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平成26年(常任)総務委員会−04月28日-記録

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  1. 札幌市議会 2014-04-28
    平成26年(常任)総務委員会−04月28日-記録


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    平成26年(常任)総務委員会−04月28日-記録平成26年(常任)総務委員会  札幌市議会総務委員会記録            平成26年4月28日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分 ○小須田悟士 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  議事に入る前に、一言、ご挨拶を申し上げます。  さきの本会議で、総務委員長に選任いただきました小須田でございます。よろしくお願いいたします。  1年間ではありますが、委員の皆さん方並びに理事者の皆さん方のご協力とご指導をいただきながら、しっかりと議論し、かつまた、円滑な委員会運営をしてまいりたいと思いますので、よろしくご協力のほどをお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。(拍手)     ―――――――――――――― ○小須田悟士 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  (川田委員「委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆川田ただひさ 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には、林 清治委員を推薦することの動議であります。 ○小須田悟士 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小須田悟士 委員長  異議なしと認め、副委員長には林 清治委員が選任されました。  それでは、林副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。
    ○林清治 副委員長  ただいま副委員長に選任いただきました林 清治でございます。  一言、ご挨拶させていただきたいと思います。  総務委員会は2回目になりますけれども、まだまだ経験も知識も乏しい未熟者でございます。また、総務委員会は、所管部局も多く、委員会開催も他の委員会に比べて多く開催されております。そのような中で、しっかりと小須田委員長を補佐し、充実した委員会論議とし、本市の発展に努力していきたいと思いますので、各委員の皆様、また、理事者の皆様からも、なお一層のご指導とご協力をよろしくお願いしたいと思います。  簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。1年間、よろしくお願いいたします。(拍手) ○小須田悟士 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要の説明聴取を議題といたします。  まず、会計室関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いしたいと思います。 ◎上野 会計室長  会計室は、会計管理者の事務を処理するための組織として設けられております。局としては小さな組織ではございますが、法令、規則を遵守した会計事務の執行の徹底を図るという重要な役割を担っております。具体的には、日常的な支出事務のチェックのほか、会計事務に関する情報提供や基礎研修の実施などを通して、公正な会計事務の確保に努めているところでございます。  所管事務概要につきましては、次長から説明させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ◎後藤 会計室次長  まず、お手元の資料1ページ目をお開きください。  会計室の機構でございます。  会計室は、非常に小さな組織で、1部2課4係で構成されておりまして、総勢26名の組織でございます。  なお、会計管理課長は、人員が配置されておりませんで、私の事務取扱という形になってございます。  資料2ページ目は係ごとの事務分掌でございますが、この説明については省略させていただきます。  資料3ページ目は会計室所管の事務概要でございますが、地方自治法の規定に基づきまして、現金及び財産の記録管理、決算の調製、支出負担行為確認事務支出命令書の審査を行っており、定例的な事務ではございますけれども、大変神経を使う仕事でございます。 ○小須田悟士 委員長  次に、危機管理対策室関係をお願いいたします。 ◎相原 危機管理対策室長  危機管理対策室でございますが、防災関連情報の収集や防災関係機関との連絡調整等を行いますとともに、自然災害、原子力災害のほか、社会的・人為的災害等に対する危機管理体制の整備を進め、自助、共助の担い手となります地域の防災力の向上を含めて、札幌市全体の危機対応力の強化を図っております。災害発生時には、災害対策本部の事務局として、被災状況や各局、各区の対応状況などの情報を迅速、的確に収集、分析し、災害対策本部長でございます市長の判断につなげていくという役割を担っています。いつ発生するかわからない災害に対しまして、緊張感を持ち、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  主な事務概要につきまして、部長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎小笠原 危機管理対策部長  危機管理対策室の機構及び所管事務につきましては、資料1ページのとおりでございまして、1部1課2担当課、職員定数16名の体制で、危機管理対策の統括に関する事務を所管しております。  それでは、平成26年度の当室の主な事業についてご説明させていただきます。  2ページの下段の表をごらんいただきたいと思います。  まず、1の防災普及啓発事業でありますが、小・中学生向け防災教育用教材の配付や、自主防災組織への防災資機材の助成を行ってまいります。  3の地域防災計画修正でありますが、昨年の水防法改正に伴いまして水防計画の修正を行いますほか、大規模地震が発生した際に、重要業務をなるべく中断せず、中断してもできるだけ早急に復旧させるための計画であります業務継続計画の策定を進めてまいります。  次に、4と5は、いずれも避難場所に係る事業でございますが、避難場所の環境整備につきましては、ことし2月に策定しました避難場所基本計画実施プランに基づきまして応急救援備蓄物資を計画的に整備してまいります。また、運営実務研修でありますが、職員、教職員、地域の方が参加いたしまして避難場所の開設、運営等について実践的な研修を行ってまいります。  最後に、7の防災行政無線更新整備でありますが、市役所と消防局に設置しております統制局及び市内5カ所の基地局の更新整備を平成25年度に引き続き行ってまいります。 ○小須田悟士 委員長  次に、市長政策室関係をお願いいたします。 ◎渡邊 市長政策室長  私ども市長政策室の役割は、市長、副市長がリーダーシップを発揮して的確な政策判断を下せるよう、それをサポートすることが我々の役割だと考えてございます。今年度におきましても、引き続き、その役割をしっかり果たしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  これから、各部長から自己紹介をさせていただいた後に、お手元の配付資料に沿いまして秘書部長から所管事務の概要をご説明申し上げますけれども、これから自己紹介する部長職のほかに、市長政策室には、市立大学に派遣されております林局長職、川上部長職吉田部長職の3名もおりますので、それについてもあわせて申し添えさせていただきます。  それでは、各部長から自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎蔀 秘書部長  続きまして、私から、平成26年度の市長政策室各部の主要事務につきましてご説明申し上げます。  お手元の資料の1ページ、2ページは、機構と事務分掌ですので、説明を省略させていただきます。  3ページ目をごらんください。  まず初めに、秘書部でございます。  秘書部では、市長及び副市長の公務に係る日程調整や資料作成を初めとした秘書業務全般を担当するほか、関係機関などとの総合的な連絡調整を行ってまいります。また、市長政策室庶務担当部といたしまして、議会対応や予算編成といった室全体に係る事務の総括、調整を行います。  続きまして、政策企画部でございます。  政策企画部には、企画課と政策調整課の2課がございまして、また、プロジェクト担当部から名称を変更いたしました創造都市推進担当部、さらにエネルギー政策統括担当部がございます。政策企画部の二つの課では、昨年10月に完成いたしましたまちづくり戦略ビジョンの着実な推進に向けた取り組みを進めるとともに、最終年度を迎えた第3次札幌新まちづくり計画の達成に向けた進捗管理を行ってまいります。また、将来の人口構造の変化に応じた市有建築物の配置等に関する基本方針の策定、北海道全体の活性化を目指す道内連携の推進のほか、札幌市の社会経済情勢に関連する統計調査の実施と、その結果を施策に反映させていくための解析などを行います。  次に、創造都市推進担当部では、創造都市さっぽろの取り組みを中心に、国際芸術祭とも連携したシティプロモートを進めてまいります。また、エネルギー政策統括担当部では、長期的視点に基づく全庁的なエネルギー施策を推進するため、夏をめどにエネルギービジョンを策定するとともに、年度末には総合的な施策大綱を策定することとしております。  続きまして、改革推進部でございます。  改革推進部では、行財政改革推進の総括的な調整事務を行っており、最終年度を迎えた行財政改革推進プランの達成に向けた進捗管理を行ってまいります。また、全ての予算事業につきまして、有効性や効率性、必要性などを検証し、評価する行政評価も実施いたします。  最後に、広報部でございます。  広報部では、毎月発行する広報さっぽろやテレビ、ラジオの広報番組及びホームページなど、市が保有する各種広報手段により、伝わる広報を推進してまいります。さらに、報道機関への情報提供など、パブリシティーを積極的に活用しながら、広報戦略担当部門といたしまして国際芸術祭や道内連携などの重要施策に関する広報を組織横断的な視点で重点的に展開してまいります。また、広聴活動におきましては、市民から寄せられる提言や要望、苦情などへの対応や、市政世論調査、ふらっとホームなどの各種広聴事業の実施、コールセンターの運営など、さまざまな手段を通して市民の声の把握に努めてまいります。 ○小須田悟士 委員長  次に、総務局関係をお願いいたします。 ◎板垣 総務局長  総務局でございますけれども、文書、人事、給与、情報システムの管理など市役所の下支えとしての役割のほかに、国際交流や東京でのシティー・セールスの推進等の多岐にわたる取り組みを行っております。  まず初めに、総務局の各部長職から、順次、自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎板垣 総務局長  以上のほか、本日は出席しておりませんけれども、部長職といたしまして、国際プラザ派遣難波部長職築島職員健康管理担当部長北海道派遣の槙部長職、蓮実共済担当部長福利厚生会派遣今川部長職大島東京事務所長がおり、全部で13名の部長職がおります。  次に、総務局所管の事務概要につきまして、お手元の総務局の資料に基づきましてご説明申し上げます。  資料の1ページから4ページまでは、総務局の機構、職員数及び各課の事務分掌でございますので、説明は省略させていただきまして、5ページの平成26年度における主要事務事業に基づきまして、渡邉行政部長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎渡邉 行政部長  私から、総務局内各部の平成26年度における主要事務事業につきまして、特徴的なものに絞ってご説明させていただきます。  まず初めに、行政部でございます。  1点目の地方分権の推進につきましては、事務、権限の移譲を内容とする第4次一括法案が今国会に提出されておりますことから、情報収集や庁内の調整など必要な対応を進めてまいります。このほか、条例等の重要文書の審査や内部監査の実施、市役所本庁舎の維持管理、本市保有の情報に係る公開制度の統括、そして、特定重要公文書の保存や市民利用に関する事務などを所管しております。  次に、国際部でございます。  国際部では、皆様のお力添えを得ながら、本年3月に国際戦略プランを策定したところですが、その実施計画の中で六つの主要プロジェクトを設定いたしております。  1点目の海外シティプロモート事業及び2点目の留学生誘致事業は、それらの中の二つでございまして、ターゲットとなる東南アジア地域との新たなネットワーク構築や現地での調査、プロモーションを確実に進めてまいります。  また、3点目の姉妹都市ポートランド市との交流事業につきましては、ポートランド市と札幌市が姉妹都市提携を結んだ昭和34年、1959年から数え、ことしで55年目を迎えますことから、これを記念した市長団の相互訪問などのさまざまな関連行事を予定しているところでございます。  次に、職員部でございます。  職員部では、平成26年度の条例上の職員定数1万4,063人の人事管理、健康管理、給与その他の勤務条件、職員研修を所管してございます。  1点目から3点目につきましては、今後も、行政需要に応じた適正な定員管理に努めるとともに、適正な勤務条件の確保や職員のメンタルヘルス対策にも引き続き積極的に取り組んでまいります。  4点目の職員研修につきましては、職員の職務遂行能力の向上を図るなど、引き続き人材育成に向けた各種取り組みを実施してまいります。  次に、情報化推進部でございます。  情報化推進部では、本市の情報化の基盤である各種情報システム情報通信ネットワークなどの管理運用を行い、あわせて、札幌市情報セキュリティポリシーに基づき、各種の技術的及び人的対策を推進いたします。  4点目の基幹系情報システムの再構築につきましては、税、国保、福祉などのシステム開発に引き続き取り組み、9月には税システムが稼働いたします。  次に、東京事務所でございます。  東京事務所では、引き続き、中央官庁等との連絡調整とシティー・セールスを行います。このうち、2点目のシティー・セールスにつきましては、札幌への集客交流人口を拡大することを目的に、各種メディアの活用や首都圏でのイベントなどを通じて札幌の魅力を広く発信してまいります。また、首都圏の旅行会社、出版社等に情報を提供し、さまざまな機会を通じて取り上げられるよう働きかけてまいります。また、本市にとって振興を図るべき重点分野である食につきましては、北海道産の原材料などの情報提供を通して、首都圏企業との取引拡大や札幌圏への誘致につながる活動を進めてまいります。さらに、環境分野、健康・福祉分野については、首都圏企業の札幌圏への立地の可能性を探ってまいります。  最後に、オンブズマン事務局でございます。  オンブズマン事務局は、オンブズマンを補佐する立場から、オンブズマン制度の調査研究、苦情申し立ての受け付けや事務手続に関することなどを行ってございます。今年度につきましても、引き続き、オンブズマンの独立性、中立性を確保しながら、苦情申し立ての受け付けなどの事務処理を円滑に進めるとともに、より多くの市民に制度を活用してもらえるよう、市民への制度PRなどを行ってまいりたいと考えてございます。 ○小須田悟士 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小須田悟士 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時19分       再 開 午後1時21分     ―――――――――――――― ○小須田悟士 委員長  委員会を再開いたします。  次に、環境局関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎長岡 環境局長  それでは、早速、関係職員の自己紹介をさせていただきます。 ◎今井 みどり環境担当局長  この場をおかりいたしまして、今月16日に発生いたしました公園の鉄棒事故につきまして、事故に遭われました児童及びご家族はもちろんのこと、ご心配をおかけしました多数の皆様に対しまして、改めておわび申し上げる次第でございます。  今後、同様の事故が起こらないよう、用具の点検、保護等、公園の安全管理の徹底に努めてまいりたいと考えております。  引き続き、関係幹部の職員の紹介に入らせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎長岡 環境局長  それでは、環境局の概要についてご説明させていただきます。  お手元にお配りいたしました資料の1ページ目をごらんください。  環境局は、環境事業部環境都市推進部、みどりの推進部、円山動物園の4部体制で、職員定数は983名となってございます。  環境局の平成26年度歳出予算額の合計は、前年度比24.3%増の299億9,300万円余となってございます。大変厳しい財政状況の中ではございますが、環境首都・札幌の実現に向け、事業の選択、重点化を図った予算となってございます。  それでは、各部長から、各部の概要について説明させていただきます。 ◎富田 環境事業部長  私から、環境事業部の概要についてご説明させていただきます。  まず、環境事業部の機構でございますが、お配りしております資料の2ページと3ページに記載されておりますとおり、本庁の7課のほか、ごみの収集・運搬を担当します7清掃事務所ごみ埋め立て処理場の管理とし尿の収集・運搬を担当する処理場管理事務所、そして、ごみの焼却を担当する3清掃工場で組織されております。職員定数につきましては、817名の大所帯となってございます。  事務分掌につきましては、資料の4ページと5ページに記載のとおりでございます。  次に、資料の6ページをごらんください。  平成26年度の札幌市のごみ処理計画量でございますが、表の26年度計画量の欄の網かけ部分にございますとおり、家庭ごみが40万6,100トン、事業ごみが22万3,800トン、これらを合わせた総処理計画量は62万9,900トンを見込んでございます。  次に、7ページからは、平成26年度の主要事業概要でございまして、これについてご説明させていただきます。
     環境事業部では、ことし3月に改定いたしましたスリムシティさっぽろ計画において、家庭から出る廃棄ごみ量について1人1日当たり380グラムを目指すこととしております。この目標を達成するため、今年度の重点的な取り組みとしまして、8ページの上から二つ目にあります20のリサイクル事業推進費では、生ごみの一層の減量・資源化を目指し、水切りの啓発に重点を置いたキャンペーンなどを行ってまいります。また、燃やせるごみに多く混入しております紙類、容器包装プラスチックの適正排出の促進に向けて集中的な普及啓発キャンペーンを実施し、廃棄ごみの減量・資源化を進めてまいります。  続いて、9ページをごらんください。  41の焼却灰リサイクル事業費は、循環型社会の構築及び最終処分場の延命化を図るため、焼却灰のセメント資源化を実施するものであり、今年度の実施量は1万トンを予定してございます。  最後に、43の廃棄物処理施設整備計画策定調査費でございますが、駒岡清掃工場の更新に向けまして基本構想の策定を進めるほか、環境アセス等の関連調査を実施するものでございます。  これらの事業を含めた環境事業部の平成26年度歳出予算額ですが、ページ下にございます表に記載のとおり、172億7,300万円余となってございまして、25年度の予算額と比較して約30億100万円の増、率にして21%の増となってございます。 ◎城戸 環境都市推進部長  次に、環境都市推進部の事業概要についてご説明いたします。  お手元の資料10ページをごらんください。  環境都市推進部の機構でございますが、3課制で、職員定数は54名となっております。  事務分掌につきましては、その裏の11ページに記載のとおりでございます。  次に、12ページをごらんください。  環境都市推進部では、低炭素社会と原子力発電に依存しない社会を目指して、省エネルギーのさらなる推進と再生可能エネルギーの一層の普及に係る事業に取り組んでおりますが、ここでは、平成26年度の主要事業のうち5事業についてご説明させていただきます。  まず、環境保全推進費の中段、7の温暖化対策推進計画費でありますが、現行の札幌市温暖化対策推進ビジョンを改定し、新たな計画を策定するもので、今年度内の取りまとめを目指し、今後、総務委員の皆様にもご審議いただきたく検討を進めておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、8のさっぽろエコライフ推進事業費は、家庭での節電、省エネの取り組みを広げ、さらなる定着を図るため、引き続き節電キャンペーン省エネ診断等を実施するものでございます。  三つ下の11の札幌省エネアクションプログラム事業費は、市有施設における省エネ技術を標準化いたしまして民間事業者へ普及させるための各種取り組みを行うものでございます。  次のページに移りまして、エネルギー対策費の中段、31の札幌・エネルギーecoプロジェクト事業費は、太陽光発電などの新エネ・省エネ機器導入に対する補助を実施するもので、平成26年度は市民向けの補助予算枠を拡充しております。  そして、最下段になりますが、38の省エネ型冷蔵庫買替キャンペーン事業費は、家庭におけるさらなる省エネを促すため、昨年までのLED推進キャンペーン事業にかわりまして、省エネ性能の高い冷蔵庫に買いかえた世帯に対して地域商品券を交付することで、買いかえを促進するとともに地域経済の活性化を図るものでございます。  最後に、平成26年度歳出予算額につきましては、13ページ下の表に記載のとおり、13億500万円余、対前年度10.9%の増額となっております。 ◎北原 みどりの推進部長  続きまして、みどりの推進部の事務概要についてご説明いたします。  まず、みどりの推進部の機構でございますが、お手元の資料14ページのとおり、みどりの推進課、みどりの管理課の2課制で、職員定数は70名となっております。  次に、事務分掌でございますが、15ページに記載のとおりとなっております。  そして、16ページ、17ページに平成26年4月1日現在の公園緑地等の現況を載せておりますが、16ページの一番上の1の表をごらんください。  都市公園が2,717カ所、自然緑地が42カ所、その他の公共施設緑地が73カ所、合計2,832カ所となっております。  続きまして、18ページでございます。  こちらに平成26年度の主要事業を載せておりますので、ご説明させていただきます。  上から二つ目の公園維持管理ですが、こちらは、指定管理及び公園総合維持管理業務により、市民の皆様が快適に公園を利用できるよう管理していくものでございます。  その下、4番の公園造成ですが、街区公園12カ所を初め、全部で19カ所の整備を予定しております。  次に、5番の地域と創る公園再整備ですが、こちらは、老朽化した公園を対象に、地域の方々との意見交換を行いながら、地域ニーズを十分に取り入れて全面改修を行うものでございます。今年度は、工事を26カ所、また、来年度に向けた実施設計を25カ所予定しております。  次に、6番の既設公園等整備ですが、こちらは、既設公園施設の補修、改修を行うとともに、老朽化した大型遊具などの更新、トイレ、園路のバリアフリー化を行うものでございます。  その下の8番の緑化普及のうち、上から三つ目のさっぽろふるさと森づくり事業は、毎年、総務委員の皆様にもご参加いただいて実施しているところですが、今年度は、札幌国際芸術祭特別連携事業といたしまして、例年2,000本程度の苗木で行っているところを1万本にふやし、ゲストディレクターである坂本龍一氏とともに、多くの子どもや市民と合わせて1,000人規模での実施を予定しているところでございます。  次に、19ページでございます。  こちらは、平成26年度のみどりの推進部の予算の対前年度との比較でございます。  公園緑地管理費及び整備費を合わせまして平成26年度予算は93億2,600万円余りで、前年度に比べて15億3,700万円余りの増となっております。  なお、その下に括弧書きで示しておりますが、国の補正を含めますと100億8,600万円余りということで、前年度比5億9,200万円余りの増となっております。 ◎田中 円山動物園長  私から、円山動物園の事業概要についてご説明いたします。  20ページをごらんください。  まず、円山動物園の組織でございます。施設の管理や部内の事務全般を行う経営管理課と動物の飼育を行う飼育展示課の1部2課制でございまして、職員定数は42名となっております。  事務分掌につきましては、おめくりいただきました21ページに記載のとおりでございます。  次に、22ページをごらんください。  円山動物園の現況でございますが、敷地面積は約22万5,000平方メートル、敷地内に管理教育施設が30棟、動物施設が30棟ございます。平成25年度の入園者数につきましては95万9,431人となりまして、前年度と比較いたしますと約21万1,000人の増、率にいたしますと28%の増となっております。ホッキョクグマの双子の公開による効果のほか、1年を通じて楽しめる動物園づくりを職員一丸となりまして進めた結果、目標の100万人にはわずかに届かなかったのですが、平成3年以来、22年ぶりに95万人を超える入園者数となりました。  次に、平成26年度の主要事業でございます。動物園の運営管理や教育普及などに要する経費が約5億400万円、アフリカゾーン建設など動物園整備費が約15億8,300万円、合わせて約20億8,700万円となっております。主な事業内容といたしましては、アフリカゾーンにつきましては、昨年の冬に着工いたしまして、27年夏のオープンを予定しております。また、象の導入につきまして、今年度中に可否を決定することとし、基本計画案の骨子整理や象舎、飼育管理等の各種計画を策定いたします。  円山動物園では、入園者100万人達成に向け、平成26年度もさまざまな魅力アップの取り組みを展開してまいりたいと考えております。 ○小須田悟士 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小須田悟士 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時36分       再 開 午後1時38分     ―――――――――――――― ○小須田悟士 委員長  委員会を再開いたします。  次に、消防局関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎佐藤 消防局長  私ども消防局の幹部職員の自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎佐藤 消防局長  次に、私から、消防体制の概要につきましてご説明させていただきます。  消防局は、総務部、予防部、警防部の3部と消防学校のほか、消防署は各区に10消防署、さらに41の消防出張所の体制となってございます。職員定数は1,741名、消防車両219台、消防ヘリコプターにつきましては、平成3年に導入いたしまして、平成21年度から2機によります通年運航体制となってございます。  組織体制につきましては、昨年度から全ての消防署、消防出張所が3部制の勤務体制を実施してございます。また、消防団ですが、1区1消防団の体制で、合計10消防団、72分団、団員定数2,150名で構成しており、消防団が運用する車両も2台ございます。  所管事務につきましては、所管の部長からそれぞれ説明させていただきます。 ◎大崎 総務部長  お手元の資料の9ページをごらんください。  平成26年度予算の消防費の総額でございますが、約49億4,000万円でございまして、前年度に比べ、約8億8,000万円、率にいたしまして15.1%の減となってございます。その要因といたしましては、平成23年度から継続して取り組んでまいりました消防指令システム整備事業の大部分が終了したことなどによるものでございます。  次に、10ページをごらんください。  平成26年度の主な事業をご説明申し上げます。  まず、消防施設整備の中の消防指令システム整備につきましては、平成23年度から25年度までの3カ年で119番通報を受け付けます消防指令システムの更新を行うものでございましたが、入札不調によりまして平成25年度内に実施できなかった工事を行うものでございます。  続きまして、美園出張所整備及び北栄出張所整備でございますが、老朽化が著しく、耐震強度の不足する両出張所の移転改築工事及び現出張所の解体設計を行うものでございます。両出張所の整備につきましては、先月に実施設計が完了いたしまして、その結果、労務単価や資材価格等が想定を超えて高騰していることが判明いたしました。想定を超えた高騰分に関しまして、平成26年度第2回定例市議会におきまして補正予算案を上程させていただきたく準備を進めているところでございます。  次に、消防施設整備より2項目飛ばしまして、防火防災推進をごらんください。  幼年期の子どもに対する災害活動支援教育事業でございますが、幼年期の子どもたちに対しまして、災害対応行動、災害発生時に適切な行動をとることを意識させるための教育手法の検討及び教材製作を行うものでございます。  火災分析を踏まえた効果的な情報発信事業でございますが、地域ごとの火災事象分析と実態を踏まえた効果的な情報発信手段の検討を行うものでございます。  避難行動要支援者情報の利活用事業でございますが、災害時にみずから避難することが困難な方を災害から守るために、避難行動要支援者情報の利活用体制を整備いたしまして、保健福祉局から提供される避難行動要支援者名簿の情報を消防指令システムに反映させるためのシステム改修を行うものでございます。  最後に、救急救助業務推進をごらんください。  全国救急隊員シンポジウム開催事業でございますが、平成27年度に札幌市で全国救急隊員シンポジウムの開催が予定されてございます。今年度につきましては、その開催準備を進めてまいります。 ◎萬年 消防学校長  消防学校の業務概要につきましてご説明させていただきます。  消防学校は、消防職員、消防団員に対する研修、訓練の施設として、平成11年に西区八軒に開校しております。また、救急救命士養成所、消防科学研究所を併設するとともに、消防音楽隊の活動拠点ともなっております。  それでは、資料の12ページをごらんください。  いずれも、平成25年度中におけます事業結果でございます。  最初に、学校研修であります。新規採用職員のための初任研修や中堅職員に対する専科研修、国家資格が必要な救急救命士の養成のほか、消防団員の研修などを実施しております。  次に、委託研修であります。消防庁の消防大学校や本市の自治研修センターなどの研修機関における受講状況であります。  次に、研究業務であります。消防科学研究所におきまして、市民の安全な暮らしを守るとともに、消防活動の安全性、効率性の向上を図るため、消火活動時の危険回避方法の研究、火災の原因物質や災害現場における危険物質の分析などを行っております。また、市民生活に潜んでいる火災の危険情報をわかりやすく伝えるために、再現実験を交えた出前講座を開くとともに、これらの実験映像を札幌市の公式ホームページに掲載するなど、火災予防の啓発を図っております。  次に、音楽隊の活動状況でありますが、演奏やカラーガーズ隊による演技を通じまして防火防災意識の普及啓発を行っているほか、ニューイヤーコンサートにおける東日本大震災復興募金活動や雪まつり関連事業に参加するなど幅広い活動を行っております。  平成26年度におきましては、ただいま申し上げました事業を継続するほか、退職者の大幅な増加時期にありますことから、採用間もない若年職員の経験不足を補うとともに、指導的役割を担う中堅職員の実践的訓練を強化するなど、災害現場での活動能力の向上を図ってまいります。 ◎佐藤 予防部長  予防部の業務概要についてご説明させていただきます。  予防部は、火災予防の普及啓発、火災原因、損害の調査や子どもに対する防火防災教育、多くの市民が利用する施設への立入検査、消防法令違反のある施設の是正推進、消防用設備等の設置、維持管理規制、また、危険物施設及び高圧ガスや液化石油ガス施設の許認可、立入検査などの業務を担当しております。  資料の13ページをごらんください。  この資料は、平成25年中の火災発生状況を前年と比較してまとめたものでございます。  上段の表をごらんください。  昨年中の火災件数は539件で、前年比38件の減少、平成19年から7年連続で減少しております。出火原因別では、図3のとおり、放火がワーストワンで106件、前年比12件の減少となっています。火災により亡くなられた方は、図4のとおり、12人で、前年に比べて1人の増加となっております。  次に、資料14ページには、予防行事実施状況、指定対象物及び危険物・ガス施設数の状況、建築同意及び危険物・ガス許認可等事務処理状況を掲載しております。  平成26年度の施策につきましては、最重点取り組み項目の2点についてご説明させていただきます。  1点目は、多くの市民や札幌市を訪れる人が、札幌市の魅力を最大限に堪能し、安心して施設を利用することができるようにするために、火災被害の軽減に有効な消防用設備等の不備、欠陥を是正するとともに、従業員に対する防火防災意識の高揚を図り、施設の安全性を確保してまいります。また、京都府福知山市花火大会で発生した火災を踏まえ、屋外イベント会場等における防火対策の強化を推進してまいります。  2点目でございますが、次世代の主人公として地域の防火防災の担い手となる子どもたちに対し、みずからの命に責任を持つ、主体的に行動する、危険を察知する、これらの能力を育んでいきます。あわせて、学んだことを家庭で話題にすることにより、災害時における家族間の信頼関係の構築に向けた働きかけを行い、地域の防火防災力向上を図ってまいります。 ◎大島 警防部長  警防部の業務概要につきましてご説明いたします。  警防部は、119番通報の受け付け業務を初め、消火、救急・救助など災害活動にかかわる業務の総括を担当しております。  平成26年度の主な取り組みでございますが、災害対応力の強化に努めるとともに、特に震災等の大規模災害への対応策としまして、民間企業との協定を拡大しますとともに、警察署及び自衛隊等との関係機関との合同訓練などを通じて災害時の連携体制を強化してまいります。また、本年3月に緊急消防援助隊基本計画の内容が見直され、これに伴いまして新たな応援・派遣体制や、本市が被災した場合における受援体制などにつきまして再構築を図ってまいります。  次に、救急業務でございますが、このたび、心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保及び輸液、血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液投与について措置が拡大されましたことから、既に184名の救急救命士が必要な講習を終えまして本年4月1日から全ての救急隊が運用を開始しております。また、救急出動件数が年々増加する中、救急サービスを低下させることなく市民の救急要請に迅速に対応できる体制を確保するため、救命センターのお医者さんを初め、大学教授や国の専門官などの方々にご参画いただきまして、救急隊の適正配備や需要対策など救急業務全般にわたります将来計画を策定してまいります。  次に、消防航空業務でございますが、平成21年4月から、消防ヘリコプター2機により、常時1機が稼働可能な通年運航体制を確立しております。高層建物火災、林野火災、山岳救助、重篤患者の救急搬送のほか、東日本大震災のような大規模災害での応援活動などで消防ヘリコプターの機動性を生かした活動を行ってまいります。  なお、昨日、本日と知内での林野火災にも出動し、上空から消火活動を行ってございます。  今後におきましても、消防ヘリコプターを最大限に活用し、空陸一体となった消防活動の充実強化を図ってまいります。  次に、指令管制業務でございますが、昨年10月から運用を開始いたしました新しい消防指令システムと消防救急デジタル無線を有効に活用するとともに、救急安心センターさっぽろとも連携して、より一層、迅速かつ効率的な部隊の運用を図ってまいりたいと考えております。  なお、平成25年中の出動状況につきましては、資料の15ページとなってございます。
    小須田悟士 委員長  次に、選挙管理委員会関係をお願いいたします。 ◎湊谷 選挙管理委員会委員長  初めに、事務局長より自己紹介をさせていただきますとともに、選挙管理委員会の所管事務概要につきましては事務局長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎新谷 選挙管理委員会事務局長  それでは、私から、選挙管理委員会の概要についてご説明申し上げます。  まず、執行体制でございますが、市の委員会と区の委員会がございます。  資料の1ページをごらんください。  市の委員会は、委員長とその職務代理者と2人の委員の計4人で構成されております。事務局職員は10人でございます。  次に、2ページをごらんください。  市と区の委員名簿でございますが、区の委員会も、市の委員会と同様に4人の委員で構成されており、事務局長には市民部長が充てられております。  次に、3ページの機構図をごらんください。  区の事務局は、市民部各課の職員が充て職となっております。  市、区の事務分掌は、4ページのとおりでございます。  選挙管理委員会の本務は、選挙の適正な管理執行であり、日ごろより、そのために必要な準備を進めているところであります。また、投票しやすい環境づくりを進めるとともに、選挙時のみならず、常時、啓発を行い、明るく正しい選挙の実現に努めております。  平成26年度の主要な事業といたしましては、6月に農業委員会委員選挙を執行いたします。また、来春には統一地方選挙が予定されておりますことから、その準備を進めてまいります。 ○小須田悟士 委員長  次に、人事委員会関係をお願いいたします。 ◎大塚 人事委員会委員長  初めに、事務局長、事務局次長からご挨拶申し上げます。続いて、事務の概要につきましては、次長からご説明申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎坂本 人事委員会事務局次長  人事委員会の事務概要につきまして、私からご説明申し上げます。  お手元の資料、人事委員会事務概要の1ページをごらんください。  まず、人事委員会の機構でございますが、人事委員会は、地方公務員法に基づき、3名の委員で構成され、その権限の行使を補助するため、2課19名の職員で構成する事務局が置かれております。  次に、資料の2ページをごらんください。  事務分掌でありますが、調査課は庶務、給与及び公平審査に関することを、任用課は職員の採用試験などに関することを所管しています。  次に、資料の3ページをごらんください。  平成26年度の主要事務事業につきましては、調査課では、給与勧告、公平審査として不利益処分に関する不服申し立て、勤務条件に関する措置要求等の審査を行うほか、任用課では、資料に記載しておりますとおりの日程で、職員採用試験及び係長職候補者試験を行うことを予定しています。  なお、今年度から、職員採用試験につきましては、多様で有為な人材を確保するために、受験資格年齢を拡大するとともに、筆記試験の回答数を減らすなど、人物重視で、かつ受験しやすいものに大きく変更いたしますので、円滑な試験の遂行に全力を傾けてまいりたいと考えております。また、より多くの方に受験していただけるよう、PRにも力を注ぎ、市民が主役のまちづくりに貢献できる熱意あふれる優秀な人材を確保していきたいと考えております。  以上、人事委員会といたしましては、人事行政に対する市民の関心が高まる中、市職員の適正な勤務条件のあり方や有為な人材の確保といった課題について、その役割、機能を発揮できるよう調査研究に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小須田悟士 委員長  最後に、監査委員関係をお願いいたします。 ◎藤江 代表監査委員  初めに、事務局職員から、順次、自己紹介を申し上げます。その後、所管事務の概要につきまして次長からご説明いたします。  (理事者自己紹介) ◎森 監査事務局次長  それでは、私から、所管事務の概要につきましてご説明申し上げます。  初めに、資料の1ページをごらんください。  まず、監査委員でございますが、識見者選任の委員が2名、議員選任の委員が2名の合わせて4名となっております。  次に、事務局でございますが、事務監査を担当する第一課と工事監査を担当する第二課がございます。両課を合わせた事務局全体の職員数は27名となっております。  課ごとの事務分掌につきましては、2ページに記載のとおりでございます。  最後に、3ページの主要な事務事業でございます。  定期監査として年3回の事務監査、工事監査を実施いたしますほか、行政監査、出資団体などに対する監査を行います。また、このほかに、各会計の決算審査、基金運用状況審査、健全化判断比率及び資金不足比率審査、住民監査請求に基づく監査、例月現金出納検査を実施いたします。  監査事務局は、監査委員の指揮のもと、公正・公平で実効性のある監査を実施し、市民から信頼される行財政運営に資することを使命としており、その実現に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○小須田悟士 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。 ◆畑瀬幸二 委員  私から、消防局と人事委員会についてお尋ねいたします。  まず、消防局でありますが、10ページ目に避難行動要支援者情報の利活用事業と書いてあります。20万件の名簿を利用してシステムを構築するということでありますけれども、このシステムの導入によってどのような効果を上げることが期待できるのか、簡単にご説明いただきたいと思います。  それから、もう1点は、白石区に市民防災センターがございますが、昨年リニューアルいたしまして、お聞きいたしましたところ、ことし3月末で利用客が20%近く増になっているということで、私としては大変大切なことだと思っています。  ただ、資料をいただいた中では、白石の防災センターの利用状況がどこにも掲載していないように見受けられるのですが、どこかに載っているのでしょうか。その点を伺っておきたいと思います。  それから、人事委員会でありますが、社会人枠の活用で、今般、新たに年齢枠を拡大するということであります。これは、年齢幅が相当拡大したと聞いておりますけれども、全国的に他の都市も大体こういう方向で進んでいるのかどうか、とりわけ政令市の状況はどうなっているのか、その点についてお知らせいただきたいと思います。 ◎大崎 総務部長  まず、1点目の避難行動要支援者情報の利活用事業でございますが、保健福祉局から提供される避難行動要支援者名簿の情報そのものがまだ具体的に示されておりませんので、消防のシステムとしてどこまで活用できるか、今後、詰めて考えていきたいと思ってございます。  効果といたしましては、例えば、要援護者のお宅で救急もしくは火災が発生したときに、事前に情報があれば、それなりの対応で向かっていくことができるというメリットがございますので、その情報はできる限り活用したいと考えてございます。しかし、どこまでの精度があるのか、はたまた、更新のサイクルと申しましょうか、いわゆる情報の鮮度の問題もございまして、救急体制として、あるいは火災出動の体制としてどこまで活用できるかはまだ不確定なものですから、十分に精査しながらシステムの活用について進めてまいりたいと考えてございます。  2点目の防災センターの利用状況については、大変申しわけございませんけれども、前回の議会の中では年間の利用状況を報告させていただいたのですが、このたびは用意してございませんでしたので、後ほどお届け申し上げたいと思います。 ◎坂本 人事委員会事務局次長  社会人経験者の部の試験でございますけれども、今年度から、従来の満28歳以上満36歳未満から、満30歳以上満60歳未満と年齢要件を変更してございます。  他の大都市の状況でございますが、神戸を初め、2市ほどは依然として年齢制限を設けていると聞いておりますが、ほかの大都市では大部分でこのように年齢制限を拡大しているというふうに聞いております。 ○小須田悟士 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小須田悟士 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後2時5分...