札幌市議会 > 2014-04-09 >
平成26年(常任)文教委員会−04月09日-記録

ツイート シェア
  1. 札幌市議会 2014-04-09
    平成26年(常任)文教委員会−04月09日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成26年(常任)文教委員会−04月09日-記録平成26年(常任)文教委員会  札幌市議会文教委員会記録            平成26年4月9日(水曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時58分 ○宗形雅俊 委員長  ただいまから、文教委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、勝木委員からは、欠席する旨、連絡がございました。  それでは、議事に入ります前に、ご挨拶をさせていただきたいと思います。  さきの3月28日の本会議で文教委員長に指名を受けました宗形でございます。  文教委員会におきましては、来年度、子ども子育て支援制度がスタートするということで、ことし1年、さまざまな対応等々があるかと思います。そういう意味では、重要な1年になるのではないかと思うところでございます。  委員各位におかれましては、活発な議論をしていただき、ともどもに文教委員会の責務を果たしていきたいと存じますので、協力いただきますようお願い申し上げて、就任のご挨拶とさせていただきます。(拍手)     ―――――――――――――― ○宗形雅俊 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  (小竹委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆小竹知子 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には、丸山秀樹委員を推薦することの動議であります。 ○宗形雅俊 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○宗形雅俊 委員長  異議なしと認め、副委員長には丸山秀樹委員が選任されました。
     それでは、丸山副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○丸山秀樹 副委員長  ただいま副委員長にご選任をいただきました公明党の丸山秀樹でございます。  この1年間、委員長補佐役といたしまして、皆様のご協力をいただきながら、一生懸命取り組んでまいる決意でございます。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。(拍手) ○宗形雅俊 委員長  次に、関係理事者紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  最初に、子ども未来局からお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要説明をお願いいたします。 ◎岸 子ども未来局長  局の概要のご説明に先立ちまして、一言、ご挨拶を申し上げます。  私ども子ども未来局では、子どもの笑顔があふれる街というものを目指しまして、多様な保育サービスの充実や子どもにかかわる相談支援体制の強化など、教育委員会を初めとした関係部局と連携し、また、市民、企業の方々など関係者とともにさまざまな施策事業に取り組んでいるところでございます。  平成26年度におきましては、特に、保育所待機児童の解消はもちろんのこと、27年度からスタートする子ども子育て支援制度の対応について、局一丸となって取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  委員皆様方には、今後ともご意見、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  ここで、子ども未来局の各部長から自己紹介をさせていただきます。  なお、本日、児童福祉総合センター田邊療育担当部長につきましては、診察の用務がございまして欠席させていただいております。  (理事者自己紹介) ◎岸 子ども未来局長  それでは、子ども未来局概要について、お手元の資料に基づき、各部長からご説明させていただきます。 ◎浦屋 子ども育成部長  まず、子ども育成部所管事業等についてご説明申し上げます。  初めに、機構事務分掌につきまして、資料1ページ目をごらんいただきたいと思います。  子ども育成部は、子ども企画課子ども権利推進課の2課体制職員定数は28人となっております。  右側の枠内の事務分掌でございますが、一番上の子ども企画課では、札幌子ども子育て支援事業計画の策定、児童会館ミニ児童会館整備及び維持管理放課後児童健全育成事業などを担当しております。また、その下の子ども権利推進課では、少年の健全育成に係る事業企画立案及び実施や、子どもの権利の推進に関すること、若者支援に関することなどを担当しております。  次に、3ページの一番下でございます。  子ども権利救済事務局につきましては、事務局長は、私、子ども育成部長の兼務でございます。職員定数は3名となっておりまして、子ども権利侵害相談及び救済の申し立て等の処理に係る事務を行っております。  引き続きまして、平成26年度における予算及び主要事業概要についてご説明申し上げます。  資料6ページをごらんいただきたいと思います。  一番上の1 予算総括表にございますように、子ども未来局一般会計予算総額につきましては約813億円で、前年度に比べまして約33億円、率にして4.3%の増となっております。次に、その下の子ども育成部予算総額につきましては約50億円で、前年度に比べまして約4億6,000万円、率にして10.1%の増となっております。  それでは、主な事業概要につきまして、ただいまごらんいただいている6ページの2 主要事業の表に沿ってご説明申し上げます。  初めに、子ども育成部の1段目の子ども権利推進事業費では、札幌子どもの最善の利益を実現するための権利条例に基づきまして、まちづくり等への子ども参加促進などを行っております。  次に、子ども体験活動場整備費では、旧真駒内緑小学校跡施設耐震改修工事等を行い、平成27年度の開設を目指してまいります。  次に、民間児童育成会への助成金として、札幌児童育成会運営委員会補助金、その下の全ての児童健全育成を図る子育て、子育ちの拠点として、児童会館運営管理費及びミニ児童会館運営管理費、その下でございますが、ミニ児童会館等整備されていない小学校区での放課後子ども教室推進モデル事業費、これらの事業を実施しております。  次に、その下の児童会館整備費では、児童会館2カ所、ミニ児童会館整備費ではミニ児童会館9カ所をそれぞれ整備することによりまして、全ての小学校区に放課後の居場所を整備することとなります。  最後に、若者支援施設運営管理費でございますが、若者支援総合センター若者活動センター4館のネットワークを生かした自立支援事業推進するなど、若者の社会的自立に向けて積極的に取り組んでいるところでございます。  子ども育成部関係につきましては以上でございますが、一つご報告させていただきたいことがございます。  今回、子ども子育て支援法等に基づき定める設備運営に関する基準などを条例で定めることになっておりまして、さきの文教委員会等でもご説明申し上げました。この子ども子育て支援制度におきましては、幼保連携型認定こども園地域型保育事業放課後児童健全育成事業などの設備及び運営基準等について、政省令に基づいて札幌市が条例で定めるとなっておりましたが、3月までに公布される予定でございました国の政省令が4月に入ってもまだ公布されていない状況にございます。ただいま国の動向等を注視させていただいているところでございまして、第2回定例市議会でご提案させていただく予定でございましたが、時間的に非常に厳しい状況になっていることをご報告させていただきます。この後、政省令が公布され次第、作業を進めさせていただきたいと考えているところでございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 ◎福田 子育て支援部長  引き続きまして、子育て支援部所管事業等につきましてご説明申し上げます。  初めに、機構事務分掌についてでございます。  資料の1ページから2ページにかけて、子育て支援部機構図が掲載されてございますので、ごらんいただきたいと思います。  子育て支援部は、子育て支援課、北、東、白石、豊平、清田、西、手稲の7カ所の各区保育子育て支援センター及び施設運営課を合わせた9課体制で、職員定数は415人となっております。  次に、右側の枠内の事務分掌でございます。  子育て支援課では、地域子育て支援事業の企画及び推進母子寡婦福祉関係事務総括調整児童手当児童扶養手当災害遺児手当特別奨学金支給事務総括調整子育て支援総合センター管理運営区保育子育て支援センター整備計画などを担当してございます。また、札幌市内に7カ所ございます区保育子育て支援センターでは、保育を実施するほか、地域子育て支援事業の実施、子育てに係る他機関との連携調整などを担当しているところでございます。  次に、2ページの中段の施設運営課でございます。  21カ所の公立保育所、3カ所の公設民営保育所及び221カ所の私立保育所に対する運営指導保育所入所児童に係る費用徴収私立幼稚園への助成などを担当してございます。  最後に、今年度より新設いたしました子育て支援制度担当部につきましてご説明申し上げます。  これは、平成27年度に予定してございます子ども子育て支援制度の導入に向けまして、事業者関係団体からの新制度に対する相談や、対象となる施設等の認可、確認事務等準備作業に加えまして、平成27年4月の待機児童解消に向けた取り組みを進めるために体制強化を図ったものでございます。具体的には、新たに部長職1名、課長職2名を配置するとともに、係長職以下の増員を行ったところでございます。  続きまして、平成26年度における主な事業予算概要についてご説明申し上げます。  お手元の資料の6ページをごらんいただきたいと思います。  上の1 予算総括表の3段目、子育て支援部予算総額につきましては約725億円で、前年度の当初予算に比べて約26億円、率にして3.8%の増となってございます。  それでは、主な事業概要について、ただいまごらんいただいております6ページの2 主要事業の表に沿ってご説明させていただきます。  初めに、子育て支援部の1段目の母子家庭等自立支援給付金事業費では、母子家庭等経済的自立に効果が高い看護師保育士等16の資格取得を目的として、母子家庭等経済的自立支援してまいります。その下の保育ニーズコーディネート事業費では、各区に保育コーディネーターを配置し、子育て世帯に対して多様な保育サービスの情報を提供してまいります。  次に、地域子育て支援事業費及び拠点型常設サロンモデル事業費でございます。地域における子育てを支える環境づくりとして、子育てサロンに対する運営費の助成などを実施してまいります。  続きまして、児童手当費でございます。中学校修了までの児童を養育する父母等児童手当を支給するものでございます。  次に、区保育子育て支援センター整備費では、ちあふるにつきまして、白石区では、白石区複合庁舎の一部として移転、整備を進めます。また、南区におきましては、8カ所目となります整備を進めてまいります。  次に、私立幼稚園就園奨励費補助金でございます。私立幼稚園児保護者に対する入園料保育料の一部補助を行ってまいります。  次に、家庭的保育事業費でございます。保育ママの拡充を図るとともに、その下の小規模保育事業費とあわせまして、一定の基準を満たす定員6人から19人までの小規模保育を行う事業者に対する運営費補助等を行ってまいります。  次に、私立幼稚園預かり保育運営支援事業費補助金と、その下の幼稚園保育室運営支援事業費補助金でございますが、私立幼稚園での保育サービスに係る運営支援を拡充し、また、その下のさっぽろ保育ルーム運営支援事業費補助金では、一定の基準を満たす認可外保育施設に対する支援を実施してまいります。  次に、私立保育所整備費等補助金でございますが、8カ所の新築、5カ所の増改築等を行うことにより、保育所定員1,180人の増を予定しているところでございます。  最後に、特別会計母子寡婦福祉資金貸付会計でございます。  15ページをごらんいただきたいと思います。  経済的自立支援に必要な資金として、予算総額は約2億3,000万円を計上しているところでございます。 ◎菅生 児童福祉総合センター所長  続きまして、児童福祉総合センター所管事業等についてご説明申し上げます。  初めに、機構についてでございますが、お戻りいただきまして、資料の3ページをごらんください。  児童福祉総合センターは、児童福祉総合センター所長発達医療担当部長療育担当部長及び児童相談所担当部長のもと、児童療育課発達医療センター相談判定一課、相談判定二課の4課体制となり、職員定数は187人でございます。  なお、これまでの相談判定課を今年度から2課体制とし、また、新たに地域連携担当課長を配置することで体制の強化を図ったところでございます。  次に、右側の枠内の事務分掌についてでございます。  児童療育課では、児童福祉施設等への措置費の支弁及び保護者からの負担金徴収発達に心配のある児童への療育支援事業児童発達支援センター運営等を担当しております。  その下の発達医療センターは、発達のおくれや障がいがある児童専門診療所として、診察、検査、治療及び機能訓練等を行っております。  その下の相談判定一課及び相談判定二課につきましては、札幌児童相談所として、児童に関するさまざまな相談を受け、必要に応じて一時保護を行うとともに、心理判定医学的診断などに基づいて措置を決定する業務などを担当しております。  また、今年度より新設されました地域連携担当課では、さまざまな関係機関と区役所及び児童相談所関係強化に取り組むことで、児童虐待対策の充実を図ることとしております。  続きまして、平成26年度における主な事業予算概要についてご説明いたします。  お手元の資料の6ページをごらん願います。  上の1 予算総括表の4段目でございます。  児童福祉総合センター予算総額は約38億円で、前年度に比べまして約2億3,000万円、率にいたしますと6.5%の増となっております。  主な事業概要についてでございますが、ただいまごらんいただいております6ページの2 主要事業の表に沿ってご説明させていただきます。  初めに、児童福祉総合センターの1段目の児童相談所運営管理費では、児童に関するさまざまな問題について、相談業務を初めとした援助活動を行ってまいります。  次に、児童虐待防止対策事業費では、虐待が疑われる児童を早期に発見し、より迅速で適切な対応を行うため、児童虐待防止に協力してくださる企業に対する認証制度医療関係者向けの研修などを行う経費を計上しております。  次に、児童福祉施設措置費は、児童養護施設等に措置する児童に係る措置費の支弁でございます。  また、その下の児童福祉施設給付費は、障がい児施設利用契約制度における札幌負担部分に係る経費でございます。  最後に、発達医療センター運営管理費につきましては、発達のおくれや心身の障がいが疑われる児童への発達支援育児支援日常生活相談など、総合療育推進に係る経費となってございます。 ○宗形雅俊 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。 ◆小川直人 委員  区保育子育て支援センター整備について、ことしは南区に新設するということですが、厚別区と中央区の2カ所が残っているのですね。その辺のこれからの計画についてお聞かせください。 ◎福田 子育て支援部長  残りの厚別区と中央区につきましては、できるだけ早期にと申しますか、今年度を一つの目安として整備計画をまず立ち上げたいと考えてございます。いろいろなご意見をいただきながら、場所、形態等々を検討させていただきたいというふうに考えております。 ◆小川直人 委員  およそ何年後とか、そういうめども今の時点ではないのですか。 ◎福田 子育て支援部長  これから計画を立ててということになりますので、平成30年、31年、32年、これぐらいのところが一つの目安というふうに考えておりますが、まだ確定的に申し上げられないところでございます。 ◆小川直人 委員  それから、保育所について、交通の利便性のいい、賃貸物件も含めてというような予算説明を聞かせていただいておりますが、位置的な部分では、地下鉄の近くとかいろいろあると思いますけれども、その辺は具体的にどのようにイメージしているか、聞かせてください。 ◎福田 子育て支援部長  交通の利便性ということで申し上げますと、昨年来、要綱等で拡大させていただいたのは、地下鉄駅の沿線800メートル以内を一つの目安として考えさせていただいてございます。 ○宗形雅俊 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○宗形雅俊 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時21分       再 開 午後1時22分     ―――――――――――――― ○宗形雅俊 委員長  委員会を再開いたします。  次に、教育委員会理事者紹介及び所管事務概要説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要説明をお願いいたします。  (理事者自己紹介) ◎町田 教育長  初めに、私から、平成26年度の札幌教育委員会の包括的な方針についてご説明させていただき、その後、教育次長より、教育委員会概要等につきましてご説明申し上げます。  お手元の札幌教育振興基本計画概要版をごらんいただきたいと思います。
     札幌教育委員会では、今後10年間を見据えまして、幼児期から生涯を通じた教育施策を総合的に示す札幌教育振興基本計画平成26年2月に新たに策定し、4月より施行したところでございます。  概要版の3ページ、4ページをごらんください。  本計画では、札幌市の教育が目指す人間像として、自立した札幌人を掲げました。自立とは、まず、自己肯定感自己有用感を持ち、そして、発達段階に応じて一人の人間として生きる自覚を持ち、未来に向かって行動していくということとともに、ともに支え合いながら生きていく共生の思いをあわせ持つことを含めて表現しているところでございます。また、札幌人とは、ふるさと札幌への思いを心に持ち、伝統や文化を尊重しながら国際的な視野を持って、札幌を初め、さまざまな地域や国で活躍する姿を表現しています。  こうした思いを説明するものとして、資料3ページ上段の自立した札幌人の下に記載してあるとおり、未来に向かって創造的に考え、主体的に行動する人、心豊かで自他を尊重し、共に高め合い、支え合う人、ふるさと札幌を心にもち、国際的な視野で学び続ける人の三つを掲げているところでございます。  さらに、この人間像を実現するために、三つの基本的方向性から教育施策を展開することとしており、資料の5ページ、6ページにありますとおり、この三つの基本的方向性に基づきまして、今後5年間で14の基本政策、37の施策を展開してまいります。自立した札幌人の実現に向けましては、不易たるべきところは堅持しつつ、社会経済状況の変化を幅広く的確に捉え、学校地域家庭などさまざまな活動主体が一体となって生涯にわたる学びを高め合っていきたいと考えています。そのため、関係機関等連携協力を図るとともに、地域家庭、さらには企業などとの協力と参画を得ながら、計画に基づく取り組みを着実に進めてまいります。  未来札幌を担う子どもたちが健やかに成長していくため、教育委員会が果たすべき役割は非常に重要であると認識しております。札幌市の教育行政のため、誠心誠意、その職責を果たす所存でございます。よろしくお願い申し上げます。  引き続きまして、教育委員会概要等につきまして、教育次長よりご説明申し上げます。 ◎西村 教育次長  私から、教育委員会概要につきましてご説明申し上げます。  資料の1ページの1 札幌教育委員会行政機構図をごらんください。  事務局に置く部といたしましては、生涯学習部学校教育部の2部があり、そのほかに部に準ずるものといたしまして中央図書館がございます。また、課の組織といたしましては、事務局全体で八つの課、そのほか事業を実施するための担当課長を別途置いてございます。  次に、2ページの2 市立学校概要をごらんください。  札幌市には、幼稚園から高等学校まで合わせて325校があります。幼児、児童生徒数についてですが、毎年、5月1日現在の数を統計調査することとなっておりますので、平成26年度の統計はまだでございます。今、統計として持っている数字は、昨年、平成25年5月1日現在のものですが、その幼児、児童生徒数は14万3,837人です。また、市立学校職員数は、ことし4月1日の数でございますが、教職員が8,731人、その他学校職員が788人、合わせて9,519名となっております。  続きまして、平成26年度の教育費予算についてご説明いたします。  3ページの3 平成26年度教育費予算の1 予算総括表をごらんください。  平成26年度教育費予算額でありますが、総額416億3,200万円余り、前年度に比べまして69億3,600万円余り、率にいたしますと20.0%の増となっております。増加の主な理由は、学校改築において新校舎建築校数が増加したことなどによるものでございます。  平成26年度の予算編成におきましては、学校新築学校改築等施設整備のほか、不登校の子ども、その保護者などに対する支援体制の充実、市立札幌開成中等教育学校平成27年度開校に向けた具体的な教育内容の決定など、さらなる教育環境の充実に取り組むための事業が盛り込まれております。  各部ごと予算額につきましては、資料記載のとおりとなっております。  私からの説明は以上でございますが、2 主な事業の項目を含めた各部の概要につきましては、各部長からご説明いたします。 ◎梅津 生涯学習部長  私から、生涯学習部所管事務につきましてご説明いたします。  資料の1ページにお戻りいただきまして、1   行政機構図をごらんいただきたいと思います。  生涯学習部は、教育委員会事務に関する総括的事項学校配分予算に関する事務を所管するほか、学校家庭地域等の連携を図りながら、多様な学習機会を提供するなどの各種生涯学習施策推進、生涯学習センター青少年科学館を初めとした社会教育施設運営等を行っております。また、学校施設担当部では、学校幼稚園管理運営教材等整備施設の改築、耐震補強等に関する事務学校給食学校保健に関する事務などを所管しております。  平成26年度から、今後10年間の基本プランとなります新たな教育振興基本計画に基づき、さまざまな施策事業を展開していくことになることから、当計画に掲げる人間像の実現や全市的な新たな課題への対応のため、教育政策担当課を新設しております。また、学校まちづくりセンターの合築など、学校施設の改修や活用がますます重要になってくることから、学校施設課を新設しております。  次に、平成26年度教育費予算のうち、生涯学習部所管事業についてご説明いたします。  資料3ページの教育費予算のうち、2 主な事業の生涯学習部の欄をごらんいただきたいと思います。  ここでは、事業費の大きなものや新規事業につきまして抜粋してご説明いたしたいと思います。  まず、1番上でございますが、耐震改修のために休館しております札幌青少年科学館につきましては、来る4月24日にリニューアルオープンするほか、今年度は交通をテーマとした展示物整備を実施いたします。  次に、三つ目になりますが、学校新築費でございます。これは、平成27年度の市立札幌開成中等教育学校の開校に向けまして、平成25年度に引き続き校舎の新築工事等を行います。  次に、一つ飛びまして学校改築費でございますが、児童生徒の安全、良好な教育環境地域住民の避難場所としての性能を確保するため、学校施設の改築等を実施するものでございます。主なものといたしましては、屯田小学校、中島中学校及び啓明中学校の校舎改築等を実施いたします。  もう一つ飛びまして、(仮称)南部高等支援学校基本設計費でございますが、高等支援学校札幌市内北西部偏在の解消を図るため、平成29年度に市南部の真駒内地区へ高等支援学校の設置を予定しておりまして、その基本設計を実施するものでございます。  それから、二つ飛びまして、学校施設外部改修費でございますが、外壁の剥落の危険性が高い9校について改修を行います。  なお、その他の学校につきましても、計画的に改修を行っていく予定でございます。  最後に、一番下になりますけれども、災害対策環境整備費でございますが、児童生徒の安全及び災害時における避難場所としての性能を確保するため、窓ガラス飛散防止対策や受水槽耐震化などを実施いたします。 ◎大友 学校教育部長  私から、学校教育部所管事務についてご説明いたします。  資料の1ページにお戻りいただきまして、行政機構図をごらんください。  学校教育部では、指導主事の専門的機能を最大限に発揮でき、より効果的で効率的な体制にするため、これまでの指導担当部長及び教育研修担当部長を廃止し、児童生徒担当部長及び教職員担当部長を設置するとともに、学校や市民からの問い合わせ窓口がわかりやすくなるように、課や係の名称を一部変更いたしました。また、県費負担教職員制度の移管に向けて、教育制度担当部長を新設いたしました。  それでは、学校教育部所管事務について説明いたします。  まず、学校教育部ですが、札幌市立の幼稚園小学校、中学校高等学校及び特別支援学校の就学に関する事務のほか、教科用図書の採択、奨学金制度の運用や就学援助及び教科指導など学校教育活動に関する専門的事項の指導、調査研究、また、教職員の研修に関する事務等を所管しております。さらに、平成27年度に開校予定の市立札幌開成中等教育学校の開校準備のため、中等教育学校担当課を市立札幌開成高等学校内に設置しております。  次に、児童生徒担当部ですが、いじめ、不登校の未然防止や早期発見・早期対応に向けた教育相談など生徒指導に関する事務のほか、札幌市全体の幼児教育の水準向上を図るための各種施策推進に関する事務を所管しております。  次に、教職員担当部ですが、教職員にかかわる人事、給与、服務の取り扱いや健康管理に関する事務を所管しております。  最後に、教育制度担当部ですが、平成29年度に想定される県費負担教職員制度の政令市移管に向け、給与、勤務条件、学級編制基準などの諸制度の調査研究及び整備に関する事務を所管しております。  続きまして、平成26年度教育費予算のうち、学校教育部所管事業についてご説明いたします。  4ページの学校教育部の欄をごらんください。  事業費の大きなものや新規事業などを抜粋してご説明いたします。  まず、創造性や国際感覚豊かな人材を育成する学習モデル研究事業費でございます。市立札幌開成中等教育学校をモデル校として、国際標準の教育プログラムである国際バカロレア教育カリキュラムの導入や、情報通信機器を利用できる教育環境整備を行い、これらを活用した課題探究的な学習モデルの研究に取り組んでいきます。  次に、心のサポーター配置モデル事業費ですが、不登校の子ども家庭に対し、きめ細かな支援を行う心のサポーターを中学校40校から全97校に配置を拡大するとともに、心のサポーターの指導・助言等もあわせて行う心のサポーター主任を小学校5校から10校に配置を拡大いたします。  次に、スクールカウンセラー活用事業費ですが、小学校1校当たりの配置時間数を3時間ふやし、年間54時間といたします。  次に、札幌らしい特色ある学校教育事業費ですが、雪、環境、読書の三つのテーマの取り組みのほか、地域の特色を生かした学校教育活動を支援する学校の夢づくり支援事業について、実施校の拡充を図ってまいります。  次に、外国語指導助手関係費ですが、平成26年度は、5名ふやし、78人体制事業を実施いたします。配置方法の工夫や小・中学校における試行的な重点的配置等により、ALTの効果的な活用を図ってまいります。  次に、教育支援センター設置事業費ですが、学校環境に抵抗感があり、学校に居場所を持つことが難しい子どもに対応する2カ所目の教育支援センターを宮の沢のちえりあ内に設置し、不登校の子どもへの支援を進めてまいります。  最後に、市立幼稚園預かり保育事業費ですが、市立幼稚園9園で預かり保育事業を行います。4月から中央幼稚園で行い、10月からほか8園で行う予定で、新たに保育士を任用いたします。 ◎江本 中央図書館長  機構図事務分掌は、1ページ目の一番下をごらんいただきたいと思います。  平成26年度については、市民に対し、業務内容をわかりやすくするため、管理課を運営企画課に、業務課を利用サービス課に名称を変更しております。  図書館では、資料の収集、整理、閲覧、貸し出し、相談業務、普及事業などを行っております。図書施設の数は、11ページの5 社会教育施設一覧にございますように、中央館と九つの地区館を含めて45カ所ございます。全体の利用状況は、平成24年度末の蔵書冊数は約254万冊、年間貸し出し冊数は約724万冊でございます。  次に、平成26年度予算は、4ページの中央図書館の欄をごらんいただきたいと思います。  一つ目の第3次札幌子どもの読書活動推進計画策定事業費は、現在の第2次札幌子どもの読書活動推進計画の期間満了に伴う、第3次計画策定に係る調査研究費でございます。  二つ目の(仮称)絵本図書館整備費は、平成28年度供用開始予定の白石区複合庁舎内に、幼児が絵本を存分に楽しめる読書空間として整備される(仮称)絵本図書館の建設工事費等でございます。  三つ目の都心にふさわしい図書館整備費は、平成30年度に供用開始予定の(仮称)市民交流複合施設内に整備する都心にふさわしい図書館の用地取得費でございます。 ○宗形雅俊 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○宗形雅俊 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時43分...