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  1. 札幌市議会 2010-10-01
    平成22年(常任)建設委員会−10月01日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成22年(常任建設委員会−10月01日-記録平成22年(常任建設委員会  札幌市議会建設委員会記録            平成22年10月1日(金曜日)       ────────────────────────       開 会 午前10時 ○坂本恭子 委員長  ただいまから、建設委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第8号 平成22年度札幌一般会計補正予算(第3号)中関係分議題といたします。  理事者から、補足説明を受けます。 ◎木村 総務部長  議案第8号 平成22年度一般会計補正予算(第3号)のうち、建設局関係分についてご説明いたします。  このたびの歳出予算補正は、地域経済対策に関連し、今後本格化する市有施設老朽化に伴う大量更新に備え、舗装補修市設街路灯整備生活道路整備等に要する経費を計上し、施設長寿命化などを積極的に図るものであります。  それでは、議案に基づきまして、順にご説明いたします。  議案の14、15ページ、歳出の7款 土木費のうち、2項の道路橋りょう費をごらんください。  2目 道路維持費では、15ページの説明欄追加補正事業の記載がありますが、道路橋りょう維持費1億5,100万円の追加により、防護さく補修路線を、舗装等整備費8億8,300万円の追加により幹線道路オーバーレイ30路線のほか、歩道補修路線側溝補修10路線整備を行います。また、市設街路灯整備費1億7,100万円の追加により、老朽化した街路灯独立柱の建てかえを行います。  次の4目 道路新設改良事業費では、道路改良費7億1,700万円を追加することとし、このうちの5億1,700万円により、生活道路35路線整備などを行います。残りの2億円につきましては、平成23年度の竣工を予定しております小樽定山渓線ツ峰トンネルの本復旧に向けた補修工事費トータル4億2,000万円のうち、本年度分として追加するものであります。残り2億2,000万円につきましては、19ページにあります道路新設改良2億2,000万円の債務負担行為追加補正を設定しているところでございます。 ◎三井 住宅担当部長  私から、議案書16ページの中段に記載してあります第7項 建築費 第1目 市営住宅管理費について、補足説明いたします。  今回の補正では、経年劣化に伴い老朽化した住戸の対応として実施しております市営住宅計画修繕のうち、排水管改修電気器具取りかえ、階段室塗装工事を行うものであります。  対象団地といたしましては、もみじ台団地北東団地など計15団地で実施するものでございます。 ◎高橋 建築部長  続きまして、下段の建築計画費につきまして、補足説明をさせていただきます。
     今回の補正内容といたしましては、老朽化が進んでおります市有建築物に対して、予防保全観点に立ちまして計画的に保全を進めます保全推進事業として、西老人福祉センター電灯設備改修南円山まちづくりセンターの屋上、外壁改修など14施設修繕工事により6億9,600万円を追加するものでございます。 ○坂本恭子 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆山口かずさ 委員  私からは、簡潔に2点質問いたします。  今回の補正予算で1億9,400万円の市営住宅計画修繕が計画されています。特に、排水管改修電気器具取りかえなどは、家の中に入っていかなければなりません。そこで、日常生活支障を来さないようにするためにどのような方法工事を進めていくのか、お伺いします。 ◎三井 住宅担当部長  ご質問工事の進め方についてでありますが、今回の補正予算にかかわる工事につきましては、排水管改修電気器具の取りかえ、階段室塗装の3工事項目について住宅管理公社に委託して実施することとしております。そのうち、排水管改修につきましては、排水管縦管及びそこから各住戸につながっております枝管の一部について改修するものでございます。  具体的には、事前入居者皆さん縦管工事日をお知らせし、その日、一日、これは日中のみではありますが、その間、流し台や洗面台、おふろの使用を控えていただくことになります。  次に、電気器具の取りかえにつきましては、本市で取りつけた住戸内の電気器具、具体的には換気扇、照明器具簡易分電盤を取りかえる工事でありまして、入居者皆さんに取りかえる日時をお知らせし、その日に在宅していただき、約1時間程度で順次進めてまいります。  最後に、階段室塗装についてでございますが、これにつきましても、事前入居者に対して工事日時をお知らせし、養生等を行い、階段室使用支障がないようにするとともに、十分な換気を行うなど、安全性にも配慮しながら進めてまいりたいと考えております。 ◆山口かずさ 委員  質問の2点目は、今後もさらに計画修繕を行っていく予定がありますが、修繕計画には単費と国の補助があります。新年度修繕計画はどうなっているのか、また、それに伴う金額も出ていればお伺いします。 ◎三井 住宅担当部長  計画修繕についてのご質問でございますが、委員御指摘のとおり、計画修繕には、全額市費で賄い、住宅管理公社に委託するものと、国費を導入しながら市直轄で行うものがございます。新年度修繕計画につきましては、現在、予算要求に向けて準備を進めているところでございますので、具体的な内容金額等をお示しすることはできませんけれども財政状況が大変厳しい中、国費も最大限活用しながら、でき得る限りの予算確保に努めてまいりたい、このように考えております。 ◆山口かずさ 委員  来年度予算はまだ決まっていませんが、この修繕計画は必要なものなので、私たちも応援しますから、ぜひとも予算確保に向けて取り組みを行ってください。また、入居している方たち生活を守るために、工事の際には細心の注意を払っていただくことを要望して、私の質問を終わります。 ◆ふじわら広昭 委員  私は、四ツ峰トンネル復旧工事関係と、二つ目は、補正予算における道路工事発注について質問をしたいと思います。  最初に、四ツ峰トンネル復旧工事関係ですが、質問の趣旨は、発注スケジュール、そしてまた、入札方法参加資格などについて質問したいと思います。  四ツ峰トンネルは、ご承知のとおり、昨年の7月29日にいわゆるひび割れ、剥離というような状況が出て、1年以上が経過しているわけであります。地元定山渓観光協会や、また、札幌市全体の経済面においても、一日も早い全面開通、本復旧が望まれているところであります。今回、全面復旧に向けた工事費を含む補正予算が提出されているわけでありますけれども、やはり、補正予算審議後、これが本会議で可決以降、速やかに発注して、一日も早い完成を目指すべきだと思うわけであります。  そこで、冒頭に申し上げましたように、最初質問としては、この予算議会で承認を得た後に、復旧工事に向けた発注スケジュールについてどのように予定されているのか、伺います。  次に、二つ目質問でありますが、この入札については、この間もどのような工事をしていくのかということで、この委員会でも議論を深めてきたところです。8月の建設委員会質問した際には、復旧工事一般競争入札で行いたいという説明がありました。また、入札参加資格要件について、トンネル施工実績がある市内業者とする予定であるというようなことでしたが、この予算議会に提案されて、そうしたことが具体的にどのようになっているのか。特に、トンネル施工実績といっても、四ツ峰トンネルのような山岳トンネルまち中の開削トンネル、あるいは、シールドトンネルなど、施工方法とか安全管理の面でトンネルの形態によっては大きく違うと思いますが、そうしたことを含めて、安全性も担保しながらしっかりできるためには、入札方法入札参加条件というのはどのようになっているのか、この2点について最初に伺います。 ◎安部 道路工事担当部長  私から、四ツ峰トンネル復旧工事発注関連についてご回答を申し上げます。  1点目の発注スケジュールについてですが、補正予算の議決をいただいた後、10月中旬以降に入札の公告を行うべく、現在、準備を進めております。この予定で参りますと、11月下旬ころには落札者が決定し、その後、資材の調達、測量等準備を行いまして、年明けから具体的な復旧工事に着手することとしております。  2点目の入札参加資格要件についてでありますが、山岳トンネルにおける復旧工事ということを踏まえまして、新設トンネル標準工法でございますNATM工法による工事またはプレキャスト覆工を伴うトンネルアーチ部補強工事の元請としての施工実績があることを要件としたいと考えております。 ◆ふじわら広昭 委員  わかりました。ぜひ、安全面でも十分に、最善の準備、努力はされていると思いますけれども、今、部長から答弁のあったようなことが具体化されるように望んで、次の質問に移りたいと思います。  次の質問は、補正予算における道路工事発注についてであります。  質問は2点ありますが、発注件数と、A1とかA2とかランクがありますけれども、そのランクについてと、この間、私ども民主党議会の中でも取り上げてまいりました政策入札制度について、この中でどれくらいの件数を見込んでいるのか、質問したいと思います。  ご承知のとおり、厳しい経済状況の中で、地元建設業というのは、今回の経済対策も含めた札幌市の補正予算に大きな期待をしているところだというふうに思うわけであります。そこで、改めて、今回の道路工事発注件数と、どのような建設業ランクの企業に発注されているのか、その件数について伺いたいと思います。  それから、政策入札制度についても、ご承知のとおり、除排雪を担う地元中小業者の疲弊した状況を踏まえますと、これからもこうしたものを少しふやしていく必要があると思うわけでありますけれども、こうした政策入札制度はこの工事においてどのくらいあるのか、あわせて伺いたいと思います。 ◎安部 道路工事担当部長  補正予算における工事発注についてお答え申し上げます。  1点目の補正予算に係る工事発注件数及びランクについてでありますが、私どもといたしましても、地元中小建設業の厳しい経営状況は認識しているところでございます。したがいまして、土木系工事件数としては、今回84件を予定しておりまして、ランクといたしましては、四ツ峰トンネル復旧工事を除いて、すべての工事土木で申しますとA2以下の地元中小建設業発注してまいります。  2点目の補正予算における政策入札発注件数についてでありますが、22年度における土木部所管工事につきましては、2年続きの少雪で厳しい経営環境にさらされている除排雪業者を支援するために、21年度の30件を大きく上回る50件を実施したところでございます。補正予算による工事につきましても、新たに6件を実施してまいります。 ○坂本恭子 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第8号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  異議なしと認め、議案第8号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第17号 市道認定及び変更の件を議題といたします。  理事者から、補足説明を受けます。 ◎木村 総務部長  議案第17号 市道認定及び変更の件につきまして、補足説明をさせていただきます。  このたびは、新たに認定する12路線と既に認定された路線変更する1路線の合わせて13路線をご審議いただくものであります。  まず、新たに認定する12路線については、開発行為によるものが5路線民有地の寄附をいただいた私道を新たに市道認定するものが7路線であります。また、既に認定された路線変更する1路線については、市施工事業により市道新琴似6番線の延長を行うものであります。 ○坂本恭子 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第17号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  異議なしと認め、議案第17号は、可決すべきものと決定いたしました。  最後に、議案第18号 二級河川指定変更についての意見に関する件を議題といたします。  理事者から、補足説明を受けます。 ◎坂倉 計画担当部長  議案第18号 二級河川指定変更についての意見に関する件につきまして、補足説明をさせていただきます。  このたび、北海道知事から西区に位置します西野川にかかわる2級河川指定の区間を変更するに当たりまして、河川法第5条第6項の規定により、札幌市長意見を求められましたので、西野川指定変更の同意についてご審議をいただくものであります。  西野川は、2級河川でありますことから、河川管理者北海道知事であり、上流端の西区西野10条9丁目915番66地先から下流端の中の川への合流点までを平成5年に2級河川指定をしております。この西野川では、河川法第16条の3により、北海道知事にかわり札幌市長平成5年から河川工事を行い、西野地区治水安全度の向上を図るべく事業を進めているところであります。この指定変更を行うことによりまして、事業費の軽減や河川の流水をスムーズに流下させることが可能となりますことから、河川整備促進観点から適切なものであり、また、河川管理上、特に支障がないと認められますことから、これに同意するものであります。 ○坂本恭子 委員長  それでは、質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第18号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○坂本恭子 委員長  異議なしと認め、議案第18号は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午前10時19分...