債務負担行為補正のうち、追加分についてでございます。
表の5段目のヘルスケア産業ビジネスモデル構築
支援に係る事業費につきまして、年度開始後、企業に対する
支援を速やかに行うため、今年度中に契約を締結する必要があることから、
平成30年度の債務負担行為600万円を設定するものでございます。
○
丸山秀樹 委員長 それでは、質疑を行います。
◆
小竹ともこ 委員 私からは、中央体育館の改築事業費について、端的に
質問させていただきます。
中央体育館の改築については、周辺街区も含めた北4東6周辺地区の再開発事業で進めていることもあり、
平成24年の中央体育館建設基本構想の
策定以降、事業が
計画どおりに進まない時期もあり、我が会派では、節目節目で事業の進捗や
計画内容について
質問し、
状況を確認してまいりました。
平成28年3月に再開発組合が設立されてからは事業が本格的に動き出し、昨年3月には建設工事に着手したところと聞いております。
私は、今、工事中の写真を拝見いたしまして、現在は工事が進んでおり、工事現場の仮囲いの外からも鉄骨が見え、建物の大きさや敷地の広さがうかがえるようになっており、多くの
市民がこの開館を待ち望んでいらっしゃるところだと感じております。今回、
予算の一部を繰り越しますが、来年4月に開館するスケジュール、予定には変わりがないということで安心しました。
そこで、新中央体育館の規模は、区体育館ときたえーるの中間に位置づけ、観客席を最大2,500席整備するということですが、大会の規模など具体的にどのような利用を
見込み、あわせて、どのように招致していくのか、伺います。
また、駐車場は100台
程度整備すると聞いておりますが、区体育館より大規模な大会の開催が見込まれますことから、大規模大会時に駐車場をどのように運用するのか、伺います。
◎手島 スポーツ部長 1点目の大会などの利用
見込みとその招致についてということでございます。
新しい中央体育館の2階のアリーナにつきましては、固定席1,400席、可動席1,100席、合計2,500席の観客席を備えておりますことから、現在、区体育館で分散開催されている全市大会や全道大会に加えまして、Vリーグやエスポラーダ、レバンガなどのプロスポーツの試合が開催可能となります。そこで、今年度に新体育館の機能などを紹介するパンフレットを作成した上で、今後、
市内のさまざまな競技団体はもとより、プロスポーツの主催団体にも新体育館を広く周知することで大会の招致を積極的に進めてまいりたいと
考えております。
2点目の大会時の駐車場の運用についてでございます。
駐車場につきましては、既存の体育館と同様に、一般開放やサークル活動などで来館する
市民の利用を想定しておりまして、約100台を確保しております。そうした中、2階のアリーナでプロスポーツや大規模大会が開催されているときも、1階のトレーニング室や柔道室などでは一般開放が行われておりますので、そうした際の駐車場の運用につきましては、現在、レバンガなどの試合が開催されているきたえーるの運用と同様に、駐車場は大会関係者と一般開放利用者のみの利用とし、観客に対しましては駐車場の利用を制限し、大会主催者とともに地下鉄などの公共交通機関の利用を広く促すことで周辺
環境に影響がないように対応してまいりたいと
考えております。
◆
小竹ともこ 委員 競技種目によりましては、大会準備のために、やはり車の利用を余儀なくされることもあるかと思いますが、観客の皆様には公共交通機関の利用をできるだけ促進することと、あわせて、周辺駐車場の利用についてもわかりやすい情報提供をぜひお願いしたいと思います。
次に、現中央体育館の跡地利用についてお聞きしたい思います。
現在の中央体育館の敷地は、地下鉄駅からも近く、北1条通に面しており、マンション建設が盛んに行われている創成東地区に位置しておりますので、その跡地利用についても
市民の関心は大変高い場所であると思います。
そこで、現中央体育館の跡地について、スポーツ局だけの判断ではないと思いますが、活用の
方向性を伺いまして、私の
質問を終わりたいと思います。
◎手島 スポーツ部長 現中央体育館の跡地利用についてでございます。
現中央体育館の跡地は、立地上、利便性が高く、また、約3,500平米と都心部では比較的まとまった面積のある土地でございます。現在、まちづくり
政策局におきまして、創成東地区の魅力あるまちづくりの実現に向け、中央体育館跡地を含む同地区内の空間活用につきまして、創成東地区まちづくりの集いなどを通じて
地域と
議論を進めていると聞いております。
そこで、スポーツ局としましては、
平成31年度に現体育館の解体を予定しておりますことから、スケジュール
どおり解体工事を行うことで創成東地区のまちづくりに協力してまいりたいと
考えております。
○
丸山秀樹 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
議案第51号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 異議なしと認め、議案第51号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午前10時46分
再 開 午前10時47分
――――――――――――――
○
丸山秀樹 委員長 委員会を再開いたします。
最後に、議案第40号
札幌市住宅宿泊事業の実施の制限に関する条例案を議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎森 観光・MICE推進部長 私から、議案第40号
札幌市住宅宿泊事業の実施の制限に関する条例案につきましてご説明いたします。
まず、条例制定の背景についてでございますが、昨年、国では、多様化する宿泊ニーズや
増加が見込まれる宿泊事業に鑑み、民泊を実施するルールを定めた住宅宿泊事業法を制定し、本年6月15日から施行されることになっております。
この法律では、民泊の営業日数が1年間で180日を超えないとしておりますが、保健所設置市などは、条例で定めるところにより、区域を定めて民泊を実施する
期間を制限することができ、
札幌市におきましては、民泊による生活
環境の悪化を防止する観点から、条例を制定したいと
考えております。
次に、条例案の内容についてでございますが、基本的に、家主居住型の民泊は制限の対象外とし、家主不在型の民泊及び届け出住宅の居室数が5を超えるものを制限の対象といたします。民泊を制限する区域及び
期間につきましては、小・中学校などの出入り口の周辺100メートル以内は児童生徒の登校日、また、住居専用
地域及びこれに準ずる
地域は平日を制限するものでございます。
続きまして、パブリックコメントの結果についてご説明いたします。
A4判の冊子になった資料をごらんください。
本議案の提出に先立ちまして、昨年12月26日に
経済観光委員会を開催していただき、その翌日から1カ月にわたってパブリックコメントを実施したところ、37名から106件のご意見をいただいたところでございます。
主な意見と
札幌市の
考え方についてご説明いたします。
条例により制限すべきではないとして、資料2ページの中段左側に記載している番号のナンバー3では、インバウンドが
増加している中、条例で規制をかけず、法が定めるとおり運用すべきとの意見でございます。
札幌市といたしましては、観光客の宿泊需要への対応と
地域住民との調和の両面を考慮し、合理的な範囲での制限であると
考えているところでございます。
また、4ページのナンバー13でございます。住居専用
地域であることのみを理由とした規制は許容されないとの意見でございます。
札幌市といたしましては、生活
環境の悪化を防止する必要が高い
地域で、家主不在型や一定規模以上の家主居住型に限って制限するものでございまして、合理的で必要な規制であると
考えております。
一方、さらに条例による制限を強めるべきとして、7ページのナンバー23では、小・中学校などの周辺100メートルでは制限が狭過ぎるとの意見ですが、
札幌市といたしましては、防犯上の対応として、保護者や
地域住民の見守り活動などの負担が見込まれることから制限したものであり、その範囲については、風俗営業法の規制の
考え方を踏まえたものでございます。
また、ナンバー25では、小・中学校周辺は全面的に制限すべきとの意見ですが、
札幌市といたしましては、国では、年間全ての
期間を制限することは法の目的を逸脱し、適切ではないとしていることから、合理的な範囲での制限としたところでございます。
寄せられた意見を踏まえまして、本条例案の規定を修正したものとしましては、9ページのナンバー34において、都市
計画法による地区
計画が
策定されている
地域についても制限すべきという意見に対して、
札幌市といたしましては、住居専用
地域と同様の取り扱いとなっている区域については良好な住
環境を保護する必要があることから、住居専用
地域と同様の制限を適用することとし、議案にあります条例案の別表において、制限区域にこれらに準ずる
地域という文言を追記いたしました。これに伴いまして、資料14ページ及び15ページに記載されているもみじ台団地などの区域が制限対象となります。
以上、パブリックコメントにおける主な意見と修正する内容についてご説明させていただきました。
本条例案につきましては、議決後、法の施行日であります本年6月15日に合わせて施行したいと
考えております。
○
丸山秀樹 委員長 それでは、質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 なければ、討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
議案第40号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
丸山秀樹 委員長 異議なしと認め、議案第40号は、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
委員会を閉会いたします。
――――――――――――――
閉 会 午前10時53分...