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  1. 札幌市議会 2020-12-14
    令和 2年(常任)文教委員会−12月14日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 2年(常任文教委員会−12月14日-記録令和 2年(常任文教委員会            札幌市議会文教委員会記録            令和2年12月14日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時8分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  ただいまから、文教委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第11号)中関係分を議題といたします。  質疑を行います。 ◆水上美華 委員  ひとり親世帯臨時特別給付金基本給付の再支給について、2点お伺いをさせていただきます。  今月の11日金曜日に閣議決定された国のひとり親世帯臨時特別給付金の再支給ですが、厚生労働省による周知文書によりますと、支給対象者は、令和2年6月の児童扶養手当支給を受けている世帯、または、公的年金等受給により児童扶養手当受給することができない世帯、または、所得制限により児童扶養手当受給していない場合や、未認定世帯家計急変により所得制限限度額を下回る所得水準となる世帯及び令和2年6月1日以降にひとり親となった世帯でございました。そして、給付金支給手続については、令和2年12月11日時点で既に1回目の基本給付を受けている、もしくは、既に申請をしている方は、再支給分基本給付について、当該の申請は不要であり、1回目に基本給付支給を行った自治体から可能な限り年内支給されることとなっております。  そこで、最初に、1回目の基本給付を受けている世帯数は今現在で何世帯あるのか、また、今回の再支給年内支給できるのか、札幌市の支給スケジュールをお伺いいたします。 ◎竹田 子育て支援部長  1回目の基本給付支給世帯実績及び支給スケジュールについてのご質問でございます。  1回目の基本給付支給済み世帯は、12月11日時点で1万9,382世帯となっております。これらの世帯に対しては、12月21日に再支給に係るお知らせの文書を送付しまして、12月25日に振り込むことを予定しております。 ◆水上美華 委員  既に一度申請をしていただいた方には今月の25日には再支給されるとのことでしたので、年内支給ということで安心をいたしました。  次に、令和2年12月11日以降に基本給付申請を行う方についてですが、申請を受けると1回目の給付金と合わせて再支給分申請可能と伺っております。  そこで、お伺いいたしますが、現段階において新たに基本給付対象となる世帯はどの程度になると想定されているのでしょうか。  また、この基本給付申請期限についてと、先ほど1回目の基本給付を受けた方については今月25日には再支給とのことでありましたが、今回初めて申請された方についての支給スケジュールについてはどのような扱いとなるのか、お伺いいたします。
    竹田 子育て支援部長  今後の基本給付新規申請世帯見込み数申請期限支給スケジュールについてのご質問でございます。  これまでの支給実績を踏まえ、今後の基本給付新規申請世帯は約1,400世帯と見込んでおります。申請期限については来年の2月末日となっており、基本給付を今後新たに申請する世帯については、再支給分を合わせて申請していただくことにより、同時に支給いたします。これらの世帯については、必要な審査が終了した世帯から、順次、速やかに支給できるよう努めてまいります。 ◆水上美華 委員  見込みではありますが、およそ1,400世帯がこれから申請をするかもしれないということでございました。  今回初めて申請する方についての支給スケジュールについては、その都度、支給とのことでありましたが、申請のタイミングによってはタイトなスケジュールとなることも想定されますので、可能な限り年内給付を行っていただきたいと要望いたしまして、私の質問を終わります。 ◆千葉なおこ 委員  私からも、1点だけ質問いたします。  国は、新型コロナウイルス感染症影響長期化している状況を踏まえ、再度、低所得ひとり親世帯に対する臨時特別給付金支給することになりました。新型コロナウイルス感染症が、子育て世帯、とりわけひとり親世帯生活に深刻な影響を与えていることを国も認識していることから、このたび、2度目の臨時給付となりました。  8日の文教委員会で、本市独自の家計急変ひとり親世帯対象にした臨時特別支援金を決めたばかりではありますが、コロナ危機での医療体制は師走が正念場と言われるような中で、経済の停滞は長期化が予想され、不安定雇用が多いひとり親世帯へのさらなる支援が求められておりますから、年内給付は歓迎するものであります。  しかし、同時に、要件に当てはまらず、初回も今回もこの給付が受けられない、新型コロナウイルス感染症で苦しい状況ひとり親世帯も少なからずおります。給与収入は下がらなかったけれど、生活費の一部として頼りにしていた夏冬の賞与が支給されなかった方、子どもが18歳以上の学生で、児童扶養手当支給から外れたけど、新型コロナウイルス感染症影響アルバイト収入も減った上、学校は春からずっとオンライン授業でお家にいるため、光熱費などの支出が増えて生活が大変だという方など、新型コロナウイルス感染症影響生活が苦しいのに給付対象外となったひとり親の方からの実態を私もお聞きしているところです。  そこで、お伺いいたしますが、収入状況手当対象から少しの差で外れてしまうことから、児童扶養手当就学援助も受けられず、ぎりぎりの生活状況で困窮しているひとり親世帯は結構いらっしゃるのではないかと思いますけれども、本市はどういうふうに認識しておりますか、伺います。 ◎竹田 子育て支援部長  給付金対象外となるひとり親世帯に係る認識についてのご質問でございます。  新型コロナウイルス感染拡大は、多くのひとり親世帯生活に様々な影響を及ぼしているものと認識しております。  ひとり親世帯対象となり得る支援制度については、ひとり親世帯臨時特別給付金以外にも各種貸付制度給付制度就業支援制度などがございます。制度によって対象が異なり、また、各世帯状況も様々であることを踏まえ、支援を必要とする世帯を適切な支援につなげられるよう、支援制度周知に一層力を入れてまいりたいと考えております。 ◆千葉なおこ 委員  今回の再支給はもちろん歓迎するものですけれども、速やかに支給することを目的とすることで対象者がほぼ前回支給した世帯のみということや、初回給付をまだ申請していない世帯もあるようですから、周知の徹底なども含めて課題があるのではないかと感じているところです。  本市が行ったアンケート調査は、調査目的ひとり親家庭に対する今後の支援の在り方について検討するとありましたけれども、調査対象給付金受給者でしたので、全てのひとり親の困り事を把握できるものではないですから、コロナ危機で本市のひとり親世帯にはどのような困難があるのか、きめ細かく調査を行って支援体制が強化される必要があるのではないかと申し上げまして、私の質問を終わります。 ○小形香織 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第1号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  異議なしと認め、議案第1号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時18分...