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  1. 札幌市議会 2020-03-02
    令和 2年(常任)経済観光委員会−03月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 2年(常任経済観光委員会−03月02日-記録令和 2年(常任経済観光委員会            札幌市議会経済観光委員会記録            令和2年3月2日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分     ―――――――――――――― ○好井七海 委員長  ただいまから、経済観光委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第46号 軌道事業廃止に関する件を議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎渡邉 事業管理部長  議案第46号 軌道事業廃止に関する件について補足説明いたします。  本議案は、令和元年11月に軌道整備事業者としての特許を取得し、令和2年4月から上下分離導入することに伴い、現在の軌道事業特許について、国土交通大臣による廃止の許可を受ける必要があることから、その申請に必要となる議会の議決を求めるものでございます。 ○好井七海 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。 ◆千葉なおこ 委員  私は、日本共産党所属委員を代表しまして、議案第46号 軌道事業廃止に関する件に反対する立場から、討論いたします。  この議案は、軌道事業上下分離導入するに当たり、既存の特許廃止に係る申請を行うため、軌道事業の全部を廃止するものです。交通機関の安心・安全運行を確保する上で重要となるのが乗務員労働環境です。上下分離により、人件費や労働時間、労働条件について、交通局が直接関与できないことは問題です。車両の保有や整備だけではなく、そこで働く職員の環境と車両安全運行を含め、全てを交通局が責任を負うべきであると、我が党は、これまでも上下分離導入はすべきではないと申し上げてきました。  したがって、議案第46号には反対です。
    ○好井七海 委員長  ほかに討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第46号を可決すべきものと決定することに賛成委員の挙手を求めます。  (賛成者挙手) ○好井七海 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第46号は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第51号 令和年度札幌軌道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎吉江 技術担当部長  議案第51号 令和年度札幌軌道事業会計補正予算につきまして補足説明いたします。  こちらは、新たに国庫補助見通しが得られたことから、当初、令和2年度予算計上予定であった低床車両導入街路拡幅工事に合わせて実施する軌道改良停留場バリアフリー化工事費などを追加するため、建設改良費を9億9,800万円増額するものであります。 ○好井七海 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第51号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  異議なしと認め、議案第51号は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第52号 令和年度札幌高速電車事業会計補正予算(第2号)を議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎吉江 技術担当部長  議案第52号 令和年度札幌高速電車事業会計補正予算につきまして補足説明いたします。  こちらは、新たに国庫補助見通しが得られたことから、札幌洪水ハザードマップに基づき、変電所浸水対策として止水板を新たに設置する工事費を追加するため、建設改良費を5,500万円増額するものであります。 ○好井七海 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第52号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  異議なしと認め、議案第52号は、可決すべきものと決定いたしました。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時4分       再 開 午後1時5分     ―――――――――――――― ○好井七海 委員長  委員会を再開いたします。  最後に、議案第47号 令和年度札幌一般会計補正予算(第6号)中関係分議題とし、理事者から補足説明を受けます。 ◎山田 スポーツ部長  議案第47号 令和年度札幌一般会計補正予算(第6号)のうち、スポーツ局関係分について、その概要をご説明いたします。  議案14ページをごらんください。  今回の補正予算は、上から5段目に記載のとおり、第2款 総務費 第2項 市民生活費 第6目 スポーツ費に3億円を追加するものでございます。  これは、株式会社札幌ドームから、札幌ドームの将来的な大規模改修などに活用してほしいとの寄附申し出がありましたことから、スポーツ振興基金への積み立てを行うものであります。 ◎一橋 産業振興部長  経済観光局産業振興部関連部分につきまして、私からご説明をさせていただきます。  6ページでございます。  繰越明許費のうち、第6款 経済費 第1項 商工費地域経済振興対策17億2,850万円につきましては、2事業ございます。  一つ目でございますが、令和元年10月1日の消費税率引き上げに伴い、実施してございますさっぽろプレミアム付商品券事業でございます。  商品券利用期間は3月31日で終了いたしますが、使用された商品券の精算、お問い合わせセンター運営など、令和2年度に係る業務がありますことから、今年度に執行する金額を除きました残額17億700万円を繰越明許費として設定するものでございます。  二つ目が、食品衛生認証等整備支援事業2,150万円となりますが、こちらは、後ほど国際経済戦略室長のほうからご説明をさせていただきます。  続きまして、8ページでございます。  債務負担行為の追加といたしまして、2点ございます。  1点目でございますが、上から4段目の事業承継支援でございます。  当事業は、今年度2定補正予算化をし、事業を開始したところでございます。事業承継マッチングポータルサイト運営及び相談対応を継続的に実施するため、今年度中に契約手続を行う必要がありますことから、債務負担行為として2,100万円設定するものでございます。  2点目が、その下の創業促進支援等でございます。  今年度、STARTUP CITY SAPPORO事務局を立ち上げまして、高校生向け起業体験プログラム大学生向け起業プログラムを実施したところでございます。また、バイオヘルスケア領域企業課題解決を目指す学生向け起業家育成講座も開講してございます。  当事務局運営の継続や講座開講準備を早期に行うため、今年度中に契約手続を行う必要がございますことから、債務負担行為として4,100万円設定するものでございます。 ◎高橋 国際経済戦略室長  議案第47号 令和年度札幌一般会計補正予算(第6号)のうち、経済観光局国際経済戦略室関係分についてご説明いたします。  議案14ページをごらんください。  一番下の段にあります第6款 経済費、ページをおめくりいただきまして16ページの一番上の段にあります第1項 商工費 第1目 商工費を2,150万円増額するものでございます。  これは、食品製造事業者等が、輸出先のニーズに対応するために、食品衛生に関する認証を取得する際の施設整備等に係る費用の一部を補助するものでございます。  本事業は、昨年12月に国が経済対策として編成した補正予算に対応した事業でございますことから、事業費の全額が国から北海道を経由して措置されることとなっております。このため、財源内訳に記載のとおり、歳入予算道支出金を2,150万円増額するものでございます。  国の予算措置の時期の都合上、年度内執行が困難であるため、先ほど一橋より説明のありました6ページの繰越明許費、第6款 経済費 第1項 商工費地域経済振興対策17億2,850万円のうち、2,150万円を令和2年度に繰り越すものでございます。 ○好井七海 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆川田ただひさ 委員  私からは、株式会社札幌ドームからの寄附金についてお尋ねいたします。  ただいまの説明で、株式会社札幌ドームから、ドームの将来的な大規模改修を初めとするスポーツ振興に活用してもらうために、札幌市に対して3億円寄附するという申し出があったというお話でございました。  これまでも、札幌ドームは、野外エスカレーターや2階テラスへのコンテナ型トイレの設置など施設改良工事は行っており、利用者利便性向上に資する取り組みにみずからの利益を還元してきたことは承知しているところでございます。  札幌市においても、札幌ドーム施設を維持するため、毎年約8億円の保全費用をかけているところでもあり、このたびの寄附金については、主にその費用として活用することで市民負担の軽減につながることから、大変評価できるものであると私も感じているところであります。  そこで、質問でございますが、札幌ドームが多額の寄附を行うことができるのは好調な業績が背景にあると考えるが、今期業績をどのように見込み、その好調な要因は何か、お伺いいたします。 ◎山田 スポーツ部長  株式会社札幌ドーム今期業績見込みと好調である要因についてでございますが、今期札幌ドーム業績につきましては、寄附前の試算として、売上高が40億円超、経常利益が6億円を見込んでおりまして、現時点では過去最高に迫る勢いの利益計上となる見通しでございます。  業績が好調であった主な要因といたしましては、今年度はファイターズクライマックスシリーズなどがなかったものの、一方では、コンサートでの使用日数が設営、撤去を含めて50日となっておりまして、昨年度と比較して17日多かったことや、ラグビーワールドカップ2019大会の開催によりまして、事前準備などの部分使用を含め、39日間使用いただいたことなどでございます。  このように、観戦・観賞型のイベントが例年以上にドームで行われたことによりまして、高収益につながったものと認識しております。 ◆川田ただひさ 委員  今後の収益対策収益確保策について、さらにお伺いしたいと思います。  先ほどお話があったように、コンサートや大規模国際スポーツ大会札幌ドーム収益に大きな影響を与えたということでございました。引き続き、収益性の高いコンサート誘致に取り組むとともに、多くの観客動員が見込まれる大規模イベントについて誘致を行っていくことが重要であるということがうかがえるところでございます。  一方で、2023年、札幌ドームの最大の利用者であるファイターズ本拠地を移転することが決まっていることから、これまでも、我が会派では、札幌ドーム集客施策収入確保策について継続して質問してきており、今後の札幌ドームの経営について注視しているところでございます。  ファイターズ札幌ドーム本拠地としている間は安定した収益も見込めることから、この間に、今後の代替収入確保策検討を進め、2023年以降の営業活動に今から取り組んでいく必要があると思っているところでございます。  そこで、質問でございますが、札幌ドームが毎年利益を計上することがさらなる施設改良寄附を通じた市民への還元につながると思うわけでございますが、今後の札幌ドーム収益確保策について、現状でどのようにお考えになっているのか、お伺いいたします。 ◎山田 スポーツ部長  株式会社札幌ドームの今後の収益確保策についてでございますが、札幌ドーム活用策につきましては、担当副市長をトップとするプロジェクトチーム株式会社札幌ドームと共同で設置し、収益確保策ドーム機能拡充などといった観点から検討を進めてまいりました。  中でも、収益確保策につきましては、その一つとして、収益性の高いコンサート開催日数拡大を目指すこととし、特に、2023年度以降、1〜2万人規模コンサートにも対応できるよう、施設改修について、このたびのアクションプランにおいて計画化したところでございます。  この改修によりまして、ドームツアーのような大規模なものに加えて、いわゆるアリーナツアーのような中規模コンサート誘致していくことで収益アップに努めていきたい、このように考えております。 ◆川田ただひさ 委員  今後は、1万人から2万人の規模コンサートに対応できるという施設改良も行って、中規模コンサート誘致も行っていくというお話でございました。  市民負担の増加を招くことがないように、ドーム収益改善策については、引き続き検討を進めていただきたいと思っているところでございます。  また、昨今、新型コロナウイルスによって、北海道緊急事態宣言をしたこともありまして、野球も無観客試合であるとか、また、ドーム収益にも今後さまざまなイベントが中止になることによって影響すると私は考えているところでもございます。大変厳しいとは思いますけれども、難しいとは思うわけでございますが、関係機関といろいろと連携して、衛生の面にもいろいろと気をつけながら、イベントや、または試合もできるような対策、これも研究をしていただきたいと思っているところでもございます。  今後、新型コロナウイルスの経過次第では収益にも大きく影響することから、やはり、衛生面もどのようにして気をつけながらイベントが行えるか、専門家の皆さんともいろいろと協議をしながら研究をしていただきたいと思っているところでございます。  最後に、これまで繰り返し要望してきましたけれども、札幌ドームに通う多くのファイターズファンのために、平日ナイターの開催や、またセ・リーグの試合誘致を強く要望して、私の質問を終わります。 ○好井七海 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○好井七海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第47号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○好井七海 委員長  異議なしと認め、議案第47号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時18分...