旭川市議会 > 2024-03-25 >
03月25日-06号

  • "指定介護療養型医療施設"(/)
ツイート シェア
  1. 旭川市議会 2024-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 旭川市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和6年 第1回定例会                令和6年 第1回定例               旭川市議会会議録 第6号――――――――――――――――――――――●令和6年3月25日(月曜日)         開議 午前10時00分         閉会 午前11時08分――――――――――――――――――――――●出席議員(34名)        1番  のむらパターソン和孝        2番  横  山  啓  一        3番  笠  井  ま な み        4番  あ  べ  な  お        5番  上  野  和  幸        6番  中  村  み な こ        7番  小  林  ゆ う き        8番  植  木  だいすけ        9番  江  川  あ  や       10番  駒  木  お さ み       11番  皆  川  ゆきたけ       12番  たけいし  よういち       13番  石  川  まさゆき       14番  沼  﨑  雅  之       15番  金  谷  美 奈 子       16番  ま じ ま  隆  英       17番  塩  尻  英  明       18番  髙  橋  紀  博       19番  高  木  ひろたか       20番  中  野  ひろゆき       21番  え び な  安  信       22番  高  橋  ひでとし       23番  菅  原  範  明       24番  佐  藤  さ だ お       25番  石  川  厚  子       26番  能 登 谷     繁       27番  品  田  と き え       28番  高  見  一  典       29番  高  花  え い こ       30番  中  村  のりゆき       31番  安  田  佳  正       32番  松  田  卓  也       33番  福  居  秀  雄       34番  杉  山  允  孝――――――――――――――――――――――●説 明 員  市長             今 津 寛 介  副市長            中 村   寧  副市長            菅 野 直 行  総合政策部長         熊 谷 好 規  総合政策部市政補佐官     桝 井 正 将  行財政改革推進部長      浅 利   豪  女性活躍推進部長       片 岡 晃 恵  総務部長           和 田 英 邦  市民生活部長         林   良 和  福祉保険部長         金 澤 匡 貢  福祉保険部保険制度担当部長  松 本   賢  子育て支援部長        浅 田 斗志夫  保健所地域保健担当部長    向 井 泰 子  農政部長           加 藤 章 広  建築部長           中 野 利 也  土木部長           太 田 誠 二  消防長            松 尾   彰  教育長            野 﨑 幸 宏  学校教育部長         品 田 幸 利  水道事業管理者        佐 藤 幸 輝  上下水道部長         沖 本   亨  監査委員           大 鷹   明  監査事務局長         高 田 敏 和  ――――――――――――――――――――――●事務局出席職員  議会事務局長         酒 井 睦 元  議会事務局次長        林 上 敦 裕  議事調査課長補佐       小 川 智 之  議事調査課主査        長谷川 香 織  議事調査課主査        浅 沼 真 希 議事調査課書記        髙 橋 理 恵  議事調査課書記        小 松 あゆみ――――――――――――――――――――――●会議録署名議員        10番  駒 木 おさみ        21番  えびな 安 信――――――――――――――――――――――●議事日程日程第7 議案第28号ないし議案第74号日程第8 議案第75号日程第9 議案第76号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●追加議事日程日程第10 議案第77号 旭川市固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第11 議案第78号 人権擁護委員の推薦について日程第12 議案第79号 旭川市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について日程第13 議案第80号 旭川市特別職の職員に対する退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第14 議案第81号 旭川市副市長の選任について日程第15 議案第82号 旭川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第16 議案第83号 旭川市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について日程第17 議案第84号 旭川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第18 議案第85号 議員の行政調査派遣について日程第19 請願・陳情議案の閉会中継続審査付託について日程第20 意見書案第1号 被災者生活再建支援制度の拡充等を求める意見書について日程第21 意見書案第2号 自民党派閥裏金問題の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書について日程第22 意見書案第3号 価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書について日程第23 意見書案第4号 香害による健康被害の解決等を求める意見書について――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●本日の会議に付した事件1.議案第28号 令和6年度旭川市一般会計予算について(原案可決)1.議案第29号 令和6年度旭川市国民健康保険事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第30号 令和6年度旭川市動物園事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第31号 令和6年度旭川市公共駐車場事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第32号 令和6年度旭川市育英事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第33号 令和6年度旭川市介護保険事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第34号 令和6年度旭川市母子福祉資金等貸付事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第35号 令和6年度旭川市後期高齢者医療事業特別会計予算について(原案可決)1.議案第36号 令和6年度旭川市水道事業会計予算について(原案可決)1.議案第37号 令和6年度旭川市下水道事業会計予算について(原案可決)1.議案第38号 令和6年度旭川市病院事業会計予算について(原案可決)1.議案第39号 旭川市児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第40号 旭川市新型コロナウイルス感染症対策基金条例を廃止する条例の制定について(原案可決)1.議案第41号 旭川市水道事業等及び下水道事業の設置等に関する条例及び旭川市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第42号 旭川市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第43号 旭川市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第44号 旭川市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第45号 旭川市無料低額宿泊所の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第46号 旭川市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第47号 旭川市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第48号 旭川市指定障害者支援施設の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第49号 旭川市障害福祉サービス事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第50号 旭川市障害者支援施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第51号 旭川市養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第52号 旭川市特別養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第53号 旭川市軽費老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第54号 旭川市国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第55号 旭川市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第56号 旭川市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第57号 旭川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第58号 旭川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第59号 旭川市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第60号 旭川市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第61号 旭川市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第62号 旭川市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第63号 旭川市動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第64号 旭川市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第65号 旭川市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営の基準に関する条例を廃止する条例の制定について(原案可決)1.議案第66号 旭川市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第67号 旭川市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第68号 旭川市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第69号 旭川市水道事業等給水条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第70号 旭川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第71号 旭川市地域保育所条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第72号 旭川市愛育センター条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第73号 旭川市いじめ防止等連絡協議会等条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第74号 包括外部監査契約の締結について(原案可決)1.議案第75号 市道路線の廃止について(原案可決)1.議案第76号 市道路線の認定について(原案可決)1.議案第77号 旭川市固定資産評価審査委員会委員の選任について(原案同意)1.議案第78号 人権擁護委員の推薦について(可と答申決定)1.議案第79号 旭川市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第80号 旭川市特別職の職員に対する退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第81号 旭川市副市長の選任について(原案同意)1.議案第82号 旭川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について(原案可決)1.議案第83号 旭川市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第84号 旭川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)1.議案第85号 議員の行政調査派遣について(原案可決)1.請願・陳情議案の閉会中継続審査付託について  陳情第5号 生活保護受給者へのアンケート実施等を求めることについて(民生)  陳情第3号 旭川市いじめ防止基本方針と旭川市いじめ防止対策推進条例の改正を求めることについて(子育て文教)  陳情第4号 旭川市いじめ防止基本方針と旭川市いじめ防止対策推進条例の改正を求めることについて(子育て文教)  陳情第2号 旭川市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求めることについて(議会運営)  陳情第6号 旭川市議会における国旗掲揚について(議会運営)1.意見書案第1号 被災者生活再建支援制度の拡充等を求める意見書について(原案可決)1.意見書案第2号 自民党派閥裏金問題の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書について(否決)1.意見書案第3号 価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書について(否決)1.意見書案第4号 香害による健康被害の解決等を求める意見書について(原案可決)――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――           開議 午前10時00分―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(福居秀雄) ただいまから、開会いたします。 本日の出席議員は、全員でありますので、これより休会前に引き続き会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(福居秀雄) 本日の会議録署名議員には、10番駒木おさみ議員、21番えびな安信議員の両議員を指名いたします。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(福居秀雄) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。 ◎議会事務局長(酒井睦元) 御報告申し上げます。 まず、議事日程について、本日の議事日程は休会前の続行でありますが、さらに、お手元に御配付申し上げております議事日程追加表のとおり、本日の議事に追加をいたします。 なお、その朗読は省略いたします。 次に、請願・陳情議案の委員会付託について、本件は、お手元に御配付申し上げております請願・陳情議案付託表のとおり、陳情第5号は民生常任委員会に、陳情第6号は議会運営委員会にそれぞれ付託をいたします。 以上。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(福居秀雄) それでは、これより本日の議事に入ります。 日程第7、議案第28号ないし議案第74号の令和6年度旭川市各会計予算とこれに関連を有する議案及び単独議案の以上47件を一括して議題といたします。 本案につきましては、いずれも予算等審査特別委員会にその審査を付託した案件でありますが、本特別委員会委員長から審査結果の報告書が議長宛て提出されておりますので、これより本特別委員会委員長の口頭報告を求めることにいたします。 予算等審査特別委員会 委員長 32番 松田卓也議員。 ◆松田卓也議員 (登壇) 本特別委員会に付託を受けておりました議案第28号ないし議案第74号の令和6年度旭川市各会計予算とこれに関連を有する議案及び単独議案の以上47件につきまして、その審査経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、審査経過でありますが、本特別委員会は3月5日に開会し、総務経済建設、民生子育て文教の2分科会を設置して付託議案を両分科会で分担し、3月5日から18日までの間、それぞれの分科会を8回開催し、理事者に対し、審査に必要な資料の提出を求めながら、分担議案に対する質疑のみを行い、3月18日に両分科会委員長から、それぞれ質疑を終了した旨の、またあわせて、総括質疑の申出があった旨等の報告を受けたところであります。その後、3月21日に総括質疑を行い、付託議案に対する全ての質疑を終了したことから、各会派1名による代表者会議において結論の取りまとめに当たるなど、その運営に努めてまいった次第であります。 両分科会の審査過程及び総括質疑における主な質疑項目につきましては、後日、印刷物として御配付させていただき、直ちに付託議案に対する本特別委員会としての結論を申し上げます。 すなわち、議案第28号、議案第29号、議案第36号、議案第37号及び議案第54号の令和6年度旭川市一般会計予算、国民健康保険事業特別会計予算水道事業会計予算下水道事業会計予算国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定の以上5件につきましては、日本共産党のまじま委員から反対である旨の討論があり、議案第28号、議案第29号、議案第36号、議案第37号及び議案第54号の以上5件につきましては、起立採決の結果、起立多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定し、議案第30号ないし議案第35号、議案第38号ないし議案第53号及び議案第55号ないし議案第74号の以上42件につきましては、いずれも全会一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上、極めて概括ではありますが、本特別委員会の審査経過と結果の報告を終わらせていただきます。 何とぞ、本特別委員会の決定どおり、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑終結と認めます。 これより、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 まじま議員。 ◆まじま隆英議員 (登壇) 日本共産党は、議案第28号、令和6年度旭川市一般会計予算、議案第29号、令和6年度旭川市国民健康保険事業特別会計予算、議案第36号、令和6年度旭川市水道事業会計予算、議案第37号、令和6年度旭川市下水道事業会計予算、議案第54号、旭川市国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定について、反対をいたします。 以下、簡潔にその理由を述べます。 私ども会派は、代表質問及び大綱質疑、さらには2つの分科会質疑で、賛否を判断する上で必要な質疑を行ってまいりました。その結果、私たち会派や市民が求めていた補聴器購入に対する助成制度、医療的ケア児保育支援、小中学校へのエアコン設置、学校給食費値上げ分の助成などの予算が計上されていることは評価できます。 一方で、水道料金、下水道使用料の減免制度の見直しについて、年金が下がり、物価の高騰に苦しむ独居高齢世帯、2013年から2015年にわたり光熱水費を含む生活保護基準引下げで苦しむ生活保護世帯、こういった生活弱者に対して、水道料金、下水道使用料の減免制度を廃止することは容認できません。 永山取水施設の行政財産の目的外使用に関しては、市長が特別に認めた場合に減免することができるという規定を基に、新年度の使用料7千778万2千800円、全額免除しています。市民要望、住民サービス増進のための自主財源確保に努める必要がある中で、多額の使用料を全額免除するという行為は適切なものとは言えません。 国民健康保険制度については、新年度にモデル世帯で保険料が1万円以上引き上がることが明らかになりました。現在の物価高騰の下で、市民生活に大きな影響を与えることにつながり、賛成できません。また、国保料を道内で統一すべきではありません。 次に、住宅改修補助金の性能維持・向上分、住宅リフォーム補助制度として市民に認知されている事業費が突然廃止されることが明らかになりました。この事業は、令和5年度の予算審議の中で継続するとの答弁が残されています。この点からも、議会軽視と言わざるを得ません。 関係団体の声を聞かずに廃止とした丁寧さを欠いた行為は反省すべきではありますが、分科会質疑の中で、早急に制度設計を行うこと、申請状況を踏まえ、必要な場合は予算を補正することが答弁されましたので、反対まではせずに、この後の推移を見守ります。 電動キックボードについて、令和4年度に実施した市民アンケートでは、電動キックボードなどが買物公園内を通行することについて反対意見が多数を占めました。その後の買物公園のあり方検討会議の議論も踏まえ、電動キックボードは、買物公園以外の車道で使用することになりましたが、安全性が担保されてはいません。 以上の理由から、日本共産党は、議案第28号、令和6年度旭川市一般会計予算、議案第29号、令和6年度旭川市国民健康保険事業特別会計予算、議案第36号、令和6年度旭川市水道事業会計予算、議案第37号、令和6年度旭川市下水道事業会計予算、議案第54号、旭川市国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定について、反対いたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) 以上で、通告による討論は終わりました。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、採決に入ります。 採決は、分割により行います。 まず、議案第28号、議案第29号、議案第36号、議案第37号及び議案第54号の令和6年度旭川市一般会計予算、国民健康保険事業特別会計予算水道事業会計予算下水道事業会計予算国民健康保険条例等の一部を改正する条例の制定の以上5件について、電子表決システムにより採決いたします。 本案に対する委員長報告は、いずれも原案どおり可決であります。 お諮りいたします。 本案について、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 押し間違いはありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) なしと認め、確定いたします。(議場内モニターに採決結果を表示) ○議長(福居秀雄) 賛成多数であります。 よって、本案は、いずれも委員長報告のとおり決定いたしました。 次に、議案第30号ないし議案第35号、議案第38号ないし議案第53号及び議案第55号ないし議案第74号の以上42件について採決いたします。 本案に対する委員長報告は、いずれも原案どおり可決であります。 お諮りいたします。 本案については、いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも委員長報告のとおり決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第8、議案第75号、市道路線の廃止についてを議題といたします。 これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第9、議案第76号、市道路線の認定についてを議題といたします。 これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。────────────────────────────────────────────
    ○議長(福居秀雄) 日程第10、議案第77号、旭川市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 今津市長。 ◎市長(今津寛介) 議案第77号、旭川市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 旭川市固定資産評価審査委員会委員穴口昭三氏、石田純枝氏、岡﨑幸治氏及び髙波澄子氏の4名は、本年4月13日をもって任期満了となりますので、その後任として、溝渕剛氏を新たに、また、穴口昭三氏、石田純枝氏及び髙波澄子氏を再度選任いたしたく、議会の同意を得ようとするものでございます。 穴口昭三氏は、昭和41年3月、北海道大学経済学部を卒業され、現在は、株式会社穴口ふとん店取締役会長をされる傍ら、旭川市市民委員会連絡協議会理事として、さらに、平成18年4月から旭川市固定資産評価審査委員会委員として活躍されている方であります。 石田純枝氏は、昭和59年3月、北海道東海大学芸術工学部を卒業された後、有限会社建築計画工房あとりえコア代表取締役などを務められ、現在は、石狩川上流川づくり懇談会委員として、さらに、平成15年4月から旭川市固定資産評価審査委員会委員として活躍されている方でございます。 髙波澄子氏は、平成2年3月、北海道大学法学部を卒業され、北海道大学医学部教授を経て、現在は、旭川市立大学保健福祉学部教授をされる傍ら、看護総合科学研究会監事、北海道公衆衛生学会評議員として、さらに、平成21年4月から旭川市固定資産評価審査委員会委員として活躍されている方でございます。 溝渕剛氏は、昭和49年3月、旭川市立北都商業高等学校を卒業され、昭和49年5月に旭川市に奉職し、税務部資産税課長などを経て、平成24年4月から平成28年3月まで税務部次長を務められた方でございます。 ただいま申し上げました4名の方々は、人格、識見ともに優れ、固定資産の公正な評価などに関して豊かな知識と経験を有しており、本市の固定資産評価審査委員会委員として適任であると考えますので、何とぞ4名の選任につきまして御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり同意することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第11、議案第78号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 今津市長。 ◎市長(今津寛介) 議案第78号、人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 人権擁護委員谷川英俊氏は、令和5年8月28日に御逝去され、また、荒木関栄氏、川西康夫氏、戸嶋千里氏及び水口正博氏は、本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任として、山下真実氏を新たに、荒木関栄氏、川西康夫氏、戸嶋千里氏及び水口正博氏を再度推薦いたしたく、議会の意見を求めようとするものでございます。 荒木関栄氏は、昭和47年3月、旭川大学高等学校を卒業され、荒木関塗装株式会社勤務などを経て、現在は、旭栄塗装を開業される傍ら、旭川市青少年育成部連絡協議会会長として、さらに、平成21年10月から人権擁護委員として活躍されている方であります。 川西康夫氏は、昭和50年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業された後、教職に就かれ、旭川市立千代田小学校教頭、旭川市立永山西小学校校長などを歴任され、現在は、民生委員・児童委員として、さらに、平成27年10月から人権擁護委員として活躍されている方でございます。 戸嶋千里氏は、昭和53年3月、旭川大学女子短期大学部を卒業された後、社会福祉法人旭川隣保会旭川隣保会第二保育所勤務などを経て、現在は、社会福祉法人旭川隣保会旭川隣保会第二こども園施設長をされる傍ら、平成30年10月から人権擁護委員として活躍されている方でございます。 水口正博氏は、昭和52年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業された後、教職に就かれ、旭川市立光陽中学校校長、旭川市立末広小学校校長、国立大学法人北海道教育大学教職大学院教育学研究科特任教授などを歴任され、平成27年10月から人権擁護委員として活躍されている方でございます。 山下真実氏は、平成6年3月、大阪教育大学教育学部を卒業された後、社会福祉法人のぞみ会末広第二保育園勤務などを経て、現在は、社会福祉法人のぞみ会幼保連携型認定こども園末広こまどり園長として活躍されている方でございます。 ただいま申し上げました5名の方々は、人格、識見ともに優れ、また、人権の擁護に深い理解と関心をお持ちで、人権擁護委員として適任であると考えますので、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可と答申することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可と答申することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) ここで、お諮りいたします。 この際、日程の一部を変更し、日程第12から日程第14までの議案第79号ないし議案第81号の以上3件を一括して議題とし、順次、提出者の説明を求めることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、日程第12から日程第14までの議案第79号ないし議案第81号の旭川市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定、特別職の職員に対する退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定、副市長の選任の以上3件を一括して議題といたします。 本案について、議案番号の順序に従い、順次、提出者の説明を求めます。 和田総務部長。 ◎総務部長(和田英邦) 議案第79号及び議案第80号につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 初めに、議案第79号、旭川市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例につきましては、副市長の定数を現行の2人から3人とするため、規定を改めようとするものでございます。 次に、議案第80号、旭川市特別職の職員に対する退職手当支給条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員から本市副市長に就任する場合などにおける特別職に対する退職手当の特例を定めようとするものであり、その内容は、国家公務員としての勤続期間等を本市特別職の職員としての勤続期間に通算する規定を定めるほか、当該規定の対象となる者が本市特別職の職員を退職する場合における退職手当の算定方法や不支給とする場合の規定を整備するものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(福居秀雄) 今津市長。 ◎市長(今津寛介) 議案第81号、旭川市副市長の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本案は、旭川市副市長として桝井正将氏を新たに選任いたしたく、議会の同意を得ようとするものでございます。 桝井氏は、平成13年3月、中央大学大学院を修了され、同年に国土交通省に奉職し、水管理・国土保全局河川環境課企画専門官、北海道開発局建設部河川計画課河川企画官などを歴任された後、令和5年4月1日からは、本市の総合政策部市政補佐官として御尽力いただいております。 桝井氏は、優れた識見と高潔な人格の持ち主であり、また、豊かな行政経験に基づく堅実な行政手腕は、高く評価されているところでございます。 今後の市政推進に当たり、必ずその職を全うされる適任者であると存じますので、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありますので、発言を許します。 のむらパターソン議員。(のむらパターソン議員、質疑質問席に着席) ◆のむらパターソン和孝議員 それでは、通告に従いまして、議案第79号、第80号、第81号について質疑を行います。 初めに申し上げておきますけれども、今回の質疑は、桝井氏に対して、桝井氏の人柄であるとか資質についての質疑ではございません。略歴を拝見したところによると、今津市長と同じ時期に中央大学に通われていたのかなと思うんですけれども、きっと、年齢も近いこともあって、相談しやすいような方なんじゃないのかなというところもありますので、その点については冒頭申し上げておきます。 それでは、質疑に入ります。 まず初めに、地方自治体における副市長の役割とは何でしょうか。 ○議長(福居秀雄) 和田総務部長。 ◎総務部長(和田英邦) 副市長は、地方自治法第167条の規定に基づき、市長を補佐する立場から、市長の命を受けて政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員の担任する事務を監督することのほか、国や北海道などの関係機関との連携、協議、調整を行いながら市政の発展に努めることを主な役割とした職でございます。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 市長を補佐し、なおかつ、その補助機関である職員の監督であるとか外部機関との調整、そういったものが職務であるということでした。 で、総務省の資料を少し拝見、確認させていただきまして、最新のものかは分かりませんけれども、比較的最近のものを選んだつもりなんですが、確認してみますと、北海道の自治体の9割が副市長の人数としては1人体制であると。日本全国、全自治体で見たときに、副市長3名体制の自治体というのは数十しかない。7割が1名体制で、15%前後が2名体制であるというデータがありました。 そこで、なぜ、今回、副市長を増員するんでしょうか、伺いたいと思います。 ○議長(福居秀雄) 今津市長。 ◎市長(今津寛介) 本市の長年の懸案であります中心市街地の活性化をはじめ、花咲スポーツ公園や東光スポーツ公園の整備事業、廃棄物処理施設の整備などは、まちづくりの根幹として今後100年の旭川の礎となる事業であり、喫緊に取り組まなければならない行政課題であると認識しております。 このような局面において、新たな副市長にこれらの重要施策を特命的かつ一貫して所掌させることで、課題解決に向けた本市の強い意思を示し、取組の一層のスピード感と実効性を高め、大きな推進力とするために、副市長を3人体制にしようとするものでございます。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 次年度は、大型事業を複数控えているということなんですけれども、ちょっと、2021年の市長の所信表明、こちらを参照させていただきたいんですが、経済成長都市の実現という項目において、国や北海道との関わりを強めるため、中央省庁から財政や地方創生に精通した人材を市政補佐官として招聘し、政策の企画立案能力を高め、施策を実現してまいりますというふうに述べられておりました。2年半前でしょうかね。あわせて、市長公約の中に、国とのパイプを活用して様々な事業を進めていくというようなことが記載されていたと思うんですけれども、この市長公約と市政補佐官の任命だけでは、これは不十分だったということなんでしょうか。現在の市政補佐官では、桝井氏は十分に力が発揮できていないということなんでしょうか。 副市長と市政補佐官の違いについてお示しいただきたいと思います。 ○議長(福居秀雄) 市長。 ◎市長(今津寛介) 市政補佐官は、省庁で活躍された知識や経験を生かし、国の新たな制度や情報を迅速に収集して、本市の政策立案や現行事業の効果的な展開につながることを期待し、今日まで精力的に業務に邁進いただいております。 先ほど御答弁申し上げた事業の一つ一つは、新時代旭川の象徴となる施策であり、これらの重要施策を力強く進めていくためには、私のまちづくりへの思いを共有しながら、各部局を効果的に連携させ、時に、国をはじめとする関係機関や団体とも協議を重ねて取り組むことが必要であります。 そのような重責を担うに当たっては、一般職の部長職ではなく、副市長として庁内部局を束ね、一定の権限の下に指導や助言を行える立場に立つことが効果的であり、妥当なものと考えております。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 それでは、4点目に待遇について伺います。 3人目の副市長の任期、給与はどのようになりますか。 ○議長(福居秀雄) 総務部長。 ◎総務部長(和田英邦) 副市長の任期につきましては、地方自治法第163条の規定により、4年とされております。 また、給与は、旭川市特別職の職員の給与に関する条例の定めるところによりまして、86万5千円の給料月額のほか、期末手当及び寒冷地手当が支給されることとなります。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 それでは、伺います。 先ほども申し上げたとおり、大型事業が、様々、計画されているということで、それらをスムーズに進めるために中央とのパイプを強固にしていくんだというような意味合いにも取れるんですけれども、そのような理解でよろしいんでしょうか。 また、同様の理論で、言ってみれば4人目、5人目の副市長が増員できてしまうというようなことも考えられるんですが、そのようなことは想定しているんでしょうか。 ○議長(福居秀雄) 市長。 ◎市長(今津寛介) 副市長を3人体制とすることにつきましては、現在の本市を取り巻く状況に鑑みて、これからの旭川の発展に資すると判断し、提案しているものであり、今後、さらに副市長の定数を増やすことは考えていないところでございます。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 旭川市の財政というのは、もう既に大きく中央に依存しているということに鑑みますと、外からの人材を採用するのではなく、市長のリーダーシップの下、市役所の内部の人材、これを育てることが最重要なんではないのかなと思うんですけれども、見解を聞きたいと思います。 ○議長(福居秀雄) 市長。 ◎市長(今津寛介) 人材育成につきましては、私自身も重要なものと認識しており、これまでも、最高デジタル責任者やチーフ・デザイン・プロデューサー、市政アドバイザーなど、知見豊かな外部人材の皆様から様々な助言や指摘をいただくことで、職員一人一人が新たな視点を持って仕事の質を高め、幅を広げることにつながっております。 今般の副市長の選任につきましても、真に持続可能な旭川の礎を創造するために、豊かな行政経験に基づく優れた識見を市職員の成長やこのまちに生かしていただきたく、まさに適材適所の人事を行おうとするものであり、若者が夢を持ち、安心して暮らせるまちづくりにつながるものと確信しているところでございます。 ○議長(福居秀雄) のむらパターソン議員。 ◆のむらパターソン和孝議員 ありがとうございました。 市政補佐官だけではなくて、様々な外部人材を登用して行政運営を行っていくというのが、ある意味では、今津市長の手腕というか、手法の特徴なんじゃないのかなと思うんですよね。 今回の場合は、中央省庁からの人材を活用することで、より国と密接なやり取りをしながら行政の運営を行えるということで、そういうような構造が現実にあるのだということなんだと思います。それというのは、裏を返せば、地方分権の否定にも当たるんじゃないのかなというふうに危惧しているわけです。 ですので、市長には、せっかく国とのパイプといったものをお持ちなわけですから、当然、旭川の市長ですから、旭川市が一番大事なんですけれども、旭川市だけではなくて、地方都市全体、中核市全体のリーダーになっていただいて、公平な地方都市の取扱いみたいなものを国に訴えていただきたいなと思います。 またあわせて、今の答弁の中で、桝井氏の識見、そういったものについても触れられておりましたけれども、市長の周りには本当に優秀な部長さんたちが座られておりますし、その後ろにも様々な職員の方が控えられているということで、ぜひ、内部人材の育成といった観点で桝井氏の識見をフル活用していただいて、これからの行政運営に努めていただければなと思います。 以上で、質疑を終わります。 ○議長(福居秀雄) 以上で、のむらパターソン議員の質疑を終了いたします。(のむらパターソン議員、議員席に着席) ○議長(福居秀雄) 以上で、通告による発言を終わります。 他に御発言はありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、いずれも原案どおり可決、同意することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも原案どおり可決、同意することに決定いたしました。 ここで、ただいま副市長に選任の同意を得ました桝井正将氏から、御挨拶をいただくことにいたします。 ◎総合政策部市政補佐官(桝井正将) (登壇) 副市長の選任を同意いただきました桝井でございます。 同意をいただきまして、誠にありがとうございます。 まだまだ若輩でありながら、このたびは、身に余る光栄でありますとともに、この重責に身の引き締まる思いでございます。 思い返しますと、社会人のスタートは、平成13年に北海道開発局旭川開発建設部ということで、まさにこの旭川の地でございました。御縁があり、市政補佐官として旭川市に迎えていただき、1年間、様々な場面で市役所内の各御担当者と意見を交わす機会がございました。 多くの地方都市がそうであるように、人口減少の問題でありますとか、中心市街地の活性化など、様々な課題に直面しており、職員はその対策に全力を挙げて取り組んでございます。さらに、今回の予算案の審議等も踏まえますと、今津市長の下、新時代旭川に向けて、今後100年の礎のために取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。 これらには、特に、私のこれまでの国での行政経験でありますとか、人とのつながり等を生かすことが求められていると認識しております。様々な課題などに対応し、若者が夢を持ち、安心して暮らせるまちづくりを進めるためにも、市長を補佐し、市役所の職員のほか、関係する皆様と力を合わせて、至誠無息の精神の下、誠実に努力し、職務を全うする所存でございます。 議員の皆様におかれましては、より一層の御鞭撻、御指導を賜りますようお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)(降壇)──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第15、議案第82号、旭川市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。 本案につきましては、請願や議場での携帯品に係る手続など、所要の規定を整備するため、会議規則の一部を改正しようとするものであります。 ここで、お諮りいたします。 本案についての提出者の説明並びに質疑・討論は、議事進行上、この場合省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第16、議案第83号、旭川市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 本案につきましては、事務分掌条例の一部改正に伴い、委員会条例の一部を改正しようとするものであります。 ここで、お諮りいたします。 本案についての提出者の説明並びに質疑・討論は、議事進行上、この場合省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第17、議案第84号、旭川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 議会運営委員会 委員長 20番 中野ひろゆき議員。 ◆中野ひろゆき議員 (登壇) 議案第84号、旭川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、議会運営委員会委員長  中  野  ひろゆき であります。 これまで、議長、副議長及び議員が公務のため旅行したときに費用弁償として支給される旅費の額につきましては、市職員の旅費に関する条例の例によるとしてきたところでありますが、昨今の社会情勢の変化に伴う物価高やコロナ禍明けに伴うインバウンド需要の増加などの影響を受け、ホテル代は高騰しており、飲食や移動等に係る雑費も負担が増えているのが現状であることから、現状に即して日当と宿泊料の額を改正しようとするものであります。 その額につきましては、現行の職員の旅費条例改正前に規定されていた額を参考に、普通旅行における日当の額を1日につき2千400円から600円引き上げ3千円に、宿泊料の額については、一夜につき、道外に宿泊したときは1万2千円から2千800円引き上げ1万4千800円に、道内に宿泊したときは1万800円から2千500円引き上げ1万3千300円にしようとするものであります。 施行日につきましては、令和6年4月1日としております。 以上の内容につきまして、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第18、議案第85号、議員の行政調査派遣についてを議題といたします。 本案につきましては、本市議会として、積極的な政策立案を目的とし、他都市の先進事例を調査するため、議員を派遣しようとするものであります。 ここで、お諮りいたします。 本案についての提出者の説明並びに質疑・討論は、議事進行上、この場合省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。 ここで、お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容につきまして、今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第19、請願・陳情議案の閉会中継続審査付託についてを議題といたします。 本案は、お手元に御配付申し上げております議事日程第19付表のとおり、民生、子育て文教両常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、閉会中の継続審査に付されたいとの申出があります。 お諮りいたします。 本案については、いずれも各委員長の申出どおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも各委員長の申出どおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第20、意見書案第1号、被災者生活再建支援制度の拡充等を求める意見書についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 小林議員。 ◆小林ゆうき議員 (登壇) 意見書案第1号、被災者生活再建支援制度の拡充等を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、旭川市議会議員 敬称は省略させていただきます。  中  村  み な こ     小  林  ゆ う き     植  木  だいすけ    江  川  あ  や     ま じ ま  隆  英     塩  尻  英  明    髙  橋  紀  博     高  木  ひろたか     石  川  厚  子    能 登 谷     繁     品  田  と き え     高  見  一  典   以上、12名であります。被災者生活再建支援制度の拡充等を求める意見書 2024年1月1日、石川県能登半島において、最大震度7の地震が発生した。この地震や津波等により、多くの人的被害をもたらしたほか、住宅や建物の倒壊等の甚大な被害が起きている。 現行の被災者生活再建支援制度は、被災者の生活の再建を支援し、住民の生活の安定と被災地の速やかな復興を目的として、自然災害の被災者が最大で300万円の「被災者生活再建支援金」を受給できる制度である。 2007年に行われた法改正時には、衆参両院の災害対策特別委員会において、支援金の支給限度額、国の補助割合を含め、制度の見直しを行うなどの総合的な検討を加える旨の附帯決議がなされているが、2004年の法改正以降、約20年間金額は据え置かれたままである。 昨今の物価の上昇や人件費の値上がり等を踏まえれば、支援制度の拡充は必要不可欠であり、基礎支援金及び加算支援金の倍増や支援対象の見直し、国庫補助率の引上げによる被災自治体の負担軽減の配慮が必要である。 よって、国においては、被災者生活再建支援制度の支援対象と支援金を抜本的に拡充し、被害に遭われた住民の生活再建を支援するとともに、今後の災害への備えとするよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、電子表決システムにより行います。 お諮りいたします。 本案について、原案どおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 押し間違いはありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) なしと認め、確定いたします。(議場内モニターに採決結果を表示) ○議長(福居秀雄) 賛成多数であります。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(福居秀雄) 日程第21、意見書案第2号、自民党派閥裏金問題の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 植木議員。 ◆植木だいすけ議員 (登壇) 意見書案第2号、自民党派閥裏金問題の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、旭川市議会議員  中  村  み な こ     小  林  ゆ う き     植  木  だいすけ    江  川  あ  や     ま じ ま  隆  英     塩  尻  英  明    髙  橋  紀  博     高  木  ひろたか     石  川  厚  子    能 登 谷     繁     品  田  と き え     高  見  一  典   以上、12名であります。自民党派閥裏金問題の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を求める意見書 「政治とカネ」の構造的問題に対し、国民の政治不信は極めて深刻になっている。 議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を派閥の政治資金収支報告書に記載せず、議員側にキックバックし、議員側も収支報告書に記載していなかった案件については、特に自民党派閥の組織ぐるみの裏金づくりであり、政治資金規正法上の不記載、虚偽という犯罪である。これは、同法の目指す「国民の不断の監視と批判」を回避し、「政治活動の公明と公正」を侵害し、「民主政治の健全な発達」を妨げるものである。また、裏金は本来課税所得であり、所得税の脱税の疑いも極めて濃厚である。 裏金を還流させる仕組みができたのはなぜなのか、中心になっていたのは誰か、裏金の使途はどうなっているのかなど、まだ明らかになっていない疑問が山積している。国民の政治への信頼を取り戻すため、国会においても関係者の証人喚問を含めて、徹底的に事件の全容の解明を行い、責任を明確にしなければならない。違法行為がありながら立件が見送られた議員が多数いることも問題であり、政治倫理綱領及び自民党ガバナンスコードに基づき、金額や経緯、使途等について、国民に対する説明責任を果たすとともに、国税当局に対し適正に課税するよう求める。 政治資金規正法には、政治活動を国民の監視の下に置くことで、公正さを確保する狙いがある。今回の問題を検証し、再発防止に向け、抜け道を塞ぐ実効性ある抜本的な法改正が必要である。 よって、国においては、裏金問題の真相の徹底解明と実効性ある再発防止策の確立を強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、電子表決システムにより行います。 お諮りいたします。 本案について、原案どおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 押し間違いはありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) なしと認め、確定いたします。(議場内モニターに採決結果を表示) ○議長(福居秀雄) 賛成少数であります。 よって、本案は、否決されました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第22、意見書案第3号、価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 塩尻議員。 ◆塩尻英明議員 (登壇) 意見書案第3号、価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、旭川市議会議員  小  林  ゆ う き     植  木  だいすけ     江  川  あ  や    塩  尻  英  明     髙  橋  紀  博     高  木  ひろたか    品  田  と き え     高  見  一  典 以上、8名であります。価格転嫁対策の円滑な実施と実効性確保を求める意見書 日本企業の9割以上、雇用の約7割を占める中小企業・小規模事業者は、日本経済の屋台骨であるのみならず、地域経済・社会の支え役となっているが、原材料高、物価高が重なり厳しい状況に置かれる中で、人手不足、最低賃金を始めとする賃上げの機運など、取り巻く環境は、まさに大きな変革期の中にある。 政府と公正取引委員会は2023年11月、労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針(以下「ガイドライン」という。)を公表した。一方、中小企業等では価格転嫁を持ち出すと今後の取引関係に悪影響を及ぼす懸念があること等を背景に、特に労務費転嫁を自社で吸収するといった商習慣もあり、価格転嫁が困難な要因の一つとなっている。原材料費等の高騰による商品の価格改定が進む中で、依然として労務費の転嫁率が30.0パーセント(中央値)と進まない現状において、このガイドラインの実効性が中小企業の持続的な賃上げを左右する。 よって、国においては、ガイドラインが契機となり、より実効的な価格転嫁対策が実施され適切な取引につながるよう、次の事項について実施するよう要望する。1 サプライチェーンの上流から下流へと全体に波及し、賃上げの原資とすることを目標に、ガイドラインを各省庁から関係団体に通知を行い、政府全体で周知徹底を実施すること。2 ガイドラインの運用状況を確認し、立場の弱い中小企業等が労務費を価格交渉の場に出すことができているか綿密なフォローアップを行うとともに、できていない場合は改善すべき点を洗い出し、具体的な支援策を講ずること。3 多重下請業者や個人事業主及びフリーランス、また映像コンテンツ業界や運送業界等、特に労務費転嫁が困難であると言われている業態、業界の状況把握を行いつつ、価格転嫁が困難である原因を分析し、今後施行されるフリーランス・事業者間取引適正化等法と併せて対策を講ずること。4 労務費を始め、原材料費、エネルギー費等の転嫁状況を把握するため、引き続き無作為アンケートや個別のヒアリング等を実施し、適時適切な公表を継続すること。5 公正取引委員会や下請Gメン等の人員の強化を行うこと。とりわけ一部の地域が取り残されないよう、地方での価格転嫁対策を強化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、電子表決システムにより行います。 お諮りいたします。 本案について、原案どおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。 押し間違いはありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) なしと認め、確定いたします。(議場内モニターに採決結果を表示) ○議長(福居秀雄) 賛成少数であります。 よって、本案は、否決されました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 日程第23、意見書案第4号、香害による健康被害の解決等を求める意見書についてを議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 江川議員。 ◆江川あや議員 (登壇) 意見書案第4号、香害による健康被害の解決等を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、旭川市議会議員 敬称は略しますが、  中  村  み な こ     小  林  ゆ う き     植  木  だいすけ    江  川  あ  や     ま じ ま  隆  英     塩  尻  英  明    髙  橋  紀  博     高  木  ひろたか     石  川  厚  子    能 登 谷     繁     品  田  と き え     高  見  一  典   以上、12名であります。香害による健康被害の解決等を求める意見書 近年、家庭で使用する柔軟仕上げ剤を始めとした合成洗剤、柔軟剤、消臭剤等に含まれる揮発性有機化合物によって、頭痛、めまい、胃腸症状、呼吸障害等の体調不良を訴える人が増加している。 「香害」の言葉でも表現される「新たな環境汚染」として、毎月第1土曜日に「#香害は公害」ツイッターデモも行われ、2021年8月には消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省が5省庁連名で香害に関するポスターを作成するなど、少しずつ取組は進んでいるが、健康被害を訴える人は減る気配がない。2022年8月には香害をなくす議員の会も発足し、2024年1月には香害をなくす議員の会、香害をなくす連絡会、カナリア・ネットワーク全国の連名で、業界団体や企業に対してマイクロカプセル香料の長続き製法の見直しを求める8,889名の署名が提出された。 この問題の根幹は、付加価値として香りや抗菌を時間差で揮発させ長続きさせる合成洗剤等が販売されていながら、揮発性有機化合物が与える健康被害の実態解明が進んでいない部分にある。日用品である合成洗剤等の使用が自らの健康被害につながり、他者の健康を害することについて、企業の社会的責任の観点から揮発時の安全性調査は必要である。 よって、政府においては、消費者の健康で安心な暮らしに資するよう、香料等成分の安全性や香料による健康被害について、企業、被害者を交えて実態調査を行うとともに、理解促進に関わる取組の継続や相談窓口の設置、安全性調査の補助等、更なる実効性のある施策を実施するよう要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇) ○議長(福居秀雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。(「なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。(「異議なし」の声あり) ○議長(福居秀雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。──────────────────────────────────────────── ○議長(福居秀雄) 以上で、今定例会に付議された案件は、全て終了いたしました。 第1回定例会は、これをもって閉会いたします。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――           閉会 午前11時08分...