駆け込み需要が一定程度影響している状況もございまして、大幅に増加したと分析しております。
今後11月から3月までの下期におきましては、当然この分の反動による減少も見込みながら、また一部、人気の返礼品の欠品なども発生しているという状況がございまして、令和5年度の最終の着地予測といたしましては、12万2,000件、17億円ほどと見込んでいる状況でございます。
今年度の主な取組といたしましては、毎月末に傾向について企業等含めてマーケティング分析というものを行っております。
これに基づき、効果的な広告やDMの戦略を立てながら個別に皆さんにお知らせしてるということと、ふるさと納税LINEを今年度から始めまして、きめ細やかな発信をしているということも寄附の獲得につながっているものと思ってございます。
また、当市の返礼品もポータルサイトの中では全国の上位にランキングされるなど、寄附金の獲得に貢献したと思っております。
なお予算につきましては、例年年末に増えるということもございまして、年末の寄附需要を踏まえて増額補正の対応をしていたんですが、先ほどお話ししたとおり10月の寄附分で既に歳入の予算額を超過したということから、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分で対応させていただいたというところでございますので、御理解いただきたいと思います。
情報提供事項5については以上でございます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項5について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、
情報提供事項5を終了します。
次に、
情報提供事項6から
情報提供事項9について説明を求めます。
農林水産課長。
◎
農林水産課長(榎昭博君)
情報提供事項6、令和4年度版「留萌市の林業」及び令和4年版「留萌市の水産業」について、資料15により御説明いたします。
この留萌市の林業及び水産業でございますが、林業につきましては市内の森林や林業・林産業の現況、森林整備や林業に関する各種事業など、また水産業につきましては、市内の漁獲高の変動や漁業の現況、水産業振興に関する各種事業などをそれぞれ取りまとめた統計書でございまして、毎年作成しているものでございます。
この活用につきましては所管業務における現状把握資料としているとともに、ホームページに掲載し周知しているほか、行政視察や施設見学、市内の小・中学校等の社会見学においても活用しているものでございます。
構成及び内容でございますが、まず林業につきましては、森林の現況や森林整備の事業実績などを計6項目で構成、また水産業につきましては、漁業生産高や漁業者数の推移など計14項目で構成しているものでございます。
なお、詳細につきましては別に添付しておりますので、後ほどお目通し願えればと思います。
以上、
情報提供事項6の説明といたします。
次に、
情報提供事項7、令和5年度寺子屋・るも
いっこ事業(
食育推進事業)の実施結果につきまして、資料16により御説明いたします。
地場産業や産品に対して理解を深めることや、食べることへの関心、さらには地場産品の消費拡大を目的に実施しております
食育推進事業の本年度の実施結果でございますが、本年度は計3回開催しております。
1回目につきましては、市民農園における苗植え体験ということで6月上・中旬の2回に分けて開催いたしました。
2回目につきましては、留萌産野菜の収穫と野菜を使用した花束づくり体験ということで、8月19日土曜日に樽真布の東農園及び農村交流センター風土工房こさえーるにおいて開催しております。
3回目につきましては、秋のみのり体験会と題しまして、11月11日藤山町の農村交流センター風土工房こさえーるにおいて、鮭のさばき方ととばづくり、さらには北海道産木材を使用したオリジナル箸づくり体験を開催しております。
本事業の成果でございますが、別添アンケートの結果からも地場産品に対する関心を高め、また参加したいと希望されている声も多いということから、地場産品の消費拡大、さらには食育推進につながっているものと評価しているところでございます。
以上、
情報提供事項7の説明といたします。
次に、
情報提供事項8、
ブルーカーボン推進試験事業の実施経過につきまして、資料17により御説明いたします。
留萌港内水域を活用した二酸化炭素吸収源対策
ブルーカーボン推進試験事業の実施経過でございますが、令和4年10月14日に養殖用試験施設、50メートル掛ける4基を留萌港南防波堤内港水域防波堤に沿って設置。
翌11月8日にはリシリコンブ、ワカメ、チヂミコンブの3種類の種苗を同施設に設置後、定期的に生育等について状況確認を行ってきました。
その結果でございますが、令和4年11月に種苗を設置後、令和5年の3月15日確認までの期間におきましては順調に生育しておりましたが、4月25日確認の時点から徐々に枯れ始めまして、6月14日確認の段階におきましてはもうほとんど壊滅状態という結果になりました。
この要因といたしましては、河川水が影響しているものなのか、4月14日から20日の期間におきまして海水の塩分濃度が著しく低下して、通常であれば塩分濃度3.4%あるところが、この期間においては2.5%以下まで低下したということがこの要因と考えているところでございます。
今後の対応でございますが、令和6年度試験に向けた各海藻類の人工種苗を本年中に設置いたしまして、定期的な生育状況の調査と併せて、留萌港内水域における塩分濃度観測というものも行った中で、枯れた原因解明について今後調査してまいりたいと考えているところでございます。
以上、
情報提供事項8の説明といたします。
次に、
情報提供事項9、
水産振興センターの
整備検討状況につきまして、資料18により御説明いたします。
市内水産業のさらなる振興を目的に、大学における試験研究機能、活魚販売などを行う水産物高付加価値機能、水産資源増大に係る増養殖機能、また、ブルーカーボンを一体的に進める拠点施設の整備に向けた建設事業費や、活用できる補助制度などの検討状況でございますが、本年度実施いたしました施設の基本設計業務につきまして、建設予定地を留萌港南岸背後に位置する旧地方卸売市場解体跡地に、建設延べ面積を385平米、構造・規模鉄骨造一部二階建として基本設計を行った結果でございますが、建築主体工事費、電気設備工事費、機械設備工事費、備品購入費、合わせて約4億4,000万円と試算されたところでございます。
次に、整備事業に活用する国費補助制度の検討状況でございますが、水産振興施設整備に対する現行制度におきましては、資料に記している①浜の活力再生・成長促進交付金(水産業強化支援事業)というものがございますが、この制度の成果目標といたしましては、漁業生産向上に直接寄与する取組というものが補助対象となるため、当該施設の計画において四つの機能のうちナマコの増養殖機能のみが補助対象となり、施設面積案分から施設全体の4分の1が対象となるため、補助対象経費は全体事業費の4億4,000万円のうち1億1,000万円、補助率が2分の1ですので、補助金いわゆる充当財源につきましては5,500万円程度しか見込めないという状況でございます。
またその他の制度といたしましては、資料の②農山漁村振興交付金ですとか、③の新たに創設された「海業」という取組に関連する制度というものがございますが、この二つの制度の成果目標といたしましては、漁村及び漁港背後圏における移住・定住や交流人口増大策が目的でして、補助要件といたしましても、この制度につきましては漁港圏における取組というものが対象であることから、現計画においては活用しづらい制度というところでございます。
今後の調整といたしましては、より有利で活用可能な新たな補助制度を模索していくとともに、各補助制度の成果目標に即した事業計画の作成ということにもまた調整を行った中で、施設整備に向け引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。
以上、
情報提供事項9の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項6から
情報提供事項9について、確認事項があればお願いします。
村山委員。
◆委員(村山ゆかり君)
情報提供事項9の
水産振興センターの
整備検討状況について、今説明をいただきまして理解をしております。
国費補助制度の活用がなかなか進まなそうだという状況があるんですけれども、所管としては4億4,000万円という概算が出ているので、どの程度国の補助制度があったら活用して整備ができると思っているのかお聞きしたいと思います。
○委員長(
戸水美保子君)
農林水産課長。
◎
農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。
国の水産庁の補助を活用してと基本的には考えております。
水産庁の補助はほとんどが、多くても大体2分の1以内の補助率でございますので、2分の1程度は財源充当した中で整備をしたいと考えているところでございます。
○委員長(
戸水美保子君) 村山委員。
◆委員(村山ゆかり君) 補助制度2分の1ということで約2億円を出していただけたらという思いだと思うんですが、可能性としてはあるのか、また補助制度がなかったらこの整備については難しいという結論に至るのか、確認をしておきたいと思います。
○委員長(
戸水美保子君)
農林水産課長。
◎
農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。
先ほどの説明でも申しましたとおり、まず、ほかの有利な補助事業制度も考えていきたい、模索していきたいということと、なかなか水産庁の補助制度も少ないというところがございますので、その補助制度に即した内容たる事業計画というものももう一度見直した中で、進めていきたいと考えております。
○委員長(
戸水美保子君) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 他に発言がなければ、
情報提供事項6から
情報提供事項9を終了します。
以上で、
地域振興部より提出のあった案件については全て終了いたしました。
その他、
地域振興部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の
常任委員会で報告いただきたい事項など、何かありませんか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特になければ、
地域振興部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時22分休憩
───────────────────────
午前11時23分再開
○委員長(
戸水美保子君) 再開いたします。
都市環境部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。
都市環境部長。
◎
都市環境部長(大和俊賢君) 本日の
都市環境部所管事務は、議案事項7件、
情報提供事項2件の合わせて9件でございます。それぞれ担当課長より御説明、御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(
戸水美保子君) 初めに、議案事項1について説明を求めます。
都市整備課長。
◎
都市整備課長(前田和宏君) 議案事項1、損害賠償に係る専決処分の報告(市道元川1号通り)につきまして説明させていただきます。
資料1を御覧ください。
事故の発生状況についてですが、令和5年9月8日午後3時20分頃、留萌駐屯地グラウンドの西側の道路になります、市道元川1号通りの歩道部におきまして、コンビニエンスストアに駐車しようとしていた車両が歩道の縁石低下部を走行したところ、舗装が剥離していた穴に落ち、前輪左側のタイヤを破損させたものであります。
示談の内容は、破損タイヤの交換修理費の5割分、5,528円を相手方に支払うものであります。
なおこの損害賠償金は、全国市有物件災害共済会より全額補填されるものであります。
今後の事故防止策についてでございますが、市道の路面状況は定期巡回パトロールにより安全管理を行ってきているところではありますが、今後もより一層徹底した安全管理に取り組み、危険箇所の早期発見による事故防止に努めてまいります。
以上、損害賠償に係る専決処分の報告の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項1について、確認事項があればお願いいたします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項1を終了します。
次に、議案事項2について説明を求めます。
都市整備課長。
◎
都市整備課長(前田和宏君) 議案事項2、令和5年度留萌市
一般会計補正予算(第12号)のうち都市整備課所管分につきまして御説明させていただきます。
資料2を御覧ください。
高砂・
東雲排水機場管理事業の補正についてですが、国から管理委託されている留萌川の高砂・東雲排水機場に勤務しております
会計年度任用職員の
人事院勧告に伴う人件費の補正でありまして、報酬、職員手当等、共済費を合わせ33万5,000円を増額補正するものであります。
内訳及び財源につきましては、資料に記載させていただいたとおりでございます。
以上、都市整備課分の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
建築住宅課長。
◎
建築住宅課長(安田周史君) 次に建築住宅課の補正でございますが、
公営住宅ストック総合改善事業におきまして、起債対象となる補助対象事業費の増額に伴い、財源の振替を行うものであります。
事業概要といたしましては、外部改修工事や配水管改修工事におきまして、補助対象事業費が設計変更等により増額となったことに伴い地方債も増額となることから、今回補正するものであります。
現在事業も継続中でありますので、補助金等の額が確定いたしましたら最終的な財源の振替について整理をしてまいります。
以上、建築住宅課分の説明とさせていだきます。
○委員長(
戸水美保子君)
環境保全課長。
◎
環境保全課長(花田睦治君) 環境保全課関係分の補正予算につきまして御説明いたします。
空家等適正管理事業の補正の理由といたしましては、空家等対策計画、特定空家等の認定、代執行の実施に関することなどについて審議するため、新たに設置する審議会の委員報酬を増額補正するものであります。
歳出の内訳としましては、留萌市空家等対策審議会を年度内に1回開催するための委員報酬として1万5,000円を増額いたします。
以上、環境保全課分の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項2について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項2を終了します。
次に、議案事項3について説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項3、令和5年度留萌市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、資料3により御報告いたします。
1ページを御覧ください。
下水道事業の補正は、歳入歳出それぞれ397万7,000円を増額いたしまして、事業総額を12億6,840万6,000円とするものでございます。
主な内容ですが、
人事院勧告に伴う人件費のベースアップによる増加分や、管渠維持事業における修繕費、工事費の増加、電気料金の値上げによる浄化センター動力電気料金の増加などにより、歳出全体では397万7,000円の増となっております。
歳入では、歳出の増額に伴い
一般会計繰入金で368万7,000円の増や、
受益者負担金で負担金の一括納付による29万円の増となっております。
以上、議案事項3の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項3について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項3を終了します。
次に、議案事項4について説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項4、令和5年度留萌市
水道事業会計補正予算(第1号)について、資料4により御報告いたします。
2ページ目を御覧ください。
補正予算(第1号)は
債務負担行為の追加変更のみとなっておりまして、当年度収入支出予算の増減はありません。
債務負担行為の追加として、新信砂浄水場維持管理業務委託料とコンビニ納付手数料の2件を新たに設定するものです。
変更といたしましては、浄水場取水施設関連で、機械設備更新工事、電気設備更新工事と施工監理業務の3本の限度額について変更するものです。
以上、議案事項4の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項4について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項4を終了します。
次に、議案事項5について説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項5、留萌市
下水道事業の設置等に関する条例制定について、資料5により御報告いたします。
本条例案は、人口3万人未満の市区町村の
下水道事業において、令和6年度から公営企業会計へ移行するよう国から要請があり、留萌市
下水道事業においても公営企業会計へ移行することとし、所要の規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものでございます。
条例案全文は2ページから3ページのとおりで、主な規定内容といたしましては、第1条
下水道事業の設置では、
下水道事業を設置する目的について定め、第2条法の財務規定等の適用では、地方公営企業法のうち財務や会計に関する規定のみを適用する財務適用とすることとし、第3条経営の基本では、
下水道事業の経営に関する基本的事項として経営の原則と事業規模を規定しています。
そのほか第4条から第8条について、それぞれ条項を規定しております。
条例の施行期日は令和6年4月1日とし、附則第2項、第3項において、留萌市特別会計条例、留萌市下水道条例をそれぞれ一部改正しようとするものでございます。
以上、議案事項5の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項5について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項5を終了します。
次に、議案事項6について説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤恒幸君) 議案事項6、留萌市
下水道事業の剰余金の処分等に関する条例制定について、資料6により御報告いたします。
本条例案は、留萌市
下水道事業において令和6年度から公営企業会計へ移行することとなり、新たに剰余金の処分等に必要な事項を定めるため、この条例を制定しようとするものでございます。
条例案全文は2ページのとおりで、規定内容といたしましては、第1条は趣旨について規定しており、剰余金の処分等に必要な事項を定めることをうたっております。
第2条は利益の処分及び資本金への組入れについて規定しており、利益処分の基準や各積立金の目的、資本組入れなどについてそれぞれ定めようとするものでございます。
第3条は、資本剰余金の処分について定めようとするものでございます。
施行期日につきましては、令和6年4月1日とするものでございます。
以上、議案事項6の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項6について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、議案事項6を終了します。
次に、議案事項7について説明を求めます。
環境保全課長。
◎
環境保全課長(花田睦治君) 議案事項7、留萌市空家等の適切な管理に関する条例制定につきまして、資料7により御説明いたします。
この条例は、市民の安全及び生活環境の保全を図るために制定するもので、条例の目的、所有者等の責務、助言・指導から代執行までの内容、緊急安全措置や審議会の設置に関することなどについて規定しております。
本条例の施行期日は、公布の日から施行となっております。
以上、議案事項7の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) 議案事項7について、確認事項があればお願いします。
野崎委員。
◆委員(野崎良夫君) 議案事項7の留萌市空家等の適切な管理に関する条例制定についての説明があったわけでありますが、通常この議案がこのような内容で出るときには条文が当然出されてくるんですが、これについては条文が出ていないのでどうなっているのか伺っておきます。
というのは、前段、
下水道事業の条例制定は何件かありました。それは出ているんですよ。
しかしこれは出ていないので、どうなのかということを伺っておきます。
○委員長(
戸水美保子君)
環境保全課長。
◎
環境保全課長(花田睦治君) 添付資料に条例(案)としてお示ししております。
○委員長(
戸水美保子君) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 他に発言がなければ、議案事項7を終了します。
それでは、
情報提供事項1について説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤恒幸君)
情報提供事項1、水道料金の
スマートフォンアプリ決済導入について、資料8により御報告いたします。
近年様々な場面でキャッシュレス化が進んでおりまして、自治体においてもキャッシュレス化が推進され導入する自治体が増えており、留萌市水道事業においても水道使用者の利便性向上を目的に、スマートフォンアプリ決済を導入しようとするものでございます。
開始時期につきましては令和6年1月からで、対象となる決済は水道料金と下水道使用料、決済方法はスマートフォン等を使用し、水道事業から発行された納付書はがきに印刷されているバーコードをスキャン、確認し決済完了となります。
手数料につきましては、現行の納付書コンビニ払いと同額の1件54円となり、水道事業が負担することとなります。
対応決済事業者は、PayPay、auPAY、d払いといった主要携帯キャリアをはじめ、資料のとおり各決済事業者に対応します。
今後使用者への周知等を行い、決済方法の選択肢拡充による利便性向上に努めてまいります。
以上、
情報提供事項1の説明といたします。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項1について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、
情報提供事項1を終了します。
次に、
情報提供事項2について説明を求めます。
環境保全課長。
◎
環境保全課長(花田睦治君)
情報提供事項2、旧るもいプラザ庇の天井落下に伴う緊急対応につきまして、資料9により御説明いたします。
先月の
常任委員会で御報告させていただきました旧るもいプラザ正面玄関の天井落下の件につきましては、歩行者に落下する危険性があるため、緊急対応として仮設壁の設置と、屋上柵の落下防止により市民の安全を確保することといたしました。
金額は税込みで242万円となり、11月22日に設置等を完了しております。
なお資料の最後のページに、参考として完成写真を追加させていただいております。
以上、
情報提供事項2の説明とさせていただきます。
○委員長(
戸水美保子君)
情報提供事項2について、確認事項があればお願いします。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 特に発言がなければ、
情報提供事項2を終了します。
以上で、
都市環境部より提出のあった案件については全て終了いたしました。
その他、
都市環境部所管事務について確認しておきたい事項、または次回以降の
常任委員会で報告いただきたい事項など、何かありませんか。
村山委員。
◆委員(村山ゆかり君) 簡単でいいんですが、今全国で熊被害がずっと出ておりますので、留萌市の中では負傷者というのは私の記憶の中では1人いましたがそれも併せて目撃情報なども、例えばどういう地区で何件あったとか、市役所からの出動は何回あったとか、そういう簡単な件数だけでも次回報告していただけたら。
町内会に全戸配布ということでチラシも配布されておりますけれども、そういうことも含めて一度報告いただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
○委員長(
戸水美保子君) 皆さん、そのような報告を求めるということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
戸水美保子君)
環境保全課長。
◎
環境保全課長(花田睦治君) 次回の
常任委員会で、熊の目撃情報については報告させていただきます。
○委員長(
戸水美保子君) よろしくお願いいたします。
ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) 他に発言がなければ、
都市環境部所管事務の調査を終了いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時42分休憩
───────────────────────
午前11時43分再開
○委員長(
戸水美保子君) 再開いたします。
閉会中の継続審査の申出につきましてはお手元に御配付のとおりでありますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
戸水美保子君) では、そのように決定いたします。
その他として、次回の開催日程について確認いたします。
第15回第1
常任委員会は、所管部長の日程を確認して、12月21日木曜日午前10時から開催したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(
戸水美保子君) では、そのように決定いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時43分休憩
───────────────────────
午前11時44分再開
○委員長(
戸水美保子君) 再開いたします。
次に、行政視察報告書についてです。
皆さんの報告書をベースに、私がまとめたものを事前に掲示しておりますが、これについて意見等ございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(
戸水美保子君) では、そのように決定いたします。
このほか皆さんから何かございますか。
〔発言する者なし〕
───────────────────────
△閉会宣告
○委員長(
戸水美保子君) 特になければ、以上で令和5年第14回第1
常任委員会を閉会いたします。
午前11時45分閉会
───────────────────────
留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
第1常任委員長 戸 水 美 保 子...