札幌市議会 > 2022-10-06 >
令和 4年第 3回定例会−10月06日-05号

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  1. 札幌市議会 2022-10-06
    令和 4年第 3回定例会−10月06日-05号


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    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年第 3回定例会−10月06日-05号令和 4年第 3回定例会                令和4年   第3回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 5 号 )            令和4年(2022年)10月6日(木曜日)          ―――――――――――――――――――――――――――議事日程(第5号)  開議日時 10月6日 午後1時 第1 議案第8号から第12号まで、第14号から第17号まで、    第22号から第30号まで(18件市長提出)       (18件に対する委員長報告等) 第2 議案第31号から第33号まで(3件市長提出)  ―――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第8号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第4号)      議案第9号 令和4年度札幌介護保険会計補正予算(第2号)      議案第10号 令和4年度札幌軌道整備事業会計補正予算(第2号)
         議案第11号 令和4年度札幌下水道事業会計補正予算(第1号)      議案第12号 札幌市議会議員及び札幌市長選挙における選挙運動に要する費用の公費           負担に関する条例の一部を改正する条例案      議案第14号 札幌未来へつなぐ町内会ささえあい条例案      議案第15号 札幌児童福祉施設条例及び札幌市区保育子育て支援センター条例の一           部を改正する条例案      議案第16号 札幌土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例案      議案第17号 札幌建築基準法施行条例の一部を改正する条例案      議案第22号 財産の取得の件(札幌ドーム用アルミトラス)      議案第23号 財産の処分の件議決変更の件(工業団地用地)      議案第24号 訴えの提起の件(損害賠償)      議案第25号 損害賠償及び和解に関する件      議案第26号 損害賠償及び和解に関する件      議案第27号 町の区域を変更する件      議案第28号 市道の認定及び変更の件      議案第29号 第2次札幌まちづくり戦略ビジョンビジョン編策定の件      議案第30号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第5号) 日程第2 議案第31号 教育委員会委員任命に関する件      議案第32号 人事委員会委員選任に関する件      議案第33号 固定資産評価審査委員会委員選任に関する件  ―――――――――――――――――――出席議員(68人)  議   長       細 川 正 人  副 議 長       峯 廻 紀 昌  議   員       小須田ともひろ  議   員       藤 田 稔 人  議   員       小 田 昌 博  議   員       三 神 英 彦  議   員       恩 村 健太郎  議   員       水 上 美 華  議   員       田 島 央 一  議   員       あおい ひろみ  議   員       たけのうち有美  議   員       うるしはら直子  議   員       くまがい 誠一  議   員       森 山 由美子  議   員       千 葉 なおこ  議   員       佐 藤   綾  議   員       村 山 拓 司  議   員       村 松 叶 啓  議   員       松 井 隆 文  議   員       中 川 賢 一  議   員       成 田 祐 樹  議   員       かんの 太 一  議   員       岩 崎 道 郎  議   員       松 原 淳 二  議   員       竹 内 孝 代  議   員       わたなべ 泰行  議   員       長 屋 いずみ  議   員       佐々木 明 美  議   員       吉 岡 弘 子  議   員       田 中 啓 介  議   員       川田 ただひさ  議   員       阿部 ひであき  議   員       伴   良 隆  議   員       小 竹 ともこ  議   員       北 村 光一郎  議   員       中 村 たけし  議   員       林   清 治  議   員       前 川 隆 史  議   員       小 口 智 久  議   員       好 井 七 海  議   員       丸 山 秀 樹  議   員       池 田 由 美  議   員       太 田 秀 子  議   員       村 上 ひとし  議   員       飯 島 弘 之  議   員       こじま ゆ み  議   員       佐々木 みつこ  議   員       よこやま 峰子  議   員       村 上 ゆうこ  議   員       山 口 かずさ  議   員       しのだ 江里子  議   員       桑 原   透  議   員       福 田 浩太郎  議   員       國 安 政 典  議   員       小 形 香 織  議   員       石 川 さわ子  議   員       長 内 直 也  議   員       五十嵐 徳 美  議   員       山 田 一 仁  議   員       こんどう 和雄  議   員       高 橋 克 朋  議   員       勝 木 勇 人  議   員       鈴 木 健 雄  議   員       三 上 洋 右  議   員       武 市 憲 一  議   員       ふじわら 広昭  議   員       大 嶋   薫  議   員       小 野 正 美  ―――――――――――――――――――欠席議員(0人)  ―――――――――――――――――――説明員  市   長       秋 元 克 広  副 市 長       町 田 隆 敏  副 市 長       吉 岡   亨  副 市 長       石 川 敏 也  交通事業管理者  交 通 局 長     中 田 雅 幸
     水道事業管理者  水 道 局 長     佐々木 康 之  病院事業管理者  病 院 局 長     西 川 秀 司  総 務 局 長     山 根 直 樹  危機管理監  危機管理局長      櫻 井 英 文  デジタル戦略推進局長  一 橋   基  まちづくり政策局長   小 角 武 嗣  財 政 局 長     福 西 竜 也  市民文化局長      本 間 芳 明  スポーツ局長      梅 田   岳  保健福祉局長      粟 崎 寿 也  子ども未来局長     山 本 健 晴  経済観光局長      田 中 俊 成  環 境 局 長     米 田 智 広  建 設 局 長     天 野 周 治  下水道河川局長     荻 田 葉 一  都 市 局 長     中 村 範 仁  会 計 室 長     野 島   聡  消 防 局 長     岡 本 征 仁  教育委員会教育長    檜 田 英 樹  教育委員会委員     中 野 倫 仁  選挙管理委員会委員長  猪 熊 輝 夫  人事委員会委員     長 岡 豊 彦  人事委員会事務局長   槙   智 洋  監 査 委 員     藤 江 正 祥  監査事務局長      佐 藤 伸 二  ―――――――――――――――――――事務局出席職員  事 務 局 長     鈴 木 和 弥  事 務 局 次 長     酒 井 欣 洋  総 務 課 長     沼 田 征 延  政策調査課長      安 澤   哲  議 事 課 長     岩 岡 吾 一  議 事 係 長     木 村 公 彦  書   記       酒 井 彰 悠  書   記       伊 藤 友 介  書   記       上 田 真 士  ―――――――――――――――――――       開 議 午後1時  ――――――――――――――――――――議長細川正人) ただいまから、本日の会議を開きます。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) 出席議員数は、68人です。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) 本日の会議録署名議員として佐々木みつこ議員國安政典議員を指名します。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長鈴木和弥) 報告いたします。  去る10月3日、市長から、石川さわ子議員文書質問に対する答弁書が提出されましたので、その写しを各議員控室に配付いたしました。  本日の議事日程議案審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) これより、議事に入ります。  日程第1、議案第8号から第12号まで、第14号から第17号まで、第22号から第30号までの18件を一括議題とします。  委員長報告を求めます。  まず、総務委員長 成田祐樹議員。  (成田祐樹議員登壇) ◆成田祐樹議員 総務委員会に付託されました議案5件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第29号 第2次札幌まちづくり戦略ビジョンビジョン編策定の件についてですが、主な質疑として、時代の移り変わりに対応したまちづくりを行うには、計画策定時の一時的なキッズコメントだけではなく、次の時代を担う若い世代考えを常に把握することが重要だが、継続的に意見聴取を行う考えはあるのか。目指すべき都市像実現には、市民企業との共通の目標を持つことが重要であり、広く関心を喚起するキャッチフレーズが必要と考えるが、どうか。共生社会実現には、市民民間企業などと連携しながら、バリアフリー情報発信等を行うことが必要と考えるが、今後どのように取り組むのか。冬季オリンピックパラリンピックに係る項目を追加したが、招致には賛否両論があり、市民一体感の醸成どころか、分断を招くことにつながるのではないか等の質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党 田中委員から、否決すべきものとの立場意見表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第29号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第8号中関係分、第12号、第24号及び第27号の4件についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長細川正人) 次に、財政市民委員長 村山拓司議員。  (村山拓司議員登壇) ◆村山拓司議員 財政市民委員会に付託されました議案3件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第14号 札幌未来へつなぐ町内会ささえあい条例案についてですが、主な質疑として、町内会によって規模や抱える課題が様々であり、デジタル化に踏み出すまでに要する時間や労力にも大きな差があることから、継続的にソフト面支援を実施すべきと考えるが、どうか。今後実施していく単位町内会への支援について、連合町内会への加入の有無により、その取扱いに差異が生じるのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第14号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第8号中関係分及び第22号の2件についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長細川正人) 次に、文教委員長 村松叶啓議員。  (村松叶啓議員登壇) ◆村松叶啓議員 文教委員会に付託されました議案4件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第15号 札幌児童福祉施設条例及び札幌市区保育子育て支援センター条例の一部を改正する条例案についてですが、民間による様々な形態の保育事業が広がる中、保育の質のさらなる確保が求められており、その基準となることが公立保育園の重要な役割考えるがどうかとの質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党 池田委員から、否決すべきものとの立場意見表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第15号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号、第26号及び第30号中関係分の3件についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長細川正人) 次に、厚生委員長 岩崎道郎議員。  (岩崎道郎議員登壇) ◆岩崎道郎議員 厚生委員会に付託されました議案3件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第8号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第4号)中関係分及び議案第30号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてですが、主な質疑として、価格高騰緊急支援金の申請について、家計急変世帯は自ら相談する必要があるため、これまで以上に効果的な情報提供が必要となるが、どう周知していくのか。高齢者施設等における食材費等高騰対策特別支援金の運用について、利用者への負担を転嫁することなく、食事の質を守るという本来の目的に沿った適切な活用が望まれるが、どう考えているのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案2件は、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第9号 令和4年度札幌介護保険会計補正予算(第2号)についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、議案第9号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長細川正人) 次に、建設委員長 小形香織議員。  (小形香織議員登壇) ◆小形香織議員 建設委員会に付託されました議案6件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第11号 令和4年度札幌下水道事業会計補正予算(第1号)についてですが、主な質疑として、都心アクセス道路整備に伴う下水道幹線移設事業に関連して、新たに整備する幹線は、大規模かつ十分な下水量を有していることから、融雪施設としての活用を検討すべきと考えるが、どうか。工事用プラントを設置する公園は、地域で多目的に活用されており、長期の利用制限住民負担が増すのではないかと懸念しているが、どう対応するのか。今回移設する幹線は、本市の要となる地域を支える重要なライフラインであるため、災害に備えた施設強靱化の視点も加えて整備すべきと考えるが、どうか。このたびの管路移設に当たり、なぜ早期契約が必要なのか等の質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党 長屋委員から、否決すべきものとの立場意見表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第11号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第8号中関係分、第16号、第17号、第23号及び第28号の5件についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長細川正人) 次に、経済観光委員長 わたなべ泰行議員。  (わたなべ泰行議員登壇) ◆わたなべ泰行議員 経済観光委員会に付託されました議案第8号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第4号)中関係分及び議案第10号 令和4年度札幌軌道整備事業会計補正予算(第2号)の2件について、その審査結果をご報告いたします。  質疑討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。
    議長細川正人) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長細川正人) 質疑がなければ、討論に入ります。  通告がありますので、順次、発言を許します。  まず、田中啓介議員。  (田中啓介議員登壇) ◆田中啓介議員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となっております議案18件中議案第11号、第15号並びに第29号の3件に反対残余議案賛成立場から、討論を行います。  まず、議案第29号 第2次札幌まちづくり戦略ビジョンビジョン編策定の件についてです。  反対する理由の第1は、市民意見賛否拮抗している中、第5章の5番目として、オリンピックパラリンピック冬季競技大会によるまちづくり加速化が記載されているからです。  この章の1番目に、「市民主役まちづくり・多様な主体による連携」と明記しているように、本市自治基本条例に定めるまちづくりは、市民主役であることは重要です。主役である市民意見賛否拮抗という状況であることを受け止めれば、招致活動大会概要について一方的な説明本市が繰り返すのではなく、一旦立ち止まり、懸念や反対の声を真摯に受け止め、開催時期や計画の再検討がなされるべきです。  また、IOCが重要視している十分な住民合意を図る上で、住民投票の実施が欠かせませんが、市長にはその意思がないことが、9月29日の我が党の代表質問答弁で明らかになりました。  このように、民主的プロセスを踏まないまま、今後10年間の本市まちづくりオリパラ冬季競技大会が行われることを前提に記載することは、市民主役であると明記しながら、実際には主役になることができないもので、明らかに矛盾です。  また、オリパラ冬季大会開催まちづくりを加速させるものとして位置づければ、今後10年間、オリパラ一色行政運営が行われ、新幹線札幌延伸都心アクセス道路建設など、本来急ぐ必要のない大型公共事業が優先され、限られた税金を子育て世代や低所得世帯への支援などに回すことが難しくなるなど、住民福祉の後退が懸念されます。この点からも、第5章第5項は、認められません。  反対する理由の第2は、基本目標の後に、市民マイナンバーカードの積極的な活用本市利活用の促進が明記されているからです。  市民個人情報やプライバシーを守ることこそ、明記すべきです。常に情報漏えい可能性があり、国民監視につながるマイナンバーカード活用目標とすることは認められません。  議案第11号 令和4年度札幌下水道事業会計補正予算(第1号)についてです。  この議案は、創成川通に埋設されている下水道管移設工事を来年度当初から開始する必要があるため、295億円の債務負担行為をするものです。  このたびの下水道管移設工事は、札幌下水道事業中期経営プラン2025において、計画されていません。しかし、地下構造都心アクセス道路整備までに移設工事を終了する必要があるとして早められました。不要な都心アクセス道路整備に伴う事業であり、認められません。  議案第15号 札幌児童福祉施設条例及び札幌市区保育子育て支援センター条例の一部を改正する条例案反対する理由は、豊園保育園を廃止し、公立保育所は18か所から17か所へと減ることになる条例改正だからです。  公立保育所は、保育士労働環境保育施設保育内容など、保育の質の基準となる重要な役割を担っているものであり、減らすべきではありません。  以上で、私の討論を終わります。 ○議長細川正人) 次に、石川さわ子議員。  (石川さわ子議員登壇) ◆石川さわ子議員 私は、市民ネットワーク北海道を代表し、ただいま議題となっております議案18件のうち、議案第29号 第2次札幌まちづくり戦略ビジョンビジョン編策定の件については反対残余議案には賛成立場から、討論をいたします。  市民ネットワーク北海道は、代表質問等において、次期まちづくり戦略ビジョン策定プロセスへの子ども意見の反映を求めてきており、子ども意見も聞きながら基本目標内容を検討したことが子どもに分かるようにキッズコメント用紙に記載されたことは、評価をしております。  討論の論点としては、オリンピックパラリンピック招致そのものの是非についての考えというよりも、札幌自治基本条例規定に照らして、手続が妥当であるか否かについて意見を述べさせていただきます。  まちづくり戦略ビジョンビジョン編)は、札幌市の総合計画として札幌自治基本条例第17条の規定に基づき策定するものであり、計画体系の中で最上位に位置するものです。  条例第17条第2項では、「市は、総合計画策定に当たっては、市民意見を反映させるため、その計画に関する情報をあらかじめ市民に提供し、広く市民参加を得るものとする。」と規定されています。  しかし、札幌市は、今年2月に手交されたまちづくり戦略ビジョン審議会答申書及び5月から7月にかけて行ったパブリックコメントの案には書き込まれていなかったオリンピックパラリンピック冬季競技大会招致についての内容を、第2次まちづくり戦略ビジョン第2章の6項目め、また、第3章の目指すべき都市像まちづくり重要概念、さらに、第5章の5項目めに新たに追加記述し、議案として提案しました。  パブリックコメントを受けて、札幌市が計画案文言等を修正する場合はありますが、パブリックコメントに付されていなかった内容を後から行政が追加して議案とすることは、自治基本条例規定にもとることであり、市民軽視以外の何物でもないと考えます。  また、札幌市は、追加記述した理由として、今年の3月に行ったオリンピックパラリンピック招致に関する市民意向調査での意見や、議会での招致に関する決議、プロモーション委員会の設置など、動きがあったことを挙げています。しかし、招致に関する市民意向調査の結果では、わずかに賛成が上回っていたものの、市民意見賛成反対に大きく二分されていたわけですから、招致に関する内容総合計画に盛り込むということは、市民から見ると、招致ありきとして行政不信をあおるものであり、市民参加に反していると言わざるを得ません。  言うまでもありませんが、戦略ビジョンビジョン編)は、単なる行政計画ではなく、自治体としての札幌市の総合計画であることから、自治基本条例に基づき定めることは当然のことです。  したがって、こうした進め方は、市民主体であると規定している自治基本条例に則しておらず、合理性がないばかりか、市政の基本を揺るがすものと考えます。  以上のことから、議案第29号には反対をいたします。  これで、私の討論を終わります。 ○議長細川正人) 以上で討論を終了し、採決に入ります。  この場合、分割して採決を行います。  まず、議案第29号を問題とします。  本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長細川正人) 起立多数です。  したがって、本件は、可決されました。  次に、議案第11号、第15号の2件を一括問題とします。  議案2件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長細川正人) 起立多数です。  したがって、議案2件は、可決されました。  次に、議案第8号から第10号まで、第12号、第14号、第16号、第17号、第22号から第28号まで、第30号の15件を一括問題とします。  議案15件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長細川正人) 異議なしと認めます。  したがって、議案15件は、可決されました。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) 次に、日程第2、議案第31号から第33号までの3件を一括議題とします。  いずれも、市長の提出によるものです。  提案説明を求めます。  秋元市長。  (秋元克広市長登壇) ◎市長(秋元克広) ただいま上程をされました議案3件につきましてご説明申し上げます。  まず、議案第31号は、教育委員会委員任命に関する件であります。  札幌教育委員会委員であります佐藤 淳氏は、来る10月29日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を任命することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。  佐藤 淳氏は、現在、北海学園大学経営学部教授等をされているほか、平成28年4月から札幌教育委員会委員に就任されている方で、人格、識見ともに高く、教育委員会委員として適任と考えるものであります。  次に、議案第32号は、人事委員会委員選任に関する件であります。  札幌人事委員会委員であります長岡豊彦氏は、来る10月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。  長岡豊彦氏は、昭和55年4月に本市に採用となり、教育長等を歴任の後、平成30年11月から札幌人事委員会委員に就任されている方で、人格、識見ともに高く、人事委員会委員として適任と考えるものであります。  議案第33号は、固定資産評価審査委員会委員選任に関する件であります。  札幌市固定資産評価審査委員会委員であります巧 直子氏は、来る10月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。  巧 直子氏は、平成6年に一級建築士の登録をされ、現在、一級建築士事務所メイルストレエム所長をされている方で、令和元年11月から札幌市固定資産評価審査委員会委員に就任されております。  以上で、ただいま上程をされました各議案についての説明を終わりますが、何とぞ原案のとおりご同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長細川正人) これより、質疑討論の通告がありませんので、採決に入ります。  議案3件に同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長細川正人) 異議なしと認めます。  したがって、議案3件は、同意されました。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) お諮りします。  本日の会議はこれで終了し、明日10月7日から10月31日までは委員会審査等のため休会とし、11月1日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長細川正人) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ――――――――――――――――――――議長細川正人) 本日は、これで散会します。  ――――――――――――――――――――       散 会 午後1時29分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議   長       細   川   正   人  署名議員        佐 々 木   み つ こ  署名議員        國   安   政   典...