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平成28年(常任)建設委員会−04月22日-記録
平成28年(常任)厚生委員会−04月22日-記録

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  1. 札幌市議会 2016-04-22
    平成28年(常任)厚生委員会−04月22日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成28年(常任)厚生委員会−04月22日-記録平成28年(常任)厚生委員会  札幌市議会厚生委員会記録            平成28年4月22日(金曜日)       ────────────────────────       開 会 午後2時58分     ―――――――――――――― ○こじまゆみ 委員長  ただいまから、厚生委員会を開会いたします。  報告事項ですが、勝木委員からは、欠席する旨、連絡がございました。  議事に入る前に、一言、ご挨拶を申し上げます。  まず、4月14日以降の熊本県を中心とした地震によりお亡くなりになりました犠牲者の方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災されている方々に対して心からお見舞いを申し上げます。一日も早い被災地の復旧、復興を願うものであります。  さて、過日の本会議にて厚生委員長の大役を仰せつかりましたこじまゆみでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本委員会は、福祉介護医療、さらには健康衛生分野など直面する課題はさまざまでございますが、人口減少社会、少子・超高齢社会が急速に進展する中で、果たすべき使命は大変大きいと認識しているところでございます。  委員皆様理事者皆様のご協力をいただきながら、課題解決に向け、円滑な議論ができますよう全力で取り組んでまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)     ―――――――――――――― ○こじまゆみ 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  ご発言はございませんか。  (北村委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆北村光一郎 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。  副委員長には、岩崎道郎委員を推薦することの動議であります。
    ○こじまゆみ 委員長  ただいまの動議のとおり、岩崎道郎委員を副委員長とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○こじまゆみ 委員長  異議なしと認め、副委員長には岩崎道郎委員が選任されました。  それでは、岩崎副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○岩崎道郎 副委員長  ただいま副委員長に選任いただきました岩崎道郎でございます。  まだまだ本当に微力な立場ではございますが、委員皆様、そして理事者皆様のご協力をいただきながら、しっかりとこじま委員長を補佐させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○こじまゆみ 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要説明をお願いいたします。 ◎瀬川 保健福祉局長  まず、本日出席しております障がい保健福祉担当局長医務監、そして各部長から、順次、自己紹介させていただきます。  (理事者自己紹介) ◎瀬川 保健福祉局長  なお、子ども発達支援総合センター子ども心身医療担当部長診療担当部長発達医療担当部長は、本日、欠席でございます。  それでは、私から、保健福祉局概要につきましてご説明を申し上げます。  私ども保健福祉局では、急速に進展する少子高齢化などへの対応を初め、本市の保健医療福祉に関する各施策を総合的に推進しております。高齢者や障がいのある方への福祉事業介護保険制度国民健康保険制度運営健康づくり推進、さらには、食品安全対策や斎場、墓園の管理に至るまで、まさに市民の皆さんの生活に密着したさまざまな事業を行っているところでございます。  それではまず、お配りしております資料の1ページから2ページにございます局の機構についてであります。  保健福祉局には、障がい保健福祉担当局長及び医務監を配置しております。障がい保健福祉担当局長は、障がい保健福祉に関する事務全般を、そして、医務監は、保健衛生医療に関する事務のほか、局内の医務関係業務全般を担当しております。局全体の機構といたしましては、総務部監査指導室高齢保健福祉部、障がい保健福祉部保険医療部保健所衛生研究所の7部体制となっておりまして、現員数はこの4月1日現在で644人となっております。  次に、予算についてでございます。  お配りしております資料の4ページにございますように、平成28年度の歳出予算は、一般会計が前年度から約39億円増の約3,136億円、特別会計が約18億円減の約3,838億円となっておりまして、これらの金額を合わせますと、札幌市の予算額の4割強を占めるに至っているところでございます。  以上のように、保健福祉局は、組織、予算の規模が他局に比べて大変大きくなっているところでございます。  私どもとしては、少子高齢化が確実に進んでいく中で、地域関係機関と行政がより一層連携を深め、支援を必要とする方の現状を積極的に把握して、きめ細やかな福祉施策を展開してまいりたいと考えているところでございます。あわせまして、各区あるいは子ども未来局など関係部局との連携も密にいたしまして、保健福祉にかかわるさまざまな課題を着実に解決しながら、市民サービスの向上に取り組んでまいりたいと考えております。  今後とも、委員皆様には忌憚のないご意見、ご指導を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、各部の所管事業につきまして、各部長から、順次、ご説明を申し上げます。 ◎白岩 総務部長  私からは、総務部所管事務事業等につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、機構についてでございますが、資料の1ページ上段をごらんいただきたいと思います。  総務部は、総務課保護自立支援課の2課体制でございまして、現員数は4月1日現在で55名でございます。  このほか、札幌社会福祉協議会課長職1名と係長職1名を派遣しております。  総務部の主な業務としては、局所管事務総括調整保健及び福祉に係る施策総合調整地域福祉活動推進臨時福祉給付金に関する事務生活保護生活困窮者自立支援に関する事務などを所管しております。  また、各区役所の保健福祉部機構等につきましても、私からご説明を申し上げます。  3ページをお開きいただきたいと思います。  区の保健福祉部は、保健福祉部長のほかに、豊平区、清田区と手稲区には福祉担当部長豊平区、清田区、手稲区を除く7区に保健担当部長が配置されております。  なお、保健担当部長は、昨年度まで配置されておりました医事担当部長の名称を変更したものでございます。  昨年度までは、保健所地域医事担当部長が区の医事担当部長を兼務しておりましたが、現場の実態等を踏まえまして、今年度から保健担当部長を本務、保健所地域医事担当部長を兼務として入れかえております。  次に、課につきましては、保健福祉課、健康・子ども課保護課及び保険年金課で構成されております。業務専門性に対応するために、全区の保健福祉課には介護障がい担当課長が配置されております。また、健康・子ども課には、北区に医事担当課長、厚別区、豊平区、清田区、南区を除く各区には生活衛生担当課長が配置されておりますが、北区の生活衛生担当課長保健担当部長事務取扱白石区、手稲区の生活衛生担当課長につきましてはそれぞれ東区、西区の生活衛生担当課長が兼務しております。また、福祉活動支援担当課長は、自主運営を除く各地区のまちづくりセンター所長が兼務しております。  次に、各課の業務でございますが、保健福祉課は、各種手当給付介護保険の認定、給付高齢者や障がいのある方への保健福祉に関する相談サービスの支給などを行っておりまして、健康・子ども課は、母子保健健康づくり生活衛生に関する業務などを所管しております。保護課は、生活保護に関する業務を行っておりまして、区によっては複数の課が設置されております。  次に、保険年金課は、国民健康保険後期高齢者医療及び介護保険料の賦課、徴収に関する業務などを行っております。  戻りまして、次に、総務部平成28年度における主な事業予算概要についてご説明を申し上げます。  資料の6ページをお開きいただきたいと思います。  総務部予算額につきましては、約1,382億3,000万円で、前年度に比べますと0.6%の減となっております。  主な支出項目説明してまいります。  まず、民生委員費でございますが、これは、民生委員活動支援する活動費交付金資質向上を図るための研修経費でございます。  次に、太字項目の3番目の社会福祉事業助成費についてでございます。このうち、1段目の社会福祉協議会運営費等補助金は、社会福祉協議会事務局経費事業費に加えまして、判断能力の不十分な高齢者や障がいのある方が地域で自立した生活を送ることを支援する日常生活自立支援事業に対する補助となっております。また、2段目の福祉まち推進センター事業費は、少子高齢化が進む中、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりを進めるため、地区福祉まち推進センター活動費などを助成するものでございます。  次に、6ページ太字項目の一番下にございますその他社会福祉事業総括費の中の2段目、福祉除雪事業費ですが、これは、自力で除雪を行うことが困難な高齢者や障がいのある方の世帯に対しまして、地域協力員が間口などの除雪を行うものでございます。  次に、7ページ太字項目の1番目と2番目の中国残留邦人等支援事業費及び中国残留邦人等生活支援給付金につきましては、中国残留邦人等に対しまして、通訳の派遣や日本語教育支援生活支援給付金支給等を行うものでございます。  また、3番目の太字項目臨時福祉給付金事業費についてであります。これにつきましては、平成28年度は、臨時福祉給付金のほか、低所得の年金受給者に対する臨時的な給付を実施するものでございます。  続きまして、4番目の太字項目生活困窮者福祉事業費の1番目の就労ボランティア体験事業費でありますが、これは、生活保護受給者に就業体験的なボランティア活動の場を提供するものであります。  次に、2番目の生活困窮者自立支援事業は、生活困窮世帯への就労その他の問題に関する相談支援住居確保給付金の支給、一時生活支援及び中学生の学習支援等を行うものであります。  最後に、一番下の太字項目生活保護扶助費でございます。平成28年度予算額は約1,325億6,000万円でありまして、前年度当初予算と比べますと0.7%、約9億円の増となっております。 ◎小笠原 監査指導室長  私から、監査指導室事務概要についてご説明いたします。  初めに、機構につきましては、資料の1ページをごらんください。  監査指導室長監査指導課長及び指導担当係長8名の体制となってございます。また、経理監査等充実強化を図るため、非常勤職員2名を配置しております。  当監査指導室では、社会福祉法人設立認可事務及び指導監査のほか、保護施設老人福祉施設、障がい者支援施設児童福祉施設指導監査及び介護老人保健施設実地指導を行っております。監査対象となる社会福祉法人は207法人で、これらの法人等運営する監査対象施設につきましては、平成28年4月1日現在で、保護施設4、老人福祉施設101、障がい者支援施設28、児童福祉施設282の合計415の社会福祉施設と、介護老人保健施設48を合わせて463施設となってございます。これらの法人施設を対象に、原則、年1回、指導監査を行っておりまして、今年度も同様に実施する予定でございます。 ◎渋谷 高齢保健福祉部長  私から、高齢保健福祉部概要についてご説明させていただきます。  まず初めに、機構についてでございますが、お手元の資料の1ページ目をごらんください。  高齢保健福祉部は、高齢福祉課介護保険課認知症支援介護予防担当課長事業指導担当課長を置く2課2担当課長体制で、4月1日現在の現員数は61名でございます。  次に、平成28年度当初予算における主な事業予算概要についてご説明させていただきます。  お手元の資料の8ページ目をごらんください。  高齢保健福祉部予算額は、一番上段にありますとおり、約296億円で、前年度に比べて、7.5%、約24億円の減となっております。  具体的な事業では、飛びますが、10ページをごらんください。  上から2番目の太字項目老人福祉施設整備費のうち、その下の広域型特別養護老人ホーム新築費等補助金につきましては、予算額が約7億円となっております。定員80名の特別養護老人ホームの新設及び災害時の福祉避難場所用スペース整備に対する補助として、平成27年度着工分3カ所と28年度着工分4カ所、合計7カ所分を計上しております。  なお、平成28年度の着工分につきましては、平成27年から29年の3年間の高齢者保健福祉計画介護保険事業計画において、計画上は3カ所を予定しておりましたけれども、近年の特養の選定状況等に鑑みまして、29年度の着工分1カ所を前倒して対応しているところでございます。  続きまして、介護保険会計についてご説明させていただきます。  ページが飛びますが、29ページをごらんください。  29ページ上段でございますが、予算総額は約1,325億円で、前年度に比べて0.5%の増となっております。  このうち、地域支援事業につきましては、ページが飛んで恐縮ですが、32ページをごらんください。  32ページの右側の上から3段目にありますとおり、地域支援事業費は約22億円で、これは前年度に比べて約8.4%の増となっております。  具体的な事業で申し上げますと、1ページお戻りいただきまして、31ページをごらんください。  31ページの一番上の太字項目包括的支援事業費のうち、伸びの大きな事業としては、その下の地域包括支援センター運営事業費で、予算額は約11億6,000万円を計上しております。これは、高齢者人口の伸びに伴う職員数の増などを見込んでおります。  それから、もう一つ、その下の認知症施策5か年計画推進事業費ですが、予算額は約5,000万円を計上しております。この事業は、認知症早期発見早期支援充実による増を見込んでいるところでございます。 ◎嶋内 障がい保健福祉部長  私から、障がい保健福祉部概要につきましてご説明させていただきます。  初めに、機構についてでございますが、資料ページの右列及び2ページ左列上段をごらんいただきたいと思います。  障がい保健福祉部は、障がい福祉課身体障害者更生相談所知的障害者更生相談所精神保健福祉センター子ども発達支援総合センター地域支援課子ども心身医療課、2ページ上段になりますが、児童心理治療課自閉症児支援課で構成されておりまして、今年度から発達医療センターの機能を2カ所体制にして運営しております。また、障がい保健福祉部全体の現員数は4月1日現在で246名となっております。  次に、平成28年度の主な事業予算概要でございますが、資料の10ページをごらんください。  障がい保健福祉部予算は、下段にありますとおり、約726億円で、前年度と比べて、6.6%、約44億9,000万円の増となっております。  具体的な施策の主なものについてご説明いたします。  まず、13ページの上から3項目め白石複合庁舎等整備費元気カフェ)の2,400万円でございますが、これは、障がい者の就労機会創出等を目的として、白石複合庁舎整備に合わせて新庁舎元気カフェ整備するものでございます。元気カフェにつきましては、本庁舎社会福祉総合センター中央図書館に続きまして4カ所目となります。  次に、14ページ二つ目太字項目子ども発達支援総合センター運営費の上から1項目め子ども心身医療センター運営費約3億6,000万円でございますが、平成28年4月から発達医療センターの機能が2カ所体制となったことに伴い、必要となる運営費を含めて計上しております。  次に、15ページの下から3項目めの障がい者相談支援事業費約3億7,000万円でございますが、これは、全市で20カ所体制相談支援事業所のうち、指定管理施設分を除く19カ所で実施する事業でございまして、このうち5カ所で相談員を1人ずつ増員するための費用を計上するなど、地域生活支援充実を図っております。  同じく、15ページの一番下の項目の障がい者就業生活相談支援事業費約9,400万円でありますが、ジョブサポーターを1名増員するための費用を計上して相談支援充実を図っております。  最後に、16ページ三つ目太字項目移動支援費約9億1,000万円でありますが、これは、重度の肢体不自由のある方につきまして、両手両足で4肢と言いますけれども、現在、3肢以上に障がいのある方から2肢以上に障がいのある方へと対象者を拡大するための費用を計上しております。 ◎富樫 保険医療部長  保険医療部概要についてご説明いたします。  初めに、機構についてでございますが、説明資料の2ページにお戻りいただきたいと思います。  2ページ左側上部をごらんください。  保険医療部は、昨年度と同じく、保険企画課1課及び担当課長2名で構成されておりまして、4月1日現在の現員数は48名となっております。  事務分掌につきましては、国民健康保険国民年金後期高齢者医療制度医療費助成制度といった市民医療年金にかかわる事業を担当しております。また、北海道後期高齢者医療広域連合に対しまして、部長職1名、係長職5名、一般職5名の合計11名の職員を派遣しているところでございます。  次に、平成28年度における主な事業予算概要についてであります。  保険医療部では、一般会計のほかに、国民健康保険後期高齢者医療の二つの特別会計を所管しております。  資料の17ページ中段をごらんください。  まず、一般会計についてでございますが、平成28年度予算総額約599億6,000万円と、前年度に比べまして、約15億1,000万円、2.6%の増加となっており、その主な要因といたしましては、18ページの上から二つ目太字項目後期高齢者療養給付費負担金や、その二つ下太字項目国民健康保険会計繰出金の増によるものであります。  なお、この繰出金のうち、保険料軽減対策分52億8,000万円を計上してございますが、これは、後ほどご説明いたします1世帯当たり平均保険料を据え置くためのものでございます。  主な事業といたしましては、国民年金にかかわる法定受託事務重度心身障がい者医療を初めとする各種医療助成事業後期高齢者医療制度に加入されている方に対する健診事業などがあります。  以上が一般会計でございます。  かわりまして、特別会計についてご説明いたします。  少し飛びまして、25ページをごらんください。  まず、国民健康保険会計についてでございます。  予算総額につきましては、平成28年度予算総額で約2,285億5,000万円となりまして、前年度に比べ、約19億1,000万円、率にして0.8%の減となっております。  その主な要因は、26ページの中段以降にあります太字項目介護保険給付費納付金、それから、その二つ下太字項目であります後期高齢者支援金が減少したためでございます。  国民健康保険会計の歳出を大きく占めるのは、25ページに戻っていただいて、上から三つ目太字項目であります療養給付費でございます。平成28年度予算では、前年度に比べて減少しております。これは被保険者数の減少が理由でありますが、一方で1人当たり医療費自体は引き続き増加しております。  札幌市の国民健康保険は、1人当たり医療費が高く、さらに加入者平均所得が低いという大変厳しい状況でございますが、加入世帯保険料の負担を少しでも軽減するために、一般会計繰入金により医療分支援金分の1世帯当たり平均保険料を据え置いているところでございます。  最後になりますが、後期高齢者医療会計です。
     28ページをごらんください。  この後期高齢者医療会計というものは、後期高齢者医療制度保険料を収入して、それを北海道後期高齢者医療広域連合へ納めるための会計でございます。平成28年度予算では総額で約226億9,000万円と、前年度に比べ、約5億5,000万円、率にして2.4%の減となっております。 ◎川上 健康企画担当部長  続きまして、保健所関係についてご説明いたします。  初めに、機構についてでございますが、保健所は、資料の2ページにございますとおり、昨年度と同じく八つの課で構成されております。昨年度から引き続き、保健所長保健福祉局医務監事務取扱となっており、4月1日現在の現員数は179名となっております。  次に、保健所事務分掌についてでございますが、市民健康づくり、食育、栄養改善母子保健等推進夜間急病センター運営管理病院等許認可や立入検査、インフルエンザや結核、エイズ等感染症対策火葬場、墓地、動物管理センター運営管理飲食店食品製造業、旅館、公衆浴場許認可指導など、市民生活に関連の深い事業を幅広く担当しております。  次に、平成28年度における主な事業予算概要についてでございます。  資料の18ページ中段をごらんください。  平成28年度予算額は約130億4,000万円で、前年度と比べまして、9.7%、約11億5,000万円の増となっております。  それでは、主なものを事業別にご説明いたします。  最初に、19ページの下から2番目の太字項目感染症予防費でございます。これは、予防接種の実施のほか、感染症発生時における患者の調査や普及啓発活動等予防対策を講じ、感染症の蔓延を防止するための事業でございます。平成28年度予算額は約41億5,000万円で、前年度当初予算と比べて約7億2,000万円の増となっております。これは、主に、28年4月から北海道全域で開始された日本脳炎の定期予防接種に係る経費の増加によるものでございます。  次に、20ページの一番上の太字項目母子保健対策費の8項目めにあります不妊治療支援事業費でございますが、これは、特定不妊治療費助成や、不妊に関する相談及び情報提供に係る事業でございます。平成28年度については、国の助成拡大を踏まえ、初回治療費助成及び男性不妊治療助成を拡大することから、約4億円の事業費を計上しております。  次に、今ご説明した不妊治療支援事業費の下にございます妊娠・出産包括支援事業費約4,000万円ですが、平成28年度は新たに宿泊型、日帰り型の産後ケア事業を開始いたします。  次に、同じ20ページの上から2番目の太字項目健康増進対策費の3項目めにあります仮称)がん対策推進プラン策定事業費、そして、21ページの上から2番目の太字項目のその他予防衛生費の2項目めにあります仮称)札幌歯科保健推進計画策定事業費、及び、22ページの上から5番目の太字項目動物管理センター運営管理費の2項目めにあります仮称)札幌動物愛護管理推進計画策定事業費でございます。これら三つの事業は、それぞれの計画策定のための事業費を計上するものでございます。 ◎木田 衛生研究所長  私から、衛生研究所概要について説明させていただきます。  初めに、所の機構についてでございます。資料ページ右側下段をごらんください。  衛生研究所は、保健科学課生活科学課の2課体制となっておりまして、4月1日現在の現員数は41名でございます。  次に、予算についてでございます。  22ページ下段をごらんください。  今年度の予算額は、前年度より5.9%増の約1億9500万円でございます。  各課の主な事業でございます。保健科学課では、新生児や妊婦のさまざまな病気の早期発見を目的とした集団検査、また、インフルエンザなどの感染症検査や食中毒の原因となる微生物検査、エイズの抗体検査などを通じ、市民の健康危機管理を担っております。生活科学課では、食品中の残留農薬や放射能の検査、遺伝子組み換え食品の検査など食品の安全確保、また、河川水の水質検査や大気中の有害物質検査など環境汚染の監視を行っております。さらに、これらの業務に関連した調査研究を行うなど、保健環境行政の科学的かつ技術的な中核機関の役割を担っております。 ○こじまゆみ 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○こじまゆみ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後3時34分...