ツイート シェア
  1. 札幌市議会 2020-09-23
    令和 2年第 3回定例会−09月23日-01号


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 2年第 3回定例会−09月23日-01号令和 2年第 3回定例会                令和2年   第3回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 1 号 )            令和2年(2020年)9月23日(水曜日)          ―――――――――――――――――――――――――――議事日程(第1号)  開会日時 9月23日 午後1時 第1 会期の件 第2 議案第1号から第24号まで(24件市長提出)  ―――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 会期の件 日程第2 議案第1号 令和年度札幌市各会計歳入歳出決算認定の件      議案第2号 令和年度札幌病院事業会計決算認定の件      議案第3号 令和年度札幌中央卸売市場事業会計決算認定の件      議案第4号 令和年度札幌軌道事業会計決算認定の件
         議案第5号 令和年度札幌高速電車事業会計決算認定の件      議案第6号 令和年度札幌水道事業会計剰余金処分及び決算認定の件      議案第7号 令和年度札幌下水道事業会計剰余金処分及び決算認定の件      議案第8号 令和年度札幌一般会計補正予算(第6号)      議案第9号 令和年度札幌国民健康保険会計補正予算(第3号)      議案第10号 令和年度札幌病院事業会計補正予算(第4号)      議案第11号 札幌税条例の一部を改正する条例案      議案第12号 札幌控除対象特定営利活動法人の指定の基準、手続等に関する条例及           び札幌控除対象特定営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例           案      議案第13号 札幌国民健康保険条例等の一部を改正する条例案      議案第14号 札幌道路占用料条例び札幌法定外道路条例の一部を改正する条例案      議案第15号 札幌土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例案      議案第16号 札幌建築基準法施行条例の一部を改正する条例案      議案第17号 札幌コンサートホール改修工事請負契約締結の件      議案第18号 二十四軒小学校改築ほか工事請負契約締結の件      議案第19号 発寒南小学校改築ほか工事請負契約締結の件      議案第20号 中央小学校プール棟改築ほか工事請負契約締結の件      議案第21号 財産の取得の件(教育用コンピュータシステム児童生徒用))      議案第22号 財産の処分の件議決変更の件(工業団地用地)      議案第23号 損害賠償及び和解に関する件      議案第24号 市道の認定及び変更の件  ―――――――――――――――――――出席議員(34人)  議   長       五十嵐 徳 美  議   員       藤 田 稔 人  議   員       三 神 英 彦  議   員       水 上 美 華  議   員       あおい ひろみ  議   員       うるしはら直子  議   員       森 山 由美子  議   員       佐 藤   綾  議   員       村 山 拓 司  議   員       松 井 隆 文  議   員       成 田 祐 樹  議   員       岩 崎 道 郎  議   員       竹 内 孝 代  議   員       長 屋 いずみ  議   員       吉 岡 弘 子  議   員       阿部 ひであき  議   員       小 竹 ともこ  議   員       中 村 たけし  議   員       前 川 隆 史  議   員       好 井 七 海  議   員       池 田 由 美  議   員       村 上 ひとし  議   員       飯 島 弘 之  議   員       佐々木 みつこ  議   員       細 川 正 人  議   員       山 口 かずさ  議   員       峯 廻 紀 昌  議   員       福 田 浩太郎  議   員       小 形 香 織  議   員       こんどう 和雄  議   員       勝 木 勇 人  議   員       三 上 洋 右  議   員       ふじわら 広昭  議   員       小 野 正 美  ―――――――――――――――――――欠席議員(34人)  副 議 長       桑 原   透  議   員       小須田ともひろ  議   員       小 田 昌 博  議   員       恩 村 健太郎  議   員       田 島 央 一  議   員       たけのうち有美  議   員       くまがい 誠一  議   員       千 葉 なおこ  議   員       村 松 叶 啓  議   員       中 川 賢 一  議   員       かんの 太 一  議   員       松 原 淳 二  議   員       わたなべ 泰行  議   員       佐々木 明 美  議   員       田 中 啓 介  議   員       川田 ただひさ  議   員       伴   良 隆  議   員       北 村 光一郎  議   員       林   清 治  議   員       小 口 智 久  議   員       丸 山 秀 樹  議   員       太 田 秀 子  議   員       こじま ゆ み  議   員       よこやま 峰子  議   員       村 上 ゆうこ  議   員       しのだ 江里子  議   員       國 安 政 典  議   員       石 川 さわ子  議   員       長 内 直 也  議   員       山 田 一 仁  議   員       高 橋 克 朋  議   員       鈴 木 健 雄  議   員       武 市 憲 一  議   員       大 嶋   薫  ―――――――――――――――――――説明員  市   長       秋 元 克 広  副 市 長       町 田 隆 敏  副 市 長       吉 岡   亨  副 市 長       石 川 敏 也
     総 務 局 長     平 木 浩 昭  まちづくり政策局長   小 西 正 雄  財 政 局 長     福 西 竜 也  市民文化局長      川 上 佳津仁  教育委員会教育長    長谷川 雅 英  選挙管理委員会委員長  佐々木   肇  ―――――――――――――――――――事務局出席職員  事 務 局 長     泉   善 行  事 務 局 次 長     奥 村 俊 文  総 務 課 長     庄 中 将 人  議 事 課 長     川 村   満  議 事 係 長     佐 藤 善 宣  書   記       高 橋 陽 平  書   記       吉 田 亮 太  書   記       酒 井 彰 悠  ―――――――――――――――――――       開 会 午後1時1分  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ただいまから、令和2年第3回札幌市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 本日は、68人の議員が登庁しておりますが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、議場への出席議員を調整して行います。  ただいまの出席議員数は、34人です。  その他の登庁議員は、控室にて視聴しております。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 本日の会議録署名議員として小野正美議員村上ひとし議員を指名します。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長泉善行) 報告いたします。  市長から、法人の経営状況説明書公立大学法人札幌市立大学2019事業年度業務実績に関する評価結果が、教育委員会教育長から、令和年度教育委員会事務点検評価報告書が、監査委員から、監査報告2件がそれぞれ提出されましたので、各議員控室に配付いたしました。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) これより、議事に入ります。  日程第1、会期の件を議題とします。  (飯島弘之議員議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長五十嵐徳美) 飯島弘之議員。 ◆飯島弘之議員 会期設定動議を提出いたします。  本定例会会期を本日から11月2日までの41日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) ただいまの飯島議会運営委員長動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、本定例会会期は、本日から11月2日までの41日間と決定されました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 次に、日程第2、議案第1号から第24号までの24件を一括議題とします。  いずれも、市長の提出によるものです。  提案説明を求めます。  秋元市長。  (秋元克広市長登壇) ◎市長秋元克広) ただいま上程をされました諸案件の説明に当たりまして、改めまして、新型コロナウイルス感染症により、これまでお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。また、今なお入院されている皆様に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。  そして、医療従事者の方々をはじめ、日々、この感染症との闘いにご尽力をいただいている全ての皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。  それでは、令和年度決算を中心とする諸案件につきまして、逐次、提案の趣旨とその概要をご説明いたします。  私が札幌市長に再選されましてから、間もなく1年5か月が経過いたします。この間、札幌まちが将来にわたって魅力活力を創造し続ける持続可能なまちであることを目指して、札幌まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2019を速やかに策定し、市民の多様な暮らしを支える取組や、まち魅力活力をさらに高めるための都市のリニューアルに向けた取組をスタートさせたところであります。  また、新型コロナウイルス感染症に対応するため、国や北海道医療機関をはじめとした関係機関と緊密に連携しながら、全庁一丸となって、医療提供体制強化感染拡大防止に取り組んできたほか、事業者等事業の継続や雇用の維持、市民生活への支援に力を注いでいるところです。  今後も、引き続き、感染症対策を講じながら、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、極めて厳しい状況が続いている市内経済の一日も早い回復に向け、事業者への支援市内消費の回復に向けた取組を進めるとともに、観光需要を喚起するなど市内経済の立て直しに取り組んでまいります。  また、いわゆるウィズコロナアフターコロナ社会を中長期的に見据えたまちづくりに取り組むことにより、感染症に強い社会構造を確立し、安心して市民生活社会経済活動を営むことができるまちをつくり上げてまいります。  引き続き、市民市議会議員皆様方をはじめとする多くの方々の一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。  それでは、令和年度会計決算につきまして、その概要をご説明させていただきます。  令和年度は、市議会議員及び市長の選挙が行われたことから、当初は骨格予算とし、選挙後に肉づけ予算を編成いたしました。当初予算は、義務的経費既定計画に掲げた事業のほか、北海道胆振東部地震からの復旧、復興などに対応するための取組を中心に編成いたしました。また、肉づけ予算については、誰もが安心して暮らし生涯現役として輝き続ける街、世界都市としての魅力活力を創造し続ける街という二つの未来の札幌実現に向け、私の施政方針の六つのまちづくりの柱に沿った取組を中心に編成いたしました。  予算執行に当たりましては、収入においては、増収に向けて鋭意努力するとともに、早期収入に努め、支出においては、庁内や他団体との連携を図りながら、職員の創意工夫と努力により、効率的かつ合理的な執行経費の節減に努めたところであります。この結果、各会計とも、予算に計上した事業につきましては、ほぼ所期の目的を達成することができたと考えております。  次に、主要な事業執行結果につきまして、アクションプラン2019の体系に沿いまして、その概要をご説明いたします。  第1に、暮らし・コミュニティについての施策の成果であります。  互いに支え合う地域福祉が息づく街の実現に向けた施策につきましては、札幌強靱化計画の改定を行ったほか、学校や病院などの非常用電源整備を推進するなど、災害発生時の対応力強化に取り組むとともに、市立学校保育所医療的ケアを必要とする児童の受入れ環境の充実に取り組みました。  次に、誰もが生涯現役で活躍できる街の実現に向けた施策につきましては、私立の保育施設整備に対する補助により、1,200人分の定員増実現するとともに、幼稚園の一時預かり事業対象を2歳児まで拡大しました。また、保育士の仕事を補助する支援者などの雇用に対する補助や、保育士に対する一時金の支給制度を開始するなど保育人材の確保と待機児童ゼロの継続に注力するとともに、子ども医療助成を拡大するなど、子育て世帯経済的負担を軽減しました。  また、小学校におけるスクールカウンセラーなどの増員のほか、困難を抱える子ども支援する子どもコーディネーターの配置の拡大や児童相談体制強化に取り組みました。  次に、地域の課題を地域の力で解決する街の実現に向けた施策につきましては、小学校併設まちづくりセンターなどの整備を進めるとともに、1人乗り除雪車の導入など、除排雪を効率化するための取組を推進しました。  今後とも、社会全体で子どもを育むとともに、誰もが安心して暮らせるように、市民それぞれが自立し、お互いを尊重し合いながら社会に参加できる環境づくりを進めてまいります。  第2に、産業・活力についての施策の成果であります。  北海道経済の成長をけん引する街の実現に向けた施策につきましては、先端医療分野における産学連携による共同研究への補助など、医療関係産業の集積に向けた取組強化したほか、宿泊施設が行う富裕層向け環境整備に対する補助を実施しました。  次に、国内外活力を取り込む街の実現に向けた施策につきましては、若年層に対する企業プログラム提供や、中小事業者起業志望者とのマッチングなどに取り組んだほか、企業立地促進などへの補助制度を拡充するなど、競争力強化を図りました。  また、2030年の冬季オリンピックパラリンピック招致に向けて、開催概要計画の更新を行ったほか、ラグビーワールドカップ2019におけるおもてなし強化札幌魅力発信に加え、大通公園を会場としたクロスカントリースキー大会を開催しました。  次に、産業分野の人材を育む街の実現に向けた施策につきましては、東京圏における札幌への就職支援窓口を継続するなど、札幌圏での就労を積極的に支援しました。今後とも、地域経済を元気にし、札幌の未来を担う若い世代が安心して働ける雇用の場を創出していくとともに、札幌魅力国内外へ発信する取組を進めてまいります。  第3に、低炭素社会エネルギー転換についての施策の成果であります。  自然と共生する環境負荷の少ない街の実現に向けた施策につきましては、自転車の利用が多い都心部などにおいて駐輪場の整備等を進めました。  次に、エネルギー効率の高い持続可能な街の実現に向けた施策につきましては、都心エネルギーアクションプランを策定するとともに、災害時にも強い自立分散型のエネルギー供給システムを推進するための補助を実施しました。  今後とも、環境首都札幌として、自然と共生する快適な都市生活実現に向け、再生可能エネルギーの活用をはじめとする循環型社会への取組などを進めてまいります。  第4に、戦略を支える都市空間についての施策の成果であります。  世界都市として魅力活力あふれる街の実現に向けた施策につきましては、北4東6周辺地区などの民間再開発関連事業を推進したほか、路面電車の低床車両の導入やノンステップバスの普及に向けた補助など、公共交通機関利便性向上に取り組みました。  さらに、北海道胆振東部地震の被害を受けた宅地の復旧や清田区里塚地区の面的な復旧に着手するなど、被災者地域が一日も早く日常を取り戻すための取組を進めました。  今後とも、民間投資を呼び込む再開発事業を促進するなど、世界都市、道都としての都市整備を行ってまいります。  以上、令和年度会計事業執行概要についてご説明いたしましたが、議案第1号から第7号までの各会計決算につきましては、決算書のほかに、歳入歳出決算事項別明細書決算説明書その他の決算に関する書類及び監査委員審査意見書を添付しておりますので、詳細につきましては、これらを対照、検討の上、ご認定をいただきたいと存じます。  また、議案第6号及び第7号には、剰余金処分案が含まれておりますので、よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。  以上で、各会計決算説明を終わりまして、次に、補正予算その他の諸案件の説明に入らせていただきたいと存じます。  初めに、議案第8号は、令和年度札幌一般会計補正予算であります。  市内における新型コロナウイルス感染症状況は、いまだ収束が見通せず、引き続き、感染拡大防止と今冬に向けた医療提供体制の充実に取り組んでいく必要があります。また、市内経済状況につきましても、当面厳しい状況が続くものと認識しております。  このたびの補正予算は、今後のインフルエンザ流行期に備え、医療提供体制強化感染拡大防止や、さらなる経済活動の回復に向けた取組など、新型コロナウイルス感染症対策を進めるための費用などについて予算措置を講ずるものであります。  補正の第1は、医療提供体制強化感染拡大防止に関するものであります。  医療提供体制強化に関する取組といたしましては、インフルエンザ流行期に備え、発熱患者受入れ体制整備する協力医療機関に対して補助を実施するとともに、高齢者インフルエンザ予防接種助成費用などを追加するものであります。  次に、感染拡大防止に関する取組といたしましては、避難所用パーティション等備蓄物資の増強や、繁華街などの感染防止対策に要する経費を追加するものであります。  補正の第2は、事業の継続と雇用の維持、市民生活への支援に関するものであります。  事業の継続と雇用の維持に関する取組といたしましては、公園等に係る施設利用料補助による文化芸術活動再開支援のほか、中小企業の資金繰りを支えるための中小企業向け融資枠の拡充に要する経費を追加するものであります。  また、離職者求職者等への支援に関する取組として、合同企業説明会等の実施や、生活困窮者等対象とした住居確保給付金に要する経費を追加するものであります。  次に、市民生活への支援に関する取組といたしましては、来年4月からのタブレット端末を使用した授業の開始に向け、モデル校での実証研究などを推進するとともに、子どもたちウインタースポーツ体験機会を確保するため、スキー場リフト料金助成の拡充やスキー授業貸切りバス増便費用支援するための経費を追加するものであります。  補正の第3は、経済活動の回復に関するものであります。  今夏の取組に引き続き、冬の観光需要喚起を目的として、市内宿泊者に向けた宿泊料金割引キャンペーン及び市内飲食店等で利用できる割引クーポン券の配布を、国のGoToキャンペーン終了後の来年2月から実施するとともに、市内観光施設について、来年2月1日から1か月間、無料開放するための経費を追加するものであります。  新型コロナウイルス感染症対策に関する項目は以上のとおりですが、そのほかに、この感染症の影響を踏まえ、公の施設の指定管理費の追加に要する経費を計上するほか、中止や延期等が決定している事業について、決算見込みに合わせた補正を行うものであります。  以上によります一般会計歳入歳出予算補正総額は454億8,540万円となり、この財源といたしましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金26億4,000万円を含む国庫支出金等特定財源389億8,016万1,000円を充て、差引き65億523万9,000円の一般財源につきましては、財政調整基金からの繰入金37億円と繰越金28億523万9,000円を充てるものであります。  次に、繰越明許費補正でありますが、厚別中央市民交流広場の再整備につきまして、事業進捗の遅れにより、事業費の一部を翌年度に繰り越すために設定するものであります。
     次に、債務負担行為補正でありますが、市内中小企業に対する融資枠の拡充に伴い、金融機関への損失補償限度額を変更するとともに、市役所のテレワーク導入に向けた環境整備子育てデータ管理プラットフォーム及び就学援助システムの構築につきまして、早期の契約が必要であることから、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。  議案第9号 令和年度札幌国民健康保険会計補正予算は、保健所が行う高齢者インフルエンザ予防接種接種率増に伴い、必要となる負担金を増額するものであります。  議案第10号 令和年度札幌病院事業会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症等に係る診療体制確保のため、透析装置新生児用人工呼吸器等医療器械を購入するほか、院内感染防止対策として、診療案内表示システム等を導入するものであります。  議案第11号 札幌税条例の一部を改正する条例案は、地方税法の一部改正に伴い、所有者不明土地等に係る固定資産税の課税上の課題に対応するため、現所有者に申告を義務づけることとするほか、所要の改正を行うものであります。  議案第13号 札幌国民健康保険条例等の一部を改正する条例案は、地方税法の一部改正を踏まえ、徴収の猶予をした期間の国民健康保険保険料に係る延滞金の割合の引下げ等を行うものであります。  議案第16号 札幌建築基準法施行条例の一部を改正する条例案は、建築基準法施行令の一部改正に伴い、避難上の安全の検証を行う建築物区画部分について、内装に係る制限を緩和する等のものであります。  次に、議案第17号から第20号までは、いずれも工事請負契約締結の件であります。  これらは、札幌コンサートホールの改修など4件の工事請負契約につきまして、一般競争入札により各議案記載請負業者契約相手方となりましたので、このたび、それぞれ請負契約を締結しようとするものであります。  議案第21号 財産の取得の件は、GIGAスクール構想実現に向け、市立の小・中学校で使用するタブレット端末を今年度内に1人1台整備するため、一般競争入札により決定した契約相手方から、タブレット端末11万7,217台を取得するものであります。  議案第23号 損害賠償及び和解に関する件は、本市のごみ収集車による交通事故につきまして、このたび、損害賠償の額について和解のめどが立ちましたので、議会の議決を求めるものであります。  このほかの議案につきましては、いずれも議案末尾に記載の理由によりご了解いただけるものと存じますので、説明を省略させていただきます。  なお、報告第1号及び第2号は、令和年度決算に係る健全化判断比率及び各公営企業資金不足比率に関する報告であり、報告第3号から第6号までは、市営住宅に係る訴えの提起及び調停、本市の業務に関して発生した事故に係る損害賠償及び和解並びに工事請負契約の金額変更に関する専決処分の報告であります。  以上で、ただいま上程をされました各案件についての説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長五十嵐徳美) お諮りします。  ただいま説明のありました議案24件のうち、議案第1号から第16号まで、第21号から第24号までの20件につきましては、議事の都合上、その議事を延期することとし、議案第17号から第20号までの4件につきましては、これよりその議事を続行したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  これより、議案4件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑を終了します。  (飯島弘之議員議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長五十嵐徳美) 飯島弘之議員。 ◆飯島弘之議員 委員会付託の動議を提出いたします。  ただいま議題とされております議案4件を財政市民委員会に付託することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) ただいまの飯島議会運営委員長動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま議題とされている議案4件は、財政市民委員会に付託されました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ここで、陳情の特別委員会付託についてお諮りします。  お手元に配付の陳情受理付託一覧表記載の陳情のうち、第13号、第14号の2件については、本市議会で設置している総合交通政策調査特別委員会で定める運営方針にかかわりが深いことから、同表のとおり総合交通政策調査特別委員会に付託することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ここで、報告します。  本日、田中啓介議員から、会議規則第62条第1項の規定による文書質問が提出されました。  理事者におかれましては、9月29日までに答弁書を提出されるよう求めます。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) お諮りします。  本日の会議はこれで終了し、明日9月24日から28日までは議案調査等のため休会とし、9月29日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 本日は、これで散会します。  ――――――――――――――――――――       散 会 午後1時26分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議   長       五 十 嵐   徳   美  署名議員        小   野   正   美  署名議員        村   上   ひ と し...