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平成28年(常任)文教委員会−04月27日-記録

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  1. 札幌市議会 2016-04-27
    平成28年(常任)文教委員会−04月27日-記録


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    平成28年(常任)文教委員会−04月27日-記録平成28年(常任)文教委員会  札幌市議会文教委員会記録            平成28年4月27日(水曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分     ―――――――――――――― ○山口かずさ 委員長  ただいまから、文教委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、堀川委員からは、欠席する旨、連絡がございました。  議事に入ります前に、私から、一言、ご挨拶をさせていただきます。  まずは、今月14日以降の熊本県を中心とした地震によって多くのとうとい命が失われています。お亡くなりになられた方々に対しましてご冥福をお祈り申し上げますとともに、残されたご遺族の方々にお悔やみを申し上げたいと思います。一日も早い復旧・復興を願っております。  さて、さきの本会議におきまして本委員会委員長に選任いただきました山口かずさでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、この札幌市に住む市民の皆さんライフスタイルは多様化しています。どんな家族の形であっても、この札幌で生まれて育った全ての子どもたち教育を受けて、自分自身で何かを選択できるようなまちに、そして、子どもたちにこのまちに住んでいてよかったと思ってもらえるように、さまざまな問題解決のために活発なご議論、そしてご協力をいただきながら、委員長の職責を全うしていきたいと思います。  1年間、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)     ―――――――――――――― ○山口かずさ 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  (伴委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆伴良隆 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には、伊藤理智子委員を推薦することの動議であります。 ○山口かずさ 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  異議なしと認め、副委員長には伊藤理智子委員が選任されました。  それでは、伊藤副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いします。 ○伊藤理智子 副委員長  ただいま副委員長に選任いただきました伊藤理智子でございます。  微力ではございますが、山口委員長を補佐し、委員皆さん理事者皆さんとともに、市民の皆さんに負託されました職責を全うし、1年間、奮闘していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○山口かずさ 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  最初に、子ども未来局からお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎村山 子ども未来局長  局概要の説明に先立ちまして、一言、ご挨拶を申し上げたいと思います。  ご承知のとおり、子ども未来局では、子どもの輝きがすべての市民を笑顔で結ぶまちを目指して、保育サービスの充実、子どもにかかわる相談支援体制充実強化など、さまざまな施策に取り組んでいるところでございます。  少子化などによって子どもと家族を取り巻く環境、社会情勢は大きく変化しております中、個々の状況に応じて適切に対応するため、職員一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  委員の皆様には、引き続きご意見、ご指導を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。  子ども未来局の各部長から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎村山 子ども未来局長  それでは、子ども未来局概要について、お手元の資料に基づきまして、各部長からご説明させていただきます。 ◎岡部 子ども育成部長  子ども育成部所管事業等につきましてご説明申し上げます。  初めに、資料の1ページをごらんください。機構と事務分掌についてでございます。  子ども育成部は、子ども企画課子ども権利推進課に加え、今年度、児童会館整備等に向けた体制強化として、小学校コミュニティ施設複合化した児童会館や多世代交流施設整備等を進めるために、放課後児童担当課長を新たに設置しております。職員定数は29名となっております。  右側の枠内の事務分掌でございますが、子ども企画課では、児童に関する施策の総括調整や、新・さっぽろ子ども未来プラン進捗管理などを担当しております。また、その下の子ども権利推進課では、少年の健全育成に係る事業企画立案及び実施や、子どもの権利の推進に関すること、若者支援に関することなどを担当しております。  次に、3ページに飛んでいただきまして、一番下の子ども権利救済事務局についてでありますが、職員定数は3名となっており、子ども権利侵害相談及び救済の申し立て等の処理に係る事務を行っております。  続きまして、資料の4ページをごらんください。  平成28年度における予算及び主要事業概要についてご説明させていただきます。  1の予算総括表にありますように、子ども未来局一般会計予算総額は約951億円で、前年度に比べて約92億円、率にして10.7%の増となっております。その下の子ども育成部予算総額は約60億円で、前年度に比べて約3億1,000万円、率にして5.5%の増となっております。  次に、その下にございます主な事業概要につきまして、表に沿ってご説明させていただきます。  初めに、1段目の子ども権利推進事業費は、権利条例普及啓発や、子ども議会を初め、子どもの参加の促進に係る事業費等を計上しております。  その下の札幌児童育成会運営委員会補助金は、民間の児童育成会に対し、児童数等に応じて助成金の交付を行うものでございます。  その下の仕事と暮らしのライフプラン支援事業費では、若者への情報発信起業支援により、ワーク・ライフバランス推進の好循環を生み出し、社会全体で子育て世代を応援する環境を整備していくものでございます。  その下の仮称)子ども貧困対策計画策定関係費では、平成29年度中の計画策定に向け、子どもの貧困の実態を把握するためのアンケート調査などを実施する経費を計上しております。  その下、3項目まとめてでございますが、児童会館運営管理費ミニ児童会館運営管理費放課後子ども教室推進モデル事業費は、児童健全育成を図る子育て、子育ちの拠点として、児童会館ミニ児童会館放課後子ども教室などを実施する経費を計上しております。  その下の児童会館整備費は、苗穂はるにれなどの児童会館について、小学校への複合化を進めるとともに、既存の老朽化した児童会館のうち、学校改築とのタイミングが合わない児童会館の再整備手法について調査を行うほか、児童会館体育室の一部を活用することなどにより、放課後児童クラブ専用区画の拡大を図ってまいります。  その下のミニ児童会館整備費は、放課後子ども館を実施している茨戸小学校ミニ児童会館整備するとともに、元町北小ミニ児童会館の面積を拡大する工事を実施いたします。  最後に、若者支援施設運営管理費は、若者支援総合センター及び若者活動センター4館の運営管理に係る経費であり、5館のネットワークを活用しながら若者の社会的自立を総合的に支援しているものでございます。 ◎川原 子育て支援部長  引き続き、子育て支援部についてご説明申し上げます。  初めに、機構と職員定数についてご説明いたします。  資料の1ページと2ページに戻りまして、子育て支援部機構図が掲載されておりますので、ごらんください。  子育て支援部は、子育て支援課区保育子育て支援センター認定こども園じいろ及び施設運営課を合わせた9課体制で、職員定数は485人となっております。  次に、課ごと事務分掌についてご説明します。  子育て支援課では、公立保育所子育て支援総合センターなど23カ所の公立施設の管理、保育・子育て支援センター整備計画地域子育て支援事業企画推進、母子、父子、寡婦の福祉に関する事務児童扶養手当特別奨学金などの支給事務保育所等における児童処遇の指導などを担当しております。また、区保育子育て支援センターでは、保育所としての機能のほか、区の子育て支援の拠点として、さまざまな地域子育て支援事業の実施や関係他機関との連絡調整などを担当しております。  なお、今年度から、区保育子育て支援センター整備子育て支援体制の強化を図るため、これらの事業を専門に担当する子育て支援推進担当課長の職を新たに設置しております。  次に、2ページの下段の施設運営課では、保育所等入所事務の総括、施設への監査、保育料等に関する事務認可確認事務施設整備補助各種給付や助成などに係る事務を担当しております。  続きまして、平成28年度の予算概要についてご説明いたします。  お手元の資料の4ページの1 予算総括表一般会計の3段目の子育て支援部の欄をごらんください。  平成28年度の予算総額は約847億円となっており、前年度当初予算に比べて約87億円、率にして11.5%の増となっております。また、次の段の特別会計母子父子寡婦福祉資金貸付会計は、ひとり親家庭経済的自立に必要な資金の貸し付けを行うもので、28年度予算額は約2億円となっております。  次に、主な事業概要についてご説明いたします。  同じページの2 主要事業の中ほどの子育て支援部の欄をごらんください。  初めに、1段目と2段目の児童手当費児童扶養手当費は、児童の養育を支援するため、必要な世帯に各種手当を支給するものです。  その下の私立教育保育施設給付費は、保育所幼稚園認定こども園運営について、その下の小規模保育事業費は、新制度で新たに創設された認可事業である小規模保育事業運営について、それぞれ必要な費用を給付するものです。  その下の私立保育所等補助金とその下の私立幼稚園等補助金は、保育所幼稚園における保育、教育の質の確保や運営を支援するため、各種の補助や助成を行うものです。  その下の私立幼稚園就園奨励費補助金は、幼稚園児の家庭の経済的負担を軽減するため、入園料保育料の一部を補助するものです。  その下の私立保育所整備費等補助金認定こども園整備費補助金は、保育所等施設増改築等に係る費用の一部を補助するものです。  その下から三つの事業子育てサロン事業費、一時預かり事業費、時間外保育事業費は、いずれも地域における子育て支援事業でございまして、子育てサロン運営や一時預かり、時間外保育の実施に必要な費用の補助などを行うものであります。 ◎天田 児童相談所長  引き続き、児童相談所所管事業等につきましてご説明申し上げます。  初めに、機構についてですが、戻っていただき、資料の3ページをごらんください。  児童相談所は、地域連携課相談判定一課、相談判定二課の3課体制となっており、職員定数は104人でございます。  次に、右側の枠内の事務分掌でありますが、地域連携課では、児童福祉施設等への措置費の支弁及び保護者からの負担金徴収、発達に心配のある児童への療育支援事業、一時保護所運営関係機関との連携強化などといった児童虐待防止対策事業等を担当しております。  その下の相談判定一課及び相談判定二課では、児童に関するさまざまな相談をお受けするとともに、心理判定医学的診断などに基づいて措置を決定する業務などを担当しております。  続きまして、平成28年度における予算概要と主な事業についてご説明いたします。  お手元の資料の4ページをごらんください。  上段の1 予算総括表の4段目、児童相談所平成28年度予算総額は約43億7,000万円であり、前年度と比べて約1億3,000万円、率にして3.1%の増加となっております。  それでは、主な事業概要について、同じページの下段の2 主要事業の表に沿ってご説明させていただきます。  初めに、1段目の児童相談所運営管理費では、児童に関するさまざまな問題について相談援助活動を行ってまいります。  その下の児童虐待防止対策事業費では、虐待防止をするため、医療関係者向けの研修などを行う経費を計上するものでございます。  その下の社会的養護体制整備事業費では、児童に家庭的な養育環境を提供するため、児童養護施設の改築などに対して補助を行うものであります。  その下の児童相談体制強化事業費では、増加する児童虐待通告や障がい相談への対応、地域との連携強化などに向け、医師職の配置や第二児童相談所必要性など、要保護児童に対する相談体制の強化について検討を行う経費を計上するものでございます。  最後に、大学進学等奨励給付事業費は、本年度の新規事業として、児童福祉施設入所児童が大学などに進学する場合に、進学に際し必要な生活費などについて、返済不要な給付金として、1人につき年間60万円を限度に支給するものでございます。  なお、平成27年度より一時保護所改修工事を進めてまいりましたが、一昨日より供用を開始し、定員を36名から50名へ増員したところでございます。 ○山口かずさ 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時17分       再 開 午後1時18分     ―――――――――――――― ○山口かずさ 委員長  委員会を再開いたします。  次に、教育委員会理事者の紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎長岡 教育長  引き続きまして、教育委員教育次長及び各部長の自己紹介をさせていただきます。  なお、本日、池田光司委員池田官司委員阿部夕子委員及び佐藤淳委員は、所用のため、欠席させていただいております。  自己紹介の後、私から教育委員会の方針についてご説明申し上げます。続きまして、教育委員会概要について、教育次長から説明いたします。  (理事者自己紹介) ◎長岡 教育長  私から、教育委員会の方針について、お手元にお配りさせていただいております札幌教育振興基本計画概要版に基づいてご説明させていただきます。  この計画は、幼児期から生涯を通じた教育施策を総合的に示すものでございます。平成26年度からの10年間を見据えた札幌教育ビジョンと前期5年間の札幌教育アクションプランから成ってございます。  概要版の3ページ、4ページをごらんください。  本計画では、札幌市の教育が目指す人間像として、自立した札幌人を掲げてございます。自立した札幌人とは、未来に向かって創造的に考え、主体的に行動する人、心豊かで自他を尊重し、共に高め合い、支え合う人、ふるさと札幌を心にもち、国際的な視野で学び続ける人をあらわしております。  4ページにもございますとおり、自立という言葉は、自己肯定感自己有用感と、ともに支え合いながら生きていく共生の思いをあわせ持つという意味を込めたものでございます。また、札幌人とは、ふるさと札幌への思いを心に持ち、伝統や文化を尊重しつつ、国際的な視野も持って、札幌を初め、さまざまな地域や国で活躍する姿をあらわしております。  この人間像を実現するための基本的方向性として、3ページ下段にございますが、自ら学び、共に生きる力を培う学びの推進、多様な学びを支える環境の充実、市民ぐるみで支え合う仕組みづくりの三つを掲げており、社会状況の変化を的確に捉え、学校、地域、家庭など、さまざまな活動主体が一体となって生涯にわたる学びを高め合っていきたいと考えております。自立した札幌人の実現に向けて、関係機関等との連携協力を図るとともに、企業などからの協力と参画も得ながら、概要版ページ、6ページにございますとおり、14の基本施策と37の施策を着実に進めてまいります。  札幌の未来を担う子どもたちが健やかに成長していくため、教育委員会が果たす役割はますます重要になってきております。札幌市の教育行政のため、誠心誠意、職責を果たす所存でございますので、よろしくお願いいたします。  引き続き、教育委員会概要につきまして、教育次長から説明申し上げます。 ◎大友 教育次長  私から、教育委員会概要につきましてご説明いたします。  お手元の資料の1ページ札幌教育委員会行政機構図をごらんください。  事務局に置く部といたしましては、生涯学習部学校教育部の2部があり、ほかに部に準ずるものとして中央図書館がございます。また、課の組織といたしましては、事務局全体で八つの課、そのほか、事業を実施するための担当課長を別途置いております。  次に、4ページの2 市立学校概要をごらんください。  平成27年5月1日現在、札幌市には幼稚園から高等学校及び特別支援学校を合わせて325校があり、その幼児、児童生徒数は14万2,668人です。また、これら市立学校職員数は、教職員が9,271人、その他職員が772人、合わせて1万43人となっております。  続きまして、平成28年度の教育費予算についてご説明いたします。  5ページの3 平成28年度教育費予算の1 予算総括表をごらんください。
     平成28年度教育費予算額でありますが、総額440億4,000万円余り、前年度に比べて64億円余り、率にしますと17.0%の増となっております。増額の主な理由は、学校改築市立札幌みなみ杜高等支援学校に係る工事費のほか、(仮称)絵本図書館や図書・情報館に係る工事費の増などであります。  平成28年度予算におきましては、昨年12月末に策定された札幌まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2015を踏まえ、ハード・ソフトの両面において事業緊急性優先度を考慮いたしました。具体的には、老朽化した学校施設長寿命化を図る改修や、(仮称)絵本図書館の開館などを行うほか、豊明高等養護学校学科見直しに伴う環境整備、算数の授業における少人数指導実施に向けたカリキュラム整備など、さらなる教育環境の充実に取り組んでまいります。  各部ごと予算額につきましては、資料に記載のとおりとなっております。  私からの説明は以上でございますが、2 主な事業の項目を含めた各部の概要につきましては、それぞれの部長からご説明いたします。 ◎山根 生涯学習部長  私から、生涯学習部所管事務についてご説明いたします。  1ページにお戻りいただきまして、1 札幌教育委員会行政機構図をごらんください。  生涯学習部は、教育委員会事務に関する総括的事項学校配分予算に関する事務を所管するほか、学校、家庭、地域等の連携を図りながら、多様な学習機会を提供するなどの各種生涯学習施策推進、生涯学習センター青少年科学館を初めとした社会教育施設運営等を行っております。また、学校施設担当部では、学校幼稚園管理運営教材等整備、施設の改築、耐震補強等に関する事務学校給食学校保健に関する事務等を所管しております。  次に、平成28年度教育費予算のうち、生涯学習部所管事業についてご説明いたします。  5ページの3 平成28年度教育費予算のうち、2 主な事業の生涯学習部の欄をごらんいただきたいと思います。  まず、地域活動推進事業費ですが、地域住民などのボランティアによる学校図書館の運用や、学校施設において、地域の人材を活用した土曜講座、サッポロサタデースクールの開催など、学校を核に学校、家庭、地域が連携し、地域の教育力の向上を目的とした取り組みを行います。  2項目め学校新築費ですが、石山地区に新設する小学校実施設計を行います。  3項目め学校改築費ですが、耐震性能が低く、老朽化が進んだ学校施設を対象に、順次、改築を実施しており、今年度は二条小学校などの校舎改築等中央小学校などの実施設計を行います。  4項目めの仮称)南部高等支援学校整備費ですが、平成29年4月に開校予定市立札幌みなみ杜高等支援学校について、校舎等改築工事を行います。  5項目め学校給食施設整備費ですが、学校給食室老朽化対策として、ドライシステムを導入した給食室を別棟で整備するものであり、今年度は新発寒小学校実施設計を行います。  6項目め施設改修等整備費ですが、児童生徒安全確保のため、老朽化が進行している校舎の外壁や給水設備などについて、短期的かつ集中的に改修を行います。また、教育環境の改善のため、トイレの洋式化などを実施いたします。  最後に、リニューアル改修費ですが、学校施設耐久性を高め、長寿命化を図るとともに、建物の機能や性能をレベルアップする改修を実施するものであり、今年度は5校の実施設計を行います。 ◎引地 学校教育部長  私から、学校教育部所管事務についてご説明いたします。  2ページにお戻りいただきまして、1 札幌教育委員会行政機構図をごらんください。  まず、学校教育部所管事務ですが、市立幼稚園市立学校の就学に関する事務のほか、教科用図書の採択、奨学金制度の運用や就学援助及び教科指導など学校教育活動に関する専門的事項の指導、調査研究教職員の研修に関する事務等を所管しております。また、平成29年度に市立札幌みなみ杜高等支援学校を開校する準備のため、旧真駒内緑小学校跡利用施設内に開校準備室を設置しております。  次に、児童生徒担当部所管事務ですが、いじめや不登校の未然防止及びその早期発見早期対応に向けた教育相談など生徒指導に関する事務のほか、札幌市全体の幼児教育水準向上を図るための各種施策推進に関する事務を所管しております。  次に、教職員担当部所管事務ですが、教職員にかかわる人事、給与、服務の取り扱いや健康管理に関する事務を所管しております。  次に、教育制度担当部所管事務ですが、平成29年度に県費負担教職員給与負担等指定都市に移譲されることに伴う関係諸制度の整備に関する事務を所管しております。  続きまして、平成28年度教育費予算のうち、学校教育部所管事業についてご説明いたします。  6ページ学校教育部の欄をごらんください。  主な事業を抜粋してご説明いたします。  まず、学校教育指導費ですが、平成28年度は、オリンピック・パラリンピック教育推進するほか、全ての小学校専門性を生かした英語指導を行うことを目指し、段階的に英語専門教師を配置する事業など、学校支援体制の充実に努めてまいります。  3項目めの算数にーごープロジェクト事業費ですが、小学校5〜6年生の算数の授業を25人程度の少人数で行うものであり、平成28年度は5校をモデル校とし、非常勤講師を配置して授業を実践しながら、カリキュラム整備教員配置のあり方などを検討いたします。  5項目め運動部活動事業費ですが、部活動運営を顧問として単独で行うことができる外部顧問と、顧問教諭が不在でも単独で生徒を指導できる特別外部指導者学校のニーズにあわせて派遣するものであります。特別外部指導者につきましては、平成27年度は中学校に10人配置いたしましたが、28年度は46人に拡大いたします。  最後に、学校図書館司書配置事業費ですが、中学校読書活動推進し、学校図書館の活用を図るため、全中学校学校図書館司書を配置する事業でございます。平成27年度は10校に配置しましたが、28年度は30校に拡大いたします。 ◎千葉 中央図書館長  私から、中央図書館所管事務についてご説明いたします。  3ページにお戻りいただきまして、1の札幌教育委員会行政機構図の中段から下をごらんください。  平成28年度については、利用サービス課に(仮称)札幌絵本図書館の開設に向けて主査(絵本図書館)を新設いたしました。  図書館では、資料の収集、整理、閲覧、貸し出し、相談業務、普及事業などを行っております。図書施設の数は、13ページにあります5 社会教育施設一覧にございますように、中央館、九つの地区図書館等を含めて45カ所となっております。全体の利用状況は、平成27年度末で、蔵書冊数は約260万冊、年間貸し出し冊数は約670万冊となっております。  次に、平成28年度の予算は、6ページにお戻りいただきまして、中央図書館の欄をごらんください。  まず、図書館ホームページ改修事業費ですが、現在の図書館ホームページをスマートフォン対応にするとともに、図書館からの情報発信の充実に取り組むものです。  2項目めの図書館照明LED化事業費ですが、現在、蛍光灯を使用している地区図書館につきまして、消費電力の少ないLED照明を導入するものです。  3項目めの仮称)絵本図書館整備費ですが、平成28年11月7日の供用開始を予定しております白石区複合庁舎内に設置する(仮称)絵本図書館の建設工事費等となります。  最後に、図書・情報館整備事業費ですが、平成30年度の供用開始を予定しております市民交流プラザ内に設置する図書・情報館の建設工事費等となります。  なお、資料として、(仮称)絵本図書館のリーフレットをお手元に配付してございます。先ほども申し上げましたとおり、平成28年11月7日の供用開始を予定している(仮称)絵本図書館概要となっており、この場をかりて皆様に配付させていただきたいと思います。 ○山口かずさ 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口かずさ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時37分...