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令和 5年(常任)総務委員会−06月08日-記録

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  1. 札幌市議会 2023-06-08
    令和 5年(常任)総務委員会−06月08日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年(常任)総務委員会−06月08日-記録令和 5年(常任)総務委員会            札幌市議会総務委員会記録            令和5年6月8日(木曜日)       ────────────────────────       開 会 午前9時59分     ―――――――――――――― ○藤田稔人 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  議事に先立ちまして、一言、ご挨拶申し上げます。  今年度の総務委員会委員長を拝命いたしました自民党の藤田稔人でございます。  本委員会は、皆様ご承知のとおり、まちづくり戦略ビジョンの戦略編、そして、アクションプランなど、幅広く中長期的な計画を担っております。  あわせて、いつ何どきやってくるか分からない災害の対応もありますし、それぞれの施策においては、これからの時代、DXとGX、そういったことが重要な柱となっております。  そういったことを全て網羅的に議論していく大変重要な委員会だと認識しております。  皆様方の闊達なご議論を、そして、円滑な委員会運営へのご協力を心からお願い申し上げますとともに、皆様方と1年間、しっかりと議論を交わしていきたいと考えておりますので、ぜひ、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)     ―――――――――――――― ○藤田稔人 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選を行います。  ご発言はございませんでしょうか。  (中川委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆中川賢一 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。
     副委員長には、田中啓介委員を推薦することの動議であります。 ○藤田稔人 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○藤田稔人 委員長  異議なしと認め、副委員長には、田中啓介委員が選任されました。  それでは、副委員長席にご移動の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○田中啓介 副委員長  ただいま選任いただきました田中啓介です。  微力ではございますが、藤田委員長をお支えし、副委員長としての役割をしっかりと果たすよう努めてまいります。  皆様、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○藤田稔人 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  まず、会計室関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎野島 会計室長  会計室は、全庁にわたりまして、地方自治法をはじめとした関係法令・規則を遵守した会計事務の執行の徹底を図る、そういう役割を担う組織でございます。  所管事務の概要につきましては、会計次長から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎小野塚 会計室次長  私から、会計室の事務概要についてご説明いたします。  お手元の会計室関係資料に沿って説明させていただきます。  まず、1ページ目をお開きください。  会計室の機構についてでございます。  会計室は、1部2課3係で構成されておりまして、地方自治法で定める会計管理者のほか、次長、会計管理課9名、出納課23名の計34名でございます。  なお、会計管理課長につきましては、現在、会計室次長事務取扱となってございます。  続きまして、2ページ目をお開きください。  こちらは会計室の事務分掌でございまして、係ごとの事務を列記しておりますけれども、詳細説明につきましては、時間の都合上、省略させていただきます。  最後に、3ページ目をお開きください。  会計室の所管事務概要でございます。  主な事務といたしましては、現金や有価証券出納保管記録管理、決算の調製や支出負担行為の確認、支出命令書の審査などでございまして、関係法令の規定に基づきまして、適切な会計事務を執行するよう努めているところでございます。  また、全庁の会計事務に携わる職員に対しまして、会計事務の知識の習得と意識の向上のため、様々な研修を実施するなどの取組を行っているところでございます。 ○藤田稔人 委員長  次に、危機管理局関係をお願いいたします。 ◎櫻井 危機管理監  危機管理局につきましては、平時には、庁内、庁外との連携強化ですとか、自助、共助によります地域防災力の向上に努めているところでございます。  また、加えまして、自然災害をはじめといたします様々な危機事象への対応力の強化というものに努めているというところでございます。  また、災害発生時には、災害情報の収集ですとか分析、そして、応急対策に関わる総合調整を行う役割を担っております。  それでは、危機管理局の主な事務概要につきまして、部長よりご説明申し上げます。 ◎浅山 危機管理部長  危機管理局の資料1ページ目から2ページ目をご覧ください。  危機管理局の機構につきましては、1部1室1課3担当課の体制となっております。  次に、資料の3ページ目をご覧ください。  所管事務につきましては、危機管理統括調整に関することなど、10項目となっております。  続きまして、4ページをご覧ください。  当局の令和5年度予算額は3億5,000万円余、前年比21%減となっております。  この減の理由ですが、主に浸水ハザードマップ全戸配布が完了したことによるものです。  4番、主要事業につきましては、下段に掲載しておりますが、主なものにつきましてご説明いたします。  まず初めに、3の備蓄物資整備費です。  備蓄物資の更新や増強を行うもので、感染症対策用品購入のほか、第4次地震被害想定に基づき、1人当たり2日分を目指して備蓄食糧を計画的に増強しているものでございます。  続きまして、7の災害伝達手段多様化事業費です。  65歳以上で携帯電話を持たない市民に対しまして、固定電話への避難情報等を配信するサービスを実施いたします。  最後に、8の避難所運営能力向上費です。  災害対応力の強化を図るために、市民や職員を対象とした避難場所運営研修を実施するものです。  令和5年度は、実施回数を令和4年度の60回から100回程度に拡充し、3年に1回は研修を受講できるようにいたします。 ○藤田稔人 委員長  次に、総務局関係をお願いいたします。 ◎山根 総務局長  総務局は、文書管理機構編成職員定数等、市役所の下支えとしての役割のほか、国際交流、広報広聴、シティセールスの推進など、多岐にわたる事務事業を行っております。  続きまして、総務局の局長職、部長職から自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎山根 総務局長  以上のほか、本日は出席しておりませんが、局長職といたしまして、東京事務所を所管いたします佐藤調整担当局長、また、部長職といたしまして、北海道派遣守屋部長職平野職員健康管理担当部長田森職員保健相談担当部長菅共済担当部長、札幌市職員福利厚生会派遣中田部長職がおります。  続きまして、総務局の事務概要につきまして、お手元の資料に基づいてご説明いたします。  資料の1ページから8ページは、総務局の機構及び各課の事務分掌でございますので、ご説明は省略させていただきます。9ページから10ページの令和5年度における主要事務事業につきまして、城戸崎行政部長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎城戸崎 行政部長  私から、総務局各部の令和5年度における主要事務事業につきましてご説明をさせていただきます。  初めに、行政部でございます。  行政部では、内部統制制度の総括や条例等重要文書の審査、市役所本庁舎維持管理本市保有の情報に係る情報公開個人情報保護制度の総括及び特定重要公文書の保存や市民利用に関する事務等を所管しております。  次に、改革推進室でございます。  改革推進室では、札幌市まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2019の期間が満了となったことから、行政運営の取組の総括及び新たな中期実施計画の策定に向けた検討を行います。  また、行財政改革の推進に係る総括調整行政組織の編成を所管しております。  次に、秘書部でございます。  秘書部では、市長、副市長の公務に係る日程調整資料作成、関係先との連絡調整をはじめとした秘書業務全般のほか、宮様や市政功労者の接遇、ふるさと納税などの寄付受理事務を所管しております。  次に、国際部でございます。  国際部では、姉妹・友好都市との交流事業をはじめ、海外諸都市との交流のほか、多文化共生施策の推進など、札幌市の国際化に取り組んでおります。  次に、広報部でございます。  広報部では、毎月1回発行している広報さっぽろやテレビ、ラジオの広報番組、ホームページに加え、SNSなど、時代に即した効果的な市政情報の提供をより一層進めるとともに、広報と連携して一体的に札幌市の魅力を発信するシティプロモートに取り組んでおります。また、広聴活動においては、市民から寄せられるご意見等への対応をはじめ、市民意識調査や市民との対話事業コールセンターなどを通して市民の声の把握に努めております。  次に、職員部でございます。  職員部では、教職員等を除く約1万4,000人の職員の人事管理健康管理、給与その他の勤務条件職員研修を所管しております。  今後も、行政需要に応じた定員管理に努めるとともに、職員の心身の健康維持や適正な勤務条件の確保に引き続き積極的に取り組んでまいります。  職員の研修につきましては、職員の職務遂行能力や管理職のマネジメント能力の向上を図るなど、引き続き人材育成に関する各種取組を実施してまいります。  次に、東京事務所でございます。  中央官庁等との連絡調整につきましては、札幌市の窓口として円滑な連絡を行うため、引き続き、きめ細やかに取り組んでまいります。  シティセールスにつきましては、経済観光局とも連携しながら、首都圏でのネットワークを活用し、札幌市のプロモーションを行っていくとともに、地方立地の可能性のある企業の情報収集に努め、積極的な訪問等を通じて企業誘致を進めてまいります。  最後に、オンブズマン事務局でございます。  オンブズマン事務局は、オンブズマンを補佐する立場から、苦情申立ての受付や事務手続に関することなどを行っております。今年度につきましても、引き続き、オンブズマンの公正・中立な立場を確保しながら、苦情申立ての受付等の事務処理を円滑に進めるとともに、より多くの市民に制度を活用してもらえるよう、市民への制度PR等を行ってまいりたいと考えております。 ○藤田稔人 委員長  次に、デジタル戦略推進局関係をお願いいたします。 ◎浅村 デジタル戦略推進局長  デジタル戦略推進局は、昨年度に引き続きまして、デジタル社会の実現に向けて、行政と地域の両面から市民目線によるデジタル改革を推進してまいります。  所管事務といたしましては、情報政策総括調整スマートシティの推進、戸籍や住民記録マイナンバーカードの普及・利活用、情報システムの管理やセキュリティー対策などの事務を行ってまいります。  続きまして、デジタル戦略推進局の部長職から自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎浅村 デジタル戦略推進局長  続きまして、デジタル戦略推進局事務概要について、お手元の資料に基づいてご説明をいたします。  資料の1ページから2ページはデジタル戦略推進局の機構、3ページは各課の事務分掌でございますので、ご説明は省略させていただきまして、4ページの令和5年度における主要事務事業について、渋谷スマートシティ推進部長からご説明をさせていただきます。 ◎渋谷 スマートシティ推進部長  私から、デジタル戦略推進局の令和5年度における主要事務事業につきましてご説明をさせていただきます。  初めに、スマートシティ推進部でございます。  1点目及び2点目につきましては、札幌市ICT活用戦略2020と札幌DX推進方針に基づき、地域社会全体のデジタル改革を推進するとともに、昨年度から任用しております外部人材の知見などを活用しながら、各局区の情報政策に係る協議や決定を行ってまいります。  3点目につきましては、スマートシティを推進するため、データの連携や利活用を促進する取組を展開してまいります。  4点目及び5点目につきましては、戸籍や住民記録に係る業務や住民サービス利便性向上に必要なマイナンバーカードの普及及び利活用を図るほか、住居表示などに係る事務を行ってまいります。  次に、情報システム部でございます。  1点目及び2点目につきましては、住民記録保健福祉など、札幌市の基幹業務を支えるシステムをはじめとした各種情報システム通信ネットワークなどが安定して利用できるよう、管理運用を行うとともに、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律への対応やデジタル技術の活用による業務の効率化を行うなど、より質の高い市民サービスを提供するためのデジタル環境の整備を進めてまいります。  3点目につきましては、情報セキュリティーに関するシステム面での技術的対策及び研修などの人的対策に取り組んでまいります。 ○藤田稔人 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○藤田稔人 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午前10時18分       再 開 午前10時20分     ――――――――――――――
    藤田稔人 委員長  委員会を再開いたします。  次に、まちづくり政策局関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎小角 まちづくり政策局長  まちづくり政策局は、政策立案部門計画策定事業実施部門の連携の下、魅力と活力を創造し続ける札幌の実現に向けたまちづくりを進めております。  担当局長及び各部長から、順次、自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎小角 まちづくり政策局長  以上のほか、本日は出席しておりませんが、部長職として、札幌市立大学派遣須藤部長職がおります。  次に、まちづくり政策局所管事務概要につきまして、お手元にお配りしております資料に基づいて、政策企画部長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎加茂 政策企画部長  お手元の資料の1ページから6ページに機構図と事務分掌を、7ページに各部の主要事務を記載しております。  それでは、まちづくり政策局の機構と主要事業の概要につきまして、資料の7ページを用いて、一括してご説明いたします。  初めに、政策企画部には、政策推進課、企画課、政策調整課の3課及びユニバーサル推進室都心まちづくり推進室がございます。  政策企画部では、第2次札幌市まちづくり戦略ビジョンの策定に取り組んでいるところですが、戦略編については、本年3月の答申を踏まえて、6月下旬からパブリックコメントを行い、本年秋頃の策定を予定しております。  また、アクションプラン2023の策定に向けた取組を進めており、3定の総務委員会において計画案をご報告した後、パブリックコメントの実施を経て、年内の計画公表を予定しているところでございます。  さらに、札幌未来創生プランの推進やさっぽろ連携中枢都市圏官民連携及び大学連携に係る取組を進めております。  このほか、化石エネルギー中心産業構造社会構造クリーンエネルギー中心へ転換するグリーントランスフォーメーションの推進や、ポップカルチャーの活用に関連した取組の検討を進めておるところでございます。  続きまして、ユニバーサル推進室では、共生社会の実現に向けた関連施策の推進に取り組むほか、市有建築物バリアフリー化を促進してまいります。  都心まちづくり推進室では、第2次都心まちづくり計画及び都心エネルギープランに基づき、都心のまちづくりを推進しております。  具体的には、エリアマネジメントや歩きたくなる都心まちづくりの推進、さらには、札幌駅交流拠点や大通・創生交流拠点などにおけるまちづくりに取り組んでまいります。  続きまして、都市計画部についてご説明いたします。  都市計画部には、都市計画課地域計画課及び事業推進課がございます。  都市計画部では、第2次札幌市都市計画マスタープランを推進するとともに、国土利用計画法等関係事務や地域のまちづくりの課題に対応した土地利用計画等の策定、景観関連施策、真駒内駅前地区やもみじ台地域まちづくりを進めてまいります。  また、事業推進課では、都心などにおける市街地再開発事業の支援を行ってまいります。さらに、新さっぽろ駅周辺における市営住宅余剰地を活用したまちづくりや、JR篠路駅周辺において、鉄道高架事業などと一体となったまちづくりを行っております。  続きまして、総合交通計画部についてご説明いたします。  総合交通計画部には、都市交通課交通計画課の2課、空港活用推進室及び新幹線推進室がございます。  総合交通計画部では、札幌市総合交通計画に基づき、公共交通を軸とした交通体系の実現を目指し、各種交通施策を推進することとしており、公共交通ネットワーク確保対策事業や新たな公共交通システムの検討のほか、乗り継ぎ施設等交通環境改善に係る検討も進めてまいります。  空港活用推進室では、丘珠空港の将来像実現に向けた取組の推進や利用促進などを行ってまいります。  新幹線推進室では、北海道新幹線の札幌までの延伸、開業に向けて、関係機関との協議調整など建設事業の推進などに取り組んでまいります。 ○藤田稔人 委員長  次に、環境局関係をお願いいたします。 ◎菅原 環境局長  環境局は、環境首都・札幌として将来の世代にこの魅力あふれるまちを引き継ぐため、市民や事業者の皆様と協力・連携し、環境保全・創造の取組を積極的に推進してまいります。  では、担当の部長職から、順次、自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎菅原 環境局長  以上のほか、本日は出席しておりませんが、部長職として、一般財団法人札幌環境事業公社派遣の大竹がおります。  次に、環境局の所管事務概要につきまして、お手元の資料に基づいて、環境事業部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎柳沼 環境事業部長  お手元の資料に沿ってご説明をさせていただきます。  資料を1枚おめくりいただきまして、1ページ目から3ページ目が機構図でございます。  環境局は3部体制となっておりまして、1ページ目に記載のあります環境事業部は、総務課、循環型社会推進課、業務課、事業廃棄物課と六つの清掃工場のほか、2ページ目にあります施設管理課施設整備課処理場管理事務所及び三つの清掃工場がございます。  資料をおめくりいただきまして、3ページ目をご覧ください。  環境都市推進部は、環境政策課環境エネルギー課環境対策課がございます。下に、円山動物園がございますが、こちらは経営管理課、保全・教育推進課がございます。  資料の右側4ページと次の5ページには環境局の事務分掌を載せておりますが、6ページに各部の主要事務を記載しておりますので、こちらで一括してご説明をさせていただきます。  初めに、環境事業部でございます。  札幌市一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみ減量リサイクルなどの施策を推進しているほか、家庭系廃棄物の収集・運搬、ごみステーション管理機材購入費助成事業系廃棄物に関する許可、不法投棄対策清掃工場リサイクル施設などの建設、維持管理を行っております。  続きまして、環境都市推進部では、札幌市環境基本計画、札幌市気候変動対策行動計画を推進しております。  具体的な施策としましては、国の交付金を活用して、空調機器熱源転換太陽光発電設備導入補助などを行っております。  このほか、環境保全に関する法令に基づく届出受理、調査、環境アセスメント生物多様性地域戦略、熊、鹿などの出没対策を行っております。  最後に、円山動物園では、園の経営、計画、動物を通じた環境教育を行っております。  野生生物の保全に向けた調査研究、動物の繁殖、展示・教育活動などの充実を図ることで、生き物を守り、楽しく学べる動物園運営を推進しております。 ○藤田稔人 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○藤田稔人 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午前10時31分       再 開 午前10時33分     ―――――――――――――― ○藤田稔人 委員長  委員会を再開いたします。  次に、消防局関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎村井 消防局長  まず、消防局の幹部職員自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎村井 消防局長  それでは、消防体制の概要についてご説明させていただきます。  消防局は、総務、予防、警防の3部と消防学校に加え、消防署は1区1消防署の体制で、合計10消防署、さらに41の消防出張所の体制となっており、職員は1,750名、消防車両224台、消防ヘリコプター1機により消防力を維持しております。  次に、消防団ですが、1区1消防団の体制で、合計10消防団、さらに72の分団の体制となっており、団員1,721名、消防団が運用する車両が4台となっております。  所管事務と令和5年度の主要事業につきましては、所管部長からそれぞれ説明させていただきます。 ◎長沼 総務部長  総務部の事業概要についてご説明いたします。  総務部では、組織の運営管理に係る総括調整を行っており、人事や財務に関する事務のほか、消防施設や装備品の整備、消防団の運営に関する支援などを行っております。  それでは、消防局における令和5年度予算と主要事業についてご説明をいたします。  資料、札幌市消防局概要の11ページ目、3、令和5年度消防費予算をご覧ください。  消防局における令和5年度予算は、総額で約60億円、前年度と比較して約12億9,000万円の増となっております。  主な要因は、政策的な事業を計上している第3目 消防施設整備費の増です。具体的には、消防指令システム消防救急デジタル無線システム等を札幌圏の6消防本部で共同整備するための工事費の増です。  政策的事業の概要は、次の12ページ、4、令和5年度主要事業の概要に記載しております。  このうち、主要な事業の詳細について、所管の部長から説明をさせていただきます。  私からは、総務部関連をご説明いたします。  一番上、1消防施設整備事業は、東消防署移転改築に伴う用地の取得及び基本・実施設計を行うほか、消防施設に設置されている庁舎監視システム構成機器更新整備及び各消防署及び出張所の感染防止対策として、仮眠室の個室化、水栓及び照明を非接触仕様に改修を行うものでございます。  次に、2消防車両等整備事業は、救急車5台及び指揮車1台、合計6台の車両を更新するほか、屈折車1台の重点整備を行うものでございます。  最後に、7救急救助業務推進事業全国消防救助技術大会開催費でございますが、これは、本年8月に札幌で開催予定全国消防救助技術大会準備経費を計上しております。 ◎田口 消防学校長  消防学校事業概要につきまして説明させていただきます。  消防学校は、消防職・団員に対する研修、訓練の施設としまして、平成11年に西区八軒に開校いたしました。また、当学校は、救急救命士養成所、消防科学研究所を併設し、音楽隊の活動拠点にもなってございます。  それでは、資料の14ページをご覧ください。  いずれも、令和4年度中における事業結果となってございます。  最初に、学校で実施している研修についてでありますが、新規採用職員のための初任研修や中堅職員に対する専科研修のほか、救急救命士の養成、消防団員の研修など、消防職・団員として必要な教育訓練を行ってございます。  次に、委託をしている研修についてでありますが、より高度な知識、技術を習得するため、総務省消防庁の消防大学校や札幌市の職員研修センターの研修に職員を受講させているほか、消防活動に必要な資格取得を行ってございます。  次に、研究業務についてでありますが、より効果的・効率的な消防活動や科学的な火災原因の究明を行うため、消火技術、消防用機械器具の研究開発、火災の燃焼実験、危険物の成分分析などを行ってございます。  最後に、音楽隊の活動状況についてでありますが、札幌市のイベントや各消防署の火災予防啓発行事において演奏するなど、音楽を通して防火防災思想の普及啓発を行っているところでございます。 ◎坂上 予防部長  予防部の事業概要についてご説明をいたします。  予防部は、火災予防の普及啓発、火災原因の調査、市民が利用する施設への査察、また、建築物の確認申請に係る消防同意事務や危険物、高圧ガス施設の許認可などを担当しており、市民の防火・防災意識の高揚と市民や観光客が利用する施設の安全確保に取り組んでおります。  資料の12ページをご覧ください。  4番、防火防災推進事業に記載しております高齢者世帯自動消火装置設置補助金についてご説明をいたします。  こちらは、高齢者の安全・安心な暮らしを火災から守るための支援策として、65歳以上の方のみで構成される世帯を対象に、火災の熱を感知し、自動で消火を行う自動消火装置、この設置費用の一部を助成するものでございます。  このほか、15ページから17ページに、令和4年火災発生状況などを掲載しておりますので、後ほどご確認いただければと存じます。 ◎大井 警防部長  警防部の事業概要についてご説明いたします。  警防部は、消化、救急、救助などの災害活動に係る業務の総括、119番通報の受付を行う指令管制業務、さらに、直轄の部隊として石狩ヘリポートに消防航空隊、市立札幌病院に隣接の救急ワークステーションに警防救急隊を配置しています。  それでは、資料の12ページをご覧ください。  私からは、1の消防施設整備事業のうち、上段の札幌圏共同消防通信指令システム更新整備費、その下の多重無線システム更新整備費、下段の衛星地球局更新整備費についてご説明いたします。  まず、上段の札幌圏共同消防通信指令システム更新整備費についてでございますが、平成25年度に整備した消防指令システム及び消防救急デジタル無線について、札幌圏の6消防本部で共同整備するものでございます。
     続きまして、下段の多重無線システム更新整備費についてでございますが、無線基地局間の通信を担っております多重無線システムの無線基地局鉄塔のうち、消防局庁舎屋上にございます老朽化が著しい鉄塔の改修工事を実施するものでございます。  最後に、下段の衛星地球局更新整備費についてでございますが、大規模災害発生時などにおきまして、通信衛星を活用し、国や他の自治体と映像・音声通信を行う設備について機器更新のための実施設計を行うものでございます。  なお、18ページに令和4年中の出動状況などを取りまとめましたので、後ほどご確認いただければと思います。  救急関係につきましては、救急担当部長からご説明いたします。 ◎戸部 救急担当部長  警防部の所管事務のうち、救急業務に関する事務を担当しております。  昨年の救急出動件数につきましては、資料の18ページの(2)に記載しておりますが、コロナ陽性者の移送を含め11万7,105件と、前年に比べ大幅に増加したところであり、さらに、社会全体の超高齢化により、今後も増加傾向が見込まれております。  このような状況の中、増大する救急需要に細やかに対応し、救急体制の充実強化を図るとともに、応急手当の普及啓発や救急事故を防ぐための広報などに取り組んでまいります。  恐れながら、改めて資料の12ページをご覧いただきたいと存じます。  5番目の救急安心都市さっぽろ推進事業の救急安心都市さっぽろ推進費についてご説明いたします。  救急安心都市さっぽろ推進費は、より速やかに適切な救急医療を受けられる仕組みづくりを目指し、救急活動のDX化に向けた救急隊アプリの導入及び通信端末等の整備を行うもので、医療機関への傷病者受入れ確認に係る作業をデジタル化し、救急搬送を開始するまでの時間を短縮化することで、救急体制の充実強化を図るものでございます。 ○藤田稔人 委員長  次に、選挙管理委員会関係をお願いいたします。 ◎畑瀬 選挙管理委員会委員長  事務局長より自己紹介させていただきます。選挙管理委員会所管事務の概要につきましては、事務局長よりご説明いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◎石田 選挙管理委員会事務局長  それでは、私から、選挙管理委員会の概要についてご説明申し上げます。  1ページをご覧ください。  執行体制でございます。  市の委員会のほか、資料に記載しておりませんが、区の委員会がございます。  市の委員会は、委員長とその職務代理者のほか、2名の委員の計4名で構成されております。事務局職員は10名でございます。  次に、2ページをご覧ください。  市と区の委員名簿でございます。  区の委員会も、市の委員会と同様に4名の委員で構成されており、事務局長は市民部長が充てられております。  次に、3ページの機構図をご覧ください。  区の事務局は、市民部各課の職員が充て職となっております。  4ページは、市、区の事務分掌でございます。  選挙管理委員会の本務は、選挙の適正な管理執行であり、日頃より、必要な準備を進めているところでございます。また、投票しやすい環境づくりを進めるとともに、選挙時のみならず、常時啓発を行い、明るく正しい選挙の実現に努めております。  令和5年度の主要な業務といたしましては、任期満了による選挙はございませんが、衆議院議員解散総選挙が執行される可能性もございますので、速やかに対応できるよう準備を進めてまいります。 ○藤田稔人 委員長  次に、人事委員会関係をお願いいたします。 ◎常本 人事委員会委員長  初めに、事務局長、事務局次長からご挨拶を申し上げます。事務局の概要につきましては、次長からご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎前 人事委員会事務局次長  人事委員会の事務の概要につきまして、私からご説明を申し上げます。  お手元の資料、人事委員会事務概要の1ページをご覧ください。  まず、人事委員会の機構でございますが、人事委員会は、地方公務員法に基づき3名の委員で構成され、その権限の行使を補助するため、2課20名の職員で構成する事務局が置かれております。  次に、資料2ページをご覧ください。  事務分掌でありますが、調査課は庶務、給与等勤務条件調査研究、公平審査などに関することを、任用課は職員の採用試験、係長職候補者試験などに関することを所管しております。  次に、資料3ページをご覧ください。  令和5年度の主要事務事業につきましては、調査課では給与勧告、また、公平審査として、不利益処分に関する審査請求のほか、任用課では、記載しておりますとおりの日程で、職員採用試験及び係長職候補者試験の実施を予定しております。  人事委員会といたしましては、多様な有為の人材の確保や市職員の適正な勤務条件の在り方といった諸課題について、引き続き調査研究に取り組んでまいりたいと考えております。 ○藤田稔人 委員長  最後に、監査委員関係をお願いいたします。 ◎藤江 代表監査委員  初めに、事務局職員が、順次、自己紹介を申し上げます。その後、所管事務の概要につきまして、次長からご説明いたします。  (理事者自己紹介) ◎吉田 監査事務局次長  それでは、私から、所管事務の概要につきましてご説明申し上げます。  初めに、資料の1ページをご覧ください。  まず、監査委員でございますが、識見者選任の委員が2名、議員選任の委員が2名の合わせて4名となっております。  次に、事務局でございますが、事務監査を担当する第一課と工事監査を担当する第二課がございまして、両課を合わせた事務局全体の職員定数は27名となっております。  課ごとの事務分掌につきましては、2ページに記載のとおりでございます。  最後に、3ページの主要な事務事業でございます。  定期監査として、財務監査、行政監査、財政援助団体等監査を行います。また、このほかに、各会計の決算審査、基金運用状況審査、健全化判断比率及び資金不足比率審査、住民監査請求に基づく監査、例月出納検査、内部統制評価報告書審査を実施いたします。 ○藤田稔人 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○藤田稔人 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午前10時53分...