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  1. 札幌市議会 2020-04-02
    令和 2年(常任)文教委員会−04月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 2年(常任文教委員会−04月02日-記録令和 2年(常任文教委員会            札幌市議会文教委員会記録            令和2年4月2日(木曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時9分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  ただいまから、文教委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、水上委員からは、欠席する旨の届け出がありました。  議事に先立ちまして、一言、ご挨拶を申し上げたいと思います。  さきの3月30日の本会議におきまして、文教委員会委員長選任をいただきました小形香織でございます。  昨年の6月に2歳女児の痛ましい事件が起こり、それについて、今年3月に検証報告書が出されたところでございます。子どもたち一人一人が個人として尊重され、そして、その命が本当にしっかり守られる、そういう札幌にするために、この文教委員会の役割は大変重要だと思っております。  委員皆様におかれましては、活発な議論をお願い申し上げます。  そして、この後、選任をされます副委員長と力を合わせて、委員長としての責務を果たしてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選を行います。  (藤田委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆藤田稔人 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。  副委員長には、わたなべ泰行委員を推薦することの動議であります。 ○小形香織 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  異議なしと認め、副委員長には、わたなべ泰行委員選任されました。  それでは、わたなべ委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○わたなべ泰行 副委員長  一言、ご挨拶をさせていただきます。  ただいまご選任をいただきましたわたなべ泰行でございます。  微力ではありますが、小形委員長をしっかりとお支えし、また、市民の負託にお応えできるよう、委員皆様、そして理事者皆様、ご協力をいただきながら、誠心誠意、努めさせていただきます。  1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○小形香織 委員長  次に、議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第1号)中関係分を議題といたします。  質疑を行います。 ◆藤田稔人 委員  新型コロナウイルス感染が全国的、全世界的に拡大している中で、お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げますとともに、感染された方々にお見舞い申し上げます。  このように、まだまだ油断できない状況の中で、本市においては、学校児童会館幼稚園などを再開することになり、保護者の中には不安を抱いている方も多いと思います。  今回の補正予算目的児童福祉施設学校等における今後の対応方針について、改めてお伺いさせていただきます。 ◎松原 学校施設担当部長  補正予算目的学校等における今後の対応方針についてお答えさせていただきます。  現在、札幌市では、感染拡大一定程度に収まりを見せていると考えられるものの、全国的な発生状況に鑑みますと、今なお予断を許さない状況と認識しております。  今回の補正予算の措置により、教職員用保健室で使用するマスクのほか、消毒液などの必要な衛生資材を継続的に確保し、学校における感染防止対策に一層努めてまいりたいと考えております。 ◎山本 子ども育成部長  児童福祉施設等における今後の対応方針についてでございますが、子ども未来局といたしましても、ただいま答弁がありましたとおり、マスク消毒液を継続的に確保し、児童福祉施設等における感染防止対策に一層努めてまいりたいと考えております。 ◆藤田稔人 委員  ありがとうございます。  マスク消毒液など、衛生資材を継続的に確保していくということですので、ぜひ、皆様が不安に思わないように、しっかりとご対応いただきたいと思います。  そこで、もう一つ、質問させていただきますが、現在、どのくらいマスク消毒液確保しているのか、その在庫状況を確認させていただきますとともに、今後どのようにマスク消毒液確保していくのか、お伺いさせていただきます。  また、このような状況の中で、マスク消毒液をいつも十分に確保できるとは限りませんので、各施設配付する際の優先順位などをどのようにお考えか、お伺いさせていただきます。 ◎松原 学校施設担当部長  マスク消毒液の現在の在庫状況及び今後の確保の方法、各施設配付する優先順位についてお答えさせていただきます。  まず、学校に関してですが、マスク消毒液につきましては、当面の間は、必要量確保しております。  また、札幌市では、全庁を挙げまして、国への要望活動実施しており、学校におけるマスク消毒液など衛生資材確保もお願いしているところでございます。国でも、企業に増産を呼びかけているとのことから、今後は、そのような企業に発注していくことになると考えております。  優先順位につきましては、各学校において在庫量が異なることから、不足状況に応じて柔軟に対応してまいりたいと考えております。 ◎山本 子ども育成部長  児童福祉施設等における現在の確保状況などについてでございますが、子ども未来局におきましても、マスク消毒液については、一定程度必要量確保しており、今後の確保配付の際の優先順位については、ただいま答弁がありましたとおり、柔軟に対応してまいりたいと考えております。 ◆藤田稔人 委員  ありがとうございました。  当面の間の必要量確保しているということですので、しっかりとご対応いただければと思います。またあわせまして、在庫状況などは随時確認していただきまして、万が一のことのないように、あらかじめしっかりと対応いただきたいと考えております。  いずれにしましても、まだまだ落ち着かない、収束していない状況でございますので、細心の注意を払いながら柔軟な対応をぜひ心がけていただきたいと思います。 ◆千葉なおこ 委員  私からも、幾つかお聞きさせていただきます。  来週からは、幼稚園保育所、小・中・高校、そして、さらに大学、専門学校など、入学式が控えております。文科大臣からは、感染者の急増が懸念される地域については、臨時休業実施も視野に入れておく必要がある、そういった考えも示されております。本市は、感染者が、今、減ってきたとはいえ、全く警戒を緩めるようなことがあってはなりませんので、子どもたち感染症から守るための対策はしっかりと進めていくことが必要であると考えます。  民間学童保育保育所では、一斉休業からこの間、子どもたちの受入れをしておりますので、マスク消毒液など衛生資材確保が難しい状態となっております。本市にも、3月9日に、札幌学童保育連絡協議会から、新型コロナウイルス感染症拡大を防止することを目的とする小学校臨時休業実施以降の学童保育対応についての緊急申入れがされまして、その中には、学童保育の現場で感染予防に留意することができるようなマスク消毒液ハンドソープ、体温計などの早急な確保を国へ求め、札幌市としても、至急、対応してくださいというような要望がされております。  そこで、子ども未来局にお聞きいたします。  説明資料の内訳を見ましたけれども、児童会館等保育所母子施設等、一時保護所児童養護施設等とありますが、この等というのは、どのような施設が含まれておりますか、お聞かせください。 ◎山本 子ども育成部長  マスク等配付する施設範囲についてでございます。  子ども未来局所管施設について、私から一括してお答えを申し上げます。  まず、子ども育成部関係では、児童会館ミニ児童会館民間児童育成会及び届け出のあった民間放課後児童健全育成事業所でございます。次に、子育て支援部関係では、認可保育所認定こども園地域型保育事業所認可外保育所母子生活支援施設ひとり親家庭支援センター子育てサロンでございます。最後に、児童相談所関係では、一時保護所児童養護施設乳児院ファミリーホーム自立援助ホームでございます。 ◆千葉なおこ 委員  認可外保育所やさまざまな施設が含まれているというふうなご答弁だったと思いますけれども、さまざまな理由で、今、学校に通えないような不登校児童生徒受け皿となっておりますフリースクールについては、この支援に含まれていないとお聞きしております。  それはなぜなのかということをお伺いしたいと思います。 ◎山本 子ども育成部長  フリースクールへのお話でございます。  フリースクールへの支援や助成につきましては、その考え方の参考となるものとして補助考え方というものがありますが、札幌フリースクール等民間施設事業費補助要綱の中で補助基準が定められておりまして、補助対象経費としましては、教材及び教具の整備に係る経費ですとか、体験学習実習等実施に直接要する経費でございます。マスク消毒液は、そういった考え方に基づきまして、その対象経費とすることは難しいものと考えておりまして、配付は困難なものと考えております。 ◆千葉なおこ 委員  子どもと関わる施設への支援というのは、私は取りこぼしがあってはならないと考えています。  先日、フリースクールの方にお話を伺いました。一斉休業分散登校状況も、公立の小・中学校と同様に行っていたというふうにお聞きしました。その中でも、消毒液マスク、これらも不足しているんですというようなお話を伺っております。  本市は、今年度予算子ども学び環境づくりとして、フリースクール支援もされておられます。届け出をしていないとか、国の対象じゃないからとか、そのようないろんな理由で、子どもたちに関わる安全に差をつくらないで、感染予防補助は、私は、同時に札幌市もすべきだと思っております。  次に、マスクについてですが、配付する対象施設職員というふうにお聞きしていますが、これらには、パートや事務職など、いろんな職員さんがいらっしゃると思いますけれども、その対象範囲はどうなっているのか、お伺いいたします。 ◎山本 子ども育成部長  マスク等配付する対象職員範囲についてでございます。  各施設において、子どもと関わる機会のある職員全てを対象としております。  今後、補正予算だけでは不足するようでございましたら、既往予算の流用も行うなど、必要なマスク等確保に向けて柔軟に対応してまいりたいと考えております。 ◆千葉なおこ 委員  職員さん全て対応されるということで、不足すれば既往予算も流用するなど、柔軟に対応されるというふうなご答弁だったと思います。  本市子どもたちの成長や学び受け皿となっている民間施設などへも、感染防止要望を聞くなどして、やっぱり私が国からの不足分本市が独自で支援していくべきだと思います。  そのことを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ○小形香織 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第1号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  異議なしと認め、議案第1号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時23分...