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  1. 札幌市議会 2023-06-05
    令和 5年(常任)厚生委員会−06月05日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年(常任厚生委員会−06月05日-記録令和 5年(常任厚生委員会            札幌市議会厚生委員会記録            令和5年6月5日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時     ―――――――――――――― ○佐藤綾 委員長  ただいまから、厚生委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  関係理事者紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要説明をお願いいたします。 ◎粟崎 保健福祉局長  保健福祉局長粟崎でございます。  まず、本日出席しております局長職部長職につきまして自己紹介をさせていただきたいと思います。  (理事者自己紹介) ◎粟崎 保健福祉局長  なお、高齢保健福祉部長は都合により、また、子ども発達支援総合センター所長児童心療担当部長診療担当部長及び発達医療担当部長診療業務のため、本日、欠席をさせていただいております。  それでは、私から、保健福祉局概要につきましてご説明を申し上げます。  まず、資料の1ページから2ページにあります局の機構についてでありますけれども、保健福祉局には4人の局長職を配置しておりますが、そのうち、障がい保健福祉に関する事務全般を障がい保健福祉担当局長が担当し、保健衛生医療に関する事務のうち、医学的、疫学的な判断を伴う事務につきましては医務健康衛生担当局長が、それ以外の事務につきましては、健康安全担当局長が担当しております。  また、医務健康衛生担当局長につきましては、局内の医務関係業務全般にわたって指導しております。
     局全体の機構といたしましては、総務部監査指導室高齢保健福祉部、障がい保健福祉部保険医療部保健所衛生研究所の7部体制となっております。また、令和4年度より体制を縮小いたしましたけれども、保健所に設置いたしました医療対策室を中心に、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応を進めてまいりたいと考えております。  次に、予算についてでありますが、資料ページをご覧ください。  今年度の歳出予算は、一般会計が4,190億円で、前年度と比べまして159億円の増、特別会計が3,810億円で、前年度と比べまして93億円の増となっております。  保健福祉局は、従前より組織や予算規模他局に比べまして大変大きな局でございますけれども、新型コロナウイルス感染症対策も加わりましたことで、ますますその規模役割が大きなものとなっております。  新型コロナウイルス感染症が5類に移行いたしましたけれども、新たに感染症計画を策定するなど、引き続き適切に取り組むとともに、少子高齢化がますます進展してまいりますので、よりきめ細かな福祉施策の展開に力を入れてまいりたいというふうに考えております。  今後とも、委員皆様方には、忌憚のないご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  それでは、各部の所管事業につきましては、各部長からご説明を申し上げます。 ◎加藤 総務部長  総務部所管事業等につきましてご説明申し上げます。  初めに、機構についてでありますが、資料を戻りまして、1ページ目の左側上段をご覧ください。  総務部につきましては、総務課地域福祉生活支援課保護課の3課体制でございます。現員数は5月1日現在で44名となっております。このほか、札幌社会福祉協議会係長職1名を派遣しております。  総務部の主な業務といたしましては、局所管事務総括調整保健及び福祉に係る施策総合調整地域福祉活動推進生活保護生活困窮者自立支援に関する事務などを所管しております。  また、各区役所の保健福祉部機構等につきましてご説明申し上げます。  3ページをご覧ください。  各区保健福祉部機構図を載せてございます。  各区保健福祉部につきましては、保健福祉課、健康・子ども課保護課及び保険年金課で構成されております。また、福祉活動支援担当課長は、自主運営を除く各地区のまちづくりセンター所長兼務をしております。  各課業務では、各種手当給付保健福祉に関する相談母子保健健康づくり国民健康保険後期高齢者医療及び介護保険料賦課徴収に関する業務などを行っております。  なお、複合的な福祉課題等を抱える市民への支援促進を行うために、モデル区として北区、東区、厚別区、南区の4区の保健福祉部支援調整課を設置しております。  次に、総務部の今年度における主な事業予算概要についてご説明申し上げます。  資料の6ページをご覧ください。  総務部予算額は1,300億9,000万円となってございます。前年度と比べて2.2%、29億3,000万円の減となっております。  主な歳出についてでございますが、まず、上から三つ目太字項目社会福祉事業助成費でございます。これは、社会福祉協議会運営費福祉まち推進センター活動費などに対する補助金5億8,000万円を計上しております。  次に、飛びまして8ページです。  上から5行目の太字項目ですが、生活保護扶助費でございます。今年度の予算額は1,270億4,000万円でございまして、前年度当初予算と比べて11億3,000万円の減となっております。 ◎阿部 監査指導室長  続きまして、監査指導室概要についてご説明いたします。  機構については、資料の1ページ左側の中ほどをご覧ください。  監査指導室では、社会福祉法人設立認可事務及び指導監査のほか、老人福祉施設、障がい者支援施設児童福祉施設救護施設介護老人保健福祉施設等指導監査を行っておりまして、本年5月1日現在の現員数は11名となっております。  監査対象につきましては、6月1日現在で申しますと、社会福祉法人が200法人、また、これらの法人等が運営する監査対象となります施設が594施設でありまして、これらの法人施設対象に、年1回から3年に1回の周期で指導監査を行っております。 ◎阿部 地域包括ケア推進担当部長  私から、高齢保健福祉部概要についてご説明させていただきます。  初めに、機構についてでございますが、資料の1ページをご覧ください。  高齢保健福祉部は、高齢福祉課調整担当課長を、介護保険課認知症支援介護予防担当課長事業指導担当課長を置く2課3担当課長体制で、5月1日現在の現員数は66名となってございます。  次に、今年度予算における主な事業予算概要についてご説明させていただきます。  まず、一般会計からご説明いたします。  お手元の資料は8ページをご覧ください。  高齢保健福祉部予算額は、中段にありますとおり、約397億円で、前年度と比べ3.8%、約14億4,000万円の増となってございます。  主な事業についてでございますが、10ページをご覧ください。  一番下の太字項目老人福祉施設整備費のうち、広域型特別養護老人ホーム新築等補助金につきましては、予算額は約9億円となっておりますが、特別養護老人ホームの新設に対する補助といたしまして、令和4年度着工分200床と令和5年度着工分238床の合計438床分を計上してございます。  続きまして、介護保険会計についてご説明させていただきます。  ページが飛びまして、30ページをご覧ください。  予算総額は、上段にありますとおり、約1,651億円で、前年度と比べ3.2%、約51億円の増となってございます。  このうち、介護保険サービスに係る保険給付費は、30ページ太字項目項目居宅介護サービス費が前年度と比べ約26億円の増、同ページ太字項目項目地域密着型介護サービス費が前年度と比べ、約15億円の増となっており、保険給付費合計では約1,521億円で、前年度と比べ3.4%の増となってございます。  次に、地域支援事業費につきましては、32ページ太字項目項目め介護予防生活支援サービス事業費が前年度と比べ約4億円の増、33ページ太字項目項目包括的支援事業費が前年度と比べ約2億円の増となっており、地域支援事業費合計では約87億円で、前年度と比べ6.9%の増となってございます。  これらは、要支援者等が利用している訪問・通所型サービス費利用者見込み数の増、地域包括支援センター機能強化費の増などによるものでございます。 ◎成澤 障がい保健福祉部長  私から、障がい保健福祉部概要についてご説明をさせていただきます。  初めに、機構について、資料の1ページにお戻りください。資料の1ページの左下からその右横の列をご覧ください。  障がい保健福祉部は、障がい福祉課、障がい者更生相談所精神保健福祉センター子ども発達支援総合センター地域支援課子ども心身医療課児童心理治療課自閉症児支援課で構成されておりまして、部全体の現員数は5月1日現在で258名となってございます。  次に、今年度の予算概要と主な事業についてご説明をいたします。  資料の11ページをご覧ください。  障がい保健福祉部の今年度の予算につきましては、約1,157億円でございまして、前年度と比べ6%、額にしまして約65億円の増となってございます。  主な事業についてですが、まず、15ページの下から4項目め、障がい児者入所施設老朽化対策補助金です。予算額は約3億6,000万円でございまして、これは、障がい者支援施設、障がい児入所支援施設老朽化に伴う移転新築、改築、大規模改修に対する補助事業でございます。  次に、16ページの上から2項目め介護給付費が約341億円、その下の太字訓練等給付費が約326億円でございます。  これらは、居宅介護共同生活援助など、障がいのある方が自立した日常生活社会生活を営むことができるよう、障害者総合支援法に基づいて提供するサービス給付費でございます。 ◎毛利 保険医療部長  保険医療部概要についてご説明いたします。  最初に、機構でございますが、資料の1ページの左から2列目の下段をご覧いただきたいと思います。  保険医療部は、1課3課長体制でございまして、業務といたしましては、国民健康保険国民年金後期高齢者医療制度医療費助成などを所管してございます。現員数は41名で、このほかに、北海道後期高齢者医療広域連合に対しまして、部長職1名を含む10名の職員を派遣しております。  次に、今年度の主な事業予算概要についてでございますが、まず、一般会計について説明をいたします。  18ページ下段をご覧いただきたいと思います。  保険医療部予算額はおよそ639億円で、前年度に比べ4,000万円、0.1%の減となっております。  主な事業といたしましては、19ページの一番上に医療助成費がございまして、およそ94億円を計上しております。  続きまして、所管する二つの特別会計についてご説明をいたします。  27ページをお開きください。  まず、国民健康保険会計でございますが、予算額はおよそ1,849億円でございます。今年度の主な事業といたしまして、来年度にスタートいたしますデータヘルス計画の策定がございます。  最後に、29ページ後期高齢者医療会計でございますが、こちらの会計は、保険料を収入いたしまして、それをそっくり後期高齢者医療広域連合にお支払いをする、このための会計でございまして、予算額はおよそ310億円となってございます。 ◎山口 保健所長  引き続きまして、保健所関係につきましてご説明をいたします。  初めに、機構についてでございます。  資料の1ページの右から2列目の中段から2ページにかけてご覧ください。  保健所は、新型コロナウイルス感染症対応のために設置しております医療対策室を含め10課と36担当課長で構成されておりますが、担当課長のうち16名は、保健所課長及び区の健康・子ども課長等との兼務となっております。  5月1日現在の現員数は329名となっております。そのうち、医療対策室は125名でございます。  次に、事務分掌についてでございますが、市民健康づくり食育推進母子保健推進夜間急病センター運営管理病院等の許認可や立入検査新型コロナウイルスや結核、エイズ等感染症対策火葬場、墓地、動物管理センター運営管理飲食店食品製造業、旅館、公衆浴場の許可や指導など、市民生活関連の深い事業を幅広く担当しております。  次に、令和5年度の予算と主な事業についてでございます。  資料の20ページをご覧ください。  保健所予算額は約693億円で、前年度と比べ18.6%、約109億円の増となっております。  主な事業でございますが、最初に、20ページ太字の一番上、救急医療対策費でございますが、救急医療体制強化をするための新たな補助のほか、夜間急病センター診療業務などの経費として約19億円を計上しております。  次に、3番目の太字項目保健衛生行政総務費のうち、4項目めのさっぽろ医療DX推進費でございますが、医療デジタル化推進に係る普及啓発救急搬送システム構築などの経費として3,000万円を計上してございます。  次に、21ページの上から3項目め新型コロナウイルス感染症相談体制整備費から8項目め新型コロナウイルス感染症予防接種費までが新型コロナウイルス感染症対策関連経費でございます。  令和5年度においても、対策の継続が必要な場合に備え、数年分の予算として合計約464億円を計上してございます。  なお、5月8日から新型コロナウイルス感染症感染症法5類へ引き下げられておりますが、引き続き、国の動向を踏まえ、必要な措置を講じていきたいと考えております。  次に、22ページの上から6項目めにある出産子育て応援推進費でございます。  妊娠期から出産子育て期まで、必要な支援につなぐ伴走型相談支援経済的支援を一体的に実施するため、約17億5,000万円を計上してございます。  次に、25ページの2番目の太字項目火葬場運営管理費の3項目めにあります斎場運営体制構築費でございます。  火葬件数の増加に対応した安定的な運営体制構築に向けて、パソコンやスマートフォンなどから事前に予約ができる火葬場予約システム導入等経費として、3,800万円を計上してございます。  最後に、同じページの3番目の太字項目動物管理センター運営管理費の2項目めにあります仮称)動物愛護センター整備費でございます。  同センターは、令和4年10月に着工し、令和5年秋頃の竣工、供用開始を目指しているところであり、工事費等に約7億5,000万円を計上しております。 ◎伊藤 衛生研究所長  私から、衛生研究所概要についてご説明させていただきます。  まず初めに、所の機構についてでございますけれども、資料の1ページ目、右側の下段をご覧ください。  衛生研究所は、保健科学課生活科学課の2課体制で、5月1日現在の現員数は41名でございます。  次に、予算についてでございますけれども、資料の25ページ目をご覧ください。  25ページ下段にありますとおり、今年度の予算額は約2億円となっておりまして、前年度に比べまして7.7%、約1,500万円の増となっております。  次に、各課の主な事業でございますけれども、保健科学課では、新生児などの様々な病気の早期発見を目的とした集団検査、また、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症検査、食中毒の原因となる微生物検査エイズ抗体検査などを通じまして、市民健康危機管理を担っております。  次に、生活科学課ですけれども、こちらでは、食品中の残留農薬や放射能の検査遺伝子組換え食品検査など、食品安全確保、また、河川水水質検査や大気中の有害物質検査など、環境汚染の監視に関係する検査を行っております。さらに、これらの業務関連した調査研究を行うなど、保健環境行政の科学的かつ技術的中核機関役割を担っているところでございます。 ○佐藤綾 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤綾 委員長  なければ、質疑を終了いたします。   以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時26分...