ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後2時20分
再 開 午後2時22分
――――――――――――――
○
三神英彦 副
委員長 委員会を再開いたします。
次に、
議案第9号 中央区複合庁舎整備
事業事業契約締結の件を議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎影山 地域振興部長 私から、
議案第9号 中央区複合庁舎整備
事業事業契約締結の件についてご
説明を申し上げます。
本件は、いわゆるPFI法にのっとり、中央区役所の既存庁舎の解体撤去、新庁舎の施設整備、維持管理、運営等に係る
事業を約20年間にわたり
事業者に包括的に担っていただくための契約を締結するものでございます。
契約金額は、127億4,417万2,338円に物価変動及び税制度の変更による増減額並びに消費税額及び地方消費税額を加算した額であり、契約の相手方はさっぽろシビックパートナーズ株式会社、契約期間は契約締結日から
令和22年3月31日まででございます。
事業者選定の経緯でございます。
令和2年7月に総合
評価一般競争入札方式での入札告示を行い、12月に4グループから入札書等及び提案審査書類の提出がございました。
その後、
令和3年1月に、提案審査書類等について、学識経験者等5名で構成される
事業者選定
委員会において、各提案
内容を慎重に審査していただき、2月に大成建設グループを落札者と決定いたしました。
その後、落札者である大成建設グループにより、本件
事業を行う特別
目的会社さっぽろシビックパートナーズ株式会社が設立され、
令和3年3月31日に、当該特別
目的会社との間で仮契約を締結したところでございます。
○
三神英彦 副
委員長 それでは、
質疑を行います。
◆
北村光一郎 委員 私からは、
議案第9号の中央区複合庁舎整備
事業についてお聞かせいただきたいと思います。
この
事業は、前
委員会から引き継いで、この締結のところまで来たのかなというふうに思います。
委員ではなかったので、詳しい話等々はちょっとよく分からない
部分もあるのですが、締結まで、5名の
委員を選んで、建物の構成その他を決めてきたのかなと、そのように思っております。
そこで、
質問をさせていただきます。
中央区複合庁舎整備については、耐震性能不足の現状を踏まえ、現地建て替えを決定し、災害に強い庁舎や、利便性、快適性の向上等による誰にも優しい庁舎等の施設コンセプトの実現に向けて、従来型の
事業手法ではなく、PFI
手法を採用したというふうに、今、お伺いいたしました。
要求性能を
整理して入札手続に進む旨をこれまで
財政市民委員会において、
説明をいただいていたところであります。
このたび、そうした要求性能を踏まえた
事業者提案の審査を経て契約候補者が決定され、
議案提出されたものと
認識をいたします。
そこで、1点目の
質問として、新庁舎では、災害に強い庁舎や利便性、快適性の向上等に向けて、どのような提案を受けたのかをまずお伺いいたします。
◎影山 地域振興部長
事業者提案の
内容についてお答えをいたします。
まず、災害に強い庁舎といたしましては、免震構造を採用するとともに、災害時には、非常用発電機に加え、太陽光や地下水などの自然エネルギーを活用して電力と給排水を維持するシステムの計画などの提案を受けたところでございます。
次に、利便性、快適性の向上等に資するものとしましては、1階エントランス広場に総合案内を設けること、手続関連窓口を集約した3階にフロアマネジャーを配置するとともに、来庁者が窓口を一望でき、
目的の窓口に迷わず行けるよう、コの字型に窓口を配置することなどの提案を受けたところでございます。
◆
北村光一郎 委員 次の
質問に移らせていただきます。
PFIの効果についてお伺いをいたします。
今回の提案では、地震に強い構造や災害時の機能維持に関わるハード面の提案や、訪れる市民が窓口等を利用しやすいようなサービスの
提供など、区役所機能の向上について提案を受けたと今
説明がありました。
今回はPFI
手法を採用したということであり、民間
事業者と
行政の
連携を強くしていくことで、建物機能の向上を図ることができることに加え、より大きな効果を生み出すことができるのではと、全国の官民
連携事業を見て感じているところであります。中央区複合庁舎整備
事業でも、この
手法を採用することで、財政縮減効果や民間の創意工夫を活用した効果的、効率的な庁舎整備の実現を目指したものと
認識をいたします。
そこで、2点目の
質問ですが、
事業者の提案
内容を踏まえて本
事業にPFIを採用したことの効果と、それをどのように実現していくのかをお伺いいたします。
◎影山 地域振興部長 PFI
事業の効果等についてお答えいたします。
中央区複合庁舎整備
事業では、設計から維持管理、運営までの長期間を民間
事業者が包括的に担うPFI
手法を採用することで、清掃、警備、設備保守などを、実際に行う業者からの視点や、フロアマネジャーの運用方法などを踏まえた
内容が提案されており、これにより、メンテナンス性の向上やスムーズな運営が
期待でき、これまで以上に市民が利用しやすい施設となっております。
また、入札価格に基づいた
札幌市の財政負担額は、従来方式により
実施する場合と比べますと約18%削減される結果となっております。
このように、PFI
手法の採用によりまして、一定の効果が具体的に見込まれておりますが、今後、提案
内容の実現に向けて
事業者としっかりと協議を進め、モニタリング
実施計画書に基づきまして履行
状況を適宜確認しながら、着実に
事業を
実施してまいりたいというふうに考えております。
◆
北村光一郎 委員 最後に、今まで実際に行われた例えば白石区庁舎、これは立ち上がってから様々な諸問題が実は発生いたしました。そういうことが今回の中央区役所の整備においてはないように、もし建設をしているさなかにそういうような不具合等々がもし出るとしたら、設計変更等、臨機応変に
対応できるような
体制を取り、また、議会に
説明を求めるようお願いをいたしまして、私の
質問を終えさせていただきます。
○
三神英彦 副
委員長 ほかに
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
議案第9号を可決すべきものと決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 異議なしと認め、
議案第9号は、可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後2時31分
再 開 午後2時32分
――――――――――――――
○
三神英彦 副
委員長 委員会を再開いたします。
最後に、
議案第10号 さっぽろ芸術文化の館解体工事請負契約締結の件議決変更の件及び
議案第11号 中央小学校プール棟改築ほか工事請負契約締結の件議決変更の件の2件を
一括議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎石井 管財部長 私から、
議案第10号及び第11号の工事請負契約締結の件議決変更の件、全2件につきましてご
説明させていただきます。
初めに、
議案第10号のさっぽろ芸術文化の館解体工事の件でございます。
本件は、
令和元年12月4日の議決を経て、伊藤・岩田地崎・田中特定共同企業体を相手方として契約しておりますが、このたび、地下湧水の処理に要する下水道使用料の増額などに伴い、契約金額を21億5,306万8,500円から23億5,048万895円に増額しようとするものでございます。
次に、
議案第11号の中央小学校プール棟改築ほか工事の件でございます。
本件は、
令和2年9月29日の議決を経て、藤建設工業株式会社を相手方として契約しておりますが、このたび、地下埋設物の撤去作業などに伴い、竣工期限を70日間延長し、
令和3年8月13日に変更しようとするものでございます。
以上2件につきまして、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○
三神英彦 副
委員長 それでは、
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
議案第10号及び第11号の2件を可決すべきものと決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 副
委員長 異議なしと認め、
議案2件は、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員会を閉会いたします。
――――――――――――――
閉 会 午後2時35分...