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  1. 札幌市議会 2017-10-02
    平成29年(常任)経済観光委員会−10月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成29年(常任経済観光委員会−10月02日-記録平成29年(常任経済観光委員会  札幌市議会経済観光委員会記録            平成29年10月2日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  ただいまから、経済観光委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第10号 平成29年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  理事者から、補足説明を受けます。 ◎小林 技術担当部長  議案第10号 平成29年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)について補足説明いたします。  これは、札幌交流拠点まちづくり推進事業に係る事業費債務負担行為変更でございます。  当該事業につきましては、平成30年度までの債務負担行為設定を議決いただいておりましたが、建設工事入札不調による工期のおくれにより、平成30年度の債務負担行為限度額を2億2,500万円から3億3,900万円に増額するものであります。この増額分の1億1,400万円は全て建築工事であり、増額後の限度額3億3,900万円の内訳といたしましては、建築工事2億6,400万円、設備工事4,300万円、広告枠工事3,200万円となります。 ○丸山秀樹 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆小竹ともこ 委員  私からは、今ほどご説明いただきました債務負担行為設定額変更について、何点か確認と質問をしたいと思います。  まず、この工事への応札はどのような状況であったのかということと、また、今後どのような手続工事発注する予定なのか、伺います。 ◎小林 技術担当部長  まず、応札状況についてですが、応札はございました。しかし、応札価格が市の予定価格を上回り、不調となってございます。  次に、今後どのような手続工事発注する予定なのかというご質問ですが、現在、再発注に向けた手続を進めているところであり、先月9月22日に入札告示をしてございます。今後、当該議案の議決後に入札を行い、10月10日に開札を予定しており、その結果、契約できた場合は、10月下旬に工事着手予定しております。 ◆小竹ともこ 委員  予定価格を上回ったということでしたが、応札業者はいたということで、不調となったその原因をきちんと把握し、適切な対策を講じることで、次の不調を防ぎ、また、そうすることによって応札業者がふえることも考えられます。
     そこで、今回の不調は予定価格を上回ったことによるものということですが、その原因と、次の発注に向けて対策を講じているのか、そして、講じているのであれば、それはどのようなものであるのか、伺います。 ◎小林 技術担当部長  まず、不調の原因についてでありますが、応札価格が市の予定価格を上回った原因といたしましては、この工事の特性として、利用客などの往来の多い中での長期間の施工であるため、誘導員配置など安全対策に関する仮設関係の考え方の部分で札幌市と応札者との間で相違が生じたことによるものと考えております。  次に、次の発注に向けてどのような対策を講じたのかということでございますが、さきの入札応札した業者がおりましたことから、先ほど申し上げました不調原因を踏まえて設計の精査を行い、現在手続を進めているところでございます。また、この年末に向けた発注時期は、配置技術者作業員の確保が容易な時期でもあることから、できるだけ早期に再発注を行うことで契約につなげたいと考えております。 ◆小竹ともこ 委員  原因対策については理解いたしました。  しかし、今回、そのような対策を講じた上で発注したとしても、再度不調になることも考えられると思います。私は、その場合の対応についてもあらかじめ考えておく必要があるのではないかと考えます。  そこで、もし再度不調になった場合はどのような対応を考えていらっしゃるのか、伺います。 ◎小林 技術担当部長  再度不調となった場合はどのような対応を考えているのかというご質問でございます。  現在は、次の入札で契約できるように取り組んでいるところですが、委員のご指摘のとおり、もし再度の入札不調となった場合は、その結果を十分に検証した上で、適切に対処してまいりたいと考えております。 ◆小竹ともこ 委員  工事発注がおくれることになりますと、道都札幌玄関口ともなっております札幌駅の快適な空間整備もおくれることになります。業者は、人手不足ということもあり、また、北海道の災害復旧工事受注増もあって大変な状況だと思いますが、どうか、市民のみならず、多くの観光客が通行する札幌駅のコンコース階が一日も早く安全かつ快適で歩きやすい空間となるよう、そうした対策によって次の入札施工業者が決まることを願いまして、私の質問を終わります。 ○丸山秀樹 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第10号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  異議なしと認め、議案第10号は、可決すべきものと決定いたしました。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時6分       再 開 午後1時7分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  委員会を再開いたします。  次に、議案第8号 平成29年度札幌一般会計補正予算(第3号)中関係分議題といたします。  理事者から、補足説明を受けます。 ◎手島 スポーツ部長  議案第8号 平成29年度札幌一般会計補正予算(第3号)のスポーツ局関係分につきまして、その概要をご説明いたします。  今回の補正予算は、議案16ページに記載のとおり、第2款 総務費 第2項 市民生活費 第6目 スポーツ費に10億5,800万円を追加するものでございます。  これは、17ページに記載のとおり、冬季オリンピックパラリンピック招致及び開催に伴う財務負担に備えるため、基金造成費として10億円を計上するほか、ラグビーワールドカップ2019大会開催へ向け、来年度中にテストイベント開催できるよう、ゴールポスト設置工事を行うとともに、組織委員会札幌支部設立準備を進めるため、5,800万円を追加するものでございます。  続きまして、19ページの債務負担行為に関する調書の上から二つ目事項札幌ドーム保全費です。  こちらは、札幌ドームにおいて、ホヴァリングステージ等制御盤を更新するものでございます。札幌ドームでは、平成30年度早期天然芝の張りかえを予定しており、制御盤の更新もこの時期に合わせて行う予定でありますが、制御盤の機器の製作にはかなりの時間を要しますことから、早期に契約する必要があるため、債務負担行為としてその限度額を4億8,000万円に設定するものでございます。 ○丸山秀樹 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。 ◆村上ひとし 委員  私は、日本共産党を代表して、議案第8号 札幌一般会計補正予算(第3号)中関係分に反対する立場から、討論いたします。  この議案関係分には、オリンピックパラリンピック招致及び開催に向けて基金造成費を10億円追加するものが含まれています。既に一般財源から積み立てられた30億円と合わせて、基金の積み立ては約40億円となります。  オリンピックパラリンピックには、招致経費競技施設整備費大会運営費など多額の財政負担が伴うことから、市民も関心が高い問題であります。しかし、本市の財政負担規模大会が赤字になった場合に補填する国の財政保障も不透明です。開催経費に対する市民への情報提供と理解が進まない中、オリンピックパラリンピック基金を先行して積み立てるべきではありません。  よって、この議案には反対です。  以上で、私の討論を終わります。 ○丸山秀樹 委員長  ほかに、討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第8号中関係分を可決すべきものと決定することに賛成委員挙手を求めます。  (賛成者挙手) ○丸山秀樹 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第8号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時11分...