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札幌市議会
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2014-10-03
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平成26年(常任)厚生委員会−10月03日-記録
平成26年(常任)文教委員会−10月03日-記録
平成26年(常任)総務委員会−10月03日-記録
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札幌市議会 2014-10-03
平成26年(常任)財政市民委員会−10月03日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
26年(
常任
)
財政市民委員会
−10月03日-
記録平成
26年(
常任
)
財政市民委員会
札幌市議会財政市民委員会記録
平成
26年10月3日(金曜日) ──────────────────────── 開 会 午後1時 ○
山口
かずさ
委員長
ただいまから、
財政市民委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 最初に、
議案
第15号
札幌
市
基金条例
の一部を
改正
する
条例案
を
議題
とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎
平木
財政部長
私から、
議案
第15号
札幌
市
基金条例
の一部を
改正
する
条例案
について
説明
させていただきます。 本件につきましては、
札幌
市
土地開発公社
の清算の
結了
に伴いまして、
土地開発基金
に属する現金の同
公社
への貸し付けに係る
規定
を削除するものでございます。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第15号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第15号は、可決すべきものと決定いたしました。 ここで、
理事者交代
のため、
委員会
を暫時休憩いたします。 ―――――――――――――― 休 憩 午後1時1分 再 開 午後1時2分 ―――――――――――――― ○
山口
かずさ
委員長
委員会
を再開いたします。 次に、
議案
第8号
平成
26年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第2号)中
関係分
及び
議案
第10号
平成
26年度
札幌
市
公債会計補正予算
(第2号)を
一括議題
とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎
平木
財政部長
まず、
議案
第8号
平成
26年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第2号)のうち、
財政局関係分
について
説明
させていただきます。 今回提案されております
補正予算
は、市政の喫緊の
課題
に
対応
するものとして、
待機児童解消対策
に寄与する
事業費
のほか、
地域経済
の
活性化
にも配慮いたしまして、
市民
の安全・安心に資するため、
対応
が必要な
事業費
を追加するとともに、新たに
国庫補助
の見通しを得たものとか、年度内に新たな
予算措置
の必要が生じた経費などにつきまして、その
予算
を追加するものでございます。 このうち、本
委員会
に付託されます
財政局関係分
につきましては、歳入についてでありますが、今回の
補正
に必要な財源といたしまして、
平成
25年度からの繰越金15億7,745万9,000円を追加するものでございます。 続きまして、
議案
第10号
平成
26年度
札幌
市
公債会計補正予算
(第2号)についてご
説明
させていただきます。 この
公債会計
の
補正予算
は、
一般会計
及び
下水道事業会計
の
補正
並びに
平成
25年度からの
予算
の繰り越しに伴う
市債
の
整理
を行うものでございます。 ◎
浅野
地域振興部長
私から、
議案
第8号
平成
26年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第2号)のうち、
市民まちづくり局地域振興部関係分
について
説明
させていただきます。
議案書
1の12ページであります。 今年度から白石区
複合庁舎
の
整備
を行う予定でありますが、
労務単価
や
資材単価等
の上昇によりまして
各種工事
の
事業費
の不足が見込まれますことから、既に設定しております
債務負担行為
の
変更
を行うものであります。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第8号中
関係分
及び第10号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
異議
なし
と認め、
議案
2件は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第38号
平成
26年度
札幌
市
公債会計補正予算
(第3号)を
議題
とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎
平木
財政部長
議案
第38号
平成
26年度
札幌
市
公債会計補正予算
(第3号)について
説明
させていただきます。 この
公債会計
の
補正予算
は、10月1日に追加提案されました
議案
第37号
平成
26年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第3号)に伴います
市債
の
整理
を行うものでございます。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第38号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第38号は、可決すべきものと決定いたしました。 ここで、
理事者交代
のため、
委員会
を暫時休憩いたします。 ―――――――――――――― 休 憩 午後1時6分 再 開 午後1時7分 ―――――――――――――― ○
山口
かずさ
委員長
委員会
を再開いたします。 次に、
議案
第29号
薬事法等
の一部を
改正
する
法律
の
施行
に伴う
関係条例
の
整理
に関する
条例案
中
関係分
を
議題
とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎
長谷川
市民生活部長
議案
第29号
薬事法等
の一部を
改正
する
法律
の
施行
に伴う
関係条例
の
整理
に関する
条例案
につきましては、
薬事法
の
名称等
が
改正
されたことに伴いまして、
関係条例
の
規定
を
整理
するものであります。 その中で、第2条において
札幌
市
消費生活条例
第49条の
薬事法
の
名称
を改めますとともに、
再生医療等製品
を
適用除外
に追加する
改正
を行うものでございます。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第29号中
関係分
を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第29号中
関係分
は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第36号 町の
区域
を
変更
する件を
議題
とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎
浅野
地域振興部長
議案書
2の60ページをごらんください。
議案
第36号は、町の
区域
を
変更
する件であります。
内容
につきましては、西区
西野
4条6丁目の一部
区域
の町名を西区
西野
4条5丁目に
変更
するためのものであります。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第36号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第36号は、可決すべきものと決定いたしました。
最後
に、「第2次
札幌
市
配偶者等
からの
暴力
の
防止
及び
被害者
の
支援
に関する
基本計画
」の
策定
についてを
議題
とし、
資料
に基づき、
理事者
から
説明
を受けます。 ◎池田
市民まちづくり局長
本日は、第2次
札幌
市
配偶者等
からの
暴力
の
防止
及び
被害者
の
支援
に関する
基本計画
の
策定
につきましてご報告させていただきます。 この第2次の
基本計画
につきましては、
附属機関
であります
男女共同参画審議会
よりことし7月14日に答申を受けまして、それを踏まえて素案をつくり、8月20日から9月18日まで
パブリックコメント
を実施したところでございます。 それでは、この
基本計画案
の
概要
につきまして、
男女共同参画室長
の
長谷川
よりご
説明
いたします。よろしくご
審議
のほどをお願いいたします。 ◎
長谷川
男女共同参画室長
第2次
札幌
市
配偶者等
からの
暴力
の
防止
及び
被害者
の
支援
に関する
基本計画案
、そして、
パブリックコメント
の結果についてご
説明
いたします。 お手元の
資料
としては、1点目は、A3判の
資料
の
計画
の
概要
がございます。2点目は、
計画本体
の冊子でございます。3点目は、
パブリックコメント
の結果でございます。
計画
の
概要
については、A3判の
資料
に沿って
説明
いたします。 第1章の
計画策定
の背景でございます。
配偶者等
からの
暴力
は、犯罪にもなり得る重大な
人権侵害
でございます。
被害者
の多くは
女性
でございまして、個人はもとより、
社会
全体にも影響があり、
男女共同参画
の
実現
を妨げるものでございます。そうしたことから、
DV防止計画
を
策定
することが
市町村
に
努力義務
とされておりまして、
札幌
市では1次
計画
を
平成
21年度に
策定
いたしました。 今回は、その
改定
になりますが、
改定
に至った
理由
につきましては、2の
計画改定
の
趣旨
をごらんください。 1次
計画
が終了することに加えまして、国の
DV防止法等
が
改正
され、その
課題
に
対応
する必要がございます。主な
改正趣旨
としましては、
一つ目
は、法の
適用対象
が拡大いたしました。具体的に言いますと、これまではいわゆる事実婚も含めた
配偶者
からの
暴力
でしたが、
共同生活
を営む
交際相手
からの
暴力
まで拡大いたしました。
二つ目
は、
被害者
の
情報保護
の
徹底
を図ることでございます。
三つ目
は、
高齢者
、障がい者への
対応
でございます。
DV相談
において虐待が発見された場合には、
関係部署
へ
連絡
し、
連携
して
対応
、
支援
するというふうにしております。 なお、この
計画
は、3番目にございますとおり、
札幌
市
まちづくり戦略ビジョン
の安心して暮らせる「人に優しい」
まちづくり
につながる
計画
でございます。 次に、第2章は、
DV
に関する
現状
でございます。 1の
暴力被害
の
経験
にございますとおり、
札幌
では、
女性
のおよそ10人に1人に
暴力被害
の
経験
がございます。また、
相談件数
の推移は、グラフにございますとおり、
増加
の一途でございます。ところが、3番目の
相談先
をごらんいただいてわかるとおり、
被害
を受けてもどこにも
相談
しない、誰にも
相談
しないという方もまだまだいらっしゃいます。なぜ
相談
しないかといいますと、4番目に書いてございますとおり、「
相談
するほどのことではないと思った」あるいは「
自分
にも悪いところがある」といった回答でございまして、ご
自分
の
被害
が
DV
だとなかなか
認識
されていない方もいらっしゃるという
状況
でございます。 第3章では、これまでの1次
計画
の評価を行い、2次
計画
に向けての
課題
を
整理
いたしました。
基本目標
1では、
DV
に関する
啓発
や
相談体制
の
充実
を行ってまいりましたが、その結果、
相談件数
は
増加傾向
にございます。しかし、
DV
を個人的問題と考えて
相談
しない
被害者
もいらっしゃいます。
被害
が深刻化しないうちに
早期相談
をするよう、
啓発
の
強化
が今後の
課題
と考えております。 次に、
基本目標
2では、
被害者
の
自立
のために、一時
保護
から
就業支援
に至るまでさまざまなサポートをしておりますが、
被害者
の
心身回復
、
情報保護
の
徹底
などにつきましては今後も引き続き行う必要があり、
関係機関
とのさらなる
連携
が必要と考えております。
基本目標
3では、
啓発事業
による
未然防止
を訴えてきた結果、
DV
についての
社会的認知
が広まりまして
相談件数
も
増加
しましたが、これは、裏を返せば、まだまだ
暴力
がやまないということでございます。
DV
の
認識
が広がり、
暴力
の
未然防止
につながるよう、効果的な
普及啓発
が必要と考えているところでございます。
以上の
課題
を踏まえまして、第2次
計画案
をつくりました。 これは、右側の第4章をごらんください。
基本理念
は、
前文
にございますとおり、
人権擁護
と
男女共同参画社会
の
実現
を図るために、
配偶者等
からの
暴力
の根絶を目指します。この
理念
のもとに、
基本目標
を
時系列
に三つ
整理
し、第1に
暴力
の
未然防止
と
早期相談
の
促進
、第2に
相談体制
の
充実
、第3に
被害者保護
・
自立
のための総合的な
支援体制
の
展開
といたしました。 その中でも、第1の
暴力
の
未然防止
と
早期相談
の
促進
を
重点目標
としております。その
理由
につきましては、先ほど第3章でも述べましたとおり、
DV
の
相談件数
が
増加傾向
にあること、一方、
DV
についての
認識
がまだ希薄で
相談
に至っていないという方もいらっしゃいます。そもそも
被害
が発生しないよう
防止
すること、また、発生した場合には
早期相談
することが重要だと考えたところでございます。 次に、それぞれの
目標
の取り組みのポイントについてご
説明
いたします。
目標
1の
暴力
の
未然防止
と
早期相談
を
促進
するために、
前文
の2行目にありますとおり、
DV
に関する
知識
、
現状
、
相談窓口
を
若年者
から
高齢者
まで広く周知することが必要でございます。中でも、若いうちから
DV
について理解を深めることが
暴力
の
未然防止
に有効でございますので、
基本的方向
1のとおり、
DV
に関するセミナーや
デートDV防止講座
の
内容
や
実施方法
を若い世代にもより伝わるよう工夫してまいります。また、
基本的方向
2のとおり、
被害者
の年代に合わせた効果的な
啓発活動
を工夫するほか、例えば、
地域
に出向く
職員
に
DV相談支援センター
のカードを携行してもらい、必要な人に手渡すことができるよう、より緊密な
庁内連携
の検討もしてまいります。
目標
2の
相談体制
の
充実
では、
被害者
にはさまざまな
支援
が必要ですが、
被害者
それぞれの置かれた
状況
が違いますので、それらに配慮した適切な
相談
、
情報提供
、助言が必要と考えます。
基本的方向
1では、的確な
対応
ができるよう、
相談
しやすい環境の
整備
や
相談体制
など、
支援センター
としての機能の
充実
を検討してまいります。
基本的方向
3では、
相談員
には
資質
の
向上
、多様かつ
最新
の
知識
が求められますので、
専門研修
の
内容
の
充実
を図ってまいります。
目標
3の総合的な
支援体制
の
展開
では、
被害者
が安全に安心して暮らせますよう、
基本的方向
1では、適切な
情報提供
を行い、一時
保護
を行います。
方向
2では、一時
保護
をした後に安心して
生活
ができるよう、
保護命令制度
の
情報提供
、裁判所との
連絡調整
、
情報保護
の
徹底
、また、一時
保護
施設退所後の
自立準備
のための
短期的住居
として
ステップハウス
がございますので、これを引き続き提供いたします。
方向
3では、
経済的基盤
も含めて
被害者
が
自立
できるよう、
健康保険
や年金の
変更手続
、就職や
児童扶養手当
などの
経済的自立
の
支援
、
養育費
の
相談
、
生活困窮者
への
情報提供
などを行ってまいります。
方向
4では、同伴する
子ども
の
心身
や
学習面
での
支援
を図るために、
保健福祉局
、
子ども未来局
、
教育委員会
と
連携
して、
学習
がおくれがちな
子ども
に対する
学習支援
や
教育相談
を行ってまいります。
最後
に、
数値目標
でございますが、
成果指標
として、
DV防止法
の
認知度
、
相談窓口
である
支援センター
の
認知度
を高めること、
DV
を
経験
した人が
相談
しなかった割合、これは逆に低くすることをそれぞれ目指します。そして、この
成果目標
が
実現
できますよう、
達成目標
として
DV
の
未然防止
の
講座
の
回数
、
啓発事業
の
回数
をふやします。また、
相談
や
支援
が着実に行えるよう、
研修受講者
の数をふやしてまいりたいと思います。
最後
に、
パブリックコメント
の結果についてご報告いたします。 これは、A4判1枚物の
資料
でございます。
平成
26年8月20日から9月18日まで実施いたしました。この期間に6人から9件のご
意見
が寄せられました。 内訳の主なものとして、
基本目標
1につきましては、
DV
の特性や
相談先
について、
子ども
から
高齢者
まで広く周知するべき等の
意見
が6件ございました。
基本目標
2と3に関連しましては、
被害者
を
支援
、守るために
警察等
と
連携強化
を求めるという
意見
が2件ございました。全般的な話としては、
最後
のところになりますが、
DV防止
のための
行政支援
は重要というご
意見
が1件ございました。 いずれのご
意見
も
計画
の
趣旨
と同様でございましたので、修正する箇所はないと考えておりますけれ
ども
、このご
意見
を真摯に受けとめ、今後の施策の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○
山口
かずさ
委員長
それでは、
質疑
を行います。 ◆
金子やすゆき
委員
まず、
DV被害者
の
相談
のことですけれ
ども
、
資料
の第2章の表を見てまいりますと、
DV相談支援センター
で受けている
相談
だけでなくて、各区の
区役所
の健康・
子ども課
でも
相談
を受けていて、直近ですと約1,000件近い
相談
を受けているということでございます。
区役所
の健康・
子ども課
ですと、実際に
相談
の担当に当たる
職員
は
非常勤
の
職員
でありまして、
相談
時間も、
非常勤職員
ですから勤務時間などの制限もあって、
区役所
で受けられる
体制
というのは非常に手薄であるという印象を持っております。また、
区役所
と
男女共同参画室
の
DV相談支援センター
は、所管も違いますし、
予算
や
指揮命令系統
も異なると思うのですけれ
ども
、この
二つ
はそれぞれどのように
役割
を分担しておられるのかということがまず
一つ
です。 それから、もう
一つ
は、
北海道
も、
DV防止法
第3条に基づきまして、同じように
配偶者暴力相談支援センター
というものを
札幌市内
に設けておりますけれ
ども
、道と市の
役割分担
はどのようになっているのか。また、
北海道
は、
暴力被害者
の一時
保護業務
を女のスペース・おんに委託しておりますが、
札幌
市も
DV相談支援センター
の
業務
を同じ団体に委託していると聞いております。こういったことも含めまして、道と市の
役割分担
をどのように考えておられるのか、まず、伺いたいと思います。 ◎
長谷川
男女共同参画室長
1点目は、
婦人相談員
と私
ども
の
配偶者暴力相談支援センター
との
役割分担
というご質問だったと思います。
相談
を受け、一時
保護
し、いろいろな
支援
に係る
情報提供
をするという一連の流れにつきましては、
婦人相談員
も
配偶者暴力相談支援センター
も基本的な
役割
は同じでございます。
DV相談支援センター
としましては、例えば、一時
保護
という話になりますと、
道立
の
援助センター
というところに一時
保護
のための
連絡体制
というものがありますが、いろいろな
連携
をしながら、
婦人相談員
と密に
連絡
をとって
情報
を提供し、
支援
を進めるという
役割
があります。それから、もう少し広い
意味
で言いますと、先ほど申し上げましたとおり、
婦人相談員
にはいろいろな
知識
や
最新
の
情報
が必要になりますので、私
ども
のほうで、その
皆さん方
にいろいろな
情報提供
をしたり研修することで
資質
の
向上
を図っていくという
役割
もございます。 それから、2点目は、
札幌
市と
北海道
の
役割分担
ということでございました。
札幌
市では、先ほど申し上げましたとおり、
配偶者暴力相談支援センター
を開設して
被害者
の
相談支援
を行っているところでございます。
北海道
は、
都道府県
としての大きな
役割
を持っていますので、同じように
暴力相談
の
支援センター
を持っていますけれ
ども
、他の道内の
市町村
にはまだできていないところもございますので、そういったところの
支援
をしたり補完をしたり、あるいは、道民全体への
啓発
をしていくという
役割
がございます。そういう
意味
で、
北海道
と
札幌
では
役割
が違うかなというふうに考えております。 ◆
金子やすゆき
委員
今、ご
説明
いただきましたが、
法律
に基づいて申しますと、この
業務
を行う
義務
があるのはまず
都道府県
であって、
市町村
については必ずしも
義務
ではないということです。
札幌
市は、そこを先駆けて市としてこの
業務
を行っているわけですから、そこは高く評価できるものだと思います。 一方で、実際に
被害者
の
立場
になりますと、
窓口
が複数あるというのは、非常にわかりにくくなっているのではないかと思うわけであります。まず、市の中で、
DV相談支援センター
というのは、夜遅い時間まで電話で
相談
を受け付けていると聞いておりますが、
区役所
の
窓口
は、先ほど申し上げましたように、
非常勤
の
職員
がいるだけです。しかも、その
非常勤職員
はほかの
業務
も兼務しておられて、人数も少ないと聞いておりますから、実際に
被害者
の
立場
からすると、どちらに行けばいいのだろうかという疑問があります。また、
北海道
が設置している
センター
につきましても、先ほどの
室長
の
説明
では、指導・監督的な
役割
ということでありましたが、法の定めるところでは、そういったことではなくて、
北海道
が設けている
センター
も
被害者
の
相談
にきちっと応えていく
役割
があるというふうに思っています。ですから、このように複数ある
窓口
については、一体どこに行ったらいいのだということが実際に困っている方によりわかりやすい形で伝わることが望ましいのではないかというふうに思います。 この点を指摘させていただきまして、
質疑
を終わります。 ○
山口
かずさ
委員長
ほかに
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
山口
かずさ
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 以上で、
委員会
を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午後1時28分...
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