ツイート シェア
  1. 札幌市議会 2022-08-01
    令和 4年(常任)財政市民委員会−08月01日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年(常任財政市民委員会−08月01日-記録令和 4年(常任財政市民委員会            札幌市議会財政市民委員会記録            令和4年8月1日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時38分  ――――――――――――――――――――村山拓司 委員長  ただいまから、財政市民委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、佐藤副委員長五十嵐委員、こじま委員佐々木明美委員からは、欠席する旨、それぞれ届出がありました。  それでは、議事に入ります。  議案第1号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第3号)中関係分を議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎中澤 財政部長  議案第1号 令和4年度札幌一般会計補正予算(第3号)につきましてご説明をさせていただきます。  このたびの補正予算は、原油価格物価高騰等影響を受けている市民事業者に対し、さらなる支援を行うため、必要な予算措置を講ずるものでございます。  このうち、本委員会に付託されます財政局関係分は、まず、歳出でございますが、10款 諸支出金につきまして、水道事業会計において実施する家事用水道基本料金2か月分の減額によって発生する減収分及び事務費に係る水道事業会計への繰出金29億9,600万円を追加するものでございます。  また、その財源といたしましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てるものでございます。 ○村山拓司 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆竹内孝代 委員  私からは、このたびの補正予算案にあります原油価格物価高騰等総合緊急対策について質問をさせていただきます。  世界の情勢を背景に、我が国においても、この春頃より原油価格物価が高騰し、政府は、地方創生臨時交付金の中に新たに原油価格物価高騰対応分という枠を創設し、国による補正予算については、我が党の主張が通り、参議院議員選挙前に急ピッチで成立されたところであります。  経済社会を支えるとともに、国民生活を守る支援策実施は急務であるとの一貫した考えから、我が会派としましても、早速、5月に秋元市長に対して緊急要望を提出させていただきました。本市による支援策に向けて、具体的な提案、そして速やかな実施を求め、市長からも、補正予算を組み、提案内容を踏まえてしっかり取り組むとの回答をいただき、早速、さき定例市議会にて物価高騰対策の第1弾となる補正予算が組まれ、支援策実施したことは評価をしております。  今回の原油価格物価高騰分についても有効に活用し、市民生活への支援事業者支援として、水道料金減額子育て世帯への特別給付資金繰り支援など幅広い支援策を講じるものと捉えるところであります。  その一方で、本市が支援策を検討するに当たっては、他都市対策状況についてもしっかりと把握をし、効果的な対策を選択することが重要であり、我が会派として、このたびの本市における支援策評価するに当たっても必要なものであると考えております。
     そこで、質問ですが、原油価格物価高騰対応として、他の政令指定都市ではどういった対策を講じていると把握されているのか、お伺いいたします。 ◎中澤 財政部長  他の政令指定都市におけます原油価格物価高騰対策につきましてお答えをいたします。  他の政令指定都市におきましても、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金原油価格物価高騰等対応分活用しまして、各地域の実情に応じた対策実施しているところでございます。その中でも、例えば公共料金の減免や減額につきましては、水道料金が1市、下水道料金が2市、上下水道料金を合わせたものが1市、合計で4市において実施されるというふうに把握してございます。また、子育て世帯への支援金につきましては、国の給付に対する独自の上乗せ給付が2市、保育所等学校給食費支援につきましては16市において実施されるものと把握しております。 ◆竹内孝代 委員  ただいま答弁をいただきましたように、他の政令市と比較しましても、例えば、他の政令市で見ると、公共料金減額は4市、また、子育て世帯支援金の独自の上乗せ給付というのは2市というご答弁が今ありました。他都市と比較しても、市民生活への支援策として本市が行う施策への財政投資というのは先駆けて行っている状況であるということが確認でき、我が会派としても一定の評価ができるものと考えております。  一方で、新型コロナウイルスの再流行、またウクライナ情勢長期化など、今後の先行きは不透明であり、さらなる対策を講じることも視野に入れる必要があります。そのためにも、今後も追加補正予算の編成を行うに当たり、必要となる財源についてしっかりと確保していく必要があると考えております。  そこで、質問ですが、今後の市民企業へのさらなる支援を講じるに当たり、補正予算に必要となる財源についてどのように考えているのか、伺います。 ◎中澤 財政部長  今後さらなる支援を講じる際に必要となります補正財源につきましてお答えをいたします。  コロナ禍におけるに原油価格物価高騰対応分交付金約51億円につきましては、さきの第2回定例市議会における補正予算と、今回提出しております補正予算案で全額を活用したところでございます。  こうした状況を踏まえまして、今後さらなる支援策を講じるには、国による追加財政措置が必要不可欠でございますので、今後、国への要望を行ってまいりたいと考えております。さらには、財政調整基金活用などによりまして所要財源を確保しつつ、市民企業に対する影響を注視しながら、ちゅうちょなく必要な対策を機動的に講じてまいりたいと考えてございます。 ◆竹内孝代 委員  交付金約51億円は今回全て活用したということで、今後に備えてしっかり国に要望していくことが必要であるということと、様々な所要財源を確保していく考えを述べられましたけれども、最後に、ちゅうちょなくしっかり機動的に講じていくという考えを確認させていただきました。  長引くコロナ禍に、原油高などの物価高騰が追い打ちをかけて、市民生活企業活動に大きな影響を及ぼしております。今後も、札幌市の実情に応じた効果的な施策を速やかに、確実かつ具体的に実行していただきたいと思います。また、こうした支援策については、市民企業に対してしっかりとお伝えし、実感、活用をしていただくことが重要であります。周知については、積極的、かつ丁寧に取り組んでいただくよう求めまして、私の質問を終わります。 ○村山拓司 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村山拓司 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村山拓司 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第1号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村山拓司 委員長  異議なしと認め、議案第1号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。  ――――――――――――――――――――       閉 会 午後1時46分...