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  1. 札幌市議会 2016-10-04
    平成28年(常任)建設委員会−10月04日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成28年(常任建設委員会−10月04日-記録平成28年(常任建設委員会  札幌市議会建設委員会記録            平成28年10月4日(火曜日)       ────────────────────────       開 会 午前9時58分     ―――――――――――――― ○飯島弘之 委員長  ただいまから、建設委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第30号 市道認定の件を議題といたします。  理事者から補足説明を受けます。 ◎元木 総務部長  議案第30号 市道認定の件について、補足説明をさせていただきます。  本件は、新たに認定いたします19路線をご審議いただくものでございます。  新たに認定する19路線につきましては、開発行為によるものが9路線民有地のご寄附をいただいた私道を新たに市道認定するものが10路線でございます。 ○飯島弘之 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆松浦忠 委員  上程されている市道認定議案ですが、このうち、白石本通1丁目南3号線というものがあります。道路幅4メートル、延長49メートルで行きどまりというものです。  これについて、雪の処理のため、今までは、冬期間沿線住民私道融雪機を設置して融雪しておりました。この融雪機は、道路予定区域の中にあり、地元から市側処理の仕方について意見が出されておりました。  まず、この融雪機財産をどう取り扱おうと考えているか、お尋ねいたします。 ◎元木 総務部長  本通1丁目南にある融雪機財産上の取り扱いということでございます。  基本的には、地域の方々から寄附申し出をいただきまして、私どもとしてそれを受理させていただくという手続になるものと考えております。
    松浦忠 委員  それでは、地元の人は札幌市に寄附して、市長はそれを受理するということで、事務的に処理して融雪機が市に寄附されるということですね。  次ですが、融雪機道路の敷地内にあります。行きどまり道路ですから、行きどまりのところに回転するための広場が設けられており、この広場にあります。  この融雪機には、雪を解かす装置があります。それから、雪を解かすために油をたかなければなりませんから、油タンクがあります。それをつなぐ土管のホース、それから、融雪機の油を燃焼するのに、燃焼効率をよくするため、モーターで送風しております。このモーターを回す電源は、現在は、管理する個人の名前で契約して、北海道電力から受電しているということです。そして、操作のための操作箱があります。  これらの中で、北海道電力から受電しているわけですが、この名義人変更をしなければなりません。これはいつの時点でされる予定ですか。 ◎伊藤 白石土木部長  当該施設におきましては、受理後、地域の強い要望ですので、従前どおり、埋設型の融雪機を利用して地域内の道路除雪していくということで、現在、地域と協議しているところでございます。  委員がご質問電源装置契約の切りかえにつきましても、今後の具体の調整の中で地域の代表の方と協議してまいりたいと考えております。 ◆松浦忠 委員  それでは、寄附受理後に速やかに変更するということになりますね。どうですか。 ◎伊藤 白石土木部長  受理後、白石土木部本庁関係部局と協議して、また、地域の方ともお話合いをして決めていきたいと思います。 ◆松浦忠 委員  3番目に、融雪するのに人件費がかかります。それから、油代がかかりますし、管理代もかかります。この三つがあると思いますが、これはどのように考えていますか。 ◎添田 雪対策室長  先ほど伊藤部長からお話ししたとおり、今回の取り組みは、沿道住民総意のもとで、市の不特定除雪対応にかわって既存の融雪施設を利用して地域が自主的に除雪を行う試行的な取り組みと考えております。  したがいまして、不特定除雪を上限とした形で市の負担経費を考えていきたいと思います。それもあわせて、今後、地元と調整していきたいと考えております。 ◆松浦忠 委員  そうすると、作業手間賃も考えているということですか。 ◎添田 雪対策室長  地元の方が自主的に除雪するために利用されるということですので、その手間賃は考えておりません。 ◆松浦忠 委員  そうすると、地元の皆さんの雪を運んで解かす作業については、無償でやっていただくということですか。 ◎添田 雪対策室長  そのように考えております。 ◆松浦忠 委員  あと電気代油代になりますが、これについては具体的にどのように考えておりますか。 ◎添田 雪対策室長  先ほども申し上げましたとおり、不特定除雪対応に係る範囲内と考えておりますので、今後、その辺の算定をあわせて協議しながら進めていきたいと考えております。 ◆松浦忠 委員  不特定除雪算定というのは、算定がなかなか難しいと思います。  そこでまず、この冬1年間、融雪作業をしていただいて、その結果、油代が幾らかかったか。電気代は恐らく定額制でやっていると思いますが、とにかく電気代が幾らかかったか、3月にその合計を見て、地元と協議して、どれだけ市が負担するかを決めるのがいいと思いますが、いかがですか。 ◎添田 雪対策室長  おっしゃるとおり、道路幅員沿道などの現場状況によってその辺の内容は異なりますので、当該路線作業内容を想定し、不特定範囲内でお支払いすることを前提として、ことしの様子を見ながら検討することも一つの方法かと思います。 ◆松浦忠 委員  それでは、10月に入りましたし、6日に議決されると思いますので、議決されましたら速やかに寄附行為を受けられて、ことしの冬の除雪業務の委託という形になろうかと思うので、そういった書類整備をきちんとやっていただきたいと思いますが、それでよろしいですか。 ◎添田 雪対策室長  取り組みに要する経費等のお話がございましたが、灯油代負担や実質的な維持管理地域にお願いすることになりますので、市と地域役割分担を明確にするためにも事前に協定を締結する必要があると思いますので、今後、そういった手続を含めて進めさせていただきたいというふうに考えております。 ○飯島弘之 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第30号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  異議なしと認め、議案第30号は、可決すべきものと決定いたしました。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午前10時10分       再 開 午前10時11分     ―――――――――――――― ○飯島弘之 委員長  委員会を再開いたします。  次に、議案第8号 平成28年度札幌一般会計補正予算(第2号)中関係分議題といたします。  理事者から補足説明を受けます。 ◎大島 建築部長  私から、議案第8号 平成28年度札幌一般会計補正予算(第2号)について補足説明させていただきます。  都市局関係分は、議案書12ページの第2表、債務負担行為補正に掲げます保全推進事業に係る変更でございます。  この変更は、市有施設計画的な保全を行う保全推進事業において、円山動物園変電設備改修など、工期が平成28年度から平成30年度の3カ年となるものが発生したため、債務負担行為期間変更するものでございます。 ○飯島弘之 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆松浦忠 委員  円山動物園保全推進事業ですが、まず、円山動物園象舎が26億8,200万円ということです。  そこで、動物園の当初の計画と今回の補正計画の建物の内容について、少し詳しく説明してください。  それから、保全推進事業については、私は去年の第二部予算特別委員会質疑をしておりますが、どういう事柄をやるのかという説明は受けました。しかし、当時は、内容の詳細については聞いていませんでした。したがって、この内容について、改めて説明いただきたいと思います。 ◎大島 建築部長  まず、円山動物園についてですが、今回、債務負担行為変更をさせていただきますのは、保全推進事業予算に係るものでございます。ただいま、松浦委員からご質問があった円山動物園象舎建設に係る当初の計画と今回の補正につきましては、私どもではございませんで、円山動物園補正予算を要求するものであります。  本日午後の総務委員会補正予算が審議されると聞いておりますが、私どもが聞いている内容としては、当初、象舎は約20億円で事業を始めておりました。しかし、動物死亡事故があったりして、いろいろな見直しを行ったということです。例えば、プールがついておりませんでしたが、動物園で再検討を行って、1年を通じて象の健康を維持するため、通年、利用可能な屋内プールが大切であると判断して、当初計画になかったプールを加えたことによって事業費が多くなったと聞いております。  それから、2点目の保全推進事業についてです。  ことし4月の建設委員会の際にも概要だけは説明させていただきましたが、平成28年度につきましては、全体で約55億円の予算で行っております。この事業につきましては、札幌市が定めております市有建築物ストックマネジメント推進方針に基づき、市有建築物計画的な保全を実施する事業で、傷んできたところを計画的に修理して施設を長寿命化する事業であります。平成28年度は、55億円で89施設について予定しております。 ◆松浦忠 委員  きのう、資料をいただいたときに、円山動物園キューピックルと称している配電箱を取りかえるのに5,000万円ぐらいかかると説明されました。  中身をよくよく聞くと、必ずしも今取りかえなくてもいいのかなと。例えば、箱がさびて雨漏りが始まるとか、ケーブルで入ってきたものを小分けして出すための端子をつける場所がなくなるとか、そういうことですかと聞いたら、そうではない、25年たっているから取りかえるという話でありました。  25年たったら取りかえなければならない理由は何なのでしょうか、お尋ねします。 ◎佐藤 設備担当部長  円山動物園変電設備更新についてです。  委員がおっしゃるとおり、今、計画しているのは、25年目の更新ということになっております。通常、札幌市で定めております保全計画では、30年程度をめど受変電設備更新していくという方針でやっておりますが、今回、象舎実施設計を進めていく中におきまして、更新する予定変電設備の内部の改修が大きく必要になったことや、実際に工事を進めるときには約27年になることなどがございます。今回、30年をめどということではないのですが、故障率曲線により、25年を過ぎると故障が頻繁に発生するというデータもありますので、今回、改修することによって、停電する時間等をなるべく短くして、動物園動物に影響がないということを考えて更新する次第としました。 ◆松浦忠 委員  今までの25年間で、キューピックルが経年によって故障を起こして停電したことは何回ぐらいありますか。 ◎佐藤 設備担当部長  申しわけありませんが、何回あるのか、今、数を把握しておりません。 ◆松浦忠 委員  恐らく、故障はゼロだと思います。電気故障が起きるとすれば、雨などの水が入って、ケーブル電線絶縁が悪くなって、ショートして電気が通電しなくなるという状態が起きない限り、故障はないと思います。あとは、電線をそこから出して、いろいろな機器をつけているところで、たこ足配線にして、ケーブルなり電線の容量以上の電気を流すことによって絶縁がだめになってショートすることがない限り、故障はないと思います。  私は、以前から、電気設備機械設備もそうですが、故障したときの修繕記録を保管して、どうしても取りかえなければならない条件が出てきたということでない限りは――例えば、ケーブルで言えば、80アンペアだけれども、余裕を見て100アンペアを流せる電線の太さのものを張っていた、しかし、120アンペアが必要になった、だからケーブルを取りかえる、そしてブレーカーも取りかえるということであればわかります。しかし、何年たったら取りかえなければならない必然性というのはどこにもないのです。  これから、企業の数も減っていきますし、年金生活の人がふえていって、税収もだんだん少なくなってきます。そうすると、こういうような計画を立てて税金を使っていくというやり方ではもたないと思います。今回はよしとしますが、これ以降、計画をきちんと変えて、本当に必要なものを取りかえていかなければだめだと思います。  電線の銅なんかは、鉄鉱石から製錬して銅にするまでに、アルミの次に電気がかかるのです。その電気を起こすために原発を動かさなければいかぬということも相なっているわけです。したがって、環境上もよくないと、そういうふうに全てに連鎖していくわけですよ。  したがって、根拠もきちんと示せないような金の使い方はぜひやめていただきたいということを申し上げて、終わります。 ○飯島弘之 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第8号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  異議なしと認め、議案第8号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号 札幌市営住宅条例の一部を改正する条例案議題といたします。  理事者から補足説明を受けます。 ◎杉村 住宅担当部長  私から、議案第16号 札幌市営住宅条例の一部を改正する条例案についてご説明いたします。  本条例案は、同条例第5条第4項に規定しております入居者資格において、福島復興再生特別措置法における公営住宅等入居者資格特例に係る規定を引用しておりますが、この福島特措法が改正され、特例に係る規定がそれまでの第30条から第40条に繰り下げられたため、同項について規定整備を行う必要があるものでございます。  また、札幌市営住宅下野幌団地の建てかえ及び定山渓団地用途廃止に伴い、本年度、除却及び用途廃止を行う下野幌I団地1号棟から11号棟の11棟450戸及び定山渓団地1号棟、2号棟の2棟16戸並びに両団地に附帯する駐車場の所在している住所を条例の別表から削除する必要があることから、同条例の一部改正案を提出するものでございます。 ○飯島弘之 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第16号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  異議なしと認め、議案第16号は、可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第26号 財産処分件議決変更の件(工業団地用地)を議題といたします。  理事者から補足説明を受けます。 ◎鈴木 市街地整備部長  議案第26号 財産処分件議決変更の件について補足説明いたします。  現在、新川地区工業団地においては、32区画のうち21区画分譲済みで、残りの11区画について、事業用定期借地権に基づく20年の賃貸借契約を締結しているところでございます。そのうちの1区画につきまして、その土地を賃借している企業から購入したい旨の申し出があったため、財産処分議決該当区画にかかわる処分面積及び処分予定価格を追加するという変更を行うものであります。 ○飯島弘之 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
     次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第26号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯島弘之 委員長  異議なしと認め、議案第26号は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午前10時27分...