札幌市議会 > 2022-04-18 >
令和 4年(常任)経済観光委員会−04月18日-記録

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  1. 札幌市議会 2022-04-18
    令和 4年(常任)経済観光委員会−04月18日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年(常任)経済観光委員会−04月18日-記録令和 4年(常任)経済観光委員会            札幌市議会経済観光委員会記録            令和4年4月18日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時58分     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  ただいまから、経済観光委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  議事に入ります前に、一言、ご挨拶をさせていただきます。  さきの本会議におきまして経済観光委員長に選任をいただきましたわたなべ泰行でございます。  いまだコロナが収束しなくて、本市も経済的な影響が大きい中、経済観光委員会の役割は大変に重要だと思っております。  市民の皆様が安心して暮らすことができて、札幌市の経済がさらに活性化していくように、委員の皆様、そして理事者の皆様へご協力を賜りまして、この1年間、力を尽くして働いてまいる決意でございます。  何分、不慣れな委員長でございます。皆様からご指導、ご鞭撻、ご協力を賜りますことをお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。(拍手)     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選を行います。  (恩村委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆恩村健太郎 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には小田昌博委員を推薦することの動議であります。 ○わたなべ泰行 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議はございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  異議なしと認め、副委員長には、小田昌博委員が選任されました。  それでは、小田副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○小田昌博 副委員長  ただいま副委員長にご選任いただきました小田昌博でございます。  大変微力ではございますけれども、わたなべ委員長をはじめ、委員の皆様、そして理事者の皆様のご指導、ご協力の下、円滑な委員会運営に努めてまいります。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○わたなべ泰行 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  最初に、病院局からお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎西川 病院事業管理者  病院事業管理者の西川でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  経営管理室長以下は、順次、自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎西川 病院事業管理者  それでは、今年度の病院事業についてご説明させていただきます。  当院は、新型コロナウイルス感染症患者さんの受入れ病院として最前線で対応に当たっており、令和2年1月に道内初感染患者さんを受け入れてから現在まで、1,700名以上の患者さんを治療しております。  本年1月下旬から2月中旬にかけましては、当院においてもクラスターが発生し、ご迷惑をおかけしましたが、当院を受診していただいている患者さんの皆様や、他の医療機関の協力で乗り切ることができました。  新型コロナウイルス感染症への対応と同時に、平時からの役割である高度急性期医療の提供や、他の医療機関では対応の難しい合併症を持った患者さんへの治療など、市民のために地域の医療機関を支えるという当院の使命を果たすべく、日々、力を尽くしているところでございます。  新型コロナウイルス感染症はまだまだ落ち着いていない状況ではありますが、引き続き、病院が一丸となって、感染症患者さんの受入れとともに、高度急性期医療を両立させつつ、アフターコロナを見据え、ウィズコロナの中、医業収益改善に向けた取組も進めてまいりたいと考えております。  それでは、病院局事業概要につきましては、お手元の資料により、経営管理部長の日高から説明させていただきます。 ◎日高 経営管理部長  それでは、当院の事業概要を、新型コロナウイルス感染症患者への対応状況と併せてご説明させていただきます。  まず初めに、1ページをご覧いただければと存じます。  病院局の機構でございますが、ちょうど資料の真ん中部分にありますとおり、当院は、呼吸器内科から救命救急センターまで33の診療科、それから、これを支えます看護部をはじめ六つの部、それから、下のほうにございます臨床工学科栄養科の二つの科、そして、右側の一番下にございます臨床研修センターで構成されてございます。  おめくりいただきまして、2ページ目でございます。  令和4年度の職員定数でございますが、上から二つ目診療部門の一番上にございます医師175名、それから、歯科医師2名、一番下にございます看護部門看護師助産師683名と、合計1,111名でございます。うち臨床工学技士につきましては、24時間院内常駐体制安定化に向けまして、昨年度に比べ、2名増というふうになってございます。  なお、当院の感染症専門医は、感染症内科については技師を含めて2名しかいないことから、新型コロナウイルス感染症への対応については、内科、外科を問わず、他診療科の医師を含め、病院が一丸となって対応しているところでございます。  おめくりいただきまして、3ページ目、令和4年度予算の業務量でございます。  新型コロナウイルス感染症患者受入れが継続することを前提といたしまして、令和4年度の予算、1日平均の入院患者数のうち、コロナ患者を1日当たり10人と見込んでございます。  表の2.の数字でございますが、年間の延べ入院患者数は、令和3年度予算より大きく下回り、大体3万人ぐらいを下回る見込みとしてございますが、これは3年度予算の1日当たりコロナ患者受入れ見込み数を4人としていたところ、先述のとおり、4年度予算は10人と2.5倍の数で見込んでいることから、コロナ患者受入れに必要となります一般病床利用制限が相対的に大きくなる、すなわち、病床利用率の低下を反映したものでございます。  おめくりいただきまして、4ページ目でございます。  令和4年度予算総括表でございます。  左上の収入欄のとおり、診療収益が前年度に比べまして5億1,700万円ほど減少してございます。  一方で、新型コロナ病床の確保に応じて交付されます病床確保補助金を30億4,900万円計上してございまして、収益的収支差引き残高、いわゆる経常収支は、中段右側網かけ部分の3.の数字でございますが、14億7,100万円の黒字を見込んでございます。  これに資本的収支差引き一般会計からの長期借入金などを加えた結果、令和4年度末の資金残高は、網かけ部分の9.の数字でございますが、39億5,000万円のプラスというふうに見込んでおるところでございます。  おめくりいただきまして、5ページの主要事業でございます。  建設改良費の内訳をお示ししてございます。  医療機器購入費等に含まれます総合医療情報システム、こちらはいわゆる電子カルテでございますが、7年に一度行われております更新を進めるために、前年度に比べまして大きく費用が増加してございます。  最後に、資料の6ページでございます。  当院における新型コロナウイルス感染症入院患者数確保病床数の推移をお示ししてございます。  第3波、第4波の影響を受けました令和2年11月頃と令和3年5月頃、これが大きな山になってございまして、1日当たり平均入院患者数は、それぞれ54.8人、69.3人と高い数値となりました。  その後、減少傾向となっておりましたが、感染力が強いとされますオミクロン株の出現による感染者数の増加に加えまして、先ほど院長からございましたとおり、当院で発生しましたクラスターの影響もございまして、令和4年2月は入院患者数が急増し、1日最大57人の入院患者となりました。  ただ、最近は、1日当たり入院患者数は10人から20人程度で推移してございます。  参考までに、本日の数字でございますが、本日の10時半現在で12名の入院となっているところでございます。重症者はほぼなく、ほとんどが軽症で済んでいるということでございます。  当院は、今後とも、新型コロナ感染状況を踏まえながら、コロナ患者コロナ以外の患者受入れを両立させ、市立札幌病院の使命でございます、市民のため、最後のとりでとして、地域の医療機関を支えていくという役割を全うしていきたいと考えております。 ○わたなべ泰行 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時12分       再 開 午後1時14分     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  委員会を再開いたします。  次に、交通局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎中田 交通事業管理者  交通局は、公共交通ネットワークの中核といたしまして、地下鉄路面電車安全運行安定経営に努め、お客様の豊かな暮らしとまちの発展を支えるという重要な役割を担っております。  ここ2年ほどは、新型コロナウイルス感染拡大により、乗車人員の落ち込みが非常に激しく、厳しい経営環境にありますが、様々な工夫を施しながら、引き続き、持続可能な経営に努め、市民の足を確実に維持してまいる所存でございます。  経済観光委員皆様方には、今後、交通局関連事業につきまして、ご指導、ご鞭撻をいただきながら、適切な事業運営に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、各部長から自己紹介させていただいた後、事業管理部長から、配付資料に基づきまして、交通局事業概要についてご説明を申し上げます。  よろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎川本 事業管理部長  それでは、私から、札幌市の交通事業概要につきまして、お手元にお配りした資料に基づき、ご説明いたします。  1ページ目の交通局の組織でございます。  まず、機構でございますが、中田交通事業管理者以下、事業管理部長高速電車部長技術担当部長の3名の部長職及び13名の課長職体制でございまして、令和4年度の職員定数は555名となっております。  なお、一般財団法人札幌交通事業振興公社への課長職以上への派遣職員は、部長1名、課長3名となっております。  続きまして、2ページの令和4年度軌道整備事業会計概要をご覧ください。  こちらは、路面電車の予算の状況を記載しております。  まず、(1)の予算総括表でございます。  収益的収入及び支出の差引きは、中段右側網かけ1.のとおり、3億2,300万円の赤字を見込んでおり、これに資本的収入及び支出の差引きなどを加え、さらに資金手当として下から2行目にあります長期借入金残高10億800万円を充当した結果、右下の網かけ2.のとおり、4億2,873万円の資金残となる見込みです。  なお、長期借入金は、一般会計からの借入れです。  この収益的収支の赤字や長期借入金は、表の下の枠外の米印にありますとおり、新型コロナウイルス感染症による軌道運送事業の減収を考慮し、営業収益中の軌道運送事業者から徴収する施設使用料について減免を見込んだことによるものであり、今年度は、減免の税抜き分に相当する3億9,300万円の借入れを予定しております。  次に、3ページ目の(2)の主要事業をご覧ください。  建設改良事業につきましては、令和4年第1回定例市議会にて提出させていただいた補正予算3億6,200万円と一体として編成しており、今年度に繰り越す補正予算と今年度の予算とを合わせて執行させていただく予定でございます。  事業の主な内容でございますが、車両基地改良電力設備増強関連事業として、電車事業所改良建築工事新山鼻変電所受変電設備更新工事を行い、そのほか、車両関係事業軌道更新街路拡幅関連事業等を進めてまいります。  次に、(3)ですが、ご参考までに、軌道運送事業者である札幌交通事業振興公社での業務量を記載しております。  輸送人員につきましては、1日平均で1万8,741人、年間で684万1,000人、乗車料収入につきましては、年間で11億3,700万円を見込んでおります。  次に、4ページの令和4年度高速電車事業会計概要をご覧ください。  こちらは、地下鉄業務量や予算の状況を記載しております。  まず、(1)の業務量でございます。  輸送人員につきましては、1日平均で46万3,000人、年間で1億6,900万人、乗車料収入につきましては、年間で317億3,700万円を見込んでおります。  次に、(2)の予算総括表でございます。  収益的収入及び支出の差引きは、中段右側網かけ1.のとおり、1億7,300万円の赤字を見込んでおり、これに資本的収入及び支出の差引きなどを加え、さらに資金手当として、下から2行目にあります特別減収対策企業債収益的収支不足分1億7,300万円を充当した結果、右下の網かけ2.のとおり、ゼロ円と見込んでおります。  こちらの収益的収支の赤字なども、新型コロナウイルス感染症の影響による乗車料収入の減少からの回復がいまだ見込めないためでございます。  なお、今年度の特別減収対策企業債発行額については、表の下の枠外の米印にありますとおり、資本的収入として80億4,600万円、収益的収支不足分として1億7,300万円、計82億1,900万円を予定しております。  次に、5ページの(3)の主要事業をご覧ください。  老朽化施設改修等のうち、駅舎施設整備の改修として、耐震・長寿命化に向けた南北線シェルターの工事や南車両基地の改築・改修に係る設計等を進めるほか、エレベーター、エスカレーターの更新、改札機等の更新、南北線さっぽろ駅改良事業などの駅構内に関する事業や電力・通信施設設備の改修、車両・工場機器整備改修等事業を行ってまいります。  以上、簡単ではございますが、交通事業に係る概要の説明とさせていただきます。 ○わたなべ泰行 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時22分       再 開 午後1時23分     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  委員会を再開いたします。  次に、スポーツ局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。
    ◎梅田 スポーツ局長  私どもスポーツ局では、これまで、市民のスポーツの推進の取組を進めますとともに、冬季オリンピックパラリンピック招致活動を進めてきたところでございます。  昨年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、スポーツを取り巻く環境は非常に厳しいものがございましたけれども、様々な課題を克服いたしまして、東京2020オリンピックパラリンピック大会の開催を実現できたことは、今後につながる大きな成果であったと考えてございます。  今年度も、引き続き、スポーツ局を挙げて冬季オリンピックパラリンピック招致に向けた活動を進めてまいりますとともに、誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境の整備や、共生社会の実現に向けた障がい者スポーツ普及促進など、スポーツを通じたまちづくりを総合的に進めてまいりたいと考えてございます。  委員の皆様には、引き続き、ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。  それではまず、本日出席しております各部長から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎梅田 スポーツ局長  続いて、スポーツ局所管事務につきまして、担当の部長から、順にご説明をさせていただきます。 ◎佐藤 スポーツ部長  お手元の資料の1ページから3ページに機構図事務分掌を、5ページ目以降に令和4年度予算の局別施策概要スポーツ局分を抜粋して記載しております。  それではまず、スポーツ部の主な事業につきまして、レベルアップしたものを中心にご説明いたします。  まず、5ページをご覧ください。  下から6段目のウインタースポーツ普及振興費でございます。  令和3年度は、市内の小学校3年生から6年生を対象にスキー場リフト料金を助成しておりましたが、令和4年度は、対象を市内の全小学生に拡充いたします。  次に、5ページの下から2段目、全国高等学校総合体育大会開催費でございます。  本大会は、令和5年度に開催される高校生にとって最大のスポーツの祭典でございます。昭和62年以来、36年ぶりの北海道開催となり、札幌市内では、10競技、11種目を実施する予定でございます。  先月、札幌実行委員会事務局を設立したところであり、今月から、札幌を会場とする競技の運営に係る準備を本格化させてまいります。  さらにその1段下の障がい者スポーツセンター検討調査費でございます。  障がい者スポーツ活動拠点の整備に向けて、令和4年度は、スタッフに求められるスキルや人員体制指導者等人材育成共生社会の実現に向けた取組事例などについての調査を進め、基本的な方針を取りまとめる予定でございます。  続いて、6ページをご覧ください。  下から5段目の札幌ドーム活用促進費でございます。  令和4年度は、2万人規模のコンサートやイベント需要に対応することができるよう、札幌ドームの空間を部分的に仕切る工事等を行います。  最後に、7ページをご覧ください。  上から6段目のスポーツ施設リフレッシュ費でございます。  これは、スポーツ施設の保全及び施設で使用している大型備品の更新を毎年計画的に行っている事業でございます。  令和4年度は、手稲区体育館床保全や豊平区体育館トレーニングマシン更新業務を行います。  スポーツ部につきましては、以上でございます。 ◎小泉 招致推進部長  招致推進部の主な事業につきまして、ご説明をさせていただきます。  7ページ中段の招致推進部をご覧いただきたいと思います。  初めに、上から3段目の冬季オリンピックパラリンピック招致費でございます。  これは、地元の理解、共感を得ること、また、オールジャパン体制冬季オリンピックパラリンピック招致に関わる機運醸成を図るPR活動等を行うための経費でございます。  次に、その下の施設計画調査費です。  昨年11月末に公表いたしました大会概要案の更新、IOCへ提出する将来開催地質問状回答骨子作成、保証書の取得に係る事前聴取等の経費でございます。  次に、その下の都心部クロスカントリースキー大会実証実験費でございます。  昨年度は一昨年度に続きまして中止となりましたが、令和4年度におきましても、負担金として大会実行委員会に支出するものでございます。  次に、その下の札幌ドーム周辺活用推進費です。  高次機能交流拠点である札幌ドーム周辺スポーツ交流拠点として整備するため、基本計画の策定に向けた札幌ドーム隣接地活用可能性の検討に係る各種調査を行うものでございます。  続きまして、8ページの上から2段目、地域スポーツコミッション事業費は、国際競技大会等を誘致すること、また、スキーツーリズムの推進を目的に、周遊促進に向けたプロモーション等を実施するものでございます。  招致推進部につきましては、以上でございます。 ○わたなべ泰行 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時24分       再 開 午後1時26分     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  委員会を再開いたします。  次に、経済観光局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎田中 経済観光部長  それでは、経済観光局事業概要につきまして、各部長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎坂井 産業振興部長  それでは、経済観光局関連事業概要につきまして、お配りしました資料に基づいてご説明をさせていただきます。  まず、経済観光局の機構についてでございます。  1ページから4ページにかけて、産業振興部経済戦略推進部観光MICE推進部農政部中央卸売市場農業委員会事務局の順に記載をしてございます。  次に、5ページからが事務分掌でございます。  5ページから7ページが経済観光局、8ページは農業委員会事務局となっております。9ページは農業委員会委員名簿、10ページは農地利用最適化推進委員名簿、11ページは農業委員会概要となってございます。  令和4年度の経済観光局事業につきましては、13ページから22ページとなりますが、本日は、12ページのA3横の資料、経済観光局の計画と令和4年度における主な取組に基づき、事業を実施する上で指針となりますビジョン等をご説明した後に、今年度の主な取組について、各部長よりご説明をさせていただきます。  12ページをお開きください。  まず初めに、経済観光局に関連するビジョン等をご説明いたします。  資料の一番上、経済観光局の計画をご覧ください。  経済観光局におきましては、社会経済情勢の変化に対応するため、産業振興に係る計画である札幌産業振興ビジョンを2017年1月に改定いたしました。  産業振興の二つの目的である雇用の場の確保・創出及び企業・就業者収入増加を達成するため、現ビジョンでは、札幌市を含めた北海道経済の成長を牽引する観光、食、今後成長が期待される環境(エネルギー)、健康福祉・医療、投資を呼びこむとともに全産業を高度化するIT・クリエイティブの五つの分野を本市経済重点分野と定めるとともに、中小・小規模企業への支援、新たな企業の創出、人材への支援の三つの全産業を横断する戦略により、産業振興を図ることとしてございます。  なお、現ビジョン計画年度が2022年度までとなっていることから、引き続き、札幌市を取り巻く課題に対応した産業振興方向性を示すべく、次期産業振興ビジョンの策定に向け、現在、検討を進めているところでございます。  その下にございます観光の振興につきましては、2013年度に札幌観光まちづくりプランを策定し、地域の魅力あふれるまちづくり観光振興を一体的に進める観光まちづくりという考え方に基づき、地域経済活性化に向けて取り組んできております。  2018年3月には、インバウンドの急増といった観光を取り巻く環境の変化に対応するため、来札観光客数等数値目標を上方修正したところございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により目標達成は難しい状況となっており、今後は、感染状況を踏まえながら、観光需要早期回復に向けて取り組んでまいります。  右上になりますが、都市型農業の振興については、2017年1月に策定した第2次さっぽろ都市農業ビジョンに基づき、担い手対策や遊休農地の解消、地産地消の推進など、生産現場の喫緊の課題に対応し、札幌農業の持続的発展を図ってまいります。  最後に、中央卸売市場については、持続可能な強い市場を目指して、開設者である本市と市場関係事業者が一体となって、第2次札幌中央卸売市場経営活性化プロジェクトを昨年3月に策定いたしました。市場活性化に向けた様々な取組を推進することで、市場事業会計の黒字化等を目指してまいります。  続きまして、資料の中段をご覧ください。  こちらは、各部の令和4年度予算における主な取組を掲載してございますが、事業名に二重丸がついている事業令和4年の新規事業、丸がついている事業はレベルアップ事業となってございます。  初めに、産業振興部令和4年度における主な取組についてご説明いたします。  まず、産業振興ビジョンに基づく取組についてでございますが、重点分野である食に関する取組として、食品販路拡大促進費において、食関連企業の販路拡大を目的とした展示会への出展支援や商談会の開催、輸出に関する相談対応等を実施してまいります。  同じく重点分野である環境(エネルギー)に関する取組としては、新製品・新技術開発支援費において、産業振興ビジョンに定める重点分野等に関連する新製品、新技術の研究開発に取り組む中小・小規模企業への補助等を行ってまいります。  さらに、IT・クリエイティブに関する取組としては、XR・eスポーツ関連支援費において、XR技術及びeスポーツの分野で事業展開を目指す企業を支援するためのイベント等を実施するほか、映像産業振興費において、市内映像関連事業者の映像制作に関する補助、市内企業の映像活用促進のためのマッチングイベント、CGクリエイター育成のための企業、教育機関で連携したインターンシップ等を実施してまいります。 ◎久道 経営支援・雇用労働担当部長  続きまして、経営支援・雇用労働担当部の主な取組についてご説明させていただきます。  産業振興ビジョンの横断的戦略である人材への支援に関する取組といたしまして、テレワーク普及促進費におきまして、テレワークの導入等に係る相談窓口の運営、導入経費の補助及び専門家派遣による導入から定着までの包括的な支援を行ってまいります。  また、新型コロナウイルス感染症に関連する主な事業につきまして、中小企業金融対策資金貸付金におきまして、新型コロナウイルス感染症対策のための資金や業態転換等に利用可能な資金を含む中小企業に対する運転資金及び設備資金の貸付け等を行ってまいります。  また、商店街販売促進支援費では、商店街が実施する商品券や値引き券の発行などの販売促進活動に対する補助を行うなど、引き続き、事業者の事業継続のための取組を行うとともに、商業者の売上げ回復に向けた消費喚起策も実施してまいりたいと考えています。  続きまして、就業サポートセンター等事業費では、ハローワーク及び民間職業紹介事業者と連携した各種就業支援事業を実施いたしますほか、高齢者や新型コロナウイルス感染症の影響により離職等を余儀なくされた方の再就職の支援を行ってまいります。  さらに、さっぽろ給付金付き再就職支援事業費では、新型コロナウイルス感染症により離職された方を対象とする給付金つきの座学研修、職場実習及び職場見学、合同企業説明会等を実施するなど、雇用の維持に関する取組につきましても、引き続き継続してまいります。 ◎早瀬 経済戦略推進部長  続きまして、経済戦略推進部の主な取組についてご説明をいたします。  産業振興ビジョン重点分野であるIT・クリエイティブに関する取組といたしまして、中小企業DX推進費において、市内中小企業のDXを推進するための普及啓発、伴走型相談支援、デジタル化に要する経費に係る補助等を行うほか、みらいIT人材育成費におきまして、IT人材の育成及び市内企業への定着を促進するためのIT体験イベントや体験型セミナー、高度エンジニアの発掘、育成を行ってまいります。  また、同じく重点分野である健康福祉・医療に関する取組といたしましては、医療関連産業集積促進費におきまして、医療に関連した新たな産業の集積に向けたセミナー等や、バイオ関連産業の研究拠点誘致に係る調査を実施してまいります。  続きまして、産業振興ビジョンの横断的戦略である新たな企業の創出に関する取組といたしましては、スタートアップ創出支援費におきまして、STARTUP CITY SAPPORO事務局の運営や、女性及び外国人に対する支援等による、札幌、北海道におけるスタートアップ企業に向けた取組を実施してまいりますほか、企業立地促進費におきまして、企業誘致PR、立地企業に対する補助、立地環境整備に関する調査等を実施してまいります。 ◎石井 観光MICE推進部長  続きまして、観光MICE推進部の主な取組についてご説明いたします。  初めに、産業振興ビジョン重点分野である観光に関する取組についてご説明いたします。  1点目のスノーリゾート推進費ですが、都市型スノーリゾートとしての世界的ブランド確立に向けた、市内スキー場の魅力アップや冬季観光コンテンツ造成に対する支援のほか、市内スキー場観光施設等を周遊するチケットの実証事業への支援を行ってまいります。  2点目の国内観光振興費では、教育旅行の誘致やワーケーションの発信強化など、国内観光客の誘致促進に係る事業を実施してまいります。  3点目の観光人材育成支援費では、宿泊業など、観光関連事業者を対象に、観光資源の発掘や開発をテーマとしたワークショップの開催や、大学と連携した観光専門人材の育成を支援してまいります。  続きまして、新型コロナウイルス感染症に関連する主な施策についてご説明いたします。  1点目の市内宿泊促進キャンペーン費、いわゆるサッポロ割では、感染症拡大により落ち込んだ宿泊需要の喚起を目的として、3,000円の宿泊割引や2,000円のクーポン券配布等のキャンペーンを実施してまいります。  なお、サッポロ割第1弾として、4月25日から6月15日までの宿泊を対象に、本日から予約販売を開始しております。  また、6月中旬以降、第2弾から第4弾まで、順次、実施する予定でございます。  2点目の観光需要回復支援補助金ですが、感染症の影響による観光需要減少からの早期回復を図るため、観光事業者等が実施する来札観光需要回復に資する取組に対する補助を実施してまいります。 ◎高田 農政部長  続きまして、農政部の主な取組についてご説明いたします。  資料の左下をご覧ください。  まず、1点目のサッポロさとらんどリフレッシュ費につきましては、老朽化した設備の更新及び地産地消の推進に向けた、センターハウス内各施設の機能向上を図ってまいります。  また、2点目の里山活性化推進費につきましては、里山地区の森林と、森林に連なる農地の一体的な保全・活用のための事業を展開してまいります。
    ◎岩立 中央卸売市場長  最後に、中央卸売市場についてご説明いたします。  資料の右下をご覧ください。  第2次中央卸売市場経営活性化プロジェクトに基づく取組として、次の事業を行います。  まず、1点目の市場流通品の販路拡大事業でございますが、コロナ禍で生鮮品流通の変化に対応した新たなビジネスへの取組を検討している事業者に対し、事業費の一部の補助を行うことにより、市場の取扱高の増加を後押ししてまいります。  2点目の市場施設改修及び設備更新でございますが、市場再整備後15年以上経過していることから、青果棟屋上防水更新など、計画的な施設の改修や設備の更新を行ってまいります。 ○わたなべ泰行 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者退席のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時42分       再 開 午後1時43分     ―――――――――――――― ○わたなべ泰行 委員長  委員会を再開いたします。  最後に、委員派遣についてを議題といたします。  本委員会に関係する本市の諸課題や取組について、道外他都市の事例を調査し、今後の委員会活動や本市施策等の参考とするため、新型コロナウイルス感染状況等を考慮しつつ、行政視察を実施したいと考えております。  ここで、委員の皆様にお諮りいたします。  道外他都市の事例を調査するため、行政視察を実施することとし、視察内容等の詳細については、正副委員長にご一任いただくことにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○わたなべ泰行 委員長  異議なしと認め、行政視察を実施することとし、視察内容等の詳細については、正副委員長にご一任いただくことといたします。  なお、詳細につきましては、適宜、委員の皆様にお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時46分...