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札幌市議会
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2010-05-27
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平成22年出資団体改革調査特別委員会−05月27日-記録
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平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
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札幌市議会 2010-05-27
平成22年出資団体改革調査特別委員会−05月27日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
22年
出資団体改革調査特別委員会
−05月27日-
記録平成
22年
出資団体改革調査特別委員会
札幌市議会出資団体改革調査特別委員会記録
平成
22年5月27日(木曜日) ──────────────────────── 開 会 午後1時1分 ○恩村一郎
委員長
ただいまから、
出資団体改革調査特別委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。
平成
22年度の
出資団体改革
の
取り組み
についてを議題とし、
資料
に基づき、
理事者
より
説明
を受けます。 ◎渡邉
改革推進部長
それでは、お手元の
資料
に沿いましてご
説明
させていただきます。 まず初めに、本市の
出資団体数
についてご
説明
させていただきます。 お手元の
資料
1をごらんいただきたいと思います。 こちらは、
札幌
市の
出資団体
の
一覧表
となっておりまして、前回、2月に
出資団体改革調査特別委員会
が開催されました時点では、
出資団体数
は92
団体
でございましたが、現在は、2
団体
減少して90
団体
となっております。 まず、表の左側の
指定団体
につきましては、35
団体
で変更はございません。 次に、表の右側の非
指定団体
についてでございますが、
網かけ
をしております
北海道土地改良事業団体連合会
、それから
北海道建設技術センター
につきましては、いずれも3月に
出資
の
引き揚げ
を行いましたことから、2
団体
減少して、現在は、非
指定団体
としては55
団体
ということでございます。 続きまして、
平成
22年度の
出資団体改革
の
取り組み
につきましてご
説明
させていただきます。 お手元の
資料
2をごらんいただきたいと思います。
平成
22年度の
出資団体改革
の
取り組み
につきましては、
平成
21年2月に策定いたしました
出資団体改革
新
方針
はもちろんのこと、この
委員会
でいただいたご意見なども反映させながら、
平成
21年度末に各
団体
の
所管局
に対して通知いたしました
平成
21年度
札幌
市
出資団体改革推進本部指導事項等
を踏まえて進めてまいります。 それでは、
取り組み
の具体的な
内容
につきまして、
資料
に沿いましてご
説明
させていただきます。 まず、1番目の
アクションプラン
の概要についてでございます。
ただいま申し上げましたとおり、各
所管局
におきましては、
出資団体改革
新
方針
、それから、
改革推進本部指導事項
に基づきまして、
アクションプラン
として
平成
22年度の具体的な
取り組み目標
、
取り組み内容等
を示しているところでございますが、その概略につきましては、大変恐縮ではございますけれども、次の
資料
3、A3判横の表をごらんいただきたいと思います。 こちらの表は、
指定団体ごと
に、
アクションプラン
において掲げられました
平成
22年度の主な
取り組み内容
と
出資団体改革
の主な
項目
に関するこれまでの
取り組み状況
を整理したものでございます。 まず、
資料
の見方のご
説明
ですが、
団体名
の次の列にございます
平成
22年度の主な
取り組み
の欄につきましては、それぞれの
取り組み
の前に記号を付してございます。黒い
ひし形
につきましては新
公益法人制度関連
の
取り組み
を、また、白い
ひし形
につきましては
財政的関与
の
見直し関連
の
取り組み
を、また、黒い四角の記号については
人的関与
の
見直し関連
の
取り組み
をそれぞれ示しておりまして、その他の
取り組み
につきましては
黒ポツ
をつけて表示しているところでございます。 また、その右側にございます主な
項目
の
取り組み状況
でございますが、こちらでは、従来の
出資団体改革プラン
における
取り組み項目
も含めまして、これまでの
出資団体改革
への
取り組み
のうち、主な
項目
として、
団体
の
統廃合
・組織の
あり方検討
、それから、
出資
の
見直し
、
人的関与
の
見直し
、
外部監査
の
活用
、そして
情報公開
の
取り組み
、これらにつきまして、当初設定した
目標
の今年度末時点までの
達成状況
を整理しているものでございます。 こちらの記号の見方でございますが、既に
目標
を
達成
したか、あるいは、
平成
22年度中に
目標達成見込み
のものにつきましては二重丸を、継続的に
取り組み
中のものにつきましては白丸を、これまでの
改革プラン
や新
方針
などにおきまして、
団体
により、具体的な
取り組み項目
の対象として
目標
が設定されていない
事項
については、
対象外
としてバーを記載しているところでございます。 次に、各
項目
の
内容
についてでございますが、
団体個々
の
取り組み
の詳細につきましては
説明
を割愛させていただきますけれども、22年度の主な
取り組み
につきましては、
平成
21年度末の
改革推進本部指導事項等
も踏まえまして、財団におきましては、新
公益法人制度関連
の
取り組み
が本格化していること、
内部留保資金
の
活用
も視野に入れながら
補助金等
の縮減への
取り組み
が行われていること、そのほか、各
団体
の
個別課題
の改善への
取り組み
はもちろんのこと、
市職員派遣
の
引き揚げ
につきましても
取り組み
が着実に進んでいることなどが特徴として挙げられるものと思っております。 また、右側の
出資団体改革
の主な
項目
の
取り組み状況
についてでございますが、まず、
団体
の
統廃合
・組織の
あり方検討
につきましては、
目標
を
達成
したものは4
団体
でございまして、ほかの
団体
につきましても、
あり方
の
検討
や
経営改善
に向けた計画の策定、あるいは、その
具体化
に向けた
取り組み
なども含めまして、既に掲げられている
目標
に従い、継続的に
取り組み
が進んでいるところでございます。また、
出資
の
見直し
につきましては、
改革
新
方針
に基づき、
財団法人
におきまして新たに
検討
が行われまして、21年度中に既に
青少年女性活動協会
で
見直し
が行われましたほか、22年度中には2
団体
において
見直し
が見込まれておりまして、その他の
団体
につきましても、
内部留保資金
の
活用
に関する
検討
などとあわせ、
検討
を進めていくこととしているところでございます。さらに、
人的関与
の
見直し
、
外部監査
の
活用
、
情報公開
の
取り組み
につきましては、
改革プラン
以来、掲げてまいりました
目標
についてすべて
達成済み
でございまして、特に、
人的関与
の
見直し
につきましては、
目標値
を上回る
市派遣職員
の
引き揚げ
も進んでいるところでございます。 ここで、恐縮でございますが、また
資料
2にお戻りいただきまして、大きな2番目の
出資団体評価システム
の
実施
についてご
説明
申し上げます。
出資団体評価システム
のうち、まず、(1)の
出資団体評価シート
の
作成
につきましては、
平成
14年度にこの
システム
を導入して以来、継続的に
実施
しているものでございまして、
平成
22年度につきましても、
シート
の
作成
を通じて
団体所管局
における1次
評価
、
出資団体改革推進本部
における2次
評価
の
実施
を予定してございます。この
シート
におきましては、
団体
の
実施事業
の
状況
や財務の
健全性
などを踏まえた
団体
の
あり方評価
に加え、
主要事業
についても
評価
、検証を行うこととしているものでございます。 また、(2)の
外部評価
の
実施
でございますが、
平成
22年度におきましては、昨年度の本
委員会
でのご
意見等
も踏まえまして、新規の
取り組み項目
として、
出資団体
に関する
外部評価
を
実施
することといたしました。これは、
行政評価
の
特定観点評価
と位置づけて行うものでございまして、
行政評価委員会
におきまして、
出資団体
に着目した
評価
を
実施
いたします。 その目的でございますが、これまでの1次
評価
、2次
評価
に加えまして、
出資団体
に関する
評価
について、行政の外部の専門的な立場からの視点を取り入れることによりまして
透明性
、
客観性
を確保するとともに、
評価
結果を
団体
の自主・
自立性
の向上に向けた
団体経営
の改善の
取り組み
につなげていくこととしてございます。 また、
評価対象
につきましては、
委員会
での議論の熟度を高め、具体的な
取り組み課題等
のご指摘をいただくために、3
団体程度
を選定することとしておりまして、具体的な
対象団体
につきましては第1回目の
委員会
の場で決定する予定でございます。 次に、
委員
の構成ございますが、
行政学
、
経済学
、
会計学等
に精通している
学識経験者
、法律の
実務家
、
財務会計
の
実務家
、
企業経営者
など各分野の
専門家
から4〜5名程度を予定してございます。 続きまして、2
ページ
目をごらんいただきたいのですが、最後に、
資料
2
ページ
目の一番上に書いております
実施内容
でございます。
実施方法
につきましては、
行政評価
の
評価調書
や
出資団体評価シート
、さらには、
団体
の
財務諸表等
の
資料
を
活用
しながら、
所管部局
あるいは
団体
へのヒアリングを行い、
出資団体
にかかわる市の
事業
に関する
事項
、それから
団体
の
経営等
に関する
事項
について一体的な
評価
を行いたいというふうに考えてございます。
評価
の
内容
といたしましては、市の
事業
に関する
事項
としては、市から
団体
に対する
補助金
、
委託料
の支出がある
事業
について、その
必要性
や
効率性
、
有効性
などを
出資団体単位
で
評価
し、さらに、その
内容
を踏まえた上で、
団体
の
経営等
に関する
事項
として
経営
の
健全性
や
効率性
、
自立性
などを点検、
評価
したいというふうに考えているところでございます。 続きまして、(3)の
出資団体評価シートダイジェスト版
、仮称でございますが、こちらの
作成
についてでございます。 これにつきましても、本
委員会
でのご
提言等
も踏まえまして、
平成
22年度に新たに取り組むこととした
事項
でございます。先ほど申し上げましたとおり、
出資団体評価シート
につきましては、継続的に
作成
してきているところでございますが、昨年度にご指摘をいただきましたように、
評価シート
の
内容
についてはボリュームも多いことから、
市民
の方々に対する各
団体
の
経営状況
や
改革
への
取り組み
などについてわかりやすい
情報提供
という
観点
からすると、これらの
内容
について簡潔に表示しているものではなかったという
状況
でございました。そこで、
出資団体
に対する
市民
の理解を高めるために、7月に提出される予定の
平成
22年度の
出資団体評価シート
から、これをもとにして各
団体
の
情報
をコンパクトにまとめた
ダイジェスト版
を
作成
したいというものでございます。 その構成といたしましては、
情報
の
一覧性
に留意いたしまして、
団体ごと
に、A4判の
見開き
2
ページ
の中に、
団体
の概要、
財務状況
、各種の
経営指標
、それから
改革
の
取り組み状況
といった4
項目
に関する主要な
データ
を掲載いたしたいというふうに考えてございます。 また、大変恐縮でございますが、
ダイジェスト版
の冊子の具体的なイメージにつきましては
資料
4として添付しておりますので、そちらをごらんいただきたいと思います。
資料
4を開いていただきますと、
見開き
2
ページ
になっておりまして、
見開き
の左側に、
団体
の
基本情報
であるとか
事業内容
を掲載し、そこでどのような
団体
なのかがわかるようにいたします。また、その下には、
経常損益
であるとか資産の
状況
などの
財務状況
を掲載いたします。また、右側の
ページ
の上段には各種の指標を掲載することで財務の
健全性
であるとか
自立性
について表示いたしますし、最後に、新
方針
の
取り組み状況
であるとか、こちらも、本
委員会
でご意見をいただきました公共・公益的な
取り組み
の
状況
について掲載し、
出資団体改革
に対する
取り組み状況
がわかるようにしていきたいというふうに考えてございます。また、このように主要な
データ等
を掲載することはもちろん、
出資団体
に対する
市民理解
を高めるという
観点
から、
グラフ
を
活用
した表示なども工夫いたしたいというふうに考えているところでございます。 再三で恐縮ですが、また
資料
2にお戻りいただきまして、2
ページ
の最後の大きな3番目、
内部留保資金
の
活用計画
の策定についてでございます。 この
項目
につきましても、本
委員会
でのご
提言
を踏まえて取り組む新規の
項目
でございます。 この計画の策定につきましては、これから各
団体
で取りまとめられます
平成
21年度決算の
内容
を踏まえ、各
財団法人
におきます
内部留保資金
の
状況
を検証して、
事業
の安定的な
実施
のために必要な
運転資金等
を控除した上で、なお
活用
可能な
内部留保資金
を有する
団体
につきましては、この
活用
可能な額を
活用目標額
といたしまして、
平成
26年度までのおおむね5年間で、
出資
の
引き揚げ
や
市民サービス
の拡大に向けた
取り組み
など、具体的な
活用方策
を盛り込むよう
取り組み
を進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○恩村一郎
委員長
それでは、質疑を行います。 ◆宝本英明
委員
私からは、
出資団体改革
の
取り組み状況
についてと
出資団体評価シート
の
ダイジェスト版
について質問させていただきたいと思います。 今、今年度の
出資団体改革
の
取り組み
について
説明
がございました。
内容
的には、従前からの
取り組み
に加えまして、前回、2月の本
委員会
におきまして我が会派からも
提言
させていただいた、本市の
出資団体
に関して
市民
にわかりやすい
情報提供
という趣旨を
具体化
いたしました
出資団体評価シート
の
ダイジェスト版
の
作成
を初め、
委員会
での
提言内容
を踏まえました新しい
取り組み
も幾つか盛り込まれた
内容
となっておりまして、
委員会
での議論の反映という面では一定程度
評価
できるのではないかと考えております。また、今回は、今年度の
アクションプラン
に基づく各
団体
の
取り組み計画等
に関する
資料
も提出されましたが、これまで、各
団体
の
取り組み
がこのように一覧化された
資料
はなかったことからしますと、このような面でもわかりやすい
情報提供
ということが、少しずつですけれども、意識されてきたのかなと思っております。さらに、この
資料
では、
出資団体改革
における主な
取り組み状況
についても、その
進捗度合い
に応じて二重丸や丸などの表記によりわかりやすく記載されております。 実は、これらの
項目
のいずれもが、
平成
15年12月に
市議会
で可決されました
出資団体等
に関する
決議
における
要望項目
に関連した
取り組み
となっておりますが、こうして並べてみますと、
決議
を受けて、その後、市において策定されました
改革プラン
や新
方針
に盛り込まれた
取り組み内容
や、
目標
に対する各
団体
あるいは
項目ごと
の
達成度
がどうなっているかが一目瞭然となっておりまして、特に
人的関与
の
見直し
や
外部監査
の
活用
、
情報公開
の
取り組み
などの
項目
におきましては、
取り組み対象
となっている全
団体
で二重丸となるなど、
決議
を踏まえた
改革
の
取り組み
についても一定程度進んできているのではないかといった印象を受けております。もちろん、
出資団体改革
の
取り組み自体
は、二重丸になったからといってもうこれで十分であるということではなく、より
効率性
や質の向上に向けた
取り組み
が継続されていくべきでありますし、また、丸についても
早期達成
に向けた
取り組み
を進めていく必要があるほか、さらには、今回、具体的な
取り組み内容
や
目標設定
の対象とはならなかったバーの
団体
においても、同様の視点を常に意識して
取り組み
が進められていくべきではないかと思います。 しかし、その一方で、
出資団体改革
に関する
取り組み
について、
項目
によっては所期の
目標水準
の
達成
に至ったものも少なくない
状況
を踏まえると、この辺で、一度、
取り組み項目
の何ができていて、何ができていないのか、主要な
取り組み
の
進捗状況
を検証した上で、今後どのような点に留意していくか、そういったことを整理していくべきではないかと考えております。 そこで、質問でありますが、今日の
取り組み
の
具体化
に向けてのきっかけともなりました
平成
15年の
決議
を可決し、
取り組み
を要望した
市議会
からの立場からすると、
改革
の
取り組み
の検証に当たっては、今回の
資料
では触れられていない
要望項目
である
第三者機関
の設置や、
資金運用
にかかわる指導の充実についても検証が必要であると考えられることや、今回の
記載項目
の中でも
出資
の
見直し
などについては、今年度、これから具体的な
取り組み
が進められることなども踏まえると、これらの進捗のめどについてもある程度補足していく必要があると思います。次回の
委員会
をめどとして、
決議
に基づく要望6
項目全般
の
進捗状況
の検証が可能となるよう、それぞれの
項目
についての具体的な
取り組み内容
、
達成水準等
について総括的な
資料
を
作成
していただき、報告を求めたいと考えておりますが、市の見解はいかがか、伺いたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
市議会決議
の
要望項目
の
進捗状況
について、
総括資料
により報告すべきというご質問でございます。
委員
ご指摘のとおり、近年の
出資団体改革
の
取り組み
につきましては、
平成
15年12月の
市議会
におきます
出資団体等
に関する
決議
の
内容
を踏まえまして、
出資団体改革プラン
あるいは
出資団体改革
新
方針
におきまして、
取り組み内容
や
目標
を掲げ、
取り組み
を進めてきたところでございますが、
資料
にもお示しいたしましたとおり、
取り組み項目
によりましては既に所期の
目標
を
達成済み
という
状況
にございまして、今後に向けた
取り組み課題
を整理する
観点
からも、
関係項目
の
進捗状況
を総括し、検証することは大変有意義であるというふうに考えているところでございます。 このことから、次回の
委員会
に向けまして、各
団体
の
平成
21年度決算の反映も含めて、各
項目
の
取り組み状況
について整理いたしました上でご報告させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆宝本英明
委員
ぜひ整理をして報告をいただきたい、そのように思います。 次に、
出資団体評価シート
の
ダイジェスト版
の
作成
について質問させていただきたいと思います。 前回の
委員会
での
ダイジェスト版
の
作成
に関する
提言
の趣旨は、
市民
の方々に対して
出資団体
の果たす役割や
経営状況
、
効率化
に向けた
改革
の
取り組み状況
などをわかりやすく
情報提供
することにより、
出資団体
や
出資団体改革
の
取り組み
に対する
市民
の理解を高めていこうということでありますが、今回提示された案では、
団体ごと
に
見開き
2
ページ
で構成され、
団体
の
基本情報
、
事業概要
、
財務状況
、
各種経営指標
、そして
改革
の
取り組み状況等
がコンパクトにまとめられており、
提言
の趣旨は
それなり
に反映されているのではないかなと思っております。また、
財務状況
に関しては
経年推移
についての
グラフ
を取り入れたり、
改革
の
取り組み
については
進捗状況
を二重丸や
三角等
であらわすなど、
それなり
に
市民
の方への
わかりやすさ
に配慮した努力の跡は見受けられると思いますが、全体としてはまだ数字の羅列が多いのかな、そういった印象を受けております。特に、
経営指標
などについては、実際にそこに
数値
が並んだときに、その
数値
が果たしていい
数値
なのか、悪い
数値
なのか、まだ改善を要する
数値
なのか、その辺の
評価
を
市民
の方々が見てすぐに判断できるのかなと、そういった気がいたします。 そういうことからいたしますと、特に
経営指標
の
項目
などについては、
市民
も、どういう
状況
にあるのか、比較的関心が高い
項目
であると思われることから、それぞれ個々の
数値ごと
ではないにしても、
健全性
などの
項目単位
での現状の
評価
において、例えば星印などわかりやすい形で表示するなどの工夫が必要ではないかというふうに考えますが、お考えを伺いたいと思います。 それから、個々の
団体
の
取り組み状況
について、このように
一覧性
のある
情報提示
を通じて
市民
に理解してもらうことはもちろん大切でありますが、それとあわせて、特に
改革
の
取り組み状況
などについては、
取り組み
の結果、
出資団体
の数や、財政的あるいは
人的関与
の
状況
など全体の
状況
がどうなっているのか、総括的な
情報
を提供していくことも本市の
出資団体改革
の
取り組み
に対する
市民理解
の形成には有意義でありまして、そのような総括的な
情報
についても掲載すべきであると考えますがいかがか、伺いたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
指標等
に対する
評価
、あるいは、
改革
の
取り組み状況
などの総括的な
情報
の掲載についてでございます。 この
ダイジェスト版
を
作成
いたします趣旨が、本市の
出資団体
や
出資団体改革
の
取り組み
につきまして積極的な
情報提供
を通じた
市民理解
の形成にあることからいたしますと、その目的の
達成
にはやはり
情報内容
の
わかりやすさ
ということが重要であるというふうに考えているところでございます。そういうことからいたしますと、ご
提言
のありました各
団体
個別の
ページ
におきます
経営指標
に対する
評価
の表示でありますとか、
改革
の
取り組み
全体の
進捗状況
などの総括的な
情報
に関する
ページ
の
作成
、掲載ということは、
市民
にわかりやすく
情報
を提供し、理解を深めていただくという
観点
から有意義と思われますことから、前向きに
検討
してまいりたいというふうに考えております。 ◆宝本英明
委員
最後に、要望ですが、前回からずっと
提言
をさせてもらっていますが、本当に
市民
にわかりやすいものをしっかりつくっていき、
市民
としっかり対話をしてこういった
出資団体
の
改革
をしていきたい、そのように考えておりますので、今言われたようなことを早期に実現できるようよろしくお願い申し上げて、質問を終わりたいと思います。 ◆
横山峰子
委員
私からは、まず、市の
財政的関与
の
見直し
について質問させていただきます。 昨年10月の
調査特別委員会
では、
出資団体改革
の
取り組み
の中で、
人的関与
の
見直し
、
指定管理者制度
の導入、その他
財政的関与
の
見直し
による
効果額
が示されておりました。また、今回の
説明
では、
平成
22年度の
アクションプラン
においても、
補助金
や
委託料
の縮減について
取り組み
が進んでいるとのことであります。
資料
を見ますと、確かに
札幌国際プラザ
やさっぽ
ろ産業振興財団
、
札幌芸術文化財団
、さっぽ
ろ健康スポーツ財団
について
補助金
、
委託料
を削減するなどの記載があります。 しかしながら、今回の
資料
では、
出資団体総体
の記載がなく、他
団体
も含めた
補助金
、
委託料
の
削減額
については不明ですし、
団体
に対しても、そもそも幾らの
補助金
や
委託料
の支出があり、それらがどれだけ減少したのかを見なければどのような効果があったのか判断できないかと思います。 そこでまず、質問ですが、
平成
22年度に関しましては
予算ベース
で既に
削減効果額
が出ているはずですので、
出資団体
への
補助金
、
委託料
について、総額で幾らあったものが幾ら減り、削減がどの程度だったのか、21年度から22年度の
予算ベース
で金額、
削減割合
をそれぞれ示していただきたいと思います。 また、削減の主な
内容
についてもあわせて伺います。 ◎村山
財政部長
ご質問の
財政的関与
の件に関してでございます。
出資団体
のうち、
指定団体
に対する
財政的関与
ということで、
予算ベース
で申し上げますと、まず、
補助金
につきましては、21年度の約18億1,000万円から、22年度は約9億9,000万円となっております。額にいたしまして約8億1,000万円、率にいたしますと約45%の減少となっております。 次に、
委託料
につきましては、21年度の約230億4,000万円から、22年度は約224億6,000万円となっておりまして、額にいたしまして約5億8,000万円、率にいたしますと約2.5%の減少となっております。 また、減少の主な
内容
についてでございますけれども、
補助金
におきましては、
札幌国際プラザ
の
財団基金
の
活用
による
見直し
や、
北海道熱供給公社
の
都市再生プロジェクトエネルギーネットワーク構築事業
の終息などがあります。また、
委託料
におきましては、
札幌
市
住宅管理公社
への
市営住宅修繕等
の
発注業務
の減、それから、さっぽ
ろ健康スポーツ財団
に対する
学校開放事業
の
見直し
などを行ったことによるものであります。 ◆
横山峰子
委員
わかりました。 次に、私も、
評価シート
の
ダイジェスト版
について伺います。
ダイジェスト版
については、
団体
の基本的な
情報
、
財務状況
、
出資団体改革
への
取り組み
について掲載していくということですので、確かに、
市民
に対するわかりやすい
情報提供
という点では非常に効果があると思います。
出資団体
の
評価内容
について
説明責任
を果たすという
観点
からは、単に指標や数字を示すだけではなく、
項目
の性質に応じてその
数値
に対して
札幌
市がどのように
評価
、判断していくのかをオープンにしていく必要があると思います。 したがいまして、既に掲載されている
項目
で言えば、先ほど宝本
委員
からも同様の指摘がありましたけれども、
経営
の
健全性
などの指標についての
評価
もあわせて掲載されるべきであるし、特に
出資
の
必要性
や
団体
の
あり方
に関する
評価
などは、
団体
運営の根幹にかかわるものでありながら、これまでの
資料
には指標と数字のみであり、どのようにとらえるべきなのかが明らかにされておりません。これらの
項目
について、
札幌
市がどのように
団体
を位置づけ、
評価
しているのかを第一に示すべきであると考えます。 既に、
出資団体評価シート
においても
団体
の
あり方
に関する
評価
は示されておりますが、
評価シート
は、前回の
委員会
の意見にもありましたように、非常にボリュームがあって膨大で、
市民
が気軽に見るというようなものとは言いがたいと思います。外部に対してわかりやすく表示されないような
評価
というのは、たとえ1次
評価
、2次
評価
と段階を踏んでやっておりましても、何となくわかりにくく、やっぱり身内感覚から抜け切れなくて何か甘くなるような感じもいたしますし、
札幌
市が現在行っている
評価
というのはやはりちょっと
市民
感覚とずれているような気がいたしますので、ご
説明
があったような
外部評価
の
取り組み
は意義のあるものと思います。 そこで、コンパクトな
ダイジェスト版
について、
札幌
市の
評価
や
外部評価
を明確にするためにどのような見せ方といいますか、工夫がなされているのか、お伺いしたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
ダイジェスト版
の
内容
についてのご質問でございます。
数値
、
指標等
にあらわれない
団体
の
あり方
などの
項目
につきまして、
札幌
市の
評価
というものをわかりやすく
情報提供
していくことは、
市民
の理解を形成していく上で確かに重要なものであるというふうに考えてございます。 したがいまして、ご質問にございましたような
出資
の
必要性
、
団体
の
あり方
などに関する
評価
につきましては、今回の
ダイジェスト版
におきましても、各
団体
の個別の
ページ
の中で掲載できるように
検討
してまいりたいというふうに考えてございます。また、よりわかりやすくお示しするために記号等を用いて簡潔に表示するなど、表示方法の工夫につきましてもあわせて
検討
させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆
横山峰子
委員
ダイジェスト版
については、前向きのご答弁だったと理解します。ぜひその方向で進んでいただきたいと思います。 次に、再度、
財政的関与
について伺いたいと思います。 先ほどの答弁で、
補助金
、
委託料
の削減についてある程度の
見直し
が進んでいるということはわかりました。しかし一方で、
指定団体
の
出資
の
見直し
については、
補助金
、
委託料
の
取り組み
と比較すると非常に対照的であり、新
方針
の公表後、1年以上経過する中でわずか1
団体
、500万円の返還のみにとどまっております。
出資
の
見直し
は、先ほど
ダイジェスト版
に関して述べたような
団体
の位置づけや
あり方
にもかかわる重要な問題であり、
補助金
、
委託料
の
見直し
と比較しても早期に着手すべき
取り組み
であると考えます。我が会派では、かねてからスピード感のある対応を求めてきましたが、このような
状況
では、
改革
の
取り組み
は遅々として進んでいないと言わざるを得ません。
資料
では、
アクションプラン
の中で、22年度中に取り組むとしている
団体
が2
団体
、その他の
団体
については
内部留保資金
活用計画
の策定の中で
検討
していくということであります。 そこで、質問ですが、
内部留保資金
活用計画
のうち、
出資
の
見直し
、あるいは
引き揚げ
について、市は今後どのようなスタンスでどのように取り組んでいかれるのか、お伺いしたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
出資
の
見直し
につきましては、
資料
3に記載しております
団体
での着実な
取り組み
を促していくことはもちろんでございますが、その他の
団体
につきましても、
委員
からご質問がございましたとおり、
内部留保資金
活用計画
の策定とあわせて
取り組み
を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 具体的には、各
団体
の
平成
21年度決算が明らかとなる本年7月以降、速やかに、各
財団法人
におきまして、
内部留保資金
の
状況
、あるいは必要最低限の運転資金の精査に着手することとしてございまして、この結果、
運転資金等
を控除してもなお
活用
可能な
内部留保資金
を有することなどによりまして財政的に対応が可能と判断される
団体
につきましては、他の
出資
者への影響の有無等を勘案しながら、
出資
の
引き揚げ
を最優先として取り組んでいくように促してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆福田浩太郎
委員
私からも、質問させていただきますが、大きく2点ほどお伺いしたいと思います。 初めに、
指定団体
への
財政的関与
について、もう少し詳しい点についてお伺いしたいと思います。 今、横山
委員
からも質疑がございましたけれども、市からの
財政的関与
の中には委託費が多く含まれておりまして、また、その一部分については、
団体
において再委託に出しているケースもあるということであります。そもそも委託業務は、第一には
団体
みずからが執行することが大原則であろうと思います。業務の
内容
によっては、再委託に出すことで専門的あるいは効果的な執行が可能となるものもあり得ることは理解いたします。しかし、この場合におきましても、業務が効率的に執行されなければならないということは言うまでもないわけでありまして、また、執行の際に恣意性が入り込むようなことがあってはならないことでございます。したがいまして、
出資団体
の
事業
の執行に際して再委託が行われる場合には、まずは、
団体
において業務執行に関する
透明性
や
効率性
に配慮した適切なルールが定められるとともに、技術進歩などに応じた必要な
見直し
を含め、そのルールが適切に運用、遵守されることが必要不可欠であろうと思います。 しかし、一部では、
札幌
市が過去には随意契約としていたものを
見直し
て、既に入札により執行しているような業務についても、相変わらず随意契約により執行しているような事例もあると聞き及んでおります。このような業務執行を放置することは、
団体
運営の
効率性
を損なう可能性があることはもちろん、恣意性が入り込む余地を拡大することにつながるものではないかというふうに考えるものであります。
資料
では、
行政評価委員会
による
出資団体
評価
についてもご
説明
がありました。
透明性
、
客観性
を高めるという趣旨からしますと、再委託に関する
効率性
の発揮や恣意性の排除の
取り組み状況
をチェックすることも、まさに
評価
の重要なテーマであるべきでしょうし、また、
専門家
による
評価
という手法により、必要なチェックを行うことも十分に可能ではないかというふうに考えるところであります。 そこで、質問でございますが、まず、現在、
札幌
市からの委託業務に関して再委託している額、割合をお示しいただきたいと思います。 また、今回の
外部評価
を行う際の主要な視点の一つとしまして、特に委託業務における再委託について、効率的かつ適切な
事業
執行が行われているかという点を盛り込むべきと考えますがいかがか、お伺いいたします。 ◎渡邉
改革推進部長
出資団体
から再委託をしている額、割合の
状況
についてでございますが、まだ21年度決算額が出ておりませんことから、20年度決算ベースでの数字となりますけれども、指定管理費を含む
委託料
の総額は、およそ226億4,000万円でございます。このうち、
団体
から再委託をされている額は、指定管理業務に伴う修繕や設備の保守点検等に係る再委託なども含めまして、全体で約64億2,600万円、率にして約28.4%となっているところでございます。 次に、
外部評価
での視点に盛り込むべきではないかというご質問でございますが、今回の
外部評価
では、先ほどご
説明
申し上げましたとおり、市の
事業
に関する
事項
と
団体
の運営に関する
事項
の両方を対象にすることとしているところでございます。この再委託に関しても、市の委託
事業
の執行に係る
効率性
でありますとか、
団体
運営の
透明性
の確保の上からも、委託業務の執行
状況
について
専門家
により
評価
をしていただくことは有意義というふうに考えているところでございます。 このことから、
評価
団体
の選定や
評価
を行う際の視点につきましては、最終的には
行政評価委員会
において決定すべきものではございますが、ご指摘の点について、
行政評価委員会
への
情報提供
などを行いながら、
外部評価
の枠組みの中で必要な
評価
が行われるよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆福田浩太郎
委員
ご答弁にもありましたように、
効率性
の発揮、また、恣意性の排除ということから、ぜひお
取り組み
をいただきたいと思います。 続いて、新公益法人制度についてもお伺いしたいと思います。 先ほどのご
説明
では、
平成
22年度に入りまして、
財団法人
におきましては移行への
取り組み
が本格化しつつあるということでありました。法人形態の選択、あるいは、移行する際の定款の
内容
、組織や役員の構成などにつきましては、
団体
自身はもちろんのことでありますけれども、
団体
の主要な設立者であります
札幌
市にとっても、その後の関与の
あり方
等に影響を及ぼす
項目
でありまして、大変重要であると考えております。 例を出しますが、例えば、公益的な
事業
の割合が十分に高くないにもかかわらず、無理をして公益認定を受け、その後、仮に認定の要件を満たせなくなれば、認定は取り消されるとともに、公益目的とみなされた財産についてはほかの
団体
に贈与することとなり、
団体
の存続にも支障を来すことにもなりかねないわけであります。また、前回も述べたように、
団体
の役員構成についても、評議員、理事が適切な人数あるいは人員構成となることが健全な
団体
運営にとって不可欠であることは言うまでもございません。これらのことを考えますと、今後、各
団体
の移行に向けた
取り組み
が本格化するに当たりまして、
札幌
市は
団体
に対して十分に指導性を発揮していくべきであると思っているところでございます。 そこで、お伺いいたしますが、今後、
札幌
市としては移行に関し、各
団体
に対してどのように指導を行っていくのか、お伺いいたします。 ◎渡邉
改革推進部長
新公益法人制度への移行に当たっての指導に関するご質問でございます。 法人形態の変更は、ご指摘のとおり、各
団体
の運営に重要な影響を及ぼす
事項
でございますことから、
団体
の自主性・
自立性
にも配慮しながら、
出資団体改革推進本部
との確認や協議も含めて適切な指導・調整を行っていかなければならないと考えているところでございます。指導・調整の
内容
といたしましては、移行する法人形態が
団体
運営の方向性や
事業内容
に照らして適切であるのか、あるいは、移行する際の定款の案とか組織の
内容
などがこれまでの
出資団体改革
あるいは行財政
改革
の
取り組み
の
内容
とそごを来していないかなどといったことを確認し、必要な範囲での指導・調整を行ってまいりたいというふうに考えてございます。 また、指導・調整を行う具体的な時期といたしましては、
団体
において移行する法人形態など基本的な
方針
を決定する時期と、定款の案など具体的な申請
内容
の案を決定する時期、この二つの時期が想定されるところでございますので、これらの時期におきまして、それぞれタイミングを失することなく、必要な指導・調整を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆福田浩太郎
委員
要望で終わりますけれども、新公益法人制度への対応については
平成
25年11月末までが移行期間となっておりますので、移行する法人形態や定款の
内容
などの
検討
期間を含めますと、それほど時間的な余裕がないというふうに思うわけでありまして、
札幌
市としましても、タイミングを失することなく適切な指導を行うようお願いしたいと思います。 ◆伊藤牧子
委員
私からは、
出資団体
の
外部評価
について簡潔に質問させていただきます。 これまで、
市民
ネットは、
アクションプラン
を実効性のあるものとするためには、PDCAサイクルに基づき、チェック機能が重要であり、また、さらに
出資団体改革
を進めていくためには、外部の専門的な視点による総合的な
評価
の仕組みが必要であるということを求めてきましたので、今回、
外部評価
が
実施
されることにより、
透明性
の高い客観的な
出資団体
評価
が進んでいくのではないかと期待しているところです。
外部評価
の目的は、ここに書かれていますが、
出資団体
の自主・
自立性
の向上に向けた
団体経営
の改善の
取り組み
につなげていくということですから、スピード感を持って
評価
、検証することが重要だと思っております。 しかし、今年度の
評価対象
は3
団体程度
を選定し、
評価
するとしていますが、35ある
出資団体
の中の3
団体
ということでは非常に遅いペースであり、このペースで行くと12年近くかかるのではないかと思われ、スピード感に欠けるのではないかと思います。 そこで、質問ですが、今後、どのようなスケジュールで
出資団体
を
評価
、検証していくのか、お伺いしたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
今後の
外部評価
のスケジュールというお尋ねでございます。 今年度に
評価対象
とする
団体
数といたしましては、先ほどご
説明
させていただいたとおり、3
団体程度
を抽出したいというふうに考えているところでございます。これは、
行政評価委員会
での議論の熟度を高め、また、具体的な
取り組み課題等
のご指摘をいただくためには、これまでの
行政評価委員会
の具体的な
評価
作業を見ますと、やはり、各局へのヒアリングでありますとか、各種の調書の精査等、
評価
には相当な作業量が必要なことに加えまして、今回は
出資団体
と市の
事業
をあわせて取り扱うことで、かなりボリュームの増加もあるだろうということを勘案いたしまして、今年度につきましては3
団体程度
を抽出するということで考えているところでございます。 しかし、次年度以降の
対象団体
数など
評価
の枠組みにつきましては、今年度の
実施
状況
を踏まえて改めて
検討
してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆伊藤牧子
委員
23年度からは今年度の
実施
状況
を
検討
しながら進めていくということですけれども、時代
状況
とか
経営状況
がかなり大きく変化しますし、
市民
のニーズも変わってきますので、ぜひ、スピード感を持った
改革
というか、
取り組み
を進めていただきたいと思います。
外部評価
委員会
においては、市の
補助金
、
委託料
のある
事業
についての
必要性
などや、
出資団体
の
経営等
に関する
事項
をそれぞれの
観点
から
評価
、検証するとしています。35
団体
の多種多様な
事業
について市の施策との整合性や
必要性
、
有効性
を判断するためには、本当に限られた時間の中でやっていかなければならないと思っています。 そこで、質問ですが、このような
評価
を効率的・効果的にしていくため、対象となる
事業
をどのような
観点
からそれぞれ選んでいくのか、お伺いしたいと思います。 ◎渡邉
改革推進部長
評価
対象団体
の選定、あるいは
評価
の視点の設定などにつきましては、やはり、軸となる共通の着眼点を設定し、これに基づいて該当する
団体
を選定するとともに、具体的な
評価
作業に当たりましても、この軸となる着眼点を共通に据えることが必要であろうというふうに考えているところでございます。実際の着眼点の設定につきましては、最終的には、
行政評価委員会
において決定されることとなりますけれども、例えば、市からの
補助金
、
委託料
といった
財政的関与
に着目して
団体
を選定するとした場合には、その選定の着眼点として、例えば、市側の
補助金
や委託の
必要性
、これらの
事業
を
実施
することによる効果などをまず
評価
した上で、担い手である
団体
側におきましても、
事業
を行い得る専門性が十分にあるのか、また、安定した財務
内容
になっているのか、
団体
内部で業務の効率的な執行がなされているのか、さらには、
団体
運営を改善していく上ではどのような
取り組み
が必要かといった点について
評価
していくようなことになるのではないかというふうに考えているところでございます。 ◆伊藤牧子
委員
共通の着眼点として今いろいろなことが言われましたけれども、
委託料
とか
補助金
というのは神戸の問題とかいろいろ出ていますので、ぜひ、その辺も踏まえてやっていただきたいなと思います。 今後、
外部評価
委員会
が
出資団体
の
経営等
、また
事業
の
必要性
、
効率性
などについて
客観性
を持って
評価
、検証していくわけですが、その中には本当に
事業
の縮小、廃止が必要となるものも考えられます。そのことは、
市民
にとってはサービスの縮小と受けとめなければならない場合もあると思います。そのためには、
市民
の理解と納得が得られることが重要ですので、
評価
過程においても
市民
に対して十分な
説明責任
と
情報公開
を行うことを求めて、私の質問を終わります。 ○恩村一郎
委員長
ほかに質疑はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○恩村一郎
委員長
なければ、質疑を終了いたします。 最後に、次回の
委員会
についてですが、6月10日木曜日、本会議終了後に
委員
派遣について協議いたしますので、皆さん、手帳を持参の上、本会議終了後に第二特別
委員会
会議室にご参集ください。 以上で、
委員会
を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午後1時52分...
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47都道府県議会
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