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札幌市議会
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2022-01-24
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令和 4年(常任)財政市民委員会−01月24日-記録
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令和 6年(常任)財政市民委員会−04月02日-記録
平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
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札幌市議会 2022-01-24
令和 4年(常任)財政市民委員会−01月24日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
令和
4年(
常任
)
財政市民委員会
−01月24日-
記録令和
4年(
常任
)
財政市民委員会
札幌市議会財政市民委員会記録
令和
4年1月24日(月曜日) ──────────────────────── 開 会 午後0時58分 ―――――――――――――― ○
かん
の
太一
委員長
ただいまから、
財政市民委員会
を開会いたします。
報告事項
でありますが、
高橋委員
からは、欠席する旨、届出がありました。 それでは、議事に入ります。 「(
仮称
)
札幌
市
町内会
に関する
条例
」に係る
検討経過
の報告についてを議題とし、
資料
に基づき、
理事者
から
説明
を受けます。 ◎本間
市民文化局長
本日は、(
仮称
)
札幌
市
町内会
に関する
条例
の
検討経過
につきましてご報告させていただきます。 (
仮称
)
札幌
市
町内会
に関する
条例
につきましては、
平成
30年度に
条例素案
を作成いたしまして、
パブリックコメント
を
実施
いたしましたが、様々な
視点
に基づく多くのご
意見
が寄せられましたことから、
地域
のご
意見
を伺いながら再
検討
することといたしまして、
条例
の
実効性
を担保するため、
札幌
市が
実施
すべき
町内会
への
支援策
も併せて
検討
していくこととしておりました。
検討
に当たりましては、当初、
令和
2年度から
地域
の
皆様
のご
意見
を伺う場である
意見交換会
を行うこととしておりましたが、一昨年来の
新型コロナウイルス
の
感染拡大
によりまして、長らく開催を見合わせざるを得ないという
状況
が続いておりました。 しかし、
感染拡大
が一旦の落ち着きを見せましたことから、昨年の10月下旬から12月上旬にかけて、
意見交換会
を各区で延べ105回開催させていただきまして、延べ約1,400人の
町内会役員
の
皆様
に
参加
をいただき、
条例
と
支援策
合わせて約2,600件に上る貴重なご
意見
をいただいたところでございます。 このたび、このようにして
町内会
の
皆様
からいただいたご
意見
を踏まえ、
条例素案
の(案)と
支援策案
の(案)を作成いたしましたので、ご報告させていただきます。 今後は、これらの案を
町内会
にお
示し
し、
連合町内会連絡協議会等
での
意見交換
や、
単位町内会
からのご
意見募集
を通じましてご
意見
を伺った上で、そのご
意見
を踏まえながら、
条例素案
と
支援策案
の作成を進めてまいりたいと考えております。 それでは、
条例素案
の(案)と
支援策案
の(案)につきまして、お手元の
資料
に基づきまして、
市民自治推進室長
の
村椿
から
説明
をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ◎
村椿
市民自治推進室長
私からは、(
仮称
)
札幌
市
町内会
に関する
条例
の
条例素案
の(案)及び
支援策案
の(案)について、お手元の
配付資料
に基づき、ご
説明
をさせていただきます。 お配りしました
資料
は、
資料
1から
資料
3の3点でございます。
資料
1は、
町内会条例
・
支援策
に係るこれまでの
検討状況
と今後の
スケジュール
(案)、
資料
2は、今後、
地域
にお
示し
する予定の
条例素案
の(案)と
支援策案
の(案)に係る
説明資料
、
資料
3は、昨年、各区で行った
町内会
との
意見交換会
における
意見集計
結果でございます。
これまでの
検討経過
と今後の
スケジュール
につきましては、先ほど局長より
説明
させていただいたとおりでございますので、
説明
は
資料
2を中心に行わせていただきますが、先に
資料
3をご覧いただきたいと
思い
ます。
意見交換会
における
意見集約
結果についてでございますが、いただいたご
意見
は、全部で約2,600件ございました。そのうち、
条例関係
が約800件でございまして、
資料
の1
ページ
から6
ページ
までにその内訳を
記載
しております。 また、
支援策関係
は約1,800件ございまして、内訳は、同じく7
ページ
から最後の11
ページ
まででございますので、適宜、ご覧いただきたいと
思い
ます。
意見交換会
では、事前に
条例素案
と
支援策案
のそれぞれの
たたき台
をお
示し
し、当日は
フリートーク
の形で行いましたので、ご
参加
いただいた人によって、
表現
や言い回し、あるいは
お話
の
内容
の
具体性
が異なる中で、その発言の趣旨をある程度まとめましてそれぞれの
意見
の
項目
として数を数えてございますので、
意見数
につきましては、一つの目安としてご覧いただければと
思い
ます。 それでは、
資料
2をご覧いただきたいと
思い
ます。 まず、
資料
2の1枚目でございますが、大きな
項番
1にはこれまでの
検討経過
を、
項番
2には
条例
と
支援策
の今後の
検討
の
流れ
を
記載
してございます。
項番
2の表の上段には
条例
の
検討
の
流れ
を、下段には
支援策
の
検討
の
流れ
を
示し
ておりまして、今回は、
条例素案
の(案)及び
支援策案
の(案)に関して、
町内会
及び
市民
からのご
意見
を伺う段階であるということを
示し
てございます。 今後は、いただいたご
意見
を踏まえたそれぞれの案の
整理
を行い、
条例
については
パブリックコメント
を、
支援策
については、
庁内協議
を経て、
議会
でご審議をいただくまでの
流れ
を
記載
しております。 1枚おめくりください。 2
ページ
目では、
条例素案
の(案)を
記載
してございます。 全体的な
構成
としては、
前文
も含め、1から16までの
項目
を考えてございます。
意見交換会
でお
示し
した
たたき台
では、1の
前文
から8の市の
責務等
と
記載
している
項目
まででございましたが、今回の案では、
構成
の
見直し
を行い、9から16までの
項目
を
町内会
の
維持
及び
活動
の
活性化
に関する市の
施策
として位置づけ、8の市の
責務等
とは別に
記載
をしてございます。
構成
の
見直し
を行った
理由
といたしましては、
意見交換会
において、
条例
に
具体性
を求める
意見
、
条例
の
実効性
を疑問視するような
意見
、あるいは
条例
に
支援策
の根拠を定めるべきというような
意見
が多かったことから、時代の
変化
により、陳腐化する
可能性
が低く、長期的に
実施
していくべき普遍的な
施策
については、できるだけ
条文
として明記すべきと考えたことによるものでございます。 具体的には、9から16を
町内会
の
維持
及び
活動
の
活性化
に関する市の
施策
として列挙することで、しっかりと
施策
を
実施
していくという市の
姿勢
をより明示的に
表現
する形といたしました。 これに伴い、4につきましては、
たたき台
においては
基本理念
としてございましたが、
条例
の全体の
構成
が、2から7までの
基本的事項
に加えまして、9から16までの実際的な市の
基本施策
の
方向性
を加えた形となったことから、基本的な
考え方
というような
項目名
がより適切ではないかと考え、修正をしてございます。 これらの点が今回の
条例素案
の(案)において
地域
のご
意見
を反映した大きなポイントとなってございます。 1枚おめくりください。 3
ページ
目からは、
たたき台
と
条例素案
の(案)の比較となってございます。
資料
の
構成
としましては、左側の列に
意見交換会
で
地域
にお
示し
をした
たたき台
の
内容
を、
中央
の列にそれに対して
町内会
からいただいた代表的なご
意見
を、
右側
の列にいただいたご
意見
を踏まえた
条例素案
の(案)を
記載
してございます。 また、
条例素案
の(案)の列には、案における
考え方
などが分かるように一番右端に
説明欄
を設けてございます。 この
ページ
では、1の
前文
から3の定義について
記載
をしており、
前文
の
冒頭
では、
町内会活動
の
具体例
や
必要性
を明示すべきというご
意見
を踏まえて、
町内会
の
皆様
に取り組んでいただいていることを具体的に
表現
してございます。 また、3
段落目
では、
たたき台
で
町内会
の
意義
を
互助
と
親睦
と
表現
していた点について、具体的に分かりやすく書くべき、あるいは、
町内会
の
活動
は必ずしも
互助
と
親睦
だけではないといったご
意見
をいただいたことから、
互助
、
親睦
という
言葉
にこだわらず、より分かりやすい身近な
言葉
で
表現
いたしました。 3の
町内会
の定義では、一定の区域に住所を有する者には、
戸建て住宅
、
共同住宅等
の別なく、個人、
事業者
、
団体
などが含まれるということを補足
説明
しております。 1枚おめくりください。 4
ページ
目では、4 基本的な
考え方
と、5
町内会
の
地域
における
役割
について
記載
をしてございます。 4の基本的な
考え方
につきましては、先ほど2
ページ
目の
条例
の
構成
の
見直し
の
理由
に係るご
説明
の際に申し上げましたが、
理念
を
記載
するだけの
条例
では
実効性
に疑問がある旨の
意見
が多いことを踏まえまして、基本的な
施策等
をできる限り
条文
に加える形に全体の
構成
を変更いたしました。 このため、
施策
を含む全体の
考え方
を明らかにする意味では、
理念
よりも基本的な
考え方
という見出しがより適当と考え、修正したところでございます。 次に、5
項目め
から7
項目め
に示す各
主体
の
役割
について
説明
いたします。
町内会
からのご
意見
の列の
中央部分
の22のご
意見
に
記載
してございますが、
意見交換会
では、
役割
という
言葉
に
負担感
、
義務感
、違和感を感じるというご
意見
をいただきました。 このご
意見
を踏まえ、
説明欄
において、ここで言う
役割
とは、
町内会
の
維持
、存続に向けて、各
主体
が協働して取り組んでいく際に
共通認識
を持つことを目的とした
条例
上の
表現
であり、各
主体
に対して何らかの責任や役務的な
負担
などを課すという意味を含むものではないということを、また、努めるという
表現
は、
たたき台
で
示し
た心がけるという意味合いであることを
記載
してございます。 次に、5の
町内会
の
地域
における
役割
についてでございますが、ご
意見
の、23.に
記載
のとおり、
町内会
の
役割
、
意義
、期待について
記載
すべきというご
意見
もございましたが、
町内会
の
活動
について
具体例
を
条文
に
記載
した場合、その
活動
を行っていない
町内会
は
条例違反
だと指摘され、
町内会
の
負担
につながるおそれがありますことから、
町内会
の
活動内容
は
団体
によって様々であるということを考慮し、具体的な
表現
ではなく、
地域
的な
共同活動
と
表現
しております。 1枚おめくりください。 5
ページ
目では、6
地域住民
の
役割
、7
事業者
の
役割
、8 市の
責務等
を
記載
してございます。 6の
地域住民
の
役割
では、
町内会
からのご
意見
として、35.ご
意見
の
町内会加入
の強制、またはそれに準じた
条文
を盛り込むべき、または、36.
条例
に
強制力
、
指導権限
、罰則を設けるべきといったご
意見
が数多く寄せられましたが、
右側
の
説明欄
に
記載
のとおり、
町内会
の
法的性格
が任意の
団体
であるということに鑑みれば、その
加入
は、
地域住民
の自由な意思によって決められるべきものであるため、
町内会
への
加入
を
義務化
する旨や、それに準じた
条文
を盛り込むことは難しいと考えておりまして、
地域住民
の
役割
としては、
町内会
の
活動
への
参加
や協力に努めるものとして
記載
をしてございます。 7の
事業者
の
役割
では、こちらも
町内会
からのご
意見
として、37.ご
意見
のように、
条例
に
事業者
への
強制力
、
指導権限
、罰則を設けるべきといったご
意見
が数多く寄せられましたが、こちらも、
右側
の
説明欄
に
記載
のとおり、
町内会
の
法的性格
が任意の
団体
であることに鑑みれば、
入居者
の
町内会
への
加入
や会費の徴収に関して、
不動産事業者
に
義務
を課したり、市が指導を行う旨の
条文
を盛り込むことは難しいと考えております。 なお、
町内会
の
加入促進活動
に当たり、
不動産事業者
からの協力を求める声が多いことから、(2)と(3)に
不動産事業者
に係る
条文
を設けてございます。 8の市の
責務等
では、左の列にある
たたき台
で
示し
た
項目
のうち、包括的な市の
責務等
を
記載
してございます。 基本的な
施策等
に関する
項目
については、9以下に
記載
することとしております。 1枚おめくりください。 6
ページ
目では、
町内会
の
維持
及び
活動
の
活性化
に関する市の
施策
として、9から16までの
項目
を
記載
しております。
条例
の
構成
の
見直し
の際にご
説明
させていただきましたが、市がどのように
町内会活動
を
活性化
していくのかを具体的に
示し
てほしい、
理念
だけではなく、具体的な
実効性
のある
条文
が必要といったご
意見
が数多く寄せられたことから、9
項目め
以下に、
町内会
の
維持
と
活動
の
活性化
のために
札幌
市が継続的に行っていくべき
施策
や
推進体制
の整備などについての条項を設けたものでございます。 これにより、市がしっかりと
施策
を
実施
していくという
姿勢
をより明示的に
表現
できるものと考えてございます。 以上が、
町内会
からのご
意見
を踏まえた
条例素案
の(案)でございます。 1枚おめくりください。 続く7
ページ
目と8
ページ
目は、
町内会
の
加入促進
、
負担軽減
に向けた
支援策案
の(案)でございます。 左の列が今回
地域
にお
示し
した
たたき台
の
内容
、
中央
の列が
意見交換会
で
町内会
からいただいた主なご
意見
とその件数、そして、
右側
の列が
町内会
からのご
意見
を踏まえて市が
実施
しようとしている
支援策案
の(案)であり、全部で25
項目
記載
してございます。 7
ページ
の
冒頭
に
記載
しておりますとおり、ここでお
示し
する
支援策案
の(案)は、
町内会
からのご
意見
を踏まえて
検討
した
支援策案
の
方向性
の案としてお
示し
するものでございます。 今後、さらなる
町内会
のご
意見
を踏まえまして、
実施
の可否や
予算措置
も含めて、市役所及び
議会
で
検討
を行っていくものであり、
実施
が確定したものではないということについて、
地域
に対して丁寧に
説明
をしてまいりたいと思っております。 表の
説明
となりますが、
意見交換会
では、七つの
検討テーマ
に基づき、
支援策
の
たたき台
をお
示し
しており、それを一番左側に
記載
してございます。 順番に申し上げますと、まず、(1)
町内会加入促進支援
・
町内会活性化支援施策
の充実として、この
課題
に対する
施策
として、
資料右側
に1番から11番の案を
記載
してございます。 次に、(2)
地域
への
依頼事項
の
見直し
など
負担軽減全般
として、12番の案を
記載
しております。 1枚おめくりください。 こちらの
ページ
では、まず、(3)
ごみステーション管理
の
負担軽減
として、13番から17番の案を
記載
してございます。 次に、(4)
パートナーシップ排雪
の
負担軽減
として、18番の案を
記載
してございます。 次に、(5)
私設街路灯
の
負担軽減
として、19番の案を
記載
してございます。 次に、(6)
自主防災活動
への
支援充実
として、20番から22番の案を
記載
してございます。 最後に、(7)
市職員
が
町内会活動
に
参加
・協力しやすい
環境づくり
として、23番から25番の案を
記載
してございます。 なお、表の一番下、欄外の部分に米印で
記載
をしてございますが、
意見交換会
の
たたき台
の段階におきましては、
解決策
の
方向性
、11.として、
パートナーシップ排雪
の
地域支払い額
の決定時期の
前倒し
についてお
示し
をしてございましたが、
意見交換会
では
前倒し
を希望しないという
意見
が多数であったため、
支援策案
の(案)としての提示は見送らせていただいてございます。 以上が、七つの
検討テーマ
と、それに対応する25
項目
の
支援策案
の(案)の概要でございます。
支援策
の
方向性
につきましては、
令和
元年度より
検討
を開始していたことから、案の中には一部
先行実施
をしている
支援策
も含まれているところでございますが、今後は、これらの案を一まとまりとする
町内会支援策
のパッケージとして
地域
にお
示し
をし、
地域
からいただくご
意見
を踏まえながら、さらなる
検討
を進めてまいりたいと考えております。 なお、各
支援策
の
実施
時期につきましては、今後の各
支援策
の
課題整理
や具体的な
制度設計
など
具体案
の
検討状況
に応じまして、適宜、
整理
をしてまいりたいと考えてございます。 ○
かん
の
太一
委員長
それでは、質疑を行います。 ◆
池田由美
委員
ただいま
説明
がありました
町内会条例素案
の(案)について、3点
質問
をいたします。 最初に、前段に
お話
もありましたけれども、2018年に
町内会条例
が初めて提案され、議論が行われておりましたけれども、一旦
見直し
をしてきたと。先ほど、ある程度の
理由
についても
お話
がありましたけれども、
見直し
をする判断に至った
理由
について、具体的に改めて伺いたいと
思い
ます。 ◎
村椿
市民自治推進室長
平成
30年度になりますが、
議会
への提案を断念し、
条例素案
の
見直し
をすることに至った
理由
についてお答えいたします。
冒頭
の
本間局長
からの
説明
でも触れさせていただきましたが、
平成
30年度の
条例素案
に係る
パブリックコメント
におきましては、
条例制定
に関する賛否も含め、様々な
視点
に基づく多くのご
意見
をいただいたことから、改めて、
地域
のご
意見
を丁寧に伺った上で再
検討
することが必要であると考えたところでございます。 また、
町内会
への
加入
や
負担
の
軽減
につながる市の
施策
を提
示し
ていなかったことから、
条例素案
の
見直し
に加えて、
実効性
のある
町内会
への
支援策
を同時に提
示し
、
地域
の
皆様
と一緒に議論を進めていく必要があると判断したところでございます。 ◆
池田由美
委員
町内会
の
役員
の方の
お話
を聞きますと、
共通
して
役員
の
高齢化
や成り手がいないこと、
活動
の
担い手
が不足していることなど、苦労について
お話
をされております。そんな中でも、
役員
の
皆さん
がアパートやマンションを訪ねて
町内会
の会員を増やしていくために努力をされております。若い人であれば、朝から夜遅くまで働いていますからなかなかお会いできない、そういった困難な
状況
が多いということも話されておりまして、大変苦労されているというふうに私も思っているところです。 前回の
町内会条例
は、そういった
町内会
の直面している困難に寄り添い、
解決
を図るものではなかったということなのだというふうに私は思っているところです。 今回は、105回の
意見交換会
が行われたということでありまして、
町内会役員
の
皆さん
からの
意見
を聞き取ることを重視した
取組
となっております。 今回の
意見交換会
においても、
町内会加入
の
義務化
の
意見
が出されておりました。先ほど言いましたけれども、本当に、
町内会
の
役員
の
皆さん
が苦労されております。会員が減って
活動費
も減っていく、
役員
の
高齢化
、成り手がいない、
ごみステーション
などの管理や子どもの
登下校
の見守り、独り暮らしの
高齢者
の見守りとか、本当に苦労されている
お話
をいつも聞いているところです。さらに、
パートナーシップ排雪
にかかる費用がどんどん増えていく、そういった困難の
状況
も抱えていますから、
町内会
の
加入
を
義務化
してほしいと、そういった
思い
になっていくということは私も
理解
できるかなという
思い
もしているところです。 しかし、
素案
の(案)にあります
町内会
の基本的な
考え方
については、自主的な
活動
であること、
住民
の多様な
価値観
や
自主性
を尊重することとあり、これからこういった
共通
の
理解
をしていくということが大事なんだなというふうに思っているところですけれども、この
理解
を広げていく、共有していくということは非常に時間がかかることではないのかというふうに考えています。
町内会
の
加入
がなぜ進まないのかを市が一緒に解明するなど、
町内会
の困難に寄り添った対応を今後も継続して進めていくことが必要だと申し上げておきます。 次に、
条例
の
必要性
について伺います。
条例
は、憲法第94条と
地方自治法
第14条、第16条に基づいて、
地方公共団体
が法令の範囲内で
議会
の議決により制定するものです。
地方公共団体
が、「
義務
を課し、又は権利を制限するには、法令に特別の定めがある場合を除くほか、
条例
によらなければならない。」とされており、
条例
というのは本当に重い位置づけだなというふうに私は
理解
をしているところです。
質問
をいたしますが、
意見交換会
では、新たな
条例
を制定するのではなくて、今ある既存の
条例
で対応すべきという
意見
や、市の
支援策
があれば新たな
条例
は不要だ、そういう
意見
を出されております。 これまで、
札幌
市は、
自治基本条例
、
市民まちづくり活動促進条例
に基づいて
町内会活動
への
支援
を行っていますが、この二つの
条例
、
自治基本条例
、
市民まちまちづくり活動促進条例
と、これから提案をされようとしています
町内会条例
の違いについて伺いたいと
思い
ます。 ◎
村椿
市民自治推進室長
自治基本条例
と
市民まちづくり活動促進条例
、この二つの
条例
と
町内会
に関する
条例
の違いについてお答えいたします。
町内会
は、
自治基本条例
と
市民まちづくり活動促進条例
の中におきましては、
まちづくり活動
を行う
団体
の一つとして位置づけられているところでございます。 新たな
条例
におきましては、
町内会
が
地域コミュニティー
の中心的な存在でありながら、その存続が危ぶまれているという
現状認識
の下、その
意義
や
重要性
について、
町内会
、
地域住民
、
事業者
、市が共に
認識
をし、将来にわたって支えていくという
共通認識
を持つことを大きな目的としているところでございます。 また、こういった
共通認識
を
条例
で共有することに加えまして、
町内会
の
維持
及び
活動
の
活性化
に関する市の
施策
を
条例
で明記することによりまして、市は、
条例
をよりどころとして、将来にわたって
町内会
を
支援
していくという
姿勢
を示すことができるものと考えているところでございます。 ◆
池田由美
委員
これまでも、
札幌
市は、
自治基本条例
や
市民まちづくり活動促進条例
で対応して、不十分さはあったとしても、
条例
を周知するパンフレット、または、「
町内会
への
加入
声かけ
参考書
」、
地域
で
実施
されている
まちづくり活動
の
事例集
「
まちづくり
のレシピ」「あたらしい
町内会
へ〜若い人を巻き込む
町内会づくり読本
〜」、最近は、メールやSNSで
情報発信
として「
マチトモNavi
」での
支援
に取り組んでおります。 これらの
取組
は、
町内会活動
に協力し、支え合い、楽しい
活動
にしていくための
取組
であり、先ほどの
答弁
にあった
共通
の
認識
にしていく、
町内会活動
の在り方、
意義
を
共通
の
認識
にしていく
取組
だと私は考えているところです。 ここで、
質問
いたしますけれども、これまで取り組んできた市の
支援策
を検証し、さらに充実させることで、新しい
条例
をつくるのではなく、今ある
自治基本条例
、
市民まちづくり活動促進条例
で対応できるのではないのかと考えますがいかがか、伺います。 ◎
村椿
市民自治推進室長
新たな
条例
を制定しなくとも既存の
取組
を充実させていけるのではないかというご
質問
にお答えをいたします。 これまでも、本市では、
地域コミュニティー
の中心的な存在である
町内会
に対しまして様々な
支援策
を
実施
してきたところでございます。しかしながら、
町内会
は、
少子高齢化
や
居住形態
の
変化
、ライフスタイルの
変化
などに伴う新たな
課題
や、
役員
の
高齢化
や
担い手不足
といった恒常的な
課題
も抱えておりまして、こういった
課題
を
解決
していくためには、これまで以上に細やかで多岐にわたる
支援策
の
実施
が求められているものと
認識
してございます。 そこで、
町内会
に特化した新たな
条例
を制定することによりまして、この
条例
をよりどころとする、より多様な
支援策
を長期にわたって
実施
していくことが可能になるものと考えているところでございます。 ◆
池田由美
委員
条例
をよりどころにして
支援
をしていきたいという今の
答弁
でありました。
町内会
が抱えている
課題
は多岐にわたっていると考えます。先ほどの
答弁
にも、
高齢化
の問題とか
役員
の成り手がいない、
居住環境
の問題なども示されておりました。
町内会
の抱えている問題の中で、例えば
除排雪
の問題でも、介護の車両も消防車も入れないようなときがあった、福祉として除雪を考えてほしいと。今回の大雪でも大変苦労されていると私は思っています。 また、
意見
として、
町内会
は、230万円の収入しかないのに、
パートナーシップ排雪
で149万円がなくなっていく、そして、
老人クラブ
は解散、除雪と
ごみステーション
が主な仕事となっている、見守りについても、
町内
から
孤立死
を出してしまった、そういった無念の
思い
も私は聞いているところです。市は見守りをどうしていこうと考えているのかが見えない、そんな
意見
も聞いてきているところです。
町内会
の
皆さん
が抱えている
課題
の
解決
に寄り添った具体的な
支援策
が、今後、本当に必要だなということを改めて私も実感しているところです。 その
支援策
を要綱にまとめていく、そして、
町内会
との
意見交換
で定期的に
見直し
を図っていくなど、今ある
自治基本条例
、
市民まちづくり活動促進条例
で十分対応することができるのではないでしょうか。そのように私は考えているところです。 今後、
意見交換会
での
条例
の在り方に関する
意見
、
条例制定
の進め方に関する
意見
には、
条例
は強制的な印象を与える
可能性
があるため、要綱などで定めてはどうか、
町内会
に
加入
していない人や若者など様々な人から
意見
を聞くべき、
条例
の
必要性
の観点から議論するなど、進め方自体を見直すべき、時間をかけて慎重に進めるべきとの
意見
が出されておりました。 今後、
素案
の(案)について
意見
を聞いていくことになりますけれども、時間をかけて
意見
を吸い上げ、議論をすることが必要ですから、予定している
スケジュール
にとらわれて
条例制定
を拙速に進めるべきではない、このことを最後に申し上げて、
質問
を終わります。 ◆石川さわ子
委員
私からも
質問
をさせていただきます。 (
仮称
)
町内会
に関する
条例
につきましては、2018年度に行った
条例素案
の
パブリックコメント
において、様々な
視点
に基づく、本当に様々な
意見
を
札幌
市がいただいたということから、
素案
の再
検討
と
町内会
への
支援策
の
検討
を行ったのだというご
説明
を先ほどいただきました。 そして、昨年10月以降、
条例
、そして
支援策
それぞれの
見直し
イメージを
町内会
関係者にお
示し
して、あわせて、いただいた2,600件の
意見
を踏まえてそれぞれ
素案
の(案)をまとめたということでありますが、
条例素案
を示す前に、まず、
条例
や
支援策
の
見直し
イメージに対する
意見
を
市民
の
皆さん
に求めたこと自体が、前回の
市民
意見
の反映であるというふうに私は受け止めておりまして、こうした進め方は一定の評価をしているところです。 それらの
条例
に関する
市民
意見
の集計結果を見ますと、
町内会
の
地域
における
役割
につきましては、
役割
や
義務
などを
記載
すべきという
意見
がある一方、
役割
の
言葉
に
負担感
や
義務感
、違和感を感じるなどの
意見
もあるということが示されております。 この点につきましては、2018年の
条例素案
に対する
パブリックコメント
においても、同様の趣旨の
意見
があったというふうに記憶をしております。 そこで、
質問
ですが、
町内会
から寄せられた
意見
で、
役割
の
言葉
に
負担感
や
義務感
などを感じるという
意見
があることを踏まえ、このたびの
条例素案
の(案)づくりにおいてはどのような工夫をされたのか、伺います。 ◎
村椿
市民自治推進室長
条例素案
の(案)における
役割
に係る
表現
上の工夫についてお答えをいたします。
意見交換会
におきましては、
役割
という
言葉
に
負担感
、
義務感
などを感じるという
意見
が寄せられたところでございますが、該当する各
条文
に
記載
した
内容
は、
主体
に対する
義務
を課すという趣旨のものではなく、努めるものとしますという語尾からも読み取れるように、心がける、もしくは努力が期待されるという趣旨の
表現
として用いているものでございます。 一般的に
役割
という
言葉
には、割り当てられた役目、もしくは仕事という趣旨の意味がありますため、一読して
義務感
を感じてしまうということは否定できませんが、一方で、周りから期待され、あるいは現に遂行している役目や仕事という意味もございまして、
条例素案
の(案)におきましては、まさに後者の意味として
理解
をしていただくことを期待しているところでございます。 この点、誤解を生じやすい
役割
という
言葉
でありながらも、ほかに置き換え得る
言葉
を見いだし難い
言葉
でもあり、加えて、
条例
等の法令におきましては、
主体
の位置づけや働き等を
表現
するに当たって
役割
という
言葉
を用いることが一般的であることから、
資料
等でその趣旨を丁寧に
説明
の上、
役割
という
言葉
を
条文
の
項目
見出しの一部として使用したいと考えているところでございます。 ◆石川さわ子
委員
役割
という
言葉
が
条例
上の一般的な
表現
だということでありますけれども、その
言葉
の
説明
に対して
市民
が納得できなければ、私は、
条例
の
必要性
にも納得が及ばないのではないかなというふうに考えるところです。 2018年の
条例素案
に対する
パブリックコメント
においては、先ほども既存
条例
の
お話
がありましたけれども、この既存
条例
があるのにさらに
条例
を策定することへの疑問が
意見
としてありました。
市民まちづくり活動促進条例
の定義の中に
町内会
が含まれていることから、
市民まちづくり活動促進条例
に基づく
市民
まちづくり活動
促進基本計画に沿って、
町内会活動
の
活性化
や
支援策
も行うことができるのではないかと考えるのは、私は当然のことだというふうに考えます。 先ほどの
答弁
を伺っておりますと、特に
町内会
を取り出して
支援
をしていく
意義
があり、
条例
を改めてつくっていくんだという
説明
がありましたけれども、
まちづくり活動
促進基本計画の成果目標の一つに
町内会加入
率を掲げておりまして、2023年度は71%というふうに掲げており、その目標の達成に向けては、
市民
自治推進室の担当課が協力して取り組むというふうに推測いたします。 また一方で、
町内会
に関する
条例
では、
加入
率は掲げないというふうに伺っているところでありますが、
町内会活動
の
活性化
を図るために様々な
取組
も行っていくと思われます。 そこで、
質問
いたします。
条例
の関係性でありますが、
町内会活動
の
活性化
に向けた
取組
において、二つの
条例
ができることでどのような相乗効果が期待できると考えておられるのか、伺います。 ◎
村椿
市民自治推進室長
町内会
の
活性化
に向けた
取組
における
市民まちづくり活動促進条例
との相乗効果についてお答えいたします。
市民
まちづくり活動
は、
町内会
や自治会、ボランティア
団体
、NPOや個人など様々な
主体
により行われておりますけれども、その中でも、
町内会
は、幅広い分野の
活動
を行い、包括性が高い
地域
の代表的な
団体
であり、今後もさらに、
市民
まちづくり活動
を
活性化
していくためには、
町内会
に対する
支援
が不可欠であるものと
認識
をしているところでございます。 新たな
条例
が制定された場合、
町内会
への
支援
は、
市民
まちづくり活動
促進基本計画に定めた
施策
に加えまして、新たな
条例
をよりどころとして、
地域
ニーズに根差した様々な
支援策
を
実施
していくことが可能となると考えてございます。 また、
条例素案
の(案)では、
町内会
は、必要に応じて他の
団体
等と連携する旨の
条文
を盛り込んでおりまして、今後、この
条文
に基づいた連携の
取組
が活発化することが期待されるところでございます。 こうしたことによりまして、
地域コミュニティー
の中核である
町内会
の
活動
の
活性化
が進むことに加えまして、
町内会
と連携をする他の
まちづくり活動
団体
のさらなる
活性化
につながることが期待され、ひいては、
市民
まちづくり活動
全体が長期にわたって
活性化
されていくものと考えているところでございます。 ◆石川さわ子
委員
市民
まちづくり活動
促進基本計画での
町内会加入
率の目標設定と
町内会条例
との関連については、昨年12月に開かれた
市民
まちづくり活動
促進テーブル会議の本部
委員
会でも公募
委員
の方が
質問
をされておりました。 また、今回の
意見集計
結果においては、
条例制定
に反対、
条例
は不要との
意見
や、
条例制定
に懸念、疑問があるという、そうした
意見
も少なからずあります。あるいは、
加入
の
義務化
を求めるといった
意見
もあるというふうに承知をしております。 今後、
町内会
等との
意見交換
におきましては、こうした多様な
課題
を抱えている
町内会
の様々な
意見
に真摯に向き合っていただくことを強く求めて、私の
質問
を終わります。 ○
かん
の
太一
委員長
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
かん
の
太一
委員長
なければ、質疑を終了いたします。 以上で、
委員
会を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午後1時45分...
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