次に、
議案第21号
市営住宅(伏古団地建替2号棟)
新築工事請負契約締結の件でございます。
工事概要でございますが、
建物の
構造、
規模は、
壁式鉄筋コンクリートづくり、
地上5階
建て、
住戸数は35戸、
延べ面積は3,013平方メートルでございます。
契約の
相手方は
山崎建設工業株式会社、
契約金額は4億9,224万2,400円となっております。
また、
竣工期限は、
平成31年10月31日でございます。
次に、
議案第22号
市営住宅(伏古団地建替3号棟)
新築工事請負契約締結の件でございます。
工事概要でございますが、
建物の
構造、
規模は、
壁式鉄筋コンクリートづくり、
地上5階
建て、
住戸数は35戸、
延べ面積は3,021平方メートルでございます。
契約の
相手方は
オリエンタル建設株式会社、
契約金額は4億9,678万9,200円となっております。
また、
竣工期限は、
平成31年10月31日でございます。
次に、
議案第23号
中央小学校改築工事請負契約締結の件でございます。
工事概要でございますが、
建物の
構造、
規模は、
鉄筋コンクリートづくり、
地上5階
建て、
延べ面積は8,927平方メートルでございます。
契約の
相手方は、伊藤・
札建特定共同企業体、
契約金額は14億7,927万6,000円となってございます。
また、
竣工期限は、
平成31年12月13日でございます。
次に、
議案第24号
東白石小学校改築工事請負契約締結の件でございます。
工事概要でございますが、
建物の
構造、
規模は、
鉄筋コンクリートづくり、
地上3階
建て、
延べ面積は6,729平方メートルでございます。
契約の
相手方は
岩田地崎・
丸竹竹田・
中井聖特定共同企業体、
契約金額は14億76万円となっております。
また、
竣工期限は、
平成31年12月6日でございます。
最後に、
議案第25号
羊丘小学校改築工事請負契約締結の件でございます。
工事概要でございますが、
建物の
構造、
規模は、
鉄筋コンクリートづくり、
地上3階
建てで、
延べ面積は6,683平方メートルでございます。
契約の
相手方は
丸彦渡辺建設株式会社、
契約金額は12億3,978万6,000円となっております。
また、
竣工期限は、
平成31年12月6日でございます。
○
小竹ともこ 委員長 それでは、
質疑を行います。
◆
ふじわら広昭 委員 私は、
議案第20号から第22号までの
市営住宅の
関係と、
議案第24号の
東白石小学校の
改築工事請負契約締結の件について
質問します。
最初の
質問は、
市営住宅の
契約案件についてであります。
私は東区に居住しておりますが、今回の
地震でもいろいろな
被害がありました。特に
伏古地域については、全てとは言いませんが、
地盤が軟弱と以前から聞いておりまして、今回、
先ほど説明がありましたように、
壁式鉄筋コンクリートづくりで
地上5階
建てということでありますので、当然、くいを打つことになるというふうに思います。
そこで、
平成9年8月28日に、これは白石区でありますが、北郷の
市営住宅で同じような
工事の際に、
地盤が軟弱であったため、
クレーン車が倒れてとうとい人命や
家屋が
損壊したという過去がございますけれども、こうしたことを踏まえて、
地盤が軟弱な
地域における
安全対策、そして、
建物の安全を確保するためにどのようなくいの
仕様になっているのか、この2点について伺いたいと思います。
◎
平田 都市局工事担当課長 今、
ふじわら委員からご
質問のありました2点についてお答えさせていただきます。
まず、くい
施工中の
安全対策についてでございますが、くいの
施工に当たっては、くい打ち機の
作業に耐え得る
地表面のかたさを確保するため、
地盤改良等を実施し、
安全性に対して配慮しております。
続きまして、
建物の
安全性を確保するためのくいの
仕様についてでございます。
事前に
地質調査を行っておりまして、その結果により、くいの長さは
建物全体を支えるのに十分なかたさを有する地層、具体的には
砂れき層まで到達する17から18メートルのくいとしております。また、くいの本数の
決定に際しましては、
構造計算により
建物荷重を適正に分散して支持できるよう検討しておりまして、各棟とも89本のくいを打つ予定になっております。
◆
ふじわら広昭 委員 対策について、
地盤改良を行うとか、また、89本のくいを17メートルから18メートル打っていくということで詳しく答えがありました。
事前に
説明を受けたときにも、
入札に応札してきた
会社の中には失格したところもありますし、
最低制限価格を下回らない程度の
金額で受注しているわけであります。
建物ができた後も、しっかりとした
市営住宅として使えることが大事であって、私どもは、
工事費が安いために
安全対策に手抜かりがあってはいけないと心配するわけであります。そういう意味では、くい打ちはそれ以上のノウハウを持っているそれぞれの
会社が行うと思いますが、
正式契約をする際には、元請となる
企業に対して、今、
課長から
説明のありました
安全対策をしっかり行い、そうしたことをしっかり担保するような
契約を行っていただきたいと思います。
この件については、以上で終わります。
2点目は、
議案第24号の
東白石小学校の
改築工事の
関係であります。
初めの
告示では
入札参加者がいなくて、再度の
入札でも
入札参加者は1者だったという
事前の
説明を受けております。このように、初回に
参加者がいなかった、あるいはまた、再度の
告示でも1者であったことの要因をどのように考えているのか伺いたいと思います。
また、再度の
告示に当たっては、
設計図書のどういったところを
見直したのか、この2点について伺います。
◎
平田 都市局工事担当課長 東白石小学校の
改築に関しまして、2点お答えさせていただきます。
まず、1度目の
告示では
入札参加者がおらず、2度目の
告示でも1者だったということについてでございます。
東白石小学校の
改築についてですが、
施工場所は
小学校の
敷地内で、
建設機械の一時
保管場所や
施工スペースが極めて狭く、また、
前面道路からの奥行きがあり、三方を
既存の
校舎、
屋内運動場に囲まれた
場所が
工事範囲となっておりまして、
作業効率が悪くなることが想定されます。このため、
工事の
難易度が比較的高いことに加え、最近の
技術者不足という背景から、
入札参加が敬遠されたのではないかと推察しております。
続きまして、再度の
告示における
設計図書の
見直しについてでございます。
最初の
告示の段階においても、先ほど述べましたように、限りある
施工スペースを考慮した
仮設計画としておりましたが、再度の
告示では、より
実態に即した
仮設計画になるよう
設計図書のさらなる
見直しを行っております。
◆
ふじわら広昭 委員 機械の一時
保管場所や
作業効率の悪さ、また、
既存の
道路から
工事現場までの対応などに課題があったということであります。こうした狭い
場所の中で
工事が行われますし、当然、
既存の
校舎で授業を受けている中で、
敷地内の違った
場所に
校舎を
建てるということですので、ぜひとも
安全面に十分配慮しながら対応していただきたいと思います。
○
小竹ともこ 委員長 ほかに
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、
採決を行います。
議案第19号から第25号までの7件を可決すべきものと
決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 異議なしと認め、
議案7件は、可決すべきものと
決定いたしました。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午前11時3分
再 開 午前11時5分
――――――――――――――
○
小竹ともこ 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
議案第31号
平成30年度
札幌市
一般会計補正予算(第2号)中
関係分及び
議案第32号
平成30年度
札幌市
公債会計補正予算(第2号)を
一括議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎梅田
財政部長 初めに、
議案第31号
平成30年度
札幌市
一般会計補正予算(第2号)のうち、
財政局関係分につきましてご
説明させていただきます。
今回の
補正予算は、
平成30年9月初旬に発生いたしました
台風21号及び
北海道胆振東部地震により被災した
公共施設等の
復旧や、
被災者の
生活、
住宅に関する支援に係る
経費等を追加するものでございます。
このうち、本
委員会に付託されます
財政局関係分は、歳入についてでございますが、
補正予算に必要な
財源につきまして、第23款 繰越金として、純
剰余金分19億4,712万5,000円を追加するものでございます。
続きまして、
議案第32号
平成30年度
札幌市
公債会計補正予算(第2号)についてご
説明させていただきます。
このたびの
公債会計の
補正予算につきましては、
一般会計の
予算の
補正に伴う
市債の整理を行うものでございます。
◎
槙地 域振興部長 私からは、
議案第31号
平成30年度
札幌市
一般会計補正予算(第2号)のうち、
市民文化局関係分についてご
説明いたします。
まず、
総務費、
市民生活費のうち、
区政費は、
義援金配分事務に関する
経費を計上するものでございます。
同じく、
総務費、
市民生活費のうち、
区役所費及び
文化芸術振興費は、
台風21号及び
北海道胆振東部地震により
被害を受けました
区役所、
区民センター等の
施設及び
文化施設であります
芸術の森、
札幌村
郷土記念館の
復旧に関する
経費を計上するものでございます。
○
小竹ともこ 委員長 それでは、
質疑を行います。
◆
池田由美 委員 義援金のことについて伺いたいと思います。
義援金配分事務に関する
経費が700万円ということですが、
義援金の
配分に係る
事務費であり、
臨時職員3人と、その他
事務費に係るものとお聞きしています。私も、できるだけ速やかに被災された方の
手元へ
義援金が届くことが必要だと考えますけれども、具体的にはどういった
スケジュールで
手元に届いていくのか、伺いたいと思います。
あわせて、この間、
住宅の全壊であったり、半壊であったり、亡くなった方やけがをされた方もいらっしゃると思いますが、
義援金についてはどういった形で
配分を検討していくのか、想定しているのか、伺いたいと思います。
◎
槙地 域振興部長 まず、
義援金の
配分までの
スケジュールについてでございますが、皆様から寄せられました
義援金は、今後、
札幌市
災害義援金配分委員会における審議を経まして、
配分対象や
配分額を
決定し、
被災者へ届けることになっております。これは、複数回に分けて
配分することを予定しておりまして、現在、第1回目の
配分に向けて必要な手続、準備を進めているところでございます。できる限り早く
被災者のもとに届けられますよう努めてまいりたいと考えております。
また、具体的な
配分の
考え方ですが、
委員のお話にありましたように、できるだけ広くというお考えもありますけれども、
義援金につきましては、限られた
財源を
配分することになりますため、
配分対象を広げますと1件当たりの
配分額がそれだけ少なくなることになります。このため、
配分対象の
決定に当たりましては、他
都市の事例や
北海道におけます
配分の
考え方なども参考としつつ、最終的な
義援金の
受け入れ額や
対象件数を見きわめながら、
札幌市
災害義援金配分委員会で議論していただくことになると考えております。
◆
池田由美 委員 近々、道の
配分委員会が開かれるとお聞きしていまして、そういったことも受けながら、
札幌市の
配分委員会の中で検討されていくというふうに思います。私も被災した
家屋の様子などを見てきましたが、
地盤が下がってシャッターがあかないとか、家の中が10センチ傾いているとか、本当にさまざまな
実態がありました。そして、これから冬に向けてどうしたらいいだろうかという悩みなどをたくさん聞いてきているところですけれども、こうした一部
損壊の
方たちも非常に多くいらっしゃるというふうに思います。何回かに分けて
配分していくということでしたが、一部
損壊の
方たちにも広く目を向けて配慮していくことが大事だということを申し上げて、
質問を終わります。
○
小竹ともこ 委員長 ほかに
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、
採決を行います。
議案第31号中
関係分及び第32号の2件を可決すべきものと
決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小竹ともこ 委員長 異議なしと認め、
議案2件は、可決すべきものと
決定いたしました。
以上で、
委員会を閉会いたします。
――――――――――――――
閉 会 午前11時11分...