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  1. 札幌市議会 2021-04-06
    令和 3年(常任)総務委員会−04月06日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 3年(常任総務委員会−04月06日-記録令和 3年(常任総務委員会            札幌市議会総務委員会記録            令和3年4月6日(火曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時8分     ―――――――――――――― ○中川賢一 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に先立ちまして、一言、ご挨拶を申し上げます。  今年度の総務委員長にご選任をいただきました中川賢一でございます。  当委員会は、非常に所管範囲も広い委員会でございますし、また、今年度新たに創設されましたデジタル推進担当局等、これから札幌の将来の趨勢に影響する大変重要な課題、そういったものが多数あろうかと思います。  また、いまだ衰えることのない、新型コロナウイルス影響等がまた委員会運営等影響を及ぼすことも考えられますが、これから選任されます副委員長とともに、しっかりと委員会運営をしてまいりたいと思っておりますので、委員会皆様、そして、理事者事務局皆様のお力添えのほど、どうか賜りますことをお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきたいと思います。  どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)     ―――――――――――――― ○中川賢一 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選を行います。  (小須田委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆小須田ともひろ 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。  副委員長には、田島央委員を推薦することの動議であります。 ○中川賢一 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中川賢一 委員長  異議なしと認め、副委員長には田島央委員が選任されました。  それでは、副委員長席にご移動の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○田島央一 副委員長  ただいま副委員長に選任していただきました田島央一と申します。  今回、新型コロナウイルス感染症が議会にもかなり迫っているような状況下ではありますが、中川委員長をしっかり支えて、委員会運営に取り組んでいきたいと思います。  また、総務委員会所管の幅の広い委員会でございますので、闊達な議論だとか、円滑に進められるようご協力のほどをよろしくお願い申し上げて、私からのご挨拶とさせていただきます。(拍手) ○中川賢一 委員長  次に、議案第2号 札幌特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  質疑を行います。 ◆松原淳二 委員  私からは、今回上程されております札幌特別職職員給与に関する条例についてお伺いさせていただきます。  期日投票所を開く時刻を繰り上げた場合、または閉じる時刻を繰り下げた場合における当該期日投票所投票管理者及び期日投票所投票立会人に係る報酬の規定を追加するために、今回の条例改正を行うものと聞いております。  まず最初質問ですが、4月25日には衆議院北海道第2区選出議員補欠選挙が執行されることとなりますが、選挙を目前に控えた今、条例改正を行う背景についてお伺いいたします。 ◎佐藤 選挙管理委員会事務局長  条例改正を行う背景についてのご質問にお答えいたします。  コロナ禍での選挙に備え、昨年10月、市と区の選挙管理委員会事務局共同で、マスク着用などの基本的な予防策をはじめ、分散投票の呼びかけなど、投票所密集回避策のほか、開票所における事務の一部機械化と併せた事務従事者の3割削減など、開票所密集回避策を盛り込んだ指針を作成し、それに沿って着実に準備を進めてまいりました。  こうした中、3月10日付で総務省から通知があり、このたびの補欠選挙に向け、感染防止のため、選挙人分散を図る観点から、期日投票所の増設や移動期日投票所活用開設期間または投票時間の延長を検討するよう助言があったところです。  そこで、補欠選挙が間近に迫る中、有権者にとって利用のしやすさを重視するとともに、準備に要する時間やコストなども考慮し、区民センター等に設置する基幹となる第1期日投票所について、臨時的な対応として閉鎖時刻を1時間繰り下げ、開設期間を通して午後9時まで時間延長し、分散投票をより一層促進することとしたところです。  これに伴い、投票管理者等への報酬に時間延長分を加算して支給することができるよう、条例改正をすることとなったものであります。 ◆松原淳二 委員  より効果的に選挙人混雑状況を回避できる、そのために9時まで1時間延長するということでございます。それに伴って、報酬額を加算できるようにするための条例改正ということでございます。  そこで、2点目の質問をしますが、期日投票所投票の時間が変わるということで、札幌市においては初めての試みとなろうかと思います。  延長した時間を含めて、分散投票を呼びかけていくことが重要と考えます。  そこで、補欠選挙に向けて、どのように周知を含めて取り組んでいくのか、お伺いいたします。 ◎佐藤 選挙管理委員会事務局長  ただいまの補欠選挙に向けた時間延長を含む分散投票周知についてのご質問にお答えいたします。  投票所における過去の混雑状況グラフにより見える化するとともに、例えば、投票日当日は9時から12時にかけて混雑している、あるいは、期日投票所では、開設期間中、最終日混雑しているなどと解説も加え、有権者混雑時間帯を避けて投票できるよう、分かりやすく伝えていきたいと考えております。  また、第1期日投票所の過去の時間別投票者数を見ると、10時から15時にかけて混雑している一方、19時以降は比較的すいていることから、第1期日投票所の1時間延長効果をフルに発揮させるためにも、19時から21時までの2時間をすいている時間帯として積極的にPRし、分散投票を呼びかけてまいりたいと考えております。  これらの周知に当たっては、広報さっぽろ区版、市ホームページ、SNSの活用を基本にしながら、全世帯に配布する選挙公報の余白を利用した啓発短編動画の作成など、様々な啓発手段を用いて、若者から高齢者まで幅広く訴えかけてまいりたいと考えております。 ◆松原淳二 委員  過去の混雑状況グラフなどを利用して見える化する、また、すいている時間帯をPRしていただくということで、1時間延長と併せて、有権者に分かりやすい形で分散投票を呼びかける予定ということでございます。  確かに、1日当たりにすれば1時間の延長ではありますが、これを契機に、期日投票の促進であったり、日程の分散、時間帯の分散といったことにしっかりつながるように周知を呼びかけていただきたいと思っています。  本市では、コロナ禍で初めての選挙となります。有権者の方々が投票所混雑感染症への対応などの懸念から投票を断念することのないように、効果的な周知を求めておきたいと思います。  先ほどの答弁では、期日投票所開設時間の1時間延長については、補欠選挙における臨時的な対応と位置づけているとのことでしたけれども、10月21日には衆議院議員任期満了を迎えることとなります。いずれにしても、どこかのタイミングで、その間に選挙が行われることとなります。  そこで質問ですが、今後、衆議院議員の総選挙に向けて、今回の補欠選挙における対応検証をどのように進めていくのか、お伺いいたします。 ◎佐藤 選挙管理委員会事務局長  ただいまの総選挙に向けた補欠選挙における対応検証についてのご質問にお答えいたします。  このたびの補欠選挙において、第1期日投票所開設時間を21時までとすることによって、期日投票はもちろん、当日投票を含め過去の状況とも比較しながら、どの程度有権者投票行動分散したのかを全体的に検証したいと考えております。  具体的には、期日投票について、比較的すいている19時から20時までを含めた21時までの2時間を、平日、仕事帰りの方が利用しやすい時間帯として想定し、どの程度その時間帯の利用があったのかを検証いたします。  また、それと関連し、期日投票の全期間を通して、どの程度、平日の利用があったのかを把握した上で、土曜日に当たる最終日混雑が緩和されたのかどうかを検証したいと思っています。  このほか、当日投票についても、一日を通じてどの程度利用が平準化されたのかを検証の上、来る衆議院議員選挙に向けては、今回の検証結果と今後の感染状況などを踏まえて、改めて市と区の選挙管理委員会で検討してまいりたいと考えております。 ◆松原淳二 委員  今後の総選挙に向けても、しっかり検証をしていただけるということでございます。なかなか新型コロナウイルス感染が収束を見通せない中で、しっかりそちらについても対応していただきたいと思います。  しかし、密状況を回避するには、やはり1時間延長を有効的に活用し、着実な分散投票につなげることが肝となります。  より多くの有権者に安心して投票していただくためにも、限られた時間の中でしっかりと周知を図っていただき、また、次の総選挙に向けても検証を行っていただきたいと思います。  補欠選挙での選挙人投票行動をしっかり分析して、分散投票を促すためにより効果的な手法を検討していただくことを求めて、私からの質問とさせていただきます。 ○中川賢一 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○中川賢一 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○中川賢一 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第2号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中川賢一 委員長  異議なしと認め、議案第2号は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時21分...