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札幌市議会
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2016-09-23
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平成28年総合交通調査特別委員会−09月23日-記録
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平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
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札幌市議会 2016-09-23
平成28年総合交通調査特別委員会−09月23日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
28年
総合交通調査特別委員会
−09月23日-
記録平成
28年
総合交通調査特別委員会
札幌市議会総合交通調査特別委員会記録
平成
28年9月23日(金曜日) ──────────────────────── 開 会 午後1時1分 ―――――――――――――― ○
國安政典
委員長
ただいまから、
総合交通調査特別委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 最初に、
北海道新幹線
についてを議題とし、
資料
に基づき、
理事者
から
説明
を受けます。 ◎佐藤
都市計画担当局長
本日は、
北海道新幹線
について、
北海道新幹線札幌
駅
ホーム乗り入れ協議
の
状況
、
札幌
市で実施している0番線
ホーム設置案
に対する
検討状況
の2項目についてご
説明
させていただきます。 詳しい
内容
は、
新幹線推進室長
の
田中
からご
説明
させていただきます。 ◎
田中
新幹線推進室長
お配りした
資料
に沿ってご
説明
させていただきます。
資料
は7ページ構成となっておりまして、1ページから6ページが
北海道新幹線札幌
駅
ホーム乗り入れ協議
の
状況
について、7ページは
札幌
市で実施している0番線
ホーム設置案
に対する
検討状況
についてとなっております。また、別
添資料
として、
新幹線札幌
駅ホーム位置
に係る4
者協議
において、8月3日に配付したものを
資料
1、9月7日に配付したものを
資料
2として3枚、A3判で計4枚を添付させていただいております。 それでは、A4判の
資料
の1ページをごらんください。
北海道新幹線札幌
駅
ホーム乗り入れ協議
の
状況
についてご
説明
いたします。 1ページから3ページにつきましては、5月23日の
総合交通調査特別委員会
においてご
説明
させていただいた
部分
と重複いたしますので、主な
事項
を抜粋してご
説明
いたします。 まず、
札幌
駅ホーム位置
に係る経緯でございます。
平成
9年8月に、
北海道
、当時の日本
鉄道
建設公団、
JR北海道
、
札幌
市の4者で
北海道新幹線札幌
駅の
乗り入れ
について合意しました。
平成
14年1月には、
環境影響評価書
において、
札幌
駅に関しては、
JR札幌
駅の
在来線ホーム
を
北側
に移設し、
併設
駅として
新幹線
駅を
設置
するとされています。また、
平成
24年6月29日に
国土交通大臣
から
認可
された
北海道新幹線
新函館−
札幌間工事実施計画
には、
札幌停車場
の
位置
は、中央区北6条西3丁目(
札幌
駅
併設
)と記載されています。その後、
平成
27年7月3日には、
JR北海道
が
新幹線
駅を
西側
に
設置
する案を
検討
との
報道
がなされました。 2ページ目をごらんください。
平成
27年12月14日には、
札幌市議会
から、
北海道新幹線札幌
駅の
ホーム
を現駅に
併設
するよう求める決議を
JR北海道
に提出していただいたところでございます。そして、本年4月27日に第1回4
者協議
を開催し、以降、
事務打ち合わせ
を随時行いながら、計3回の4
者協議
を行っております。9月7日に開催された第3回4
者協議
では、
認可計画
と平行して
検討
している案についての
概要報告
があったところでございます。 3ページ目をごらんください。 去る4月27日の4
者協議
では、
認可計画
に基づき、現在の1、2番線
ホーム
を
新幹線
に転用するため、現
駅北側
の11番線に
ホーム
を新たに
設置
する場合で93本、さらに、12番線を付設しても75本の
在来線列車
が設定できないことから、
JR北海道
としては
対応
不可能との
報告
がありました。あわせて、
現行
1番線及びその
南側
の空間に0番線を
設置
する案が新たに提示されましたが、
JR北海道
としては、一部
ホーム
に必要な幅が確保できないため、
対応
不可能とのことでした。 4ページ目をごらんください。 8月3日開催の第2回4
者協議
で
報告
された
鉄道
・
運輸機構
が
提案
した
検討案
と
JR北海道
による
検討
結果についてご
説明
いたします。 お
手元
にお配りしておりますA3判の別
添資料
1をあわせてごらんください。 別
添資料
1の右上に記載している
部分
になりますが、現状の
札幌
駅では、各方面から来た
列車
がそこで折り返すような
運行形態
が多く、停車している時間が長くなっています。 そこで、
鉄道
・
運輸機構
では、4月27日に
JR北海道
から
報告
のあった
在来線
への
影響
を解消するため、
札幌
駅を通過して別の場所で折り返すことなどにより、停車時間を短くし、
ダイヤ
を柔軟に設定できるのではないかということで、
四つ
の
設備改良
の
追加工事
を
提案
いたしました。
一つ目
は、1の発寒中央駅
付近
の
待避線
の
設備追加
、
二つ目
は、2の桑園駅
付近
の
引き上げ線
の
設備追加
、
三つ目
は、3の
札幌
駅の11番
ホーム増設
と
構内配線
の
改良
、
四つ目
は、4の
札幌
駅下り
引き上げ線
の
苗穂方
への
延伸
です。 この
提案
に基づき、
JR北海道
で
ダイヤ
の
検討
を行ったところ、
在来線
への
影響本数
は23本、特に朝夕に
影響
が大きく、
定期列車
で1日当たり約6,000人、
臨時列車
で年間9万5,000人の
お客様
に
影響
が出るとの
報告
がありました。 この
報告
では、
設備増強
により、
認可計画
に対して、
在来線
への
影響
を軽減することが確認できたものの、
ダイヤ
などに関して
課題
が残ることから、引き続き
検討
を行うこととなりました。また、
新幹線
の
札幌
駅ホーム位置
に関するさまざまな
考え方
について、4月27日に
報告
のあった0番線
ホーム設置案
を含め、
認可計画
と平行して
検討
することとしました。 5ページ目をごらんください。 9月7日の第3回4
者協議
で
報告
された
既認可計画
と平行して
検討
している案についてご
説明
いたします。 お
手元
にお配りしておりますA3判の別
添資料
の2枚目をあわせてごらんください。 会議の
概要
ですが、別
添資料
2−1に記載しています3案を
中心
として、
札幌
駅における
利便性
及びその他技術的な
課題
を掘り下げて、引き続き
検討
することとしたところです。
一つ目
の案は、1枚おめくりいただいて、別
添資料
2−2の図3の
認可計画
です。
二つ目
の案は、また1枚おめくりいただいて、別
添資料
2−3の図4の0番線を活用した案その1です。この案では、
現行
1番線
ホーム西側
に
新幹線ホーム
を
設置
するとともに、その
南側
に相対して0番線
ホーム
を
設置
、11番線
ホーム
の
新設
、
構内配線
の
改良
、
在来線
2番
ホーム
を
東側
に
延伸
する
内容
となっています。
三つ目
の案は、その下の図4´の0番線を活用した案その2で、今回、新たに
提案
されたものとなっております。この案では、
現行
1番線
ホーム東側
に
新幹線ホーム
を
設置
するとともに、その
南側
に相対して0番線
ホーム
を
設置
、11番
ホーム
の
新設
、
構内配線
の
改良
、
在来線
2番
ホーム
を
西側
に
延伸
する
内容
となっています。 これら
三つ
の案に共通する主な
課題
といたしましては、
工事費
、
工期
がございます。 図の3の
認可計画
には、
在来線
への
影響
や今後の
輸送改善
への
制約
が生じることについての
検討
が必要となります。 図4及び図4´の0番線を活用した案その1とその2につきましては、共通して0番線
ホーム
を
設置
する際に既存の
建築物
を改築する
可能性
があることから、
建築基準法
や
消防法等
の
各種法令要件
を充足するための
技術的課題
の
検討
が必要となります。さらに、
東西連絡車路
の全
区間
または一部
区間
の閉鎖の
可能性
があることから、これによるさまざまな
影響
の
検証
が必要となります。また、
ホーム
上の
移動距離
や
混雑
時の
旅客動線
についても
検証
が必要となります。 A4判の
資料
の6ページをごらんください。 今後の
対応
と
札幌
市の
考え方
についてご
説明
いたします。 4者では、100点満点の案はなく、どの案にも一長一短があり、解決すべき
課題
があるものと
認識
しております。今後、
認可計画
、0番線を活用した案その1、その2について、4者でさまざまな
課題
に対し、工夫できるところがないか知恵を出し合い、
課題
の解消を図るべく、さらに
検討
した上で
一定
の
方向性
を得ることとしております。
札幌
市としては、
従前
から、
札幌
駅
利用者
の
利便性
や
駅周辺
の
まちづくり
の面などにおいて、また、
北海道新幹線札幌延伸
の効果が
最大限
に発揮されることも
念頭
に、4者間での
意見交換
、
調査検討
を行ってきたところであり、今後も、鋭意、
協議調整
を図っていく
考え
であります。 続きまして、7ページ目をごらんください。 最後に、
札幌
市で実施している0番線
ホーム設置案
に対する
検討状況
についてご
説明
いたします。
検討内容
ですが、
認可計画
の
代替案
として、
新幹線札幌
駅0番線
ホーム
を
設置
すると過程した際の
周辺交通量等
への
影響検証
などを行うこととしています。7月には、平日、休日各1日ずつ、
交通量調査
を行ったところです。
調査
結果ですが、下の表にありますとおり、
調査箇所
1の西2丁目線から
調査箇所
2の西5丁目線、1から2の
方向
への
通過交通
は、平日が300台、休日が250台、また、
調査箇所
2から1の
方向
への
通過交通
は、平日が150台、休日が100台でした。 現在、
交通量調査
の結果も踏まえて、
現時点
における
東西連絡車路
の
必要性
及び閉鎖した際の
影響
について
検証
を行っているところです。 ○
國安政典
委員長
それでは、
質疑
を行います。 ◆
松井隆文
委員
ことし5月の本
委員会
において
札幌
駅
ホーム
の
検討
に関する
説明
があった際に、私から、
新幹線ホーム
が離れることにより、さまざまな不都合が生じることを危惧しており、この意味でも現
位置
に
新幹線
が
乗り入れ
ることが望ましいという
考え
のもとで、
札幌
駅から
新幹線ホーム
が離れることに対する支障や
課題
について
質問
いたしました。 その際には、
認可
のとおり
ホーム
が
設置
されることが最良であるという4
者共通
の
認識
のもとで、それを実現することに対する徹底した
検討
を行う必要があるということでありました。 そこでまず、
質問
ですが、先日の4
者協議
では、今回
説明
があった3案を
中心
にさらに
検討
を行っていくことになったということですが、そのうちの
一つ
としている
認可計画
に関する
検討
について
札幌
市ではどのように捉えているのか、お伺いいたします。 ◎
田中
新幹線推進室長
認可計画
に関する
検討
に対する市の
認識
についてお答えいたします。 第2回の4
者協議
では、
鉄道
・
運輸機構
から、これ以上の
設備増強
は非常に難しいこと、また、
JR北海道
からは、提示された
設備増強案
の中で
最大限
の
ダイヤ調整
を行ったことが
報告
されました。また、
認可計画
における
一つ
の
課題
として、今後の
輸送改善
への
制約
があり、具体的には、今後予想される新千歳空港の
利用者増
への
対応策
として、
快速エアポート
の増便に対する
制約
がございます。 このように、現
段階
におきましては
在来線
へのさまざまな
影響
があるものと
認識
しておりますが、4者では、
認可計画
について、引き続き
検討
を進めていくこととしております。 ◆
松井隆文
委員
施設
を増強してもなお
在来線
の
ダイヤ
には
課題
が残るということですが、
前回
の
委員会
でも徹底した
検討
を行う必要があるとの
答弁
もございましたので、時間は限られていると思いますけれども、今後も引き続き鋭意
検討
を行っていただきたいと思います。 一方、これまで
報道
されてきた
西案
や
東案
など、現在の
札幌
駅から外れているところに
新幹線
駅ができるといった案につきましては、
利用者
の
利便性
の
低下
を招いて、また、
駅周辺
の
まちづくり
へ悪
影響
を及ぼすのではないかという懸念を
前回
の
委員会
で指摘したところでもあります。今回
説明
があった3案については、0番線を活用した案その2などを含めて、現在の
札幌
駅から大きく離れているものではないと感じるところでもあります。 そこで、
質問
ですが、今回
説明
があった3案について、
利用者
の
利便性
、
駅周辺
の
まちづくり
への
影響
といった面を
札幌
市ではどのように
評価
しているのか、伺います。 ◎
田中
新幹線推進室長
3案に対する
札幌
市の
評価
についてお答えいたします。 今回ご
説明
いたしました3案については、現在の
札幌
駅に
併設
して
新幹線ホーム
が
設置
されるものであると
認識
しております。この点から、
従前
の
報道
などにありました現
札幌
駅から大きく
西側
や
東側
の離れた
位置
に
ホーム
が
設置
される案と比較して、乗り継ぎの
利便性
や
駅周辺
の
まちづくり
などへのさまざまな
影響
はある程度回避できるものと
考え
ております。一方で、どの案にもさまざまな
課題
があり、また、
費用面
などを
検証
中であることから、
現時点
ではどれが望ましいといった判断ができる
状況
ではないと
考え
ております。 今後、
鉄道
・
運輸機構
と
JR北海道
の
協議検討
を注視し、必要に応じて
意見
を述べる中で、
在来線利用者
を含めて、皆様が利用しやすい
札幌
駅となるよう、鋭意、
協議調整
を行ってまいりたいと
考え
ております。 ◆
岩崎道郎
委員
私からは、
新幹線
が来ることによる
改札口
や
待合室
などの
附帯施設
の
配置
について、1点だけ
質問
させていただきたいと思います。 5月の当
委員会
の際に、
新幹線ホーム
は、
認可計画
に基づく
ホーム
の
設置
に向け、
ダイヤ変更
や一部
施設
の
変更
、
施設配置等
も含めてトータルで
検討
する必要があるのではないかといった
答弁
がございました。 今回の
説明
で、
認可計画
については、
札幌
駅での折り返しを減少させるといった工夫がなされることは理解しました。しかし、
在来線
に対する
影響
がまだ残るということであり、今後、しっかりと
検討
を進めてもらいたいと思います。一方で、今回の
報告
では、3案全てに共通する問題かもしれませんが、今申し上げた
待合室
などの
施設配置
をどのように
考え
られているのか、これが非常に気になるところです。 と申しますのも、
札幌
駅周辺
は、
交通
の
集積地
として、
JR
、地下鉄、タクシー、バスなどの
乗りかえ
の
利便性
も考慮しなければなりませんが、現在の
札幌
駅周辺
は、さまざまな
施設
がつなぎ合わされた結果によって、例えば、エスタにあるバスターミナルの
動線
が若干わかりづらいという印象を私は持っております。そのようなことも含め、
札幌
駅としての
一体感
が感じられること、そして、誰にでもわかりやすい
新幹線
からの
乗りかえ
の
動線
は非常に重要であると
考え
ております。 そこで、
質問
ですが、
新幹線改札口
や
待合室
などの
施設配置
について、これまでどのように
検討
し、
考え
られてきたのか、伺います。 ◎
田中
新幹線推進室長
新幹線改札口
や
待合室
などの
施設配置
に関するこれまでの
検討
についてお答えいたします。
鉄道
・
運輸機構
や
JR北海道
からは、これまでも、
新幹線
駅として必要な
施設
について考慮しながら
ホーム位置
の
検討
を行っていると伺っております。しかしながら、
施設配置
の詳細につきましては、今後さらに深めていくことになるものと
認識
しております。
札幌
市といたしましては、
札幌
駅
交流拠点
の
まちづくり
との
整合性
を
念頭
に置いて、あわせて、
札幌
駅を利用される
方々
の
利便性
にも配慮しながら、必要な
意見交換
、
協議調整
を行ってまいりたいと
考え
ております。 ◆
岩崎道郎
委員
今、お話があったとおり、利用される
方々
の
利便性
は非常に重要だと思います。 駅は、
まち
の入り口ですし、顔になる
施設
だと思います。2003年に今の
札幌
駅が
開業
すると同時に、
札幌
駅周辺
の
施設
も充実して、
札幌
の
まち
の姿は大きく変わったのではないかと
考え
ております。
新幹線開業
に向けて
札幌
駅周辺
の
まちづくり
も大きく動き出すことが予想されますので、この機会をしっかりと生かして、
市民
の皆さんや
札幌
にお越しになる多くの
お客様
など、実際に駅を利用する
方々
の声をしっかり受けとめてこれからの
施設配置
の
検討
を進めていただくことを要望して、私からの
質問
を終わります。 ◆
竹内孝代
委員
私からも、1点
質問
いたします。
前回
の5月の
委員会
の際に、現
認可
の1、2番線の
代替案
である0番線
ホーム設置案
について、
札幌
市としてはどのように
認識
しているのかという私の
質問
に対して、
北海道新幹線札幌
駅
ホーム
0番線案については、現
認可
の次善の策になり得るといった
答弁
がございました。 また、先ほど
報告
いただいた
内容
によれば、今回、0番線を活用した案その2として、現駅の
東部分
から
創成川通
までの範囲にかけて
新幹線ホーム
を
設置
する新たな案が出され、現
認可案
、及び、4月において既に
提案
のあった0番線を活用した案その1を含め、3案を
中心
に、引き続き4者間において
検討
していくとの
説明
をただいまお聞きいたしました。このように、0番線を活用した新たな案が出されたことからも、現
認可案
が
最善策
ではありますが、この0番線を活用した案の
実現可能性
については、
市民
の関心も高まっているものと
考え
ます。 一方、
本市
においては、0番線
ホーム
を
設置
すると仮定した際の
周辺交通
への
影響
を
検証
することを目的として、7月に
東西連絡車路
の
交通量調査
を行い、現在、その結果の
検証
を行っていることについても先ほどご
説明
がありました。 そこで、
質問
ですが、
当該調査
を踏まえて、
現時点
において
東西連絡車路
を閉鎖することによる
影響
についてはどのように
評価
しているのか、お伺いいたします。 ◎
田中
新幹線推進室長
東西連絡車路
を閉鎖することによる
影響
についてお答えいたします。 先ほどご
報告
させていただいたとおり、
東西連絡車路
の
通過台数
につきましては、平日は両
方向
を合わせて約450台、休日は同様に約350台でありました。
通過台数
のみを見れば、
東西連絡車路
を閉鎖した際において、
周辺道路
にはそれほど大きな
影響
を与えないものと
考え
ておりますが、現在、
周辺道路
の
交通量推計
などを鋭意行っているところでございます。
現時点
においては
評価
できる
段階
に至っておりませんが、今後、
施設側
へのヒアリングを行うなど、さまざまな
状況
を十分に分析した上で、速やかに
一定
の
結論
を得たいと
考え
ております。 ◆
竹内孝代
委員
北海道新幹線札幌延伸
については、2030年度末の
完成
、また
開業
に向けて時間が限られてきております。現
認可案
及び
代替案
について、引き続き速やかな
検証
を進め、
札幌
駅が、より
利便性
の高い、かつ、
市民
、道民に親しまれる駅となるよう、
札幌
市、
北海道
、
JR北海道
、
鉄道
・
運輸機構
の4者間でしっかりと
検討
していただくことを求めて、
質問
を終わります。 ◆
村上ひとし
委員
新幹線
が
札幌
駅に来ることにより、
在来線
に
影響
が大きく出て、
市民
や
利用者
の
利便性
が大きく
低下
し、そのことによって
公共交通
としての
役割
も大きく
影響
が出るということは、利用する
市民
はそんなに簡単に承服できる問題ではないと思いますが、私からは、
在来線
への
影響
についてお伺いしたいと思います。 9月7日の4
者協議
では、
札幌
駅
ホーム
については、
認可計画
と平行して、0番線を活用した
二つ
の案を加えた3案を
中心
に引き続き
検討
するということであります。この中の主な
課題
として、いかに
在来線
の
影響本数
を減少させるのか、あるいは、
ホーム
上の
移動距離
や
混雑
時の
旅客動線
の
検証
などが挙げられております。とりわけ、
市民サービス
の
低下
と
利便性
を損なわないために、
在来線
の
影響
の
課題
は非常に大きいと言わざるを得ません。 4月27日の第1回目の4
者協議
では、先ほどの
報告
にもありましたが、
JR北海道
は、
認可計画
において、一面
増設
または一面一線
増設案
では、100本近い
列車
が設定不可能となり、約3万人に
影響
が出るということです。これは、
市民
にとって到底受け入れられる数字ではありません。そして、8月3日の第2回目の4
者協議
では、
在来線
の
影響
は減少したものの、なお23本の
列車
と約6,000人に
影響
があるということです。これも非常に大きな
影響
であり、解決すべき
課題
であると思います。 第2回目の4
者協議
で示された
在来線
への
影響本数
や人数を踏まえた上で、
認可計画実施
の際の
課題
となる
在来線
の
影響
について
本市
ではどのように
認識
しているのか、まず、お伺いいたします。 ◎
田中
新幹線推進室長
在来線
への
影響
に対する
認識
についてお答えいたします。 第2回の4
者協議
で示された
検討
結果につきましては、なお
影響
が残るものの、
JR北海道
としては
対応
が不可能なものではないとのことでありました。このことや、今後の
輸送改善
も考慮しながら、もう少し
検討
の
余地
はないのかということで、
認可計画
の
検討
を継続して行うこととしております。
札幌
市といたしましても、
新幹線利用者
のみならず、
在来線
を利用される方の
利便性
を
念頭
に置いて、今後も引き続き
関係者
間で
協議調整
を図ってまいりたいと
考え
ております。 ◆
村上ひとし
委員
JR北海道
は、23本の
列車
への
影響
については
対応
の
余地
があるのだという話ですが、私は、5月の
委員会
でも、
新幹線
の整備による
在来線
の
影響
について
質問
いたしました。
新幹線
が
札幌
に来ることにより、
在来線
への
影響
が大きくなり、
公共交通
の
役割
として、結果的に
利用者
の
利便性
や
サービス
が大きく損なわれることがあってはならないということを申し上げました。その点で、先ほど
質問
した
在来線
の
影響
は、今後の
方向性
を決めていく上で極めて重要な論点になってくると思います。 そこで、今後、
JR北海道
が可能な
対応
を新たに出してくるということだと思いますが、4
者協議
で
報告
された現
認可計画
における
在来線
の
影響
については、第三者の客観的な
検証
が必要ではないかというふうに思いますけれども、
本市
の
認識
をお伺いいたします。 ◎
田中
新幹線推進室長
在来線
の
影響
に対する客観的な
検証
についてお答えいたします。
在来線
の
影響
につきましては、
施設増強
にかかる
工期
を含めて、
鉄道
・
運輸機構
においても
検討
していると伺っております。
札幌
市といたしましては、今後の議論の
方向性
を踏まえながら、必要に応じて4者で
調整
してまいりたいと
考え
ております。 ◆
村上ひとし
委員
鉄道
・
運輸機構
でもかかわっていくということですし、何よりも、
公共交通
として
新幹線
と
在来線
が、どのようにお互いの
役割
を発揮していくのかを
考え
ますと、従来の
在来線
への
影響
が大きいということは、
市民
や
利用者
にとってもやはり不都合なことになると思いますので、
札幌
市は
専門家
の
意見
を客観的に
評価
しながら
検証
していく努力をすべきだということを申し上げて、
質問
を終わります。 ◆坂本きょう子
委員
私からも、
質問
いたします。 先ほど来、ご
説明
や
質疑
を聞いておりますが、3案のどれをとってもさまざまな
課題
があるとのことで、これを解消するにはある程度の時間が必要だということが言われていたかと思います。また、現在、4者で行っている
検討状況
についても、この先、短期間でどのような
結論
を得ることとなるのか、なかなか見えてこない
状況
です。 先ほども、他の
委員
への
答弁
の中で、
認可計画
についても引き続き
検討
していくし、また、3案についてもまだ判断できる
状況
にはないのだということでした。また、今、
在来線
との
関係
についても、もう少し
協議調整
をするということです。 私は、5月の
委員会
のときにも、
JR北海道
の社長が9月には
一定
の
結論
を出したいと言っているという
新聞報道
がありましたけれども、どういう
見通し
を持っているのかという
質問
をいたしました。そのときには、積極的に
調整
していくというのが
委員会
全体の話だったと思いますが、一連の
駅ホーム位置
の
検討状況
を踏まえて、今後の4
者協議
における
結論
の
見通し
について市はどのようにお
考え
になっているのですか。例えば、次の4
者協議
はいつ行うのか、全体の合意となっている月内を
一つ
の節目として、残り少ないですが、今月中にも改めて
調整
の上で
協議
を行っていくという
スケジュール
を
検討
されているのかどうなのか。 そして、9月に一旦のめどを置いたのは、まさに
工期
の問題があったのだと思います。この
検討
がおくれることにより、2030年度末としている
完成
・
開業
時期に
影響
が出てくるのではないかというふうに思いますので、今、4者の間でどういう
スケジュール感
を持って
考え
ているのか、まず、市の
認識
を伺いたいと思います。 ◎
田中
新幹線推進室長
今後の4
者協議
における
結論
の
見通し
と2030年度末の
完成
時期への
影響
についてのご
質問
かと思います。 現在、4者におきましては、今月末を目標として、鋭意、
技術的検討
や
事務打ち合わせ
を行っております。これらを踏まえまして、しかるべき時期に4
者協議
を開催することになるものと想定しております。
札幌
市としては、引き続き、
協議調整
、
検討
がスムーズに進むよう、
鉄道
・
運輸機構
や
JR北海道
に働きかけるとともに、必要な
意見
を述べてまいりたいと
考え
ております。 ◆坂本きょう子
委員
しかるべき時期にというご
答弁
でしたが、それは当然だと思います。4
者協議
の中では
工期
についての問題も出ておりましたし、
工期
が長くなる、
調査
に手間取ることになりますと、地下を走ったり、
引き上げ線
を設けるという案も
検討
されているわけですから、今の
段階
では全体的な
工事費
の増嵩は確実だと思います。まず、そこら辺のことについてもしっかりと
考え
ていただかなければならないと思います。一旦、手をつけてしまえば、それこそ、軽微な
変更
を含めて、その後の
調整
はなかなかできないわけです。まして、駅をどこに置くのかという問題ですから、ここはしっかりとやっていただかなければならないというふうに思います。 しかるべき時期であるとか、スムーズに進むように頑張るということだけではなく、私ども議会は
調査
特別
委員会
を議会の発意で
設置
して精力的に議論していこうという場をつくっているわけですから、私たち議員はもとより、
市民
の皆さんに対してもしっかりと情報提供していただかなければならないというふうに思います。
新幹線
駅をどこに
配置
するかによって、市の
まちづくり
に大変大きな
影響
があるというふうに思いますし、市としてもっと積極的に発言していく必要があると思います。 例えば、北8条西1丁目では再開発が行われていますが、当初の計画では、あそこは住宅と医療、福祉
関係
の
施設
が入ることになっておりました。ところが、医療系、福祉系の
施設
は入らないということになったようです。そこに新たにオフィスやホテルを建設するという計画になっていると聞いていますが、一旦、住民合意をしたものに対して、そのコンセプトが変わっていくことは、
まちづくり
としてはあり得ないことだと思っています。
新幹線
というのは、先ほども申し上げたように、どこに
配置
するかによって、都心部も含めて、
札幌
市の
まちづくり
に対して大きな
影響
があると思いますので、主体的に発言していただきたいと思います。 そして、しかるべき時期ということではなくて、いつまでにやってもらわないと困るのだという毅然とした態度をとっていただきたいと思いますが、改めて、そこをもう少し踏み込んでご
答弁
いただきたいと思います。 ◎
田中
新幹線推進室長
ただいま、
札幌
市がもっと積極的にというお話がございました。 おっしゃるとおり、
札幌
市としても、決して時期を延ばすわけではなく、さまざまなものに
影響
が出ると
考え
ておりますので、
札幌
市の
まちづくり
の観点も含めて、会議の中で、鋭意、積極的に発言してまいりたいと
考え
ておりますし、
札幌
市としても
調整
には積極的に参加していきたいと
考え
ております。 ○
國安政典
委員長
ほかに
質疑
はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 ここで、
理事者
が退室いたしますので、
委員
の方はそのままお待ちください。 最後に、
委員
派遣についてを議題といたします。 この件につきましては、理事会において
調査
都市や
調査
項目などを
協議
し、お
手元
に配付の
内容
のとおり、11月9日から11日までの日程で行政視察を行うことで合意が得られたところであります。 ここで、
委員
の皆様にお諮りいたします。 本
委員会
として、本案のとおり、行政視察実施のため、
委員
派遣を行うことにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
異議なしと認め、そのとおり決定いたします。 なお、行程などの詳細につきましては、理事会にご一任願います。
以上で、
委員会
を閉会いたします。 ―――――――――――――― 開 会 午後1時38分...
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